JPH10117766A - 微細藻類の水溶性物質抽出装置 - Google Patents

微細藻類の水溶性物質抽出装置

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JPH10117766A
JPH10117766A JP28930296A JP28930296A JPH10117766A JP H10117766 A JPH10117766 A JP H10117766A JP 28930296 A JP28930296 A JP 28930296A JP 28930296 A JP28930296 A JP 28930296A JP H10117766 A JPH10117766 A JP H10117766A
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mixing
temperature
slurry
extraction device
outlet
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Ryohei Rin
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的に抽出処理を行うことができ、熱交換
プレート等に対象物が付着すること及びそれに伴う不都
合を回避し得、抽出温度を十分に高めて抽出効率を上げ
ることができ、抽出のための温度保持の時間を自在に調
節することができる。 【解決手段】 混合用筒状体12内にクロレラスラリー
の霧状化物と生蒸気を終端部向きに噴出混合して霧状化
物を加熱させ、送出口12cから送出管33へ送出させ
る。ホーリングタンク62内に螺旋管66を設け、導入
口66aに送出管33を接続し、下方端部66bをホー
リングタンク62の内底部に開口させる。ホーリングタ
ンク62内の上下軸心方向に固定流出管68を有し、そ
れに対し可動流出管70が上下摺動可能に外嵌されてい
る。可動流出管70の上端開口部に濾過器72を有す
る。導入物が螺旋管66を経て下方端部66bからホー
リングタンク62内に放出され、その上澄みの液体成分
が濾過器72を経て可動及び固定流出管68を通じ流出
分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてクロレラ
(Chlorella) 、スピルリナ(Spirulina) 、アナベナ(Ana
bena) 等の微細藻類の水溶性物質を抽出するための装
置、特に、クロレラスラリーからクロレラグロスファク
ター(Chlorella GrowthFacto
r)[以下、「C.G.F.」という]の熱湯抽出を行
うのに適した微細藻類の水溶性物質抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】クロレ
ラスラリーからC.G.F.の熱湯抽出を行う場合に
は、従来、一括処理により抽出するプレート熱交換器を
使用してきた。このプレート熱交換器を用いた従来の抽
出装置の場合、簡易な温度保持容器内において規定量の
クロレラスラリーを熱湯中に分散させた状態で、抽出に
必要な一定時間(クロレラスラリーからのC.G.F.
の熱湯抽出の場合、通常15乃至20分間)にわたり必
要な温度を保持することにより目的物質を抽出するもの
であり、次の規定量のクロレラスラリーの処理を行うに
は、温度保持容器の内容物を入れ替えた後、再び抽出に
必要な一定時間にわたり必要な温度を保持しなければな
らなかった。
【0003】この従来の装置は、次のような課題を有し
ていた。 この装置は一括処理用であり、作業効率の高い連続的
な抽出処理を行うことができない。 この装置を用いて抽出を行うと、クロレラ藻体がプレ
ートに次第に付着蓄積して抽出効率の悪化を招く。 熱交換プレートのパッキングの損傷を防ぐ必要上、抽
出温度を一定限度以上に上げることができないため、抽
出効率を高める上で限界がある。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
課題に鑑み行われたものであって、連続的に抽出処理を
行うことができ、熱交換プレート等に対象物が付着する
