JPH10111448A - オートフォーカス・カメラシステム - Google Patents

オートフォーカス・カメラシステム

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JPH10111448A
JPH10111448A JP8284739A JP28473996A JPH10111448A JP H10111448 A JPH10111448 A JP H10111448A JP 8284739 A JP8284739 A JP 8284739A JP 28473996 A JP28473996 A JP 28473996A JP H10111448 A JPH10111448 A JP H10111448A
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JP
Japan
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mode
lens
optical system
distance ring
focusing
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Application number
JP8284739A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Goto
哲朗 後藤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AFモードが選択されていても任意の時点で
距離環の操作を可能とする。 【解決手段】 自動および手動により合焦する合焦光学
系(30)と、合焦光学系を駆動する駆動源(26)
と、合焦光学系が手動操作されたことを検出する手動操
作検出手段(43、61、66および67)と、駆動源
を制御する制御装置(25)とを具備し、制御装置(2
5)は、手動操作検出手段(43、61、66および6
7)が手動操作されたことを検出したときは、駆動源
(26)による合焦光学系(30)の駆動を停止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートフォーカス
・カメラシステムに関し、特にカメラ等に用いられるオ
ートフォーカス用レンズの手動操作機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年一般化されているカメラのオートフ
ォーカス機能は、被写体の合焦状態を検出する装置(以
降AFセンサと称する)と、レンズの光学系を移動させ
るモータ(以降AFモータと称する)と、AFセンサの
出力に基づいてAFモータの駆動方向などを決定する回
路から成立している。
【0003】そのようなカメラにおいては、AFセンサ
とAFモータがカメラ内に配設され、AFモータにつな
がる回転軸(以降ボディカプリングを称する)がレンズ
の装着されるマウント部に突出させられて駆動力をレン
ズ側に伝達する構成が採られている。またレンズについ
ては、合焦のために光軸方向に移動可能な合焦光学系に
つながり、かつボディカプリングと相対する位置に設け
られた回転軸(以降レンズカプリングと称する)が配設
されている。
【0004】以上のようなカメラにおいては、AFモー
ドとMFモードとが選択可能である。AFモードは、ボ
ディカプリングおよびレンズカプリングが接続され、A
Fセンサの出力に応じてAFモータがレンズの距離環を
回し続けて常に被写体にピントを自動的に合わせるモー
ドである。MFモードは、ボディカプリングおよびレン
ズカプリングが離されて、AFモータの代わりに撮影者
が自ら手動でレンズ距離環を回すことで被写体の任意の
位置にピントを合わせるモードである。
【0005】一方、特開昭63ー89823号公報で
は、上記のような機械的方法と、ボタンスイッチの操作
によってAFモータを任意に回転させる電気的方法を公
知例とした上で、AFモードの最中でも手動による距離
環の回転を検出してAFモータを任意に回転させるMF
モードを開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】公知技術のうち、まず
MF操作をモータにつながるクラッチを切り替える事で
可能にした機械的方法では、クラッチを切り替えるため
にレバーなどの設定部材を操作する必要があるため、A
FモードからMFモードに迅速に切り替えることが不可
能である。
【0007】また、ボタンスイッチの操作によってAF
モータを任意に回転させる電気的方法では、ボタンスイ
ッチの操作感が悪いために、微妙な操作に基づく精密な
ピント合わせが不可能である。
【0008】さらに公知例で示された、AFモードの最
中でも手動による距離環の回転を検出してAFモータを
任意に回転させるMFモードについては、レンズ側にA
Fモータが配設されている構成でのみ記述されており、
カプリング形式のシステムに対する示唆は無い。また、
