JPH10113410A - ゴルフ場のカート車システム及びその運用方法 - Google Patents

ゴルフ場のカート車システム及びその運用方法

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JPH10113410A
JPH10113410A JP8270652A JP27065296A JPH10113410A JP H10113410 A JPH10113410 A JP H10113410A JP 8270652 A JP8270652 A JP 8270652A JP 27065296 A JP27065296 A JP 27065296A JP H10113410 A JPH10113410 A JP H10113410A
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parking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場所の割当て、クラブの移載、カート車
の走行及び運行等を円滑に制御するゴルフ場のカート車
システムを提供する。 【解決手段】 本システムは、駐車場12、カート車、
カート車通路20、駐車域を指定するチェックイン・ゲ
ート22、カート車運行の制御装置等からなる。駐車場
は、車路14と、4個の1台用駐車区画16からなる駐
車域18を多数有する駐車エリアと、駐車域を挟んで車
路と反対側に設けられたカート車通路20とを有する。
カート車通路は、駐車場からスタートテラス、各ホー
ル、及び所定場所を通過して駐車場に帰るループ状経路
に沿って敷設され、かつ経路に沿ってカート車走行の誘
導装置を有する。カート車は、遠隔自動操縦方式又は搭
乗者操縦方式に切り換え自在である。各駐車域にカート
車を一台づつ割り当てて、待機させ、チェックイン・ゲ
ートでスタート順に合わせて、プレーヤの駐車域とカー
ト車とを指定し、カート車の走行を誘導装置と制御装置
とにより制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ場のカート
車システムに関し、更に詳細には、車で来るプレーヤ
と、そのプレーヤがプレイ中に操縦するカート車とを関
連付けて、プレーヤに対するカート車の手配、カート車
の移動等を効率化し、省力化したゴルフ場のカート車シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、キャディの要員不足に伴い、プレ
ーヤ自身がカート車を操縦してプレイしつつ各コースを
通過し、ホール間を移動するゴルフ場が増えている。そ
のようなゴルフ場では、プレーヤが、プレイ毎にカート
車に乗り降りし、プレイの終了地点から次のプレイ地点
にプレーヤ自身の操縦により移動するようにして各コー
スを通過し、かつホール間を移動している。カート車
は、種々の形式のものがあるが、電磁誘導式の図4に示
すようなものが多く、カート車の後部のクラブ台上にク
ラブを搭載し、プレーヤ自身の操縦により誘導ループに
沿ってカート車上を走行する。また、使用カート車によ
っては、プレーヤはコース内を自由に走行できるゴルフ
場もある。プレーヤは、プレーヤ自身の操縦によりカー
ト車の前進、後退及び停止並びに進行方向制御及び走行
速度制御を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のゴルフ
場では、カート車の走行又は運行を制御するシステム
が、確立されておらず、そのために、カート車の走行又
は運行制御が、無原則になり、混乱を生じることが多か
った。また、車社会の到来と共にプレーヤが各自それぞ
れ一台の車でゴルフ場に来場するようになり、駐車場で
プレーヤの車を駐車させる際の駐車順序、駐車場所を円
滑に整理することが難しくなっていた。また、プレーヤ
を円滑にスタートさせるには、プレーヤがそれぞれの車
から降ろしたクラブをプレイの組毎にかつスタート順に
整理し、所定のカート車に積載することが必要である
が、人手不足に伴い、それをスタート時間に遅れないよ