こと及びそれに伴う不都合を回避し得、抽出温度を十分
に高めて抽出効率を上げることができる微細藻類の水溶
性物質抽出装置、及びその抽出のための温度保持の時間
を自在に調節することができる微細藻類の水溶性物質抽
出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の抽出装置は、温度保持容器と、その温度保持容器内
に設けられた、螺旋の軸線がほぼ上下方向をなす螺旋管
と、前記温度保持容器内の底部よりも上方に開口する流
出口を有する流出管とを備え、螺旋管の上方端部に導入
口を有し、螺旋管の下方端部は温度保持容器内に開口
し、導入口からの導入物が螺旋管を経て螺旋管の下方端
部から温度保持容器内に放出されるものであって、前記
導入物が螺旋管内を旋回降下することによる遠心力によ
って前記導入物の固体成分を液体成分から可及的に分離
させ、温度保持容器内に放出される放出物のうち上澄み
の液体成分を流出口から流出管を通じ流出させて分離す
ることを特徴とする。
【0006】対象物のスラリーの霧状化物が水蒸気と混
合して加熱されたものを、温度保持容器内に設けられた
螺旋管の上方端部から螺旋管内に導入すると、その導入
物は、螺旋の軸線がほぼ上下方向をなす螺旋管内を旋回
しつつ降下し、螺旋管の下方端部から温度保持容器内に
放出される。螺旋管内を旋回降下することにより導入物
に作用する遠心力によって、導入物の固体成分が液体成
分から可及的に分離される。
【0007】導入物の固体成分が液体成分から可及的に
分離されて螺旋管の下方端部から放出された放出物は、
温度保持容器内に溜まって上澄み液が流出口に達するま
での間、可及的に温度が保持された状態で放出物中の固
体成分が沈殿する。導入物が螺旋管に連続的に導入され
ると、螺旋管の下方端部から温度保持容器内に放出物が
連続的に放出されるので、温度保持容器内の放出物の上
澄み液を流出口から連続的に流出させることができる。
その放出物は、螺旋管の下方端部より連続的に放出され
た後、上澄み液が分離して流出口に達するまでの間、可
及的に温度保持される。そのため、導入物は、螺旋管内
を旋回降下して螺旋管の下方端部から放出され、上澄み
液が分離して流出口に達するまでの間、温度保持されて
対象物から可溶成分が抽出される。導入物が連続導入さ
れることにより、可溶成分は連続的に抽出される。放出
物が温度保持される時間は流出口の上下位置に対応する
ので、流出口を適切な位置に配することにより、抽出時
間が制御される。
【0008】本発明の抽出装置は、温度保持容器内の沈
殿物を排出するための排出手段を備えることが望まし
い。
【0009】排出手段としては、例えば温度保持容器の
底部等の下部に、開閉可能な排出口又は排出管を設けた
ものを用いることができる。
【0010】温度保持容器内に、放出物による沈殿物が
ある程度以上溜まった場合に、例えば沈殿物の増加速度
に対応する排出速度で連続的に、或は例えば一定量ずつ
断続的に、排出手段により沈殿物を外部へ排出すること
により、連続導入される導入物からの可溶成分の連続的
抽出を継続的に行うことができる。
【0011】また、本発明の抽出装置は、流出口の上下
位置を変化させ得る高さ調節手段を備えるものとするこ
とが好ましい。流出口の上下位置を調節することによ
り、放出物が温度保持される時間を調節することができ
る。また、温度保持容器内の沈殿物の増減に応じて流出
口を上下に移動させれば、放出物から上澄み液が分離し
て流出口に達するまでの温度保持時間を一定化すること
ができる。
【0012】また、本発明の抽出装置は、流出口に濾過
手段を備えるものとすることが好ましい。濾過手段を介
して流出口から上澄み液を流出することにより、液体成
分のみを分離することができる。
【0013】更に、本発明の抽出装置は、混合用筒状体
と、対象物のスラリーの霧状化物を噴出させるための霧
状化物噴出手段と、水蒸気を噴出させるための水蒸気噴
出手段とを備え、前記霧状化物噴出手段及び水蒸気噴出
手段は、前記混合用筒状体中にその始端部から終端部に
向かって対象物のスラリーの霧状化物及び水蒸気を噴出
してその霧状化物と水蒸気を混合させ、その混合物を、
前記混合用筒状体の終端部に設けられた送出口から送出
