JPH10111428A - 光電複合マルチタップ装置 - Google Patents

光電複合マルチタップ装置

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JPH10111428A
JPH10111428A JP18487197A JP18487197A JPH10111428A JP H10111428 A JPH10111428 A JP H10111428A JP 18487197 A JP18487197 A JP 18487197A JP 18487197 A JP18487197 A JP 18487197A JP H10111428 A JPH10111428 A JP H10111428A
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JP
Japan
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photoelectric composite
tap
optical
optical signal
level
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JP18487197A
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Hiroaki Mukai
博明 向井
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号線と電力線の伝達経路を延長して分岐
させる構造をもち、かつ、分岐した光信号の信号レベル
を判定して表示し、さらに、減衰した光信号レベルを有
効な光信号レベルとして利用できるようにした光電複合
マルチタップ装置を提供する。 【解決手段】 光電複合マルチタップ装置は、光ファイ
バと電力線が内包された光電複合コード20と、光電複
合プラグ10と、光電複合マルチタップ30が光学的・
電気的に接続される。光電複合マルチタップ30は、分
岐された電力と光信号を出力する複数の光電複合コンセ
ント35を有する。分岐された光信号のレベルはモニタ
され、予め入力されるしきい値と比較され、この結果が
表示用LED33に表示される。しきい値は調整つまみ
34で可変設定できる。さらには、光電複合マルチタッ
プ30に光ファイバアンプを設け、分岐信号レベルの減
衰度に応じて光信号の増幅を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭の壁の中
等に敷設した光ファイバの出口を電力線と一緒にプラグ
受けに設けた光電複合コンセントの有効利用に関するも
ので、さらには、電力供給線と光ファイバによる情報信
号線とを一体化して同時に伝送するための光電複合コン
セントに装着し、伝送経路を延長し、分岐させるために
用いられる光電複合マルチタップ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋の室内等に設置されているA
C電源コンセントは、家屋内の壁の中などに敷設されて
いる電力線に接続されており、このような電源コンセン
トに適合する差し込み電源プラグと、該差し込み電源プ
ラグに接続された電源コードを介して機器に電力を供給
している。又、CATV(Cable Television)等の情報
端末が敷設されている家屋等では、上記のような電源コ
ンセントとは別に、例えば光ファイバのような情報伝送
路に接続された情報コンセントを設け、これにより情報
のやりとりをしている。このような電力と光ファイバを
複合するものとして、例えば、特開平8−114719
号公報に光電複合プラグ及びコンセントが開示されてい
る。これは、電源供給及び光伝送を一対のプラグ・コン
セントを使用して行い、コスト低減及び室内のスペース
の有効利用を図るというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−114719号公報の光電複合プラグ及びコン
セントでは、接続される機器が複数あって、光電複合コ
ンセントの数が足りない場合や、光電複合プラグと機器
間のコードの長さが足りない場合などは、それを解決す
る手段が別途必要となる。このような場合、電力線は従
来のマルチタップにより容易に対応することができる
が、光信号の場合は、伝送路である光ファイバを分岐さ
せると、各分岐ファイバでは信号レベルが落ちるため
に、分岐させたファィバの末端ではレベル不足となる恐
れがあり、単純に分岐させることのみで対処することは
できない。また、光ファイバが壁の中等の見えない場所
で分岐していた場合、ユーザは分岐の数を把握すること
が出来ず、光信号がどのくらい減衰しているかどうか分
からないために、例えば、壁に設置されたプラグ受けか
ら、幾つ分岐させることが出来るか分からないという問
題点が生じる。
【0004】本発明は、上記のような実情に鑑みてなさ
れたもので、光電複合コンセントに装着し、光信号線と
電力線の伝送経路を延長し、分岐させるための光電複合
マルチタップ装置において、分岐された光信号のレベル
を判定し、この判定結果を表示する手段と、判定のため
のしきい値を可変に設定できる手段を有するようにした
光電複合マルチタップ装置を提供することをその解決す
べき課題とする。さらには、分岐により減衰した光信号