公知例によるフォーカスリングは、回転された事を電気
的に検出するための環であるため、従来のような機械的
に距離環を回転させてピント合わせする精密な操作感を
得ることは到底できないものである。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、AFモードが選択されていても任意の時点で距
離環の操作を可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のオートフォーカス・カメラシステムは、自
動および手動により合焦する合焦光学系(30)と、合
焦光学系を駆動する駆動源(26)と、合焦光学系が手
動操作されたことを検出する手動操作検出手段(43、
61、66および67)と、駆動源を制御する制御装置
(25)とを具備し、制御装置(25)は、手動操作検
出手段(43、61、66および67)が手動操作され
たことを検出したときは、駆動源(26)による合焦光
学系(30)の駆動を停止させるように構成されてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】上記構成のオートフォーカス・カ
メラシステムにおいては、AFモードにおいてAFモー
タがレンズの距離環に連結されている場合でも、手で距
離環を回そうとする行為によってAFモータの作動が禁
止されるので、手動によるピント合わせが可能となる。
本システムではレンズ距離環が光学系に直結している旧
来からの最上の構造であるため、精密なピント合わせが
可能となる。
【0012】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1は、本発明によるオートフォーカス・
カメラシステムの一実施例を示す斜視図である。
【0014】図1において、カメラ1は、シャッタボタ
ン2、シャッタタイムなど各種モード設定ダイアル3、
ファインダ4、フォーカスモードダイアル5、ボディカ
プリング6、レンズ装着マウント7、交信接点8を備え
る。レンズ10は、ボディ装着マウント11、レンズカ
プリング12、フォーカスモードスイッチ13、距離環
14、タッチスイッチ(電極)15、交信接点16を備
える。
【0015】レンズ10をカメラ1に装着するには、レ
ンズ装着マウント7およびボディ装着11を互いに合わ
せ、相対的に回転することで固定される。同時にボディ
カプリング6およびレンズカプリング12は互いにかみ
合い、交信接点8および16は互いに接触する。交信接
点8は、複数接点にてその機能が成立するものである
が、簡略化のため本図では2接点のみ示した。
【0016】フォーカスモードダイアル5およびフォー
カスモードスイッチ13は、AFモードあるいはMFモ
ードの内のいずれかを選択するためのものであり、本実
施例においてはMFモード選択が優先される。すなわ
ち、いずれかがAFモードであっても他方がMFモード
に設定されていれば、カメラシステムはMFモードにて
作動する。カメラ1およびレンズ10の両方に同様の選
択部材が設けられているのは、撮影姿勢あるいは撮影者
の好みに応じて迅速な切替を達成するためである。
【0017】AFモードが選択されている時には、シャ
ッタボタン2の半押しにすることで、自動的に焦点調節
が実行される。MFモードが選択されている時には、距
離環14を撮影者が手動で回転させることで、任意の焦
点状態を得ることができる。
【0018】距離環14上には、複数の電極15が円周
上に設けられている。撮影者が距離環14に手を触れて
手動で焦点調節をしようとする行為は、この電極15に
よって検出することができる。以上の構成による作動の
詳細は以下の如くである。
【0019】図2は、本発明によるカメラ1およびレン
ズ10の内部構成を説明したブロック結線図である。図
2には、本発明に関連した要素のみ示してあり、カメラ
システムとして一般的に使用される公知要素については
記述を省略した。
【0020】レンズ10内の光学系30を通過した被写
体光は、メインミラー22にてその多くが上方に反射さ
れてスクリーン21に結像される。結像した被写体像
は、ペンタプリズム20を介して撮影者が視認可能とな
る。一方、メインミラー22を透過した一部の光は、サ
ブミラー23にて下方に反射され、AFセンサ24上に
結像する。AFセンサ24は、結像した被写体像の合焦
状態に関する信号を回路25に出力する。回路25は、
AFセンサ24からの信号と、フォーカスモードダイア
ル5の状態と、交信接点8を介して得られるレンズ10
内のフォーカスモードスイッチ13および電極15の状
態を判断して、AFモータ26の制御を実行する。
【0021】AFモータ26の駆動力は、クラッチ27
と不図示のギア系を経由してボディカプリング6および
レンズカプリング12に伝達される。レンズカプリング
12に伝達されたAFモータ26の駆動力は、光学系3
0を前後に移動させてピント調整を行う。フォーカスモ
