JPH1011822A - 光ディスク製造方法及び光ディスク - Google Patents

光ディスク製造方法及び光ディスク

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JPH1011822A
JPH1011822A JP8166082A JP16608296A JPH1011822A JP H1011822 A JPH1011822 A JP H1011822A JP 8166082 A JP8166082 A JP 8166082A JP 16608296 A JP16608296 A JP 16608296A JP H1011822 A JPH1011822 A JP H1011822A
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JP
Japan
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optical disk
ultraviolet
curable resin
scintillator
rays
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JP8166082A
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Hideaki Takehara
英章 竹原
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 X線を紫外線に変換するシンチレータ8
を混入した紫外線硬化樹脂9を介在させて2枚の光ディ
スク媒体7,7の金属膜4,4側同士を重ね合せる工程
と、前記シンチレータ8にX線を照射することで紫外線
を発生させ紫外線硬化樹脂9を間接的に硬化する工程と
からなる光ディスク製造方法である。 【効果】 X線を紫外線に変換するシンチレータを混入
した紫外線硬化樹脂を介在させたので、紫外線を通さな
い又は大幅に減衰してしまう金属膜があっても、紫外線
硬化樹脂を短時間で硬化させ、2枚の光ディスク媒体同
士を確実に接着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDVD(デジタルビ
デオディスク)等の光ディスク製造方法及び光ディスク
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】第4図は従来の光ディスクの断面図を示
す。光ディスク100は、透明プラスチックの基板10
2と、この基板102に設けた凹凸のピット103…
(…は複数を示す。以下同じ。)と、これらのピット1
03…にアルミニウムの真空蒸着等で形成した金属膜1
04と、この金属膜104を覆う樹脂の保護膜105と
からなる光ディスク媒体107を2枚用意し、これらを
保護膜105,105を内側にし、接着剤109を介し
て2層に貼り合わせたものである。
【0003】一般的に、光ディスク媒体107,107
を接着するための接着剤109には、熱硬化性樹脂,
二液性硬化樹脂または紫外線硬化樹脂を用いてき
た。しかし、熱硬化性樹脂では、接着剤109を硬化
させるための熱で、透明プラスチックの基板102が変
形したり、透明のプラスチックの基板102,金属膜1
04及び保護膜105の熱膨張率の違いから金属膜10
4又は保護膜105にクラックが発生したりする虞れが
ある。 二液性硬化樹脂では、主剤と硬化剤とを混ぜ合わせる
工程が必要であり、樹脂の硬化時間が長く量産性が悪
い。 紫外線硬化樹脂は、上記欠点がなく、常温でも短時間
で硬化させることができるので好都合である。しかしな
がら、接着剤109は金属膜103,103で覆われて
いるため、紫外線が通らず又は大幅に減衰してしまい、
紫外線硬化樹脂が硬化しにくいという問題がある。
【0004】2層に貼り合わせた光ディスクとして、例
えば特開昭60−217542号公報「光学的記録媒
体」がある。この技術は、同公報図1によればドーナツ
状のアクリル基板1(符号は公報に記載の番号を使用し
た。)に反射防止層2を形成し、この反射防止層2に記
