JPH10118621A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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Publication number
JPH10118621A
JPH10118621A JP8273798A JP27379896A JPH10118621A JP H10118621 A JPH10118621 A JP H10118621A JP 8273798 A JP8273798 A JP 8273798A JP 27379896 A JP27379896 A JP 27379896A JP H10118621 A JPH10118621 A JP H10118621A
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JP
Japan
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garbage
stirring
time
garbage disposal
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP8273798A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihito Oba
利人 大羽
Haruji Furuta
東司 古田
Kenshi Kawaguchi
剣士 川口
Seiji Nakamura
誠司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP8273798A priority Critical patent/JPH10118621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミ処理部内の生ゴミから発生する臭気を
効率良く脱臭すること。 【解決手段】 生ゴミを撹拌手段により撹拌しながら発
酵処理する生ゴミ処理部と、同生ゴミ処理部内の生ゴミ
から発生する臭気を脱臭する脱臭部とを具備する生ゴミ
処理装置において、撹拌手段の駆動部を制御部に接続し
て、同制御により撹拌手段による撹拌運転を制御可能と
すると共に、脱臭部にオゾン発生器を設け、同オゾン発
生器を上記制御部に接続して、同オゾン発生器よりオゾ
ンを発生させるオゾン発生運転を制御可能とし、オゾン
発生運転は、撹拌運転を行なっている時間内、若しくは
その近傍時間内で行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ゴミ処理装置の一形態として、
生ゴミ処理槽内に、回転駆動手段に連動連結した撹拌爪
支軸を横架し、同撹拌爪支軸に複数の撹拌爪を取付けた
ものがある。
【0003】そして、かかる生ゴミ処理装置では、生ゴ
ミ処理槽内に発酵促進材と共に生ゴミを投入し、撹拌爪
を回転手段により回転させて、同撹拌爪により生ゴミを
撹拌しながら発酵処理するようにしている。
【0004】また、生ゴミ処理装置には脱臭部を設け
て、同脱臭部により生ゴミ処理槽内の生ゴミから発生し
た臭気を脱臭して排気するようにしており、同脱臭部に
はオゾン脱臭器を取付けて、同オゾン発生器より発生さ
せたオゾンと臭気とを反応させて脱臭するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した生
ゴミ処理装置は、未だ、次のような課題を有している。
【0006】 オゾン発生器を連続させて長時間駆動
させると、ランニングコストが高くなると共に、メンテ
ナンスを頻繁に行なわなければならないという不具合が
ある。
【0007】 上記した生ゴミ処理装置では、一旦、
生ゴミ処理運転を開始すると、生ゴミ処理が完了するま
でに長時間を要し、使用者が、例えば、1〜2日外出し
たい場合には、未処理のまま生ゴミ処理運転を中断させ
なければならないという不具合がある。
【0008】 使用者が、生ゴミ処理運転を開始した
まま、それを忘れて長時間外出した場合には、その間も
生ゴミ処理運転が継続してなされ、無駄なランニングコ
ストが生じるという不具合もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、生
ゴミを撹拌手段により撹拌しながら発酵処理する生ゴミ
処理部と、同生ゴミ処理部内の生ゴミから発生する臭気
を脱臭する脱臭部とを具備する生ゴミ処理装置におい
て、撹拌手段の駆動部を制御部に接続して、同制御によ
り撹拌手段による撹拌運転を制御可能とすると共に、脱
臭部にオゾン発生器を設け、同オゾン発生器を上記制御
部に接続して、同オゾン発生器よりオゾンを発生させる
オゾン発生運転を制御可能とし、オゾン発生運転は、撹
拌運転を行なっている時間内、若しくはその近傍時間内
で行なうようにしたことを特徴とする生ゴミ処理装置を
提供せんとするものである。
【0010】また、本発明は、生ゴミ投入口を開閉する
投入蓋を有し、生ゴミを撹拌手段により撹拌しながら発
酵処理する生ゴミ処理部と、同生ゴミ処理部に取付け
て、生ゴミ処理部内の処理物を加温するヒータと、同ヒ
ータにより加温された処理物の温度を検出する温度セン
サと、上記生ゴミ処理部内の臭気を排出する排気ファン
と、上記温度センサと上記投入蓋の開閉動作を検出する
投入蓋開閉検出センサとを入力側に接続すると共に、上
記撹拌手段と排気ファンの各駆動部とヒータとを出力側
に接続したタイマー内蔵の制御部とを具備し、投入蓋開
閉検出センサにより投入蓋の開閉動作の検出が、短期留
守番設定時間内に検出されなければ、撹拌手段を一定時
間内で間欠的に正逆回転させる撹拌運転を行なうと共
に、ヒータを一定の凍結防止温度に保持し、かつ、排気
ファンを撹拌運転の停止後の一定時間のみ駆動する短期
留守番運転制御を行ない、上記投入蓋の開閉動作の検出
が、上記短期留守番設定時間以降もなされなければ、上
記撹拌運転を繰り返しながらヒータと排気ファンを一定
時間経過毎に一定時間駆動させる長期留守番運転制御を
行なうことにも特徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。
【0012】図1〜図6に示すAは、本発明に係る生ゴ
ミ処理装置であり、同生ゴミ処理装置Aは、ケーシング
1内に、生ゴミを発酵さらには熟成処理する生ゴミ処理
部2と、同生ゴミ処理部2により処理した最終残渣物を
回収する回収部3と、上記生ゴミ処理部2により処理さ
れる生ゴミから発生する臭気を脱臭する脱臭部4とを設
けている。
【0013】ケーシング1は、図1〜図6に示すよう
に、矩形箱型のケーシング本体10の天井部10a に生ゴミ
投入口11を形成し、同生ゴミ投入口11の後側縁部に投入
蓋12の後側縁部を枢支して、同投入蓋12を上下方向に開
閉自在とし、上記ケーシング本体10を左右一対の支持ス
タンド56,56 により支持している。102 は、天井部10a
の左側後部に取付けた電源スイッチである。