うにかつ間違いなく行うことが難しくなっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、駐車場所及びク
ラブの整理並びにカート車の走行及び運行を円滑に制御
する、ゴルフ場のカート車システム及びその運用方法を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、プ
レーヤの車の駐車場所の指定、カート車の割当て、クラ
ブの積み替え及びカート車の運行とを相互に関連させる
ことに着眼し、本発明を完成するに到った。上記目的を
達成するために、本発明に係るゴルフ場のカート車シス
テムは、車の通路と、それぞれ、1台の車を駐車させる
面積を有し、かつ少なくともプレイ一組の人数に等しい
個数で車の通路に面して順次隣合って確保された駐車区
画からなる駐車域を多数有する駐車エリアと、駐車域を
挟んで車の通路と反対側に設けられたカート車通路とを
備えた駐車場と、駐車場からスタートテラス、各ホール
のコース、及び所定場所を通過して駐車場に帰るループ
状経路に沿って敷設され、かつ経路に沿ってカート車の
走行を誘導する誘導装置を有するカート車通路と、誘導
装置により誘導されつつ遠隔自動操縦方式及び搭乗者操
縦方式のいずれでもカート車通路上を走行可能で、かつ
いずれかの操縦方式に切り換え自在な、少なくともプレ
イ一組の人数を収容できる自走式カート車と、車で来場
したプレーヤに駐車域を指定するチェックイン・ゲート
と駐車域へのカート車の配車、カート車の走行を含むカ
ート車の運行制御を行う制御装置とを備えていることを
特徴としている。
【0006】本発明では、プレイ一組のプレーヤの駐車
場所と、それらプレーヤのカート車とを対応させ、カー
ト車の運行を制御することにより、本発明の目的を達成
している。プレイ一組の人数は、通常、4人であるが、
その人数は任意であって、例えば3人でも、2人でも、
1人でも良い。カート車の形式、仕様は、本発明の目的
を達成できる限り、制約は無く、例えば内燃機関駆動型
でも電気モータ駆動型でも良い。カート車の走行は、制
御装置により制御され、遠隔自動操縦方式の場合、例え
ば常用の無線操縦手段により制御される。カート車の走
行を誘導するためにカート車通路に設ける誘導装置の形
式も制約はなく、既知の例えば電磁誘導式のものを使用
する。各駐車域に一台づつカート車を割り当てて、それ
ぞれ各駐車域に面するカート車通路に待機させ、チェッ
クイン・ゲートでプレーヤの組のスタート順に合わせ
て、プレーヤの車の駐車域とカート車とを指定し、指定
したカート車の走行を誘導装置と制御装置とにより制御
することにより、本カート車システムを円滑に運用する
ことができる。これにより、最小限の人手で、カート車
の運行、プレーヤの移動、プレーヤの無駄のないスター
トを実現できる。
【0007】本発明に係るゴルフ場のカート車システム
を運用する方法は、カート車を各駐車域に面するカート
車通路にそれぞれ一台づつ待機させる第1ステップと、
チェックイン・ゲートにて、ゴルフ場に車で来場したプ
レーヤにそのプレーヤの属する一組毎に確保されている
駐車場の駐車域を指定する第2ステップと、指定された
駐車域に駐車した車からプレーヤにより移載されたクラ
ブを載せたカート車をプレイのスタート時間の所定時間
前に自動的にスタートテラスに無人で遠隔自動操縦方式
で移動させる第3ステップと、スタートテラスでプレー
ヤをカート車に乗せ、スタートホールに移動する第4ス
テップと、カート車に乗ったプレーヤの操縦により、ス
タートホールから、順次、所定ホールをカート車で通過
する第5ステップとを備えていることを特徴としてい
る。
【0008】本発明方法では、4台の車をそれぞれ4個
の駐車区画に隣接して駐車させる駐車域は、プレーヤの
各組毎にそれぞれ一区画づつ予めプレイ予約等に応じて
確保されている。駐車域の割当てでは、スタートの早い
組をスタートテラスに近い駐車域にする。第4ステップ
でのカート車の操縦は、無人の遠隔操縦でもプレーヤ自
身の操縦でも良い。
【0009】本発明方法は、所定ホールでのプレイを終
了した後、再びプレーヤの操縦によりスタートテラスに
戻る第6ステップを有する。スタートテラスを経由地に
することにより、そこで必要に応じてプレーヤの降車、