録層3を形成し、この記録層3を保護層4で覆った光デ
ィスク媒体を2枚用意し、これらを保護層4を内側に
し、接着層5を介して貼り合わせたものである。また、
前記接着層5は、同公報第1頁右上欄第4行〜5行によ
ればX線硬化樹脂を用いたものであり、貼り合せの光デ
ィスクの改良も進んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記を具体
化しようとすると、X線に対して高感度なX線硬化樹脂
を必要とするが、現実にはこのような硬化樹脂は見当た
らない。
【0006】そこで、本発明の目的は、熱硬化性樹脂及
び二液性硬化樹脂のような欠点がなく、常温でも短時間
で硬化させることができる紫外線硬化樹脂に着目して、
紫外線を通さない又は大幅に減衰さてしまう金属膜があ
っても、紫外線硬化樹脂を硬化できる硬化法を採用した
光ディスクの製造方法及び光ディスクを提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、X線を紫外線に変換するシンチレータを
混入した紫外線硬化樹脂を介在させて2枚の光ディスク
媒体の金属膜側同士を重ね合せる工程と、前記シンチレ
ータにX線を照射することで紫外線を発生させ紫外線硬
化樹脂を間接的に硬化する工程とからなる光ディスク製
造方法である。X線を紫外線に変換するシンチレータを
混入した紫外線硬化樹脂を介在させて、紫外線を通さな
い又は大幅に減衰してしまう金属膜があっても、紫外線
硬化樹脂を短時間で硬化させ、2枚の光ディスク媒体同
士を確実に接着する。
【0008】請求項2は、少なくとも一方の光ディスク
媒体の金属膜側にX線を紫外線に変換するシンチレータ
層を形成する工程と、紫外線硬化樹脂を介在させて2枚
の光ディスク媒体の金属膜側同士を重ね合せる工程と、
前記シンチレータにX線を照射することで紫外線を発生
させ紫外線硬化樹脂を間接的に硬化する工程とからなる
光ディスク製造方法である。少なくとも一方の光ディス
ク媒体の金属膜側にX線を紫外線に変換するシンチレー
タ層を形成し、紫外線を通さない又は大幅に減衰してし
まう金属膜があっても、紫外線硬化樹脂を短時間で硬化
させ、2枚の光ディスク媒体同士を確実に接着する。
【0009】請求項3は、X線を紫外線に変換するシン
チレータを混入した紫外線硬化樹脂層の両面側にそれぞ
れ接着する2枚の光ディスク媒体を備えた光ディスクで
あって、前記各光ディスク媒体は紫外線硬化樹脂層に近
い側に設けた金属膜と、紫外線硬化樹脂層から遠い側に
設けた基板とをそれぞれ備えたことを特徴とする光ディ
スクである。X線を紫外線に変換するシンチレータを混
入した紫外線硬化樹脂を使用することで、紫外線硬化樹
脂が短時間で確実に硬化し、品質が安定した光ディスク
となる。
【0010】請求項4は、紫外線硬化樹脂層の両面側に
接着する2枚の光ディスク媒体を備えた光ディスクであ
って、少なくとも一方の光ディスク媒体は紫外線硬化樹
脂層の一方の側に設けたX線を紫外線に変換するシンチ
レータ層と、このシンチレータ層に近い側に設けた一方
の金属膜と、前記シンチレータ層から遠い側に設けた一
方の基板を備え、他方の光ディスク媒体は紫外線硬化樹
脂層の近い側に設けた他方の金属膜と、前記紫外線硬化
樹脂層から遠い側に設けた他方の基板とを備えたことを
特徴とする光ディスクである。少なくとも一方の光ディ
スク媒体は紫外線硬化樹脂層の一方の側に設けたX線を
紫外線に変換するシンチレータ層を設けることで、紫外
線硬化樹脂層が短時間で確実に硬化し、品質が安定した
光ディスクとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る光ディスク
の第1実施例の断面図である。光ディスク1は、透明プ
ラスチックの基板2と、この基板2に設けた凹凸のピッ
ト3…と、これらのピット3…にアルミニウムの真空蒸
着等で形成した金属膜4と、この金属膜4を覆う樹脂の
保護膜5とからなる光ディスク媒体7を2枚用意し、こ
れらの光ディスク媒体7,7の保護膜5,5を内側に
し、X線を紫外線に変換するシンチレータ8(以下シン
チレータ8と略記する。)を介在させた紫紫外線硬化樹