【0014】左右一対の支持スタンド56,56 は、図3〜
図6に示すように、前後方向に幅広に形成した脚部56a,
56a と、各脚部56a,56a より上方へ立上げて形成して、
生ゴミ処理部2を支持する支持部56b,56b とを剛性素材
により一体成形すると共に、両支持スタンド56,56 を左
右対称形状に形成している。
【0015】そして、左右一対の支持スタンド56,56 の
脚部56a,56a 間にケーシング本体10の底部10d を横架す
ると共に、左右一対の支持スタンド56,56 の支持部56b,
56b間に横架した生ゴミ処理部2の上端にケーシング本
体10の天井部10a を取付けて、同天井部10a と底部10d
の間において、これらの前端縁間に前壁10b を取付け、
これらの後端縁間に後壁10c を取付け、天井部10a の左
右側縁と左右側の支持スタンド56,56 の下部外側縁との
間にそれぞれ左右側壁10e,10f を取付けている。121 は
後壁取付用ビス、122 は左右側壁取付用ビス、123 は生
ゴミ処理部取付ボルトである。
【0016】ここで、左右側壁10e,10f の上部には、内
方へ凹状の把持部10g,10h を形成している。
【0017】また、前壁10b の下部に処理物排出口13を
形成して、同処理物排出口13より後述する回収トレイ61
を押引き自在に挿入し、完全に挿入した状態にて、回収
トレイ61の前壁61a が処理物排出口13を閉塞して、ケー
シング本体10の前壁10b の一部を形成するようにしてい
る。61b は取手である。
【0018】さらに、図5に示すように、ケ−シング本
体10の底部10d の右側前部には、左右幅方向に細長の複
数の排気孔25を前後方向に間隔を開けて形成し、各排気
孔25の前縁には後下方へ向けて傾斜状のガラリ26を取付
けている。
【0019】このように、本実施例では、左右一対の支
持スタンド56,56 に剛性をもたせて、比較的重量物であ
る生ゴミ処理部2を両支持スタンド56,56 により支持さ
せて、比較的軽量の回収部3と脱臭部4をケーシング本
体10の底部10d 上に載置して支持させることにより、同
ケーシング本体10の軽量化が図れると共に、ケーシング
1の組立て作業の簡易化が図れるようにしている。
【0020】投入蓋12は、図1〜図5に示すように、矩
形板状に形成した蓋本体14の後端左右側部をケーシング
本体10の天井部10a に枢支ピン14a,14a を介して枢支
し、蓋本体14の前端中央部に取手17を取付け、同取手17
に係止用フック17a を連動連設して、同係止用フック17
a を生ゴミ投入口11の前側部に形成したフック受体18に
係止している。19は取手枢支ピン、20はフック係止バネ
である。
【0021】そして、投入蓋12は、図3及び図5にも示
すように、蓋本体14の内面にパッキン21を取付けてい
る。
【0022】図1及び図2に示すように、ケーシング本
体10の天井部10a の左側前部には、投入蓋開閉検出スイ
ッチ15を取付けており、同スイッチ15は、蓋本体14の前
側左部に取付けた磁石14c が接近すると、同磁石14c の
磁力によりスイッチONするようにしている。
【0023】なお、蓋本体14は、中空に形成して、内部
に発泡断熱素材(図示せず)を充填して、断熱性を良好
に確保している。
【0024】生ゴミ処理部2は、図3〜図5に示すよう
に、ケーシング本体10内の上半部に、生ゴミ処理槽30を
配置し、同生ゴミ処理槽30内にて生ゴミを撹拌手段31に
より撹拌しながら発酵さらには熟成処理するようにして
いる。
【0025】生ゴミ処理槽30は、図3〜図5に示すよう
に、ケーシング本体10の天井部10aに形成した生ゴミ投
入口11の左側縁部近傍位置に垂設した左側壁30a と、ケ
ーシング本体10の天井部10a の右側部に垂設した右側壁
30b との前後端縁間に、前後壁30c,30d を架設すると共
に、左右側壁30a,30b の下端縁を下方へ凸状の半円弧状
に形成して、両左右側壁30a,30b の下端周縁間に円弧状
底部30e を架設して形成しており、同生ゴミ処理槽30内
には、生ゴミ投入口11の左側縁部近傍位置に仕切壁30f
を立設することにより、生ゴミ投入口11の直下方位置に
第一処理槽32を形成すると共に、その左側方に第二処理
槽33を隣接させて形成している。
【0026】ここで、第一処理槽32の容積は、第二処理
槽33の容積の略3倍の大きさに形成している。
【0027】このようにして、第一処理槽32内に生ゴミ
を定時的に投入して、大量の生ゴミを発酵さらには熟成
処理することができ、第一処理物は、第二処理槽33内で
さらに熟成処理して最終残渣物とした後、同最終残渣物
を回収部3より定期的に回収して、最終残渣物を堆肥と
して有効利用することができるようにしており、特に、
一般家庭で排出される生ゴミの処理に効果的なものとし
ている。
【0028】なお、第一処理槽32と第二処理槽33の容積
比は、上記した略3:1に限らず適宜設定することがで
きるものであり、例えば、業務用の生ゴミ処理槽30とし
ては,上記容積比を略2:1に設定するのが好ましい。
【0029】そして、図4及び図5に示すように、仕切
壁30f の前側上部位置には、第一処理槽32内で発酵さら
には熟成処理した第一処理物を、第二処理槽33内にオー
バーフローさせるための第1オーバーフロー窓34を形成
し、また、左側壁30a の前側上部位置に、第二処理槽33
内で熟成処理した第二処理物を最終残渣物として後述す
る回収部3内にオーバーフローさせるための第2オーバ
ーフロー窓35を形成しており、両オーバーフロー窓34,3
5,は、左右幅方向に符合させると共に、第1オーバーフ
ロー窓34は第2オーバーフロー窓35よりも一定高さだけ
上方に位置させている。
【0030】しかも、仕切壁30f の第一処理槽32側で、
かつ、第1オーバーフロー窓34の近傍位置に、上下一対
の払い棒90,90 を突設している。
【0031】さらに、第1オーバーフロー窓34の内側縁
部には、流入規制片91を第一処理槽32側へ折り返し状に
突設している。
【0032】このようにして、第一処理槽32内で逆回転
する撹拌爪41,42,43により撹拌される第一処理物は、払
い棒90,90 により払われ、さらに、流入規制片91により
第1オーバーフロー窓34への流入を規制されて、第1オ
ーバーフロー窓34を通して第二処理槽33内に流入するこ
とがなく、第一処理槽32内で確実に処理される。
【0033】また、図3〜図5に示すように、仕切壁30
f の上端縁は、左右側壁30a,30b の上端縁よりも一定幅
だけ下方に位置させて、生ゴミ処理槽30の上部に槽内排
気流路36を形成しており、同槽内排気流路36は、第一処
理槽32の上方と第二処理槽33の上方とを連通させて形
成している。
【0034】生ゴミ処理槽30の円弧状底部30e の下面
には、図4及び図5に示すように、加温手段としての面
状のヒータ37を全面にわたって張設しており、同ヒータ
37は、後述する制御部80により温度調節が行なえるよう
