JPH10106093A - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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JPH10106093A
JPH10106093A JP8353156A JP35315696A JPH10106093A JP H10106093 A JPH10106093 A JP H10106093A JP 8353156 A JP8353156 A JP 8353156A JP 35315696 A JP35315696 A JP 35315696A JP H10106093 A JPH10106093 A JP H10106093A
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JP
Japan
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disk
turntable
holding surface
clamper
boss
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Withdrawn
Application number
JP8353156A
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English (en)
Inventor
Shinsaku Tanaka
進作 田中
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Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0284Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by clampers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの水平移動だけでターンテーブルに
対するディスクの装填及び取出しが行なえる小形なディ
スククランプ装置を提供すること。 【解決手段】 ターンテーブル(11)は、ディスク(2)の
移動面に対する軸方向の位置を不変とし、ディスク保持
面(12)と、モータの回転軸(14)に固定する筒状ボス(15)
とを有して、ボスはディスク保持面より突出しないもの
とし、またディスク保持面とボスと間を環状凹所(17)と
する。クランパ(10)は、ディスク保持面にディスクを保
持させる押え部(18)と、ディスクの中心孔(5)を通して
環状凹所内に挿入する環状突起(19)とを有し、該環状突
起の外周部をディスクの中心孔に嵌合させてディスクの
面方向の移動を禁止すると共に、該環状突起の内周部を
筒状ボスの外周部に係合させてクランパとターンテーブ
ルとの心合せを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDプレーヤ等に
おいて、ターンテーブルのディスク保持面にクランパに
よってディスクを保持させるディスククランプ装置に関
する。
【0002】
【関連する背景技術】従来のこの種の装置は、ディスク
の軸心線方向の位置を規定する機能と、ディスクの面方
向の移動を規制する機能とを、いずれもターンテーブル
側に持たせていた。即ち図5に示す如く、ターンテーブ
ル1にはディスク2を載置するディスク保持面3と、デ
ィスク2の中心孔に嵌合する突出部4とを設け、ターン
テーブル1とクランパ6とでディスク2を挟持するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ターンテーブル1にはディスク保持面3より高い
突起4が設けられているために、ディスク2をディスク
保持面3に対して平行に移動した後、ターンテーブル1
またはディスク2を軸方向に移動させねばならない。こ
のため、ターンテーブル1またはディスク2を移動させ
る手段も必要で、装置の構成が複雑になり、かつ、ター
ンテーブル1またはディスク2の移動空間も確保しなけ
ればならないため装置が大形になる問題もあった。
【0004】ところで、実公昭62−32370号公報
に記載されたディスククランプ装置では、ターンテーブ
ルの上面中央部を大きく凹ませて、その凹みの回りを環
状のディスク保持面とし、クランパ側に突出部を設け
て、この突出部を、ディスクの中心孔を通してターンテ
ーブルの凹みに嵌合させるようにしている。そして、突
出部の基端には円筒面を設けて、この円筒面をディスク
の中心孔と、ターンテーブルの凹みに嵌合させることに
より、ディスク、ターンテーブル及びクランパの心合せ
を行なうようにし、更に、円筒面の先にはガイド面(例
えばテーパ面)を設けて、ディスクの中心孔に嵌合する
