JPH10116121A - アクチュエータの制御装置及び粉体フィーダ - Google Patents
アクチュエータの制御装置及び粉体フィーダInfo
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Abstract
チュエータを駆動させ、制御対象物の変化量をフィード
バックするアクチュエータの制御を、より高精度に制御
することができる制御装置を提供すること。さらに、粉
体搬送量の制御をより高精度で行なうことができる粉体
フィーダを提供すること。 【解決手段】 アクチュエータに備わるセンサからのセ
ンサ出力電圧VCELLをデューティー比制御手段にフィー
ドバックする際に、センサ出力電圧VCELLのサンプルタ
イミングG,H,…をデューティー比クロック(図6
(a))の周期に同期化させることにより、ノイズが重
畳していないフィードバック信号(センサ出力電圧VCE
LL)を取り込む。
Description
御手段により間欠的にアクチュエータを駆動させ、制御
対象物の変化量をフィードバックする制御装置に関し、
特にかかる制御手段を有する粉体フィーダに関するもの
である。
ィー比)によって、時間平均出力を制御するものとし
て、例えば、超音波振動子を用いた超音波モータ、DC
モータを用いたサーボシステム等が知られている。超音
波モータにおいては、電気エネルギーによる圧電素子の
機械的変形を用いて振動体に機械的振動を発生させ、駆
動電圧のデューティー比を変化させることで、超音波モ
ータの出力を変化させている。
さ方向振動)と曲げ振動が同時に生じるように構成する
と、その共振周波数において、先端に楕円振動を生じ
る。そこで、先端にパイプを取り付け、パイプ中に粉体
を供給すると、粉体は、楕円振動により一定方向に搬送
されるため、粉体フィーダとして利用されることがあ
る。この場合、図5のブロック図に示すように、荷重セ
ンサであるロードセル11にて粉体量を計測し、そのセ
ンサ出力をアンプ12で増幅し、その増幅されたセンサ
出力電圧をA/Dコンバータを介して、デューティー比
制御手段であるマイクロコンピュータ13にフィードバ
ックして、その信号に基づき最適なデューティー比を算
出し、駆動電圧の印加時間を制御することにより、粉体
の輸送量(切り出し量)及び実流量を一定値(ねらい
値)に制御している。
ように矩形波によりアクチュエータを駆動させる場合に
は、アクチュエータのオン/オフ時にスパイクノイズが
発生し、このノイズがセンサ出力に悪影響を及ぼす。例
えば、上述した超音波モータにおいては、駆動している
期間(アクティブ領域)に、超音波モータへの駆動電圧
(共振周波数)が図11に示す発振回路により与えられ
ている。この発振回路のトランス1次側はトランジスタ
TR1 とTR2 のpush−pullになっている。すなわち、
図12(a)に示すように、トランジスタTR1 がオン
ならTR2 がオフ、あるいはその逆に各トランジスタが
作動する。このとき、トランジスタTR1 ,TR2 のオ
ン/オフのオフ時、すなわち電流を切ろうとする時、高
い電圧がトランジスタのコレクタに現われる。
タTR1 ,TR2 のオン/オフの作動において、トラン
ジスタTR1 ,TR2 いずれかがオフするときにノイズ
が発生するので、駆動電圧VACT の出力波形は、図12
(b)に示すような波形となり、この駆動電圧VACT の
ノイズが外乱としてセンサ出力に重畳し、センサ出力電
圧VCELLの出力波形が図12(c)に示すような波形と
なる。
タのオン/オフの1周期T1 が駆動電圧VACT の1周期
T2 に相当する。従って、実際に粉体フィーダを使用し
たときの駆動電圧VACT の波形は図6(b)、センサ出
力電圧VCELLの波形は図6(c)に示すようになる。
ードバックする際に、図6(d)に示すようなタイミン
グA,B,C,…でデータサンプリングを行なうと、ノ
イズを含んだセンサ出力値をフィードバック信号として
取り込んでしまい、アクチュエータを正確に制御でき
ず、制御システムの精度が極端に悪化するという問題が
あった。
るためになされたものであり、デューティー比制御手段
により間欠的にアクチュエータを駆動させ、制御対象物
の変化量をフィードバックするアクチュエータの制御
を、より高精度に制御することができる装置を提供する
ことを目的とする。さらに、本発明は、粉体搬送量の制
御をより高精度で行なうことができる粉体フィーダを提
供することを目的とする。
めに、請求項1の発明によれば、間欠的に駆動電圧を与