にしている。38は、生ゴミ処理槽30の前後壁30c,30d 及
び円弧状底部30e の全面にわたって張設した断熱材であ
る。
【0035】撹拌手段31は、図3及び図5に示すよう
に、生ゴミ処理槽30の左右側壁30a,30b 及び仕切壁30f
の各中央部に、撹拌爪支軸40を左右幅方向に貫通させ、
前記左右一対の軸支持スタンド56,56 の上部間に同撹拌
爪支軸40を横架し、第一処理槽32内において、撹拌爪支
軸40の左右側部に第1・第2撹拌爪41,42 の基端部を、
側面視にて相互に略180度の位相角をもたせて取付
け、両撹拌爪41,42 の中間位置する撹拌爪支軸40に第3
撹拌爪43の中央部を上記第1・第2撹拌爪41,42 と側面
視にて略90度の位相角をもたせて取付ける一方、第二
処理槽33内において、撹拌爪支軸40に第4撹拌爪44の基
端部を、第1・第2撹拌爪41,42 と側面視にて略90度
の位相角をもたせて取付けている。
【0036】ここで、各撹拌爪41,42,43,44 は、先端部
を外側方へ略直角に折曲させて先端刃41a,42a,43a,43b,
44a を形成しており、これら撹拌爪41,42,43,44 は、同
一回転半径にて、円弧状底部30e の内面に沿って回転す
るようにしている。
【0037】しかも、生ゴミ処理槽30の後壁30d の中途
部には、図3及び図6に示すように、左右幅方向に間隔
を開けて二個の板状の第1・第2受刃45,46 を各撹拌爪
42,43 の回転軌跡と平行させて突設しており、第1受刃
45は第3撹拌爪43の先端刃43b の先端回転軌跡の右側近
傍に配置し、また、第2受刃46は、第3撹拌爪43の先端
刃43a の先端回転軌跡の左側近傍に配置している。
【0038】さらに、各受刃45,46 は、図4及び図5に
示すように、上端幅よりも下端幅を広幅に形成して、下
端に形成される各刃先45a,46a と前端に形成される各刃
先45b,46b とが、各先端刃42a,43a,43b の先端回転軌跡
とそれぞれ側面視にて略直交状態となるように形成し、
各受刃45,46 の中途部に前後方向に伸延するリブ45c,46
c を屈曲させて形成している。
【0039】また、第1受刃45と第2受刃46はそれぞれ
連結板48,49 と平面視L字状に一体成形して、上記後壁
30d に支持板47を介して取付けている。48a,49a はそれ
ぞれは取付ボルトである。
【0040】このようにして、各撹拌爪41,42,43の各先
端刃42a,43a,43b と、これらに近接する各受刃45,46,47
との間で生ゴミを破砕処理することができるようにして
いる。
【0041】この際、各受刃45,46 の刃先45a,46a は、
各先端刃42a,43a,43b の先端回転軌跡と側面視にて略直
交状態となしているために、各先端刃42a,43a,43b が各
刃先45a,46a と側面視にて交差する際に、生ゴミの破砕
を確実に、かつ、効率良く行なうことができる。
【0042】しかも、各先端刃42a,43a,43b の先端回転
規制と側面視にて交差する各受刃45,46 の中途部には、
リブ45c,46c を形成しているために、破砕処理時に各受
刃45,46 に大きな負荷が作用した場合にも、同受刃45,4
6 の強度を確保することができて、破砕処理を確実に、
かつ、効率良く行なうことができる。
【0043】また、上記した撹拌手段31では、各撹拌爪
41,42,43,44 を、回転駆動手段92により正・逆回転駆動
させるようにしており、同回転駆動手段92は、右側の支
持スタンド56の支持部56b に撹拌爪駆動用モータ50を取
付け、同モータ50より出力軸50a を右側方へ突出させ、
同出力軸50a と撹拌爪支軸40の左側端部40a との間に伝
動チェン51をスプロケット52,53 を介して巻回してい
る。55はチェン張り体、55a はチェン張り体取付用ビ
ス、75はモータ回転センサであり、同モータ回転センサ
75により撹拌爪駆動用モータ50の回転数を検出するよう
にしている。
【0044】上記のような構成により、生ゴミ処理部2
では、第一処理槽32内に生ゴミを投入した後、撹拌爪駆
動用モータ50により撹拌爪支軸40に取付けた各撹拌爪4
1,42,43,44 を図5に示す右側面視にて反時計方向に逆
回転させることにより、生ゴミを撹拌しながら破砕処理
し、発酵処理し、さらに、熟成処理することができるよ
うにしている。
【0045】この際、生ゴミの投入を初めて行なう場合
には、好気性菌を種菌として付着させた副資材(例え
ば、オガクズ、ゼオライト、パーライト)を生ゴミと一
緒に投入して、生ゴミの発酵を促進させると共に、破砕
・撹拌される生ゴミがすりつぶされて液状化しないよう
にし、できるだけポーラス状となるようにする。
【0046】その後は、第一処理槽32内に一部滞溜して
いる発酵処理物が副資材に代わって発酵促進機能を果す
ようにしており、生ゴミは一定期間、例えば、1ケ月間
第一処理槽32内に滞溜させて、発酵さらには熟成処理し
て最終残渣物として回収するようにしている。
【0047】そして、第一処理槽32内で処理した第一処
理物は、撹拌駆動用モータ50により各撹拌爪41,42,43,4
4 を図5に示す右側面視にて時計方向に正回転させるこ
とにより、第2撹拌爪42により掻上げられる第一処理物
を第1オーバーフロー窓34を通して第二処理槽33内にオ
ーバーフローさせることができるようにしている。
【0048】この際、第1オーバーフロー窓34と第2オ
ーバーフロー窓35との間に一定高さの高低差をもたせ
て、オーバーフローする第一処理物が、直に第2オーバ
ーフロー窓35を通して回収部3に回収されるショートパ
スを防止することができるようにしている。
【0049】また、第二処理槽33内に移送された第一処
理物は、第4撹拌爪44により撹拌しながら、さらに発酵
させて熟成処理することができるようにしている。従っ
て、かかる第二処理槽33内で発酵されにくい繊維質の植
物も、確実に発酵させて熟成することができる。
【0050】この際、第二処理槽33内では、正回転する
第4撹拌爪44により第二処理物を第2オーバーフロー窓
35を通して回収部3にオーバーフローさせることができ
るようにしている。
【0051】ここで、上記のような発酵処理及び熟成処
理を行なう際には、生ゴミ処理槽30の円弧状底部30e に
張設した面状のヒータ37により同生ゴミ処理槽30を加温
するようにしており、図4に示すように、同生ゴミ処理
槽30の右側壁30b の下部には、温度センサ76と湿度セン
サ77とを第一処理槽32内に突出させて取付け、両センサ
76,77 を後述する制御部80に接続して、同制御部80によ
りヒータ37の温度制御を行なって、所望の温度で発酵・
熟成処理が行なえるようにしている。
【0052】回収部3は、図3、図4、及び、図5に示
すように、ケーシング本体10の左側壁10e と生ゴミ処理
槽30の左側壁30a との間に形成される空間内に配置した
回収用樋60と、同回収用樋60の下端部60b の直下方位置