際にはこのガイド面でディスクの中心をクランパの中心
位置に誘導するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この構成では、ディス
クを、ディスク保持面に対して平行に移動させた後、ク
ランパをターンテーブルに接近させるだけで、ディスク
のターンテーブルに対する装填を完了させることがで
き、ターンテーブルまたはディスクを軸方向に移動させ
る必要がない。従って、ターンテーブルまたはディスク
を軸方向に移動させるための手段は不要で、構成が簡単
である。また、ターンテーブルまたはディスクの移動空
間を確保する必要がないので、ある程度の小形化を図り
得る。
【0006】ところが、突出部の基端に形成される円筒
面は、軸方向の長さを、ディスクの厚さ寸法より長くし
なければならないので、その分、ターンテーブル及びク
ランパの軸方向寸法が長くなる。しかも、クランパを回
動部材に取付けて回動部材を回動させることにより、ク
ランパをターンテーブルに対して接離する構造では、突
出部の基端に形成される円筒面の軸方向の長さが長い
と、突出部がディスクの中心孔から抜け難いという問題
がある。
【0007】更に、ターンテーブルの中心にはモータの
回転軸に装着するための孔があるが、この孔の軸方向の
長さが短いと回転軸を深く嵌合させることができないた
め、ターンテーブルの軸心が振れ易くなり、ディスクの
面振れが生じることになる。そこで、孔の軸方向の長さ
を長くするために、ターンテーブルにはディスク保持面
と反対の側にボスを突出させねばならない。その結果、
ターンテーブルの軸方向寸法はますます長くなるという
問題があった。そこで本発明の目的は、構成が簡単で、
しかもターンテーブル及びクランパを薄型にでき、より
一層の小形化を図り得るディスククランプ装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスククラン
プ装置は、ターンテーブルをディスクの移動面に対して
軸方向に移動しないものとする。また、ターンテーブル
にはモータの回転軸に固定する筒状ボスと、このボスと
ディスク保持面との間に位置する環状凹所とを設けて、
ボスはディスク保持面より突出しないものとする。一
方、クランパには押え部と環状突起とを設ける。そこ
で、ディスクをディスク保持面に対し実質的に平行に移
動した後、クランパをターンテーブルに接近させ、環状
突起の外周部をディスクの中心孔に嵌合させてディスク
の面方向の移動を禁止すると共に、環状突起の内周部を
ボスの外周部に係合させてクランパとターンテーブルと
の心合せを行なうものとする。
【0009】本発明のディスククランプ装置では、ター
ンテーブルにディスク保持面より突出する部分が存在し
ないので、ターンテーブル及びディスクを軸方向に移動
させずにディスクをターンテーブルに対して装填した
り、取り出したりすることができる。従って、構成が簡
単である。また、クランパの環状突起は、外周部をディ
スクの中心孔に嵌合させ、内周部をターンテーブルの筒
状ボスに嵌合させるので、環状突起の外周には円筒面を
設けなくても良く、設ける場合でも、その軸方向長さを
ディスクの厚さ寸法より長くする必要はないので、環状
突起を短くできる。そして円筒面を設けない、あるいは
円筒面の軸方向長さを短くすることにより、クランパを
回動部材で支持するようにした場合でも、環状突起をデ
ィスクの中心孔から容易に抜き出すことができ、ターン
テーブル及びクランパを薄型にできる。
【0010】しかも、筒状ボスは環状凹所の内部に突出
するので、ボスをディスク保持面と反対の側に突出させ
なくても、モータの回転軸を嵌合させる孔は、充分に軸
方向長さを確保することができる。たとえ、ディスク保
持面と反対の側にボスを突出させる場合でも、その突出
量は短くできるので、ターンテーブルの軸方向寸法を一
層小さくできる。また、環状突起の外周基端に、ディス
クの中心孔に嵌合する円筒面を形成し、円筒面から環状
突起先端にかけて漸次小径となるガイド面を形成する
と、ディスクの面方向の移動を円筒面により確実に禁止
でき、かつ、ガイド面ではディスクの中心をクランパの
中心位置に容易に誘導することができる。
【0011】前記環状突起の内周部にテーパ面を形成し
て、該テーパ面を前記ボス外周の先端縁に当接させるも
のとし、前記クランパの押え部を弾性変形可能にする
と、テーパ面により、クランパとターンテーブルとの心
合せが高精度に行なえ、かつ、押え部の弾性力により、
ディスクをディスク保持面に確実に保持させることがで
きる。また、ディスク保持面の少なくとも一部に、フェ
ルト等の軟性材を取着すると、ディスクの装填または取
出し時におけるディスク記録面の損傷を防止することが
できる。更に、ターンテーブルのディスク保持面の周囲
にディスクをガイドする、例えばテーパ状のガイド面を