えることで駆動するアクチュエータと、前記アクチュエ
ータに対してデューティー比に応じた時間だけ、駆動電
圧を与えるデューティー比制御手段と、前記アクチュエ
ータに備わるセンサからのセンサ出力を増幅し、その値
を検出するセンサ回路とからなる制御装置において、デ
ューティー比の周期に同期し、前記アクチュエータが停
止してから一定時間経過後に、前記センサ出力をフィー
ドバック信号として取り込むことを特徴とする。
する期間と駆動しない期間とが交互に現れる駆動を指
し、必ずしも一定の期間の繰り返しでなくともよい。
過後にフィードバック信号を取り込むことにより、確実
にスイッチングノイズが重畳していないセンサ出力をフ
ィードバックすることが可能となる。なぜなら、アクチ
ュエータ停止直後は、フィードバック信号であるセンサ
出力がスイッチングノイズの影響を受ける可能性がある
ため、一定時間経過後にフィードバック信号を取り込む
ことにより、確実に影響を受けないようにできるからで
ある。
するために、請求項1に記載するアクチュエータの制御
装置において、デューティー比の最大値が95%である
ことを特徴とする。
に設定することで、アクチュエータの停止期間を確保す
ることにより、確実にスイッチングノイズが重畳してい
ないセンサ出力をフィードバックすることが可能とな
る。
するために、圧電素子に所定の共振周波数を印加すると
先端部が楕円振動をする振動体と、該振動体の先端部に
形成された粉体搬送路と、粉体を貯蔵し、前記粉体搬送
路に粉体を送り込むホッパと、前記振動体に対してデュ
ーティー比に応じた時間だけ、駆動電圧を与えるデュー
ティー比制御手段と、前記ホッパ内の粉体重量を測定す
るロードセルとからなる粉体フィーダにおいて、請求項
1または請求項2に記載するいずれかのアクチュエータ
の制御手段を有することを特徴とする。
部に取り付けられた粉体供給パイプも楕円振動する。す
ると、ホッパからパイプ中に供給された粉体は、この楕
円振動により横方向(振動体の縦方向振動に対する直角
方向で、振動体の曲げ方向振動に対して平行な方向)に
加速を受け移動する。従って、粉体を搬送することがで
きる。
流駆動電圧をオン/オフ制御しているので、振動体が駆
動されている期間は粉体が搬送される。従って、駆動期
間と停止期間との比、即ち、デューティー比によって、
粉体の搬送量を制御し、さらに、ロードセルで粉体の重
量をセンシングして、そのセンサ出力をスイッチングノ
イズが重畳しないタイミングにて、フィードバック制御
しているので、より高精度に粉体の搬送量を制御するこ
とができる。
置によれば、上記問題点を解決するために、PWM(パ
ルス幅変調)制御手段によって間欠的に駆動されるモー
タと、前記モータに備わるセンサからのセンサ出力を増
幅し、その値を検出するセンサ回路と、PWM信号の立
ち上がりエッジを検出し、その検出信号を出力する検出
装置と、前記検出信号に対応して、前記センサ出力を取
り込むサンプリング装置と、前記サンプリング値をPW
M制御手段にフィードバックするフィードバック手段
と、を有することを特徴とする。
に同期化して、センサ出力をフィードバック信号として
取り込むことにより、ノイズが重畳していないフィード
バック信号を取り込むことができ、より精度良くモータ
を制御することが可能となる。従って、このモータ制御
装置をロボットの腕の駆動モータやNC工作機のテーブ
ルの位置決めモータ等に適応すれば、より高精度にロボ
ットの腕を動かしたり、テーブルの位置決め等を行なう
ことができる。
図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施の形態に
係る粉体フィーダの構造を図1に示す。振動体10は、
いわゆるリニア型超音波モータであり、平板リング形状
の圧電素子1を2枚、図示しない電極板を介して積層
し、この両面を、略円柱状の金属ホーン2aおよび略円
筒状の金属バックホーン2bで挟んだ構造となってい
る。この振動体10は、バックホーン2bと圧電素子1
の中央部を貫通する透孔を経由して挿入され、一端がホ
ーン2aに締結されたボルト3によって、固定部材4に
固定されている。このホーン2aの先端部2cは、二面
取りされ、後述するパイプを貫挿するための貫通孔2d
が設けられている。
体供給パイプ20が貫挿・固着されている。この粉体供
給パイプ20の図中左側の端部21は、やや下方に屈曲
させられており、図中右側から搬送された粉体Pがパイ
プ20の端部21から落下移動しやすいようにされてい
る。一方、パイプ20の図中右側の端部22は、逆にや
