JPH10107731A - デジタルコードレス電話装置 - Google Patents

デジタルコードレス電話装置

Info

Publication number
JPH10107731A
JPH10107731A JP25595296A JP25595296A JPH10107731A JP H10107731 A JPH10107731 A JP H10107731A JP 25595296 A JP25595296 A JP 25595296A JP 25595296 A JP25595296 A JP 25595296A JP H10107731 A JPH10107731 A JP H10107731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
radio
signal
level
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25595296A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Takahashi
由毅 高橋
Michiaki Yamamura
道明 山村
Masataka Kuroda
雅隆 黒田
Takanori Horiguchi
貴則 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Electric Works Ltd filed Critical Tamura Electric Works Ltd
Priority to JP25595296A priority Critical patent/JPH10107731A/ja
Publication of JPH10107731A publication Critical patent/JPH10107731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局,無線子機等の無線部の構成部品の特
性がばらつく場合や、各部品に特性の劣化等が生じた場
合でも安定した受信特性を得る。 【解決手段】 無線部1の中間周波増幅器15の出力レ
ベル値を受信レベル検出部20により検知し制御部26
へ伝達する。この場合、制御部は中間周波増幅器15の
出力レベルと規定値とを比較してその大小に応じ、AG
C増幅器12の利得が減少または増加するように制御す
る。また、この場合、レベル調整器19D,19Eを制
御して第1及び第2局部発振器19A,19Bの各ミキ
サ13,14への出力レベルを調整する。この結果、無
線部の各部品にばらつきがある場合や各部品に劣化が生
じた場合でも最適な受信特性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と、基地局
と無線接続されるコードレス子機とからなるPHS(パ
ーソナル・ハンディホン・システム)等のデジタルコー
ドレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のデジタルコードレス電話装置を
構成するコードレス子機は、公衆用として使用される場
合は公衆基地局に無線接続され、この公衆基地局を介し
て外線発着信が行われる。一方、このコードレス子機が
自営用として使用され場合は、例えば家庭内や事務所等
に配設された親機に無線接続され、この親機を介し外線
の発着信等が行われている。
【0003】ところで、こうしたコードレス子機,公衆
基地局及び親機の各無線部は、一般にスーパーヘテロダ
イン方式を採用している。ここでこうした無線部で、無
線信号を受信する場合は、まずアンテナから入った入力
信号をフィルタリングした後、低雑音増幅器で増幅す
る。続いてこの増幅信号をミキサ部において、局部発振
器で生成された第1局部発振信号により第1中間周波数
に落としてフィルタリングした後、さらにミキサ部にお
いて、局部発振器で生成された第2局部発振信号により
第2中間周波数に落として増幅する。そして、この増幅
信号をリミッタ波形として復調部へ出力し復調する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコードレス子機
や基地局で用いられる無線部は、増幅器,ミキサ部及び
局部発振器で用いられる各部品にばらつきが生じた場
合、或いは各部品が温度変化等によってその特性に変化
や劣化が生じた場合は、安定した受信特性が得られない
という問題があった。また、強電界入力や弱電界入力の
ときにも同様に安定した受信特性を得ることができない
という問題があった。従って本発明は、無線部を構成す
る各部品のばらつきや、各構成部品に温度変化等による
特性の劣化等が生じた場合でも安定した受信特性を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、コードレス子機と、コードレス子機
と無線接続され無線信号のデジタル通信を行う基地局と
からなり、コードレス子機及び基地局には、受信した無
線信号を増幅する増幅器を有する無線部と、無線部の出
力信号を復調する復調部とを備えるようにしたデジタル
コードレス電話装置において、無線部の出力信号のレベ
ルを検出する検出部と、検出部により検出される無線部
