JPH10116480A - ディスク表面検査装置 - Google Patents

ディスク表面検査装置

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JPH10116480A
JPH10116480A JP9255410A JP25541097A JPH10116480A JP H10116480 A JPH10116480 A JP H10116480A JP 9255410 A JP9255410 A JP 9255410A JP 25541097 A JP25541097 A JP 25541097A JP H10116480 A JPH10116480 A JP H10116480A
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JP
Japan
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test
sub
linearly polarized
projection sub
optical
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Pending
Application number
JP9255410A
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English (en)
Inventor
Huizong Lu
フイゾン・ルー
Ali Reza Taheri
アリー・レーザ・ターヘリー
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/14Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク表面の周りを旋回するように取り付
けられた滑空プレート(5)を含み、スピニング磁気デ
ィスク(6)の表面を検査するための滑空高テスタを提
供する。 【解決手段】 滑空高テスタは磁気ヘッド・シミュレー
タ(2)と、ディスク・ドライブ・アセンブリ(3)
と、干渉計(4)とを含む。滑空プレート(5)に固定
された反射表面は、滑空プレートの第1の角度を示す計
算出力を発生する干渉計装置(4)によって結像され
る。この干渉計装置はウォラストン・プリズム(34)
を含み、このプリズムは第1の角度に対して直角の滑空
プレートの第2の角度を示す出力を提供するために90
°回転可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テスト中の磁気デ
ィスクのテスト表面上のシミュレートされた磁気ヘッド
の滑空(グライド)高の変化を測定するための装置に関
し、より具体的には、このような変化を測定するための
非接触方法を提供する光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
関連出願の説明 本出願と同日に出願され、本出願人に譲渡された「Opti
cal Differential Profile Measurement and Apparatu
s」という名称の関連米国特許出願、出願人整理番号
(以下、整理番号)BC9−96−050(シリアル番
号(米国特許出願の番号)710807)には、テスト
表面上の間隔をあけた2つのテスト・スポット間の高さ
の差を決定するために特に構成された干渉計が記載され
ている。
【0003】本出願と同日に出願され、本出願人に譲渡
された「Optical Apparatus for Inspecting Laser Tex
ture」という名称の関連米国特許出願、整理番号BC9
−96−052(シリアル番号710806)には、隣
接する平らな表面と比較してディスク上のテキスチャ加
工スポットの輪郭を測定するために構成された干渉計の
使い方が記載されている。
【0004】本出願と同日に出願され、本出願人に譲渡
された「Optical Apparatus for Rapid Defect Analysi
s」という名称の関連米国特許出願、整理番号BC9−
96−055(シリアル番号710805)には、欠陥
の有無を調べるために表面を高速走査する第1のタイプ
の干渉計と、その欠陥の表面輪郭を示す第2のタイプの
干渉計とを含む装置が記載されている。
【0005】典型的なコンピュータ・ハード・ファイル
は、ハード・ファイルの動作中に磁気ディスクのスピニ
ング・スタックの表面に隣接して滑空するいくつかの磁
気読取り/書込みヘッドを含む。この滑空作用は、スピ
ニング・ディスク表面によって引きずられる空気の層と
して引き起こされ、ディスクの表面と磁気ヘッドの隣接
表面との間で圧縮される。この効果により、各磁気ヘッ
ドは、従来通り、隣接する磁気ディスク表面から6〜1
2マイクロインチ(0.15〜0.30ミクロン)の距
離だけ浮かぶ。この距離は、スピニング・ディスクと磁
気ヘッドとの接触により本来発生しうる損傷を防止しな
がら、高い記録密度を可能にするのに十分な小ささであ
る。
【0006】ハード・ファイル製造プロセスでは、磁気
ディスクの十分な条件の尺度は、ディスクと磁気ヘッド
または磁気ヘッドをシミュレートする装置との間で確立
可能な滑空条件を決定することによって得られる。特
に、磁気ディスクの表面で外向きに延びる欠陥の影響に
ついては、滑空高テスト中に検討する。というのは、こ
のような欠陥は、磁気ディスクと磁気ヘッド・シミュレ
ータとのギャップをふさぐのに十分な大きさであると、
磁気ヘッド・シミュレータに衝突するからである。従来
の滑空高テスタでは、磁気ヘッド・シミュレータの動き
を圧電変換器によって感知し、この圧電変換器は外向き
に延びる欠陥の隣接通路を示す電気信号を生成する。
【0007】しかし、圧電変換器を使用する従来の滑空
高テスタは、テスト域内の音響雑音に対する感受性と、
感度の制限という問題に遭遇し、滑空高を低減できるよ
うに新しい製造技術によってディスクの平面度が改善さ
れるにつれてその使用がますます難しくなる。さらに、
従来の滑空高テスタが上向きに延びる欠陥を検出する
と、様々な方向の変換を引き起こす振動が始まり、圧電