に配置して、回収した最終残渣物を収容する回収トレイ
61と、同回収トレイ61の重量を検出する重量検出手段96
と、同重量検出手段96からの検出結果にもとづいて回収
トレイ61内の最終残渣物の排出時期を報知する報知手段
(図示せず)とから構成している。
【0053】そして、回収用樋60は、図3、図4、及
び、図5に示すように、生ゴミ処理槽30の左側壁30a に
形成した第2オーバーフロー窓35に上端部60a を連通さ
せて取付け、同左側壁30a に沿わせて内側下方へ向けて
伸延させて、生ゴミ処理槽30の円弧状底部30e 位置より
下端部60b を右側下方へ向けて突出させている。
【0054】回収トレイ61は、図3、図4、及び、図5
に示すように、前後方向に伸延する横長矩形箱状に形成
して、回収用樋60の下端部60b の直下方に位置するケー
シング本体10の底部10d 上に載置している。
【0055】しかも、回収トレイ61は、ケーシング本体
10の底部10d に横架した枢軸10k に、底面前部に垂設し
た枢支片61c,61c を回動自在に枢支可能に嵌合してい
る。
【0056】そして、図4に示すように、回収トレイ61
の後端下部には上方へ凸状の凹部61d を形成する一方、
ケーシング本体10の底部10d にトレイ支持ピン96a を上
下摺動自在に挿通すると共に、同トレイ支持ピン96a を
スプリング96c により上方へ押圧付勢して、同トレイ支
持ピン96a の上端を上記凹部61d の天井壁61e に当接さ
せて、回収トレイ61を略水平に保持し、同回収トレイ61
内に最終残渣物が収容されて、同回収トレイ61の重量が
増大するにしたがって、枢軸10k を中心に後部側がスプ
リング96c の弾性付勢力に抗して下降動作するようにし
ている。
【0057】また、ケーシング本体10の底部10d には排
出時期検出センサ96b を取付けており、同排出時期検出
センサ96b は、図4に示すように、回収トレイ61の凹部
61dに、上方へ凸状の磁石収容凹部61f を形成し、同磁
石収容凹部61f 内に磁石96dを収容する一方、同磁石96d
の直下方に位置する底部10d の部分に下方凸状のスイ
ッチ収容部10m を形成し、同スイッチ収容部10m 内に近
接スイッチ96e を収容して、あらかじめ設定した回収ト
レイ61の下降制限位置まで回収トレイ61が下降すると、
近接した磁石96d の磁力により近接スイッチ96e がスイ
ッチONするようにしている。
【0058】なお、排出時期検出センサ96b の取付け位
置はこれに限られるものではなく、適宜任意の位置に取
付けることができる。
【0059】報知手段は、排出時期を報知する排出表示
ランプ85(図8参照)を近接スイッチ96e に接続して、
同近接スイッチ96e がスイッチONすると、点灯するよ
うにしている。
【0060】このようにして、回収トレイ61内に回収さ
れた最終残渣物の重量にもとづいて適正な報知を排出表
示ランプ85を点灯させて行なうことができるために、使
用者は、同排出表示ランプ85を視認することにより、効
率良く最終残渣物の排出作業を行なうことができる。
【0061】そして、かかる回収トレイ61は、取手61b
を介して手前に引出すことにより、容易に取出すことが
できるようにしている。
【0062】なお、報知手段としては、別途、ブザー等
の音を発するものを使用することもできる。
【0063】また、本実施例では図示していないが、ケ
ーシング本体10の底部10d に、トレイ収納検出スイッチ
16を取付ける一方、回収トレイ61の底部に磁石を取付け
て、回収トレイ61をケーシング本体10の底部10d 上に確
実に収納・載置した状態にて、上記磁石の磁力により上
記トレイ収納検出スイッチ16がスイッチONするように
している。
【0064】脱臭部4は、図4〜図7に示すように、生
ゴミ処理槽30に臭気案内ダクト68の基端68a を連通連設
し、同臭気案内ダクト68の基端部に脱臭器65を取付ける
と共に、中途部にサイクロン機構67を設け、かつ、先端
部68b に排気ファン66と触媒69とを取付けている。
【0065】臭気案内ダクト68は、図6に示すように、
生ゴミ処理槽30の後壁30d の上部に開口した臭気吸入窓
73に基端68a を連通連設し、先端側を右側下方へ伸延さ
せると共に、断面積を漸次縮小させて、ケーシング本体
10の左側壁10e に沿わせて直下方へ伸延させ、回収トレ
イ61の直後方位置にて左側方へ屈曲させてサイクロン機
構67を設け、同サイクロン機構67より上方へ立上げると
共に、左側方へ屈曲させ、さらに、下方へ屈曲させて底
部10d 近傍まで伸延させ、そして、同底部10dに沿わ
せて回収トレイ61の側方を前方へ向けて伸延させて、
同底部10d の前部に形成した前記排気孔25に先端部68b
を連通連設して、外部と生ゴミ処理槽30とを連通させて
いる。73a は、臭気吸入窓73に張設した網体である。
【0066】このように、臭気案内ダクト68は、ケーシ
ング本体10の背面側において、上方より下方へ向けて伸
延させると共に、中途部をケーシング本体10の左右幅を
有効に利用して屈曲させ、かつ、先端部68b をケーシン
グ本体10の前後幅を有効利用して後方より前方へ底部10
d に沿わせて伸延させ、同底部10d の前部に形成した排
気孔25に連通連設しているために、同臭気案内ダクト68
内に形成される排気流路に屈曲路が形成されて、同排気
流路を可及的に長く形成することができ、後述する脱臭
のための反応時間を長くすることができ、しかも、底部
10d より外部へ排出するために、万一、排気中に臭気が
残っていても使用者にわかりにくい。
【0067】脱臭器65は、図4及び図6に示すように、
臭気案内ダクト68の基端部に取付けており、同脱臭器65
と対向するケーシング本体10の後壁10c には蓋体65a を
着脱自在に取付けて、同蓋体65a を取外すことにより脱
臭器65のメンテナンス等が楽に行なえるようにしてい
る。
【0068】この際、脱臭器65は、高位置に配置してい
るために、メンテナンス等を楽な姿勢で行なうことがで
きる。
【0069】そして、本実施例では、脱臭器65としてオ
ゾン発生器を使用しており、同オゾン発生器は、外気を
取込んで、その外気中の酸素を放電によりオゾンに変化
させるようにしている。
【0070】このようにして、臭気吸入窓73より吸入し
た直後の臭気と、オゾン発生器より発生させたオゾンと
を排気流路の上流側にて接触させて、下流側に配置した
触媒69を通して外部へ排出されるまでの間に脱臭反応さ
せるようにしている。
【0071】この際、外気の取込み口を排気流路の下流
端から離れた上流側で、かつ、高位置に配置できるため
に、常時新鮮な外気を取込むことができる。
【0072】サイクロン機構67は、図4〜図6に示すよ
うに、上下方向に伸延して、下半部をロート状に形成し
た外側ケース67a と、同外側ケース67a の天井壁67b の
中央部に形成した連通孔67c の周縁より下方へ伸延させ
て形成した筒状の内側ケース67d とを具備している。