させるものであり、その送出口に螺旋管の導入口が連通
され、送出口からの送出物が導入口から導入されるもの
であって、前記霧状化物は、前記水蒸気と混合して前記
混合用筒状体内をその終端部に向かって進行することに
より連続的に加熱されるものとすることが好ましい。
【0014】霧状化物噴出手段というのは、対象物のス
ラリーを霧状化すると同時に噴出するものの他、対象物
のスラリーを予め霧状化した後噴出するものであっても
よく、例えば、対象物のスラリーを送出するポンプと、
そのポンプから送出されたスラリーを混合用筒状体中の
始端部に直接噴霧するノズルにより構成することができ
る。
【0015】水蒸気噴出手段は、供給される水蒸気を混
合用筒状体中の始端部において終端部に向かって噴出す
るノズルによって構成することができる。
【0016】これらの霧状化物噴出手段と水蒸気噴出手
段は、混合用筒状体中に噴出した対象物のスラリーの霧
状化物と水蒸気が混合するように配する。
【0017】混合用筒状体中にその始端部から対象物の
スラリーの霧状化物及び水蒸気が噴出してその霧状化物
と水蒸気が混合し、混合用筒状体内をその終端部に向か
って進行するので、対象物のスラリーの霧状化物は水蒸
気と混合してその水蒸気の顕熱及び潜熱により迅速に而
も連続的に加熱される。
【0018】混合用筒状体内において対象物のスラリー
の霧状化物が水蒸気と混合して加熱されることにより対
象物からの可溶成分の抽出が少なくとも一定程度進行し
た後、その送出口から送出される送出物が螺旋管の導入
口から螺旋管内に導入される。
【0019】また本発明の抽出装置は、混合用筒状体内
の温度を感知するための温度センサと、その温度センサ
の感知温度に基づき、水蒸気噴出手段により噴出する水
蒸気の流量および/または圧力を調節して混合用筒状体
内の温度をほぼ設定温度に維持するための調節手段とを
備えたものとすることが望ましい。
【0020】温度センサは、混合用筒状体内の温度を感
知するのに適する1箇所又は複数箇所に設けることがで
き、例えば、混合用筒状体の前後方向中間位置の内周部
における1箇所に設けることができる。
【0021】調節手段としては、例えば、水蒸気量比例
制御弁を、温度センサによる感知温度と設定温度との差
に基づき制御することにより、水蒸気噴出手段により噴
出する水蒸気の流量を調節して混合用筒状体内の温度を
可及的に設定温度に維持するものとすることができる。
設定温度は、一定であってもよく、可変であってもよ
い。
【0022】この抽出装置によれば、調節手段により、
混合用筒状体内の温度がほぼ設定温度に維持されるの
で、対象物のスラリーの霧状化物を連続的に確実に加熱
することができる。
【0023】また本発明の抽出装置は、内ノズルの外周
側に環状の外ノズルを有してなる二重ノズルを混合用筒
状体の始端部に有し、混合用筒状体中に、内ノズルから
対象物のスラリーの霧状化物を、外ノズルから水蒸気
を、それぞれ終端部向きに噴出するものとすることが望
ましい。
【0024】この二重ノズルにおける内ノズルから噴出
した対象物のスラリーの霧状化物は、その内ノズルを囲
繞する外ノズルから噴出した水蒸気とよく混合しながら
混合用筒状体内をその終端部に向かって進行する。その
ため、対象物のスラリーの霧状化物は、水蒸気により迅
速且つ確実に万遍なく加熱される。
【0025】更に、本発明の抽出装置は、混合用筒状体
内面の始端部が、軸線が混合用筒状体の軸心線にほぼ一
致する内側に凹の回転放物面により構成され、霧状化物
噴出手段及び水蒸気噴出手段によりそれぞれ対象物のス
ラリーの霧状化物及び水蒸気を噴出する位置が、前記回
転放物面の焦点付近に位置するものとすることが望まし
い。
【0026】この場合、焦点付近において霧状化物噴出
手段及び水蒸気噴出手段により終端部に向かって噴出さ
れた対象物のスラリーの霧状化物及び水蒸気の一部が後
方又は側方への速度成分を有していても、それが混合用
筒状体内面の始端部に当って反射することにより、混合
用筒状体の軸心線にほぼ平行に終端部に向かって進行す
ることとなるので、対象物のスラリーの霧状化物と水蒸
気との混合による連続的加熱が万遍なく行われる。
【0027】また本発明の抽出装置は、混合用筒状体内
