JPH10112094A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH10112094A
JPH10112094A JP8264747A JP26474796A JPH10112094A JP H10112094 A JPH10112094 A JP H10112094A JP 8264747 A JP8264747 A JP 8264747A JP 26474796 A JP26474796 A JP 26474796A JP H10112094 A JPH10112094 A JP H10112094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
drum
tracking
rotating drum
Prior art date
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Application number
JP8264747A
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English (en)
Inventor
Masataka Kouno
正隆 甲能
Hiroyuki Matsushima
裕之 松島
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Publication of JPH10112094A publication Critical patent/JPH10112094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラムの回転位相誤差に影響されない高
精度なトラッキング制御を行ない、ドラムの回転に同期
したジッタの影響を排除すること。 【解決手段】 回転ドラム9の回転位相の基準信号7を
発生する基準信号発生器23と、前記基準信号7と回転
ドラム9の回転位置検出信号8とを位相比較してドラム
位相誤差信号16を出力する位相検出処理手段11と、
再生信号からのトラッキング検出信号2と回転位置検出
信号8との時間間隔を測定してトラッキング誤差信号1
7を出力する時間間隔測定処理手段13と、を備え、ド
ラム位相誤差信号16によって回転ドラムの回転位相を
制御し、時間間隔測定処理手段13からのトラッキング
誤差信号17をドラム位相誤差信号16により補正処理
して、回転ドラムの時間軸変動成分を削除したトラッキ
ング制御信号20を生成することを特徴とする磁気記録
再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリカルスキャン
方式の記録再生装置に関するものであり、特に信号を好
適に記録再生するためのトラッキング制御に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来のヘリカルスキャン方式の記録再生
装置に関しては図4のようなものが用いられている。こ
の記録再生装置は、供給リール23、巻き取りリール2
2、テープガイド24,25,26,27,28,2
9,30,31,32、磁気ヘッド33,34,35,
36を搭載した回転ドラム9で構成される。
【0003】テープ1に磁気記録する場合には、例えば
供給リール23及び巻き取りリール22を駆動させるこ
とによってテープ1を走行させる。テープ1は、テープ
ガイド28,29,30,31,32によって案内され
回転ドラム9に所定の角度で巻き付き、図示していない
記録再生本体回路から各種の制御信号によって回転ドラ
ム9が図4を正面に見て左回りで回転し、これとともに
磁気ヘッド33,34に記録すべき信号によってテープ
1に磁気記録される。さらに、テープ1は24,25,
26,27によって案内された後、巻き取りリール22
によって巻き取られる。
【0004】テープ1の磁気記録を再生する場合には、
例えば供給リール23及び巻き取りリール22を駆動さ
せることによってテープ1を走行させる。テープ1はテ
ープガイド28,29,31,31,32によって案内
され回転ドラム9に所定の角度で巻き付き、図示してい
ない記録再生本体回路から24,25,26,27によ
って案内された後、巻き取りリール22によって巻き取
られる。
【0005】回転ドラム9に所定の角度で巻き付き、図
示していない記録再生本体回路から各種の制御信号によ
って回転ドラム9が図4を正面に見て左回りで回転し、
これとともに磁気ヘッド35,36によってテープ1に
記録された信号が順次再生される。テープ1は24,2
5,26,27によって案内された後、巻き取りリール
22によって巻き取られる。
【0006】記録された情報を再生するにあたり、例え
ば図3に示すようなテープ1上のトラック21を磁気ヘ
ッド35,36が正確に走査するための制御がトラッキ
ング制御である。トラッキング制御方式の一つとして回
転ドラムの回転位相検出信号と回転ドラムの回転位相検
出信号から所定のタイミングで検出する特定の低周波タ
イミング信号との時間差をトラッキング用の誤差信号と
してフィードバック制御する方法がある。
【0007】これは、情報記録時にヘリカルトラック上
にトラッキング用の低周波の信号を記録し、再生時にタ
イミング信号の立ち上がりエッジと、磁気ヘッドが搭載
された回転ドラムの回転に同期した回転位相検出信号と
の時間差を測定してこの時間変動をトラッキング誤差信
号としてトラッキングを制御する方式である。このよう
な従来技術として例えば、特開平6−162615号公
報等が挙げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では回転
ドラムに同期した回転位相検出信号を基準に、タイミン
グ信号までの時間間隔を測定してトラッキング誤差信号
を作成している。しかし、回転位相検出信号には回転ド
ラム制御で抑圧できなかったテープの走行摩擦や風損等
による時間軸変動が残留している。よって、時間間隔の
基準となる回転ドラムに同期した回転位相検出信号の時
間軸変動により時間間隔計測値に誤差が発生するため正
確なトラッキング誤差信号が得られなくなり良好なトラ
