JPH10118033A - 耳内体温計 - Google Patents
耳内体温計Info
- Publication number
- JPH10118033A JPH10118033A JP8282703A JP28270396A JPH10118033A JP H10118033 A JPH10118033 A JP H10118033A JP 8282703 A JP8282703 A JP 8282703A JP 28270396 A JP28270396 A JP 28270396A JP H10118033 A JPH10118033 A JP H10118033A
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- Japan
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- temp
- measuring probe
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- ear
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Abstract
(57)【要約】
【課題】被検体の外耳道への挿入、位置決めが容易で、
正確な耳内温度が測定できる耳内体温計の提供。 【解決手段】本体部１に円弧状部６を設けて、測温時に
測温プローブ５を挿入すると、測温プローブ部基端部５
ｂと、円弧状部６の２点が支点となるように本体部１が
形成されているので、測温プローブ部５ａの方向性、位
置決めが容易となり、正確で再現性の高い耳内温度の測
定ができる。
正確な耳内温度が測定できる耳内体温計の提供。 【解決手段】本体部１に円弧状部６を設けて、測温時に
測温プローブ５を挿入すると、測温プローブ部基端部５
ｂと、円弧状部６の２点が支点となるように本体部１が
形成されているので、測温プローブ部５ａの方向性、位
置決めが容易となり、正確で再現性の高い耳内温度の測
定ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、体温計、特に外耳
道及び／または鼓膜からの赤外線を測定対象とした耳内
体温計に関するものである。
道及び／または鼓膜からの赤外線を測定対象とした耳内
体温計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】多くの病気の診断や監視に対して、人体
の温度を迅速かつ正確に読み取ることは有用であり、こ
の観点から近年、鼓膜及び／または鼓膜近傍、すなわち
実質的に鼓膜からの赤外線を検出することによって体温
を測定する赤外線体温計が開発されてきている。
の温度を迅速かつ正確に読み取ることは有用であり、こ
の観点から近年、鼓膜及び／または鼓膜近傍、すなわち
実質的に鼓膜からの赤外線を検出することによって体温
を測定する赤外線体温計が開発されてきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人体の
外耳道の内径、長さ等を含む形状は、人種、性別、年齢
等の際により個人差が大きく、また、測温の際に赤外線
センサが設けられたプローブ部が耳内に接触する部分に
しか支点がないため、赤外線センサの方向性、位置が定
まらず、測温の都度、不用意に動くため、測定温度の再
現性が乏しいという問題があった。
外耳道の内径、長さ等を含む形状は、人種、性別、年齢
等の際により個人差が大きく、また、測温の際に赤外線
センサが設けられたプローブ部が耳内に接触する部分に
しか支点がないため、赤外線センサの方向性、位置が定
まらず、測温の都度、不用意に動くため、測定温度の再
現性が乏しいという問題があった。
【０００４】本発明は、以上のかかる問題点に鑑みてな
されたものであって、赤外線センサの方向性、位置決め
が容易な耳内体温計を提供することを目的とする。
されたものであって、赤外線センサの方向性、位置決め
が容易な耳内体温計を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、少なくとも把持部を備えた本体部と、本体
部の端部に設けられた測温プローブ部とからなる外耳道
及び／または鼓膜からの赤外線放射を検出する耳内温度
計であって、被検者の耳内に測温プローブ部を挿入して
測温する際に、測温プローブ部の他に本体の一部が被検
者の身体の一部に接触して支点を形成することを特徴と
する耳内体温計である。
の本発明は、少なくとも把持部を備えた本体部と、本体
部の端部に設けられた測温プローブ部とからなる外耳道
及び／または鼓膜からの赤外線放射を検出する耳内温度
計であって、被検者の耳内に測温プローブ部を挿入して
測温する際に、測温プローブ部の他に本体の一部が被検
者の身体の一部に接触して支点を形成することを特徴と
する耳内体温計である。
【０００６】電源部をさらに備え、電源部が、電池であ
って、電池の位置が実質的な重心である耳内体温計であ
る。
って、電池の位置が実質的な重心である耳内体温計であ
る。
【０００７】さらに、電源スイッチ部、測定開始スイッ
チ部を備え、電源スイッチ部、測定開始スイッチ部は、
本体部のほぼ左右対象軸上に設けられ、かつ、実質的に
重心を支える位置に設けられている耳内体温計である。
チ部を備え、電源スイッチ部、測定開始スイッチ部は、
本体部のほぼ左右対象軸上に設けられ、かつ、実質的に
重心を支える位置に設けられている耳内体温計である。
【０００８】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、実施例に係わ
