JPH10108776A - 装飾が施された箸、フェルトペンなどの棒状体 - Google Patents

装飾が施された箸、フェルトペンなどの棒状体

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JPH10108776A
JPH10108776A JP8266419A JP26641996A JPH10108776A JP H10108776 A JPH10108776 A JP H10108776A JP 8266419 A JP8266419 A JP 8266419A JP 26641996 A JP26641996 A JP 26641996A JP H10108776 A JPH10108776 A JP H10108776A
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JP
Japan
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shrink film
transparent
cylinder
chopsticks
hologram foil
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Pending
Application number
JP8266419A
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English (en)
Inventor
Makoto Yokoyama
誠 横山
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MEIWA INSATSU KK
Original Assignee
MEIWA INSATSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箸、その他フェルトペンなどの棒状体に興趣
に富んだ装飾を施す。 【解決手段】 箸1は、印刷の施された透明なシュリン
クフイルム筒2が箸本体3の上部にはめ被せられかつ加
熱収縮せしめられて密着されているものである。シュリ
ンクフイルム筒2には、印刷のされていない透明部4が
残され、透明部4を覆う大きさのホログラム箔5が筒内
面に貼り付けられ、シュリンクフイルム筒2と箸本体3
との間に介在されたホログラム箔5が透明部4より透視
せられるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装飾が施された
箸、フェルトペンなどの棒状体に関する。上記棒状体の
具体例としては、さらに、サインペン、ボールペン、ク
レヨンのような文房具をあげることができる。また、棒
状体には、中空棒状体、たとえば筒状容器も含まれる。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷の施された透明なシュリンク
フイルム筒が箸本体の所定箇所にはめ被せられかつ加熱
収縮せしめられて密着されている箸は知られている(実
開昭49−37276号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記箸は、装飾
として、白黒模様、色模様または写真が単に透明なシュ
リンクフイルムに印刷されただけのものであるに過ぎ
ず、興趣に乏しいものであった。この発明は、興趣に富
んだ装飾が施された箸、その他フェルトペンなどの棒状
体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、印刷の施さ
れた透明なシュリンクフイルム筒が棒状体本体の所定箇
所にはめ被せられかつ加熱収縮せしめられて密着されて
いる箸、フェルトペンなどの棒状体において、シュリン
クフイルム筒に印刷のされていない透明部が残され、透
明部の一部または全部を覆う大きさのホログラム箔が筒
内面に貼り付けられ、シュリンクフイルム筒と棒状体本
体との間に介在されたホログラム箔が透明部より透視せ
られるようになされているものである。
【0005】上記ホログラム箔のホログラムとしては、
7色のレインボウ色が光のあたる角度により様々に変化
する平面ホログラムが好ましく、なかでも抽象柄を有す
るものが適している。棒状体本体の所定箇所にはめ被せ
られかつ加熱収縮せしめられて密着されているシュリン
クフイルム筒の表面には、メラミン樹脂のような透明合
成樹脂を塗布しておくことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態は、
図1ないし図5に示されている。図1および図2に示す