【0073】そして、外側ケース67a の上部に臭気案内
ダクト68の中途部を連通連設すると共に、同中途部に形
成される臭気流入口68c が内側ケース67d の周面の接線
方向を向くようにしており、同臭気流入口68c の開口面
積よりも、外側ケース67a と内側ケース67d との間に形
成される筒状空間67e の断面積を大きく形成している。
【0074】このようにして、臭気案内ダクト68内を流
動する臭気は、臭気流入口68c よりサイクロン機構67内
に流入し、筒状空間67e 内を螺旋状に旋回しながら下降
し、内側ケース67d の下端開口部より同内側ケース67d
内に流入して、同内側ケース67d 内を上昇し、連通孔67
c より臭気案内ダクト68の下流側へ流動するようにして
いる。
【0075】この際、サイクロン機構67は、臭気中の粉
塵等を選別して、粉塵等を下方へ流下させ、同粉塵等が
除去されたきれいな空気となして下流側へ流動させるよ
うにしている。
【0076】従って、排気流路の下流側に配置した触媒
69に粉塵等が入って目詰まりを起こすという不具合の発
生を防止することができる。
【0077】また、サイクロン機構67は、生ゴミ処理槽
30との干渉を回避すべく前低後高の傾斜姿勢にて、左右
一対の支柱67j,67j により支持させている。
【0078】ここで、サイクロン機構67の下端には排塵
口67f を形成しており、同排塵口67f の周縁には筒状で
軸線方向に伸縮自在の案内体67g を取付け、同案内体67
g を介して排塵口67f を排塵口開閉体67h により開閉自
在としている。
【0079】そして、排塵口開閉体67h は、排塵口67f
を直交状態に閉塞すべく上面67k を前高後低の傾斜面と
なし、後端に排塵回収受皿67m を一体成形し、同排塵回
収受皿67m の前壁に取付用突片67n を一体成形してい
る。
【0080】しかも、取付用突片67n は、回収トレイ61
の後壁に形成した取付用溝部61g に着脱自在に嵌合可能
としている。
【0081】このようにして、回収トレイ61に排塵口開
閉体67h を着脱自在に取付けて、回収トレイ61を確実に
収容した状態では、排塵口開閉体67h の上面67k が排塵
口67f を案内体67g を介して閉塞し、サイクロン機構67
内で選別された粉塵等は、上記上面67k 上に滞留するよ
うにしている。
【0082】そして、回収トレイ61を引出すと、同回収
トレイ61と一体的に排塵口開閉体67h が前方へ移動し
て、同排塵口開閉体67h により閉塞されていた排塵口67
f が開放されると共に、同排塵口67f の直下方へ排塵口
開閉体67h と一体成形した排塵回収受皿67m が移動し
て、排塵口67f を通して排出される排塵を排塵回収受皿
67m が受けるようにしている。
【0083】この際、排塵口開閉体67h の上面67k は、
排塵回収受皿67m 側へ下り傾斜状となしているために、
同上面67k 上の排塵はスムーズに排塵回収受皿67m 内に
流下して回収される。
【0084】しかも、回収トレイ61が最終残渣物の重量
変化により下降動作した場合にも、案内体67g が伸長し
て、排塵口67f の閉塞状態を確保できる。
【0085】従って、回収トレイ61を引出した際には、
排塵回収受皿67m 内に排塵を回収した状態で、同排塵回
収受皿67m も一緒に取出すことができる。
【0086】そして、同排塵回収受皿67m は、回収トレ
イ61より取外して、回収した排塵を楽に廃棄することが
できる。
【0087】ここで、回収トレイ61が引出された場合に
は、同回収トレイ61の引出し動作を図示しない引出し動
作検出センサにより検出して、後述する制御部80を介し
て排気ファン66を停止させるようにしている。
【0088】このようにして、排気流路中の排風により
回収トレイ61内の最終残渣物が飛散されないようにして
いる。
【0089】排気ファン66は、図5〜図7に示すよう
に、排気流路の下流側部で、かつ、触媒69の直上流側位
置に配置している。
【0090】触媒69は、図5〜図7に示すように、排気
ファン66の直下流側に配置すると共に、ケーシング本体
10の底部10d の前部に下方よりカセット式に着脱してメ
ンテナンスが楽に行なえるようにしている。
【0091】また、上記した触媒69は、オゾンを酸素に
還元すると共に、残存する臭気物質を取除くものを使用
している。
【0092】このようにして、排気ファン66を回転させ
て、排気流路内の空気を排出することにより、生ゴミ処
理槽30内に発生した臭気を、臭気吸入窓73→臭気案内ダ
クト68→サイクロン機構67内に案内する。
【0093】この際、臭気案内ダクト68内を流下する臭
気は、臭気吸入窓73より流入した直後に、オゾン発生器
より発生したオゾンを途中で取込んで漸次流速を増大さ
せ、サイクロン機構67内に流入したとたんに流速が減速
されて、臭気とオゾンを取込んだ外気とがサイクロン機
構67内で拡散して希釈化されると共に、オゾンにより臭
気は脱臭され、さらに、粉塵等が選別されて、きれいな
排気のみが、内側ケース67d →臭気案内ダクト68の下流
側部→触媒69→排気孔25を通して外部へ排出される。
【0094】そして、排気は、オゾンを酸素に還元する
と共に、残存臭気物質を取除く触媒69を通って流出され
るために、オゾンが外部へ排出されるのを確実に防止す
ることができる。
【0095】また、サイクロン機構67内に流入した粉塵
等は、臭気が減速・拡散することにより、静かに外側ケ
ース67a 内を落下し、同外側ケース67a の下部に溜る。
【0096】従って、粉塵等が排気と一緒に外部へ放出
されるのを確実に防止することができる。
【0097】また、万一、触媒69が粉塵等により目詰ま
りを生じた場合にも、排気ファン66を触媒69の下流側に
配置しているために、同排気ファン66により吸引された
排気は、臭気案内ダクト68の接続部等に形成された間隙
より排出させることができて、ケーシング本体10内に結
露が生じるのを防止することができ、生ゴミ処理槽30内
で微生物を繁殖させるための湿度を一定に保つことがで
きる。
【0098】ケーシング本体10内には、後カバー検出ス
イッチ99(図8参照)としての近接スイッチを取付ける
一方、後カバー検出スイッチ99と対向する後カバーとし
ての後壁10c の下部に磁石(図示せず)を取付けて、同
磁石が後カバー検出スイッチ99に近接状態では、同スイ
ッチ99はスイッチOFF 状態を保持し、同スイッチ99がO
Nした場合には、制御部80を介して脱臭器65の作動を停
止させるようにしている。
【0099】制御部80は、図6に示すように、臭気案内
ダクト68の中途部に形成した屈曲部に配置すると共に、
受刃45,46 を支持する支持板47に一体成形したブラケッ
ト47a,47b を介して生ゴミ処理槽30の後壁30d に取付け
ている。
【0100】このようにして、ケーシング本体10内のデ
ッドスペースを有効利用すると共に、制御部80の防水性
を良好に確保している。