カート車の点検等の作業を行うことができるので、後半
のプレイのために都合がよい。本発明方法は、更に、第
6ステップに続いて、プレーヤの操縦により又は無人の
遠隔自動操縦方式によりスタートテラスからキャディマ
スター室前にカート車を移動して自動停止させ、後半の
プレイのスタート時間を設定する第7ステップと、プレ
ーヤを降車させた後、クラブを載せたままカート車を待
機させる第8ステップと、クラブを載せたカート車を後
半のプレイのスタート時間の所定時間前に自動的に無人
で遠隔自動操縦方式によりスタートテラスに移動させる
第9ステップと、スタートテラスでプレーヤをカート車
に載せ、スタートホールに移動する第10ステップと、
カート車に乗ったプレーヤの操縦により、スタートホー
ルから、順次、所定ホールをカート車で通過し、所定ホ
ールでのプレイを終了した後、再びプレーヤの操縦によ
りスタートテラスに戻る第11ステップとを備えてい
る。
【0010】第7ステップから第11ステップまでは、
一日の後半のプレイのためのカート車システムの運用方
法である。第7ステップでは、プレーヤはスタートテラ
スで降車して、徒歩でキャディマスター室前に来ても良
い。第8ステップでは、プレーヤは、カート車から降車
し、クラブハウスで食事をとり、後半のプレイまで休憩
する。
【0011】更に、本発明方法は、第11ステップに続
いて、プレーヤの操縦により又は無人の遠隔自動操縦方
式によりスタートテラスからキャディマスター室前にカ
ート車を移動して自動停止させ、プレイの終了を確認す
る第12ステップと、プレーヤを降車させた後、クラブ
を載せたカート車を指定された駐車域に自動的に移動さ
せる第13ステップとを備える。第11ステップを終了
することにより、プレーヤはその日の全てのプレイを終
了する。プレーヤは、クラブハウスに入って帰宅の用意
し、その後、駐車域でカート車からクラブを自分の車に
移載する。
【0012】更に、本発明方法は、後半のプレイに続い
て、更に、プレイを続行する場合には、第12ステップ
において、スタートテラスからキャディマスター室前に
カート車を移動して自動停止させ、プレイの続行を確認
し、カート車に乗ったプレーヤの操縦によりスタートテ
ラスを経て、スタートホールに移動する第14ステップ
を備え、更に、再び第11ステップ、第12ステップ及
び第13ステップを実行する。これにより、プレーヤ
は、通常の18ホールのプレイに加えて、更に追加の9
ホール、或いは18ホールのプレイを行うことができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明
する。本発明に係るゴルフ場のカート車システムの運用
方法は、ゴルフ場のレイアウト、駐車場の駐車域のレイ
アウト、カート車の走行経路、プレーヤの組のスタート
順、スタート間隔等のデータを組み込んで、コンピュー
タ・プログラム化される。そして、コンピュータ・プロ
グラム化された運用方法は、既知のコンピュータ・シス
テムを利用することにより、実行される。無人自動操縦
方式では、カート車の運行は、制御装置から無線通信方
式により制御される。
【0014】ゴルフ場のカート車システムの実施例 本実施例は、本発明に係るゴルフ場のカート車システム
の実施例である。図1は駐車場のレイアウトの一例を示
す平面図、図2は駐車場の詳細レイアウト図、図3はカ
ート車通路の経路の一例を示す経路図、及び、図4はカ
ート車の概略構成を示す斜視図である。本実施例のゴル
フ場のカート車システムの駐車場12は、グラブハウス
の一階に設けられた駐車場であって、図1に示すよう
に、車の通路(車路)14と、1台の車を駐車させる面
積を有し、かつ車路14に面して順次隣合って確保され
た4個の駐車区画16A〜Dからなる駐車域18を多数
有する駐車エリアと、駐車域18を挟んで車路14と反
対側に設けられたカート車通路20と、チェックイン・
ゲート22と、歩道24と、車路14に面した1台用の
駐車区画26を多数有する特別駐車エリア28とを備え
ている。図1にあって、太い破線は車の車路内進行方向
を示し、細い破線はアウトコース・スタートのプレーヤ
組のカート車の駐車場内進行方向を示し、太い実線はイ
ンコース・スタートのプレーヤ組のカート車の駐車場内
