JPH1010509A - 洗浄方法及びこれを用いた液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

洗浄方法及びこれを用いた液晶表示装置の製造方法

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JPH1010509A
JPH1010509A JP16500496A JP16500496A JPH1010509A JP H1010509 A JPH1010509 A JP H1010509A JP 16500496 A JP16500496 A JP 16500496A JP 16500496 A JP16500496 A JP 16500496A JP H1010509 A JPH1010509 A JP H1010509A
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Fumio Obata
文雄 小幡
Koichi Uematsu
弘一 植松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶封入後の液晶パネルを洗浄する場合に好
適な洗浄方法であって、液晶パネルの基板間に形成され
た隙間に付着した異物でも容易に除去できる程度に洗浄
効果を高めることができる新規の洗浄方法を実現し、こ
の洗浄方法によって処理した液晶パネルの歩留まりの向
上と動作不良の防止とを図る。 【解決手段】 排気装置30によって洗浄槽20の内部
を減圧し、減圧による洗浄液24における気泡の発生を
促すことによって液晶パネル29に対する洗浄効果を高
める。次に、リーク弁26を開放することによって導気
口25aから外気を導入し、その衝撃によって異物の除
去を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄方法及び液晶表
示装置の製造方法に係り、特に、液晶パネルの周縁部に
付着した液晶を除去する場合に好適な洗浄方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス等の透明基板をシール材に
より所定の間隔を介して2枚貼り合わせ、この透明基板
の間に液晶を封入してなる液晶パネルを備えた液晶表示
装置が種々市販されている。
【0003】これらの液晶表示装置を製造する場合にお
いては、2枚の透明基板を貼り合わせてなる液晶パネル
の内部に液晶を封入した後に、洗浄工程によって液晶パ
ネルに付着した液晶を取り除き、その後、液晶パネルの
外部端子部に、配線用フレキシブル回路基板や、駆動回
路等を内蔵した半導体チップ等を実装する。
【0004】上記液晶封入後の洗浄工程は、液晶パネル
に付着した液晶その他の付着物を完全に除去することに
より上記実装工程等における不良発生を防止するととも
に、液晶表示装置の完成後に外部端子部の付着物によっ
て電蝕等が発生することを防止するためのものである。
【0005】この洗浄工程では、図3に示すように、洗
浄槽10の内部に収容した、洗剤を溶かした純水、溶剤
等の種々の洗浄液11に、キャリア12に搭載した液晶
パネル13を浸漬し、超音波振動子14によって超音波
振動を印加することによって所定の時間洗浄を行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記液晶パネルにおい
ては、2枚の透明基板を数μm程度の間隔をおいて貼り
合わせて成るため、透明基板間の隙間に毛細管現象等に
よって液晶その他の異物が進入し易く、また、この狭い
隙間にいったん付着した異物を取り除くことは非常に困
難である。
【0007】特に、洗浄液として選定した溶剤を用いる
ことができれば洗浄効果を向上させることが可能ではあ
るが、近年の環境保護の観点から溶剤の使用は制限され
てきており、水を使用しなければならないために、洗浄
性能そのものは犠牲になるという問題点がある。
【0008】このような場合、上記洗浄工程にて除去し
きれなかった液晶が隙間に残り、液晶が付着した状態の
まま、その後の実装工程に進んでしまう場合があり、外
部端子部等の電極部に残液が残っている状態で液晶の駆
動電圧を印加すると、電蝕を起こすという問題がある。
【0009】上記のような問題を回避するためには検査
によって液晶等の付着した液晶パネルを発見することが
必要となるが、このような検査は視覚によって人手をか
けて行う必要があるために製造コストの増加を招き、仮
に検査によって残液のあるパネルを除去しても、除去し
た液晶パネルに対しては、再洗浄を行ったり、破棄処分
をする必要があるため、生産の歩留まりが低下するとい
う問題点がある。
【0010】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、液晶パネルの基板間に形成された
隙間に付着した異物でも容易に除去できる程度に洗浄効
果を高めることができる新規の洗浄方法を実現し、この
洗浄方法によって処理した液晶パネルの歩留まりの向上
と動作不良の防止とを図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、洗浄液に被洗浄物を浸漬し、
該洗浄液の周囲を減圧した後に、前記洗浄液の中に前記
被洗浄物の近傍から気体を導入する工程を1回行い又は
複数回繰り返すことを特徴とする洗浄方法である。
【0012】この洗浄方法によれば、減圧を行う工程に
おいては、圧力の低下によって洗浄液から気泡が発生す
るため、この気泡が被洗浄物に作用することにより洗浄
効果を高めることができるととともに、減圧後に気体を