【0101】そして、制御部80は、図8に示すように、
入力側に、投入蓋開閉検出スイッチ15と、トレイ収納検
出スイッチ16と、モータ回転センサ75と、温度センサ76
と、湿度センサ77と、排出時期検出センサ96b と、後カ
バー検出スイッチ99と、モード切替スイッチ101 と、電
源スイッチ102 とを接続する一方、出力側に、ヒータ37
と、撹拌爪駆動用モータ50と、脱臭器65と、排気ファン
駆動用モータ81と、電源投入表示ランプ82と、標準モー
ド表示ランプ83と、パワーアップモード表示ランプ84
と、排出表示ランプ85と、異常表示ランプ86とを接続し
ており、タイマーTを内蔵している。
【0102】ここで、電源投入表示ランプ82は、電源に
コンセントが接続された時に点灯し、また、標準モード
表示ランプ83は、モード切替スイッチ101 により標準モ
ードを設定している時に点灯し、また、パワーアップモ
ード表示ランプ84は、モード切替スイッチ101 によりパ
ワーアップモードが設定された時に点灯し、また、排出
表示ランプ85は、回収トレイ61内の熟成処理物である最
終残渣物の排出時期を排出時期検出センサ96b が検出し
た時に点滅するようにしている。
【0103】そして、かかる制御部80では、以下の制御
が行なえるようにしており、各制御及び制御タイミング
を、図9〜図14を参照しながら説明する。
【0104】〔初期状態〕電源にコンセントが接続さ
れ、電源スイッチ102 が「入」になり、電源が供給され
ると、電源投入表示ランプ82が点滅する。標準モード表
示ランプ83が点灯し、その他の出力は停止する。
【0105】〔破砕運転制御〕破砕運転では、図9に示
すように、投入蓋12が閉塞状態から開放状態にされると
撹拌爪駆動用モータ50を直ちに停止し、排気ファン66を
駆動させる。
【0106】そして、ヒータ37は、投入蓋12が開放され
る直前のモードを継続する。ただし、初期状態から始ま
った場合には、排気ファン66は駆動させない。
【0107】投入蓋12が開放状態から閉塞状態になる
か、又は、電源供給後5分間経過すると、直ちに破砕運
転が開始される。
【0108】破砕運転は、撹拌爪駆動用モータ50を59
分49秒間逆転させた後、5秒間停止させ、続いて、6
秒間正転させる。
【0109】この際、ヒータ37は常時作動停止させ、排
気ファン66は常時作動させる。
【0110】また、投入蓋12が開放状態から閉塞状態に
されて破砕運転が開始された時は、破砕運転開始から2
1時間までは、投入蓋12が閉塞状態→開放状態→閉塞状
態にされても、破砕運転を始めから開始せずに、投入蓋
12が開放される直前の制御を継続する。そして、21時
間経過以降は、破砕運転を始めから開始する。
【0111】従って、撹拌運転開始から21時間は一連
の撹拌運転の形態が実行されて、確実かつ効率の良い生
ゴミ処理が行なえる。
【0112】〔第一発酵運転制御〕第一発酵運転は、図
9及び図11に示すように、1度目と3度目の破砕運転
が終了後に開始されるものであり、撹拌爪駆動用モータ
50を、44分49秒間停止させた後、15分間逆転さ
せ、5秒間停止させて、6秒間正転させる。かかる動作
を9回繰返す。
【0113】この際、ヒータ37は、温度センサ76がT1
℃以下になると作動し、T2℃以上になると作動停止す
る。ただし、撹拌爪駆動用モータ50が駆動中はヒータ37
を作動停止させ、また、排気ファン66は常時作動させ
る。ここで、T1、T2の温度は、表1に示す通りであ
る。
【0114】
【表1】
【0115】〔第二発酵運転制御〕第二発酵運転は、図
10に示すように、2度目の破砕運転が終了後に開始さ
れるものであり、撹拌爪駆動用モータ50を、44分49
秒間停止させた後、15分間逆転させ、5秒間停止さ
せ、6秒間正転させる。かかる動作を6回繰返す。
【0116】この際、ヒータ37は、温度センサ76がT1
℃以下になると作動し、T2℃以上になると作動停止す
る。ただし、撹拌爪駆動用モータ50が駆動中はヒータ37
を作動停止させ、また、排気ファン66は常時作動させ
る。
【0117】〔オーバーフロー運転制御〕オーバーフロ
ー運転は、図10に示すように、第二発酵運転が終了後
に開始されるものであり、撹拌爪駆動用モータ50を、4
9分44秒間停止させた後、2分30秒間正転させ、5
秒間停止させ、7分30秒間逆転させ、5秒間停止さた
後、6秒間正転させる。かかる動作を3回繰返す。
【0118】この際、ヒータ37は、温度センサ76がT1
℃以下になると作動し、T2℃以上になると作動停止す
る。ただし、撹拌爪駆動用モータ50が駆動中はヒータ37
を作動停止させ、また、排気ファン66は常時作動させ
る。
【0119】〔熟成運転制御〕熟成運転は、図9及び図
10に示すように、第一発酵運転又はオーバーフロー運
転が終了後に開始されるものであり、撹拌爪駆動用モー
タ50を、49分49秒間停止させた後、10分間逆転さ
せ、5秒間停止させ、6秒間正転させた後、1時間停止
する。
【0120】この際、ヒータ37は、温度センサ76がT1
℃以下になると作動させ、T2℃以上になると作動停止
させる。ただし、撹拌爪駆動用モータ50が駆動中は、ヒ
ータ37と排気ファン66を作動停止させることにより、二
酸化炭素の濃度を増大させて、熟成を促進する。
【0121】そして、熟成運転の後半1時間は、後述す
る湿度制御を実行する。
【0122】ここで、本実施例では、図9及び図10に
示すように、24時間を1サイクルとして、前半の12
時間は破砕運転→第一発酵運転→熟成運転の順序で処理
を行ない、後半の12時間は、破砕運転→第二発酵運転
→オーバーフロー運転→熟成運転の順序で処理を行なう
ようにしている。
【0123】このようにして、制御開始初期の12時間
内は、第一処理槽32内での生ゴミの発酵処理を比較的長
い時間行なうことができて、その後の制御後期の12時
間内にオーバーフロー運転を行なって、第一処理槽32内
の処理物の多くを第二処理槽33内にオーバーフローさせ
ることができるために、生ゴミが複数回にわたって第一
処理槽32内に投入された場合にも、充分に発酵処理する
ことができる。
【0124】〔温度制御〕温度制御は、温度センサ76に
よる温度検出結果にもとづいて、制御部80によるヒータ
37の温度制御を、表1に示すように、45℃〜50℃の
温度範囲内で行なう標準モードと、同標準モードの温度
範囲よりも高温度範囲である60℃〜65℃の温度範囲
内で行なうパワーアップモードとに、モード切替スイッ
チ101 の操作により選択的に変更可能としたものであ
る。
【0125】この際、選択されたモード表示ランプが点
灯し、撹拌爪駆動用モータ50と排気ファン66の駆動は変
更しない。ただし、パワーアップモードは、24時間経
過すると標準モードにもどるようにしている。また、後
述する留守番モードになると留守番モードの温度設定に
なる。
【0126】このようにして、生ゴミの投入量が多い場
合や、生ゴミの水気が多い場合には、標準モードからパ
ワーアップモードに変更することにより、生ゴミを効率