変換器はこのような振動ならびに衝撃の直接の結果であ
る動きを反映する出力を生成する。このような出力によ
り、テスト・プロセスの結果を評価することが困難にな
る。特に、振動パターンが単一の上向きに延びる欠陥に
よるのか、複数のこのような欠陥によるのかを判定する
ことは困難である。
【0008】先行技術の説明 米国特許第5469259号には、検査中の表面に入射
する1対のシアリング済み光学ビームを発生する、コモ
ン・モード・シアリング・タイプの干渉計が記載されて
いる。このようなシアリング済みビームは、顕微鏡の対
物レンズの後部焦点面に実際の分離点を投影する、複合
ウォラストン・プリズムによって発生される。対物レン
ズは、静的表面獲得に使用する領域アレイCCDセンサ
と、対物レンズを過ぎてテスト表面を移動または走査す
るときの可動表面獲得に使用する線走査CCDセンサの
両方で、検査中の表面の一部分のインターフェログラム
を形成する。2重目的照射アームは、静的(領域)プロ
セスと可動(走査)プロセスに必要な異なる形式の照射
を提供する。なお、一般に、シアリング干渉計とは、被
検物を通過した光を適当な方法で波面のずれた2つの光
に分けて、互いに干渉させる型の2光線干渉計をいう。
ふつうの干渉計のように被検物体を通った光のほかにこ
れと干渉する参考波面を必要としないので、原理的には
波面の大きさに関係なく使用される。波面のずらし方に
は、光の進行方向に対して横、縦、回転、反転などがあ
り、波面の分割にはマッハ−ツェンダーの干渉計、サヴ
ァール板などが使われる。平面波、収束波のどちらにも
用いられ、対物レンズ(鏡)の収差測定、光学素子の検
査、偏光顕微鏡、液体中の物理化学的現象の研究など広
い応用範囲をもつ。
【0009】走査プロセスを実行する場合、線走査CC
Dセンサ上に暗視野インターフェログラムを生成し、走
査中の表面の平らな領域が暗いままになり、盛り上がっ
ているかへこんでいるかにかかわらず、異常が明るい領
域として現れるように干渉計を調整する。したがって、
走査プロセスは異常の位置、程度、その領域を決定する
には有用であるが、それが盛り上がっているかへこんで
いるかと、その高さまたは深さなど、個々の異常の多く
の重要な特徴は決定することができない。
【0010】これに対して、米国特許第5469259
号の干渉計を静的モードで使用し、領域アレイCCDセ
ンサ上に投影された固定干渉計像を分析すると、異常の
高さまたは深さとその形状の様々な詳細を容易に決定す
ることができる。このモードの欠点は、各異常を検査す
るたびにテスト中の表面を固定して保持しなければなら
ないことである。したがって、異常間を移動するための
時間を測定および計算に必要な時間に加え、個々の異常
の測定が0.8秒程度で行われるようにしなければなら
ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、旋回しシ
ミュレートした磁気ヘッドの角偏向などの特定の動きに
対する感度を増加し、音響雑音や並進振動などの他のタ
イプの動きに対する感度を低下させた滑空高テスタが必
要である。
【0012】滑空高テスト・プロセス内で干渉計を応用
するには、その大きさを示す、このような動きに関する
リアルタイムの量的出力を提供する干渉計とともに、滑
空高の変化に応答して反射表面の動きを確立するための
方法が必要である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様により、
ディスクの表面を検査するための装置が提供される。こ
の装置は、その中心の周りでディスクを回転するための
手段と、ディスクの表面に隣接して延びるように可動式
に取り付けられた滑空プレートと、滑空プレートともに
移動するように取り付けられた反射表面と、第1の旋回
方向の反射表面の回転を測定するための光学メカニズム
とを含む。ディスクの回転によって引きずられる空気に
よって、滑空プレートの動きが発生する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明により構築された
滑空高テスタの概略正面図である。この装置は、全体を
2として示す磁気ヘッド・シミュレータと、全体を3と
して示すディスク・ドライブ・アセンブリと、全体を4
として示す干渉計とを含む。磁気ヘッド・シミュレータ
2では、テスト・プロセスを受けているスピニング・デ
ィスク6の上に保持しながら2本の軸の周りを旋回する
ように滑空プレート5が取り付けられている。ディスク
・ドライブ・アセンブリ3は、ディスク6の回転と並進
の両方に対応するものである。干渉計4は滑空プレート
5に取り付けられた反射表面12を結像する。
【0015】この装置内で反射表面12は、レーザ・ユ
ニット16から投影されたビーム14から照射される。
本出願では、波長が532ナノメートルの出力ビームを
有するレーザ・ユニットで十分であることが分かってい
る。矢印18が示すように、このビームは垂直に偏光さ
れてレーザ・ユニットを出ていく。二分の一波長板20
はレーザ・ビーム14の軸22の周りを回転し、それを
通って投影されたレーザ・ビーム14の垂直偏光の細密
調整を行う。二分の一波長板20の通過後、レーザ・ビ
ーム22の一部分は非偏光ビームスプリッタ25内で干
渉計10の光軸24に沿って下向きに偏向される。レー
ザ・ビーム14の一部分は浪費され、そこで反射される
のではなく、ビームスプリッタ25を通って透過され
る。下向きに方向付けられた反射レーザ・ビーム26
は、矢印28が示すように水平に偏光され、第2の二分
の一波長板30によって投影される。
【0016】図2は、それを通って投影されたレーザ・
ビームの偏光の向きを示すために、図1の切断線II−II
が示すように取り出した第2の二分の一波長板30の概
略平面図である。二分の一波長板を通って線形偏光を透
過すると、偏光の方向と二分の一波長板を構成する材料
の結晶軸との間の角度の2倍である角度により偏光角が
回転する。二分の一波長板30の例の結晶軸は、(図1
に示す)下向き反射ビーム26の矢印28が示す偏光方
向から、角度Aとして示す22.5度の角度になってい
る。したがって、二分の一波長板30を通過する際に、
このレーザ・ビームの偏光方向は、矢印32が示す向き
