JPH10107249A - 固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子の製造方法

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JPH10107249A
JPH10107249A JP8256023A JP25602396A JPH10107249A JP H10107249 A JPH10107249 A JP H10107249A JP 8256023 A JP8256023 A JP 8256023A JP 25602396 A JP25602396 A JP 25602396A JP H10107249 A JPH10107249 A JP H10107249A
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depth
conductivity type
region
solid
state imaging
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JP8256023A
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English (en)
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Koichi Harada
耕一 原田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の表面凹凸を利用して光電変換領域より
も電荷転送領域が上方に配される低スミア型のCCD撮
像素子について、感度とダイナミック・レンジを向上さ
せる。 【解決手段】 p型ウェル2表面の凸部2aの表層部全
面にn型の電荷転送領域4を自己整合的に形成する。こ
のために、(a)予め基板に形成された凹部2bをエッ
チバックまたは化学機械研磨された埋込みレジスト膜3
bで略平坦に埋め込み、全面にリン(P+ )をイオン注
入するか、あるいは(b)p型ウェル2の表層部に予め
リンをイオン注入して電荷転送領域を形成してから、表
面凹凸の加工を行う。電荷転送領域4の形成範囲がマス
ク・アライメントの影響を受けないので、チャネル長と
チャネル・ストップ長を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子の製
造方法に関し、特にイメージ領域でCCDを用いる固体
撮像素子のスミア特性を改善すると共に、高集積化に適
し、かつ感度に優れダイナミック・レンジの広い素子を
製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子は、従前の撮像管に代わり
小型軽量化,低電圧化,低消費電力化,残像の低減を実
現可能な撮像素子として普及してきた。中でも、CCD
を利用した固体撮像素子(以下、CCD撮像素子の称す
る。)はその性能や集積度の向上が目覚ましく、ビデオ
・カメラ,電子スチル・カメラ,テレビ電話,ファクシ
ミリ,電子複写機,イメージ・スキャナ,測距システム
等の用途に利用されている。
【0003】従来の典型的なCCD撮像素子の画素の構
成例を、図13に示す。この構成は、p−n接合フォト
ダイオードのアレイからなる受光部と、CCDからなる
垂直転送部(垂直レジスタ)とを交互に二次元的に配列
させた、いわゆるインターライン転送型の構成である。
ここで1個の画素は、n型Si基板31上に選択的に形
成されたp型ウェル32の中に形成されており、機能的
には3つの部分、すなわち光電変換により電荷を発生さ
せるための受光部iと、この電荷を読み出すための読出
しゲート部iiと、読み出された電荷を垂直方向に転送す
るための垂直電荷転送部iii とに大別される。
【0004】上記受光部iにおいて、電荷を発生させる
部分はn型不純物の拡散層である光電変換領域34bで
ある。光電変換領域34bの表面は、SiOx膜等から
なる透明な絶縁膜36,38で被覆され、さらにこの上
で配線を兼ねたAl遮光膜39が開口されている。この
開口が受光窓39aとなり、上記光電変換領域34bへ
の光の入射範囲を規制している。