面の終端部が、内側に凹の回転楕円面により構成され、
その回転楕円面及び送出口の各軸線が混合用筒状体の軸
心線にほぼ一致するものとすることが望ましい。
【0028】この場合、対象物のスラリーの霧状化物と
水蒸気との混合物のうち、混合用筒状体内面の終端部に
当ったものは、反射することにより送出口の軸線上に位
置する回転楕円面の焦点付近に集中するので、送出口か
ら円滑に送出される。
【0029】また更に、本発明の抽出装置は、混合用筒
状体の内周面に、螺旋の軸線がほぼ混合用筒状体の軸心
線に沿う螺旋状の案内突条が設けられたものとすること
が望ましい。
【0030】このような構成により、霧状化物噴出手段
及び水蒸気噴出手段により混合用筒状体中に終端部に向
かって噴出した対象物のスラリーの霧状化物と水蒸気
は、螺旋状の案内突条に案内されることにより螺旋的に
旋回しつつ混合用筒状体内をその終端部に向かって進行
する。進行の際の螺旋的旋回は、その霧状化物と水蒸気
との十分な混合を促進し、霧状化物の迅速な連続的加熱
をより確実なものとする。
【0031】また本発明の抽出装置は、霧状化物噴出手
段による対象物のスラリーの噴出流量が、設定された一
定流量であることが好ましい。これにより、水蒸気噴出
手段が噴出する水蒸気と混合することによる対象物のス
ラリーの霧状化物の連続的加熱がより確実に万遍なく行
われる。
【0032】また更に、本発明の抽出装置は、混合用筒
状体が円筒形状であるものとすることが望ましい。これ
により、水蒸気及び対象物のスラリーの霧状化物が偏り
なく円滑に終端部に向かって進行し、水蒸気と混合する
ことによる対象物のスラリーの霧状化物の連続的加熱が
より確実に万遍なく行われる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。
【0034】図1は、本発明の実施の形態の一例として
の、クロレラスラリー用の抽出装置の模式的な説明図で
ある。
【0035】この抽出装置は、主として連続加熱部10
と温度保持部60からなる。
【0036】連続加熱部10における混合用筒状体12
は、軸心線が水平方向の略円筒形状をなす。混合用筒状
体12の内面の始端部及び終端部は、それぞれ内側に凹
の回転放物面12a及び内側に凹の回転楕円面12bに
より構成されており、それらの回転放物面12a及び回
転楕円面12bの軸線は、混合用筒状体12の軸心線に
一致する。
【0037】混合用筒状体12内の始端部には、内ノズ
ル14aの外周側に同心状に環状の外ノズル14bを有
してなり、軸心線が混合用筒状体12の軸心線に一致す
る二重ノズル14が突設され、その二重ノズル14の先
端開口部は前記回転放物面12aの焦点付近に位置す
る。
【0038】内ノズル14aの基部には、設定流量のク
ロレラスラリーを圧送する定量送出ポンプ16に接続さ
れたクロレラスラリー送給管18が連結されており、内
ノズル14aは、圧送されてきたクロレラスラリーを霧
状化してその先端開口部から混合用筒状体12内の終端
部向きに噴出させる霧状化物噴出手段を構成する。
【0039】また外ノズル14bの基部には、ボイラー
等の生蒸気発生源(図示せず)に接続された蒸気送給管
20が連結されており、外ノズル14bは、送給される
生蒸気をその先端開口部から終端部向きに噴出させる水
蒸気噴出手段を構成する。
【0040】蒸気送給管20の途中に、外ノズル14b
により噴出する前の水蒸気の流量を比例制御により調節
するための水蒸気量比例制御弁22を有する。混合用筒
状体12の前後方向中間位置の内周部には、混合用筒状
体12内の温度を感知するための温度センサ24が設け
られ、混合用筒状体12の外部に、温度センサ24によ
る感知温度と設定温度(例えば90乃至100℃程度が
好ましい。より好ましくは93乃至97℃程度であ
る。)との差に基づき水蒸気量比例制御弁22に制御信
号を出力する制御装置26を有する。制御装置26とし
ては、例えば一般的な制御回路やマイクロコンピュータ
等の公知の制御機器を利用することができ、設定温度は
自在に設定し得る。この制御装置26により水蒸気量比
例制御弁22を制御することにより、外ノズル14bか
ら噴出する生蒸気の流量を調節して混合用筒状体12内