る耳内体温計を詳細に説明する。図１は、本発明の実施
例を示す外観の斜視図である。本体部１の一端部６ａに
はその内部に赤外線センサを含む測温部（不図示）を備
えたプローブ部５が設けられている。
る耳内体温計を詳細に説明する。図１は、本発明の実施
例を示す外観の斜視図である。本体部１の一端部６ａに
はその内部に赤外線センサを含む測温部（不図示）を備
えたプローブ部５が設けられている。
【０００９】本体部１からほぼ“く”の字に延設された
首部１ａの先端に測温プローブ部５が設けられている。
測温プローブ部５は、先端部５ａに向かって滑らかに縮
径し、その先端内部には、サーモパイル等の赤外線セン
サが収納されている。
首部１ａの先端に測温プローブ部５が設けられている。
測温プローブ部５は、先端部５ａに向かって滑らかに縮
径し、その先端内部には、サーモパイル等の赤外線セン
サが収納されている。
【００１０】プローブ部５の材質としては、ＡＢＳ樹
脂，ポリウレタン，ポリカーボネート、ポリプロピレン
等の比較的硬質の合成樹脂、軟質塩化ビニル系樹脂、シ
リコーン系樹脂等の比較的軟質の合成樹脂、アルミニウ
ム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系合金、真
鍮、銅等の金属材料等が適宜用いられる。
脂，ポリウレタン，ポリカーボネート、ポリプロピレン
等の比較的硬質の合成樹脂、軟質塩化ビニル系樹脂、シ
リコーン系樹脂等の比較的軟質の合成樹脂、アルミニウ
ム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系合金、真
鍮、銅等の金属材料等が適宜用いられる。
【００１１】本体部１には、赤外線センサ（不図示）か
らの温度情報などを処理する制御回路，測定回路電源
部、制御部等が内蔵されている。本体部１の外面には、
温度測定を開始する測定開始スイッチ部３、電源スイッ
チ部４が設けられている。
らの温度情報などを処理する制御回路，測定回路電源
部、制御部等が内蔵されている。本体部１の外面には、
温度測定を開始する測定開始スイッチ部３、電源スイッ
チ部４が設けられている。
【００１２】測定開始スイッチ部３は、タクトスイッチ
等のボタンスイッチで形成され、電源スイッチ部４は、
誤って電源が切れないように凹部形状しておりその中に
スイッチボタンが設けられている。
等のボタンスイッチで形成され、電源スイッチ部４は、
誤って電源が切れないように凹部形状しておりその中に
スイッチボタンが設けられている。
【００１３】温度、エラー等を表示する液晶等の表示部
２は、プローブ部５が設けられた端部１ａと反対側の端
部１ｂに設けられている。
２は、プローブ部５が設けられた端部１ａと反対側の端
部１ｂに設けられている。
【００１４】使用時（測温時）には、本体部１の把持部
７を把持し、電源スイッチ４をＯＮし、測温プローブ部
５の先端部５ａを被検者（不図示）の外耳道の所定位置
まで挿入する。
７を把持し、電源スイッチ４をＯＮし、測温プローブ部
５の先端部５ａを被検者（不図示）の外耳道の所定位置
まで挿入する。
【００１５】このとき、測温プローブ５の基端部５ｂ
と、円弧状に形成された円弧状部６の２点が被検者の身
体の一部（顔面側部等）に接触して押圧されて支点とな
り、測温プローブ５の先端部５ａの耳内での位置が定ま
ることにより、赤外線センサーの方向性、位置が定ま
る。この状態で、測定開始スイッチ３をＯＮし、外耳道
／及びまたは鼓膜から放出される赤外線を検出し、検出
した赤外線に基づいて体温（耳内の体温）を１秒ないし
１０数秒で求める。
と、円弧状に形成された円弧状部６の２点が被検者の身
体の一部（顔面側部等）に接触して押圧されて支点とな
り、測温プローブ５の先端部５ａの耳内での位置が定ま
ることにより、赤外線センサーの方向性、位置が定ま
る。この状態で、測定開始スイッチ３をＯＮし、外耳道
／及びまたは鼓膜から放出される赤外線を検出し、検出
した赤外線に基づいて体温（耳内の体温）を１秒ないし
１０数秒で求める。
【００１６】なお、円弧状部６は、凸状形状等支点を形
成するものであればその形状はいずれのものでもよい。
成するものであればその形状はいずれのものでもよい。
【００１７】本体部１の材質は、プローブ部５の材質と
同様でもよいし、ＡＢＳ樹脂，ポリウレタン，ポリカー
ボネート、ポリプロピレン等の比較的硬質の合成樹脂、
アルミニウム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系
合金等の金属材料等が適宜用いられる。
同様でもよいし、ＡＢＳ樹脂，ポリウレタン，ポリカー
ボネート、ポリプロピレン等の比較的硬質の合成樹脂、
アルミニウム，アルミニウム系合金，チタン，チタン系
合金等の金属材料等が適宜用いられる。
【００１８】電源部（不図示）は、本体部１の下部の内
部に設けられ、この電源部を重心としている。電源部
は、マンガン電池、アルカリ電池、銀電池、繰り返し充
電可能なニッカド電池等が使用される。
部に設けられ、この電源部を重心としている。電源部
は、マンガン電池、アルカリ電池、銀電池、繰り返し充
電可能なニッカド電池等が使用される。
【００１９】本発明の耳内体温計は、ボロメータ型、焦
電型等いずれの型の赤外線センサを用いた耳内体温計に
も適用することができる。
電型等いずれの型の赤外線センサを用いた耳内体温計に
も適用することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に従った耳内
体温計は、少なくとも把持部を備えた本体部と、本体部
の端部に設けられた測温プローブ部とからなる外耳道及
び／または鼓膜からの赤外線放射を検出する耳内温度計