レベルをモニタしても、有効な光信号レベルでない限
り、その光信号を使用できないため、本発明は、分岐に
より減衰した光信号を増幅する手段を有するようにする
ことにより光信号を有効に利用できる光電複合マルチタ
ップ装置を提供することをその解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光フ
ァイバと電力線が内包された光電複合コードと、該光電
複合コードの端部に光学的・電気的に接続された光電複
合プラグと、前記光電複合コードのもう一方の端部に光
学的・電気的に接続された光電複合マルチタップを具備
する光電複合マルチタップ装置において、前記光電複合
マルチタップは、前記光電複合プラグに入力された電力
と光信号を分岐する分岐部と、前記分岐部に光学的・電
気的に接続された少なくとも2個以上の光電複合コンセ
ントを有し、前記光電複合プラグに入力された光信号と
電力を同時に前記光電複合コードと前記分岐部を経て、
前記少なくとも2個以上の光電複合コンセントのそれぞ
れに伝送できるようにしたことを特徴としたもので、電
力線及び光信号線を同一のコンセントに接続した光電複
合コンセントから、電力線と光信号線を簡単に延長,分
岐させることができるようにしたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記光電複合マルチタップが、前記分岐部で分岐さ
れた分岐光信号のレベルをモニタできるモニタ部を有す
るようにしたことを特徴としたもので、光分岐された光
信号の信号レベルをモニタすることが可能となり、信号
制御や信号レベル表示にモニタ結果を用いることができ
るようにしたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記光電複合マルチタップが、前記モニタ部におけ
るモニタ結果を表示する表示部を有するようにしたこと
を特徴としたもので、分岐された光信号のレベルをユー
ザが確認することができるようにしたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記モニタ部が、前記分岐光信号のレベルを予め設
定されたしきい値と比較する比較部を有するようにした
ことを特徴としたもので、分岐された光信号が有効なレ
ベルであるかないかをユーザが確認することができるよ
うにしたものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記比較部におけるしきい値を可変に設定すること
ができるようにしたことを特徴としたもので,光信号を
受ける端末によって異なるしきい値レベルを必要とする
場合にも対応できるようにしたものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1ないし5いず
れか1の発明において、前記光電複合マルチタップが、
前記光電複合マルチタップに入力された光信号を増幅す
る光ファイバアンプを備えたことを特徴としたもので、
電力線,及び光信号線を同一プラグ受けに置き換えた光
電複合コンセントに対し、簡単に電力線,光信号線を延
長,分岐させることができ、ある程度減衰した無効レベ
ルの光信号を増幅することにより、有効レベルの光信号
として使用することができるようにしたものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記光電複合マルチタップが、前記分岐部で分岐さ
れた分岐信号のレベルをモニタできるモニタ部と、該モ
ニタ部におけるモニタ結果に基づいて前記光ファイバア
ンプの制御を行う制御回路部を備えたことを特徴とした
もので、光信号レベルの無効性を判断してから光ファイ
バアンプを使用するので必要以上の電力を消費せず、ま
た、光信号が有効レベルでなくても電力ラインは利用可
能であるため絶大な効果を有するようにしたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関わる光電複合マ
ルチタップ装置の実施形態を添付された図面を参照して
具体的に説明する。なお、実施形態を説明するための全
図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、
その繰り返しの説明は省略する。図1は、本発明による
光電複合マルチタップ装置の一実施形態を説明するため
の構成図で、図1(A)に光電複合コンセント器具、図
1(B)に光電複合マルチタップ装置とその構成を示す
ものである。図中、10は光電複合プラグ、11は電源
接続金具、12は光ファイバ接続部、20は光電複合コ
ード、30は光電複合マルチタップ、31は電源接続金
具受け、32は光ファイバ接続部受け、33は表示用L
ED、34は調整つまみ、35は光電複合コンセント、
40は光電複合コンセント器具である。
【0013】図1(B)に示すように、光電複合マルチ
タップ装置は、2つの光電複合コンセント35,調整つ
まみ34及び表示用LED33を設けた光電複合マルチ
タップ30と、光電複合プラグ10とが光電複合コード
20により光学的・電気的に接続された構成を有し、前
記光電複合プラグ10及び光電複合コンセント35は、
例えば、特開平8−114719号公報に開示された光
電複合プラグ及び光電複合コンセントを使用している。
また、図1(A)に示すような前記光電複合コンセント