【0005】一方、読出しゲート部iiと電荷転送部iii
の主な構成要素は、n型不純物の拡散層である電荷転送
領域34aと、該電荷転送領域34aと上述の光電変換
領域34bとの間のチャネル領域35と、これらの領域
が形成された基板上に絶縁膜36を介してパターニング
された転送ゲート電極37である。ここでは、この転送
ゲート電極37が、光電変換領域34bからの電荷の読
出しと電荷転送領域34aに取り込まれた電荷の転送と
を兼ねる構成とされている。各画素における光電変換領
域34bから電荷転送領域34aへの電荷の読出しは一
括して行われ、この電荷が電荷転送領域34aを垂直に
転送され、次に水平CCDレジスタに順次転送され、最
後に出力部から出力される。
【0006】しかしながら、図13に示したCCD撮像
素子の構成例では、電荷転送領域34aと光電変換領域
34bとが同一平面内に配されているために、スミアが
防止し切れない問題がある。スミアとは、イメージ領域
のある場所に強い光が入射し、その場所内の受光部から
拡散した信号電荷が垂直電荷転送部に侵入したり、ある
いは垂直電荷転送部に光が多重反射を経て入射した場合
に、再生画像内に明るい縦筋が現れる現象である。
【0007】ここで、垂直電荷転送部への多重反射によ
る光入射については、受光部iにおける絶縁膜38の膜
厚を暗電流や白きずを増加させない程度に減ずること
で、ある程度は防止されている。これは、膜厚の減少に
より多重反射の回数が増え、反射による減衰量が大きく
なるからである。しかし、この解決策では信号電荷の拡
散に起因するスミアには効果が無い。換言すれば、拡散
によるスミアがスミアの主成分を占めることになる。
【0008】そこで上述のような問題を解決するため
に、たとえば特開平3−161970号公報には、電荷
転送領域34aを受光部である光電変換領域34bより
もやや高い位置に配したCCD撮像素子が開示されてい
る。このCCD撮像素子を図14に示す。なお、図14
で用いる符号は、図13と一部共通である。この素子に
おいては、p型ウェル32の表面に表面凹凸、すなわち
凸部32aと凹部32bとが形成されており、凸部32
aに電荷転送領域34a、凹部32bに光電変換領域3
4bがそれぞれ配されている。かかる構成によれば、受
光窓39aの位置が図13の素子よりも下がることで、
光電子が発生する場所が基板の深部となるため、この光
電子が電荷転送領域34aに取り込まれる虞れが少なく
なる。
【0009】さらに、上記公報には別の例として、より
段差が大きく、垂直壁を有する表面凹凸を利用したCC
D撮像素子が開示されている。このCCD撮像素子を図
15に示す。なお、図15で用いる符号は図14と一部
共通である。この素子においては、図14よりも高く、
かつ垂直な凸部32aが形成され、その表層部が電荷転
送領域34aとされている。転送ゲート電極37はこの
凸部32aを被覆するように形成されており、チャネル
領域は該凸部32aの一方の側壁面に沿って形成される
ことになる。凸部32aの他方の側壁面には、チャネル
・ストップ領域33が形成されている。この構成によれ
ば、受光部iから垂直電荷転送部iii へ進入しようとす
る光電子を、前掲の図14に示される構成に比べて一層
確実に遮断することができ、スミア耐性が向上する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されているCCD撮像素子にも、以下のような問題が
ある。まず、前掲の図14に示される素子では、凹部3
2bの側壁面が傾斜されており、基板側ではこの傾斜面
がチャネル領域35として利用されている。しかし、垂
直電荷転送部iii がこの様なMOS型構成を有するCC
D撮像素子は、基板表面付近のダングリング・ボンドが
少ないSiの(100)基板を用いて一般に製造される
ため、上述の傾斜面には表面準位密度が(100)面よ
りも高い面が必然的に現れてしまう。このことは、暗電
流の増大を招く原因となっていた。
【0011】図14の凹部32bは通常、フィールド酸
化膜の形成方法として知られるLOCOS法によりp型
ウェル32の表面に選択的に酸化膜を形成した後、この
酸化膜をエッチング除去することにより形成される。L
OCOS法で得られる酸化膜は、バーズビーク(鳥の
