JPH10111731A - 分離型パーソナル・コンピュータのメディア・コンソール用のライザ/サポート・アセンブリ - Google Patents

分離型パーソナル・コンピュータのメディア・コンソール用のライザ/サポート・アセンブリ

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JPH10111731A
JPH10111731A JP9254760A JP25476097A JPH10111731A JP H10111731 A JPH10111731 A JP H10111731A JP 9254760 A JP9254760 A JP 9254760A JP 25476097 A JP25476097 A JP 25476097A JP H10111731 A JPH10111731 A JP H10111731A
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drive
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オーブリー・ラモンド・ホッジズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベース・メンバと、開いた位置と閉じた位置
との間でベース・メンバ内で移動可能なドライブ・ハウ
ジングとを含むメディア・コンソールを開示する。 【解決手段】 ドライブ・ハウジングを開いた位置に片
寄らせるために、ベース・メンバの最下部とドライブ・
ハウジングにスプリングが接続されている。ドライブ・
ハウジングの両端に取り付けられた1対のギヤ式ダンパ
と協同するために、1対のギヤ・トラックがベース・メ
ンバの両側に一体式に形成されている。ドライブ・ハウ
ジングはその正面端部に配置された直接アクセス記憶装
置を含み、直接アクセス記憶装置は取外し可能記憶媒体
を受け入れるための開口部を有する。スプリング、ギヤ
・トラック、ギヤ式ダンパは互いに協同し、(1)ドラ
イブ・ハウジングが閉じた位置からユーザが開口部にア
クセス可能な開いた位置まで滑らかに移動できるように
し、(2)ドライブ・ハウジングが開いた位置から閉じ
た位置まで滑らかに移動できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナル・コン
ピュータ・システムに関し、より具体的には、取外し可
能記憶媒体を受け入れるための開口部を有する直接アク
セス記憶装置(DASD)を有するメディア・コンソー
ルを含む分離型パーソナル・コンピュータに関し、DA
SDは、開いた位置と閉じた位置との間でベース・メン
バ内で移動可能なドライブ・ハウジング内に配置され、
メディア・コンソール内のライザ/サポート・アセンブ
リにより、ドライブ・ハウジングは閉じた位置から開い
た位置までならびにその逆にも滑らかに移動することが
できる。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ・システムは
当技術分野では周知のものである。一般的なパーソナル
・コンピュータ・システム、具体的にはIBMパーソナ
ル・コンピュータは、最近の現代社会の多くの部分にコ
ンピュータの能力を提供するために広く普及している。
通常、パーソナル・コンピュータは、単一の中央演算処
理装置(CPU)とすべてのRAMおよびBIOS R
OMを含む関連の揮発性および不揮発性メモリとを有す
るシステム・ユニットと、システム・モニタと、キーボ
ードと、1つまたは複数のフレキシブル・ディスケット
・ドライブと、固定ディスク記憶ドライブ(「ハード・
ドライブ」ともいう)と、いわゆる「マウス」ポインテ
ィング・デバイスと、任意のプリンタからなるデスクト
ップ型、床置き式、または携帯用マイクロコンピュータ
として定義することができる。このようなシステムの顕
著な特徴の1つは、これらの構成要素をまとめて電気接
続するためにマザーボードまたはシステム・プレーナを
使用していることである。このようなシステムは、主
に、単一ユーザに独立した計算能力を与えるために設計
され、個人または中小企業が購入できるように安い価格
設定になっている。このようなパーソナル・コンピュー
タ・システムの例は、IBMのパーソナル・コンピュー
タATと、IBMのAptivaである。
【0003】歴史的には、パーソナル・コンピュータ
(PC)は、デスクの上に置かれ、すべての電子機器、
すなわち、プロセッサ、メモリ、IO装置、フロッピー
・ディスク・ドライブなどを収容した、比較的大きいボ
ックスであった。これは、システム・ユニットと呼ば
れ、相当なデスクトップ作業空間を必要とするものであ
った。モニタは、従来、システム・ユニットの上に置か
れた陰極線管(CRT)であった。キーボードおよび
(最終的にはマウス)は、ユーザ入力に備えるためにシ
ステム・ユニットの前に置かれていた。したがって、こ
のような「デスクトップ」コンピュータ・システムはす
べてのPC機能とアクセス可能性を結合してデスクトッ
プ上の1つの格納装置内に収容し、相当な空間を必要と
し、ノイズ源は比較的ユーザに接近していた。さらに、
PCを使用していないときに各種要素を小型化すること
ができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パーソナル・コンピュ
ータがデスクトップ上で引き起こした混乱を低減するた
め、システム・ユニット構成要素を机の脇に置かれたタ
ワー形状因子(フォーム・ファクタ)内に移動させたタ
ワー設計がただちに出現した。この場合、CRTは、机
の上に直接置かれ、キーボードとマウスはその前に置か
れた。しかし、この「ミニタワー」タイプ・ユニット
は、通常、床の上に置かれ、ドライブ(フロッピーおよ
びCD−ROM)、電源、システム活動(LED)への
アクセス可能性が損なわれ、不便になっている。このよ
うな2通りの形状因子(「デスクトップ」システムと
「ミニタワー」システム)は、サイズ、形状、カラーを
様々に変化させて相当な時間、持続してきた。
【0005】さらに、上記の従来のデスクトップおよび
ミニタワー・コンピュータ・システムは、そのメディア
装置(たとえば、フロッピー・ディスク・ドライブ、C
D−ROMドライブ)をすべて露出しているか、または
水平スライド・ドアですべての装置を覆っている。しか
し、このドアは、使用中は望ましくないものである。と
いうのは、これは開けるための追加のステップを意味
し、空いたままの場合には邪魔になることが多く、容易
に損傷し、追加の作業空間を必要とする可能性もあるか
らである。
【0006】したがって、必要なデスクトップ空間を大
幅に低減し、メディア装置に対する容易かつユーザ・フ
レンドリなアクセス可能性を提供するような、パーソナ
ル・コンピュータ・システムの形状因子を提供すること
が望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
・システムのメディア・コンソール用のライザ/サポー
ト・アセンブリに関する。このメディア・コンソール
は、ベース・メンバと、開いた位置と閉じた位置との間
でベース・メンバ内で移動可能なドライブ・ハウジング
とを含む。ドライブ・ハウジングを開いた位置に片寄ら
せるために、ベース・メンバの最下部とドライブ・ハウ
ジングにスプリングが接続されている。ドライブ・ハウ
ジングの両端に取り付けられた1対のギヤ式ダンパと協
同するために、1対のギヤ・トラックがベース・メンバ
の両側に一体式に形成されている。ドライブ・ハウジン
グはその正面端部に配置された直接アクセス記憶装置を
含み、直接アクセス記憶装置は取外し可能記憶媒体を受
け入れるための開口部を有する。スプリング、ギヤ・ト
ラック、ギヤ式ダンパは互いに協同し、(1)ドライブ
・ハウジングが閉じた位置からユーザが開口部にアクセ
ス可能な開いた位置まで滑らかに移動できるようにし、
(2)ドライブ・ハウジングが開いた位置から閉じた位
置まで滑らかに移動できるようにする。
【0008】本発明のライザ/サポート・アセンブリに
より、ドライブ・ハウジングは、閉じたときにベース・
メンバ内に収まっているが、開いたときに1回の滑らか
な流体運動でベース・メンバから上昇し、開いた位置に
サポートされたままにすることができる。このアセンブ
リは、いくつかの可動部品またはリンク機構を必要とせ
ずに重要な機能を提供し、その結果、複雑さの低いアセ
ンブリを提供する、スプリングに基づくものである。ギ
ヤ・トラックに対するダンパ作用は、最小限の設計の複
雑さでドライブ・ハウジングの上昇を効果的に緩和し、
一貫して制御するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施例を示す添
付図面に関連して以下に本発明をより詳しく説明する
が、以下の説明の始めにあたり、当業者であれば、ここ
に記載する本発明の好ましい結果を達成しながら本発明
を変更できることを理解されたい。したがって、以下の
説明は、本発明の制限としてではなく、当業者向けの広
範囲の教示的開示として理解すべきである。
【0010】添付図面を参照すると、本発明を実施する
分離型パーソナル・コンピュータが図示され、全体が1
0(図1)で示されている。コンピュータ・システム1
0は、関連モニタ12と、キーボード14と、マウス1
5と、プリンタ(図示せず)とを有することができる。
コンピュータ10は、複数導体フレキシブル・ケーブル
20によりシステム・ユニットまたは処理装置18に接
続されたメディア・コンソール16を含む。メディア・
コンソール16は、モニタ12付近の机の上に置くこと
ができ、フロッピー・ディスク・ドライブ22と、CD
−ROMドライブ24と、電源オン/オフ・スイッチ2
6と、状況インジケータ28(たとえば、電源およびハ
