JPH10112271A - 偏向装置 - Google Patents

偏向装置

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Publication number
JPH10112271A
JPH10112271A JP26309096A JP26309096A JPH10112271A JP H10112271 A JPH10112271 A JP H10112271A JP 26309096 A JP26309096 A JP 26309096A JP 26309096 A JP26309096 A JP 26309096A JP H10112271 A JPH10112271 A JP H10112271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil bobbin
magnetic body
projection
magnetic substance
deflecting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26309096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Nishiyama
和人 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Media Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Media Electronics Co Ltd
Priority to JP26309096A priority Critical patent/JPH10112271A/ja
Publication of JPH10112271A publication Critical patent/JPH10112271A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでかつ組み込み作業性に優れた偏向
装置を提供する。 【解決手段】 コイルボビン1の筒部2の外周に線材6
を巻き付けると共に、筒部2内に磁性体7を挿入する偏
向装置において、筒部2の内側に、磁性体7の挿入方向
と直角の方向に突出する突出部5を設け、かつ、磁性体
7にはこの突出部5と嵌合する切り欠き部8を設けるこ
とにより、コイルボビン1の筒部2に磁性体7を挿入し
た際に、筒部2の内側の突出部5と磁性体7の切り欠き
部8が嵌合固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁界を発生して電
子ビームの方向を可変する偏向装置に係り、特にコイル
ボビンの筒部外周に線材を巻き付けると共に、そのコイ
ルボビン筒部内に磁性体を挿入する構成の偏向装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例1に係る偏向装置の要部
分解斜視図である。同図において、コイルボビン1は、
筒部2と、この筒部2の両端のフリンジ部3とから構成
されている。筒部2の外周部には線材6が巻き付けら
れ、筒部2内には磁性体7が挿入されている。
【0003】図6は、従来例2に係る偏向装置の要部分
解斜視図である。この偏向装置は、特開平7−2112
60号公報に記載されたもので、コイルボビン1の筒部
2に、磁性体7の挿入方向先端を下方に案内するように
下方に傾斜した突出部5を設け、筒部2内に挿入する磁
性体7をその突出部5の弾性変形力で押圧して固定する
構造になっている。
【0004】このように構成された偏向装置が偏向ヨー
クのネック部の近傍に配置され、偏向装置から発生させ
る磁界によって電子ビームの方向が偏向される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1において
は、コイルボビン1の筒部2内に単に磁性体7が挿入さ
れているだけなので、簡単に磁性体7がコイルボビン1
より抜ける。そのため、位置がずれないように注意する
必要があるため、組み込み作業性が悪いという欠点があ
った。
【0006】上記従来例2は、上記問題点を解決する構
造となっているが、コイルボビン1の構造が、コイルボ
ビン1を成形する際の金型の設計を困難なものにしてい
るため、コストがかかるという問題がある。
【0007】本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、
低コストでかつ組み込み作業性に優れた偏向装置を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、コイルボビンの筒部外周に線材を巻き付ける
と共に、そのコイルボビン筒部内に磁性体を挿入する偏
向装置において、前記コイルボビン筒部の内側に磁性体
の挿入方向と直角に突出部を設け、前記磁性体にその突
出部と嵌合する切り欠き部を設けたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は前述のような構成になっ
ており、磁性体を挿入するコイルボビン筒部の突出部と
磁性体の切り欠き部が、コイルボビンの筒部に磁性体を
挿入した際に確実に嵌合固定されるため、磁性体がコイ
ルボビンから脱落することがない。
【0010】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係る偏向装置
の要部分解斜視図、図2はその偏向装置に用いるコイル
ボビンの正面縦断面図、図3はそのコイルボビンの側面
図、図4は磁性体が挿入された状態のコイルボビンの正
面縦断面図である。
【0011】図1ないし図3において、コイルボビン1
はプラスチックの射出成形体からなり、筒部2と、筒部
2の両端のフリンジ部3とから構成されている。筒部2
は断面長方形状の枠体であり、この筒部2の内側が磁性
体挿入空間4になっており、この筒部2内の磁性体挿入
空間4側には、磁性体7の挿入方向(図1における矢印
D方向)と直角方向に突出形成される半円状の突出部5
が設けられている。一方の磁性体7には、この突出部5
と嵌合する半円状の切り欠き部8が対向位置に2つ設け
られている。
【0012】そして、磁性体挿入空間4の各寸法A,B
(図2参照)は、磁性体7の幅寸法C(図1参照)に対
して、C<B<Aの関係になるように設定されている。
従って、磁性体7を磁性体挿入空間4に挿入すると、磁
性体7の切り欠き部8がコイルボビン1の筒部2内の半
円状の突出部5に嵌合し固定される。従って、磁性体7
がコイルボビン1より抜けたり、位置がずれたりするこ
とがない。
【0013】本発明の実施の形態は、コイルボビン1に
は半円状の突出部5が1ケ所に、また対応する磁性体7
には半円状の切り欠き部8が2ケ所に設けた場合を説明
しているが、コイルボビン1の突出部5と、対応する磁
性体7の切り欠き部8が嵌合し、本発明の目的を達成す
る構造及び嵌合数であれば同様に適用可能である。
【0014】また、上記実施の形態では、本発明をコン
バーゼンス補正用の偏向装置として適用しているが、そ
れ以外での偏向装置にも同様に適用可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、磁性体を挿入するコイ
ルボビン筒部内側の半円状の突出部と、磁性体の半円状
の切り欠き部が、コイルボビンの筒部に磁性体を挿入し
た際に嵌合固定されるため、磁性体が容易にコイルボビ
ンから脱落したり、コイルボビンの位置がずれることが
なくなる。従って、コイルボビンへの磁性体の組み込み
性に優れる。また、互いに嵌合される突出部と切り欠き
部を形成するだけでよいので、金型の設計も容易であ
り、コストを抑えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る偏向装置の要部分解
斜視図である。
【図2】その偏向装置に用いられるコイルボビンの正面
縦断面図である。
【図3】そのコイルボビンの側面図である。
【図4】磁性体が挿入された状態のコイルボビンの正面
縦断面図である。
【図5】従来例1に係る偏向装置の要部分解斜視図であ
る。
【図6】従来例2に係る偏向装置の要部分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 コイルボビン 2 筒部 3 フリンジ部 4 磁性体挿入空間 5 突出部 6 線材 7 磁性体 8 切り欠き部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンの筒部外周に線材を巻き付
    けると共に、そのコイルボビン筒部内に磁性体を挿入す
    る偏向装置において、 前記コイルボビン筒部の内側に磁性体の挿入方向と直角
    に突出部を設け、前記磁性体にその突出部と嵌合する切
    り欠き部を設けたことを特徴とする偏向装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記突出部は1
    つ設けられ、前記切り欠き部は対向位置に2つ設けられ
    ていることを特徴とする偏向装置。
JP26309096A 1996-10-03 1996-10-03 偏向装置 Pending JPH10112271A (ja)

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JP26309096A JPH10112271A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 偏向装置

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JP26309096A JPH10112271A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 偏向装置

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JPH10112271A true JPH10112271A (ja) 1998-04-28

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JP26309096A Pending JPH10112271A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 偏向装置

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