JPH10117214A - 情報伝送方式および方法 - Google Patents

情報伝送方式および方法

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JPH10117214A
JPH10117214A JP21729797A JP21729797A JPH10117214A JP H10117214 A JPH10117214 A JP H10117214A JP 21729797 A JP21729797 A JP 21729797A JP 21729797 A JP21729797 A JP 21729797A JP H10117214 A JPH10117214 A JP H10117214A
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JP
Japan
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JP21729797A
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English (en)
Inventor
Motohisa Tomura
元久 戸村
Masaki Ito
正樹 伊藤
Tatsuji Yamada
達司 山田
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像や音声のように時間的に連続なデータを
ネットワークを通じて伝送する場合の情報の品質と多重
度の向上を図る。 【解決手段】 サーバ3からクライアント1へ、単位時
間t_cycle毎に単位量size_unitのデータが反復的に伝
送される。クライアント1は、各単位時間サイクルに受
信待機やデータ受信に要した時間t_echo、t_recvを測
定して(S19)、次サイクルの開始時にサーバ3に通
知する(S14)。サーバ3は、各サイクルにデータ送
信やデータ読み込みに要した時間t_send、t_readを測
定して(S29)、次サイクルの開始時に前サイクルの
t_echo、t_recv、t_send、t_readに基づいて、単位
量データの伝送に使用可能な時間t_limitを計算する
(S22)。そして、使用可能な時間t_limit内に単位
量データを送信する(S25)。単位量データは、size
_unit/n量のn個のセグメントデータに細分化され、
各セグメントデータの送信(S31)と休止(S34)
とが使用可能時間t_limit内にn回繰り返される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、映像や音声などの時間的
に連続な情報をその時間的連続性を維持しつつ伝送する
のに適した情報伝送方式に関わり、例えばビデオ・オン
・デマンド・システムにおける映像や音声の伝送などに
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】クライアントがデータ要求を発行し、サ
ーバはそれを受けてクライアントへ映像データを送信す
るという、クライアント主導型のビデオ・オン・デマン
ドシステムにおける、従来の処理例を図1に示す。図示
のように、サーバにおいては、ある1単位の映像データ
をデイスクから読み込み(S3)、クライアントへ送信
する(S2)という処理を繰り返す(例えば、伊藤正
樹、他著=「LANにおける映像蓄積配送システム」、電
子情報通信学会技術研究報告、OFS94-21)。
【0003】図中のステップS2の処理においては、以
下の2通りの方法がある(例えば、浅井光男、他著:
「ATMを用いたVODサーバの試作」、電子情報通信学会技
術研究報告、CS94-173)。
【0004】(a)映像データを即座にネットワークへ
(クライアントへ)送出する。
【0005】(b)映像データを小刻みにネットワーク
へ送出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1に示した従来技術
においては、次に述べる問題点がある。
【0007】(A)映像データは情報量が多いため、あ
る単位(例えば1秒分)のデータをネットワークへ一気
に書き出すとトラヒックがバースト的になる。従って、
図1中のステップS2の処理で上記(a)の方法を用い
る場合、トラヒックがバースト的になる。バーストトラ
ヒックは、他の通信の待ち時間増加という影響を与え、