ード・ドライブ活動)と、入力装置ポート(たとえば、
キーボードおよびマウス)を含む、コンピュータ・シス
テム10のユーザ対話構成要素のすべてを含む。これに
対して、システム・ユニット18は、ユーザが対話する
必要のない高電力でかさばって音を出す構成要素をすべ
て収容し、机の下や後ろに置くことができる。たとえ
ば、以下に詳述するように、システム・ユニット18
は、中央演算処理装置(CPU)と、プレーナと、メモ
リと、ハード・ディスク・ドライブと、拡張バス・スロ
ット(PCI、ISA)と、拡張ドライブ・ベイと、電
源と、ファン(複数も可)と、ビデオ/グラフィック・
サブシステムとを含む。
【0011】内部機械要素(以下に詳述する)により、
フロッピー・ディスク・ドライブ22とCD−ROMド
ライブ24とを収容するドライブ・ベイ・ハウジング3
0は、図1に示す開いた位置と図2に示す閉じた位置と
の間を移動することができる。開いた位置の場合、ユー
ザは、フロッピー・ディスク・ドライブ22またはCD
−ROMドライブ24あるいはその両方の開口部にアク
セスして、必要に応じてフロッピーまたはコンパクト・
ディスクをそれぞれ挿入/除去することができる。これ
に対して、閉じた位置の場合、FDD22とCD−RO
Mドライブ24の開口部は、ベース・メンバ32のフロ
ント・パネルによって隠されているので、アクセスする
ことができない。さらに、メディア・コンソール16に
は、ドライブ・ハウジング30を閉じた位置にロックし
て、ドライブ22および24への無許可アクセスを防止
するように追加セキュリティを提供するための光学ロッ
ク(図示せず)を設けることができる。
【0012】内部機械アセンブリにより、ドライブ・ハ
ウジング30は、ラッチを解除したときに1回の滑らか
な流体運動でコンソール・ベース32から上昇し、開い
た位置(図1)にサポートされたままにすることができ
る。ドライブ・ハウジング30は、ユーザが単にプッシ
ュ・パッド34を押し下げることにより、閉じた位置
(図2)から開いた位置(図1)に上昇し、ラッチを解
除することができ、ユーザがもう一度プッシュ・パッド
34を押し下げることにより、開いた位置から閉じた位
置へ降下し、ラッチすることができる。このため、デス
クトップ上の空間が節約されて最小限になり、閉じた位
置のときにフロッピー・ディスク・ドライブ22とCD
−ROMドライブ24が保護され、必要なときにユーザ
がドライブ22および24に容易にアクセスできるよう
になる。
【0013】パーソナル・コンピュータ・システム10
は、メディア・コンソール16内のメディア構成要素
(たとえば、フロッピー・ディスク・ドライブ22およ
びCD−ROMドライブ24)を個別のシステム・ユニ
ット18内に位置する中央演算処理装置(CPU)、ハ
ード・ドライブ、電源から分離するという点でスプリッ
ト・システムである。すなわち、コンピュータ・システ
ム10は、ユーザが対話する必要のない構成要素をすべ
てデスクトップの作業空間から除去するものである。そ
の結果、デスクトップ上のメディア・コンソール16内
に配置された構成要素は、従来のデスクトップ・パーソ
ナル・コンピュータよりかなり小さいプロファイルを有
することになる。(たとえば、高さ125mm、幅43
5mm、奥行き380mmという従来のデスクトップ・
ユニットの寸法に比べ、ドライブ・ハウジング30が閉
じた位置にあるときのメディア・コンソール16の寸法
は、高さ55mm、奥行き260mm、幅390mmに
することができる。しかし、タワー設計とは異なり、す
べてのユーザ対話は、タワー・ユニットに手を伸ばす必
要なしに、デスクトップ上で容易にアクセス可能にな
る。さらに、コンピュータ10を使用していないとき
は、モニタ12の下のメディア・コンソール16の上に
キーボード14を格納し、よりコンパクトなシステムを
提供することができる。また、メディア・コンソール1
6は、過剰な熱を発生せず、ファンを必要としないよう
に、処理装置18に比べ、非常に低電力のものになって
いる。
【0014】モニタ12はその正面の両側に組み込まれ
たマルチメディア・スピーカ36および38を備えるこ
とができ、あるいはシステム10は音声を出力するため
に別々に分離されたスピーカ(図示せず)を備えること
ができる。モニタ12は、片持ち式モニタ・スタンド4
0によってメディア・コンソール16の上に吊り下げる
ことができる。モニタ・スタンド40はセルフサポート
式なので、モニタの重量はメディア・コンソール16の
上に乗らず、ドライブ・ハウジング30は妨害を受けず
に上昇することができる。スタンド40は、メディア・
コンソール16と同じ「足跡」空間内にモニタ12を保
持するために、メディア・コンソール16の両端の下に
収まっている。スタンド40は、モニタの傾斜スイベル
装置(図示せず)とのインタフェースを取る際に使用す
るために上部にスチール板が溶接された標準的な管状ス
チールから形成することができる。
【0015】次に図3を参照すると、同図には、メディ
ア・コンソール16を構成する各種要素の概略図が示さ
れている。同図に示すように、メディア・コンソール1
6はディジタル・データを処理し格納するための電力供
給されたデータ処理構成要素および記憶構成要素を受け
入れるために、ベース・メンバ32と協同で密閉されシ
ールドされた容積を規定する移動式上部カバー42を含
む。より具体的には、記憶構成要素は、フロッピー・デ
ィスク・ドライブ22とCD−ROMドライブ24とを
含む。フロッピー・ディスク・ドライブ22は、一般に
知られているように、そこに挿入されたディスケットを
受け入れ、そのディスケットを使用してデータの受入
れ、格納、および送達が可能な、取外し可能媒体直接ア
クセス記憶装置(DASD)にすることができる。CD
−ROMドライブ24は、一般に知られているように、
そこに挿入されたコンパクト・ディスクを受け入れ、そ
のディスクを使用してデータの送達が可能な、取外し可
能媒体直接アクセス記憶装置にすることができる。ある
いは、フロッピー・ディスク・ドライブ22またはCD
−ROMドライブ24は、ディジタル・ビデオ・ディス
ク(DVD)ドライブと置き換えることも可能である。
FDD22およびCD−ROMドライブ24は直接アク
セス記憶装置ブラケット44上に取り付けられている。
DASDブラケット44は、ドライブ22および24が
上部カバー42とともに移動するように上部カバー42
に取り付けられている。上部カバー42は、ユーザ・プ
ッシュ・パッド34を含み、右ウィング46と左ウィン
グ48との間にそれぞれ配置されている。
【0016】メディア・コンソール16のオペレータ・
パネル50には、ユーザ・アクセス機構や、電源ボタン
26および様々なLED28(たとえば、電源ライト・
インジケータ、ハード・ディスク・ドライブ活動インジ
ケータ)などのインジケータが含まれている。標準的な
キーボード・ポート52およびマウス・ポート54は、
メディア・コンソール16の後部から出ている。メディ
ア・コンソール電子カード56は、コンソール・ハウジ
ング30内に配置され、フロッピー・ディスク・ドライ
ブ22およびCD−ROMドライブ24に結合されてい
る。また、カード56は、コネクタ58を介して複数導
体ケーブル20にも接続されている。以下に詳述するよ
うに、電子カード56は、処理装置18内のインタフェ
ースと協同で、処理装置18からアドレスおよびデータ
情報を受け入れ、処理装置18に割込み状態情報を転送
するために使用する。
【0017】次に図3ないし図5を参照すると、同図に
は、コンソール・ドライブ・ハウジング30を閉じた位
置にラッチし、上部ハウジング30のラッチを解除して
ハウジング30が開いた位置まで移動できるようにする
ための統合ラッチ60の概略図が示されている。ラッチ
60は、3つのサポート64、66、68によりコンソ
ール・ベース32の下部に取り付けられたワイヤ形式ラ
ッチ・ピン62を含む。第1のサポート64はワイヤ6
2をベース32に取り付けるものである。第2のサポー
ト66は、ワイヤ62が上下に垂直移動したり、右に水
平移動するのを防止するために使用する。第3のサポー
ト68は、ワイヤ62が左に水平移動するのを防止する
ものである。したがって、3つのサポート64、66、
68がすべて互いに協力してラッチ・ワイヤ62をベー
ス32に固定し、それが垂直または水平に移動するのを
防止する。さらに、ラッチ・ワイヤ62の端部70に水
平の力が働いたときは3つのサポート64、66、68
がセンタリングのための位置決め要素として機能し、事
前選択した位置にそれていないときはラッチ・ワイヤ6
2を片寄らせるように、ワイヤ62は柔軟な材料で作ら
れている。内部に溝74を有するサポート・バー72
は、ワイヤ端部70をサポートし、その水平移動を可能
にする。
【0018】ラッチ60は、コンソールの上部カバー4
2と一体であり、その内部から突出するトラック76を
さらに含む。トラック76は、下部三角トラック78と
上部ノッチ80とを含む。破線82は、ワイヤ端部70
の平衡または中心位置(すなわち、それに対して外部の
力が一切働いていないときのワイヤ端部70の位置)を
示す。
【0019】動作中、上部カバー42が開いた位置から
閉じた位置へ移動すると、ワイヤ端部70はAでトラッ
ク78に接触し、経路84に沿って移動し、その後、位
置Bで静止するようになる。ワイヤ端部70が経路84
に沿って移動すると、トラック78は端部70を右に押
すが、ワイヤはその中心位置82に戻ろうとするので、
ワイヤ端部70は経路84内で隣接トラック78に乗り
上げることになる。ワイヤ端部70は、第1のこぶ86
を通過すると、左に移動して88に入り、最終的に静止
し、第2のこぶ90によって位置Bに保持され、そのば
ね力が端部70を中心位置82に向かって押し、こぶ9