進行方向を示し、矢印はそれぞれ進行方向を示してい
る。
【0015】駐車場12は、図2に示すように、車路1
4とカート車通路20とが、駐車域18を挟んで配列さ
れており、カート車通路20の両側には更に歩道24が
確保されている。駐車域18Aと駐車域18Bの間のカ
ート車通路20上には、駐車域18A及び駐車域18B
にそれぞれ割り当てられた2台のカート車30A、Bが
待機している。カート車30が故障した場合、駐車域1
8を横断してカート車30を移動できるように、駐車域
18の各駐車区画16にそれぞれ設けられた車止めは、
その高さが50mm位に設定されている。図1に示すよう
に、特別駐車エリア28は、夏季の繁忙期に対応するエ
リヤとして準備されている。駐車場12には、キャディ
マスター室32が設けてあり、また、歩道24から2階
のクラブハウスに行く階段33A、B、カート車待機エ
リア34及びスタートテラス36が確保されている。ス
タートテラス36の出口に記した○印の中の数字は、カ
ート車が向かうホール番号又はカート車がそこから帰っ
て来たホール番号を示している。更に、駐車場12に
は、ITVカメラが設けてあり、キャディマスター室3
2のモニター上で駐車場12全体を監視するようになっ
ている。
【0016】カート車通路20は、ゴルフ場全体にわた
り一方通行で走行できるようになっており、特に、駐車
場12内ではカート車通路20が交差しないようになっ
ている。駐車場12外で交差する場合は、図3(a)に
示すように、立体的交差37になっている。本実施例で
は、カート車通路20は、図3(a)に示すように、駐
車場12内でカート車通路20を二重ループ状に敷設し
ているが、別法として、図3(b)に示すように、駐車
場12内でカート車通路20を並列ループ状に敷設して
も良い。図3(a)及び(b)中、一点鎖線で囲まれた
領域は、クラブハウス下の駐車場区域を示している。
【0017】本実施例で使用するカート車30は、無人
の遠隔自動操縦方式及び搭乗者操縦方式のいずれでもカ
ート車通路20上を走行でき、かついずれかの操縦方式
に自在に切り換えできるのに必要な装置を具備した自走
式カート車であって、図4に示すように、後部にクラブ
を載せるクラブ台38を有する4人乗りのガソリンエン
ジン駆動の四輪車である。カート車30は、本カート車
システムの一部として適所に設置された誘導装置(図示
せず)に誘導されて、カート車通路20に沿って敷設さ
れた、誘導ループ線40に沿って走行する。そのため、
カート車30は、誘導装置との連携のための誘導センサ
42、遠隔自動操縦方式のためのアンテナ44等を備え
ている。各駐車区画16及び各駐車域18には、それぞ
れを特定する識別番号が付されている。
【0018】チェックイン・ゲート22は、車で来場し
たプレーヤに駐車区画16又は駐車域18を指定するゲ
ートであって、駐車場12の入口に設けてある。カート
車待機エリア34は、一日の前半のプレイの終了から後
半のプレイの開始までカート車30を待機させるために
キャディマスター室32とスタートテラス36との間に
設けてある。スタートテラス36は、プレーヤが指定さ
れたカート車30に乗車し、また降車する場所である。
【0019】本実施例では、更に、誘導装置と連動し
て、カート車30の駐車域へのカート車の配車、カート
車の走行を含むカート車の運行制御を行う制御装置(図
示せず)がキャディマスター室32に設けてある。ま
た、制御装置は、各カート車30の現在位置を検知し、
かつ所定の情報を各カート車30に伝達できる。これに
より各ホールのプレイ進行状況を把握し、必要に応じて
情報、プレイ進行上の要請等を伝達することができる。
【0020】ゴルフ場のカート車システムの運用方法の
実施例 以下に、図5及び図6を参照しつつ、上述した本発明に
係るゴルフ場のカート車システムの運用方法を説明す
る。先ず、第1ステップS1 では、カート車30を各駐
車域18に面するカート車通路20にそれぞれ一台づつ
待機させる。尚、第1ステップS1 では、都度カート車
30を待機させる代わりに、常時、カート車30を駐車
域18の専属カート車として割当て、各駐車域18に面
するカート車通路20にそれぞれ一台づつ駐車させてお