の温度を可及的に設定温度に維持する。
【0041】また、蒸気送給管20における水蒸気量比
例制御弁22の上流側には、管内の圧力を計測する圧力
計28が設けられ、下流側には、管内の温度を計測する
温度計30が設けられている。
【0042】混合用筒状体12の内周面には、螺旋の軸
線がほぼ混合用筒状体12の軸心線に沿う螺旋状の案内
突条32が設けられ、混合用筒状体12内に噴出したク
ロレラスラリーの霧状化物と水蒸気は、螺旋状の案内突
条32に案内されることにより螺旋的に旋回する。
【0043】混合用筒状体12内の終端部には、軸線が
混合用筒状体12の軸心線に一致する円形断面の送出口
12cが設けられており、この送出口12cには送出管
33の一端が接続されている。送出管33には温度計3
4及び圧力計36が設けられている。
【0044】温度保持部60におけるホーリングタンク
62(温度保持容器)は、軸心線がほぼ上下方向の略円
筒形状で、側面に内部確認窓62aを有する。ホーリン
グタンク62の上部に、内部の余分な空気及びその他の
ガスを外部へ逃がすためのエア抜き管64が設けられ、
ホーリングタンク62の下端部には、開閉弁64aを備
えたクロレラ藻体排出管64が設けられている。
【0045】ホーリングタンク62内には、螺旋の軸線
がほぼ上下方向をなし、螺旋の半径がホーリングタンク
62の内径よりもやや小さい螺旋管66が設けられ、ホ
ーリングタンク62の上部外方に開口する螺旋管66上
方端部の導入口66aに、送出管33の他端が接続され
ている。螺旋管66の下方端部66bはホーリングタン
ク62の内底部に開口している。
【0046】ホーリングタンク62内の軸心上に、固定
流出管68及び可動流出管70が設けられている。固定
流出管68は、上端を上下方向中間位置に開口し、ホー
リングタンク62の底部中央を貫通して下方に達してお
り、ホーリングタンク62の外部において開閉弁68a
を有する。固定流出管68の上部には、可動流出管70
が上下摺動可能な状態で外嵌されている。
【0047】可動流出管70の上端開口部には、上方に
向かって外径が縮小する円錐台形状の濾過器72が設け
られ、その側周面を通じ液体が濾過されて可動流出管7
0内に流下するよう構成されている。また可動流出管7
0には上下位置調節棒74の下端部が連結され、上下位
置調節棒74の上端部は、ホーリングタンク62の天板
を貫通して上方へ突出し、その上端部には上下位置調節
棒74を操作して可動流出管70の上下位置を調節する
ための上下調節ハンドル74aが設けられている。
【0048】定量送出ポンプ16により設定流量のクロ
レラスラリーを圧送し、二重ノズル14の内ノズル14
aによりそのクロレラスラリーを霧状化して混合用筒状
体12内に終端部向きに噴出させると共に、生蒸気発生
源に接続された蒸気送給管20から送給される生蒸気を
二重ノズル14の外ノズル14bから混合用筒状体12
内に終端部向きに噴出させる。
【0049】すると、内ノズル14aから噴出したクロ
レラスラリーの霧状化物と、それを囲繞する外ノズル1
4bから噴出した生蒸気がよく混合し、それらは螺旋状
の案内突条32によって案内されることにより螺旋的に
旋回しつつ混合用筒状体12内をその終端部に向かって
進行する。混合用筒状体12の始端部における回転放物
面12aの焦点付近において噴出されたクロレラスラリ
ーの霧状化物及び生蒸気の一部が後方又は側方への速度
成分を有していても、それが回転放物面12aに当って
反射することにより、混合用筒状体12の軸心線にほぼ
平行に終端部に向かって進行する。混合用筒状体12内
の温度は、制御装置26により水蒸気量比例制御弁22
が制御されることにより可及的に設定温度に維持され
る。クロレラスラリーの霧状化物と生蒸気との混合物の
うち、混合用筒状体12内面の終端部に当ったものは、
反射することにより送出口12cの軸線上に位置する回
転楕円面12bの焦点付近に集中するので、送出口12
cから円滑に送出される。
【0050】進行の際の螺旋的旋回は、その霧状化物と
生蒸気との十分な混合を促進し、クロレラスラリーの霧
状化物はその生蒸気の顕熱及び潜熱により万遍なく迅速
且つ確実に而も連続的に加熱されると共に含有するC.