嘴)と称される特有の形状を呈するが、上記の凹部32
bのなだらかな断面形状はこのバーズビークを反映した
ものである。したがって、上述の傾斜面の問題は、表面
凹凸の形成にLOCOS法を採用する限り避け難い。
【0012】一方、前掲の図15に示される素子では、
電荷転送領域34aと光電変換領域34bとをそれぞれ
別のイオン注入工程で形成する必要があるが、電荷転送
領域34aを形成するためのイオン注入マスクのアライ
メントが困難である。この問題を、図16ないし図18
を参照しながら説明する。なお、これらの図面で用いる
符号は、図15と一部共通である。図16は、凹部32
bと等しい幅を有するイオン注入マスクであるレジスト
・パターン40が、該凹部32bに対して正しくアライ
メントされた状態を示している。この状態でイオン注入
を行えば、電荷転送領域34aは凸部32aの表層部に
正しく合致された幅をもって形成される。
【0013】しかし、図17に示されるようにレジスト
・パターン41のアライメントがずれると、これに伴っ
て凸部32aの電荷転送領域34aの面積が減少すると
共に、凹部32bの一部であって本来ならばp+ 型のチ
ャネル・ストップ33が形成されるべき領域にもn型拡
散層34cが形成され、素子分離能を劣化させる原因と
なる。
【0014】そこで、図18に示されるように、かかる
アライメントずれに対するマージンを見込んで凹部32
bよりも広い幅のレジスト・パターン42を形成する
と、今度は凹部32bへの余分なn型不純物の導入は避
けられるものの、電荷転送領域34aが短縮されてしま
う。この分、読出ゲート部iiの長さ、すなわちチャネル
長とチャネル・ストップ33の幅は延長されることにな
り、感度やダイナミック・レンジの低下を招く他、高集
積化が妨げられる原因となっていた。また、図15に示
される構成では、深い凹部32bの側壁面にチャネル・
ストップ33を形成するための不純物を導入する必要が
あるが、この不純物導入は斜め回転イオン注入によって
も均一に行うことは難しい。
【0015】そこで本発明は、これら従来の問題を解決
し、スミア特性を改善すると共に、高集積化に適し、か
つ感度やダイナミック・レンジに優れる固体撮像素子を
製造する方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子の
製造方法は、表面凹凸を有するウェルの凹部に光電変換
領域、凸部に電荷転送領域を形成して1画素を構成する
に際し、この電荷転送領域を該凸部の表層部全面に自己
整合的に形成することにより、上述の目的を達成しよう
とするものである。上記電荷転送領域を凸部に対して自
己整合的に形成するには、(a)ウェルに表面凹凸加工
を行った後、電荷転送領域を形成するための不純物導入
を行うか、あるいは(b)ウェルに電荷転送領域を形成
するための不純物を導入した後に、表面凹凸加工を行う
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明では、電荷転送領域を凸部
の表層部全面に形成することができるため、チャネル領
域の長さ(チャネル長)は凹部に形成される光電変換領
域の形成位置のみで決定されることになる。したがっ
て、従来のようにイオン注入マスクのアライメントやア
ライメント・マージンの確保に起因したチャネル長の延
長が生じない。また、隣接画素を分離するためのチャネ
ル・ストップを凸部に掛かる領域まで無理に延在させる
必要がないので、不純物導入を安定して行うことがで
き、またチャネル・ストップ自身の幅も短縮することが
できる。これらの寄与により、本発明ではCCD撮像素
子の感度とダイナミック・レンジを向上させることが可
能となる。
【0018】ここで、電荷転送領域を凸部に対して自己
整合的に形成するにあたり、上述(a)の方法を採用す
る場合は、ウェルの所定領域をその表面から所定深さま
で除去することにより前記表面凹凸を形成する第1工程
と、このウェルの凹部を平坦化膜を用いて略平坦に埋め
込む第2工程と、ウェルの凸部の露出面から第1導電型
の不純物を所定深さまで導入する第3工程とを経ること
が好適である。つまり、凸部に不純物が導入される際に
は凹部は自己整合的に埋め込まれた平坦化膜で外界から