くようにしてもよい。第2ステップS2 では、ゴルフ場
に車で来場したプレーヤにチェックイン・ゲート22に
てそのプレーヤの属する一組毎に確保されている駐車場
12の駐車域18を指定する。一方、プレーヤは、チェ
ックイン手続きを行う。駐車域18を指定するに際して
は、アウトコース・スタート又はインコース・スタート
の別を考慮し、かつプレイのスタート順の早い方からス
タートテラス36に近い駐車域18を指定する。プレー
ヤは、そのまま車で指定された駐車域18に行き、空い
ている駐車区域16の一つに駐車し、次いで駐車域18
前のカート車30に車からクラブを移載する。クラブを
移載した後、プレーヤは、クラブハウスに入り、プレイ
スタートの準備をする。
【0021】第3ステップS3 では、プレーヤにより移
載されたクラブを載せたカート車30をプレイのスター
ト時間の所定時間前、例えば15分前にスタートテラス
36に無人で自動的に遠隔自動操縦方式により移動させ
る。第4ステップS4 では、プレーヤは、スタートテラ
ス36でカート車に乗り、遠隔自動操縦方式又は搭乗者
操縦方式により、スタートホールに移動する。第5ステ
ップS5 では、プレーヤは、カート車に乗ってプレーヤ
の操縦により、スタートホールから始まって、プレイし
つつ順次、所定ホールのコースをカート車30で通過す
る。
【0022】第6ステップS6 では、プレーヤは、所定
ホールでのプレイを終了した後、カート車30に乗り、
再びプレーヤの操縦によりスタートテラス36に戻る。
第7ステップS7 では、プレーヤは、更にプレーヤの操
縦により又は無人操縦によりスタートテラス36からキ
ャディマスター室32前にカート車30を移動して自動
停止させ、後半のプレイのスタート時間を設定する。プ
レーヤは、スタート時間を設定する際、カート車30か
ら降車する。第8ステップS8 では、プレーヤが降車し
たカート車30は、クラブを載せたままカート車待機エ
リア34で待機する。プレーヤは、その間にクラブハウ
スで食事及び休憩を取る。
【0023】第9ステップS9 から第13S13までは、
一日の後半のプレイのためのカート車システムの運用方
法である。第9ステップS9 では、クラブを載せたカー
ト車30を後半のプレイのスタート時間の所定時間前、
例えば15分前にスタートテラス36に自動的に無人で
自動的に移動させる。第10ステップS10では、プレー
ヤは、スタートテラス36でカート車に乗り、遠隔自動
操縦方式又は搭乗者操縦方式により、スタートホールに
移動する。第11ステップS11では、プレーヤは、カー
ト車に乗ってプレーヤの操縦により、スタートホールか
ら始まって、プレイしつつ順次、所定ホールのコースを
カート車30で通過し、所定ホールでのプレイを終了し
た後、再びプレーヤの操縦によりスタートテラス36に
戻る。第12ステップS12では、プレーヤは、更にプレ
ーヤの操縦により又は無人操縦によりスタートテラス3
6からキャディマスター室32前にカート車30を移動
して自動停止させ、全プレイが終了したかどうかを確認
する。プレイ終了の確認の際、プレーヤは、カート車3
0から降車する。YESの場合、即ち全プレイの終了の
場合、第13ステップS13では、プレーヤを乗せたまま
カート車30を指定された駐車域18に自動操縦方式で
移動させる。プレーヤは、元の駐車区域18に戻った
ら、移動式クラブバック配置台25で従業員によりラウ
ンジ清掃をして貰い、クラブを確認して各自の車のトラ
ンクにクラブバックを積み込み、階段33A又はBを登
ってクラブハウスに戻り、帰宅の準備をする。尚、クラ
ブバック配置台25は、駐車場内の適当な数カ所に配置
されている。適当な時間になって、プレーヤは、クラブ
ハウスから駐車場12に降りて来て、各駐車区域16の
自分の車の所に行き、車を発進させる。
【0024】ゴルフ場のカート車システムの運用方法の
実施例の改変例 本改変例は、18ホールのプレイを終了した後、更に9
ホール又は18ホールのプレイを希望するプレーヤに適
用する例である。この例では、第12S12において、ス
タートテラス36からキャディマスター室32前にカー
ト車30を移動して自動停止させ、更に、プレイの続行