良く発酵・熟成処理することができるようにしている。
【0127】〔湿度制御〕湿度制御は、熟成運転時に、
湿度センサ77による湿度検出結果にもとづいて、制御部
80によるヒータ37の温度制御の温度範囲を、表2のよう
に変更する制御である。
【0128】
【表2】
【0129】そして、かかる湿度制御は、図12に示す
ように、撹拌爪駆動用モータ50の逆転時に、湿度センサ
77により5分毎の2回だけ湿度を検出して、その検出値
の平均をとり、熟成運転の後半の1時間だけ実行する。
【0130】この際、モード切替スイッチ101 が押され
ると、モード表示ランプは変更するが、温度は変更され
ず、熟成運転が終了した際に、表示されたモードの温度
で温度制御する。
【0131】このようにして、処理物の湿度に応じた適
正な温度にて効率良く発酵・熟成処理を行ない、ヒータ
37のランニングコストを低下させて、電力を有効利用す
ることができるようにしている。
【0132】〔排出制御〕排出制御は、図13に示すよ
うに、トレイ収納検出スイッチ16のON,OFFに係わ
らず、排出時期検出センサ96b が5秒以上連続してON
すると、排出表示ランプ85を点滅させるものであり、同
排出表示ランプ85の点滅は、排出時期検出センサ96b が
5秒以上連続してOFFするか、トレイ収納検出スイッ
チ16がOFF→ONすると解除され、同トレイ収納検出
スイッチ16がONすると直ちに前の状態を継続する。
【0133】この際、トレイ収納検出スイッチ16がON
→OFFになると、撹拌爪駆動用モータ50は直ちに停止
するが、ヒータ37は作動停止しない。
【0134】〔撹拌モータ過負荷制御〕撹拌モータ過負
荷制御は、図14に示すように、撹拌爪駆動用モータ50
の駆動開始の1秒後から500ms 毎にモータ回転センサ75
のパルスをカウントし、同モータ回転センサ75のパルス
が7パルス/秒以下になると、撹拌爪駆動用モータ50を
停止させる。停止5秒後に撹拌爪駆動用モータ50を停止
以前の回転と逆方向に20秒間駆動する。逆転後、5秒
間停止させて、過負荷以前の動作を継続する。かかる動
作を3回繰返してなおも過負荷の場合は、撹拌爪駆動用
モータ50を停止し、5秒後に逆方向に20秒間駆動させ
て、異常表示ランプ86を点滅させる。
【0135】かかる状態は、電源「切」でも記憶され、
後述するテストモードでリセットされる。ただし、ヒー
タ37は過負荷制御する前の状態を維持する。
【0136】〔脱臭制御〕脱臭制御は、オゾン発生器よ
りオゾンを発生させるオゾン発生運転を、図9に示すよ
うに、撹拌爪駆動用モータ50を駆動させて各撹拌爪を回
転させる撹拌運転を行なっている時間内だけ行なうもの
である。
【0137】そして、後カバーとしての後壁10c が取外
されて、後カバー検出スイッチ99がONすると、直ちに
撹拌爪駆動用モータ50とヒータ37と排気ファン66と脱臭
器65とを停止させるようにしている。
【0138】また、オゾン発生運転は、図15に示すよ
うに、撹拌運転の近傍時間、例えば、撹拌運転の開始直
後から撹拌運転の終了直後までの時間内だけ行なうこと
もできる。
【0139】このようにして、撹拌運転が行なわれて臭
気が強い時にオゾン発生運転によりオゾンを発生させる
ことにより、効率良く脱臭を行なうことができ、オゾン
発生器のランニングコストに無駄が生じるのを防止し、
同オゾン発生器のメンテナンスの頻度も少なくすること
ができるようにしている。
【0140】〔留守番運転制御〕留守番運転は、図11
に示すように、投入蓋12が36時間開閉されない場合に
は、あらかじめ設定した短期留守番設定時間である60
時間内は、ヒータ37を、温度センサ76が2℃以下を検出
すると作動させ、7℃以上を検出すると作動停止させ、
撹拌爪駆動用モータ50を、2時間47分49秒停止させ
た後、6分間逆転させ、5秒間停止させて、6秒間正転
させ、排気ファン66を、撹拌爪駆動用モータ50の駆動停
止後、6分間作動させ、それ以外は作動停止させるとい
う動作を繰り返す短期留守番運転を行ない、この60時
間が経過した後も投入蓋12が開閉されなければ、上記撹
拌運転を繰り返しながら、ヒータ37と排気ファン66とを
30時間〜120時間毎に1秒間〜5分間作動させる長
期留守番運転を行なうものである。
【0141】このようにして、短期留守番設定時間内
は、撹拌運転により生ゴミ処理が継続されると共に、処
理物の凍結防止がなされる短期留守番運転が行なわれ、
それ以降は、撹拌運転による生ゴミ処理は継続される
が、ヒータ37と排気ファン66とを定期的に駆動させるだ
けの長期留守番運転が行なわれて、生ゴミ処理を継続し
たままランニングコストに無駄が生じるのを可及的に防
止することができるようにしている。
【0142】この際、標準モード表示ランプ83は留守番
運転を開始した時から点滅を継続し、モード切替スイッ
チ101 による表示ランプの切替えは行なうが、温度は変
更しないようにしている。
【0143】そして、留守番運転制御から通常の制御に
復帰すると、表示されたモードの温度で制御するように
している。
【0144】また、投入蓋12が開閉されると、直ちに留
守番運転を中止し、破砕運転から実行するようにしてい
る。電源スイッチ102 が「切」から「入」に切替えられ
るか、又は、後述するテストモードで留守番運転を中止
するようにしている。
【0145】〔テストモード〕テストモードは、全ての
制御に優先し、トレイ収納検出スイッチ16がONで、モ
ード切替スイッチ101 がONの状態で、投入蓋12が
「開」→「閉」→「開」に操作された時に以下の動作を
行なって、動作後に全てのメモリーをクリヤーにして、
初期状態に戻る。
【0146】 撹拌爪駆動用モータ50は、正転5秒→
停止5秒→逆転5秒→停止し、初期状態となる。
【0147】 電源投入表示ランプ82と排出表示ラン
プ85と異常表示ランプ86は、撹拌爪駆動用モータ50が駆
動中は点滅する。
【0148】 排気ファン66は、撹拌爪駆動用モータ
50が駆動中は作動する。
【0149】〔温度センサ異常〕ヒータ37を作動させて
1分経過後、温度センサ76が0℃以下又は70℃以上を
2秒間継続して検出した場合には、温度センサ76の異常
と判断して、異常表示ランプ86を点滅させて、ヒータ37
の作動を停止させる。
【0150】この際、撹拌爪駆動用モータ50と排気ファ
ン66の制御は続ける。
【0151】かかる状態は、電源を「切」にするか、テ
ストモードでリセットされる。
【0152】〔ヒータ異常〕熟成運転中(2時間)に、
ヒータ37が作動しているにもかかわらず、温度センサ76
がT1℃以上に1度もならない場合には、ヒータ37の異
常と判断して、異常表示ランプ86を点滅させて、ヒータ
37の作動を停止させる。
【0153】かかる状態は、電源を「切」にするか、テ
ストモードでリセットされる。
【0154】なお、上記した制御の説明において、時間
や温度や回数等について具体的数値を記載しているが、
これらはあくまで、好ましい数値の具体例であり、何ら
これらの数値に限られるものではない。