遮蔽されているため、該凹部の底面には不純物が導入さ
れないのである。
【0019】上記平坦化膜として、最も実用性が高いと
考えられる膜は、レジスト膜に代表される有機膜であ
る。この有機膜を用いて凹部を埋め込むには、まず凹部
の深さよりも膜厚の大きい有機膜をウェル上に被着させ
た後、凸部が露出するまでこの有機膜の膜厚を減ずれば
良い。膜厚を減ずる方法としては、化学機械研磨(CM
P)が好適である。これは、有機膜とウェルの凸部とで
は後者の方が研磨速度が著しく遅く、凸部が露出した時
点で研磨を停止することができるからである。この結
果、凹部は有機膜で平坦に埋め込まれることになる。な
お、最初に有機膜をウェル上に被着させた時点で有機膜
表面の平坦性が比較的良好である場合には、異方性エッ
チバックを行って有機膜の膜厚を減少させても良い。こ
の場合に波、凸部が露出した時点をたとえばプラズマ発
光スペクトルのモニタ結果にもとづいて検出することに
より、エッチバックの終点判定を行うことができる。な
お、平坦化膜はウェルに対してエッチング選択比あるい
は研磨選択比を確保し得る材料であれば、有機膜以外の
膜であっても良い。
【0020】一方、上述(b)の方法を採用する場合
は、半導体基板の全面に第1導電型の不純物を所定深さ
まで導入する第1工程と、この半導体基板上にその所定
領域を表出させるエッチング・マスクを形成する第2工
程と、表出された所定領域を所定深さまでエッチングし
て表面凹凸を形成する第3工程と、エッチング・マスク
を除去する第4工程とを経ることが好適である。
【0021】なお、上述(a),(b)いずれの方法を
採用する場合にも、電荷転送領域は凹部の深さ(つまり
凸部の高さ)を越えない範囲で形成することが特に好適
である。このようにすれば、電荷転送領域を光電変換領
域よりも常に上方に形成することができ、仮に受光部か
ら基板深部に光が進入して光電子が発生しても、電荷転
送領域がこの光電子を取り込む確率は極めて少なくなる
ので、CCD撮像素子のスミア耐性を向上させることが
できるからである。これを実現するためには、(a)の
方法を採用する場合は第1導電型の不純物の導入深さを
凹部の深さより小とすれば良く、また(b)の方法を採
用する場合はエッチング深さを第1導電型の不純物の導
入深さよりも大とすれば良い。
【0022】また、上述(a),(b)いずれの方法を
採用する場合にも、電荷転送領域の直下にウェルの導電
型(第2導電型)と同じ導電型の不純物を導入すること
が、スミア耐性を向上させる上で有効である。こうして
形成される第2導電型の不純物拡散層は、基板深部にお
ける光電変換で生じた光電子が垂直レジスタへ拡散しよ
うとする時のポテンシャル・バリアとして働く領域であ
り、やはり凹部の深さ(つまり凸部の高さ)を越えない
範囲で形成することが好適である。それは、この不純物
拡散層が凹部の底面に余り厚く存在していると、後工程
でこの底面に形成される同じ導電型の読み出しチャネル
領域の不純物濃度が増大してしまい、受光部の信号を読
み出せなくなる虞れがあるからである。この理由に鑑
み、(a)の方法を採用する場合は凸部に前記第1導電
型の不純物の導入深さよりも大きく、かつ凹部の深さを
越えない所定深さまで第2導電型の不純物を導入すれば
良い。また(b)の方法を採用する場合は、凸部に前記
第1導電型の不純物の導入深さよりも大きい所定深さま
で第2導電型の不純物を導入し、かつエッチング深さ
を、この第2導電型の不純物の導入深さよりも大とすれ
ば良い。
【0023】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0024】実施例1 ここでは、前述(a)の方法によりインターライン転送
型のCCD撮像素子を製造するプロセス例について、図
1ないし図10を参照しながら説明する。まず図1に示
されるように、n型Si基板1の表層部に選択的にp型
不純物をイオン注入してp型ウェル2を形成し、このp
型ウェル2の表面を凹凸に加工した。この加工は、通常
のレジスト・パターニングを行って図示されないレジス
ト・パターンを形成した後、このパターンをマスクとす
る異方性ドライエッチングにより行った。最後にレジス
ト・パターンを除去すると、図示されるような凸部2a