システム全体での映像同時再生数(多重度)が低下す
る。
【0008】(B)一方、上記(b)の方法を用いる場
合、トラヒックのバースト性は低下し平滑化される。し
かし、従来技術ではサーバの負荷増大時のディスクの読
み込み時間増加や、ネットワークの混雑度が考慮されて
いない。そのため、クライアントへの送信が間に合わな
い場含があり(すなわち、1秒ぶんのデータをl秒以内に
送出できない)、映像の途切れ等の品質低下が発生す
る。
【0009】従って、本発明の目的は、映像や音声のよ
うに時間的に連続なデータをネットワークを通じて伝送
する場合の情報の品質と多重度の向上を図ることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報伝送方式
は、データを送信する送信装置と、送信装置からのデー
タを受信する受信装置と、データを送信したときに送信
装置が使用した時間を測定する第1の時間測定手段と、
データを受信したときに受信装置が使用した時間を測定
する第2の時間測定手段と、第1及び第2の時間測定手
段から送信装置及び受信装置が使用した時間を受けて、
所定の単位時間内に所定の単位量のデータの送受信を完
了させるために送信装置が使用可能な時間を予測する予
測手段と、予測手段から前記使用可能な時間を受けて、
この使用可能時間内に送信装置が単位量のデータを送信
完了するように送信装置を制御する送信制御手段とを備
える。
【0011】この情報伝送方式によれば、所定の単位時
間内に所定の単位量のデータの送受信が完了するよう
に、送信装置からの単位量のデータ送信が予測された使
用可能時間内に実行される。使用可能時間は、過去のデ
ータ送受信において送信装置と受信装置とが実際に使用
した時間に基づいて計算される。そのため、送信装置や
ネットワークの負荷状況に応じて動的に使用可能時間を
決定することができるから、そのような負荷の変動に追
従して常に、単位時間内に所定の単位量のデータが伝送
できるようになる。このことは、例えばビデオ・オン・
デマンド・システムで映像データを伝送する場合、映像
データを実質的に連続して伝送して、映像を安定的に再
生することを可能にする。
【0012】ビデオ・オン・デマンド・システムでの映
像データの伝送のように、単位時間毎に単位量のデータ
を反復的に伝送する場合、その伝送の各サイクルにおい
て、送信装置及び受信装置が使用した時間をそれぞれ測
定し、前サイクルに測定した使用時間から次サイクルの
ための使用可能時間を予測することが望ましい。負荷状
態が急変でもしない限り、通常は前サイクルの伝送での
使用時間とほぼ同じ時間を次サイクルの伝送でも使用す
ると仮定できるからである。この場合、局所的なトラヒ
ック変動などによる影響を避けるためには、最新過去の
所定数のサイクルにおける使用時間の移動平均を用いる
ことが望ましい。
【0013】トラヒックをなるべく平滑化するために
は、単位量のデータを複数n個のセグメントデータに分
割し、セグメントデータの送信と休止を前記使用可能時
間内にn回繰り返すようにして送信を行うことが望まし
い。これにより、例えばビデオ・オン・デマンド・シス
テムにおいては、トラヒックのバースト性を押さえつ
つ、サーバやネットワークの負荷状況に応じた動的な映
像伝送制御が可能になり、映像同時再生数〈多重度)が
向上する。
【0014】本発明の送信装置と受信装置はコンピュー
タを用いて実現することができる。そのためのコンピュ
ータプログラムは、ディスク記録媒体や半導体メモリの
ように固定的にプログラムを担持する媒体からでも、通
信ネットワークのように流動的にプログラムを担持する
媒体からでも、コンピュータに供給することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を以下に説明
する。
【0016】この実施形態は、クライアントがデータ要
求を発行し、サーバがそれを受けてクライアントへ映像
データを送信するという、図1に示したものと基本的に
同様のクライアント主導型のビデオ・オン・デマンド・
システムにおいて、本発明に従う改良を加えたものであ
る。
【0017】このシステムでは、ネットワークの混雑度
およびディスクの読み込み時間を動的に反映しつつバー
スト的トラヒックを防ぐために、下記の方法を実施す
る。
【0018】ネットワークの監視およびディスク読み
込み時間の反映 図2に、図1の処理1単位におけるクライアント・サー
バ間のデータ送受の時間的関係を示す。図示の一連の送