ように、箸(1) は、印刷の施された透明なポリエチレン
テレフタレート(以下「PET樹脂」という)シュリン
クフイルム筒(2) が箸本体(3) の上部にはめ被せられか
つ加熱収縮せしめられて密着されているものである。シ
ュリンクフイルム筒(2) には、印刷のされていない透明
部(4) が残され、透明部(4) を覆う大きさのホログラム
箔(5) が筒内面に貼り付けられ、シュリンクフイルム筒
(2) と箸本体(3) との間に介在されたホログラム箔(5)
が透明部(4) より透視せられるようになされている。そ
して、シュリンクフイルム筒(2) の表面にメラミン樹脂
が塗布されている。
【0007】印刷部(6) は、図3に示すシュリンクフイ
ルム筒(2) の展開表面図から分かるように、縦長方形の
透明なシュリンクフイルム(2A)全体に裏印刷を施すこと
により形成せられたもので、これには地色とは異なる色
で模様(7) が表示せられている。この裏印刷は、多色印
刷を施した後、箸本体(3) の色が表に出ないうに、さら
に全体に白色印刷を施したものである。印刷のされてい
ない透明部(4) は、印刷部(6) の上部横方向に模様状に
散在している。図4および図5に示すシュリンクフイル
ム筒(2) の展開裏面図から分かるように、ホログラム箔
(5) は、模様状に散在する透明部(4) 全体を覆いうる横
長方形のもので、シュリンクフイルム(2A)の裏面に透明
接着剤により貼り付けられている。シュリンクフイルム
(2A)裏面の上下縁部および透明部(4) より若干下方の部
分に横幅いっぱいにのびたホットメルト接着剤層(8) が
設けられている。ホットメルト接着剤層(8) は、箸本体
(3) がテーパ状であるため、真直なシュリンクフイルム
筒(2) を加熱収縮しただけでは、箸本体(3) の下方に滑
るおそれがあるので、前記収縮のための加熱時にこれを
溶融せしめ、シュリンクフイルム筒(2) を箸本体(3) に
接着するためのものである。
【0008】この発明の第1の実施の形態によれば、模
様状に散在している透明部(4) は、箸(1) の円周方向に
存在しており、透明部(4) の輪郭内に限ってホログラム
箔(5) が透視される。ホログラム箔(5) の平面ホログラ
ムは、7色のレインボウ色が光のあたる角度により様々
に変化するものであるから、みる角度により色変化が生
じ、これがシュリンクフイルム筒(2) の印刷部(6) の模
様(7) と相俟って箸(1) に深い興趣および高級感を与え
る。
【0009】上記箸(1) の製造方法を図6ないし図9に
より説明する。透明な長尺帯状シュリンクフイルム(9)
に、それぞれ透明部(4) を残して縦横に多数の印刷部
(6) を印刷する。図6に示すように、各印刷部(6) の透
明部(4)にホログラム箔(5) を貼り付けるのであるが、
そのために、図7に示すように、PET樹脂ベース層(1
0)に離剥剤層(11)を介してホログラム箔層(12)が形成さ
れ、さらにその表面に透明接着剤層(13)が形成されてい
る長尺帯状積層材(14)を、透明接着剤層側を下向きにし
て用意する。そして、図8に示すように、長尺帯状シュ
リンクフイルム(9) を下に、長尺帯状積層材(14)をこれ
と若干の間隙をおいて上になるようにしてホットスタン
ピングマシン(15)の熱盤(15a) の下方を通過させ、熱盤
(15)を降下させて長尺帯状積層材(14)のホログラム箔層
(12)から所定の大きさのホログラム箔(5) のみを次々打
ち抜き、長尺帯状シュリンクフイルム(9) の各印刷部
(4) に残された透明部(4) 全体を覆うように加熱加圧し
て貼り付ける。このさい、打ち抜かれPET樹脂ベース
層(10)から剥離せられたホログラム箔(5) の表面の透明
接着剤は溶融するが、貼り付けたさいシュリンクフイル
ム(9) を収縮させないような温度と加熱時間に調整され
る。また、各印刷部(6) に残された透明部(4) どうしに
は大きな間隔が存在するので、シュリンクフイルム(9)
と積層材(14)を等速で送ると、前記間隔と同じ間隔をお
いてホログラム箔(5) が打ち抜かれることになり、ホロ
グラム箔層(12)に無駄が生じるので、打ち抜き間隔を狭
めうるように、下側のシュリンクフイルム(9) の送り速
度を上側の積層材(14)の送り速度より速くする。
【0010】つぎに、多数のホログラム箔(5) の貼り付
けられた長尺帯状のシュリンクフイルム(9) を印刷部
(6) の縦列毎に裁断する。このさい印刷部(6) の一側縁
に接合用透明部が得られるように裁断する。図9に示す
ように、裁断後の長尺細帯状シュリンクフイルム(16)を
薄板状心金(17)に包み込むようにして通過せしめ、通過
時にその一側縁の接合用透明部の表面を溶剤で溶かして