になるように、角度Bとして示す45度の角度を回転す
る。
【0017】図3は、プリズム34の上部部分を通って
移動するレーザ・ビームの偏光を示すために、図1の切
断線III−IIIが示すように取り出した第2の二分の一波
長板30のすぐ下のウォラストン・プリズム34の概略
平面図である。
【0018】図1および図3を参照すると、ウォラスト
ン・プリズム34は、互いにかつ干渉計4の光軸24に
対して直角の結晶軸40、42を有する結晶材料の1対
のくさび形セグメント36、38から構成される。した
がって、下向きに偏向されたレーザ・ビーム26はウォ
ラストン・プリズム34に入り、上部くさび形セグメン
ト36の光軸から45度の角度の方向に偏光されるの
で、矢印28、44が示す互いに垂直の方向に偏光さ
れ、強度が等しい1対のサブビームに分解される。ウォ
ラストン・プリズム34の各セグメント36、38を形
成する結晶材料は複屈折であり、異なる角度に偏光した
複数のビームを異なる方向に屈折させるので、それを通
って下向きに移動する2本のサブビームは、矢印28、
44が示すように互いに垂直に偏光され、セグメント3
6と38との間の境界面46で別々に屈折する。一般
に、ウォラストン・プリズムはその下部表面から出る2
本のサブビームを偏差角分だけ分離するが、この偏差角
は、レーザ・ビームの波長と、くさび形部分36、38
の材料の屈折率と、境界面46が傾斜している角度との
関数である。
【0019】一般に、ウォラストン・プリズムは、単一
セグメントから3つまたはそれ以上のセグメントまで、
いくつかのくさび形セグメントで構成することができ
る。1つまたは2つのセグメントを有するウォラストン
・プリズムでは、サブビームは分離点と呼ばれる境界面
46などの表面からそれる。3つまたはそれ以上のセグ
メントを有するウォラストン・プリズムでは、通常、サ
ブビームはまとめて戻され、ウォラストン・プリズムと
対物レンズとの間のクロスオーバ点で互いに交差する。
クロスオーバ点がない場合、分離点は対物レンズの後部
焦点面に含まれる。クロスオーバ点がある場合、最終ク
ロスオーバ点は対物レンズの後部焦点面に含まれる。
【0020】このようにして、第1の偏光方向を有する
右サブビーム48と、右サブビーム48の偏光方向に対
して直角の偏光方向を有する左サブビーム50が形成さ
れる。このようなサブビーム48、50はどちらも対物
レンズ52を通過し、それぞれ、反射点54、56上で
集束する。反射点54、56から反射した後、サブビー
ム48、50は対物レンズ52およびウォラストン・プ
リズム34を通って上向きに戻り、プリズム34の上部
くさび形セグメント36で再結合される。反射点54、
56からの反射のプロセス中、偏光方向は矢印28、4
4が示すように維持される。
【0021】図1の例では、テスト表面スポット54
は、反射点56のレベルより上がっている。サブビーム
48、50が移動する距離は互いに異なるので、反射点
54、56からの投影および反射に必要な時間がそれぞ
れ異なり、反射してウォラストン・プリズム34に戻っ
たときに2つのサブビーム48、50間に位相のずれが
発生する。このような反射したサブビームはウォラスト
ン・プリズム34内で再結合されると、この位相のずれ
のために、ウォラストン・プリズム34を構成する材料
の結晶軸40、42に対して45度の角度で延びる長軸
と短軸とを有する楕円偏光ビームを形成する。図3で
は、この再結合ビームの偏光が楕円58によって示され
ている。
【0022】図2および図3を参照すると、再結合ビー
ムが二分の一波長板30を通って上向きに透過したとき
に、その楕円偏光は、楕円60が示すように長軸と短軸
が矢印28の方向とそれに対して直角の方向とに延びる
ように回転する。楕円60の長軸と短軸に沿った相対強
度は、反射点54、56からの反射後に戻るサブビーム
48、50間の位相のずれによって決まる。
【0023】もう一度図1を参照すると、再結合ビーム
は二分の一波長板30から非偏光ビームスプリッタ25
内に上向きに透過し、この再結合ビームの透過部分62
は以降の測定に使用し、ビームスプリッタ25内で反射
したこのビームの一部分は廃棄される。図2の楕円60
が示す楕円偏光は保持される。このビームの透過部分6
2は次に偏光ビームスプリッタ64内で分離され、矢印
28が示す方向に偏光されたビーム62の一部分は第1
の光電検出器66内に透過し、(図3に示す)矢印44
の方向に偏光されたビーム62の一部分は第2の光検出
器68内に反射する。
【0024】各光電検出器66、68の出力は対応する
アナログ/ディジタル変換器70への入力として供給さ
れ、次にこの変換器はコンピュータ・プロセッサ72へ
入力を供給する。このプロセッサ72は、システム・メ
モリ74、ハードファイル76、ディスプレイ・ユニッ
ト78などの従来の装置に接続された従来のデバイスで
ある。プロセッサ72内で実行するためのプログラムは
ディスケット80からメモリ74にロードされる。
【0025】図1〜図3を参照すると、光電検出器6
6、68で測定した相対照度は、楕円60が示す楕円偏
光の長軸および短軸に沿った偏光の相対強度を示し、し
たがって、戻ってくるサブビーム48、50間の位相の
ずれを示す。この位相のずれは、反射点54、56の相
対高さと、干渉計4内のパラメータとの関数である。二
分の一波長板30を出る楕円偏光戻りビームは、矢印2
8が示す方向に偏光した光を示すXベクトルVxと、矢
印44が示す方向に偏光した光を示すYベクトルVy
に数学的に分解することができる。これらのベクトルの
値は、以下の式により時間変数tの関数として示され
る。 Vx=A0sin(ωt+kL+2kd+Φ0) (1) Vy=A0sin(ωt+kL) (2) したがって、XベクトルとYベクトルは同じ振幅A0
有し、位相角のみが異なる。上記の式では、ωは1秒あ
たりのラジアン単位で示すレーザ・ビームの角周波数で
あり、Lは両方の式(1)および(2)に対して同じ効
果を有するので重大ではない光路の元の長さであり、d
はこのプロセスによって測定する高さの差であり、Φ0
は反射点54、56が同じ高さであるときに本装置によ
って供給される位相角である元の位相角であり、kは以