2に入れる。位置Bでは、上部カバー42とトラック7
8によって働く上向きの力がワイヤ端部70によって止
められるので、上部カバー42は閉じた位置にラッチさ
れる。
【0020】上部カバー42のラッチを解除するため、
ユーザはパッド34を押し、上部カバー42が閉じた位
置から開いた位置まで移動すると、ノッチ80とトラッ
ク78はまず下向きに移動し、ワイヤ端部70はその中
心位置82に向かって移動する。トラック78の第2の
こぶ90がワイヤ端部70の水平レベルより下になる
と、端部70は中心線82まで移動する。次に上部カバ
ー42はライザ/サポート・アセンブリ(後述する)に
よって上向きに移動し、ワイヤ端部70は経路92に沿
って移動し、その後、位置Cで静止するようになる。ワ
イヤ端部は位置Cでその中心位置にあり、カバー42は
完全に開いた状態になる。
【0021】統合ラッチ・アセンブリ60は、移動部品
の数を最小限にしながら単純でエラーがなく一貫したラ
ッチ動作に備え、追加の別個のラッチ部品なしで確実な
ラッチを行うものである。
【0022】次に図3および図6を参照すると、同図に
は、本発明によりドライブ・ハウジング30がラッチし
たときにメイン・コンソール・ベース32内に収まり、
ラッチを解除したときに1回の滑らかな流体運動でコン
ソール・ベース32から上昇し、開いた位置にサポート
されたままにすることができる、ライザ/サポート・ア
センブリ100の概略図が示されている。さらに、ライ
ザ/サポート・アセンブリ100は、ドライブ・ハウジ
ング30を開いた位置から閉じた位置に移動させる際に
プッシュ・パッド34を押したときにユーザが感じる弾
力性を提供する。アセンブリ100は、コンソール・ベ
ース32内のタブ104とコンソールの上部カバー42
のDASDブラケット44内の穴106とによって所定
の位置に保持されたワイヤ形式スプリング102を含
み、後者はスプリング102の端部108をドライブ・
ハウジング30に取り付けるものである。スプリング1
02は、ラッチを解除したときにハウジング30を上昇
させるための揚力を提供する。スプリング102は非線
形力特性を有する(すなわち、スプリングはハウジング
30の位置によって線形に圧縮するわけではない)。1
つのタイプの非線形力特性は、スプリング102が開い
た位置と閉じた位置でほぼ等しい力を備えているが、そ
の間ではより小さい力を備えている場合である(たとえ
ば、2中心または双極性スプリング)。もう1つのタイ
プの非線形力特性は、閉じた位置より開いた位置である
いはその逆でスプリング102がより大きい上向きの力
を備えている場合である。本発明ではいずれの特性も使
用することができるので、以下の説明では一例として後
者の特性を使用する。
【0023】スプリング102は、ラッチを解除したと
きに、位置Dに向かって片寄り、スナップ・タブ110
と協同で上部カバーを開いた位置にサポートし保持す
る。ドライブ・ハウジング30が閉じた(ラッチした)
位置にあるとき、スプリング端部108は位置Eにあ
り、ドライブ・ハウジング30に対して上向きの力を発
揮しているが、ハウジングは上記のプッシュプッシュ・
ラッチ60により開いた位置へ上昇するのを防止され
る。
【0024】上部カバー42の後部のヒンジ・ピン11
2(図3)は、ベース32の溝114に収まり、互いに
協力してドライブ・ハウジング30用のピボット点を提
供する。上部カバー42の両側のスナップ・タブ110
は、開いた位置まで移動したときにスプリング102か
らの負荷の下でハウジング30用のハード・ストップに
なる。ドライブ・ハウジング30を閉じた位置へ移動さ
せると、ドライブ・ハウジングの正面はベース・メンバ
32の正面の棚に接触し、ハウジング30がさらに下向
きに移動するのを防止する。
【0025】コンソールの上部カバー42の両端には、
プラットフォーム・メンバ118と、プラットフォーム
・メンバ118の開口部と上部カバー42のボス(図示
せず)とに挿入されたねじ120(図3を参照)によ
り、遠心ギヤ式ダンパ116が取り付けられている。ギ
ヤ式ダンパ116はドライブ・ハウジング30の上昇速
度を制御し、スプリングの振動を低下させるものであ
る。各ダンパ116は、それが自由に回転できるように
円形ローラ122を保持するプラットフォーム・メンバ
118を含む。円形ローラ122はプラットフォーム・
メンバ118の円形エッジ123によって保持される。
ローラ122は、上部カバーが上下に移動したときに協
同する丸み付きギヤ・トラック126に沿って進む一体
ギヤ124を含む。ギヤ・トラック126は、固定ピボ
ット点の周りを回転する移動点の弧と一致するように設
計されている。というのは、ドライブ・ハウジング30
は固定ヒンジ・ピン12と溝14の周りを旋回するから
である。ギヤ・トラック126の設計が丸み付きである
ために、ダンパ116はハウジング30が開いたり閉じ
たりしたときに滑らかに動くことができる。
【0026】動作中、ドライブ・ハウジング30が閉じ
た位置でラッチされると、スプリング端部108は位置
Eにあり、上向きの力を発揮しているが、ラッチ60に
より閉じた状態で保持される。ユーザがプッシュ・パッ
ド34を押し下げると、ハウジング30はラッチが解除
され(前述の通り)、スプリング端部108はそれが位
置Eから位置Dまで移動するときにハウジング30に対
して上向きの力を発揮し、ダンパ116はそれがギヤ・
トラック126に沿って位置Fから位置Gまで移動する
ときにその動きを緩和し滑らかにする。次にドライブ・
ハウジング30はスプリング端部108によって開いた
位置に保持され、スナップ・タブ110はハウジング3
0がそれ以上上昇するのを防止する。したがって、スプ
リング102と、ギヤ式ダンパ116と、ギヤ・トラッ
ク126は、ドライブ・ハウジング30のラッチを解除
したときにドライブ・ハウジング30が閉じた位置から
開いた位置まで滑らかに移動できるようにするためのラ
イザ/サポート・アセンブリを提供する。
【0027】ドライブ・ハウジング30を閉じるため、
ユーザは、スプリング102の上向きの力を克服するた
めに十分な力でパッド34を押す。これにより、ダンパ
116が位置Gから位置Fをわずかに過ぎたところまで
移動し、ベース・メンバ32の正面の棚がカバー42が
それ以上下向きに移動するのを防止するので、スプリン
グ端部108が位置Dから位置Eをわずかに過ぎたとこ
ろまで移動することになる。その後、スプリング端部1
08とダンパ116は位置EおよびFまでそれぞれ移動
し、ハウジング30はラッチ60により閉じた位置にラ
ッチされる(前述の通り)。
【0028】本発明のライザ/サポート・アセンブリ1
00により、ドライブ・ハウジング30は、ラッチした
ときにメイン・コンソール・ベース32内に収まり、ラ
ッチを解除したときに1回の滑らかな流体運動でコンソ
ール・ベース32から上昇し、開いた位置にサポートさ
れたままにすることができる。アセンブリ100は、い
くつかの可動部品またはリンク機構を必要とせずに重要
な機能を提供し、その結果、複雑さの低いアセンブリを
提供する、ワイヤ形式スプリング102に基づくもので
ある。成形ギヤ・ラック126に対するダンパ作用は、
最小限の設計の複雑さでハウジング30の上昇を効果的
に緩和し、一貫して制御するものである。
【0029】次に図7を参照すると、同図には、本発明
のタワー・タイプ・システム・ユニット18の概略図が
示されている。前述のように、処理装置18は、床の上
に置くように設計され、ユーザが定期的に対話する必要
のないシステム構成要素を収容している。より具体的に
は、システム・ユニット18は、マイクロプロセッサ、
メモリ、ビデオ/グラフィック・サブシステム、ハード
・ディスク・ドライブ(複数も可)、拡張バス・スロッ
ト(PCI/ISA)、拡張ドライブ・ベイ、電源、フ
ァン(複数も可)を含む各種コンピュータ構成要素の残
りを収容する。したがって、処理装置18は、ユーザが
対話する必要のない高電力でかさばって騒々しい構成要
素をすべて収容する。ユーザがアクセス可能なドライブ
(5.25インチのフロッピー・ドライブまたはテープ
・バックアップ・ユニットなど)の導入を選ばない限
り、処理装置は完全に視野から隠すことができる。処理
装置18とメディア・コンソール16とを接続する複数
導体電気ケーブル20により、処理装置18は、メディ
ア・コンソール16をサポートする机の脇、下、または
後ろにも置くことができ、あるいはメディア・コンソー
ル16とは異なる部屋またはオフィスにも置くことがで
きる。
【0030】より具体的には、システム・ユニット18
は、外部装飾カバー132内に配置された内部取付けま
たはベース・シャシ・アセンブリ130を含む。カバー
132は、タワー・タイプ処理装置18を容易に運搬ま
たは移動するためのハンドルを有する。処理装置18と
メディア・コンソール16の両方に電力を供給するため
の電源134は、アセンブリ130の上部部分内に配置
されている。ハード・ディスク・ドライブ136はねじ
138によってアセンブリ130の上部に取り付けられ
ている。ハード・ディスク・ドライブ136は、一般に
知られるように、データの格納および送達が可能な固定
媒体直接アクセス記憶装置である。プレーナ140は、
アセンブリ130の右側部分内に垂直に取り付けられ、
中央演算処理装置(CPU)142と、追加のRAMメ
モリを接続するためのポート144と、ライザ・カード
148を接続するためのライザ・カード・ポート146
とを含む。プレーナ140は、上記のものを含むコンピ
ュータ10の各種構成要素を電気的に相互接続するため
の手段を提供する。また、システム・ユニット18は、
拡張バス・スロットに結合されたモデム/音声カード1
50も含む(図9を参照)。拡張バス・インタフェース