G.F.の抽出が少なくとも一定程度進行する。熱交換
プレート等の熱交換用部材を用いないので、熱交換用部
材に対象物が付着することによる不都合が回避される。
【0051】クロレラスラリーの霧状化物が生蒸気と混
合して加熱された後、その混合用筒状体12の送出口1
2cから送出される送出物は、送出管33を経て螺旋管
66の上方端部の導入口66aから螺旋管66内に導入
される。その導入物は、螺旋管66内を旋回しつつ降下
し、螺旋管66の下方端部66bからホーリングタンク
62内の底部に放出される。螺旋管66内を旋回降下す
ることにより導入物に作用する遠心力によって、クロレ
ラスラリーの霧状化物を含む導入物の固体成分が液体成
分から可及的に分離される。また、螺旋管66内を通過
する間にもC.G.F.の抽出が少なくとも一定程度進
行する。
【0052】クロレラスラリーの霧状化物を含む導入物
の固体成分が液体成分から可及的に分離されて螺旋管6
6の下方端部66bから放出された放出物は、次第にホ
ーリングタンク62内に溜まって上澄み液が流出口に達
するまでの間、可及的に保温された状態で放出物中の固
体成分たるクロレラ藻体が沈殿する。混合用筒状体12
から導入物が螺旋管66に連続的に導入されることによ
り、螺旋管66の下方端部66bからホーリングタンク
62内に放出物が連続的に放出されるので、クロレラ中
のC.G.F.を連続的に抽出し、ホーリングタンク6
2内の放出物の上澄み液、すなわちC.G.F.含有液
を、濾過器72を通して可動流出管70及び固定流出管
68に連続的に流出させることができる。濾過器72に
よる濾過は、上方に向かって外径が縮小する円錐台形状
の濾過器72の側周面を通じ、次第に水位が上がる上澄
み液が、その側周面の内側に濾過されることにより行わ
れるので、濾過の際、濾過器72の外部にはほぼ母線に
沿うような流れが生じ、濾過器72の目詰りが可及的に
防止される。
【0053】放出物は、螺旋管66の下方端部66bよ
り連続的に放出された後、上澄み液が分離して濾過器7
2に達するまでの間、可及的に温度保持される。保持温
度は、90℃以上であることが好ましい。最適の温度は
約95℃である。そのため、クロレラスラリーの霧状化
物を含む導入物は、螺旋管66内を旋回降下して螺旋管
66の下方端部66bから放出され、上澄み液が分離し
て流出口に達するまでの間、温度保持されてC.G.
F.が抽出される。導入物が連続導入されることによ
り、クロレラ藻体の沈殿量がある程度以上となった場合
に、例えば開閉弁64aの調整により沈殿物の増加速度
に対応する排出速度で連続的に、或は例えば一定量ずつ
断続的に、クロレラ藻体排出管64により沈殿物を外部
へ排出することにより、連続導入される導入物からの
C.G.F.の連続的抽出を継続的に行うことができ
る。放出物が温度保持される時間は可動流出管70に設
けられた濾過器72の上下位置に対応するので、例えば
内部確認窓から内部を確認しつつ、その上下位置を調節
させることにより、放出物が温度保持される時間を調節
することができる。通常、この温度保持時間は15乃至
20分間程度が好ましい。また、ホーリングタンク62
内の沈殿物(クロレラ藻体)の増減に応じて上下調節ハ
ンドル74aを操作して可動流出管70を上下に移動さ
せれば、放出物から上澄み液が分離して濾過器72に達
するまでの温度保持時間を一定化することができる。
【0054】なお、以上の実施の形態についての記述に
おける構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配
置などは、特にそれらに限定される旨の記載がない限り
は、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のもの
ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0055】
【発明の効果】本発明の抽出装置によれば、対象物のス
ラリーの霧状化物が水蒸気と混合して加熱されてなる導
入物は、螺旋管内を旋回降下して螺旋管の下方端部から
放出され、上澄み液が分離して流出口に達するまでの
間、温度保持されて対象物から可溶成分が抽出されるの