下のように定義される波数である。
【数1】 この式では、λはレーザ・ビームの波長である。以降の
数学的誘導を単純化するため、以下のように複素数表記
を使用して上記の式を書き直す。
【数2】 y=A0(ωt+kL) (5) ビームスプリッタ25を通過後、楕円偏光戻りビーム6
2は偏光ビームスプリッタ64内でサブビームに分解さ
れる。ビームスプリッタ25は非偏光タイプであり、異
なる極性を同じように処理するので、このビームスプリ
ッタ25による透過損失は考慮しない。というのは、光
電検出器68の光のレベルが以下の式によって示される
と判断されるからである。 Vs=Vxcos45°+Vycos45° (6)
【数3】 同様に、光電検出器66の光のレベルは以下の式によっ
て示される。
【数4】
【0026】光電検出器68で測定した光の強度はVs
にその共役値を掛けることによって得られ、その結果、
以下の式になる。
【数5】 次に、I0はA0の2乗に等しいと定義し、上記の式の虚
数部分は除去し、式の実数部分は以下のように書き直
す。
【数6】
【数7】 同様に、センサ66におけるビームの強度は以下の式に
よって示される。
【数8】
【0027】これまでの説明では、二分の一波長板30
で下向きに方向付けられる入射レーザ・ビーム14は、
二分の一波長板30に入るときに矢印28の方向に完全
に偏光されると想定する。すなわち、これまでの説明で
は、以下の式が真になると想定している。 Ix=I0 (13) Iy=0 (14)
【0028】より現実的な数学モデルは以下の式によっ
て示されるが、式中のΓは装置の様々な態様に応じて0
〜1の間の値を有する。二分の一波長板30に入るレー
ザからの入力ビームが矢印28が示すx方向に完全に偏
光される場合、Γは1になる。このビームが矢印44
(図3に示す)が示すy方向に完全に偏光される場合、
Γは0になる。 Ix=ΓI0 (15) Iy=(1−Γ)I0 (16) このような条件下では、光電検出器68に突き当たるビ
ームの照度I1と光電検出器66に突き当たるビームの
照度I2は以下の式によって示される。
【数9】
【数10】 上記の強度に関連する数学的計算は、式(17)および
(18)の和および差を考慮することによって単純化さ
れ、以下の結果が得られる。 I1−I2=(2Γ−1)I0cos(2kd+Φ0) (19) I1+I2=I0 (20)
【0029】微分強度パラメータは、照度信号間の差を
それらの和で割ることによって形成される。したがっ
て、この微分強度パラメータSは以下の式によって示さ
れる。
【数11】 干渉計4は、特に矢印28が示す方向にウォラストン・
プリズム34を移動することによって調整することがで
きるので、Φ0は0、π/2、または他の都合のよい値
になる。このような調整は、たとえば、反射表面12が
光軸24に対して直角であるときに2つの光電検出器6
6、68の出力値が等しくなるように行うことができ
る。
【0030】次に、Φ0は−π/2に設定されるので、
Sは以下のように表される。
【数12】 この代入により、Sはdと同じ符号を有する。式(2
2)は距離dについて解くことができる形式になってお
り、以下の式が得られる。
【数13】 この式は、以下の関係が満足される限り、真になる。 0<Γ<1 (24)
【数14】
【0031】したがって、測定プロセス中には、光電検
出器66、68が測定した上記の式でI1およびI2とし
て示す照度値を式(22)および(23)に代入するこ
とにより、上記の式にdとして示す2つの反射点54、
56の高さの差を決定するためのプログラムがプロセッ
サ72内で実行される。
【0032】引き続き図1を参照すると、上記の測定お
よび計算は、テスト中のディスク6がディスク・ドライ
ブ・アセンブリ3によって駆動され、上部ディスク表面
82を検査するときに行われる。ディスク6はターンテ
ーブル84の上に取り付けられ、このターンテーブルは
キャリッジ86上でシャフト88の周りを回転するよう
に取り付けられている。次にキャリッジ86は、キャリ
ッジ86の内部ねじ付きブロック部94と噛み合う親ね
じ92によって駆動される1対の平行ガイド・シャフト
90上でスライドするように取り付けられている。親ね
じ92はモータ96によって駆動される。矢印97の方
向のターンテーブル84の回転運動は、ターンテーブル
84の外部表面と噛み合うホイール100を駆動する第
2のモータ98を使用して行われる。モータ96、98
は、プロセッサ72内で実行中のプログラム・ルーチン
に応答してドライバ回路102により所定の経路に応じ
て磁気ヘッド・シミュレータ2を通過して表面82を走
査するように駆動される。走査中、光電検出器66、6
8の出力レベルは連続的に変化する可能性があるので、
このような出力は定期的にサンプリングすることにより
検査することが好ましい。このサンプリング・プロセス
は、サンプル間の時間など、短時間で発生する平均強度
レベルまたは瞬時レベルの強度測定を得ることができ
る。
【0033】磁気ヘッド・シミュレータ2の滑空プレー
ト5は、ピボット・ブラケット106内のピッチ・ピン
104にピボット式に取り付けられ、このピボット・ブ
ラケットは片揺れ(ヨー)ピン110によりサポート・
ブラケット108上にピボット式に取り付けられてい
る。(これらのピン104、110はどのような運動が
発生するかを図形で示すが、実際の旋回は宝石軸受け
(ジュエル・ベアリング)、ナイフのエッジなどで加え
ることができるか、あるいは柔軟な部品を使用して旋回
をシミュレートできることを理解されたい。)サポート
・ブラケット108は、スプリング力によって下向きま
たは上向きに保持することができるか、あるいは単に固
定して保持することができる。理想的に平らなディスク
表面82の場合、プレート5を上向きに保持する表面8
2の運動によって滑空プレート5の下で引きずられる空
気は、ディスク表面82から矢印112の方向に回転す
る。ディスク表面82の様々な変化により、ピッチ・ピ
ン104の周りで滑空プレート5の角運動が発生する。
特に、表面欠陥が表面82と滑空プレート5との間に確
立されたギャップによって上向きに伸びて滑空プレート
に接触する場合、衝撃荷重により矢印112の方向の高