・カード152は、アセンブリ130内に配置され、他
の拡張バス・スロットと複数導体ケーブル20との間に
結合されている。インタフェース・カード152につい
ては以下に詳述する。
【0031】システム・ユニット18は、CPU14
2、グラフィック・コントローラ、ハード・ディスク・
ドライブ136、電源134など、システム・ユニット
18の各種構成要素を冷却するためにファン・ベント1
54の後ろに配置されたファン(図示せず)も含む。タ
ワーまたはベース・ユニット18はテーブルまたは机の
下に置くためのものなので、囲い内の容積はあまり重要
ではなく、(1)内部のファンがユニット18全体では
なくユニット18内部の空気を循環させて、より静かな
冷却を可能にし、(2)熱をボックスの外部表面へ導く
任意のヒート・パイプ(図示せず)によりユニット18
を冷却することができる。
【0032】また、テレビ・カード156も処理装置1
8内に配置され、拡張バス・スロット(図9)に結合さ
れている。TVカード156により、同軸ケーブルまた
は複合ビデオ入力からの標準的なテレビ信号をチューニ
ングし、その後、モニタ12上のウィンドウ内に表示す
ることができる。TVカード156の出力をグラフィッ
ク・サブシステムに結合するために、40ピンのリボン
・ケーブル156を使用する。カバー132とシャシ1
30との間には、電磁妨害(EMI)シールド160が
配置されている。
【0033】処理装置18は、従来からあり、ここに記
載していないようなその他の要素も含んでいる。
【0034】次に図8を参照すると、同図には、そこに
サブウーファ162が一体化された処理装置18の代替
実施例が示されている。サブウーファ162は、システ
ム・ユニット18と一体であり、その下部に配置されて
いる。サブウーファ162はカバー132の下に収ま
り、システム・ユニットのベース164の一部になって
いる。サブウーファは、音響エネルギーが逃げられるよ
うにするために、ベース164の少なくとも一方の側に
ベント166を含む。ハード・ディスク・ドライブ13
6とサブウーファ162との間には、サブウーファの磁
石から放射する磁界をシールドするためにシールド16
8が配置されている。シールド168は、たとえば、ミ
ューメタル、アルミニウム、鉄などの金属から作ること
ができる。
【0035】処理装置18に一体式サブウーファ162
を追加すると、別々のシステム構成要素の数を削減する
(すなわち、システム・ユニットとサブウーファを結合
する)ことによりスペースを節約するという利点が追加
され、エンド・ユーザ用の接続と複雑さが低減される。
さらに、一体式サブウーファ162は、同じ囲いおよび
システム電源を共用することによりコストを低減する。
【0036】上記の構造を本発明に関連付ける前に、パ
ーソナル・コンピュータ・システム10の一般的な動作
を要約すると、検討に値するものと思われる。図9ない
し図11を参照すると、同図には、本発明によるシステ
ム10などのコンピュータ・システムの様々な構成要素
を示し、プレーナ140上に取り付けられた構成要素と
プレーナと入出力スロットとの接続とパーソナル・コン
ピュータ・システムのその他のハードウェアとを含む、
パーソナル・コンピュータ・システムのブロック図が示
されている。プレーナ140にはシステムCPUまたは
プロセッサ142が接続され、このシステムCPUまた
はプロセッサ142は高速CPUローカル・バス170
によりメモリ・コントロール・ユニット172を通って
接続され、メモリ・コントロール・ユニット172は揮
発性ランダム・アクセス・メモリ(RAM)174にさ
らに接続されている。メモリ・コントロール・ユニット
172は、メモリ・コントローラ176と、アドレス・
マルチプレクサ178と、データ・バッファ180から
なる。メモリ・コントロール・ユニット172は、4つ
のRAMモジュール182が表すように、RAM174
にさらに接続されている。メモリ・コントローラ176
は、マイクロプロセッサ142とRAM174の特定の
領域との間でアドレスをマッピングするための論理回路
を含む。この論理回路は、基本入出力システム(BIO
S)によって事前に占有されたRAMを再利用するため
に使用する。メモリ・コントローラ176は、ROMを
使用可能または使用不能にするために使用するROM選
択信号(ROMSEL)をさらに生成する。
【0037】特に図9ないし図11のシステム・ブロッ
ク図に関連して以下に本発明を説明するが、以下の説明
の始めにあたり、本発明による装置および方法はプレー
ナ・ボードの他のハードウェア構成とともに使用可能で
あることが企図されていることを理解されたい。たとえ
ば、システム・プロセッサ142は、IntelのPentiumプ
ロセッサ、Cyrixの586-P75プロセッサ、Advanced Micro
Devicesの8486プロセッサ、その他の適当なマイク
ロプロセッサにすることができる。
【0038】次に図9ないし図11に戻ると、CPUロ
ーカル・バス170(データ、アドレス、制御の各構成
要素を含むが図示しない)は、マイクロプロセッサ14
2、数値計算補助プロセッサ184(CPU142の内
部にない場合)、システム・キャッシュ・メモリ18
6、キャッシュ・コントローラ188の接続を可能にす
るものである。また、CPUローカル・バス170上に
は、周辺構成要素相互接続(PCI)ブリッジと一体式
ドライブ電子機器(IDE)固定ディスク・コントロー
ラとを含むコア・チップセット190も結合されてい
る。コア・チップセット190は、IntelのTriton VXチ
ップやIntelのPIIX3チップにすることができる。チップ
セット190内のPCIブリッジは、ローカル・バス1
70とPCIバス196との間のインタフェースを提供
する。PCIバス196には、周辺装置を受け入れるた
めに複数の入出力スロット198が接続されており、そ
のうちの1つはビデオ・コントローラ200である。ビ
デオ・コントローラ200は、それに関連するモニタ
(またはビデオ表示端末)12とビデオ・メモリ202
とを有する。
【0039】チップセット190自体は、(CPUロー
カル・バス170より)低速のシステム・バス204に
接続され、このバスもアドレス、データ、制御の各構成
要素を含む。システム・バス204は、チップセット1
90とバッファ206との間に伸びている。システム・
バス204は、バス制御タイミング・ユニット208お
よびDMAユニット210にさらに接続されている。D
MAユニット210は、中央アービタ212とDMAコ
ントローラ214からなる。追加のバッファ216は、
システム・バス204と任意の機構または業界標準アー
キテクチャ(ISA)バスなどの拡張バス218との間
のインタフェースを提供する。バス218には、ISA
アダプタ・カードを受け入れるために複数の入出力スロ
ット220が接続されており、そのうちの1つはホスト
・インタフェースISAカード152である(もう1つ
はモデム/音声カード150である)。追加のISAア
ダプタ・カードは、入出力スロット220に差込み式に
接続することができ、システム10に追加の入出力装置
またはメモリを提供することができる。ホスト・カード
152は、複数導体ケーブル20により、メディア・コ
ンソール16内に配置された電子カード56に接続され
る。ホスト・カード152、ケーブル20、コンソール
電子カード56については、以下に詳述する。この時点
では、電子カード56が、バス230を介してキーボー
ド・コントローラ224、8277ディスケット・アダ
プタ226、IDEディスク・コントローラ228に結
合されたデマルチプレクサ222を含むことに留意する
だけで十分である。キーボード・コントローラ224
は、キーボード14およびマウス15とのインタフェー
スを取るスレーブ・プロセッサである。また、デマルチ
プレクサ222は、電源スイッチ26および電源/フィ
ードバックLED28にも結合されている。キーボード
・コントローラ224、FDDコントローラ226、I
DEディスク・コントローラ228は、たとえば、SMC3
7C932チップなどの単一スーパ入出力回路にすべて含む
ことができる。
【0040】アービトレーション制御バス232は、D
MAコントローラ214および中央アービタ212を入
出力スロット220およびもう1つのディスケット・ア
ダプタ234に結合するものである。
【0041】マイクロコンピュータ・システム10は基
本的な8メガバイトのRAMモジュール174を備えた
状態で示されているが、任意の高密度メモリ・モジュー
ル182を追加することにより、図9ないし図11に表
すように追加のメモリを相互接続できることを理解され
たい。例示のみを目的として、基本的な8メガバイト・
メモリ・モジュールに関連して本発明を説明する。
【0042】システム・バス204とプレーナ入出力バ
ス236との間にはラッチ・バッファ・デコーダ206
が結合されている。プレーナ入出力バス236は、アド
レス、データ、制御の各構成要素をそれぞれ含む。プレ
ーナ入出力バス236に沿って、ディスケット・アダプ
タ234、割込みコントローラ238、RS−232ア
ダプタ240、不揮発性CMOS RAM242(ここ
ではNVRAM242ともいう)、CMOSリアルタイ
ム・クロック(RTC)244、パラレル・アダプタ2
46、複数のタイマ248、読取り専用メモリ(RO
M)250、キーボード・コントローラ252、電力管
理回路254など、様々な入出力アダプタおよびその他
の構成要素が結合されている。キーボード・コントロー
ラ252およびディスケット・アダプタ234は、追加
のディスケット・ドライブまたはテープ・ドライブを
(234を介して)システム・ユニット18内に導入で
きるようにするために、メディア・コンソール16内で
重複しているか、あるいはキーボードおよびマウスは