35を有する光電複合コンセント器具40は、家屋の室
内の壁などに設置される。
【0014】光電複合プラグ10が有する電源接続金具
11及び光ファイバ接続部12は、いずれも凸型であ
り、また光電複合コンセント器具40が有する電源接続
金具受け31及び光ファイバ接続部受け32は、いずれ
も凹型であり、前記光電複合プラグ10と前記光電複合
コンセント器具40を接続することにより、前記光電複
合コンセント35に供給された電力と光信号は、前記光
電複合コード20を介し、光電複合マルチタップ30へ
供給される。この光電複合マルチタップ30は、光信号
を分岐する光分岐部及び電力を分岐する電力分岐部を有
していて、前記光電複合マルチタップ30に配設された
光電複合コンセント35の数に従って、前記光信号と電
力が分岐される。
【0015】次いで、本発明による光電複合マルチタッ
プ装置が有する上記の光分岐部の構成例を説明する。図
2は、本発明による光電複合マルチタップ装置の光分岐
部分に使用する部品を示した図で、図中、50は2×2
光分岐・結合器(2×2光ファイバカプラ)である。図
3は、本発明による光電複合マルチタップ装置の一実施
形態である2分岐マルチタップの光分岐部分の構成図
で、図中、60はフォトダイオード、61は光入力信
号、62は光出力信号である。図4は、本発明による光
電複合マルチタップ装置の他の実施形態である4分岐マ
ルチタップの光分岐の構成図で、図中、50aは第1の
2×2光分岐・結合器、50bは第2の光分岐・結合
器、50cは第3の光分岐・結合器、71は光入力信
号、72は光出力信号、73は無反射処理、74は融着
接続部である。図5は、本発明による光電複合マルチタ
ップ装置の光分岐部におけるモニタ回路部のブロック図
で、図中、60はフォトダイオード、81は電流/電圧
変換部、82は増幅器、83はピークホールド部、84
は基準電位入力部、85はコンパレータ、86はモニタ
である。
【0016】図3に示すごとく、2×2光分岐・結合器
50を使用した2分岐の光電複合マルチタップには、入
力された光入力信号61をモニタするためにフォトダイ
オード60が接続される。図1に示した光電複合コード
20から入力される光信号は、光電複合マルチタップ3
0に光入力信号61として入力され、2×2光分岐・結
合器50により分岐され、光出力信号62として出力さ
れる。このときの光出力信号62の出力レベルは、分岐
によって減衰し弱められる。又、このときの出力レベル
は、光入力信号61の入力レベルの強弱によっても左右
される。この出力レベルを検知する回路が光電複合マル
チタップ30に組み込まれているが、これについては、
後述して説明する。また、2×2光分岐・結合器50内
には、電力線の分岐部も一体に成型されていて、電力に
ついても光信号と同様の出力数に分岐される。
【0017】次に本発明による4分岐の光電複合マルチ
タップの構成例を図4を参照して説明する。ここでは3
個の2×2光分岐・結合器50により、光分岐部が構成
される。入力された光入力信号71は、第1の2×2光
分岐・結合器50aへ入り、2本の出力用光ファイバへ
分岐する。このとき、第1の2×2光分岐・結合器50
aの入力側の光ファイバには、反射減衰量の低下を図る
ために、無反射処理73を施しておく。そして第1の2
×2光分岐・結合器50aから分岐した出力側の2本の
光ファイバには、融着接続部74により、それぞれ第
2,第3の2×2光分岐・結合器50b,50cの入力
側光ファイバが接続され、それぞれの分岐により4本の
出力用光ファイバが導出される。このとき、前記第2,
第3の2×2光分岐・結合器50b,50cの入力側の
もう一方の光ファイバには、入力された光信号をモニタ
するためのフォトダイオード60がそれぞれ接続され
る。
【0018】次いで、図3、図4に示した実施形態にお
けるフォトカプラより得られた信号をモニタ表示するた
めの回路ブロックと、モニタされた信号の表示方法を図
5及び図1を参照して説明する。図5に示すように、フ
ォトダイオード60から得られた電流は、電流/電圧変
換部81により電圧に変換され、増幅器82により増幅
される。増幅された信号は、ピークホールド部83によ
りピークレベルを維持し、コンパレータ85において、
予め基準電位入力部84に入力された可変設定が可能な
しきい値である基準電位と比較され、前記基準電位に対
する前記ピークレベルの高低がモニタ86へ出力され
る。前記モニタ86に出力された信号が基準電位より高
い場合は、図1に示す光電複合マルチタップ30の表示
用LED33を発光させ、逆にピークレベルが基準電位
より低い場合は、表示用LED33を発光させないよう
にする。このような基準電位レベルの設定にあたって
は、最終出口となる光信号のレベルの有効性がその信号
を受ける端末器具によって異なるため、図1(B)に示
す調整つまみ34を用いることにより必要とされる電位
レベルをしきい値として設定することができる。
【0019】次いで、分岐により減衰した光信号レベル
を増幅するための光ファイバアンプを備えた本発明によ
る光電複合マルチタップ装置の更に他の実施形態を説明
する。図6は、本発明による光電複合マルチタップ装置
の更に他の実施形態を説明するための構成図で、図中、
91は光入力信号、92は光出力信号、93はレベル判
断回路部、94は光ファイバアンプ制御回路、95は光