受信が所定の単位時間t_cycle内に終了しないと、次サ
イクルの送受処理開始に間に合わず、結果として映像の
安定的再生が不可能となる。ここで、t_cycleは、デー
タ送信単位時間(一定値、例えば1秒)、t_echoは、ク
ライアントにおいて、サーバにデータ要求を開始してか
ら、データの到着が開始するまでに要した時間、t_rec
vは、クライアントにおいて、データ受信に要した時
間、t_sendは、サーバにおいて、データ送信に要した
時間、t_readは、サーバにおいて、ディスクからデー
タを読み込むのに要した時間である。
【0019】いま、次サイクルの送受信においても、処
理に要する時間が今サイクルと同じであると仮定する
と、サーバにおいて次サイクルのデータ送信のために使
用可能な時間t_limitは、図2より t_limit=t_cycle−tl−t3 (1) となる。ここで、 t3=(t2+t_recv)−t_send (2) であるから、式(1)とから、 t_limit=t_cycle−(t1+t2)−(t_recv−t_send) (3) となる。そして、 t1+t2=t_echo (4) であるから、 t_limit=t_cycle−t_echo−(t_recv−t_send) (5) が導かれる。
【0020】また、t_read>t3の場含は、 t_limit=t_cycle−t1−t_read (6) であるが、サーバとクライアントのクロックが異なるの
でt1は測定不可能である。そこで、安全側にt1=t_e
choと仮定すると、式(6)は、 t_limit=t_cycle−t_echo−t_read (7) となる。
【0021】このように式(5)および式(7)より、サ
ーバ3に許される送信使用可能時間t_limitを算出する
ことができる。ここで、t_cycleはあらかじめ決められ
た一定の値であり、t_echo、t_recvはクライアントに
おいて、t_send、t_readはサーバにおいていずれも計
測可能である。本実施形態では、これらの値を1データ
単位の送受信において毎サイクル計測し、それをもって
次サイクルのサーバからのデータ送信使用可能時間を決
定する。
【0022】その場合、さらに、局所的なトラヒック変
動などによる影響を避けるため、t_echo、t_recv、t
_send、t_readに関して移動平均を用いることが望まし
い。すなわち、iサイクル目の計測値をt_echo(i)、t
_recv(i)、t_send(i)、t_read(i)と表すと、移動平均
のサンプル数を所定値Mとして、iサイクル目における
それぞれの移動平均T_echo、T_recv、T_send、T_re
adを
【数1】 により求め、これを式(5)および式(7)で用いる。
【0023】従って、毎サイクルの送信時に最新過去M
サイクルの移動平均を計算して、 t_limit=t_cycle−T_echo−T_lag (T_lag≧T_readのとき) t_limit=t_cycle−T_echo−T_read (T_lag<T_readのとき) ここに、T_lag=T_recv−T_sendにより、毎サイクル
のデータ送信使用可能時間t_limitを決定する。
【0024】トラヒックの平滑化 トラヒックをなるべく平滑化するために、サーバにおい
て図3に示すように、1単位のデータをさらに細分化し
て、前記の手法で求めたt_limit以内にクライアントヘ
送出する。すなわち、size_unitを、1処理単位のデー
タサイズ(例えば1秒ぶんの映像データ)nを、細分化
数とすると、size_unit/nバイトを送信すると送信を
休止するという処理を、t_limit/n時間内に実行し、
これをn回繰り返す。
【0025】上記、の手法を併用することにより、
ネットワークの混雑度およびディスクの読み込み時間を
動的に反映しつつバースト的トラヒックを防ぐことがで
きる。
【0026】図4は、このビデオ・オン・デマンド・シ
ステムの構成を示す。
【0027】クライアント1とサーバ3がネットワーク
を介して通信する。クライアント1では、バッファモニ
タ11が再生バッファ13内のデータ量を監視し、その
データ量が所定の閾値以下になるとサーバ3へデータ要
求を発する。受信部15は、サーバ3からの映像データ
を受信して再生バッファ13に書込む。再生部17は、
再生バッファ13から映像データを読み出しビデオ信号
を再生し出力する。
【0028】サーバ3では、ディスク33に映像データ