(252を介して)コンソール16ではなくシステム・
ユニット18に差し込むことができる。さらに、この重
複により、このようなコンソール16がなくても同じプ
レーナを使用することができる。電力管理回路254
は、電源134、スイッチ26、電源/フィードバック
LED28、内部モデム256または外部モデム258
と回路上で連絡している。外部モデム258は、通常、
変圧器260に接続され、これは当業者には既知のよう
に典型的なコンセントに接続されている。モデム25
6、258は、典型的な電話回線ジャックに接続されて
いる。
【0043】読取り専用メモリ250は、入出力装置と
マイクロプロセッサ142のオペレーティング・システ
ムとのインタフェースを取るために使用するBIOSを
含む。ROM250に格納されているBIOSは、BI
OSの実行時間を短縮するためにRAM174にコピー
することができる。ROM250は、さらにメモリ・コ
ントローラ176に対して(ROMSEL信号を介して)応答
可能である。メモリ・コントローラ176によってRO
M250が使用可能になっている場合、BIOSはRO
M250から実行される。メモリ・コントローラ176
によってROM250が使用不能になっている場合、R
OMはマイクロプロセッサ142からのアドレス照会に
対して応答しない(すなわち、BIOSはRAMから実
行される)。
【0044】リアルタイム・クロック244は時刻計算
に使用し、NVRAM242はシステム構成データを格
納するために使用する。すなわち、NVRAM242
は、システム10の現在の構成を記述する値を収容する
ことになる。たとえば、NVRAM242は、固定ディ
スクまたはディスケットの容量、ディスプレイのタイ
プ、メモリの容量、時間、日付などを記述する情報を収
容する。さらに、このようなデータは、SET構成など
の特殊構成プログラムを実行する場合に必ずNVRAM
242に格納される。SET構成プログラムの目的は、
システムの構成の特徴を示す値をNVRAM242に格
納することである。
【0045】次に、図12ないし図16に関連して、イ
ンタフェース・カード152、複数導体ケーブル20、
メディア電子機器カード56について説明する。ISA
インタフェース・カード152により、IDEコントロ
ーラ228、FDDコントローラ226、8042キー
ボード・コントローラ224をメディア・コンソール1
6で使用することができる。ベース・システム・ユニッ
ト18に差し込まれたISAカード152は、所与の範
囲の入出力アドレスをデコードするようにプログラミン
グすることができる。BIOSにより、コンソール16
内の各種装置(「スプリット」装置)用の適切な入出力
範囲が確実に使用可能になり、競合する可能性のあるプ
レーナ装置が使用不能になる。インタフェース・カード
152は、スプリット装置用の有効な入出力(I/O)
または直接メモリ・アクセス(DMA)サイクルを検出
すると、そのサイクルを遮断し、メディア・コンソール
16の電子機器カード56に対して入出力(またはDM
A)サイクルを出し、このカードが入出力(またはDM
A)サイクルに応答する。
【0046】ケーブル20内の信号の数を妥当な数に維
持するために、アドレス、データ、および割込みを多重
化するための多重化方式が開発された。多重化入出力信
号に加え、補助5ボルト、電源ライト・インジケータ信
号、電源スイッチ信号など、他のいくつかの信号を個別
に発生しなければならなかった。このような信号は主電
源がオフのときでも活動状態でなければならないので、
別々のものでなければならない。
【0047】本発明は、コンソール16内の装置とシス
テム・ユニット18内の装置との間でデータ、アドレ
ス、割込みを転送するために必要な信号の数を最小限に
する、汎用ISAバス入出力拡張インタフェースを提供
する。さらに、本発明により、メディア・コンソール1
6の電子機器は、IDEコントローラ228、FDDコ
ントローラ226、キーボード・コントローラ224を
それぞれ収容するスーパ入出力装置286周辺を基礎と
することができる。さらに、単にベース・カードに適切
なデコード範囲を追加し、ケーブル20のプロトコルに
一切変更を加えずにメディア・コンソール16にISA
装置を追加することにより、新しい装置を容易に追加で
きるはずである。
【0048】次に図12を参照すると、同図には、IS
Aインタフェース・カード152と、メディア・カード
56と、複数導体ケーブル20によるそれらの間の結合
とを示す概略図が示されている。インタフェース・カー
ド152は、ISAバス218からのアドレスと、IS
Aバス218との間のデータと、コンソール16からI
SAバス218への割込み要求(IRQ)とを多重化す
るためのマルチプレクサ270を含む。マルチプレクサ
270は、ISAバス218のアドレス信号に結合され
たトライステート可能アドレス・ドライバ272と、I
SAバス218のデータ信号に結合されたトライステー
ト可能トランシーバ274と、ISAバス218の制御
部分に結合されたIRQラッチ276とを含む。ISA
バス218およびマルチプレクサ270のアドレスおよ
びデータ信号にはシーケンサまたは制御回路278が結
合されている。構成レジスタ280は、シーケンサ27
8用の適切な入出力アドレス範囲およびDMAチャネル
がメディア・コンソール16まで通過できるようにする
ためにBIOSが使用するものである。レジスタ280
およびロック解除/ロック・シーケンスについては、以
下に説明する。
【0049】シーケンサ278は、それが動作の基準に
しなければならない入出力またはDMAサイクルを待っ
ているISAバス218を常時監視する。ISAバスの
アイドル時間中、アドレス信号は、複数導体ケーブル2
0を通ってメディア・コンソール16に常時励起され
る。メディア・コンソール16まで通過する必要がある
入出力サイクルをシーケンサ278が検出すると、アド
レスをメディア・コンソール16にラッチし、ケーブル
・データ・バス282(MUX DATA)をトライステートに
するために、アドレス・イネーブル信号(ADR_EN)をア
サート解除する。次に、データ・トランシーバが複数導
体ケーブル・データ・バス282によりメディア・コン
ソール16との間でデータをやりとりできるようにする
ために、データ・イネーブル(DAT_EN#)をアサートす
る。
【0050】各入出力およびDMAサイクル(デコード
していないものも含む)ならびにメモリ・リフレッシュ
・サイクルの終わりに、シーケンサ278は、メディア
・コンソール16が生成できる8つのIRQ信号(IR
Q1、3、6、9、11、12、14、15)をサンプ
リングする。メディア・コンソール16は、8つのIR
Qだけを生成し、単一バイトを伝送できるように設計さ
れていた。ただし、メディア・コンソール16は16個
のIRQを生成するように設計することができるが、こ
れはコストを増加させるはずであることを理解された
い。選ばれた8つのIRQは、コンソール16内の装置
が使用する典型的なものである(たとえば、IRQ1は
キーボード14用、IRQ6はフロッピー・ディスク・
ドライブ22用、IRQ12はマウス15用、IRQ1
5はCD−ROMドライブ24用)。プラグアンドプレ
イのオペレーティング・システムがこのIRQを再構成
できるようにするために、余分なIRQ(IRQ3、
9、11、14)が含まれている。シーケンサ278は
1つのクロック・サイクルについてIRQストローブ信
号(IRQ_STRB#)を活動化する。この信号に応答して、
メディア・コンソール16は割込みの現行状態をケーブ
ル・データ・バス282上に励起する。次にIRQラッ
チ276は、割込み状態をラッチし、それをオープン・
コレクタ・ドライバによってISAチャネル上に励起す
る。このIRQサイクルは、パフォーマンス上の不利益
が発生しないように、ISAバスの入出力回復時間とオ
ーバラップする。すべての装置はレベル・トリガ方式で
割込みを生成するので、いかなる割込みも喪失しない。
割込みは短いパルスとして発生することはない。という
のは、それは必ず発生側装置によってラッチされ、IR
QをクリアするためにCPU142によるアクション
(通常は状況入出力ポートの読取り)を必要とするから
である。
【0051】メディア・コンソール16内の電子機器回
路56は入出力バス・デマルチプレクサである。デマル
チプレクサ222は、ベース・カード152からのアド
レスをラッチするためのアドレス・ラッチ284を含
む。スーパ入出力装置(SIO)(たとえば、SMC 37C9
32)286は、アドレス・ラッチ284、FDD22、
CD−ROM24、シーケンサ278、トライステート
可能トランシーバ288、IRQトライステート可能バ
ッファ290に結合されている。上記の通り、SIO装
置286は、フロッピー・ディスク・ドライブ22およ
びCD−ROMドライブ24用のディスケット・アダプ
タ226およびIDEディスク・コントローラ228を
それぞれ含んでいる。デマルチプレクサ222はベース
・カード152内のシーケンサ278にとってスレーブ
になる。より具体的には、デマルチプレクサ222は、
適切な信号グループをラッチ/励起するために、シーケ
ンサ278が生成したアドレス・イネーブル(ADR_EN)
信号およびデータ・イネーブル(DAT_EN#)信号と、同
じくシーケンサ278が生成したIRQストローブ(IR
Q_STRB#)信号とに応答する。
【0052】デマルチプレクサ222の出力は、入出力
アドレス、メモリ・サイクル、マスタ・サイクルなどを
すべてサポートするわけではなく、所与の入出力アドレ
ス範囲のみを伝達するという点で擬似ISAバスにな
る。さらに、この擬似ISAバスは最高3つのDMAチ
ャネルと8つのIRQ信号のみを伝達する。1つのDM