他方の縁に接合することにより、長尺の扁平筒状となし
た後、印刷部(6) の長さ毎に順次切断する。切断後の扁
平筒を円筒状となし、ホログラム箔(5) が内面に貼り付
けられたシュリンクフイルム筒(2) を得る。このシュリ
ンクフイルム筒(2) を箸本体(3) の上部に被せ、搬送コ
ンベヤにより加熱炉を通過させることにより、加熱収縮
せしめて箸本体(3) に密着一体化させる。
【0011】この発明の第2の実施の形態は、図10に
示されている。図10のフェルトペン(21)は、印刷の施
された透明なシュリンクフイルム筒(22)がフェルトペン
本体(23)の直筒部にはめ被せられかつ加熱収縮せしめら
れて密着されているものである。シュリンクフイルム筒
(22)には、印刷のされていない透明部(24)が残され、透
明部(24)を覆う大きさのホログラム箔(25)が筒内面に貼
り付けられ、シュリンクフイルム筒(22)とフェルトペン
本体(23)との間に介在されたホログラム箔(25)が透明部
(24)より透視せられるようになされている。印刷部は、
上下横しま(26)(27)および文字(28)であり、それ以外が
透明部(24)である。
【0012】この発明の第3の実施の形態は、図11に
示されている。図11の筒状容器(31)は、印刷の施され
た透明なシュリンクフイルム筒(32)が容器本体(33)の胴
部にはめ被せられかつ加熱収縮せしめられて密着されて
いるものである。シュリンクフイルム筒(32)には、印刷
のされていない透明部(34)が残され、透明部(34)の一部
を覆う大きさのホログラム箔(35)が筒内面に貼り付けら
れ、シュリンクフイルム筒(32)と容器本体(33)との間に
介在されたホログラム箔(35)が透明部(34)より透視せら
れるようになされている。印刷部は、中央の文字(36)で
あり、それ以外が透明部(34)である。ホログラム箔(35)
は模様状に切り抜かれており、文字(36)を両側から挾む
ように配置されている。
【0013】
【発明の効果】この発明の装飾が施された箸、フェルト
ペンなどの棒状体によれば、シュリンクフイルム筒と棒
状体本体との間に介在されたホログラム箔が、透明部よ
り透視せられるから、シュリンクフイルム筒自体の印刷
部と相俟って棒状体に深い興趣と高級感を与える。ま
た、ホログラム箔は外側のシュリンクフイルム筒により
保護せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す箸の正面図
である。
【図2】図1のII−II線にそう拡大断面図である。
【図3】図1のホログラム箔付き印刷シュリンクフイル
ム筒の展開表面図である。
【図4】同展開裏面図である。
【図5】ホログラム箔の端部を剥がした印刷シュリンク
フイルム筒の拡大部分展開裏面図である。
【図6】透明部を残して縦横に多数の印刷部を印刷し、
各印刷部の透明部にホログラム箔を貼り付けた長尺帯状
シュリンクフイルムの部分平面図である。
【図7】ホログラム箔層を有する長尺帯状積層材の部分
横断面図である。
【図8】ホログラム箔を長尺帯状シュリンクフイルムの
各印刷部に残された透明部に貼り付ける状態を示す側面
略図である。
【図9】長尺細帯状シュリンクフイルムを扁平筒状にす
る状態を示す横断面図である。
【図10】この発明の第2の実施の形態を示す箸の斜視
図である。
【図11】この発明の第3の実施の形態を示す箸の正面
図である。
【符号の説明】
(1)(21)(31) :棒状体(箸、フェルトペン、筒状容器) (2)(22)(32) :シュリンクフイルム (3)(23)(33) :棒状体本体(箸本体、フェルトペン本
体、筒状容器本体) (4)(24)(34) :透明部 (5)(25)(35) :ホログラム箔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷の施された透明なシュリンクフイル
    ム筒が棒状体本体の所定箇所にはめ被せられかつ加熱収
    縮せしめられて密着されている箸、フェルトペンなどの
    棒状体において、シュリンクフイルム筒に印刷のされて
    いない透明部が残され、透明部の一部または全部を覆う
    大きさのホログラム箔が筒内面に貼り付けられ、シュリ
    ンクフイルム筒と棒状体本体との間に介在されたホログ
    ラム箔が透明部より透視せられるようになされている装
    飾が施された箸、フェルトペンなどの棒状体。
JP8266419A 1996-10-07 1996-10-07 装飾が施された箸、フェルトペンなどの棒状体 Pending JPH10108776A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990202