脂層となる紫外線硬化樹脂9を介して2層に貼り合わせ
たものである。なお、上記光ディスク1は、保護膜5,
5を介在したものであるが、紫外線硬化樹脂9にも保護
膜の機能があるので必要に応じて保護膜5,5を省略し
てもよい。
【0012】上記光ディスク1の製造方法を次に述べ
る。図2(a)〜(c)は本発明に係る光ディスクの製
造方法(第1実施例)の説明図である。(a)は比較例
であり、光ディスク1に紫外線(S)を照射した場合に
は金属膜4によって、紫外線(S)の大半は矢印に示
す如く遮断されるので、紫外線硬化樹脂9を充分に硬化
することができない。(b)は第1実施例であり、光デ
ィスク1にX線(X)を照射した場合には矢印に示す
如く金属膜4,4を通過することができる。そして、
(c)に示すように、紫外線硬化樹脂9にはシンチレー
タ8…を混入させてあるので、紫外線硬化樹脂9を通過
するX線(X)によって紫外線(S1)を発生させ、紫
外線硬化樹脂9を間接的に硬化させて、光ディスク媒体
7,7の接着を完了する。
【0013】上記のように、シンチレータ8…を混入さ
せた紫外線硬化樹脂9にX線(X)を照射することで、
紫外線硬化樹脂9を短時間で硬化させ、2枚の光ディス
ク媒体7,7を確実に接着することができ、生産効率を
上げることができる。
【0014】図3(a)〜(c)は本発明に係る光ディ
スクの製造方法(第2実施例)の説明図である。(a)
において、光ディスク媒体13と、光ディスク媒体14
を製造する。光ディスク媒体13は、透明プラスチック
の基板2と、この基板2に設けた凹凸のピット3…と、
これらのピット3…にアルミニウム等で形成した金属膜
4と、この金属膜4を覆う樹脂の保護膜5とからなる。
光ディスク媒体14は透明プラスチックの基板2と、こ
の基板2に設けた凹凸のピット3…と、これらのピット
3…にアルミニウム等で形成した金属膜4と、この金属
膜4を覆う樹脂の保護膜5と、この保護膜5にシンチレ
ータ8…で形成したシンチレータ層である薄膜15とか
らなる。
【0015】次に、(b)において、光ディスク媒体1
3,14同士を光ディスク媒体13の保護膜5と光ディ
スク媒体14の薄膜15とを内側にし、紫外線硬化樹脂
9を介して重ね合わせる。そして、(c)において、光
ディスク20は矢印に示す如くX線(X)を照射する
ことでシンチレータ8…から紫外線(S1)を発生さ
せ、紫外線硬化樹脂9を間接的に硬化させて光ディスク
媒体13,14の接着を完了する。なお、本実施例にお
いて、シンチレータ8…で形成した薄膜15と紫外線硬
化樹脂9とを接して貼り合わせたので、短時間で紫外線
硬化樹脂9を硬化させ、光ディスク媒体13,14を確
実に接着することができる。なお、上記光ディスク20
は、保護膜5,5を介在したものであるが、紫外線硬化
樹脂9にも保護膜の機能があるので必要に応じて保護膜
5,5を省略してもよい。
【0016】
【実施例】本発明に係る実施例を次に説明する。紫外線
硬化樹脂は、430nm程度以下の波長の紫外線を照射
すると硬化する樹脂である。そこで、X線を受けて約4
30nm又はそれ以下の波長の紫外線を発射するシンチ
レータが必要となる。
【0017】
【表1】
【0018】表1はその主なシンチレータを示す。Zn
S(Ag)は、硫化亜鉛(ZnS)に銀(Ag)に混ぜ
た無機結晶のシンチレータで、波長が450nmであ
り、この波長は銀(Ag)の混合量の調整により波長を
変化させることができるので、紫外線硬化樹脂の特性に
合せたシンチレータを作ることもできる。また、発光効
率が0.10〜0.15である。NaI(Tl)は、ヨ
ウ化ナトリウム(NaI)にタリウム(Tl)を混ぜた
無機結晶のシンチレータで、波長が413nmであり、
この波長はタリウム(Tl)の混合量の調整により波長
を変化させることができるので、紫外線硬化樹脂の特性
に合せたシンチレータを作ることもできる。また、発光
効率が0.10である。ヨウ化カリウム(KI)は、白
色の無機結晶のシンチレータであり、発光効率が0.0
6である。ヨウ化セシウム(CsI)は、波長が410
nmの無機結晶のシンチレータであり、発光効率が0.