Aチャネル(チャネル2)はフロッピー・ディスク・ド
ライブ22に使用し、残りの2つのチャネルは予備にな
る。3つのDMAチャネルと8つのIRQは、現在コン
ソール16内にある装置にとって十分になり、未使用の
DMAチャネルおよびIRQでも更新可能になるように
選ばれたものである。当然のことながら、DMAチャネ
ルとIRQが増えると、必要なケーブル20内の導体が
増えるはずである。擬似ISAバス用のセットアップお
よびホールド・タイミングはISAバス218よりいく
らか厳しいものである。このタイミングの制限は、バッ
ファおよびケーブル20により伝播遅延が追加されるこ
とによる。現在入手可能なスーパ入出力集積回路は、元
のISAバスよりかなり小さいセットアップおよびホー
ルド仕様を有する。このため、本発明の分離型システム
10は、待機状態を追加せずに動作することができる。
【0053】ホスト・インタフェース・カード152
は、適切な入出力アドレスをメディア・コンソール16
に渡すように構成されている。さらに、コンソール16
は、適切なアドレスにも応答するようにプログラミング
されている。ただし、割込み要求レベルは生成されたと
きに自動的にメディア・コンソールから渡されるので、
プログラミングする必要がないことに留意されたい。こ
れは、オープン・コレクタ・ドライバ(すなわち、IR
Qラッチ276の出力)を使用してISAバス218に
戻されるので可能なことである。
【0054】シーケンサ278は、シーケンサ278内
の1対の8ビット入出力ポートまたはレジスタ280、
すなわち、アドレス370Hの第1の入出力ポート(CF
G_ADDR)と、アドレス371Hの第2の入出力ポート
(CFG_DATA)により構成される。CFG_ADDRレジスタは、
構成空間を開閉し、構成レジスタの1つを選択するため
に使用する、書込み専用レジスタである。このレジスタ
のビット0〜3はインデックス・ビットであり、ビット
4〜7は未使用である。CFG_DATAレジスタは、CFG_ADDR
によって現在指定されている構成レジスタにアクセスす
るために使用する読取り/書込みレジスタである。この
レジスタのビット0〜3はデータに使用し、ビット4〜
7は未使用である。
【0055】構成レジスタは、CFG_ADDRレジスタに「OD
H」、「OCH」というシーケンスを書き込むことによりロ
ックが解除される。シーケンサ278内の論理は、「OD
H」を受け取った後でロック解除シーケンスの第1のス
テージに入る。その直後に「OCH」を受け取ることが重
要である。というのは、他の出力サイクル(他の入出力
ポート宛のものを含む)はロックをリセットするからで
ある。ロックを解除すると、ロック・キー(「OFH」)
を受け取るまで構成レジスタ280にアクセスすること
ができる。また、構成のロックを解除すると、すべての
構成済みデコードが使用不能になる。
【0056】以下の構成レジスタ280は、適切な入出
力およびDMAサイクルを選択してメディア・コンソー
ル16まで経路指定するために使用する。
【0057】 IDE_MISC インデックス0 デフォルト=0 ビット1・・0 00−いずれのIDEも使用可能にしない 01−IDE1を使用可能にする:1F0H-1F7H,3F6H 10−IDE2を使用可能にする:170H-177H,376H 11−IDE3を使用可能にする:1E0H-1E7H,3E6H ビット2 プログラミング済み入出力範囲を使用可能にする。 「0」はコンピュータ・システムIFがオフである ことを意味する。
【0058】 FDD_DCD インデックス1 デフォルト=0 ビット0 FDD1を使用可能にする:3F0H-3F7H ビット1 FDD2を使用可能にする:370H-377H ビット2 FDD制御ポートへの書込み時にSMIの生成を 使用可能にする。このビットはSMIが発生した ときにクリアされる。このビットは、ビット0=0 のときでもFDD1のアドレス範囲へのシャドウ 書込みも使用可能にする。
【0059】 DMA_ACK インデックス2 デフォルト=0 ビット1・・0 00−いずれのDACKサイクルも使用可能に しない 01−DACK0サイクルを使用可能にする 10−DACK1サイクルを使用可能にする 11−DACK2サイクルを使用可能にする ビット2 すべての入出力アドレス範囲を使用可能にする (構成のみに使用する)
【0060】 KBM_DCD インデックス3 デフォルト=0 ビット0 8042入出力アドレス範囲を使用可能にする。 このビットはリセット/A20エミュレーション のためにSMIも自動的に使用可能にする(SM Iは「64」にX1、XC、XD、XE、XFを 書き込む場合に発生する)。このビットはSMI が発生したときにクリアされる。 ビット1 ポート「60」への書込み時にSMIを使用可能 にする。このビットはSMIが発生したときにク リアされる。
【0061】次に図13に移ると、同図には、本発明の
ISAインタフェースによる16ビット入出力サイクル
のサイクル・タイミング図が示されている。このサイク
ル・タイミングは、CD−ROM24からのデータのブ
ロック読取りの特性を示している。より具体的には、シ
ステム・ユニット18内の装置がAでISAアドレスを
生成する。シーケンサ278は、これがメディア・コン
ソール16向けのISAアドレスであることを検出す
る。上記のように、シーケンサ278は、バスのアイド
ル時間中、ケーブル20を通ってメディア・コンソール
16へアドレス信号を常時励起する。したがって、点B
で、マルチプレクサ270はケーブル20を介してメデ
ィア・コンソールの電子機器カード56にISAアドレ
スを供給する。Cでは、シーケンサ278がADR_ENをア
サート解除して、アドレスをメディア・コンソール16
にラッチし、ケーブル・データ・バスをトライステート
にする。次に、デマルチプレクサ222はDのその出力
上にデータを供給するように切り替わり、データはEで
ISAバス218に転送され、データを要求する装置は
点Fでデータをラッチする。また、ISAバス218を
励起する要求側装置がIOR_信号をアサート解除すると、
入出力読取りサイクルはFで終了する。次に、シーケン
サ278はGで1つのサイクルについてIRQ_STRB#を活
動化する。それに対する応答として、メディア・コンソ
ール電子機器カード56はHでケーブル・データ・バス
上で割込みの現行状態を励起する。IRQ状態は点Jで
IRQラッチ276にラッチされる。
【0062】図13に示すように、入出力読取りサイク
ルは312nsecかかり、回復は563nsecかか
り、16ビットの入出力読取りについて全サイクル時間
は875nsecになる。これにより、最大持続転送速
度は2.3MB/秒になる。
【0063】ホスト・インタフェース152とプレーナ
140との間の主要接続はISAバス218そのもので
ある。複数導体ケーブル20とメディア・コンソール1
6がISAバスのロードに悪影響を及ぼさないように、
使用するすべてのISAバス信号は適切にバッファされ
る。ISAバス218以外のソースから拾い上げなけれ
ばならない信号は他にもいくつか存在する。上記のよう
に、このような信号としては、AUX5、電源ライト・
インジケータ信号、電源スイッチ信号などがある。CD
−ROM24からのレッド・ブック・オーディオ・イン
タフェースは、複数導体ケーブル20に含まれ、ホスト
・インタフェース・カード152上で使用可能になる。
コネクタは、CDと音声カードとを接続するために現在
使用している同じケーブルをホスト・インタフェース・
カード152と音声カードとの間にも使用できるように
選ばれている。その他の様々な信号はプレーナから要求
される。これらの多くは、既存のプレーナ接続により入
手できる。しかし、必要な個別のジャンパ・ケーブルの
数を削減し、システム・ユニット20のアセンブリを容
易にするため、必要なすべての信号はプレーナ140上
の単一10ピン(2×5)コネクタに取り入れられてお
り、このプレーナはISAカード152上のプレーナ・
コネクタ292に接続される。10ピン・コネクタの各
信号とそれらの機能説明については、図14の表に示
す。
【0064】次に図15に移ると、同図には、本発明の
ホスト・インタフェース・カード152とメディア電子
機器カード56との電力配分が示されている。メディア
・コンソール16は複数導体ケーブル20により電力供
給されるので、必要な電圧(+12VDC)は、電源か
らの大型DASDコネクタ294の1つを使用すること
によって得られる。このため、ISAエッジ・コネクタ
から大量の電流を引いてしまうという潜在的問題が回避
される。使用可能なDASDコネクタの数は問題ではな
いはずである。というのは、CD−ROM24は分離型
システム10のベース・ユニット18内に配置されてい
ないからである。複数導体ケーブル20のコネクタを通
ってシステムから出る電源電圧は2.5アンペアのリセ
ット可能ヒューズを通過し、ショートした場合にケーブ
ルまたは回路の損傷を防止する。
【0065】+12Vはケーブル20からメディア・コ
ンソール16に供給される。これは、CD−ROMおよ
びフロッピー・ディスク・ドライブDASDコネクタ2
96および298にそれぞれ電力を供給するために使用
する。(ただし、現行FDDが通常は+12Vのモータ
を使用しなくても、+12Vが依然としてフロッピー・
ディスク・ドライブ22へのDASDコネクタ298で
得られることに留意されたい。)また、電流制限の+1
2VDCバルク電圧も+5VDCへ調整するために使用
する。メディア・コンソール16の各構成要素の電流要
件を処理するため、3つの独立した調整器が実現されて
いる。1つの調整器300は電子機器(キーボードとマ
ウスを含む)への5VDC電源用であり、もう1つの調
整器302はフロッピー・ディスク・ドライブ電力コネ