速旋回運動が発生する。
【0034】反射表面12は滑空プレート5に取り付け
られているので、滑空プレート5と同じ角度を旋回す
る。干渉計装置は式(23)が示す出力を提供し、その
出力は反射点54および56までのサブビームの長さ同
士の差の変化のみに敏感なので、ピッチ・ピン104の
周りの滑空プレート5の回転によって変化する角度であ
るピッチ角は以下の式によって計算される。
【数15】 この式中、αはピッチ角であり、dは式(23)により
計算された距離であり、sは反射点54と56との距離
である。この式(26)の単純化は、この装置によって
検出される可能性のあるものなどの小さい角度の場合、
ある角度の正接がラジアン単位のその角度の値の近似値
になるという事実を利用した結果である。たとえば、反
射点54と56との分離が100ミクロンである場合、
ピッチ角が0.1ミリラジアン変動すると、高さdが1
0ナノメートル変動するが、これはこの装置の感度の範
囲内である。(反射点54と56との分離と、磁気ヘッ
ド・シミュレータ2内の諸要素のサイズは、明確にする
ために図1ではかなり誇張されている。)
【0035】さらに、サブビーム48と50の両方に同
じ変化が同時に発生しても干渉計から出力信号が得られ
ないので、この装置は、周囲音響雑音によって発生する
線形振動に対して敏感ではない。雑音源に対するこのよ
うな鈍感さにより、本発明の装置には、背景技術の装置
を大幅に上回る利点が与えられる。
【0036】干渉計4内のウォラストン・プリズム38
は、光軸24の周りの90°の角度を回転しやすいよう
に取り付けられることが好ましい。たとえば、ウォラス
トン・プリズム38は、干渉計4の一部として下向きに
延びるチューブ116内にピボット式に取り付けられた
ハウジング114内に取り付けられている。対物レンズ
52は、便宜上、ウォラストン・プリズムとともに回る
ように取り付けられている。ウォラストン・プリズムが
光軸24の周りを90°回転する場合、その結果、サブ
ビーム48、50も同様に回転し、それにより反射点5
4、56は、片揺れピボット・ピン110の周りの滑空
プレート5の旋回運動によって発生する片揺れ角を測定
するために必要な向きになる。このタイプの測定によ
り、どのように実際の磁気ヘッドが特定のディスク6と
ともに機能すると予想されるかに関する追加情報が得ら
れる。また、チューブ116は、二分の一波長板30の
回転調整を促進するためにタブ118が通過して延びる
スロットも含む。
【0037】図4は、本発明の代替実施例の正面図であ
る。この実施例では、1対の干渉計120、121が検
査中のディスク124の両側の磁気ヘッド・シミュレー
タ122に向けられている。ディスク124はスピンド
ル126の上に取り付けられ、このスピンドルはその中
心穴(図示せず)によってディスクと噛み合っている。
スピンドル126は、キャリッジ128内に回転式に取
り付けられているが、ベルト駆動132によりスピンド
ル・モータ130によって回転する。ディスク124が
回転する間、ピボット式に取り付けられた磁気ヘッド・
シミュレータ122を保持する取付けブラケット134
と、干渉計120は固定して保持され、キャリッジ12
8は親ねじ138によりレール136に沿って移動す
る。この実施例では、ディスクをスピンドルから取り外
して裏返す必要なしに、ディスク124の両側を同時に
検査することができる。
【0038】磁気ヘッド・シミュレータ122をスピン
ドル126に非常に接近して移動することが必要なの
で、各干渉計120、121はディスク124の平らな
表面に対して斜角に向けられている。この構成では、下
部干渉計121とスピンドル126およびキャリッジ1
28の様々な部分との間に隙間が設けられる。各磁気ヘ
ッド・シミュレータ122の反射表面140は、特定の
反射表面140でサブビームを方向付ける対応干渉計1
20の光軸142に対して直角になるように構成されて
いる。図4に示す実施例のその他の態様については、図
1の実施例に関して説明した通りである。
【0039】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0040】(1)ディスクの表面を検査するための検
査装置において、その中心の周りで前記ディスクを回転
するための手段と、前記ディスクの前記表面に隣接して
延びるように可動式に取り付けられた滑空プレートであ
って、前記ディスクの回転によって引きずられる空気に
よって前記滑空プレートの動きが発生する滑空プレート
と、前記滑空プレートとともに移動するように取り付け
られた反射表面と、第1の旋回方向の前記反射表面の回
転を測定するための光学手段とを含む検査装置。 (2)前記光学手段が、コヒーレントの線形偏光ビーム
を発生するレーザと、光学装置であって、前記コヒーレ
ントの線形偏光ビームが第1および第2の投影サブビー
ムに分解され、前記第1の投影サブビームが第1の方向
に線形偏光され、前記第2の投影サブビームが前記第1
の方向に対して直角の第2の方向に線形偏光され、前記
第1の投影サブビームが前記テスト中の表面上の第1の
テスト・スポットに投影され、前記第2の投影サブビー
ムが前記テスト中の表面上の第2のテスト・スポットに
投影され、前記第1および第2のテスト・スポットが間
隔をあけた関係になるように前記テスト中の表面に沿っ
て伸び、前記第1および第2の投影サブビームが、前記
第1および第2のテスト・スポットからの反射後に単一
楕円偏光戻りビームに再結合される光学装置と、前記楕
円偏光戻りビームが第3の方向に偏光された第1の戻り
サブビームと、前記第3の方向に対して直角の第4の方
向に偏光された第2の戻りサブビームとに分離される、
偏光ビームスプリッタと、前記第1の戻りサブビームの
強度を測定する第1の光電検出器と、前記第2の戻りサ
ブビームの強度を測定する第2の光電検出器とを含むこ
とを特徴とする、上記(1)に記載の検査装置。 (3)前記光学装置が、ウォラストン・プリズムであっ
て、前記コヒーレントの線形偏光ビームが前記第1およ
び第2の投影サブビームに分解され、前記第1および第
2の投影サブビームが、前記第1および第2のテスト・
スポットからの反射後に前記単一楕円偏光戻りビームに