を確認する。プレイを続行する場合には、即ちNOの場
合には、第14ステップS14では、プレーヤは、カート
車30に乗り、プレーヤの操縦によりスタートテラス3
6を経て、スタートホールに移動する。続いて、再び第
11ステップS11、第12ステップS12、及び第13ス
テップS13を実行する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、各駐車域に一台づつ割
り当てたカート車をそれぞれ各駐車域に面するカート車
通路に待機させ、チェックイン・ゲートでプレーヤの組
のスタート順に合わせて、プレーヤの車の駐車域とカー
ト車とを指定し、指定したカート車の走行を誘導装置と
制御装置とにより制御するようにしたことをにより、最
小限の人手で、ゴルフ場でのカート車の運行と、プレー
ヤの移動と、プレーヤのスタートを円滑することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車場のレイアウトの一例を示す平面図であ
る。
【図2】駐車場の詳細レイアウト図である。
【図3】図3(a)及び(b)は、それぞれ、カート車
通路の経路の一例を示す経路図である。
【図4】カート車の概略構成を示す斜視図である。
【図5】ゴルフ場のカート車システムの運用方法を説明
するブロックフローチャートである。
【図6】図5に続いて、ゴルフ場のカート車システムの
運用方法を説明するブロックフローチャートである。
【符号の説明】
12 ゴルフ場のカート車システムの実施例の駐車場 14 車の通路(車路) 16 駐車区画 18 駐車域 20 カート車通路 22 チェックイン・ゲート 24 歩道 26 駐車区画 28 特別駐車エリア 30 カート車 32 キャディマスター室 34 カート車待機エリア 36 スタートテラス 37 立体的交差 38 クラブ台 40 誘導ループ線 42 誘導センサ 44 アンテナ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車の通路と、それぞれ、1台の車を駐車
    させる面積を有し、かつ少なくともプレイ一組の人数に
    等しい個数で車の通路に面して順次隣合って確保された
    駐車区画からなる駐車域を多数有する駐車エリアと、駐
    車域を挟んで車の通路と反対側に設けられたカート車通
    路とを備えた駐車場と、 駐車場からスタートテラス、各ホールのコース、及び所
    定場所を通過して駐車場に帰るループ状経路に沿って敷
    設され、かつ経路に沿ってカート車の走行を誘導する誘
    導装置を有するカート車通路と、 誘導装置により誘導されつつ遠隔自動操縦方式及び搭乗
    者操縦方式のいずれでもカート車通路上を走行可能で、
    かついずれかの操縦方式に切り換え自在な、少なくとも
    プレイ一組の人数を収容できる自走式カート車と、 車で来場したプレーヤに駐車域を指定するチェックイン
    ・ゲートと 駐車域へのカート車の配車、カート車の走行を含むカー
    ト車の運行制御を行う制御装置とを備えていることを特
    徴とするゴルフ場のカート車システム。
  2. 【請求項2】 制御装置が、各カート車の現在位置を検
    知し、かつ所定の情報を各カート車に伝達できることを
    特徴とする請求項1に記載のゴルフ場のカート車システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のゴルフ場のカート車シ
    ステムの運用方法であって、 各駐車域にカート車を一台づつ割り当てて、それぞれ各
    駐車域に面するカート車通路に待機させ、チェックイン
    ・ゲートでプレーヤの組のスタート順に応じてプレーヤ
    の車の駐車域とカート車とを指定し、指定したカート車
    の走行を誘導装置と制御装置とにより制御するようにし
    たことを特徴とするゴルフ場のカート車システムの運用
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のゴルフ場のカート車シ
    ステムの運用方法であって、 カート車を各駐車域に面するカート車通路にそれぞれ一