や上方に屈曲させられ、ホッパ本体30から供給される
粉体Pを、容易に図中左側へ搬送できるようにされてい
る。
プ20へ徐々に粉体を供給するためのものであって、底
部31は漏斗状になっている。この底部31にはチュー
ブ32がつながれており、チューブ32の他端は、粉体
供給パイプ20の端部22につながれている。従って、
ホッパ本体30に投入された粉体Pは、チューブ32を
経由して、パイプ20に供給される。なお、チューブ3
2は、振動体10の振動を妨げないように屈曲自在の材
質が選択され、本例では、ナイロンチューブを用いてい
る。
の周波数特性を、インピーダンスアナライザで測定した
結果を示す。この結果から、振動体10の共振周波数F
rは、約29.4kHzであることが判る。この共振周
波数Frで駆動した場合には、大きく振動する。従っ
て、本実施例では、振動体10を駆動させるために、共
振周波数Frを有する交流電圧を印加している。
た場合の振動の様子を説明する。共振周波数で圧電素子
1を駆動すると、圧電素子が伸び縮みするため、振動体
10は、図3に示すように屈曲振動する。この振動は、
図中上下方向への伸び縮みの振動(縦振動)と、図中横
方向への曲げ振動(撓み振動)との合成振動である。
説明すると、図4に示すように振動をしている。なお、
図4では、先端部(図中下端部)の動きを判りやすくす
るため、先端中央部に黒点を打っている。まず、t=0
(図4(a))では、先端部(黒点)は右側に位置する
ように曲げられている。ついで、1/4周期後のt=π
/2(図4(b))では、振動体は縮み、先端部(黒
点)は図中上側に位置している。さらに、t=π(図4
(c))では、先端部(黒点)が左側に位置するように
曲げられている。さらに1/4周期後のt=3π/2
(図4(d))では、振動体は伸び、先端部(黒点)は
図中下側に位置している。従って、一周期分について黒
点の動きをたどってゆくと、図4に示すように楕円運動
をしていることが判る。
パイプ中に粉体を供給すると、粉体は浮き上がりながら
も図中左方向への加速を受けて、左側へ搬送されてゆく
こととなる。そして、共振周波数で駆動する時間割合を
調整、即ち、デューティー比を変化させて、粉体搬送量
(切り出し量)を調整する。このとき、ホッパ本体30
内の粉体Pの重量をロードセル11にて計測し、その出
力信号をマイコンシステム13にフィードバックしてい
る。このフィードバック信号を基にして、マイコンシス
テム13内で最適に算出されたデューティー比制御信号
を駆動回路へ送り、デューティー比に応じた時間だけ駆
動電圧VACT を振動体10に印加することによって、粉
体Pの切り出し量及び実流量を制御している。本実施例
では、マイコンシステム13をデューティー比制御手段
として用いている。
ー比制御信号のアクティブ期間Ta・インアクティブ期
間Tiに関係なく、フィードバック信号であるロードセ
ルのセンサ出力電圧VCELLをデューティー比制御手段に
取り込んでいた。従って、図6(d)に示すタイミング
A,B,C,…、すなわちデューティー比制御信号のア
クティブ期間Taに、ロードセルからのセンサ出力電圧
VCELLをデューティー比制御手段に取り込むと、ノイズ
が重畳したセンサ出力電圧VCELLに基づいてデューティ
比が算出されるため、設定された切り出し量及び実流量
に制御することができなかった。
センサ出力電圧VCELLの取り込みを、デューティー比制
御信号のインアクティブ期間Tiに同期して行なうよう
にした。本実施の形態では、サンプルタイミングの同期
化はマイコンのプログラムソフトにより行なった。
て説明する。図6(a)は、振動体10を間欠的に駆動
させるためのタイミングクロック(デューティー比クロ
ック)を示す。このクロック信号は、デューティー比制
御手段により作られている。なお、図6(a)では、ア
クティブ期間TaをLow 、インアクティブ期間TiをHi
ghとして表現している。デューティー比は、1周期にお
けるアクティブ期間Taの割合で表し、Ta/(Ta+
Ti)で算出される。
電圧VACT の変化を示す。印加電圧の大きさ自身は変化
していないが、アクティブ期間Taにおいては、共振周
波数Frの交流電圧が印加され、一方、インアクティブ
期間Tiにおいては、駆動電圧が印加されない。
圧VACT が印加されると、振動体10は振動する。この
場合に、共振周波数Frで駆動すると、振動体10は共
振して大きく振動し、しかも、先端部が楕円振動とな
る。一方、駆動電圧を印加しない場合には、振動体10
は振動しない。
れるセンサ出力電圧VCELLの変化を示す。出力電圧は、