ードスイッチ13および電極15は、回路31に接続さ
れて、他の情報と共に接点16を介して回路25に送信
される。
【0022】MFモードが設定されている場合には、A
Fモータ26は回転せず、またクラッチ27は結合して
いない。この状態で距離環14を手動で回転すると光学
系30は移動し、任意のピント状態が得られる。クラッ
チ27は、MFモード時に距離環の回転を軽くするため
のものである。クラッチ27が結合状態あるいはそれ自
体が配設されていない場合には、距離環14の回転に連
動してモータ26も回るので、操作感触が重くなる。た
だし、いずれの操作感が好まれるかは撮影者の好みの問
題であるので、本発明に関してはクラッチ27の存在が
必要不可欠なものではない。
【0023】AFモードが設定されている場合には、A
Fモータ26、クラッチ27、ボディカプリング6、レ
ンズカプリング12を介して、光学系30が自動的に最
適位置に移動されるが、この動作中に撮影者が距離環1
4上の電極15に触れると、その情報が回路31、接点
16、接点8を介して回路25に伝達され、AFモータ
26が停止する。またクラッチ27も非結合状態とな
る。この状態で距離環14を回せば任意のピント合わせ
が可能となる。なおレンズ10側の回路31への給電
は、交信接点8および16近傍の別接点により、カメラ
1から行われるものであるが、記述は省略した。
【0024】図3は、本発明の第1実施例によるレンズ
10の断面図である。
【0025】レンズ10は、カメラ1に装着された場合
に固定される外筒40、距離環14あるいはレンズカプ
リング12によって回転可能な内筒41、基板45、内
筒41の回転に応じて光軸方向に移動される移動筒4
2、移動筒42に固定された光学系30から成る。レン
ズカプリング12の片端には、ギア部12Aが設けら
れ、内筒41の小ギア部41Aとかみ合っている。内筒
41の大ギア部41Bは、移動筒42の大ギア部42B
とかみ合っているので、内筒41の回転に応じて移動筒
42は前後に移動する。内筒41の回転は、レンズカプ
リング12または距離環14の回転に連動する。
【0026】距離環14の手で触る部分には、2本の導
電性電極43(図1および図2における電極15と同
等)が裏側にも突出するように固着されている。それぞ
れの電極43の裏面には、常時接触している2本のブラ
シ44が設けられ、その片端は基板45に固着されてい
る。2本のブラシ44は、IC46に電気的に接続され
ている。
【0027】AFモードの場合、レンズカプリング12
の回転に連動して距離環14が回転しているときに、手
で両電極43に触れれば、その信号がブラシ44および
IC46を介してカメラ1側に伝えられ、レンズカプリ
ング12の回転が停止するので、距離環14を自在に回
転させることが可能となる。
【0028】図4は、図3に示したレンズ10の回路3
1の実施例である。
【0029】2本の電極43の片側は接地され、もう一
方は抵抗50とコンデンサ51との中点に接続され、中
点はコンパレータ53の片入力に接続されている。中点
は、フォーカスモードスイッチ13にも接続されてい
る。コンパレータ53は、片入力に接続された参照電圧
52と中点の電圧とを比較することで、電極43に手が
触れたか、あるいはフォーカスモードスイッチ13がオ
ンされたかを検出する。コンパレータ53の出力はCP
U54に伝達され、接点12を介して交信データとして
カメラ1に送信される。
【0030】図4の抵抗50は、電極43間に手が触れ
られたことを検出するために比較的高抵抗である必要が
ある。またコンデンサ51は、電極43間あるいはフォ
ーカスモードスイッチ13のチャタリング発生防止用で
ある。
【0031】図5は、本発明の第2実施例によるレンズ
10の断面図である。
【0032】図3と異なり、本実施例では距離環14に
加えられた手の圧力を検出してAFモータ26を停止さ
せる例である。図3と同等の機能を果たすものには同一
符号を付与してある。距離環14の内部に設けられた2
本の導電性電極62と、表面に露出した導電性操作板6
0との間には、感圧導電ゴム61が挟まれている。距離
環14を操作しようとして操作板60を押すと、内部の
感圧導電ゴム61に圧力が加わり、電極62間の抵抗値
が下がる事を利用して、操作板60(距離環14)に手
が触れたことを検出している。
【0033】図6は、図5に示したレンズ10の回路3
1の例である。図4と異なるのは、電極62のみであ
り、他の部品は同一である。
【0034】図7は、本発明の第3実施例によるレンズ
10の断面図である。図3および図5と異なり、本実施
例では距離環14に手が近接したことを非接触にて光学
的に検出してAFモータ26を停止させる例である。図
3と同等の機能を果たすものには同一符号を付与してあ
る。
【0035】距離環14には、赤外線を透過させるプラ
スチック部材65が円弧状に設けられている。基板45
上には発光ダイオード(LED)66とフォトダイオー
ド(PD)67から成る複数ペアが、プラスチック部材
