JPH10107869A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH10107869A
JPH10107869A JP8276985A JP27698596A JPH10107869A JP H10107869 A JPH10107869 A JP H10107869A JP 8276985 A JP8276985 A JP 8276985A JP 27698596 A JP27698596 A JP 27698596A JP H10107869 A JPH10107869 A JP H10107869A
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transmission
signal
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reception timing
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Toshiki Kawamura
俊樹 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ITU−T X.21インタフェースの通信制
御装置同士を直結接続する場合、誤設定によるデータ化
け等の発生を未然に防ぐ通信制御装置の提供。 【解決手段】S線上の信号遷移を検出するクロック抽出
回路70と、XS駆動モード時に、S線上の信号遷移を
検出した際にCPUに割り込みを発生するクロック認識
回路80を設け、双方の通信制御装置を送受信タイミン
グ信号送出モードに設定したことを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御装置に関
し、特にITU−T勧告X.21インタフェースにおい
て直結接続する通信制御装置の誤設定検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の通信制御装置(Communication
Control Unit;「CCU」という)は、ITU−
T勧告X.21インタフェースを使用する、DTE(D
ataTerminal Equipment;データ端末装置)同士を、
交換機やモデム、DCE(Data Circuit Terminati
ng Equipment;データ回線終端装置)等を使用せず
に、直結接続するために用いられている。
【0003】X.21インタフェースを使用する、DT
E同士を直結接続する通信制御装置(CCU)の従来方
式の一例として、例えば特開平2−213255号公報
には、電子計算機等のDTE側から送受信タイミング信
号を供給し、そのタイミング信号を接続される両側DT
Eに供給することで、特別な装置を必要とせずに、安価
に直結接続を実現する構成が提案されている。
【0004】図2は、従来のCCUの一例の構成原理を
示す図である。図2において、符号3は、送受信タイミ
ング信号を送出する送受信タイミング送出回路、符号1
は、送受信タイミング信号送出回路3を有するCCU−
a、符号2は、送受信タイミング信号送出回路を持たな
い通常のCCU−b、符号4は、CCU−a1とCCU
−b2を接続する直結ケーブル−aを、それぞれ示して
いる。
【0005】次に、図2に示したCCUの動作を説明す
る。
【0006】CCU−a1内の送受信信号送出回路3か
ら送出された送受信タイミング信号XSは、CCU−a
1内部で自局の信号エレメントタイミングSに折り返さ
れると共に、相手の信号エレメントタイミングSにも接
続している。
【0007】これにより、CCU−a1及びCCU−b
2は、DCE等が無くとも、CCU−a1内部で送出さ
れる送受信タイミング信号XSにより信号エレメントタ
イミングSを得ることができ、通信を行うことができ
る。
【0008】図3は、図2に示したCCUの発展形を示
す図である。図4は、図3の内部の回路構成を詳細に示
す図である。なお、図4の内部回路の説明においては、
後述する本発明の一実施例の説明で参照される図1も参
照される。
【0009】図3において、符号3−aは、プログラム
制御により送受信タイミング信号XSの送信可否を保持
するモード保持回路10(図4参照)を有する送受信タ
イミング送出回路、符号5は、送受信タイミング信号送
出回路3−aを有するCCU−c、符号6は、CCU−
c5同士を接続する直径ケーブル−bを、それぞれ示し
ている。
【0010】図3の送受信タイミング送出回路3−aの
構成を示す図4において、符号20は、送信信号T及び
受信信号Rをサンプリングするタイミング信号を送受信
タイミング信号XSを内部発生させる発振器(OS
C)、符号30は、プログラム制御により送受信タイミ
ング信号XSの周波数を選択するクロック選択回路、1
0はモード選択信号12を入力しXSイネーブル信号1