時間の経過に従いポッパ本体30内の粉体Pの重量が減
少するため、小さくなっていく。また、アクティブ期間
Taにおいては、前述したトランジスタのスイッチング
ノイズが重畳していることがわかる。
わちセンサ出力電圧VCELLの値をA/Dコンバータに取
り込むサンプルタイミングを示す。サンプルタイミング
G,H,…はデューティー比クロックと同期化して、イ
ンアクティブ期間Ti内になっている。本実施例では、
インアクティブ期間Tiの開始直後から数msec経過
後にデータのサンプリングを行なっている。これは、イ
ンアクティブ期間Tiの開始直後では、スイッチングノ
イズの影響を受ける可能性が大きいため、確実に影響を
受けないようにするためである。従って、確実にスイッ
チングノイズが重畳していないセンサ出力電圧VCELLの
値をフィードバックすることが可能となる。
き、すなわち、連続駆動のときは、振動体10の振動が
停止するインアクティブ期間Tiがないため、スイッチ
ングノイズが重畳していないセンサ出力電圧VCELLをマ
イコンシステム13にフィードバックすることができな
い。そこで、本実施の形態では、図7に示すように、デ
ューティー比の最大値を95%に設定して、インアクテ
ィブ期間Tiを確保し、それに同期したサンプルタイミ
ングJ,K,…を設定している。よって、確実にスイッ
チングノイズが重畳していないセンサ出力電圧VCELLの
値をフィードバックすることが可能となる。
粉体フィーダによれば、ロードセル11からのセンサ出
力の取り込みタイミングG,H,…、あるいはJ,K,
…を、インアクティブ期間Tiの周期に同期させたの
で、スイッチングノイズが重畳していないセンサ出力電
圧VCELLをマイコンシステム13にフィードバックす
る。従って、正確なフィードバック信号に基づき、デュ
ーティー比の算出を行なうため、より高精度に粉体Pの
搬送量を制御することが可能となる。
タのサーボシステムを図8に示す。本実施例では、アク
チュエータとしてDCモータ50が用いられ、そのセン
サ出力としてDCモータの電圧値を検出し、その値をア
ンプ58で増幅して、増幅した電圧値でフィードバック
をかけて、モータ50の速度を制御している。また、P
WM(パルス幅変調)制御手段51を用いて、PWM信
号をアンプ52で増幅して、その増幅されたPWM信号
にてDCモータ50を駆動させている。
について説明する。図9(a)は、DCモータ50を間
欠的に駆動させるためのタイミングクロックであるPW
M波形を示す。なお、図9(a)では、アクティブ期間
TaをHigh、インアクティブ期間TiをLow として表現
している。また、図9(a)のPWM波形がDCモータ
50の駆動電圧の変化であるから、アクティブ期間Ta
においてDCモータ50が駆動され、インアクティブ期
間TiにおいてはDCモータ50が駆動されないことに
なる。
センサ出力電圧の変化を示す。モータをオン/オフさせ
る場合、モータに含まれるインダクタンスにより、モー
タのオフ時に大きな誘導起電力が生じるためノイズが発
生して、このノイズがセンサ出力に外乱として重畳す
る。従って、センサ出力電圧の波形に、図9(b)に示
す通り、DCモータ50のオフ時(インアクティブ期間
Tiの初期)において、センサ出力電圧にノイズが重畳
していることがわかる。
わちセンサ出力を取り込むサンプルタイミングを示す。
サンプルタイミングM,N,…はデューティー比クロッ
クと同期化して、アクティブ期間Ta内になっている。
このサンプルタイミングM,N,…は、図8に示すPW
M波形の立ち上がりエッジを検出する検出回路54、遅
延回路55、及びサンプルボード56からなる電子回路
57により、DCモータ50の駆動開始から必要最適な
遅延時間経過後にデータサンプリングを行なうように設
定されている。従って、第1の実施の形態と同様に、ノ
イズが重畳していないセンサ出力をフィードバックする
ことができ、より最適にDCモータ50の速度を制御す
ることが可能となる。
サーボシステムによれば、DCモータからのセンサ出力
電圧VCELLの値のサンプルタイミングM,N,…を、ア
クティブ期間Taの周期に同期させたので、ノイズが重
畳していないセンサ出力電圧VCELLの値をフィードバッ
クできる。従って、より高精度にDCモータ50の速度
を制御することが可能となる。また、第1の実施の形態
のようにマイコンを使用せずに、簡単な電子回路57に
て、センサ出力電圧VCELLの値のサンプルタイミング
M,N,…を、アクティブ期間Taの周期に同期させて
いる。従って、安価に本発明に係る制御装置を実現化す