ファイバアンプである。図6は、図4に示す4分岐の光
電複合マルチタップに、上記のレベル判断回路部93,
光ファイバアンプ制御回路94,光ファイバアンプ95
を加えて構成した光電複合マルチタップを示すものであ
る。
【0020】図1に示した光電複合コード20から図6
に示す4分岐の光電複合マルチタップに光入力信号91
として入力される光信号は、第1の2×2光分岐・結合
器50aにより2分岐され、更に、それぞれ第2,第3
の2×2光分岐・結合器50b,50cにより2分岐さ
れることにより合計4分岐され、4つの光出力信号92
が得られる。
【0021】また、本実施形態の光電複合マルチタップ
においても、図5に示す光分岐部におけるモニタ回路部
を有する。図5に示すモニタ回路部で得られた光信号レ
ベルは、レベル判断回路部93により、有効か無効かが
判断され、無効の場合は光ファイバアンプ制御回路部9
4により、光ファイバアンプ95に電力を与えて動作さ
せ、光信号を増幅することにより、分岐により減衰した
光信号を有効レベルとすることができる。
【0022】本実施形態の光電複合マルチタップは、光
ファイバの分岐部分を2×2光分岐結合器50を用いて
図6のように構成し、レベル判断回路部93,光ファイ
バアンプ制御回路部94,光ファイバアンプ95,及び
図5の回路部を光電複合マルチタップ内に一体形成した
ものである。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明の効果:光ファイバと電力線が内包され
た光電複合コードと、該光電複合コードの端部に光学的
・電気的に接続された光電複合プラグと、前記光電複合
コードのもう一方の端部に光学的・電気的に接続された
光電複合マルチタップを具備する光電複合マルチタップ
装置において、前記光電複合マルチタップは、前記光電
複合プラグに入力された電力と光信号を分岐する分岐部
と、前記分岐部に光学的・電気的に接続された少なくと
も2個以上の光電複合コンセントを有し、前記光電複合
プラグに入力された光信号と電力を同時に前記光電複合
コードと前記分岐部を経て、前記少なくとも2個以上の
光電複合コンセントのそれぞれに伝送できるようにした
ことを特徴とした光電複合マルチタップ装置を用いるこ
とにより、電力線及び光信号線を同一のコンセントに接
続した光電複合コンセントから、電力線と光信号線を簡
単に延長,分岐することができる。
【0024】請求項2の発明の効果:請求項1の発明に
おいて、前記光電複合マルチタップは、前記分岐部で分
岐された分岐光信号のレベルをモニタできるモニタ部を
有するようにしたことを特徴とした光電複合マルチタッ
プ装置を用いることにより、光分岐された光信号の信号
レベルをモニタすることが可能となり、信号制御や信号
レベル表示にモニタ結果を用いることができる。
【0025】請求項3の発明の効果:請求項2の発明に
おいて、前記光電複合マルチタップは、前記モニタ部に
おけるモニタ結果を表示する表示部を有するようにした
ことを特徴とした光電複合マルチタップ装置を用いるこ
とにより、光分岐された光信号の信号レベルをユーザが
確認することができる。
【0026】請求項4の発明の効果:請求項3の発明に
おいて、前記モニタ部は、前記分岐光信号のレベルを予
め設定されたしきい値と比較する比較部を有するように
したことを特徴とした光電複合マルチタップ装置を用い
ることにより、分岐された光信号が有効なレベルである
かないかをユーザが確認することができ、又、光信号線
がユーザには見えない壁の中などで分岐されていたとし
ても、光信号レベルの有効性を判断できるので、壁の中
などで分岐されているかいないかを知る必要がなく、さ
らに、光信号が有効レベルでなくても電力線は利用可能
であるという利点を有する。
【0027】請求項5の発明の効果:請求項4の発明に
おいて、前記比較部におけるしきい値を可変に設定する
ことができるようにしたことを特徴とした光電複合マル
チタップ装置を用いることにより、光信号を受ける端末
によって異なるしきい値レベルを必要とする場合にも、
対応することができる。
【0028】請求項6の発明の効果:請求項1ないし5
いずれか1の発明において、前記光電複合マルチタップ
は、入力された光信号を増幅する光ファイバアンプを有
するようにしたことを特徴とした光電複合マルチタップ
装置を用いることにより、電力線,及び光信号線を同一
プラグ受けに置き換えた光電複合コンセントに対し、簡
単に電力線,光信号線を延長,分岐させることができ、
ある程度減衰した無効レベルの光信号を増幅することに
より、有効レベルの光信号として使用することができ
る。
【0029】請求項7の発明の効果:請求項6の発明に
おいて、前記光電複合マルチタップは、前記モニタ部に
おけるモニタ結果に基づいて前記光ファイバアンプの制
御を行う制御回路部を有するようにしたことを特徴とし
た光電複合マルチタップ装置を用いることにより、光信
号レベルの無効性を判断してから光ファイバアンプを使
用するので必要以上の電力を消費せず、また、光信号が
有効レベルでなくても電力ラインは利用可能であるため
効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光電複合マルチタップ装置の一実
施形態を説明するための構成図である。
【図2】本発明による光電複合マルチタップ装置の光分
岐部分に使用する部品を示した図である。