1として出力保持するモード保持回路を、それぞれ示し
ている。
【0011】モード保持回路10は、プログラム制御に
より、モード選択信号12が入力されると、そのモード
により、XSイネーブル信号11を、XS線のラインド
ライバ、クロック切替回路(図1の4参照)に出力す
る。
【0012】クロック選択回路30の出力(XS)32
は、送受信タイミング信号XSあるいは信号エレメント
タイミング信号Sに切り替えるクロック切替回路(図1
の40参照)に入力され、送信回路からの送信データを
クロックに同期化させる送信同期用フリップフロップ
(図1の50参照)のクロック入力端、及びライレシー
バからの受信データをクロックに同期化させる受信同期
用フリップフロップ(図1の60参照)のクロック入力
端に入力される。
【0013】図3及び図4を参照して、発展形CCUの
動作を説明する。
【0014】いずれか一方のCCU−c5において、プ
ログラム制御により、送受信タイミングXSの送信権を
与えるモード選択信号12がモード保持回路10に入力
されると、XSイネーブル信号11を出力する。このX
Sイネーブル信号11が出力されると、XS線のライン
ドライバがイネーブルとなると共に、クロック切替回路
(図1の40参照)の出力を、送受信信号XS側に切り
替える。この時、送受信信号XSは、クロック選択信号
31により、発振器(OSC)20の出力をクロック選
択回路30で分周することにより得る。
【0015】他方のCCU−c5に、プログラム制御に
より送受信タイミングXSの送信権を与えなければ、こ
のCCU−a5のXSイネーブル信号11はアクティブ
とされず、XS線のラインドライバは、ディスエーブル
状態のままとなる(すなわちXS線は駆動されない)。
このため、クロック切替回路(図1の40参照)の出力
は、ラインからのS線が出力され、送信データ及び受信
データはS線のクロックによりサンプリングされる。
【0016】このように、双方のCCU−c5が、送受
信タイミング送出回路3−aを持ち、一方のCCU−c
5のみにCPU等からの指示により送受信タイミング信
号XSの送信権を与えることによりDTE同士の通信を
行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のCCU
においては、下記記載の問題点を有している。
【0018】(1)第1の問題点は、受信データと受信
タイミングの位相がずれ、データ化けの原因となる、と
いうことである。
【0019】その理由は、誤って、双方のCCUに、送
受信タイミング信号XSの送信権を与えた場合には、双
方のCCUは、それぞれ自局の送出する送受信タイミン
グXSに従って、送信データを送信するので、他局の送
受信タイミングによってサンプリングされた受信データ
を、自局の送受信タイミングによって受信する、ことに
なるためである。
【0020】(2)第2の問題点は、上記原因によるデ
ータ化けの発生頻度が低い場合には、誤設定のまま運用
を継続してしまう場合が生じる、ということである。
【0021】その理由は、上記従来方式においては、誤
設定していることを知らせる手段を考慮されていないた
めである。
【0022】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、双方のCCUに
おける誤設定により発生するデータ化けの障害を未然に
防ぐことを可能とする通信制御装置を提供することにあ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ITU−T勧告X.21インタフェース
において直結接続をする場合に、双方の通信制御装置
が、送受信タイミング送出モードに誤設定されているこ
とを検出する、手段を備えたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、信号エレメントタイミング信号S線上の信号遷移を
検出するクロック抽出回路(図1の70)と、XS駆動
モード時に、S線上の信号遷移を検出すると、CPUに
対して割り込みを発生するクロック認識回路(図1の8
0)と、を備えて構成され、双方の通信制御装置が、送
受信タイミング送出モードに誤設定されていることを検
出し、この検出結果をCPUに通知する。
【0025】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0026】図1を参照すると、送受信タイミング信号
送出回路3−aは、モード保持回路10と、発振器(O
SC)20と、クロック選択回路30と、を備えて構成
されている。モード保持回路10は、プログラム制御に
よりモード選択信号12が入力されると、そのモードに
より、XSイネーブル信号11をXS線のラインドライ
バ、クロック切替回路40、及びクロック認識回路80
に出力する。
【0027】発振器(OSC)20は、送受信タイミン