クタ298への5VDC用であり、もう1つの調整器3
04はCD−ROM電力コネクタ296用の5VDC用
である。3つのすべての調整器への電流は電圧降下抵抗
器306によって制限される。この抵抗器は、2.4オ
ームで10ワットの抵抗器になるように選択されてい
る。したがって、3つの調整器は、調整から外れて降下
する前に合計で約2アンペアの電流を供給することがで
きる。この調整器は、過熱を防止するために十分なヒー
ト・シンクに取り付けられている。全熱放散がファンの
ないメディア・コンソール16内に集中しないように、
降下抵抗器306は処理装置18内のホスト・カード1
52上に物理的に位置している。これは、複数導体ケー
ブル内に+12VDCと+12V_DROPという2束
の電力導体が存在することを意味する。
【0066】複数導体ケーブル20は、25対からなる
28ゲージの50導体ケーブルであり、ホスト・カード
152上のセントロニクス・コネクタ153に接続する
一方の端部(SCSI)には50ピンのセントロニクス
・コネクタが付いており、メディア・コンソール16上
のコネクタ・ポート58に接続するもう一方の端部には
50ピンのヘッダ・コネクタが付いている。図16の表
はヘッダの信号レイアウトを示している。ケーブル20
は4〜7フィートの範囲の長さにすることができるが、
6.5フィートが好ましい長さである。ケーブル20に
より、処理装置18は、メディア・コンソール16をサ
ポートする机の脇、下、または後ろにも置くことがで
き、あるいはメディア・コンソール16とは異なる部屋
またはオフィスにも置くことができる。
【0067】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0068】(1)ベース・メンバと、開いた位置と閉
じた位置との間で前記ベース・メンバ内で移動可能なド
ライブ・ハウジングとを有するメディア・コンソール
と、前記ドライブ・ハウジングを前記開いた位置に片寄
らせるために、前記ベース・メンバの最下部と前記ドラ
イブ・ハウジングに接続されたスプリングと、前記ドラ
イブ・ハウジングの両端に取り付けられた1対のギヤ式
ダンパと協同するために、前記ベース・メンバの両側に
一体式に形成された1対のギヤ・トラックとを含み、前
記ドライブ・ハウジングがその正面端部に配置された直
接アクセス記憶装置を有し、前記直接アクセス記憶装置
が取外し可能記憶媒体を受け入れるための開口部を有
し、前記スプリング、ギヤ・トラック、ギヤ式ダンパは
互いに協同し、(1)前記ドライブ・ハウジングが前記
閉じた位置からユーザが前記開口部にアクセス可能な前
記開いた位置まで滑らかに移動できるようにし、(2)
前記ドライブ・ハウジングが前記開いた位置から前記閉
じた位置まで滑らかに移動できるようにすることを特徴
とする、コンピュータ・システム。 (2)前記1対のギヤ・トラックが、前記ベース・メン
バの一端の周りを回転する放射状の線によって形成され
る弧に対応する形状を有することを特徴とする、上記
(1)に記載のコンピュータ・システム。 (3)前記ギヤ式ダンパが、前記ドライブ・ハウジング
に取り付けられた保持エレメントに回転式に取り付けら
れた一体ギヤを伴う円形ローラを含むことを特徴とす
る、上記(1)に記載のコンピュータ・システム。 (4)前記ドライブ・ハウジング内に一体式に形成さ
れ、前記ドライブ・ハウジングを閉じた位置にラッチす
るために前記ベース・メンバ内のラッチ・メンバと協同
するラッチをさらに含むことを特徴とする、上記(1)
に記載のコンピュータ・システム。 (5)前記スプリングが非線形力特性を有するワイヤ形
式スプリングであり、前記開いた位置で加えられる力の
量が前記閉じた位置で加えられる力の量より少ないこと
を特徴とする、上記(1)に記載のコンピュータ・シス
テム。 (6)前記スプリングが非線形力特性を有するワイヤ形
式双極性スプリングであり、前記開いた位置および閉じ
た位置で加えられる力の量がほぼ同じであり、前記開い
た位置から前記閉じた位置まであるいはその逆に移動す
る間に加えられる力の量が前記ほぼ同じである力より少
ないことを特徴とする、上記(1)に記載のコンピュー
タ・システム。 (7)前記直接アクセス記憶装置がフロッピー・ディス
ク・ドライブであり、前記取外し可能記憶媒体がフロッ
ピー・ディスクであることを特徴とする、上記(1)に
記載のコンピュータ・システム。 (8)前記直接アクセス記憶装置がCD−ROMドライ
ブであり、前記取外し可能記憶媒体がコンパクト・ディ
スクであることを特徴とする、上記(1)に記載のコン
ピュータ・システム。 (9)前記ドライブ・ハウジングが、コンパクト・ディ
スクを受け入れるための開口部を有するCD−ROMド
ライブをさらに含むことを特徴とする、上記(7)に記
載のコンピュータ・システム。 (10)前記ベース・メンバが、その内部に配置された
開口部と、前記ベース・メンバの正面に一体式に配置さ
れた正面パネルとを有し、前記正面パネルが前記開口部
の正面を規定し、前記閉じた位置は、前記ドライブ・ハ
ウジングが前記ベース・メンバの前記開口部内に配置さ
れ、前記フロッピー・ディスク・ドライブの前記開口部
が前記正面パネルの後ろにあって、前記ユーザによって
アクセス不能であることを特徴とし、前記開いた位置
は、前記ドライブ・ハウジングの正面部分が前記ベース
・メンバの前記開口部内ではなく、前記フロッピー・デ
ィスク・ドライブの前記開口部が前記正面パネルの最上
部の上にあって、前記ユーザによってアクセス可能であ
ることを特徴とする、上記(7)に記載のコンピュータ
・システム。 (11)前記ドライブ・ハウジングが、前記電気コネク
タに電気的に結合され、コンパクト・ディスクを受け入
れるための開口部を有するCD−ROMドライブをさら
に含み、前記閉じた位置は、前記CD−ROMドライブ
の前記開口部が前記正面パネルの後ろにあって、前記ユ
ーザによってアクセス不能であることをさらに特徴と
し、前記開いた位置は、前記CD−ROMドライブの前
記開口部が前記正面パネルの最上部の上にあって、前記
ユーザによってアクセス可能であることをさらに特徴と
する、上記(10)に記載のコンピュータ・システム。 (12)前記ドライブ・ハウジングがほぼ平らな上部カ
バーを含み、その上部カバーは前記ドライブ・ハウジン
グが前記閉じた位置にあるときに前記ベース・メンバの
前記正面パネルの最上部とほぼ同一平面であることを特
徴とする、上記(10)に記載のコンピュータ・システ
ム。 (13)前記ベース・メンバが、ほぼ平らな最下部と、
ほぼ垂直な正面パネルと、互いに対向する側面パネルと
を含み、前記凹部が、前記正面パネルと前記対向する側
面パネルとによって形成された開口部として規定される
ことを特徴とする、上記(10)に記載のコンピュータ
・システム。 (14)前記ドライブ・ハウジングが前記開いた位置と
前記閉じた位置との間で旋回できるようにするために、
前記ドライブ・ハウジングが前記ベース・メンバの後部
端部にピボット式に取り付けられていることを特徴とす
る、上記(10)に記載のコンピュータ・システム。 (15)前記ドライブ・ハウジングが前記ドライブ・ハ
ウジングの後部部分の両端にあるヒンジ・ピンを含み、
前記ベース・メンバがその両端にある溝を含み、前記1
対のヒンジ・ピンが前記溝に収まり、前記ドライブ・ハ
ウジングが前記開いた位置と前記閉じた位置との間で旋
回を開始する点を提供することを特徴とする、上記(1
4)に記載のコンピュータ・システム。 (16)前記ドライブ・ハウジングが前記開いた位置と
前記閉じた位置との間で旋回できるようにするために、
前記ドライブ・ハウジングが前記ベース・メンバの一端
にピボット式に取り付けられていることを特徴とする、
上記(1)に記載のコンピュータ・システム。 (17)前記1対のギヤ・トラックが、前記ベース・メ
ンバの前記一端の周りを回転する放射状の線によって形
成される弧に対応する形状を有することを特徴とする、
上記(16)に記載のコンピュータ・システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するコンピュータ・システムの斜
視図であり、ドライブ・ハウジングが開いた位置にある
図である。
【図2】図1のメディア・コンソールの斜視図であり、
ドライブ・ハウジングが閉じた位置にある図である。
【図3】図1のメディア・コンソールの所与の要素の分
解斜視図であり、ベース・メンバと、ドライブ・ハウジ
ングと、ライザ/サポート・メカニズムと、ラッチと、
電気機械式直接アクセス記憶装置と、電子カードとを含
み、このような要素間の所与の関係を示す図である。
【図4】図3のラッチを示す、メディア・コンソールの
切断斜視図である。
【図5】図4のラッチのトラック部分の拡大図である。
【図6】メディア・コンソールのベース・メンバの正面
および左側の一部分を示す拡大斜視図であり、本発明に
よるライザ/サポート・メカニズムを示す図である。
【図7】図1の処理装置の所与の要素の分解斜視図であ
り、プレーナ・ボードと、CPUと、電源と、ハード・
ディスク・ドライブと、ISAインタフェース電子カー
ドと、カバーとを含み、このような要素間の所与の関係
を示す図である。
【図8】本発明の処理装置の代替実施例の斜視図であ
る。
【図9】図1および図2のコンピュータ・システムの所
与の構成要素のブロック図である。
【図10】図1および図2のコンピュータ・システムの
所与の構成要素のブロック図である。
【図11】図1および図2のコンピュータ・システムの
所与の構成要素のブロック図である。
【図12】本発明のISAインタフェース電子カード
と、ケーブルと、メディア・コンソール電子カードの概
略ブロック図である。
【図13】接続電気ケーブルによるシステム・ユニット
内のISAインタフェースとメディア・コンソールのC