ることができる。
動源とした超音波モータを用いた粉体フィーダ、あるい
はDCモータを用いたサーボシステムについて例示した
が、本発明の制御装置はこれに限定されることはなく、
間欠的に駆動するアクチュエータを最適に制御する装置
として広く用いることができる。たとえば、プラスチッ
クの溶着、加工等に用いる超音波ウェルダーなどの超音
波加工機の出力制御などに用いることができる。
タの制御装置によれば、間欠的に駆動電圧を与えること
で駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータに対
してデューティー比に応じた時間だけ、駆動電圧を与え
るデューティー比制御手段と、前記アクチュエータに備
わるセンサからのセンサ出力を増幅し、その値を検出す
るセンサ回路と、からなり、デューティー比の周期に同
期し、前記アクチュエータが停止してから一定時間経過
後に、前記センサ出力をフィードバック信号として取り
込むことで、ノイズが重畳していないフィードバック信
号を取り込むことができ、より精度良くアクチュエータ
を制御することが可能となる。また、このような制御手
段を有する粉体フィーダによれば、確実に正確なフィー
ドバック信号を取り込むことができるので、設定流量値
に対する補正をより精度良く行なうことができ、粉体の
切り出し量並びに実流量をより正確にコントロールする
ことが可能となる。
示す一部切り欠き断面図である。
すグラフである。
る。
示した模式図である。
ムを示したブロック図である。
ムの作動状況を示す説明図であり、(a)は駆動期間と
非駆動期間を切り替えるタイミングを示し、(b)は振
動体に印加される駆動電圧を示し、(c)はロードセル
からのセンサ出力電圧を示し、(d)は、従来技術での
サンプルタイミングを示し、(e)は本発明でのサンプ
ルタイミングを示す。
ムにおいて、デューティー比最大(95%)での作動状
況を示す説明図であり、(a),(b),(c)、及び
(e)は図6と同様である。
を示したブロック図である。
の作動状況を示す説明図であり、(a)は駆動期間と非
駆動期間を切り替える信号(PWM信号)を示し、
(b)はセンサからのセンサ出力電圧を示し、(c)は
サンプルタイミングを示す。
ック図である。
回路の回路図である。
(a)は図11に示す発振回路のトランジスタの作動状
態を示し、(b)は振動体に印加される駆動電圧を示
し、(c)はロードセルからのセンサ出力電圧を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 間欠的に駆動電圧を与えることで駆動す
るアクチュエータと、 前記アクチュエータに対してデューティー比に応じた時
間だけ、駆動電圧を与えるデューティー比制御手段と、 前記アクチュエータに備わるセンサからのセンサ出力を
増幅し、その値を検出するセンサ回路と、からなる制御
装置において、 デューティー比の周期に同期し、前記アクチュエータが
停止してから一定時間経過後に、前記センサ出力をフィ
ードバック信号として取り込むことを特徴とするアクチ
ュエータの制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載するアクチュエータの制
御装置において、 デューティー比の最大値が95%であることを特徴とす
るアクチュエータの制御装置。 - 【請求項3】 圧電素子に所定の共振周波数を印加する
と先端部が楕円振動をする振動体と、 該振動体の先端部に形成された粉体搬送路と、 粉体を貯蔵し、該粉体搬送路に粉体を送り込むホッパ
と、 前記振動体に対してデューティー比に応じた時間だけ、
駆動電圧を与えるデューティー比制御手段と、 該ホッパ内の粉体重量を測定するロードセルと、からな
る粉体フィーダにおいて、 請求項1または請求項2に記載するいずれかのアクチュ
エータの制御装置を有することを特徴とする粉体フィー
ダ。 - 【請求項4】 PWM(パルス幅変調)制御手段によっ
て間欠的に駆動されるモータと、 前記モータに備わるセンサからのセンサ出力を増幅し、
その値を検出するセンサ回路と、 PWM信号の立ち上がりエッジを検出し、その検出信号
を出力する検出装置と、 前記検出信号に対応して、前記センサ出力を取り込むサ
ンプリング装置と、 前記サンプリング値をPWM制御手段にフィードバック
するフィードバック手段と、を有することを特徴とする
アクチュエータの制御装置。
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