65を介して外界を向いている。LED66の光は、通
常はプラスチック部材65を介して外界に逃げるのでP
D67には入射しないが、距離環14に手を触れようと
するとLED66の光が手によって反射され、PD67
に入射する。本実施例ではPD67の出力が変化するこ
とを利用して、プラスチック部材65(距離環14)に
手が触れたことを検出している。
【0036】図8は、図7に示したレンズ10の回路3
1の実施例である。LED66は抵抗70にて電流制限
され、CPU54からのパルス信号が印加されるトラン
ジスタ71を介して、定期的に駆動される。定期的な駆
動の目的は省電力である。PD67の発生する光電流は
抵抗72にて電圧に変換され、コンパレータ53に印加
される。コンパレータ53は参照電圧52と比較して、
トランジスタ73のオンオフを決定する。トランジスタ
73は、フォーカスモードスイッチ13と共通に抵抗7
4を負荷とし、CPU54にコレクタ出力を伝達する。
【0037】距離環14に手を近づける、あるいは触る
とLED66からの光がPD67に反射され、認知され
る。その他、図4と同等の機能を果たすものには同一符
号を付与した。
【0038】図9は、図2にて説明したカメラ1内の回
路25による処理プログラム例である。不図示の電源が
供給されている間、以下に説明する処理を繰り返し実行
する。
【0039】ステップS1において、カメラ1内に設け
られたスイッチの状態を検出する。前述のシャッタボタ
ン27やフォーカスモードダイアル5など撮影者が設定
するスイッチの他、露光時などカメラ1の作動状況に応
じてオンオフするシーケンススイッチの状態を判断す
る。ステップS2において、レンズ10にデータ交信を
要求する。接点8および16を介してレンズ10内のス
イッチ条件に関する状態信号あるいは露出演算に必要な
光学情報をデジタル信号形式にて受信する。ステップS
3において、不図示のAEセンサによって被写体輝度を
測定し、ステップS1およびS2で得た諸条件に基づい
て適正露出条件などを演算して求める。ステップS4に
おいて、演算結果などを不図示の表示器にて表示する。
ステップS5において、AFセンサ24により被写体の
合焦状況を求める。
【0040】ステップS6において、まずカメラ1上の
フォーカスモードダイアル5にて選択されているフォー
カスモードを判断する。MFモードのときはステップS
10に移行し、AFモードのときはステップS7に移行
する。ステップS7において、レンズ10上のフォーカ
スモードスイッチ13にて選択、あるいは電極15に触
れることによってなされるフォーカスモードを判断す
る。MFモードのときはステップS10に移行し、AF
モードのときはステップS8に移行する。
【0041】ステップS8では、カメラ1でもレンズ1
0でもAFモード状態にあることが判明したので、まず
クラッチ27を結合状態となるよう駆動する。ステップ
S9において、ステップS5にて検出した測距結果に基
づいてモータ26を必要方向に必要量分回転させ、ピン
トがあった状態にする。
【0042】ステップS10では、カメラ1側あるいは
レンズ10側でMFモードが選択されている、あるいは
AFモードが選択されていても電極15に手が触れて手
動操作モードに入っていると判断されているので、ステ
ップS5での測距結果を不図示の表示器に表示させる。
表示内容は、合焦する方向を距離環14の回転方向で指
示してピント合わせの操作を支援するためのものであ
る。ステップS11において、クラッチ27を非結合状
態とし、距離環14の操作感を軽くする。ステップS1
2において、モータ26の駆動を停止する。直前までA
Fモードであってモータ26が回転していた場合には、
一旦ブレーキを短時間かけてモータ26を制動し、その
後開放状態とする処理となる。
【0043】ステップS13では、シャッタボタン2が
深く押されて、露光動作の実行を指示されているかを判
断する。押されていない場合にはステップS1に復帰
し、上記の処理を繰り返す。ステップS14において、
AFモータ26を停止する。ステップS15において、
不図示のカメラ1内のシャッタと、レンズ10内の絞り
を所定値に制御して、フィルムへの露光を実行し、完了
後にはフィルム給送を行う。この後はステップS1に復
帰し、上記の処理を繰り返し実行する。
【0044】図10は、図2にて説明したレンズ10内
の回路31による処理プログラムの例である。カメラ1
より給電が行われている間、以下に説明する処理を繰り
返し実行する。
【0045】ステップS20において、フォーカスモー
ドスイッチ13と電極15を含むスイッチ状態を読み込
む。ステップS21において、カメラ1からデータ交信
要求が発せられているかを判断する。発せられていない
場合は、ステップS20に復帰する。ステップS21〜
S22は、図9のステップS2に呼応している。
【0046】ステップS22において、交信要求があっ
たのでデータ交信を実行する。接点8および16を介し
