JPH10109877A - 人移送装置のハンドレール除菌装置 - Google Patents

人移送装置のハンドレール除菌装置

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JPH10109877A
JPH10109877A JP26645296A JP26645296A JPH10109877A JP H10109877 A JPH10109877 A JP H10109877A JP 26645296 A JP26645296 A JP 26645296A JP 26645296 A JP26645296 A JP 26645296A JP H10109877 A JPH10109877 A JP H10109877A
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JP
Japan
Prior art keywords
handrail
surface portion
spraying
wiping
landing side
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26645296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tsukamoto
栄伸 塚本
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Publication of JPH10109877A publication Critical patent/JPH10109877A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドレールに付着したバイ菌を除菌するこ
とを目的とする。 【解決手段】 ステップの両側に位置し、乗場側と降場
側との間を周回するハンドレール1と、このハンドレー
ル1の表面部分1aに除菌液を噴き付けるノズル7と、
このノズル7よりハンドレール周回方向の前方に位置
し、ハンドレール1の表面部分1aに付着した除菌液を
拭き取るクリーニングペーパーと、ノズル7に噴き付け
作動を指令するとともに、クリーニングペーパー13に
拭き取り作動を指令するようにしたマイコン6とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーター等
のハンドレールを除菌するようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターのステップに乗って
移動する場合には、乗客は安全のためにステップの両側
に配設されたハンドレールを握って移動している。ハン
ドレールはループ状になっており、ステップと同じ速さ
で乗場側から降場側へ移動するようになっており、降場
側まで移動すると、今度は降場側から乗場側へと戻って
行くようになっている。このように、ハンドレールは乗
場側と降場側との間を周回するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のハンドレールにあっては、乗場側から降場側
へ周回するようになっていたので、ステップに乗ったあ
る乗客がハンドレールを握った際にバイ菌等がこのハン
ドレールに付着したりすると、次にステップに乗った乗
客に前記バイ菌が付着してしまう虞れがあり、衛生上に
おいて問題があった。
【0004】本発明は、ハンドレールに付着したバイ菌
を除菌することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、ステップの両側に位置
し、乗場側と降場側との間を周回するハンドレールと、
このハンドレールの表面部分に除菌液を噴き付ける噴霧
手段と、この噴霧手段よりハンドレール周回方向の前方
に位置し、ハンドレールの表面部分に付着した除菌液を
拭き取る拭き取り手段と、前記噴霧手段に噴き付け作動
を指令するとともに前記拭き取り手段に拭き取り作動を
指令するようにした制御手段とを備えた構成としてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1ないし図3は本発明に係る人移送装置のハ
ンドレール除菌装置の一実施例を示す図である。
【0007】図1において、符号1はエスカレーター
(人移送装置)の乗場側2から降場3へかけて配設され
たハンドレールである。ハンドレール1は駆動輪4によ
ってステップと同じ速さで移動させられ、このこの上半
分は乗場側2から降場3へ移動し、下半分は降場側3か
ら乗場側2へ戻って、乗場側2と降場側3間を周回して
いる。
【0008】ハンドレール1には、この周回数を検出す
るためのロータリエンコーダ5(周回数検出手段)が取
り付けられ、このロータリエンコーダ5で検出した周回
数の信号はマイコン6(制御手段)へ出力される。
【0009】ハンドレール1の下半分側にはノズル7が
配設され、このノズル7の先端7aは図2に示すように
略T字型をしており、また、断面略C字状のハンドレー
ル1を囲むようにして湾曲させられている。また、ノズ
ル7はハンドレール1の表面部分1aを向いている複数
の噴孔7bを有している。ノズル7はパイプ8を介して
揮発性の除菌液が入れられたタンク9と接続しており、
このパイプ8の途中にはタンク9内の除菌液をノズル7