ッキング制御ができなくなる問題がある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決し正確なトラ
ッキング制御が可能となる記録再生装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、ドラムの回転位相検出信号とタイミング信号との
時間差を検出したトラッキング制御信号を回転ドラムの
回転位相誤差信号で補正する手段を設けたものである。
【0011】ドラムの回転位相検出信号とタイミング信
号との時間差を検出したトラッキング誤差信号を回転ド
ラムの回転位相誤差信号で補正するため、ドラムの回転
に同期したジッタの影響などを排除できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を使用して本
発明の一実施形態について詳細に説明する。ここにおい
て、1はテープ、2はトラッキング検出用信号、3は磁
気ヘッド、4は波形増幅器、5は信号処理回路、6はマ
イクロコンピュータ、7は基準信号、8は回転位置検出
信号、9は回転ドラム、10は波形整形回路、11は位
相検出処理、12はドラムモータドライブ回路、13は
時間間隔測定装置、14は位相検出目標値、15は目標
値、16は位相誤差信号、17はトラッキング誤差信
号、18は比較処理、20はトラッキング制御信号、2
1はモータドライブ回路、22はテープ駆動装置、23
は基準信号発生器、37はドラム制御系、をそれぞれ表
わす。
【0013】図1は再生系のブロック図を示す。図2及
び図5には、本実施形態の磁気記録再生装置の作用の一
例を示す。図4に磁気記録再生装置の走行系の構成につ
いて示す。磁気記録再生装置の走行系の動作については
従来の技術で述べているとおりである。
【0014】図3には、図4に示す様な磁気記録再生装
置により、テープ1に情報を記録したトラック21を示
す。トラック21には、前述した様に記録時には数10
MHzで変調された情報とトラッキング検出用の低周波
の信号(以後トラッキング検出信号2と称す)とが共に
記録される。トラッキング検出信号2は、例えば100
〜500KHzの周波数をもつ信号である。
【0015】再生時には、図1に示す様に、磁気ヘッド
3によってテープ1の磁気情報が読み取られ、波形増幅
器4で増幅されたあと、信号処理回路5で磁気情報から
トラッキング検出信号2が検出される。トラッキング検
出信号2はマイクロコンピュータ6に入力される。ま
た、基準信号発生器23は、回転ドラム9の回転位相の
基準信号7、例えば180Hzの基準信号を作成しマイ
クロコンピュータ6に入力している。
【0016】回転ドラム9の回転位置検出信号8は波形
整形回路10で波形整形された後、マイクロコンピュー
タ6に入力される。マイクロコンピュータ6内部の位相
検出処理11は、基準信号発生器23からの回転ドラム
9の回転位相の基準信号7と回転位置検出信号8との検
出時間の誤差をマイクロコンピュータ6内部のタイマカ
ウンタなどにより測定する。
【0017】さらに、前記検出時間誤差と位相検出目標
値14とのドラム位相誤差信号16を計算する。前記位
相検出目標値14を設定するのは、回転ドラム9の回転
位置検出信号用のセンサ、回転ドラム9上の磁気ヘッド
等の微細な取り付け誤差を信号処理上で補償するための
ものである。前記ドラム位相誤差信号16によってドラ
ムモータドライブ回路12を介して回転ドラム9を制御
してドラム回転位相を基準信号器23の基準信号7に同
期させている。
【0018】回転ドラム9、波形整形回路10、位相検
出処理11、ドラムモータドライブ回路12で構成され
るのがドラム制御系37である。図5に基準信号7と回
転位置検出信号8とのタイミングチャートを示す。
【0019】基準信号7を基準として回転位置検出信号
8を観測すると、前述した様に回転ドラム制御系37で
抑圧できなかったテープ1の走行摩擦や風損等による時
間軸変動t2が残留している。
【0020】マイクロコンピュータ6内部の時間間隔測
定処理13は回転位置検出信号8とトラッキング検出用
信号2との時間間隔をマイクロコンピュータ6内部のタ
イマカウンタなどにより測定している。時間間隔測定処
理13は、回転位置検出信号8を使用しているため回転
ドラム9の時間軸変動t2が加算されている。
【0021】比較処理18は、時間間隔測定処理13の
計測値と目標値15とのトラッキング誤差信号17を計
算している。補正処理19は前述したようにトラッキン
グ誤差信号17に加算されている回転ドラム9の時間軸
変動t2を削除するため、回転ドラム9の回転位相誤差
を検出しているドラム位相誤差信号16を使用して減算
処理し正確なトラッキング制御信号20を作成する。
【0022】図2にタイミングチャートを示す。図2に
おいて、tは磁気ヘッド3がトラック21を正確に走査
した時の回転位置検出信号8からトラッキング検出用信
号2までの時間である。また、t1は点線で示されたテ
ープ1の走行速度が記録再生時に規定される速度より変
動した時の回転位置検出信号8からトラッキング制御用
信号2までの時間であり、t2は回転ドラム9の回転位
相誤差による時間軸変動とする。t1がtになるように
テープ1の走行速度を制御することで磁気ヘッド3がト
ラック21を正確にトラッキングすることが可能にな
る。
【0023】しかし、回転ドラム9の回転位相変動によ
り回転位置検出信号8は変動しており、時間軸変動t2
が発生する。時間軸変動t2はトラッキング制御信号2
0の誤差となる。ここで時間軸変動t2は回転ドラムの
位相検出処理11におけるドラム位相の誤差信号16で
補正可能である。前記ドラム位相誤差信号16により時
間軸変動t2を含むトラッキング誤差信号17を制御し
て時間軸変動t2を削除するのが補正処理19である。
【0024】補正されたトラッキング制御信号20は、
モータドライブ回路21を介してテープ駆動装置22を
制御してテープ1の走行速度を一定になるようにしてい
る。よって、磁気ヘッド3はトラック21を正確に走査
する。
【0025】本発明の一実施形態の説明でマイクロコン
ピュータのソフトウエアによる構成を述べたが、これは