02である。上記に示すように、これらの無機結晶のシ
ンチレータは発光効率が高く効果的である。
【0019】次に、アントラセンは、波長が410nm
の有機結晶のシンチレータであり、発光効率が0.03
〜0.05である。ポリスチレンは、波長が450nm
の有機固体のシンチレータであり、いわゆるプラスチッ
クシンチレータと呼ばれるもので、発光効率が30(ア
ントラセンを100としたときの値)である。ポリビニ
ルトルエンは、波長が450nmの有機固体のシンチレ
ータであり、いわゆるプラスチックシンチレータと呼ば
れるもので、発光効率が80(アントラセンを100と
したときの値)である。これらの有機シンチレータは、
無機結晶のシンチレータに比べ発光効率は低いが容易に
大型のシンチレータを製作することができる。
【0020】また、p-ターフェニルトルエンは、波長
が380nmの液体のシンチレータであり、発光効率が
40(アントラセンを100としたときの値)である。
この液体シンチレータが、紫外線効果樹脂と良好に混ざ
るのであれば、このシンチレータも使用できる。
【0021】
【表2】
【0022】表2はシンチレータの混合量とX線照射時
間との関係を示す。紫外線硬化樹脂はアクリロイル基を
もつベースレジンと重合開始剤の役目をするベンジルと
を混合したもの使用し、シンチレータにヨウ化ナトリウ
ム(NaI)にタリウム(Tl)を混合したものを使用
してX線照射することで紫外線硬化樹脂させたものであ
る。データは、紫外線硬化樹脂90%に対しシンチレ
ータ10%を混合したもので、紫外線硬化樹脂が硬化す
るのにX線照射時間は10sec以上必要とした。デー
タは、紫外線硬化樹脂80%に対しシンチレータ20
%を混合したもので、紫外線硬化樹脂が硬化するのにX
線照射時間は4sec以下であった。データは、紫外
線硬化樹脂50%に対しシンチレータ50%を混合した
もので、紫外線硬化樹脂が硬化するのにX線照射時間は
1sec以下であった。
【0023】以上から、データではX線照射時間は1
0sec以上必要とし、X線照射時間が長いので量産に
は不適当である。データではX線照射時間は1sec
以下であり短いが、シンチレータを50%を混合したの
で接着の信頼性に問題が残る。データではシンチレー
タの混合量が20%でX線照射時間は4sec以下であ
るので量産に適する範囲と考える。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、X線を紫外線に変換するシンチレー
タを混入した紫外線硬化樹脂を介在させて2枚の光ディ
スク媒体の金属膜側同士を重ね合せる工程と、前記シン
チレータにX線を照射することで紫外線を発生させ紫外
線硬化樹脂を間接的に硬化する工程とからなる光ディス
ク製造方法なので、紫外線を通さない又は大幅に減衰し
てしまう金属膜があっても、紫外線硬化樹脂を短時間で
硬化させ、2枚の光ディスク媒体同士を確実に接着する
ことができる。
【0025】請求項2は、少なくとも一方の光ディスク
媒体の金属膜側にX線を紫外線に変換するシンチレータ
層を形成する工程と、紫外線硬化樹脂を介在させて2枚
の光ディスク媒体の金属膜側同士を重ね合せる工程と、
前記シンチレータにX線を照射することで紫外線を発生
させ紫外線硬化樹脂を間接的に硬化する工程とからなる
光ディスク製造方法なので、紫外線を通さない又は大幅
に減衰してしまう金属膜があっても、紫外線硬化樹脂を
短時間で硬化させ、2枚の光ディスク媒体同士を確実に
接着することができる。
【0026】請求項3は、X線を紫外線に変換するシン
チレータを混入した紫外線硬化樹脂層の両面側にそれぞ