【図3】本発明による光電複合マルチタップ装置の一実
施形態である2分岐マルチタップの光分岐部分の構成図
である。
【図4】本発明による光電複合マルチタップ装置の他の
実施形態である4分岐マルチタップの光分岐の構成図で
ある。
【図5】本発明による光電複合マルチタップ装置の光分
岐部におけるモニタ回路部のブロック図である。
【図6】本発明による光電複合マルチタップ装置の更に
他の実施形態である光ファイバアンプを備えた4分岐マ
ルチタップの光分岐の構成図である。
【符号の説明】
10…光電複合プラグ、11…電源接続金具、12…光
ファイバ接続部、20…光電複合コード、30…光電複
合マルチタップ、31…電源接続金具受け、32…光フ
ァイバ接続部受け、33…表示用LED、34…調整つ
まみ、35…光電複合コンセント、40…光電複合コン
セント器具、50…2×2光分岐・結合器、50a…第
1の2×2光分岐・結合器、50b…第2の光分岐・結
合器、50c…第3の光分岐・結合器、60…フォトダ
イオード、61…光入力信号、62…光出力信号、71
…光入力信号、72…光出力信号、73…無反射処理、
74…融着接続部、81…電流/電圧変換部、82…増
幅器、83…ピークホールド部、84…基準電位入力
部、85…コンパレータ、86…モニタ、91…光入力
信号、92…光出力信号、93…レベル判断回路部、9
4…光ファイバアンプ制御回路、95…光ファイバアン
プ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバと電力線が内包された光電複
    合コードと、該光電複合コードの端部に光学的・電気的
    に接続された光電複合プラグと、前記光電複合コードの
    もう一方の端部に光学的・電気的に接続された光電複合
    マルチタップを具備する光電複合マルチタップ装置にお
    いて、前記光電複合マルチタップは、前記光電複合プラ
    グに入力された電力と光信号を分岐する分岐部と、前記
    分岐部に光学的・電気的に接続された少なくとも2個以
    上の光電複合コンセントを有し、前記光電複合プラグに
    入力された光信号と電力を同時に前記光電複合コードと
    前記分岐部を経て、前記少なくとも2個以上の光電複合
    コンセントのそれぞれに伝送できるようにしたことを特
    徴とする光電複合マルチタップ装置。
  2. 【請求項2】 前記光電複合マルチタップは、前記分岐
    部で分岐された分岐光信号のレベルをモニタできるモニ
    タ部を有するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の光電複合マルチタップ装置。
  3. 【請求項3】 前記光電複合マルチタップは、前記モニ
    タ部におけるモニタ結果を表示する表示部を有するよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載の光電複合マルチ
    タップ装置。
  4. 【請求項4】 前記モニタ部は、前記分岐光信号のレベ
    ルを予め設定されたしきい値と比較する比較部を有する
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の光電複合マ
    ルチタップ装置。
  5. 【請求項5】 前記比較部におけるしきい値を可変に設
    定することができるようにしたことを特徴とする請求項
    4記載の光電複合マルチタップ装置。
  6. 【請求項6】 前記光電複合マルチタップは、入力され
    た光信号を増幅する光ファイバアンプを有するようにし
    たことを特徴とする請求項1ないし5いずれか1記載の
    光電複合マルチタップ装置。
  7. 【請求項7】 前記光電複合マルチタップは、前記モニ
    タ部におけるモニタ結果に基づいて前記光ファイバアン
    プの制御を行う制御回路部を有するようにしたことを特
    徴とする請求項6記載の光電複合マルチタップ装置。
JP18487197A 1996-08-09 1997-07-10 光電複合マルチタップ装置 Pending JPH10111428A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT413621B (de) * 1998-12-22 2006-04-15 Faller Josef Optischer datenrepeater mit netzspeisung in kombinierter bauweise mit einer netzsteckdose
JP2006210032A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Sanwa Denki Kogyo Co Ltd 光、電気複合コネクタ装置
JP2008506973A (ja) * 2004-06-16 2008-03-06 スペクトロス コーポレイション 光電気ハイブリッドコネクタ
JP2008203409A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Toshihito Sone 電力・光複合コネクタ

Cited By (4)

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