て、ステップS20で得たスイッチ条件に関する状態信
号あるいは露出演算に必要な光学情報を、デジタル信号
形式にて送信する。この後はステップS20に復帰し
て、上記処理を繰り返し実行する。
【0047】なお、実施例では、モードによって結合状
態、非結合状態クラッチ27を使用してMFモード時に
距離環の回転を軽くするようにしたが、操作感について
は撮影者の好みの問題であるためクラッチ27を省略し
て直結したままでも良い。
【0048】また、クラッチ27をカメラ1内のモータ
26とボディカプリング6間に挿入した例を示したが、
レンズ10内のカプリング12と光学系30間に挿入し
ても同様の効果を奏する事が可能である。
【0049】更に、クラッチ27を省略して直結にし、
モータ26を発電機として利用することで、距離環14
を撮影者が手動で回転させたことを検出することも可能
である。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明のオートフォーカ
ス・カメラシステムによれば、手動操作検出手段が手動
操作されたことを検出したときは、駆動源による合焦光
学系の駆動を停止させるようにしたので、AFモードが
選択されていても任意の時点で距離環の操作を可能と
し、しかも機械的に光学系と直結されている距離環に適
用できるので、精密な操作感を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示すブロック結線図である。
【図3】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示す断面図である。
【図4】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示すブロック結線図である。
【図5】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示す断面図である。
【図6】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示すブロック結線図である。
【図7】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示す断面図である。
【図8】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示すブロック結線図である。
【図9】本発明によるオートフォーカス・カメラシステ
ムの一実施例を示すフローチャートである。
【図10】本発明によるオートフォーカス・カメラシス
テムの一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ 6、12 カプリング 8、16 交信接点 10 レンズ 14 距離環 15 電極 24 AFセンサ 26 AFモータ 27 クラッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動および手動により合焦する合焦光学系
    と、 該合焦光学系を駆動する駆動源と、 前記合焦光学系が手動操作されたことを検出する手動操
    作検出手段と、 前記駆動源を制御する制御装置とを具備し、 該制御装置は、前記手動操作検出手段が手動操作された
    ことを検出したときは、前記駆動源による前記合焦光学
    系の駆動を停止させることを特徴とするオートフォーカ
    ス・カメラシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記駆動源は、クラッチを更に具備し、 前記制御装置は、前記手動操作検出手段が手動操作され
    たことを検出したときは、前記クラッチをオフにするこ
    とにより、前記駆動源による前記合焦光学系の駆動を停
    止させることを特徴とするオートフォーカス・カメラシ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記手動操作検出手段は、前記合焦光学系の距離環に設
    けられたタッチセンサーであることを特徴とするオート
    フォーカス・カメラシステム。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記手動操作検出手段は、前記合焦光学系に設けられた
    操作スイッチであることを特徴とするオートフォーカス
    ・カメラシステム。
JP8284739A 1996-10-07 1996-10-07 オートフォーカス・カメラシステム Pending JPH10111448A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012132868A1 (ja) 2011-03-28 2012-10-04 富士フイルム株式会社 レンズ装置及びフォーカス制御方法
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