の出力レベルが一定値となるように増幅器の利得を制御
する制御部とを設けたものである。従って、無線部から
復調部へ与えられる受信信号のレベルが一定となるよう
に無線部の増幅器の利得が制御される。また、無線部
に、増幅器の増幅出力を第1中間周波数信号に変換する
ための第1ミキサ及び第1局部発振器と、第1ミキサの
出力を第2中間周波数信号に変換するための第2ミキサ
及び第2局部発振器と、第2ミキサの出力信号を増幅し
て復調部に出力する中間周波増幅器とを備えると共に、
第1局部発振器の出力レベルを調整する第1レベル調整
器と、第2局部発振器の出力レベルを調整する第2レベ
ル調整器とを備え、制御部は無線部の出力レベルが一定
値となるように第1レベル調整器及び第2レベル調整器
を制御する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係るデジタルコードレ
ス電話装置のブロック図であり、特にPHS等で用いら
れるコードレス子機が無線接続される自営基地局として
の親機の構成を示すブロック図である。同図において、
1は無線部であり、2は変復調制御部である。無線部1
には、アンテナスイッチ11、受信アンプであるAGC
増幅器12、受信ミキサである第1ミキサ13,第2ミ
キサ14、中間周波増幅器15が設けられている。さら
に、無線部1には、直交信号I,Qを変調する直交変調
器16、送信ミキサ17、送信増幅器18、送受信信号
に対する周波数変換制御を行うシンセサイザ部19、及
び受信信号のレベル値を検出する受信レベル検出部20
が設けられている。
【0007】なお、シンセサイザ部19は、第1ミキサ
13及び送信ミキサ17に対し第1の中間周波数信号を
出力する第1局部発振器19A、第2ミキサ14及び直
交変調器16に対し第2の中間周波数信号を出力する第
2局部発振器19B、第1局部発振器19Aからの周波
数信号をそれぞれ第1ミキサ13及び送信ミキサ17に
切替出力するスイッチ19C、及びレベル調整器19
D,19Eからなる。
【0008】一方、親機の変復調制御部2は、モデム復
調器21,チャネルコーディック22,24、音声コー
ディック23、モデム変調器25、及びこれらを制御す
る制御部26から構成される。ここで、音声コーディッ
ク23には、2線4線変換部27が接続され、この2線
4線変換部27の先に接続される有線回線Lを介し基地
局は図示しない交換網に接続される。
【0009】さて、以上のように構成された親機では、
アンテナATを介しコードレス子機からの周波数1.9
GHz帯の無線信号が無線部1に入力されると、無線部
1では、AGC増幅器12でこれを増幅し、さらにこの
増幅信号を、第1ミキサ13で第1局部発振器19Aか
らの第1中間周波数信号である例えば周波数1.6GH
z帯の信号と混合して周波数240MHz帯の信号とし
て第2ミキサ14へ出力する。第2ミキサ14では、第
1ミキサ13から入力した信号を第2局部発振器19B
からの第2中間周波数信号である例えば周波数230M
Hz帯の信号と混合して例えば周波数10.8MHz帯
の信号として中間周波増幅器15へ出力し、ここで増幅
させてモデム復調器21へ出力させる。この周波数1
0.8MHz帯の信号はモデム復調器21で復調され、
さらに指定されたスロットの復調信号がチャネルコーデ
ィック22で抽出された後、音声コーディック23でア
ナログ信号に変換されて2線4線変換部27を経由して
有線回線Lを介し交換機側へ送出される。
【0010】一方、2線4線変換部27を経由する有線
回線L側からの音声信号は音声コーディック23でデジ
タル信号に変換され、指定されたスロットの信号がチャ
ネルコーディック24で抽出された後、モデム変調器2
5で変調されて直交変調器16へ直交信号I,Qとして
送られる。直交変調器16では、この周波数10.8M
Hz帯の入力信号I,Qを第2局部発振器19Bからの
周波数230MHz帯の信号に基づき変調し周波数24
0MHz帯の信号として送信ミキサ17へ出力する。送
信ミキサ17は、この信号を第1局部発振器19Aから
の周波数1.6GHz帯の信号と混合して周波数1.9
GHz帯の信号として送信増幅器18へ出力して増幅さ
せ、さらにアンテナスイッチ11及びアンテナATを介
し、コードレス子機側へ無線信号として伝送させる。
【0011】ここで、無線部1内の中間周波増幅器15
の出力レベル値は、受信レベル検出部20により検知さ
れて制御部26へ伝達されるようになっており、この場
合、制御部26は受信レベル検出部20により検出され
る中間周波増幅器15の出力レベル値(即ち、受信レベ
ル値)と規定値とを比較して受信レベル値が規定値より
低い場合は無線部1内のAGC増幅器12の利得を上げ
るように制御する。また、受信レベル値が規定値より高
い場合は、AGC増幅器12の利得を下げるように制御
する。このように制御部26がAGC増幅器12の利得
を制御することにより、中間周波増幅器15からモデム
復調器21へ与えられるレベル値をほぼ一定値にするこ
とができる。
【0012】また、この場合、第1局部発振器19Aと
第1ミキサ13との間に第1局部発振器19Aの出力レ
ベルを調整するレベル調整器19Dと、第2局部発振器
19Bと第2ミキサ14との間に第2局部発振器19A