であって、被検者の耳内に測温プローブ部を挿入して測
温する際に、測温プローブ部の他に本体の一部が被検者
の身体の一部に接触して支点を形成することを特徴とす
るものであるので、測定時に耳内（外耳道内）での測温
プローブ部の方向性、位置決めが容易となり、より正確
な耳内の体温の測温ができる。
体温計は、少なくとも把持部を備えた本体部と、本体部
の端部に設けられた測温プローブ部とからなる外耳道及
び／または鼓膜からの赤外線放射を検出する耳内温度計
であって、被検者の耳内に測温プローブ部を挿入して測
温する際に、測温プローブ部の他に本体の一部が被検者
の身体の一部に接触して支点を形成することを特徴とす
るものであるので、測定時に耳内（外耳道内）での測温
プローブ部の方向性、位置決めが容易となり、より正確
な耳内の体温の測温ができる。
【００２１】電源部をさらに備え、電源部が、電池であ
って、電池の位置が実質的な重心であるので、測定時に
本体部を把持した際に安定感があり、測定時に耳内（外
耳道内）での測温プローブ部の方向性、位置決めがさら
に容易となり、より正確な耳内の体温の測温ができる。
って、電池の位置が実質的な重心であるので、測定時に
本体部を把持した際に安定感があり、測定時に耳内（外
耳道内）での測温プローブ部の方向性、位置決めがさら
に容易となり、より正確な耳内の体温の測温ができる。
【００２２】さらに、電源スイッチ部、測定開始スイッ
チ部を備え、電源スイッチ部、該測定開始スイッチ部
は、本体部のほぼ左右対象軸上に設けられ、かつ、実質
的に重心を支える位置に設けられているので、測定時に
本体部を把持した際に安定感があり、プローブ先端部を
容易に操作して微妙な位置決めでき、より正確な耳内の
体温の測温ができる。
チ部を備え、電源スイッチ部、該測定開始スイッチ部
は、本体部のほぼ左右対象軸上に設けられ、かつ、実質
的に重心を支える位置に設けられているので、測定時に
本体部を把持した際に安定感があり、プローブ先端部を
容易に操作して微妙な位置決めでき、より正確な耳内の
体温の測温ができる。
【図１】 本願発明に係わる耳内体温計の斜視図であ
る。
る。
１…本体部 １ａ…首部 ２…表示部 ３…測定開始スイッチ ４…電源スイッチ ５…測温プローブ部 ５ａ…測温プローブ部先端部 ５ｂ…測温プローブ部基端部 ６…円弧形状部
Claims (3)
- 【請求項１】 少なくとも把持部を備えた本体部と、該
本体部の端部に設けられた測温プローブ部とからなる外
耳道及び／または鼓膜からの赤外線放射を検出する耳内
温度計であって、被検者の耳内に該測温プローブ部を挿
入して測温する際に、該測温プローブ部の他に該本体の
一部が該被検者の身体の一部に接触して支点を形成する
ことを特徴とする耳内体温計。 - 【請求項２】 電源部をさらに備え、該電源部が、電池
であって、該電池の位置が実質的な重心であることを特
徴とする請求項１記載の耳内体温計。 - 【請求項３】 さらに、電源スイッチ部、測定開始スイ
ッチ部を備え、該電源スイッチ部、該測定開始スイッチ
部は、該本体部のほぼ左右対象軸上に設けられ、かつ、
実質的に重心を支える位置に設けられていることを特徴
とする請求項１記載の耳内体温計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28270396A JP3208337B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 耳内体温計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28270396A JP3208337B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 耳内体温計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10118033A true JPH10118033A (ja) | 1998-05-12 |
| JP3208337B2 JP3208337B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=17655961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28270396A Expired - Fee Related JP3208337B2 (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | 耳内体温計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3208337B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101792033B1 (ko) * | 2017-05-02 | 2017-10-31 | 주식회사 에프엠에스코리아 | 롤테이너 및 롤테이너용 커버를 포함하는 쿨테이너 |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP28270396A patent/JP3208337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3208337B2 (ja) | 2001-09-10 |
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Legal Events
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