が予め蓄積されている。ビデオ配信部31において、送
信部37がクライアント1からのデータ要求に応答し
て、読み込み部35に映像データを要求する。読み込み
部35は、ディスク33から映像データを読み込み送信
部37へ渡す。送信部37は、その映像データをクライ
アント1へ送信する。
【0029】図5は、クライアント1における処理の流
れを示す。
【0030】クライアント1は、再生バッファ13内の
データ量が閾値以下になると(S11)、現在のクロッ
ク値をc1にし(S12)、サーバへデータ要求を発し
(S13)、続いて、前サイクルに計算したt_echoと
t_recvをサーバ3へ通知する(S14)。その後、サ
ーバ3から映像データのヘッダを受信すると(S1
5)、現在のクロック値をc2とし(S16)、そし
て、サーバ3からの映像データを受信する(S17)。
1処理単位の映像データの受信が終わると、現在のクロ
ック値をc3とし(S18)、次に、t_echoとt_recv
を t_echo=c2−c1 t_recv=c3−c2 により計算して更新する(S19)。以上の一連の処理
をクライアント1は繰り返す。
【0031】図6は、サーバ3における処理の流れを示
す。
【0032】サーバ3は、クライアント1からデータ要
求を受けると(S20)、続いてクライアント1からt
_echoとt_recvを受信する(S21)。そして、最新過
去Mサイクルのt_echo、t_recv、t_send、t_readを
用いて、それらの移動平均T_echo、T_recv、T_sen
d、T_readを求め、 t_limit=t_cycle−T_echo−T_lag (T_lag≧T_readのとき) t_limit=t_cycle−T_echo−T_read (T_lag<T_readのとき) ここに、T_lag=T_recv−T_sendにより、データ送信
使用可能時間t_limitを計算する(S22)。
【0033】次に、サーバ3は、現在のクロック値をs
1とし(S23)、映像データのヘッダをクライアント
1へ送信し(S24)、続いて前サイクルにディスク3
3から読み出した1単位分の映像データを、以下のよう
にして所定の複数n回に分けてクライアント1へ送信す
る(S25)。
【0034】まず、現在のクロック値をd1とし(S3
0)、続いて、1/n単位分のデータであるsize_unit
/nバイト(1セグメントという)をクライアント1へ
送信する(S31)。1セグメントの送信が終わると、
現在のクロック値をd2として(S32)、その1セグ
メント送信に要した時間t_divを t_div=d2−d1 により算出する(S33)。この後、1セグメント送信
に利用可能な時間t_limitの残り時間t_limit−t_div
だけ送信を休止する(S34)。以上のステップ30〜
S34をn回繰り返す。
【0035】1単位分の映像データの送信が終わると、
サーバ3は、現在のクロック値をs2とし(S26)、
続いて、ディスク33から次の1単位分(size_unitバ
イト)の映像データを読み込む(S27)。この読み込
みが終わると、現在のクロック値をs3とし(S2
8)、t_sendとt_readを t_send=s2−s1 t_read=s3−s2 により求めて更新する(S29)。その後、クライアン
ト1からのデータ要求を待つ(S20)。
【0036】サーバ3は、クライアント1からデータ要
求を受ける度に、上記の一連の処理を繰り返す。
【0037】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明はこの実施形態だけに限らず、種々の変形、修正、
改良を加えた多の様々な形態によっても実施することが
できる。本発明は、ビデオ・オン・デマンド・システム
だけに限らす、種々タイプの情報伝送に広範囲に適用す
ることができ、特に、映像や音声のように本来時間的に
連続している情報をその時間連続性を維持しつつ多重伝
送する用途において効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クライアント主導型のビデオ・オン・デマンド
システムにおける、従来の処理例を示すフローチャー
ト。
【図2】クライアント主導型のビデオ・オン・デマンド
システムにおける、処理1単位におけるクライアント・
サーバ間のデータ送受の時間的関係を示すタイムチャー
ト。
【図3】本発明の一実施形態において、1単位のデータ