の出力レベルを調整するレベル調整器19Eとを設け、
制御部26がさらに各レベル調整器19D,19Eを制
御して、第1及び第2局部発振器19A,19Bの各ミ
キサ13,14への出力レベルを調整することで、より
最適な受信特性を得ることができる。
【0013】このように、制御部26が無線部1の無線
信号受信レベルを検出してそのレベルが一定となるよう
にAGC増幅器12の利得制御、及び第1及び第2局部
発振器19A,19Bの各出力レベルの調整制御を行う
ことにより、無線部1を構成する増幅器,ミキサ部及び
局部発振器の各部品のばらつき、或いは各部品の劣化に
より受信特性に変化が生じても安定した受信特性を得る
ことができる。また、強電界入力や弱電界入力のときに
も、同様に安定した受信特性を得ることができる。
【0014】次に図2は、デジタルコードレス電話装置
を構成するコードレス子機のブロック図である。コード
レス子機では、制御部28にダイヤルキー等のキーボー
ド33が接続され、かつ音声コーディック23にレシー
バ31及び毎気宇32が接続されている他は、親機と同
様の構成となっており、親機と同様の無線部1を備えて
いる。そして、制御部28が親機と同様に、無線部1の
無線信号受信レベルを検出してそのレベルが一定となる
ようにAGC増幅器12の利得制御、及び第1及び第2
局部発振器19A,19Bの各出力レベルの調整制御を
行う。これにより、親機と同様、安定した受信特性を得
ることができる。
【0015】また、コードレス子機が無線接続される図
示しない公衆基地局も、無線部1の構成は図1に示す親
機の構成とほぼ同様の構成となっている。従って、親機
と同様、安定した受信特性を得ることができる。即ち、
親機の場合はデータの送受信タイミングが、1つの送信
タイムスロットと1つの受信タイムスロットとに分割さ
れているのに対し、公衆基地局の場合は4つの送信タイ
ムスロットと4つの受信タイムスロットとに分割されて
おり、各タイムスロット毎に周波数の切り替えを行う必
要がある。このため、親機では、第1局部発振器として
1つの局部発振器を備えているのに対し、公衆基地局で
は2つの局部発振器を備えて各局部発振器の各出力を各
タイムスロット毎に切替える必要がある。従って、第1
局部発振器としての各局部発振器の出力を切り替えるス
イッチと、第1ミキサ13との間にレベル調整器19D
を配置するようにし、制御部がこのレベル調整器19D
と、親機と同様に配置されたレベル調整器19E及びA
GC増幅器12を制御するようにすれば、安定した受信
特性を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ードレス子機及び基地局に、受信した無線信号を増幅す
る増幅器を有する無線部と、無線部の出力信号を復調す
る復調部とを備え、検出部により検出された無線部の出
力レベルが一定値となるように増幅器の利得を制御する
ようにしたので、コードレス子機及び基地局等で用いら
れる無線機では各構成部品のばらつき、或いは各部品の
劣化により受信特性に変化が生じても安定した受信特性
を得ることができる。また、強電界入力や弱電界入力の
ときにも、同様に安定した受信特性を得ることができ
る。また、無線部に、増幅器の増幅出力を第1中間周波
数信号に変換するための第1ミキサ及び第1局部発振器
と、第1ミキサの出力を第2中間周波数信号に変換する
ための第2ミキサ及び第2局部発振器と、第2ミキサの
出力信号を増幅して復調部に出力する中間周波増幅器と
を備えると共に、第1局部発振器の出力レベルを調整す
る第1レベル調整器と、第2局部発振器の出力レベルを
調整する第2レベル調整器とを備え、制御部は無線部の
出力レベルが一定値となるように第1レベル調整器及び
第2レベル調整器を制御するようにしたので、さらに安
定した受信特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデジタルコードレス電話装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 上記装置の他の構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…無線部、2,3…変復調制御部、12…AGC増幅
器、13…第1ミキサ、14…第2ミキサ、15…中間
周波増幅器、16…直交変調器、17…送信ミキサ、1
8…送信増幅器、19…シンセサイザ部、19A…第1
局部発振器、19B…第2局部発振器、19D,19E
…レベル調整器、20…受信レベル検出部、21…モデ
ム復調器、25…モデム変調器、26,28…制御部、
AT…アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀口 貴則 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードレス子機と、前記コードレス子機
    と無線接続され無線信号のデジタル通信を行う基地局と
    からなり、前記コードレス子機及び基地局には、受信し
    た無線信号を増幅する増幅器を有する無線部と、無線部
    の出力信号を復調する復調部とを備えたデジタルコード
    レス電話装置において、 無線部の出力信号のレベルを検出する検出部と、検出部