設けると、ディスクをディスク保持面に対して水平移動
してディスクの装填を行なう際、ディスクをディスク保
持面上に確実に誘導することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、図1及び図2に示す本発明
の第1の実施形態について説明する。図1は、ディスク
クランプ装置でディスク2を保持した状態を示す縦断面
図、図2は、クランパ10をターンテーブル11から離
反させて、ディスク2をターンテーブル11上に装填す
る状態を示す側面図である。これらの図に示すように、
ターンテーブル11の上面には、ディスク2を載置する
ディスク保持面12と、モータ13の回転軸14に孔1
5を嵌合固定する筒状ボス16とが形成され、ディスク
保持面12とボス16との間は、環状凹所17となって
いる。筒状ボス16の上端は、ディスク保持面12とほ
ぼ同一面上にあり、少なくともディスク保持面12より
突出してはいない。
【0013】クランパ10は、前記ディスク保持面12
に対向配置されている。クランパ10の下面には、前記
ディスク保持面12にディスク2を保持させる押え部1
8と、ディスク2の中心孔5を通して前記凹所17内に
挿入する環状突起19とが形成されている。環状突起1
9の先端部には、その内側に、テーパ状の内側ガイド面
19aが形成され、クランパ10がターンテーブル11
に接近する際、クランパ10の中心をターンテーブル1
1の中心位置に誘導し易いようにしている。
【0014】また、環状突起19の先端部外側には、先
端に向って漸次小径となるテーパ状の外側ガイド面19
dが形成され、環状突起19がディスク2の中心孔5に
挿入する際、ディスク2の中心をクランパ10の中心位
置に誘導し易いようにしている。環状突起19の内側に
は、内側ガイド面19aに続く内側円筒面19cが形成
され、この内側円筒面19cを前記ボス16の外周面1
6aに嵌合させて、ターンテーブル11とクランパ10
との高精度な心合せがなされるようになっている。
【0015】更に、環状突起19の外側には、外側ガイ
ド面19bに続く外側円筒面19dが形成されている。
外側円筒面19dは、押え部18より下方へ、ほぼディ
スク2の厚さ寸法程度突出し、外側円筒面19dをディ
スク2の中心孔5に嵌合させることによって、ディスク
2の面方向の移動を確実に禁止するようにしている。デ
ィスク保持面12の周囲には、テーパ状のガイド面11
aが形成され、ディスク保持面12の領域内には円環状
の磁性体(鉄板等)20が埋設されている。また、クラ
ンパ10の前記押え部18には円環状の永久磁石21が
埋設され、この永久磁石21を前記磁性体20に対向さ
せて、両者の吸引力でディスク2を協力に挟持するよう
にしている。
【0016】前記モータ13は、ディスククランプ装置
のシャーシ22にねじ止め等の手段で取付けられてい
る。そしてディスク2は、図2中にX−X線で示す如
く、ディスク保持面12に対して実質的に平行に移動し
て、ターンテーブル11上に装填され、あるいは外部へ
取り出される。
【0017】以上のディスククランプ装置は、CDプレ
ーヤ等の本体内に取付けられる場合、外部振動から保護
するために、例えば緩衝材を介して取付けられる。この
場合でも、CDプレーヤ等の本体とディスククランプ装
置との相対位置が外部振動により変動することはあって
も、ディスク2の移動面(X−X)とシャーシ22との相
対位置は変動しない。従ってターンテーブル11は、デ
ィスク2の移動面に対して軸方向(Y−Y)の位置は不変
である。
【0018】以上の構成では、ターンテーブル11には
ディスク保持面12より突出する部分が存在しないの
で、ターンテーブル11及びディスク2のいずれも軸方
向(Y−Y)に移動させずにディスク2をターンテーブル
11に対して装填したり、取り出したりすることがで
き、構成が簡単になる。
【0019】また、クランパ10は、外側円筒面19d
をディスク2の中心孔5に嵌合させ、内側円筒面19c
をターンテーブル11の筒状ボス16に嵌合させるの
で、外側円筒面19dは、軸方向長さをディスク2の厚
さ寸法より長くする必要はない(外側円筒面19dは、
ディスク2の厚さの半分位でも良いし、円筒面を全く設
けなくても良い。)。従って、環状突起19の全長を短
くでき、ターンテーブル11の厚さ寸法も薄くできる。
そして内側円筒面19cの軸方向長さが短いので、クラ
ンパ10を回動部材に支持させた場合でも、環状突起1
9をディスク2の中心孔5から容易に抜き出すことがで
きる効果も得られる。
【0020】また、筒状ボス16を環状凹所17の内側
に突出させたことにより、ターンテーブル11の厚さ寸
法を増やすことなく、モータ13の回転軸14とボス1
6の孔とを充分長く嵌合させることができる。尚、ディ
スク保持面12の少なくとも一部に、フェルト等の軟性