と凹部2bとが形成された。ここで、凸部2aの幅は約
1.5μm、凹部2bの幅は約3.5μm、凹部2bの
深さ(凸部2aと高さ)d1 は約0.5μmとした。
【0025】次に、図2に示されるように、上記の表面
凹凸を吸収するに十分な厚さの平坦化レジスト膜3で基
体の表面を略平坦化した。この平坦化レジスト膜3は、
たとえばポジ型フォトレジスト材料の塗膜にプリベーク
を施すか、またはネガ型フォトレジスト材料の塗膜にプ
リベークと全面露光を施して形成した。
【0026】次に、上記平坦化レジスト膜3を凸部2a
の表面が露出するまで化学機械研磨を行ったところ、図
3に示されるように、凹部2bが埋込みレジスト膜3e
bで平坦に埋め込まれた状態となった。研磨の終点は凸
部2aの表面が露出した時点での研磨レートの低下をも
って判定することができた。なお、上記埋込みレジスト
膜3ebは、異方性エッチバックにより形成しても良
い。このエッチバックをプラズマ発光スペクトルをモニ
タしながら行う場合には、Siに帰属されるシグナル強
度が増大し始めた時点をもってエッチング終点を検出す
ることができる。
【0027】次に、図4に示されるように、基体の全面
にn型不純物としてたとえばリン(P+ )のイオン注入
を行い、凸部2aの表層部に電荷転送領域4を形成し
た。このときのイオン注入条件は、たとえばイオン加速
エネルギーは300keV,ドース量は1012/cm2
のオーダーとした。この電荷転送領域4の深さd2 は、
凹部2bの深さd1 よりも十分に小さく選択されてい
る。なお、n型不純物としては、上記のリンに替えて砒
素(As+ )を用いても良い。また、図中に記入されて
いる電荷転送領域4の深さd2 は、活性化アニールを経
た後の深さである。この活性化アニールは、埋込みレジ
スト膜3ebを除去した後に行うものであるから、図4
に示される段階では不純物の導入深さは正確にはイオン
注入の投影飛程Rpと解釈すべきであるが、本明細書中
では説明の便宜上、他の部分の深さについても活性化後
の深さを記載することにする。
【0028】次に、図5に示されるように、基体の全面
にp型不純物としてホウ素(B+ )のイオン注入を行
い、上記電荷転送領域4の直下に第2p型ウェル5を形
成した。このp型ウェル5の深さd3 は凹部2bの深さ
1 よりも小さく、電荷転送領域4の深さd2 よりも大
きい。この後、埋込みレジスト膜3ebをアッシングに
より除去した。
【0029】次に、図6に示されるように新たにレジス
ト・パターン6を形成し、これをマスクとしてホウ素
(B+ )のイオン注入を行った。これにより、凹部2b
の一端にp+ 型のチャネル・ストップ7を形成した。こ
のときのイオン注入条件は、たとえばイオン加速エネル
ギー50keV、ドース量1012/cm2 のオーダーと
した。また、チャネル・ストップ7の幅は約1μmとし
た。本発明では、凸部2bの表層部の全面を使って電荷
転送領域4が形成されるので、このチャネル・ストップ
7を無理に凸部2bの側壁面に配する必要がなく、した
がって制御の複雑な斜め回転イオン注入も不要であっ
た。
【0030】次に、レジスト・パターン6を除去し、図
7に示されるように基体の全面にホウ素(B+ )のイオ
ン注入を行い、p型の読出しチャネル領域8を形成し
た。このときのイオン注入条件は、たとえばイオン加速
エネルギー50keV、ドース量1011/cm2 のオー
ダーとした。このときのイオンの投影飛程Rpは小さ
く、凸部2aの表面に注入されたイオンは逆の導電型を
有する電荷転送領域4の内部で相殺される。この読出し
チャネル領域8は、後工程で受光部を構成する電荷蓄積
領域12や正孔蓄積領域13(図9参照。)のアライメ
ントがずれた場合の読出し不良を防止し、ブルーミング
に対する耐性を確保するために設けられる領域である。
【0031】次に、図8に示されるように、基体の全面
にたとえばSiOx膜からなる絶縁膜9を成膜し、さら
にこの上に導電膜としてたとえばポリシリコン膜を堆積
させ、このポリシリコン膜をレジスト・パターン11を
マスクとしてドライエッチングすることにより、凸部2
aを被覆する転送ゲート電極10を形成した。
【0032】次に、図9に示されるように、同じレジス
ト・パターン11をイオン注入マスクとして使用し、リ