れ接着する2枚の光ディスク媒体を備えた光ディスクで
あって、前記各光ディスク媒体は紫外線硬化樹脂層に近
い側に設けた金属膜と、紫外線硬化樹脂層から遠い側に
設けた基板とをそれぞれ備えたことを特徴とするので、
紫外線硬化樹脂層が短時間で確実に硬化し、品質が安定
した光ディスクとなる。
【0027】請求項4は、紫外線硬化樹脂層の両面側に
接着する2枚の光ディスク媒体を備えた光ディスクであ
って、少なくとも一方の光ディスク媒体は紫外線硬化樹
脂層の一方の側に設けたX線を紫外線に変換するシンチ
レータ層と、このシンチレータ層に近い側に設けた一方
の金属膜と、前記シンチレータ層から遠い側に設けた一
方の基板を備え、他方の光ディスク媒体は紫外線硬化樹
脂層の近い側に設けた他方の金属膜と、前記紫外線硬化
樹脂層から遠い側に設けた他方の基板とを備えたことを
特徴とするので、紫外線硬化樹脂層が短時間で確実に硬
化し、品質が安定した光ディスクとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクの第1実施例の断面図
【図2】本発明に係る光ディスクの製造方法(第1実施
例)の説明図
【図3】本発明に係る光ディスクの製造方法(第2実施
例)の説明図
【図4】従来の光ディスクの断面図
【符号の説明】
1,20…光ディスク、5…保護膜、7,13,14…
光ディスク媒体、8…シンチレータ、9…紫外線硬化樹
脂層(紫外線硬化樹脂)、15…シンチレータ層(薄
膜)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を紫外線に変換するシンチレータを
    混入した紫外線硬化樹脂を介在させて2枚の光ディスク
    媒体の金属膜側同士を重ね合せる工程と、前記シンチレ
    ータにX線を照射することで紫外線を発生させ紫外線硬
    化樹脂を間接的に硬化する工程とからなる光ディスク製
    造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方の光ディスク媒体の金属
    膜側にX線を紫外線に変換するシンチレータ層を形成す
    る工程と、紫外線硬化樹脂を介在させて2枚の光ディス
    ク媒体の金属膜側同士を重ね合せる工程と、前記シンチ
    レータにX線を照射することで紫外線を発生させ紫外線
    硬化樹脂を間接的に硬化する工程とからなる光ディスク
    製造方法。
  3. 【請求項3】 X線を紫外線に変換するシンチレータを
    混入した紫外線硬化樹脂層の両面側にそれぞれ接着する
    2枚の光ディスク媒体を備えた光ディスクであって、前
    記各光ディスク媒体は紫外線硬化樹脂層に近い側に設け
    た金属膜と、紫外線硬化樹脂層から遠い側に設けた基板
    とをそれぞれ備えたことを特徴とする光ディスク。
  4. 【請求項4】 紫外線硬化樹脂層の両面側に接着する2
    枚の光ディスク媒体を備えた光ディスクであって、少な
    くとも一方の光ディスク媒体は紫外線硬化樹脂層の一方
    の側に設けたX線を紫外線に変換するシンチレータ層
    と、このシンチレータ層に近い側に設けた一方の金属膜
    と、前記シンチレータ層から遠い側に設けた一方の基板
    を備え、他方の光ディスク媒体は紫外線硬化樹脂層の近
    い側に設けた他方の金属膜と、前記紫外線硬化樹脂層か
    ら遠い側に設けた他方の基板とを備えたことを特徴とす
    る光ディスク。
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