JPH10118441A - 圧縮空気乾燥機 - Google Patents

圧縮空気乾燥機

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JPH10118441A
JPH10118441A JP8297144A JP29714496A JPH10118441A JP H10118441 A JPH10118441 A JP H10118441A JP 8297144 A JP8297144 A JP 8297144A JP 29714496 A JP29714496 A JP 29714496A JP H10118441 A JPH10118441 A JP H10118441A
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JP
Japan
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compressed air
condenser
air dryer
heat exchange
compressor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8297144A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Fuda
久了 布田
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NAGAO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NAGAO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮空気供給機と連接して用いられる圧縮空
気乾燥機において、従来の圧縮空気乾燥機と比べて構造
を簡素化し、製造コストのみならず運用コストも軽減で
きる圧縮空気乾燥機を提供すること。 【解決手段】 熱交換器2を蒸発器とし圧縮機3及びコ
ンデンサ4並びに膨張弁5を備える熱交換サイクルを有
し、吸気口30及び冷却用ファン26を有する圧縮空気
供給機20に連接する圧縮空気乾燥機であって、熱交換
サイクルにコンデンサ4と並行してコンデンサ4を回避
する経路を設け、該経路上に凝縮圧力調整弁7を設ける
と共に、コンデンサ4を連接する圧縮空気供給機20の
吸気口30近傍に設けて、圧縮空気供給機20の冷却用
ファン26によって生じる気流をコンデンサ4の冷却に
利用することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気供給機に
連接して用いられる、あるいは圧縮空気供給機に内臓さ
れて用いられる圧縮空気乾燥機に関している。
【0002】
【従来の技術】圧縮空気は、噴霧式塗装、エアーカッタ
ー、工事現場の動力等様々な用途において活用されてい
る。
【0003】従来、圧縮空気は単に高圧であることだけ
が要求され、乾燥していることが要求されるのは特殊な
場合に限られていた。しかし、圧縮空気が水分を含んで
いると、噴霧式塗装においては塗装ムラが生じ、工事現
場では圧縮空気の噴出に伴う断熱膨張によって水分が氷
結して機器を故障させるという問題が発生する。このた
め近年では、圧縮空気を使用する場合に同時に圧縮空気
の乾燥をすることが多くなってきている。
【0004】しかし、圧縮空気乾燥機は圧縮空気供給機
と連接して用いられるタイプであっても、図2に示すよ
うに、連接面の外壁を共有することを除けば圧縮空気供
給機20と圧縮空気乾燥機51とは全く別々に構成され
ており、生産、販売は別々のルートで行われている。こ
れは、圧縮空気供給機のみを必要とする需要が多いこと
及び要求する仕様に合わせた様々な組み合わせが選択で
きることが理由であるが、一方で、圧縮空気供給機と圧
縮空気乾燥機とを一体に構成することによる小型化も要
望されている。
【0005】そこで、圧縮空気乾燥機51の構成要素の
うち、特に大きな設置スペースを必要とするコンデンサ
用ファン58に注目し、これを用いないでコンデンサ4
を冷却する圧縮空気乾燥機の開発を進めてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、圧縮空気供給機と連接して用いられる圧縮
空気乾燥機において、従来の圧縮空気乾燥機と比べて構
造を簡素化し、製造コストのみならず運用コストも軽減
できる圧縮空気乾燥機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において上記課題