を細分化してサーバからクライアントヘ送出する様子を
示したタイムチャート。
【図4】同実施形態の全体構成を示すブロック図。
【図5】同実施形態のクライアントにおける処理の流れ
を示すフローチャート。
【図6】同実施形態のサーバにおける処理の流れを示す
フローチャート。
【符号の説明】
1 クライアント 3 サーバ 11 バッファモニタ 13 再生バッファ 15 受信部 17 再生部 31 ビデオ配信部 33 ディスク 35 読み込み部 37 送信部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを送信する送信装置と、 前記送信装置からのデータを受信する受信装置と、 データを送信したときに前記送信装置が使用した時間を
    測定する第1の時間測定手段と、 データを受信したときに前記受信装置が使用した時間を
    測定する第2の時間測定手段と、 前記第1及び第2の時間測定手段から前記送信装置及び
    受信装置が使用した時間を受けて、所定の単位時間内に
    所定の単位量のデータの送受信を完了させるために前記
    送信装置が使用可能な時間を予測する予測手段と、 前記予測手段から前記使用可能な時間を受けて、この使
    用可能な時間内に前記送信装置が単位量のデータを送信
    完了するように、前記送信装置を制御する送信制御手段
    とを備えた情報伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記送信装置から受信装置へ、単位量の
    データが反復的に伝送され、 前記第1及び第2の測定手段は、反復的な伝送の各サイ
    クルにおいて、前記送信装置及び受信装置が使用した時
    間をそれぞれ測定し、 前記予測手段は、反復的な伝送の前サイクルに測定され
    た前記使用した時間に基づいて、反復的な伝送の次サイ
    クルのための前記使用可能な時間を予測し、 前記送信制御手段は、反復的な伝送の各サイクルにおい
    て、前記予測された各サイクルのための使用可能な時間
    に基づいて前記送信装置を制御する、請求項1記載の情
    報伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記予測手段が、最新過去の所定数サイ
    クルにおける前記使用した時間の移動平均を求め、その
    移動平均に基づいて前記使用可能な時間を予測する請求
    項2記載の情報伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記受信装置は、前記各サイクルにおい
    て、前記送信装置へデータ要求を発し、その後に前記送
    信装置から単位量のデータを受信し、 前記送信装置は、データを蓄積した情報源を有し、前記
    各サイクルにおいて、前記データ要求に応答して、予め
    前記情報源から読み込んでおいた単位量のデータを前記
    受信装置へ送信し、続いて、前記情報源から次の単位量
    のデータを読み込み、 前記第1の時間測定手段は、前記受信装置において、前
    記各サイクルにおける、前記データ要求を発してから前
    記送信装置からのデータの到着が開始されるまでの時間
    t_echoと、前記単位量のデータの受信に要した時間t_
    recvとを測定し、 前記第2の時間測定手段は、前記送信装置において、前
    記各サイクルにおける、前記単位量のデータの送信に要
    した時間t_sendと、前記次の単位量のデータの読み込
    みに要した時間t_readを測定し、 前記予測手段は、前記前サイクルに測定された前記t_e
    cho、t_recv、t_send、t_readを受け、それらの最新
    過去の所定数サイクルにおける移動平均T_echo、T_re
    cv、T_send、T_readを求め、そして、 t_limit=t_cycle−T_echo−T_lag (T_lag≧T_readのとき) t_limit=t_cycle−T_echo−T_read (T_lag<T_readのとき) ここに、t_cycle=前記単位時間 T_lag=T_recv−T_send により、前記次サイクルのための前記使用可能な時間t
    _limitを計算する、請求項3記載の情報伝送方式。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記単位量のデータを