再結合されるウォラストン・プリズムと、前記ウォラス
トン・プリズムと前記テスト表面との間に配置された対
物レンズであって、前記対物レンズが前記第1のテスト
・スポット上に前記第1の投影サブビームを集束し、前
記第2のテスト・スポット上に前記第2の投影サブビー
ムを集束する対物レンズとを含むことを特徴とする、上
記(2)に記載の検査装置。 (4)前記ウォラストン・プリズムが、前記第3の方向
に延びる結晶軸を有する第1のセグメントと、前記第4
の方向に延びる結晶軸を有する第2のセグメントとを含
み、前記コヒーレントの線形偏光ビームが、前記第3の
方向に偏光された前記光学装置内に向き、前記光学装置
が、二分の一波長板をさらに含み、前記二分の一波長板
によって前記コヒーレントの線形偏光ビームが前記ウォ
ラストン・プリズム内に向けられ、前記二分の一波長板
が前記コヒーレントの線形偏光ビームの偏光を前記第3
の方向と前記第4の方向との中間の方向に回転すること
を特徴とする、上記(3)に記載の検査装置。 (5)前記第1および第2のテスト・スポットを同じく
前記90°の角度を回転させるために前記ウォラストン
・プリズムが前記第3および第4の方向に対して直角の
光軸の周りの90°の角度を回転可能であるので、前記
第1の旋回方向に対して直角の第2の旋回方向の前記反
射テスト表面の回転が前記光学手段によって測定される
ことを特徴とする、上記(4)に記載の検査装置。 (6)前記滑空プレートが、前記第1および第2の旋回
方向に旋回するように取り付けられていることを特徴と
する、上記(5)に記載の検査装置。 (7)前記滑空プレートが、前記第1の旋回方向に旋回
するように取り付けられていることを特徴とする、上記
(1)に記載の装置。 (8)前記第1の旋回方向に対して直角の第2の旋回方
向の前記反射表面の回転を測定するために、前記光学手
段の一部分が前記反射表面に対して直角に延びる光軸の
周りで回転可能であることを特徴とする、上記(1)に
記載の装置。 (9)ディスクの両方の平らな表面を同時に検査するた
めの検査装置において、前記装置が、その中心の周りで
前記ディスクを回転するスピンドルと、前記ディスクの
前記表面のそれぞれに隣接して延びるように可動式に取
り付けられた、前記ディスクの回転によって引きずられ
る空気によって前記滑空プレートの動きが発生する滑空
プレートと、前記滑空プレートのそれぞれとともに移動
するように取り付けられた反射表面と、第1の旋回方向
の前記反射表面のそれぞれの回転を測定するための光学
手段とを含むことを特徴とする検査装置。 (10)前記光学手段のそれぞれが、コヒーレントの線
形偏光ビームを発生するレーザと、前記コヒーレントの
線形偏光ビームが第1および第2の投影サブビームに分
解され、前記第1の投影サブビームが第1の方向に線形
偏光され、前記第2の投影サブビームが前記第1の方向
に対して直角の第2の方向に線形偏光され、前記第1の
投影サブビームが前記テスト中の表面上の第1のテスト
・スポットに投影され、前記第2の投影サブビームが前
記テスト中の表面上の第2のテスト・スポットに投影さ
れ、前記第1および第2のテスト・スポットが間隔をあ
けた関係になるように前記テスト中の表面に沿って伸
び、前記第1および第2の投影サブビームが、前記第1
および第2のテスト・スポットからの反射後に単一楕円
偏光戻りビームに再結合される光学装置と、前記楕円偏
光戻りビームが第3の方向に偏光された第1の戻りサブ
ビームと、前記第3の方向に対して直角の第4の方向に
偏光された第2の戻りサブビームとに分離される、偏光
ビームスプリッタと、前記第1の戻りサブビームの強度
を測定する第1の光電検出器と、前記第2の戻りサブビ
ームの強度を測定する第2の光電検出器とを含むことを
特徴とする、上記(9)に記載の検査装置。 (11)前記光学装置のそれぞれが、前記コヒーレント
の線形偏光ビームが前記第1および第2の投影サブビー
ムに分解され、前記第1および第2の投影サブビーム
が、前記第1および第2のテスト・スポットからの反射
後に前記単一楕円偏光戻りビームに再結合されるウォラ
ストン・プリズムと、前記ウォラストン・プリズムと前
記テスト表面との間に配置され、前記第1のテスト・ス
ポット上に前記第1の投影サブビームを集束し、前記第
2のテスト・スポット上に前記第2の投影サブビームを
集束する対物レンズとを含むことを特徴とする、上記
(10)に記載の検査装置。 (12)前記ウォラストン・プリズムのそれぞれが、前
記第3の方向に延びる結晶軸を有する第1のセグメント
と、前記第4の方向に延びる結晶軸を有する第2のセグ
メントとを含み、前記光学装置のそれぞれの内部で、前
記コヒーレントの線形偏光ビームが、前記第3の方向に
偏光された前記光学装置内に向き、前記光学装置のそれ
ぞれが、二分の一波長板をさらに含み、前記二分の一波
長板によって前記コヒーレントの線形偏光ビームが前記
ウォラストン・プリズム内に向けられ、前記二分の一波
長板が前記コヒーレントの線形偏光ビームの偏光を前記
第3の方向と前記第4の方向との中間の方向に回転する
ことを特徴とする、上記(11)に記載の検査装置。 (13)前記第1および第2のテスト・スポットを同じ
く前記90°の角度を回転させるために前記ウォラスト
ン・プリズムのそれぞれが前記第3および第4の方向に
対して直角の光軸の周りの90°の角度を回転可能であ
るので、前記第1の旋回方向に対して直角の第2の旋回
方向の前記反射テスト表面のそれぞれの回転が前記光学
手段のそれぞれによって測定されることを特徴とする、
上記(12)に記載の検査装置。 (14)前記滑空プレートのそれぞれが、前記第1およ
び第2の旋回方向に旋回するように取り付けられている
ことを特徴とする、上記(13)に記載の検査装置。 (15)前記滑空プレートのそれぞれが、前記第1の旋
回方向に旋回するように取り付けられていることを特徴
とする、上記(9)に記載の装置。 (16)前記第1の旋回方向に対して直角の第2の旋回
方向の前記反射表面の回転を測定するために、前記光学
手段のそれぞれの一部分がそれにより結像した前記反射
表面に対して直角に延びる光軸の周りで回転可能である