材を貼り付けて、ディスク2の装填または取出し時にお
けるディスク記録面の損傷を防止するようにしても良
い。
【0021】次に、図3及び図4に示す本発明の第2の
実施形態について説明する。図3は、ディスククランプ
装置でディスク2を保持した状態を示す縦断面図、図4
は、クランパ40の底面図である。これらの図に示すよ
うに、ターンテーブル31の上面には、ディスク2を載
置するディスク保持面32と、モータ13の回転軸14
に孔35を嵌合固定する筒状ボス36とが形成され、ボ
ス36とディスク保持面32との間は、環状凹所37と
なっている。筒状ボス36の上端は、ディスク保持面3
2とほぼ同一面上にあり、少なくともディスク保持面よ
り突出してはいない。
【0022】クランパ40は、前記ディスク保持面32
に対向配置されている。クランパ40の下面には、前記
ディスク保持面32にディスク2を保持させる押え部4
1と、ディスク2の中心孔5を通して前記凹部17内に
挿入する環状突起42とが形成されている。環状突起4
2の外側には、先端に向って漸次小径となるテーパ状の
外側ガイド面42aが形成され、下面中心部には、円錐
形に凹ませたテーパ状のガイド面42bが形成されてい
る。そして、テーパ状のガイド面42bと筒状ボス外周
36aの先端縁36bとの当接により、ターンテーブル
31とクランパ40との心合せがなされるようにしてい
る。
【0023】また、環状突起42の外周には、前記外側
ガイド面42aに続く円筒面42cが形成され、この円
筒面42cをディスク2の中心孔5に嵌合させることに
より、ディスク2の面方向の移動を禁止するようにして
いる。前記環状突起42の基端外周には、遠心方向に延
出する3本の弾性舌片43が等角度間隔に設けられ、各
舌片43の先端下面に、前記押え部41が、ディスク保
持面32に対向するように、半球状に突出形成されてい
る。
【0024】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態の効果に加えて、テーパ状のガイド面42bと筒状
ボス36の先端外周縁部36との当接により、クランパ
40とターンテーブル31との、一層高精度な心合わせ
が行える効果が得られる。また、押え部41は、弾性舌
片43の弾性力でディスク2をディスク保持面32に押
し付けられるので、ディスク2の厚さ寸法に多少のバラ
ツキがあっても、ディスク2をディスク保持面32に確
実に保持させることができる。尚、この実施形態におい
て、筒状ボス外周の先端縁36bも、テーパ状に形成し
ても良い。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、ターン
テーブルにディスク保持面より突出する部分を設けない
ので、ディスクを軸方向に移動させずにディスクをター
ンテーブルに対して装填したり、取り出したりすること
ができる。また、ターンテーブルもディスクの移動面に
対する軸方向の位置が不変であり、ターンテーブル及び
ディスク共に軸方向に移動させる必要がないので、構成
が簡単になる。
【0026】また、クランパの環状突起は、外周部をデ
ィスクの中心孔に嵌合させ、内周部をターンテーブルの
筒状ボスに嵌合させるので、環状突起の外周には円筒面
を設けなくても良く、設ける場合でも、その軸方向長さ
をディスクの厚さ寸法より長くする必要はないので、環
状突起を短くできる。そして円筒面を設けない、あるい
は円筒面の軸方向長さを短くすることにより、クランパ
を回動部材で支持するようにした場合でも、環状突起を
ディスクの中心孔から容易に抜き出すことができ、ター
ンテーブル及びクランパを薄型にできる。しかも、筒状
ボスは環状凹所の内部に突出するので、ボスをディスク
保持面と反対の側に突出させなくても、モータの回転軸
を嵌合させる孔は、充分に軸方向長さを確保することが
でき、ターンテーブルの軸方向寸法を一層小さくでき
る。
【0027】環状突起の外周基端に、ディスクの中心孔
に嵌合する円筒面を短く形成し、円筒面から環状突起先
端にかけて漸次小径となるガイド面を形成した場合は、
ディスクの面方向の移動を円筒面により確実に禁止で
き、かつ、ガイド面ではディスクの中心をクランパの中
心位置に容易に誘導することができる。前記環状突起の
内周部にテーパ面を形成して、該テーパ面を前記ボス外
周の先端縁に当接させるものとし、かつ、前記クランパ
の押え部を弾性変形可能にした場合は、テーパ面によ
り、クランパとターンテーブルとの心合せが高精度に行
なえ、かつ、押え部の弾性力により、ディスクをディス
ク保持面に確実に保持させることができる。
【0028】また、ディスク保持面の少なくとも一部
に、フェルト等の軟性材を取着した場合は、ディスクの
装填または取出し時におけるディスク記録面の損傷を防
止することができる。更に、ターンテーブルのディスク