を解決するための手段は、熱交換器を蒸発器とし圧縮機
及びコンデンサ並びに膨張弁を備える熱交換サイクルを
有し、吸気口及び冷却用ファンを有する圧縮空気供給機
に連接する圧縮空気乾燥機であって、上記熱交換サイク
ルに上記コンデンサと並行して該コンデンサを回避する
経路を設け、該経路上に凝縮圧力調整弁を設けると共
に、上記コンデンサを連接する上記圧縮空気供給機の吸
気口近傍に設けて、圧縮空気供給機の冷却用ファンによ
って生じる気流をコンデンサの冷却に利用することを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施例を示す
図で、1が圧縮空気乾燥機であり、熱交換器2を蒸発器
とした熱交換サイクル(白細矢印)が構成されており、
熱交換器2から圧縮機3、コンデンサ4、膨張弁5そし
て再び熱交換器2に至るサイクルになっている。
【0009】熱交換サイクルには、コンデンサ4と並行
してコンデンサ4を回避する経路(斜線細矢印)が設け
られ、該経路上に凝縮圧力調整弁7が設けられている。
さらに圧縮機3と並行し圧縮機3を回避する経路(斜線
細矢印)が設けられ、該経路上にホットガスバイパス弁
6が設けられている。尚、本実施例で膨張弁5はキャピ
ラリチューブで構成されている。
【0010】コンデンサ4は連接する圧縮空気供給機2
0の吸気口30に連接する位置に設けられている。圧縮
空気乾燥機の圧縮空気供給機20側の外壁は、通常は本
実施例のように設けられず圧縮空気供給機20の外壁2
7を共有する構成となるが、圧縮空気乾燥機の圧縮空気
供給機20側の外壁を設ける場合には、コンデンサ4近
傍に排気口を設け、その排気口を圧縮空気供給機20の
吸気口30と連接させることで本発明は実施される。か
かる実施態様が請求項1に記載の技術的範囲に含まれる
ことは言うまでもない。
【0011】その他、圧縮空気送入のための送入口1
0、乾燥圧縮空気送出のための送出口11、送入口10
から熱交換器2を経て送出口11に至る圧縮空気経路
(白矢印)が設けられ、熱交換器2はドレントラップ1
2に連通している。送入口10は、圧縮空気供給機20
の送出口31と密に連通している。
【0012】隣接する圧縮空気供給機20は、空気を吸
い込むための吸気口30及び冷却用ファン26を有する
ものが選択されなければならないが、その他の条件は任
意である。図1の圧縮空気供給機は、吸気口30と冷却
用ファン26の他に、空気を取り込んで圧縮するコンプ
レッサ21、圧縮空気とこれに混在するオイルとを分離
するオイルセパレータ22、オイルを溜めるオイルチャ
ンバー23、圧縮空気を冷却するためのアフタークーラ
24、オイルを冷却するためのオイルクーラ25、冷却
された圧縮空気を送出する送出口31、冷却用ファン近
傍に設けられた排気口32を有することが示されてい
る。
【0013】本実施例は、隣接する圧縮空気供給機20
と共に稼動される。圧縮空気供給機20は、吸気口30
から空気を吸い込み、コンプレッサ21が空気を取り込
んで圧縮し、オイルセパレータ22で圧縮空気とこれに
混在するオイルとを分離し、圧縮空気をアフタークーラ
24で冷却して送出口31に圧縮空気を供給する(白矢
印)。オイルセパレータ22で分離されたオイルは、オ
イルチャンバー23を経てオイルクーラ25で冷却さ
れ、再びコンプレッサ21に供給される(黒矢印)。
【0014】圧縮空気供給機20の送出口31に供給さ
れた圧縮空気は、本実施例の送入口10から本実施例に
取り込まれ、熱交換器2でさらに冷却され凝縮した水分
がドレントラップ12に除去されることによって乾燥さ
れ、圧縮乾燥空気となり送出口11に供給される。
【0015】熱交換器2による冷却は熱交換サイクルに
よって行われる。圧縮機3で圧縮された媒体はコンデン
サ4で冷却されて凝縮し、膨張弁5によって蒸気化され
て熱交換器2にて熱を奪い、再び圧縮機3に至る。
【0016】コンデンサ4における冷却は、圧縮空気供
給機20の吸気口30における空気の流れが利用され
る。すなわち、圧縮空気供給機20の吸気口30は、冷
却用ファン26の駆動によって気流が発生しているた
め、コンデンサ用ファンが無くてもコンデンサ4の冷却
は効率良く行われる。
【0017】ここで、冷却用ファン26は連続して稼動
されるものであるのに対し、従来のコンデンサ用ファン
は熱交換サイクルの状態によって随時制御が必要であっ
た。本発明は、この問題を凝縮圧力調整弁7を設けるこ
とによって解決している。
【0018】詳細には、本発明の熱交換サイクルは、通
常の負荷運転中はホットガスバイパス弁6及び凝縮圧力
調整弁7は閉じている。しかし負荷が少なかったり、無