ことを特徴とする、上記(9)に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構築された滑空高テスタの概略正
面図である。
【図2】図1の滑空高テスタの干渉計内の二分の一波長
板の概略平面図であり、それを通って移動するコヒーレ
ント・ビームの偏光の向きを示すために図1の切断線II
−IIが示すように切り出した図である。
【図3】図1の滑空高テスタの干渉計内のウォラストン
・プリズムの概略平面図であり、それを通って移動する
レーザ・ビームの偏光の向きを示すために図1の切断線
III−IIIが示すように切り出した図である。
【図4】本発明の代替実施例により構築された滑空高テ
スタの概略平面図である。
【符号の説明】
2 磁気ヘッド・シミュレータ 3 ディスク・ドライブ・アセンブリ 4 干渉計 5 滑空プレート 6 テスト中のディスク 12 反射表面 14 入射レーザ・ビーム 20 二分の一波長板 22 レーザ・ビーム 24 光軸 25 ビームスプリッタ 26 反射レーザ・ビーム 30 二分の一波長板 34 ウォラストン・プリズム 36 上部くさび形セグメント 38 くさび形セグメント 46 境界面 48 サブビーム 50 サブビーム 52 対物レンズ 54 反射点 56 反射点 62 楕円偏光戻りビーム 64 偏光ビームスプリッタ 66 光電検出器 68 光電検出器 70 アナログ/ディジタル変換器 72 プロセッサ 74 RAM 76 ハードファイル 78 ディスプレイ・ユニット 80 ディスケット 82 上部ディスク表面 84 ターンテーブル 86 キャリッジ 88 シャフト 90 平行ガイド・シャフト 92 親ねじ 94 内部ねじ付きブロック部 96 モータ 98 第2のモータ 100 ホイール 102 ドライバ回路 104 ピッチ・ピン 106 ピボット・ブラケット 108 サポート・ブラケット 110 片揺れピン 114 ハウジング 116 チューブ 118 タブ
フロントページの続き (72)発明者 アリー・レーザ・ターヘリー アメリカ合衆国33496 フロリダ州ボカ・ ラトンノース・ミリタリー・トレイル ナ ンバー1014 4419

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの表面を検査するための検査装置
    において、 その中心の周りで前記ディスクを回転するための手段
    と、 前記ディスクの前記表面に隣接して延びるように可動式
    に取り付けられた滑空プレートであって、前記ディスク
    の回転によって引きずられる空気によって前記滑空プレ
    ートの動きが発生する滑空プレートと、 前記滑空プレートとともに移動するように取り付けられ
    た反射表面と、 第1の旋回方向の前記反射表面の回転を測定するための
    光学手段とを含む検査装置。
  2. 【請求項2】前記光学手段が、 コヒーレントの線形偏光ビームを発生するレーザと、 光学装置であって、前記コヒーレントの線形偏光ビーム
    が第1および第2の投影サブビームに分解され、前記第
    1の投影サブビームが第1の方向に線形偏光され、前記
    第2の投影サブビームが前記第1の方向に対して直角の
    第2の方向に線形偏光され、前記第1の投影サブビーム
    が前記テスト中の表面上の第1のテスト・スポットに投
    影され、前記第2の投影サブビームが前記テスト中の表
    面上の第2のテスト・スポットに投影され、前記第1お
    よび第2のテスト・スポットが間隔をあけた関係になる
    ように前記テスト中の表面に沿って伸び、前記第1およ
    び第2の投影サブビームが、前記第1および第2のテス
    ト・スポットからの反射後に単一楕円偏光戻りビームに
    再結合される光学装置と、 前記楕円偏光戻りビームが第3の方向に偏光された第1
    の戻りサブビームと、前記第3の方向に対して直角の第
    4の方向に偏光された第2の戻りサブビームとに分離さ
    れる、偏光ビームスプリッタと、 前記第1の戻りサブビームの強度を測定する第1の光電
    検出器と、 前記第2の戻りサブビームの強度を測定する第2の光電
    検出器とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の検
    査装置。
  3. 【請求項3】前記光学装置が、 ウォラストン・プリズムであって、前記コヒーレントの
    線形偏光ビームが前記第1および第2の投影サブビーム
    に分解され、前記第1および第2の投影サブビームが、
    前記第1および第2のテスト・スポットからの反射後に
    前記単一楕円偏光戻りビームに再結合されるウォラスト
    ン・プリズムと、 前記ウォラストン・プリズムと前記テスト表面との間に
    配置された対物レンズであって、前記対物レンズが前記
    第1のテスト・スポット上に前記第1の投影サブビーム
    を集束し、前記第2のテスト・スポット上に前記第2の
    投影サブビームを集束する対物レンズとを含むことを特
    徴とする、請求項2に記載の検査装置。
  4. 【請求項4】前記ウォラストン・プリズムが、前記第3
    の方向に延びる結晶軸を有する第1のセグメントと、前
    記第4の方向に延びる結晶軸を有する第2のセグメント
    とを含み、 前記コヒーレントの線形偏光ビームが、前記第3の方向
    に偏光された前記光学装置内に向き、 前記光学装置が、二分の一波長板をさらに含み、前記二
    分の一波長板によって前記コヒーレントの線形偏光ビー
    ムが前記ウォラストン・プリズム内に向けられ、前記二
    分の一波長板が前記コヒーレントの線形偏光ビームの偏
    光を前記第3の方向と前記第4の方向との中間の方向に
    回転することを特徴とする、請求項3に記載の検査装
    置。
  5. 【請求項5】前記第1および第2のテスト・スポットを
    同じく前記90°の角度を回転させるために前記ウォラ
    ストン・プリズムが前記第3および第4の方向に対して
    直角の光軸の周りの90°の角度を回転可能であるの
    で、前記第1の旋回方向に対して直角の第2の旋回方向
    の前記反射テスト表面の回転が前記光学手段によって測