ン(P+ )をイオン注入してn型の電荷蓄積領域12
を、またホウ素(B+ )をイオン注入してp+ 型の正孔
蓄積領域13を、それぞれ凹部2bに形成した。このと
きのイオン注入条件は、リンについてはたとえばイオン
加速エネルギー200keV、ドース量1012/cm2
のオーダーとし、ホウ素についてはたとえばイオン加速
エネルギー50keV、ドース量1012/cm2のオー
ダーとした。これら両イオン注入の投影飛程Rpの差に
もとづき、凹部2bのより深い位置に電荷蓄積領域1
2、より浅い位置に正孔蓄積領域13が形成される。な
お、上記リンの代わりに砒素(As+ )をイオン注入し
ても良い。かかるp型ウェル2、n型の電荷蓄積領域1
2、p+ 型の正孔蓄積領域13の三者の積層構造は正孔
蓄積型ダイオードと呼ばれ、感度の向上と暗電流の低減
に寄与するものである。こうして上記電荷蓄積領域12
の位置が決まることで、この素子におけるチャネル長、
すなわち読出しゲート部IIの長さも決定される。この長
さは、ここでは約0.5μmとなり、従来に比べて十分
に短縮することができた。
【0033】次に、図10に示されるように、上記レジ
スト・パターン11を除去し、基体の全面をたとえばP
SG(リン・シリケート・ガラス)膜からなる絶縁膜1
4で被覆した。この絶縁膜14は、凸部2aの上よりも
凹部2bの上での膜厚が小とされることで、受光部Iへ
の光の取込み角を制限するようになされている。さら
に、絶縁膜14の上でAl膜のパターニングを行い、凹
部2bの上方に受光窓15aを有するAl遮光膜15を
形成した。以上のプロセスを経て、画素を構成する受光
部I、読出しゲート部II、垂直電荷転送部III のすべて
が形成されたことになる。
【0034】この後、図示されないパッシベーション
膜、マイクロレンズ、カラー・フィルタを形成してCC
D撮像素子を完成させた。このようにして形成されたC
CD撮像素子は、スミア耐性に優れることはもちろん、
感度やダイナミック・レンジにも著しい改善がみられ
た。
【0035】実施例2 本実施例では、前述(b)の方法によりインターライン
転送型のCCD撮像素子を製造するプロセス例につい
て、図11および図12を参照しながら説明する。まず
図11に示されるように、n型Si基板1の表層部に選
択的に形成されたp型ウェル2の表層部全面に、リン
(P+ )をイオン注入してn型の電荷転送領域24を、
またホウ素(B+ )をイオン注入して第2p型ウェル2
5をそれぞれ形成した。このときのイオン注入条件は、
リンについてはたとえばイオン加速エネルギー100k
eV、ドース量1012/cm2 のオーダーとし、ホウ素
についてはたとえばイオン加速エネルギー300ke
V、ドース量1012/cm2 のオーダーとした。これら
両イオン注入の投影飛程Rpの差にもとづき、p型ウェ
ル2のより浅い位置に電荷転送領域25が、より深い位
置に第2p型ウェル24形成される。このときの電荷転
送領域24の深さをd2 、第2p型ウェル25の深さを
3 とする。なお、上記リンに替えて砒素(As+ )を
用いても良い。
【0036】次に、図12に示されるように、上記基体
の表面にレジスト・パターン26を形成し、さらにこれ
をマスクとしてドライエッチングを行った。この結果、
エッチングされた領域は凹部2b、マスクされた領域は
凸部2aとなり、該凸部2aの表層部全面に電荷転送領
域24が、またその下層側に第2p型ウェル25が自己
整合的に残された状態となった。なお、このドライエッ
チングは、被エッチング面に第2p型ウェル25が露出
しなくなるまで行った。すなわち、形成される凹部2b
の深さd1 が、第2p型ウェル25の深さd3 よりも大
きくなるように、時間制御によりエッチング量を調節し
た。
【0037】上記レジスト・パターン26を除去すれ
ば、前掲の図5に示した段階までのプロセスが終了した
ことになる。したがって、以降は実施例1と同じプロセ
スを経ることでCCD撮像素子を完成させた。本実施例
で製造されたCCD撮像素子も、優れたスミア耐性、感
度、ダイナミック・レンジを有していた。
【0038】以上、本発明を2例の実施例にもとづいて
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、CCD固体撮像素子は、イメ