ハードウエアで構成しても同様の効果を得ることができ
る。
【0026】また、本発明の一実施形態の説明ではトラ
ッキング誤差信号17を回転ドラム9の回転位置検出信
号8とトラッキング検出用信号2とから作成している
が、基準信号発生器23からの回転ドラム9の回転位相
用基準信号7とトラッキング検出用信号2とから作成し
ている場合でも、トラッキング検出用信号2には回転ド
ラム9の時間軸変動t2が加算されており同様の効果を
得ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明では、ドラムの回転位相誤差でト
ラッキング制御信号を補正しているため、ドラムの回転
に同期したジッタの影響などを排除でき、高精度なトラ
ッキングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である磁気記録再生装置に
おける再生系の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態の説明に用いるタイミング
チャートである。
【図3】本発明の一実施形態の説明に用いる図である。
【図4】本発明の一実施形態である磁気記録再生装置に
おけるテープ走行系の構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態の説明に用いるタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 テープ 2 トラッキング検出用信号 3 磁気ヘッド 4 波形増幅器 5 信号処理回路 6 マイクロコンピュータ 7 基準信号 8 回転位置検出信号 9 回転ドラム 10 波形整形回路 11 位相検出処理 12ドラムモータドライブ回路 13 時間間隔測定装置 14 位相検出目標値 15 目標値 16 ドラム位相誤差信号 17 トラッキング誤差信号 18 比較処理 20 トラッキング制御信号 21 モータドライブ回路 22 テープ駆動装置 23 基準信号発生器 37 ドラム制御系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を媒体上に記録または再生する磁気
    ヘッドと、該磁気ヘッドが搭載された回転ドラムと、該
    回転ドラムの回転位相の基準信号を発生する基準信号発
    生器と、前記基準信号と前記回転ドラムの回転位置検出
    信号とを位相比較して回転ドラム位相誤差信号を出力す
    る位相検出処理手段と、前記磁気ヘッドの再生信号から
    のトラッキング検出信号と前記回転位置検出信号との時
    間間隔を測定してトラッキング誤差信号を出力する時間
    間隔測定処理手段と、を備え、 前記回転ドラム位相誤差信号によって前記回転ドラムの
    回転位相を制御し、 前記時間間隔測定処理手段からのトラッキング誤差信号
    を前記回転ドラム位相誤差信号により補正処理して、回
    転ドラムの時間軸変動成分を削除したトラッキング制御
    信号を生成し、該トラッキング制御信号で情報媒体の駆
    動手段を制御することを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 情報を媒体上に記録または再生する磁気
    ヘッドと、該磁気ヘッドが搭載された回転ドラムと、該
    回転ドラムの回転位相の基準信号を発生する基準信号発
    生器と、前記基準信号と前記回転ドラムの回転位置検出
    信号とを位相比較して回転ドラム位相誤差信号を出力す
    る位相検出処理手段と、前記磁気ヘッドの再生信号から
    のトラッキング検出信号と前記基準信号との時間間隔を
    測定してトラッキング誤差信号を出力する時間間隔測定
    処理手段と、を備え、 前記回転ドラム位相誤差信号によって前記回転ドラムの
    回転位相を制御し、 前記時間間隔測定処理手段からのトラッキング誤差信号
    を前記回転ドラム位相誤差信号により補正処理して、回
    転ドラムの時間軸変動成分を削除したトラッキング制御
    信号を生成し、該トラッキング制御信号で情報媒体の駆
    動手段を制御することを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記位相検出処理手段は、前記基準信号と前記回転位置
    検出信号の位相差が、位相検出目標値と一致するように
    処理して前記回転ドラム位相誤差信号を出力することを
    特徴とする磁気記録再生装置。
JP8264747A 1996-10-04 1996-10-04 記録再生装置 Pending JPH10112094A (ja)

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JP8264747A JPH10112094A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 記録再生装置

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JP8264747A JPH10112094A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 記録再生装置

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JPH10112094A true JPH10112094A (ja) 1998-04-28

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ID=17407628

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JP8264747A Pending JPH10112094A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 記録再生装置

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