    定されることを特徴とする、請求項4に記載の検査装
    置。
  6. 【請求項6】前記滑空プレートが、前記第1および第2
    の旋回方向に旋回するように取り付けられていることを
    特徴とする、請求項5に記載の検査装置。
  7. 【請求項7】前記滑空プレートが、前記第1の旋回方向
    に旋回するように取り付けられていることを特徴とす
    る、請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記第1の旋回方向に対して直角の第2の
    旋回方向の前記反射表面の回転を測定するために、前記
    光学手段の一部分が前記反射表面に対して直角に延びる
    光軸の周りで回転可能であることを特徴とする、請求項
    1に記載の装置。
  9. 【請求項9】ディスクの両方の平らな表面を同時に検査
    するための検査装置において、前記装置が、 その中心の周りで前記ディスクを回転するスピンドル
    と、 前記ディスクの前記表面のそれぞれに隣接して延びるよ
    うに可動式に取り付けられた、前記ディスクの回転によ
    って引きずられる空気によって前記滑空プレートの動き
    が発生する滑空プレートと、 前記滑空プレートのそれぞれとともに移動するように取
    り付けられた反射表面と、 第1の旋回方向の前記反射表面のそれぞれの回転を測定
    するための光学手段とを含むことを特徴とする検査装
    置。
  10. 【請求項10】前記光学手段のそれぞれが、 コヒーレントの線形偏光ビームを発生するレーザと、 前記コヒーレントの線形偏光ビームが第1および第2の
    投影サブビームに分解され、前記第1の投影サブビーム
    が第1の方向に線形偏光され、前記第2の投影サブビー
    ムが前記第1の方向に対して直角の第2の方向に線形偏
    光され、前記第1の投影サブビームが前記テスト中の表
    面上の第1のテスト・スポットに投影され、前記第2の
    投影サブビームが前記テスト中の表面上の第2のテスト
    ・スポットに投影され、前記第1および第2のテスト・
    スポットが間隔をあけた関係になるように前記テスト中
    の表面に沿って伸び、前記第1および第2の投影サブビ
    ームが、前記第1および第2のテスト・スポットからの
    反射後に単一楕円偏光戻りビームに再結合される光学装
    置と、 前記楕円偏光戻りビームが第3の方向に偏光された第1
    の戻りサブビームと、前記第3の方向に対して直角の第
    4の方向に偏光された第2の戻りサブビームとに分離さ
    れる、偏光ビームスプリッタと、 前記第1の戻りサブビームの強度を測定する第1の光電
    検出器と、 前記第2の戻りサブビームの強度を測定する第2の光電
    検出器とを含むことを特徴とする、請求項9に記載の検
    査装置。
  11. 【請求項11】前記光学装置のそれぞれが、 前記コヒーレントの線形偏光ビームが前記第1および第
    2の投影サブビームに分解され、前記第1および第2の
    投影サブビームが、前記第1および第2のテスト・スポ
    ットからの反射後に前記単一楕円偏光戻りビームに再結
    合されるウォラストン・プリズムと、 前記ウォラストン・プリズムと前記テスト表面との間に
    配置され、前記第1のテスト・スポット上に前記第1の
    投影サブビームを集束し、前記第2のテスト・スポット
    上に前記第2の投影サブビームを集束する対物レンズと
    を含むことを特徴とする、請求項10に記載の検査装
    置。
  12. 【請求項12】前記ウォラストン・プリズムのそれぞれ
    が、前記第3の方向に延びる結晶軸を有する第1のセグ
    メントと、前記第4の方向に延びる結晶軸を有する第2
    のセグメントとを含み、 前記光学装置のそれぞれの内部で、前記コヒーレントの
    線形偏光ビームが、前記第3の方向に偏光された前記光
    学装置内に向き、 前記光学装置のそれぞれが、二分の一波長板をさらに含
    み、前記二分の一波長板によって前記コヒーレントの線
    形偏光ビームが前記ウォラストン・プリズム内に向けら
    れ、前記二分の一波長板が前記コヒーレントの線形偏光
    ビームの偏光を前記第3の方向と前記第4の方向との中
    間の方向に回転することを特徴とする、請求項11に記
    載の検査装置。
  13. 【請求項13】前記第1および第2のテスト・スポット
    を同じく前記90°の角度を回転させるために前記ウォ
    ラストン・プリズムのそれぞれが前記第3および第4の
    方向に対して直角の光軸の周りの90°の角度を回転可
    能であるので、前記第1の旋回方向に対して直角の第2
    の旋回方向の前記反射テスト表面のそれぞれの回転が前
    記光学手段のそれぞれによって測定されることを特徴と
    する、請求項12に記載の検査装置。
  14. 【請求項14】前記滑空プレートのそれぞれが、前記第
    1および第2の旋回方向に旋回するように取り付けられ
    ていることを特徴とする、請求項13に記載の検査装
    置。
  15. 【請求項15】前記滑空プレートのそれぞれが、前記第
    1の旋回方向に旋回するように取り付けられていること
    を特徴とする、請求項9に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記第1の旋回方向に対して直角の第2
    の旋回方向の前記反射表面の回転を測定するために、前
    記光学手段のそれぞれの一部分がそれにより結像した前
    記反射表面に対して直角に延びる光軸の周りで回転可能
    であることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
JP9255410A 1996-09-23 1997-09-19 ディスク表面検査装置 Pending JPH10116480A (ja)

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