    所定の複数nで分割したセグメントデータの送信と休止
    を、前記使用可能な時間内にn回繰り返すように前記送
    信装置を制御する、請求項1記載の情報伝送方式。
  6. 【請求項6】 前記単位量をsize_unit、前記使用可能
    な時間をt_limitとしたとき、 前記制御手段が、前記使用可能な時間t_limit内のn個
    の各時間区分t_limit/n毎に、size_unit/nの量の
    セグメントデータを送信し、その後の残り時間を休止す
    る、請求項5記載の情報伝送方式。
  7. 【請求項7】 送信装置から受信装置へとデータを伝送
    する方法において、 データを送信したときに前記送信装置が使用した時間を
    測定する過程と、 データを受信したときに前記受信装置が使用した時間を
    測定する過程と、 測定された前記送信装置及び受信装置が使用した時間に
    基づいて、所定の単位時間内に所定の単位量のデータの
    送受信を完了させるために前記送信装置が使用可能な時
    間を予測する過程と、 予測された前記使用可能な時間を受けて、この使用可能
    な時間内に前記送信装置が単位量のデータを送信完了す
    るように、前記送信装置を制御する過程とを備えた情報
    伝送方法。
  8. 【請求項8】 前記制御する過程において、前記単位量
    のデータを所定の複数nで分割したセグメントデータの
    送信と休止を、前記使用可能な時間内にn回繰り返すよ
    うに前記送信装置を制御する、請求項7記載の情報伝送
    方法。
  9. 【請求項9】 送信装置から受信装置へデータを伝送す
    るシステムで用いられる送信装置において、 データを送信したときに前記送信装置が使用した時間を
    測定する時間測定手段と、 データを受信したときに前記受信装置が使用した時間を
    前記受信装置から通知される時間受信手段と、 前記時間測定手段及び前記時間受信手段から前記送信装
    置及び受信装置が使用した時間を受けて、所定の単位時
    間内に所定の単位量のデータの送受信を完了させるため
    に前記送信装置が使用可能な時間を予測する予測手段
    と、 前記予測手段から前記使用可能な時間を受けて、この使
    用可能な時間内に前記送信装置が単位量のデータを送信
    完了するように、前記送信装置を制御する送信制御手段
    とを備えた情報伝送システムの送信装置。
  10. 【請求項10】 送信装置から受信装置へデータを伝送
    するシステムで用いられる送信装置の動作方法であっ
    て、 データを送信したときに前記送信装置が使用した時間を
    測定する過程と、 データを受信したときに前記受信装置が使用した時間を
    前記受信装置から通知される過程と、 前記測定及び通知された前記送信装置及び受信装置が使
    用した時間に基づいて、所定の単位時間内に所定の単位
    量のデータの送受信を完了させるために前記送信装置が
    使用可能な時間を予測する過程と、 予測された前記使用可能な時間を受けて、この使用可能
    な時間内に前記送信装置が単位量のデータを送信完了す
    るように、前記送信装置を制御する過程とを有する動作
    方法をコンピュータに実施させるためのコンピュータプ
    ログラムを担持したコンピュータ読取り可能なプログラ
    ム記録媒体。
  11. 【請求項11】 送信装置から受信装置へデータを伝送
    するシステムで用いられる受信装置において、 データを受信したときに前記受信装置が使用した時間を
    測定する時間測定手段と、 前記測定手段から前記使用した時間を受けて、前記送信
    装置へ通知する時間通知手段とを備えた情報伝送システ
    ムの受信装置。
  12. 【請求項12】 送信装置から受信装置へデータを伝送
    するシステムで用いられる受信装置の動作方法であっ
    て、 データを受信したときに前記受信装置が使用した時間を
    測定する過程と、 前記測定手段から前記使用した時間を受けて、前記送信
    装置へ通知する過程とを有する動作方法をコンピュータ
    に実施させるためのコンピュータプログラムを担持した
    コンピュータ読取り可能なプログラム記録媒体。
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