    により検出される無線部の出力レベルが一定値となるよ
    うに前記増幅器の利得を制御する制御部とを備えたこと
    を特徴とするデジタルコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記無線部に、前記増幅器の増幅出力を第1中間周波数
    信号に変換するための第1ミキサ及び第1局部発振器
    と、第1ミキサの出力を第2中間周波数信号に変換する
    ための第2ミキサ及び第2局部発振器と、第2ミキサの
    出力信号を増幅して前記復調部に出力する中間周波増幅
    器とを備えると共に、第1局部発振器の出力レベルを調
    整する第1レベル調整器と、第2局部発振器の出力レベ
    ルを調整する第2レベル調整器とを備え、前記制御部は
    無線部の出力レベルが一定値となるように前記第1レベ
    ル調整器及び第2レベル調整器を制御することを特徴と
    するデジタルコードレス電話装置。
JP25595296A 1996-09-27 1996-09-27 デジタルコードレス電話装置 Pending JPH10107731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25595296A JPH10107731A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 デジタルコードレス電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25595296A JPH10107731A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 デジタルコードレス電話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10107731A true JPH10107731A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17285865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25595296A Pending JPH10107731A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 デジタルコードレス電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10107731A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2546347B2 (ja) 無線送受信装置
US5722040A (en) Method and apparatus of frequency generation for use with digital cordless telephones
JP3433019B2 (ja) 移動通信機とそのバッテリセービング方法
JP3734839B2 (ja) 移動体通信システム
US5444736A (en) Radio communication apparatus having an automatic frequency control circuit for controlling a transmission frequency on the basis of a reception frequency
US5307378A (en) Digital radio communication apparatus
US5758292A (en) Telephone and cordless telephone capable of suppressing spurious interference
AU2006269678B2 (en) RF receiver, wireless communication terminal and method of operation
KR100365731B1 (ko) 근거리 무선통신이 가능한 이동통신 단말기
JPH10107731A (ja) デジタルコードレス電話装置
JPH0396134A (ja) 無線電話機
JPH05136709A (ja) 送受信機
KR100724223B1 (ko) 무선 전화기로 겸용할 수 있는 이동 단말기 및 이동단말기의 송수신 방법
JP3078047B2 (ja) 無線通信装置
JP3700337B2 (ja) 携帯電話装置
JPH04343532A (ja) 携帯電話機
JP2745858B2 (ja) 移動局の通信統合無線受信機
JPH1169451A (ja) 携帯電話装置
JP3058946U (ja) 全二重通信方式送受信システム
JPH07131408A (ja) 送受信回路
JPH03150959A (ja) 無線電話装置
JPH0750871A (ja) 移動体通信装置の通信チャネル切替装置
JPH0389724A (ja) 変復調器
JPH0758787A (ja) ディジタル周波数変調方式コードレス電話装置
JPH1098767A (ja) デジタルコードレス電話装置