グ信号XSの基準クロックを発生してクロック選択回路
30に出力する。
【0028】クロック選択回路30は、プログラム制御
により、クロック選択信号31が入力されると、発振器
(OSC)20から出力される基準クロックを分周し
て、目的の送受信タイミング信号XS32を、クロック
切替回路40、XS線のラインドライバ91に出力す
る。
【0029】クロック切替回路40は、XSイネーブル
信号11の状態により、送受信タイミング信号XS又は
信号エレメントタイミング信号Sのいずれかに切り替
え、その出力41を、送信同期用フリップフロップ(F
F)50及び受信同期用フリップフロップ(FF)60
のクロック入力端に出力する。
【0030】クロック抽出回路70は、S線入力の信号
遷移を検出し、その結果をクロック認識回路60に出力
する。
【0031】クロック認識回路80は、クロック抽出回
路70におけるクロック抽出結果と、XSイネーブル信
号11とに応じて割込み信号を生成して、CPU(不図
示)に通知する。
【0032】次に図1を参照して本発明の実施例の動作
について説明する。
【0033】プログラム制御により、モード選択信号1
2がXS信号送出モード(XS駆動モード)に設定され
ると(例えばHighレベル)、モード保持回路10は
この状態を保持すると共に、XSイネーブル信号11と
して、XS線のラインドライバ91をイネーブルにする
(以後、このモードが解除されるまでXS線からクロッ
クが送出される)。
【0034】このラインドライバ91には、クロック選
択回路30より、指定の速度の送受信タイミング信号X
S32が入力されている。
【0035】ここで、本来どちらか一方のCCU7のみ
が、XS信号送出モードに設定されていなければならな
いが、誤って両方のCCU7がXS信号送出モードに設
定されていると、自装置におけるS線入力からも、クロ
ックが入力される。
【0036】このS線からの入力クロックは、クロック
抽出回路70においてその信号遷移を検出することによ
って抽出され、さらにクロック認識回路80において、
自局がXS信号送出モードであることを示すXSイネー
ブル信号11との論理値をとることにより、割込み信号
を発生させる。
【0037】CPUは、この割込みを認識することによ
り、双方のCCU7がXS信号送出モードに誤設定され
ていることを検出する、ことができる。その結果、CP
Uは、この誤設定を保守作業者等に通知する等の処理を
行う他、一方のCCUのXS信号送出モードを強制解除
等して、誤設定によるデータ化けによる回線障害の発生
を未然に防止する対策を講ずる等の処理を行うことがで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誤設定により発生するデータ化けの障害を未然に防ぐこ
とができる、という効果を奏する。
【0039】その理由は、本発明においては、直結接続
されるCCUが、誤設定を事前に検出する手段を備えた
ことによる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】従来方式の一例を説明するための図である。
【図3】従来方式の発展形を説明するための図である。
【図4】図3における送信タイミング送出回路の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 CCU−a 2 CCU−b 3 送受信タイミング送出回路 3−a 送受信タイミング送出回路 4 直結ケーブル−a 5 CCU−c 6 直結ケーブル−b 7 CCU 10 モード保持回路 11 XSイネーブル信号 20 OSC 30 クロック選択回路 31 クロック選択信号 32 XS信号 40 クロック切替回路 41 クロック 50 送信同期用FF 60 受信同期用FF 70 クロック抽出回路 80 クロック認識回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ITU−T勧告X.21インタフェースに
    おいて直結接続する場合に、双方の通信制御装置が送受
    信タイミング送出モードに誤設定されていることを検出
    するための検出手段を備えた、ことを特徴とする通信制
    御装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段が、信号エレメントタイミン
    グS線上の信号遷移を検出するクロック抽出手段と、 送受信タイミング送出モード時に、前記クロック抽出手
    段が、前記信号エレメントタイミングS線上の信号遷移
    を検出した際に、CPUに対してこれを通知する手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の通信制御装
    置。
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