負荷の状態で運転する場合には、低圧圧力が一定の値以
下、例えば本実施例では0.39Mpa以下にならない
ようにホットガスバイパス弁6が開く。さらに、周囲温
度が低すぎる場合等には、ホットガスの一部がコンデン
サ4を回避して凝縮圧力を設定値に維持するように凝縮
圧力調整弁7が開く。
【0019】上記のような制御によって、従来コンデン
サ用ファンをON―OFFさせて行っていた熱交換サイ
クルの媒体の冷却に関する制御技術を、本発明はそのま
ま利用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、圧縮空気供給機の冷却用ファ
ンによる気流を利用してコンデンサを冷却することによ
りコンデンサ用ファンを必要としないものであるから、
コンデンサ用ファンの体積分、従来の圧縮空気乾燥機と
比べて小型化が図れる。又、コンデンサ用ファン配設に
係るコストが不要となるため製造コストが低減され、コ
ンデンサ用ファン稼動の運用コストも不要となる。部品
が減れば、当然に保守の負担も軽減される。
【0021】さらに、本発明は熱交換サイクルにコンデ
ンサと並行してコンデンサを回避する経路を設け、該経
路上に凝縮圧力調整弁が設けているため、従来の圧縮空
気乾燥機と同様に熱交換サイクルの媒体の冷却を制御す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すブロック図。
【図2】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 圧縮空気乾燥機 2 熱交換器 3 圧縮機 4 コンデンサ 5 膨張弁(キャピラリチューブ) 6 ホットガスバイパス弁 7 凝縮圧力調整弁 10 送入口 11 送出口 12 ドレントラップ 15 吸気口 17 外壁 20 圧縮空気供給機 21 コンプレッサ 22 オイルセパレータ 23 オイルチャンバー 24 アフタークーラ 25 オイルクーラ 26 冷却用ファン 27 外壁 30 吸気口 31 送出口 32 排気口 51 従来の圧縮空気乾燥機 52 熱交換器 53 圧縮機 54 コンデンサ 55 膨張弁(キャピラリチューブ) 56 ホットガスバイパス弁 58 コンデンサ用ファン 59 ファンスイッチ 60 送入口 61 送出口 62 ドレントラップ 65 吸気口 66 排気口 67 外壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器(2)を蒸発器とし圧縮機
    (3)及びコンデンサ(4)並びに膨張弁(5)を備え
    る熱交換サイクルを有し、吸気口(30)及び冷却用フ
    ァン(26)を有する圧縮空気供給機(20)に連接す
    る圧縮空気乾燥機であって、上記熱交換サイクルに上記
    コンデンサ(4)と並行して該コンデンサ(4)を回避
    する経路を設け、該経路上に凝縮圧力調整弁(7)を設
    けると共に、上記コンデンサ(4)を連接する上記圧縮
    空気供給機(20)の吸気口(30)近傍に設けて、圧
    縮空気供給機(20)の冷却用ファン(26)によって
    生じる気流をコンデンサ(4)の冷却に利用することを
    特徴とする圧縮空気乾燥機。
  2. 【請求項2】 熱交換サイクルに、圧縮機(3)と並行
    して圧縮機(3)を回避する経路を設け、該経路上にホ
    ットガスバイパス弁(6)を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の圧縮空気乾燥機。
JP8297144A 1996-10-18 1996-10-18 圧縮空気乾燥機 Withdrawn JPH10118441A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101000766B1 (ko) * 2008-03-06 2011-01-04 주식회사 아신이앤씨 냉풍 건조기
CN104383792A (zh) * 2014-09-22 2015-03-04 杭州科林爱尔气源设备有限公司 三合一板换式冷干机及工作方法
CN106345237A (zh) * 2015-07-24 2017-01-25 池州汉诺威机电设备科技有限公司 一种冷气循环式压缩空气冷冻干燥器
CN106457132A (zh) * 2014-05-09 2017-02-22 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 用于对气体进行冷却干燥的方法和装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106