ージ領域にCCDを含むものであれば、フレーム転送
型、あるいはフレーム転送型とインターライン転送型と
を組み合わせたフレーム・インターライン転送型であっ
ても良い。また、CCD撮像素子の各部の寸法、不純物
の導電型、各部の構成材料、イオン注入条件、同一領域
について行われる2種類のイオン注入の順序、CCD撮
像素子の構成等の細部についても、適宜変更や選択が可
能である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によればスミア特性、感度、ダイナミック・レンジの
いずれにも優れ、また高集積化に適する固体撮像素子
を、既存プロセスと整合性の高いプロセスおよび設備を
用いて容易に製造することが可能となる。したがって本
発明は、固体撮像素子の高性能化と高信頼化に大きく貢
献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したCCD撮像素子の製造プロセ
スにおいて、n型Si基板上のp型ウェルに表面凹凸を
形成した状態を示す模式的断面図である。
【図2】図1の基体の表面を平坦化レジスト膜を用いて
平坦化した状態を示す模式的断面図である。
【図3】図3の平坦化レジスト膜をエッチバックして凹
部を埋め込んだ状態を示す模式的断面図である。
【図4】図3の凸部の表層部にイオン注入を行って電荷
転送領域を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図5】図4の電荷転送領域の直下にイオン注入を行っ
て第2p型ウェルを形成した状態を示す模式的断面図で
ある。
【図6】図5の凹部にイオン注入を行ってチャネル・ス
トップを形成した状態を示す模式的断面図である。
【図7】図6の基体の全面にイオン注入を行って読出し
チャネル領域を形成した状態を示す模式的断面図であ
る。
【図8】図7の基体の全面に絶縁膜を成膜し、凸部を被
覆するごとく転送ゲート電極をパターニングした状態を
示す模式的断面図である。
【図9】図8の凹部にイオン注入を行って電荷蓄積領域
と正孔蓄積領域とを形成した状態を示す模式的断面図で
ある。
【図10】図9の基体の全面に絶縁膜を成膜し、凸部を
被覆するごとくAl遮光膜をパターニングした状態を示
す模式的断面図である。
【図11】本発明を適用したCCD撮像素子の他の製造
プロセスにおいて、n型Si基板上のp型ウェルにイオ
ン注入を行って第2p型ウェルと電荷転送領域とを形成
した状態を示す模式的断面図である。
【図12】図11の基体の表面でレジスト・パターニン
グを行い、ドライエッチングによりp型ウェルに表面凹
凸を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図13】電荷転送領域と光電変換領域とが同一平面内
にある従来のCCD撮像素子の構成例を示す模式的断面
図である。
【図14】電荷転送領域が光電変換領域よりもやや高い
位置にある従来のCCD撮像素子の構成例を示す模式的
断面図である。
【図15】深い表面凹凸を有する基板上に電荷転送領域
と光電変換領域とがそれぞれ形成された従来のCCD撮
像素子の構成例を示す模式的断面図である。
【図16】図15のCCD撮像素子の製造プロセスにお
いて、正しくアライメントされたレジスト・パターンを
介して基板の凸部にイオン注入を行うことにより電荷転
送領域を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図17】図15のCCD撮像素子の製造プロセスにお
いて、アライメントのずれたレジスト・パターンを介し
て基板の凸部にイオン注入を行った状態を示す模式的断
面図である。
【図18】アライメント・マージンを見込んだ線幅の広
いレジスト・パターンを介してイオン注入を行った状態
を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1…n型Si基板 2…p型ウェル 2a…凸部 2b
…凹部 3eb…埋込みレジスト膜 4,24…電荷転
送領域 5,25…第2p型ウェル 7…チャネル・ス
トップ 8…読み出しチャネル領域 10…転送ゲート
電極 12…電荷蓄積領域 13…正孔蓄積領域 15