【0155】図16及び図17は、他の実施例としての
サイクロン機構67を示しており、同サイクロン機構67
は、外側ケース67a を上半部ケース67r と下半部ケース
67s とに分割して形成すると共に、上半部ケース67r の
下端部外周面に雄ネジ部67t を形成する一方、下半部ケ
ース67s の上端部内周面に雌ネジ部67u を形成して、上
記雄ネジ部67t に雌ネジ部67u を螺着させて、下半部ケ
ース67s を上半部ケース67r に着脱自在に取付けてい
る。
【0156】従って、サイクロン機構67内で選別された
粉塵等は下半部ケース67s 内に滞留し、この滞留した粉
塵等は下半部ケース67s を上半部ケース67r より取外す
ことにより廃棄することができる。
【0157】また、本実施例では、脱臭運転は、撹拌運
転を行なっている時間内、若しくはその近傍時間内で行
なうようにしているが、排気流路内に還元性ガスセンサ
等の臭気検出センサ(図示せず)を取付けて、同臭気検
出センサによる検出値が一定以上となった場合に、制御
部80を介して脱臭器65を作動させるようにすることもで
きる。
【0158】この場合、臭気検出センサは、排気流路内
において、脱臭器65よりも上流側に配置することによ
り、臭気の強さを事前に検出して、円滑かつ確実に脱臭
器65を作動させることができる。
【0159】また、脱臭器65よりも下流側に配置した場
合には、脱臭器65により脱臭された排気の臭気を検出す
ることができるために、排気が臭気を有する場合には、
脱臭器65の性能を強化するように制御することにより、
脱臭効果を確保することができる。
【0160】
【効果】本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0161】 撹拌手段の駆動部を制御部に接続し
て、同制御により撹拌手段による撹拌運転を制御可能と
すると共に、脱臭部にオゾン発生器を設け、同オゾン発
生器を上記制御部に接続して、同オゾン発生器よりオゾ
ンを発生させるオゾン発生運転を制御可能とし、オゾン
発生運転は、撹拌運転を行なっている時間内、若しくは
その近傍時間内で行なうようにしているために、撹拌運
転が行なわれて臭気が強い時にオゾン発生運転によりオ
ゾンが発生して、効率良く脱臭を行なうことができ、オ
ゾン発生器のランニングコストに無駄が生じるのを防止
し、同オゾン発生器のメンテナンスの頻度も少なくする
ことができる。
【0162】 投入蓋開閉検出センサにより投入蓋の
開閉動作の検出が、短期留守番設定時間内に検出されな
ければ、撹拌手段を一定時間内で間欠的に正逆回転させ
る撹拌運転を行なうと共に、ヒータを一定の凍結防止温
度に保持し、かつ、排気ファンを撹拌運転の停止後の一
定時間のみ駆動する短期留守番運転制御を行ない、上記
投入蓋の開閉動作の検出が、上記短期留守番設定時間以
降もなされなければ、上記撹拌運転を繰り返しながらヒ
ータと排気ファンを一定時間経過毎に一定時間駆動させ
る長期留守番運転制御を行なうようにしているために、
短期留守番設定時間内は、撹拌運転により生ゴミ処理が
継続されると共に、処理物の凍結防止がなされる短期留
守番運転制御が行なわれ、それ以降は、撹拌運転による
生ゴミ処理は継続されるが、ヒータと排気ファンとを定
期的に駆動させるだけの長期留守番運転制御が行なわれ
て、生ゴミ処理を継続したままランニングコストに無駄
が生じるのを可及的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生ゴミ処理装置の正面図。
【図2】同生ゴミ処理装置の平面図。
【図3】同生ゴミ処理装置の断面正面図。
【図4】同生ゴミ処理装置の一部切欠左側面図。
【図5】同生ゴミ処理装置の断面右側面図。
【図6】同生ゴミ処理装置の一部切欠背面図。
【図7】同生ゴミ処理装置の断面平面図。
【図8】制御ブロック図。
【図9】撹拌運転制御のタイミングチャート。
【図10】撹拌運転制御のタイミングチャート。
【図11】撹拌運転制御のタイミングチャート。
【図12】湿度制御のフローチャート。
【図13】排出制御のタイミングチャート。
【図14】撹拌モータ過負荷制御のフローチャート。
【図15】他の実施例としての撹拌運転制御のタイミン
グチャート。
【図16】他の実施例としてのサイクロン機構の左側面
図。
【図17】同サイクロン機構の背面図。
【符号の説明】
A 生ゴミ処理装置 1 ケーシング 2 生ゴミ処理部 3 回収部 4 脱臭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 誠司 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを撹拌手段により撹拌しながら発
    酵処理する生ゴミ処理部と、同生ゴミ処理部内の生ゴミ
    から発生する臭気を脱臭する脱臭部とを具備する生ゴミ
    処理装置において、 撹拌手段の駆動部を制御部に接続して、同制御により撹
    拌手段による撹拌運転を制御可能とすると共に、 脱臭部にオゾン発生器を設け、同オゾン発生器を上記制
    御部に接続して、同オゾン発生器よりオゾンを発生させ
    るオゾン発生運転を制御可能とし、 オゾン発生運転は、撹拌運転を行なっている時間内、若
    しくはその近傍時間内で行なうようにしたことを特徴と
    する生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 生ゴミ投入口を開閉する投入蓋を有し、
    生ゴミを撹拌手段により撹拌しながら発酵処理する生ゴ
    ミ処理部と、 同生ゴミ処理部に取付けて、生ゴミ処理部内の処理物を
    加温するヒータと、 同ヒータにより加温された処理物の温度を検出する温度
    センサと、 上記生ゴミ処理部内の臭気を排出する排気ファンと、 上記温度センサと上記投入蓋の開閉動作を検出する投入
    蓋開閉検出センサとを入力側に接続すると共に、上記撹
    拌手段と排気ファンの各駆動部とヒータとを出力側に接
    続したタイマー内蔵の制御部とを具備し、 投入蓋開閉検出センサにより投入蓋の開閉動作の検出
    が、短期留守番設定時間内に検出されなければ、撹拌手
    段を一定時間内で間欠的に正逆回転させる撹拌運転を行
    なうと共に、ヒータを一定の凍結防止温度に保持し、か
    つ、排気ファンを撹拌運転の停止後の一定時間のみ駆動
    する短期留守番運転制御を行ない、上記投入蓋の開閉動
    作の検出が、上記短期留守番設定時間以降もなされなけ
    れば、上記撹拌運転を繰り返しながらヒータと排気ファ
    ンを一定時間経過毎に一定時間駆動させる長期留守番運
    転制御を行なうことを特徴とする生ゴミ処理装置。
JP8273798A 1996-10-16 1996-10-16 生ゴミ処理装置 Pending JPH10118621A (ja)

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