に圧送するポンプ10が介設され、マイコン6の指示に
よって駆動する。なお、タンク9には除菌液が所定量残
っているかどうかを検出する残量検出センサ11が取り
付けられ、所定量残っていないときには信号がマイコン
6へ出力される。
【0010】また、ノズル7にはブロア12が設けら
れ、このブロア12がマイコン6の指示によって駆動さ
れると、パイプ8を通ってノズル7へ圧送された除菌液
は、噴孔7bからハンドレール1の表面部分1aへ噴霧
される。なお、ノズル7,ブロア12,パイプ10およ
びタンク9は全体として噴霧手段を構成している。
【0011】ハンドレール1の下半分は、降場側3から
乗場側2へ向けて移動するが、ノズル7よりもハンドレ
ール1の移動方向(周回方向)の前方には、クリーニン
グペーパー13が配設され、このクリーニングペーパー
13は一対のロール15a,15bの一方から出されて
他方へ巻き込まれるようになっている。なお、クリーニ
ングペーパー13は使用されてロール15a,15bの
他方に巻き込まれると、交換可能となっている。
【0012】クリーニングペーパー13の下方には図3
に示すように押圧シリンダ14が位置しており、この押
圧シリンダ14のピストンロッド14aの先端にはクリ
ーニングペーパー13をハンドレール1の表面部分1a
に押し付けるパッド14bが取り付けられている。パッ
ド14bはシリコン等の柔らかい材質からできており、
この上面は表面部分1aに合わせて凹部形状となってい
る。押圧シリンダ14はマイコン6の指示によって作動
する。なお、クリーニングペーパー13,押圧シリンダ
14は全体として拭き取り手段を構成している。
【0013】ロータリエンコーダ15によって検出した
ハンドレール1の周回数が所定回数以上になると、マイ
コン6からブロア12およびポンプ10へ指令を出し、
これらを駆動させる。そうすると、ノズル7からハンド
レール1の表面部分1aへ除菌液が噴霧される。表面部
分1aにバイ菌が付着していると、この除菌液によって
除菌される。このとき、ノズル7の先端7aはハンドレ
ール1の表面部分1aを囲む形状となっているので、こ
の表面部分1aには余すところなく除菌液が付着するこ
とになる。なお、除菌液の噴霧はハンドレール1の周回
数が所定回数以上になったときに行えば、除菌液を効率
的に使うことができる。
【0014】一方、マイコン6からブロア12およびポ
ンプ10へ指令を出してこれらを駆動させると同時に、
押圧シリング14へも指令を出して作動させる。押圧シ
リング14はパッド14bをハンドレール1の表面部分
1aへ向けて押圧することになる。このため、クリーニ
ングペーパー13はパッド14bによって表面部分1a
へ押し付けられる。そうすると、クリーニングペーパー
13は表面部分1aに付着している除菌液を拭き取るこ
とになる。その結果、乗客が安全のために握るハンドレ
ール1の上半分には、除菌液は付着しておらず、乗客が
握っても違和感は感じられないこととなる。
【0015】なお、前記実施例にあっては、人移送装置
としてエスカレーターの例を述べたが、動く歩道であっ
ても勿論よいものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンドレールの表面部分に除菌液を噴き付け、前記表面
部分に付着した除菌液を拭き取り手段によって拭き取る
ようにしたので、ハンドレールにバイ菌等が付着しても
除菌することができ、このハンドレールはきわめて衛生
的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人移送装置のハンドレール除菌装
置の一実施例を示す概略図。
【図2】図1中A矢視部分断面図。
【図3】図1中B矢視部分断面図。
【符号の説明】
1…ハンドレール、1a…表面部分、2…乗場側、3…
降場側、5…ロータリエンコーダ、6…マイコン、7…
ノズル、9…タンク、10…ポンプ、12…ブロア、1
3…クリーニングペーパー、14……作動シリンダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップの両側に位置し、乗場側と降場
    側との間を周回するハンドレールと、このハンドレール
    の表面部分に除菌液を噴き付ける噴霧手段と、この噴霧
    手段よりハンドレール周回方向の前方に位置し、ハンド
    レールの表面部分に付着した除菌液を拭き取る拭き取り
    手段と、前記噴霧手段に噴き付け作動を指令するととも
    に前記拭き取り手段に拭き取り作動を指令するようにし
    た制御手段とを備えたことを特徴とする人移送装置のハ
    ンドレール除菌装置。
  2. 【請求項2】 ハンドレールの周回数を周回数手段によ
    って検出し、この周回数が一定回数以上を超えたとき
    に、前記制御手段から前記噴霧手段および拭き取り手段
    に作動の指令を出すようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の人移送装置のハンドレール除菌装置。
JP26645296A 1996-10-08 1996-10-08 人移送装置のハンドレール除菌装置 Withdrawn JPH10109877A (ja)

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