D−ROMドライブとのブロック読取り入出力サイクル
のサイクル・タイミング図である。
【図14】ISAインタフェース・カード上の10ピン
・プレーナ・コネクタの各信号とその機能説明とを示す
表である。
【図15】本発明のISAインタフェース・カードとメ
ディア・コンソール電子カードとの電力配分を示す概略
図である。
【図16】本発明により使用する複数導体フレキシブル
・ケーブルの信号レイアウトを示す表である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム 12 モニタ 14 キーボード 15 マウス 16 メディア・コンソール 18 システム・ユニットまたは処理装置 20 複数導体フレキシブル・ケーブル 22 フロッピー・ディスク・ドライブ 24 CD−ROMドライブ 26 電源オン/オフ・スイッチ 28 状況インジケータ 30 ドライブ・ベイ・ハウジング 32 ベース・メンバ 34 プッシュ・パッド 36 マルチメディア・スピーカ 38 マルチメディア・スピーカ
フロントページの続き (72)発明者 ディーン・フレデリック・ヘリング アメリカ合衆国27596 ノースカロライナ 州ヤングヴィル ルート3 ボックス289 エル (72)発明者 オーブリー・ラモンド・ホッジズ アメリカ合衆国27522 ノースカロライナ 州クリードモア フウィ 1562 15 (72)発明者 スチーブン・リチャード・ルグラン アメリカ合衆国27613 ノースカロライナ 州ローリー レーク・リン・ドライブ 4141−204

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース・メンバと、開いた位置と閉じた位
    置との間で前記ベース・メンバ内で移動可能なドライブ
    ・ハウジングとを有するメディア・コンソールと、 前記ドライブ・ハウジングを前記開いた位置に片寄らせ
    るために、前記ベース・メンバの最下部と前記ドライブ
    ・ハウジングに接続されたスプリングと、 前記ドライブ・ハウジングの両端に取り付けられた1対
    のギヤ式ダンパと協同するために、前記ベース・メンバ
    の両側に一体式に形成された1対のギヤ・トラックとを
    含み、 前記ドライブ・ハウジングがその正面端部に配置された
    直接アクセス記憶装置を有し、前記直接アクセス記憶装
    置が取外し可能記憶媒体を受け入れるための開口部を有
    し、 前記スプリング、ギヤ・トラック、ギヤ式ダンパは互い
    に協同し、(1)前記ドライブ・ハウジングが前記閉じ
    た位置からユーザが前記開口部にアクセス可能な前記開
    いた位置まで滑らかに移動できるようにし、(2)前記
    ドライブ・ハウジングが前記開いた位置から前記閉じた
    位置まで滑らかに移動できるようにすることを特徴とす
    る、コンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】前記1対のギヤ・トラックが、前記ベース
    ・メンバの一端の周りを回転する放射状の線によって形
    成される弧に対応する形状を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  3. 【請求項3】前記ギヤ式ダンパが、前記ドライブ・ハウ
    ジングに取り付けられた保持エレメントに回転式に取り
    付けられた一体ギヤを伴う円形ローラを含むことを特徴
    とする、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  4. 【請求項4】前記ドライブ・ハウジング内に一体式に形
    成され、前記ドライブ・ハウジングを閉じた位置にラッ
    チするために前記ベース・メンバ内のラッチ・メンバと
    協同するラッチをさらに含むことを特徴とする、請求項
    1に記載のコンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】前記スプリングが非線形力特性を有するワ
    イヤ形式スプリングであり、前記開いた位置で加えられ
    る力の量が前記閉じた位置で加えられる力の量より少な
    いことを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ・
    システム。
  6. 【請求項6】前記スプリングが非線形力特性を有するワ
    イヤ形式双極性スプリングであり、前記開いた位置およ
    び閉じた位置で加えられる力の量がほぼ同じであり、前
    記開いた位置から前記閉じた位置まであるいはその逆に
    移動する間に加えられる力の量が前記ほぼ同じである力
    より少ないことを特徴とする、請求項1に記載のコンピ
    ュータ・システム。
  7. 【請求項7】前記直接アクセス記憶装置がフロッピー・
    ディスク・ドライブであり、前記取外し可能記憶媒体が
    フロッピー・ディスクであることを特徴とする、請求項
    1に記載のコンピュータ・システム。
  8. 【請求項8】前記直接アクセス記憶装置がCD−ROM
    ドライブであり、前記取外し可能記憶媒体がコンパクト
    ・ディスクであることを特徴とする、請求項1に記載の
    コンピュータ・システム。
  9. 【請求項9】前記ドライブ・ハウジングが、コンパクト
    ・ディスクを受け入れるための開口部を有するCD−R
    OMドライブをさらに含むことを特徴とする、請求項7
    に記載のコンピュータ・システム。
  10. 【請求項10】前記ベース・メンバが、その内部に配置
    された開口部と、前記ベース・メンバの正面に一体式に
    配置された正面パネルとを有し、前記正面パネルが前記
    開口部の正面を規定し、 前記閉じた位置は、前記ドライブ・ハウジングが前記ベ
    ース・メンバの前記開口部内に配置され、前記フロッピ
    ー・ディスク・ドライブの前記開口部が前記正面パネル
    の後ろにあって、前記ユーザによってアクセス不能であ
    ることを特徴とし、 前記開いた位置は、前記ドライブ・ハウジングの正面部
    分が前記ベース・メンバの前記開口部内ではなく、前記
    フロッピー・ディスク・ドライブの前記開口部が前記正
    面パネルの最上部の上にあって、前記ユーザによってア
    クセス可能であることを特徴とする、請求項7に記載の
    コンピュータ・システム。
  11. 【請求項11】前記ドライブ・ハウジングが、前記電気
    コネクタに電気的に結合され、コンパクト・ディスクを
    受け入れるための開口部を有するCD−ROMドライブ
    をさらに含み、 前記閉じた位置は、前記CD−ROMドライブの前記開
    口部が前記正面パネルの後ろにあって、前記ユーザによ
    ってアクセス不能であることをさらに特徴とし、 前記開いた位置は、前記CD−ROMドライブの前記開
    口部が前記正面パネルの最上部の上にあって、前記ユー
    ザによってアクセス可能であることをさらに特徴とす
    る、請求項10に記載のコンピュータ・システム。
  12. 【請求項12】前記ドライブ・ハウジングがほぼ平らな
    上部カバーを含み、その上部カバーは前記ドライブ・ハ
    ウジングが前記閉じた位置にあるときに前記ベース・メ
    ンバの前記正面パネルの最上部とほぼ同一平面であるこ
    とを特徴とする、請求項10に記載のコンピュータ・シ
    ステム。
  13. 【請求項13】前記ベース・メンバが、ほぼ平らな最下
    部と、ほぼ垂直な正面パネルと、互いに対向する側面パ
    ネルとを含み、前記凹部が、前記正面パネルと前記対向
    する側面パネルとによって形成された開口部として規定
    されることを特徴とする、請求項10に記載のコンピュ
    ータ・システム。
  14. 【請求項14】前記ドライブ・ハウジングが前記開いた
    位置と前記閉じた位置との間で旋回できるようにするた
    めに、前記ドライブ・ハウジングが前記ベース・メンバ
    の後部端部にピボット式に取り付けられていることを特
    徴とする、請求項10に記載のコンピュータ・システ
    ム。
  15. 【請求項15】前記ドライブ・ハウジングが前記ドライ
    ブ・ハウジングの後部部分の両端にあるヒンジ・ピンを
    含み、前記ベース・メンバがその両端にある溝を含み、
    前記1対のヒンジ・ピンが前記溝に収まり、前記ドライ
    ブ・ハウジングが前記開いた位置と前記閉じた位置との
    間で旋回を開始する点を提供することを特徴とする、請
    求項14に記載のコンピュータ・システム。
  16. 【請求項16】前記ドライブ・ハウジングが前記開いた
    位置と前記閉じた位置との間で旋回できるようにするた
    めに、前記ドライブ・ハウジングが前記ベース・メンバ
    の一端にピボット式に取り付けられていることを特徴と
    する、請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  17. 【請求項17】前記1対のギヤ・トラックが、前記ベー
    ス・メンバの前記一端の周りを回転する放射状の線によ
    って形成される弧に対応する形状を有することを特徴と
    する、請求項16に記載のコンピュータ・システム。
JP9254760A 1996-09-23 1997-09-19 分離型パーソナル・コンピュータのメディア・コンソール用のライザ/サポート・アセンブリ Pending JPH10111731A (ja)

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