で、流出口を適切な上下位置に配することにより、抽出
時間を制御して対象物からの可溶成分の適切な抽出を連
続的に行うことができる。
【0056】請求項2の抽出装置によれば、温度保持容
器内に沈殿物がある程度以上溜まった場合に排出手段に
より沈殿物を外部へ排出することにより、連続導入され
る導入物からの可溶成分の連続的抽出を継続的に行うこ
とができる。
【0057】請求項3の抽出装置によれば、流出口の上
下位置を調節することにより、放出物が温度保持される
時間を調節することができ、温度保持容器内の沈殿物の
増減に応じて流出口を上下に移動させれば、放出物から
上澄み液が分離して流出口に達するまでの温度保持時間
を一定化することができる。
【0058】請求項4の抽出装置によれば、濾過手段を
介して流出口から上澄み液が流出することにより、液体
成分のみを分離することができる。
【0059】請求項5の抽出装置によれば、螺旋管内に
導入される前に水蒸気を用いた湿式加熱により対象物の
スラリーの霧状化物を迅速且つ連続的に加熱し得、熱交
換プレート等の熱交換用部材を用いないので、高温の水
蒸気を用いて抽出温度を十分に高めることにより抽出効
率を上げることができると共に、熱交換用部材に対象物
が付着蓄積することによる抽出効率の低下等の不都合を
回避することができる。また、混合用筒状体内において
対象物からの可溶成分の抽出が少なくとも一定程度進行
するので、抽出処理をより効率的に行うことができる。
従って、クロレラスラリーを連続的に加熱して連続的に
C.G.F.の抽出処理を行う上で特に適している。
【0060】請求項6の抽出装置によれば、混合用筒状
体内の温度をほぼ設定温度に維持してクロレラスラリー
等の対象物のスラリーの霧状化物を連続的に確実に加熱
することができる。
【0061】請求項7の抽出装置によれば、内ノズルか
ら噴出した対象物のスラリーの霧状化物が外ノズルから
噴出した水蒸気とよく混合するので、クロレラスラリー
等の対象物のスラリーの霧状化物を、水蒸気により迅速
且つ確実に万遍なく加熱することができる。
【0062】請求項8の抽出装置によれば、噴出された
対象物のスラリーの霧状化物及び水蒸気の一部が混合用
筒状体内面の始端部に当った場合、それらは反射して混
合用筒状体の軸心線にほぼ平行に終端部に向かって進行
することとなるので、クロレラスラリー等の対象物のス
ラリーの霧状化物と水蒸気との混合による連続的加熱を
万遍なく行うことができる。
【0063】請求項9の抽出装置によれば、対象物のス
ラリーの霧状化物と水蒸気との混合物のうち混合用筒状
体内面の終端部に当ったものが、その終端部の内面を構
成する回転楕円面の焦点付近に集中し、送出口から円滑
に送出されるので、クロレラスラリー等の対象物のスラ
リーの霧状化物と水蒸気との混合による加熱を連続的に
万遍なく行う上で好適である。
【0064】請求項10の抽出装置によれば、混合用筒
状体中に、その終端部に向かって噴出した対象物のスラ
リーの霧状化物と水蒸気は、螺旋状の案内突条に案内さ
れることにより螺旋的に旋回しつつ混合用筒状体内をそ
の終端部に向かって進行し、その霧状化物と水蒸気との
十分な混合が促進されるので、クロレラスラリー等の対
象物のスラリーの霧状化物の迅速な連続的加熱をより確
実に行うことができる。
【0065】請求項11の抽出装置によれば、クロレラ
スラリー等の対象物のスラリーの霧状化物の噴出流量が
一定流量であるから、水蒸気噴出手段が噴出する水蒸気
と混合することによる霧状化物の連続的加熱をより確実
に万遍なく行うことができる。
【0066】請求項12の抽出装置によれば、水蒸気及
び対象物のスラリーの霧状化物が円筒形状の混合用筒状
体内を偏りなく円滑に終端部に向かって進行し、水蒸気
と混合することによるクロレラスラリー等の対象物のス
ラリーの霧状化物の連続的加熱をより確実に万遍なく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】抽出装置の模式的な説明図である。
【符合の説明】