保持面の周囲にディスクをガイドする、例えばテーパ状
のガイド面を設けた場合は、ディスクをディスク保持面
に対して水平移動してディスクの装填を行なう際、ディ
スクをディスク保持面上に確実に誘導することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦断面図
【図2】同実施形態を示す側面図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す縦断面図
【図4】同実施形態のクランパの底面図
【図5】従来例を示す側面図
【符号の説明】
2 ディスク 5 中心孔 10,40 クランパ 11,31 ターンテーブル 11a,31a ガイド面 12,32 ディスク保持面 13 モータ 14 回転軸 16,36 筒状ボス 17,37 環状凹所 18,41 押え部 19,42 環状突起 19b,42a ガイド面 19d,42c 円筒面 36b ボス外周の先端縁 42b テーパ面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブル(11,31)のディスク保持
    面(12,32)に対し実質的に平行に移動されたディスク(2)
    を、ターンテーブルと、前記ディスク保持面に対向配置
    されたクランパ(10,40)とで挟持してモータにより回転
    駆動するディスククランプ装置において、 前記ターンテーブルは、ディスクの移動面に対して軸方
    向の位置を不変とし、モータ(13)の回転軸(14)に固定す
    る筒状ボス(16,36)と、このボスと前記ディスク保持面
    との間に形成された環状凹所(17,37)とを有して、ボス
    はディスク保持面より突出しないものとし、 前記クランパは、前記ディスク保持面にディスクを保持
    させる押え部(18,41)と、ディスクの中心孔(5)を通して
    前記環状凹所内に挿入する環状突起(19,42)とを有し、
    該環状突起の外周部をディスクの中心孔に嵌合させてデ
    ィスクの面方向の移動を禁止すると共に、該環状突起の
    内周部を前記ボスの外周部に係合させてクランパとター
    ンテーブルとの心合せを行なうことを特徴とするディス
    ククランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記環状突起は、外周基端に、ディスク
    の中心孔に嵌合する円筒面(19d,42c)を有し、該円筒面
    から先端にかけて漸次小径となるガイド面(19b,42a)と
    した請求項1に記載のディスククランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記環状突起(42)の内周部にテーパ面(4
    2b)を形成して、該テーパ面を前記筒状ボス外周の先端
    縁(36b)に当接させるものとし、前記クランパ(40)の押
    え部(41)を弾性変形可能とした請求項1に記載のディス
    ククランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルのディスク保持面に
    軟性材を取着したことを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィスククランプ装置。
  5. 【請求項5】 前記ターンテーブルのディスク保持面の
    周囲に、ディスクをディスク保持面上に導くガイド面(1
    1a,31a)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィスククランプ装置。
JP8353156A 1996-08-05 1996-12-16 ディスククランプ装置 Withdrawn JPH10106093A (ja)

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JP8353156A JPH10106093A (ja) 1996-08-05 1996-12-16 ディスククランプ装置

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JP22177396 1996-08-05
JP8-221773 1996-08-05
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JP (2) JPH10106092A (ja)
KR (1) KR19980017994A (ja)
CN (1) CN1173019A (ja)
DE (1) DE19731501A1 (ja)
GB (1) GB2316219A (ja)
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