    台づつ待機させる第1ステップと、 チェックイン・ゲートにて、ゴルフ場に車で来場したプ
    レーヤにそのプレーヤの属する一組毎に確保されている
    駐車場の駐車域を指定する第2ステップと、 指定された駐車域に駐車した車からプレーヤにより移載
    されたクラブを載せたカート車をプレイのスタート時間
    の所定時間前に自動的にスタートテラスに無人で遠隔自
    動操縦方式で移動させる第3ステップと、 スタートテラスでプレーヤをカート車に乗せ、スタート
    ホールに移動する第4ステップと、 カート車に乗ったプレーヤの操縦により、スタートホー
    ルから、順次、所定ホールをカート車で通過する第5ス
    テップとを備えていることを特徴とするゴルフ場のカー
    ト車システムの運用方法。
  5. 【請求項5】 所定ホールでのプレイを終了した後、再
    びプレーヤの操縦によりスタートテラスに戻る第6ステ
    ップを有することを特徴とする請求項4に記載のゴルフ
    場のカート車システムの運用方法。
  6. 【請求項6】 第6ステップに続いて、プレーヤの操縦
    により又は無人の遠隔自動操縦方式によりスタートテラ
    スからキャディマスター室前にカート車を移動して自動
    停止させ、後半のプレイのスタート時間を設定する第7
    ステップと、 プレーヤを降車させた後、クラブを載せたままカート車
    を待機させる第8ステップと、 クラブを載せたカート車を後半のプレイのスタート時間
    の所定時間前に自動的に無人で遠隔自動操縦方式により
    スタートテラスに移動させる第9ステップと、 スタートテラスでプレーヤをカート車に載せ、スタート
    ホールに移動する第10ステップと、 カート車に乗ったプレーヤの操縦により、スタートホー
    ルから、順次、所定ホールをカート車で通過し、所定ホ
    ールでのプレイを終了した後、再びプレーヤの操縦によ
    りスタートテラスに戻る第11ステップとを備えている
    ことを特徴とする請求項5に記載のゴルフ場のカート車
    システムの運用方法。
  7. 【請求項7】 第11ステップに続いて、プレーヤの操
    縦により又は無人の遠隔自動操縦方式によりスタートテ
    ラスからキャディマスター室前にカート車を移動して自
    動停止させ、プレイの終了を確認する第12ステップ
    と、 プレーヤを降車させた後、クラブを載せたカート車を指
    定された駐車域に自動的に移動させる第13ステップと
    を備えることを特徴とする請求項6に記載のゴルフ場の
    カート車システムの運用方法。
  8. 【請求項8】 後半のプレイに続いて、更に、プレイを
    続行する場合には、第12ステップにおいて、スタート
    テラスからキャディマスター室前にカート車を移動して
    自動停止させ、プレイの続行を確認し、 カート車に乗ったプレーヤの操縦によりスタートテラス
    を経て、スタートホールに移動する第14ステップを備
    え、 更に、再び第11ステップ、第12ステップ及び第13
    ステップを実行するようにしたことを特徴とする請求項
    7に記載のゴルフ場のカート車システムの運用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007014616A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Matsushita Electric Works Ltd 配膳車の誘導装置
WO2023128191A1 (ko) * 2021-12-31 2023-07-06 주식회사 티티엔지 자율주행 모바일 서비스 로봇 입출고 시스템

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WO2023128191A1 (ko) * 2021-12-31 2023-07-06 주식회사 티티엔지 자율주행 모바일 서비스 로봇 입출고 시스템

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