12 混合用筒状体 12c 送出口 33 送出管 62 ホーリングタンク 66 螺旋管 66a 導入口 66b 下方端部 68 固定流出管 70 可動流出管 72 濾過器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度保持容器と、その温度保持容器内に設
    けられた、螺旋の軸線がほぼ上下方向をなす螺旋管と、
    前記温度保持容器内の底部よりも上方に開口する流出口
    を有する流出管とを備え、螺旋管の上方端部に導入口を
    有し、螺旋管の下方端部は温度保持容器内に開口し、導
    入口からの導入物が螺旋管を経て螺旋管の下方端部から
    温度保持容器内に放出されるものであって、前記導入物
    が螺旋管内を旋回降下することによる遠心力によって前
    記導入物の固体成分を液体成分から可及的に分離させ、
    温度保持容器内に放出される放出物のうち上澄みの液体
    成分を流出口から流出管を通じ流出させて分離すること
    を特徴とする抽出装置。
  2. 【請求項2】温度保持容器内の沈殿物を排出するための
    排出手段を備えた請求項1記載の抽出装置。
  3. 【請求項3】流出口の上下位置を変化させ得る高さ調節
    手段を備えた請求項1又は2記載の抽出装置。
  4. 【請求項4】流出口に濾過手段を備えた請求項1、2又
    は3記載の抽出装置。
  5. 【請求項5】混合用筒状体と、対象物のスラリーの霧状
    化物を噴出させるための霧状化物噴出手段と、水蒸気を
    噴出させるための水蒸気噴出手段とを備え、前記霧状化
    物噴出手段及び水蒸気噴出手段は、前記混合用筒状体中
    にその始端部から終端部に向かって対象物のスラリーの
    霧状化物及び水蒸気を噴出してその霧状化物と水蒸気を
    混合させ、その混合物を、前記混合用筒状体の終端部に
    設けられた送出口から送出させるものであり、その送出
    口に螺旋管の導入口が連通され、送出口からの送出物が
    導入口から導入されるものであって、前記霧状化物は、
    前記水蒸気と混合して前記混合用筒状体内をその終端部
    に向かって進行することにより連続的に加熱された請求
    項1、2、3又は4記載の抽出装置。
  6. 【請求項6】混合用筒状体内の温度を感知するための温
    度センサと、その温度センサの感知温度に基づき、水蒸
    気噴出手段により噴出する水蒸気の流量および/または
    圧力を調節して混合用筒状体内の温度をほぼ設定温度に
    維持するための調節手段とを備えた請求項5記載の抽出
    装置。
  7. 【請求項7】内ノズルの外周側に環状の外ノズルを有し
    てなる二重ノズルを混合用筒状体の始端部に有し、混合
    用筒状体中に、内ノズルから対象物のスラリーの霧状化
    物を、外ノズルから水蒸気を、それぞれ終端部向きに噴
    出するものである請求項5又は6記載の抽出装置。
  8. 【請求項8】混合用筒状体内面の始端部が、軸線が混合
    用筒状体の軸心線にほぼ一致する内側に凹の回転放物面
    により構成され、霧状化物噴出手段及び水蒸気噴出手段
    によりそれぞれ対象物のスラリーの霧状化物及び水蒸気
    を噴出する位置が、前記放物面の焦点付近に位置するも
    のである請求項5 、6又は7記載の抽出装置。
  9. 【請求項9】混合用筒状体内面の終端部が、内側に凹の
    回転楕円面により構成され、その回転楕円面及び送出口
    の各軸線が混合用筒状体の軸心線にほぼ一致するもので
    ある請求項5、6、7又は8記載の抽出装置。
  10. 【請求項10】混合用筒状体の内周面に、螺旋の軸線が
    ほぼ混合用筒状体の軸心線に沿う螺旋状の案内突条が設
    けられた請求項5、6、7、8又は9記載の抽出装置。
  11. 【請求項11】霧状化物噴出手段による対象物のスラリ
    ーの噴出流量が、設定された一定流量である請求項5、
    6、7、8、9又は10記載の抽出装置。
  12. 【請求項12】混合用筒状体が円筒形状である請求項
    5、6、7、8、9、10又は11記載の抽出装置。
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