…Al遮光膜 I…受光部 II…読出しゲート部 III
…垂直電荷転送部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換により電荷を生成させるための
    第1導電型の不純物拡散層である光電変換領域と、該光
    電変換領域で生成された電荷を転送するための第1導電
    型の不純物拡散層である電荷転送領域とを、表面凹凸を
    有する第2導電型のウェルのそれぞれ凹部と凸部とにそ
    れぞれ形成することにより1画素を形成する固体撮像素
    子の製造方法であって、 前記電荷転送領域を前記凸部の表層部全面に自己整合的
    に形成することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記電荷転送領域は、 前記ウェルの所定領域をその表面から所定深さまで除去
    することにより前記表面凹凸を形成する第1工程と、 前記ウェルの凹部を平坦化膜を用いて略平坦に埋め込む
    第2工程と、 前記ウェルの凸部の露出面から第1導電型の不純物を所
    定深さまで導入する第3工程と、を経て形成することを
    特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程では、前記平坦化膜として
    有機膜を用い、この有機膜を前記凹部の深さよりも大き
    い膜厚をもってウェルの全面に被着させた後、前記凸部
    が露出するまで該有機膜の膜厚を減ずることで前記の略
    平坦な埋め込みを自己整合的に達成する請求項2記載の
    固体撮像素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記有機膜の膜厚を化学機械研磨により
    減ずる請求項3記載の固体撮像素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第3工程における第1導電型の不純
    物の導入深さを、前記凹部の深さより小とすることを特
    徴とする請求項2記載の固体撮像素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第3工程では、前記凸部に前記第1
    導電型の不純物の導入深さよりも大きい所定深さまで第
    2導電型の不純物を導入することを特徴とする請求項2
    記載の固体撮像素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第3工程における第2導電型の不純
    物の導入深さを、前記凹部の深さより小とすることを特
    徴とする請求項6記載の固体撮像素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記電荷転送領域は、 前記ウェルの全面に第1導電型の不純物を所定深さまで
    導入する第1工程と、 前記ウェル上にその所定領域を表出させるエッチング・
    マスクを形成する第2工程と、 表出された前記所定領域を所定深さまでエッチングして
    前記表面凹凸を形成する第3工程と、を経て形成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第3工程におけるエッチング深さ
    を、前記第1工程における第1導電型の不純物の導入深
    さよりも大とすることを特徴とする請求項8記載の固体
    撮像素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1工程では、前記半導体基板の
    全面に第1導電型の不純物の導入深さよりも大きい所定
    深さまで第2導電型の不純物を導入することを特徴とす
    る請求項8記載の固体撮像素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第3工程におけるエッチング深さ
    を、前記第1工程における第2導電型の不純物の導入深
    さよりも大とすることを特徴とする請求項10記載の固
    体撮像素子の製造方法。
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