導入することによっても、気体の導入による衝撃や発生
した気泡によって洗浄効果の向上を図ることができるの
で、従来よりも付着物の除去率を高めることができ、特
に、狭い間隙に入り込んだ異物をも除去することが可能
になる。
【0013】ここで、前記洗浄液の温度を室温よりも高
めて洗浄することが好ましい。
【0014】この手段によれば、洗浄液の温度を高める
ことによって洗浄液自体の洗浄能力を高めることができ
るとともに、減圧時における気泡の発生量を高めること
ができるため、洗浄効果をさらに向上させることができ
る。
【0015】また、前記洗浄液として前記被洗浄物から
除去すべき主な物質よりも比重の重い洗剤を含むものを
用いることが好ましい。
【0016】この手段によれば、洗剤によって被洗浄物
から分離された物質は洗剤とともに洗浄液の上部又は内
部に浮遊するが、当該物質は洗剤よりも比重が軽いた
め、洗剤の上側に位置する状態になり、この結果、被洗
浄物を洗浄液から引き上げる場合或いは洗浄液を排出す
る場合に、分離された物質が被洗浄物に対して再付着す
ることを抑制できる。
【0017】さらに、前記被洗浄物若しくは前記洗浄液
には超音波振動を印加することが望ましい。
【0018】この手段によれば、超音波振動によって被
洗浄物からの付着物の離反や気泡の排出効果を高めるこ
とができるので、上記洗浄効果をさらに向上させること
ができる。
【0019】次に、液晶表示装置の製造方法として、液
晶封入後の液晶パネルを容器内に収容された洗浄液に浸
漬し、前記容器内を減圧した後、前記洗浄液の中に前記
被洗浄物の近傍から気体を導入する工程を1回行い又は
複数回繰り返すことによって前記液晶パネルを洗浄する
ものである。
【0020】この手段によれば、上記洗浄効果を液晶パ
ネルに付着した液晶その他の異物の除去に際して得るこ
とができ、特に、基板間の間隙に付着した液晶を効率的
に取り除くことが可能になる。
【0021】この場合に、前記洗浄液の温度を室温より
も高めて洗浄することが好ましい。この手段によれば、
上記効果に加えて、洗浄液の温度が高まることにより付
着した液晶の粘度を低減することができることによって
も、付着した液晶の除去作用を高めることができる。
【0022】また、前記洗浄液として前記液晶パネルに
封入した前記液晶よりも比重の重い洗剤を含むものを用
いることが好ましい。
【0023】さらに、前記被洗浄物若しくは前記洗浄液
には超音波振動を印加することが望ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。
【0025】(第1実施形態)図1は本発明に係る洗浄
方法の実施形態を示すための洗浄工程の装置を示す縦断
面である。この第1実施形態においては、洗浄槽20の
上部開口に蓋体21が設けられ、この蓋体21は開閉機
構22によって開閉可能に形成され、洗浄槽20の上部
開口を閉鎖することによって洗浄槽20を密閉できるよ
うに構成されている。
【0026】洗浄槽20の上部には排気装置30に接続
された排気管23が取り付けられ、その排気口23aは
洗浄槽20の内部に収容された洗浄液24の液面よりも
上に開口している。また、排気管23には排気弁23b
が取り付けられ、この排気弁23bは図示しない制御装
置によって開閉制御されるようになっている。
【0027】洗浄槽20の下部には導気管25が取り付
けられ、この導気管25は洗浄槽20の下部に導気口2
5aを備えている。導気管25にはリーク弁26が接続
され、このリーク弁26は通常閉鎖されているが、図示
しない制御装置によって開閉制御されるように成ってい
る。
【0028】洗浄槽20の内部には周知の超音波振動子
27が配置され、高周波振動を発生するように形成され
ている。この超音波振動子27の上には、樹脂製のキャ
リア28に搭載された複数枚の液晶パネル29が配置さ
れる。
【0029】洗浄液は、クリーンルームグレードの中性
洗剤、例えば(株)ライオン社製のサンウォッシュLH
−25(同社商標、商品番号)を純水で希釈して用いて
いる。この中性洗剤としては、好ましくは液晶パネル2
9に封入した液晶よりも比重の重いものが選定される。
【0030】これは、中性洗剤によって液晶パネル29
から分離された液晶が中性洗剤に付着した状態で洗浄液
24の液面に浮き上がってきた場合に、液晶の比重が中
性洗剤よりも軽いことによって中性洗剤に対して付着し
た液晶が上側に位置する姿勢で洗浄液24の液面に漂う
こととなるため、洗浄液24の中から液晶パネル29を
引き上げる際に、液晶パネル29に分離された液晶が再
付着することを防止できるからである。このことは、洗
浄液24を洗浄槽20から排出することによって液晶パ
ネルを取り出す場合も同様である。
【0031】洗浄液24は、好ましくは60℃程度の温
水に上記中性洗剤を混合させたものが用いられる。洗浄
液24を室温よりも高い温度とすることによって洗浄液
や液晶その他の異物の粘度が低下する等の理由により異
物の分離が容易になるとともに、後述する洗浄槽20内
の減圧状態における気泡の発生を促進させる効果を得る
ことができるからである。
【0032】上記洗浄液の温度は液晶パネルの耐熱性
(パネルの反りや歪み等に対するもの。)、洗浄液の温
度による洗浄能力の向上度合い(例えば水及び液晶の粘
性率の低下等に起因するもの。)、及び後述する気泡発
生量(これも洗浄能力に影響する。)との兼ね合いで決
定される。液晶パネルから液晶を除去する場合には、洗
浄液の温度は60〜70℃が望ましい。
【0033】上記洗浄槽20を用いた洗浄工程は概略以
下のように実施される。まず、排気装置30を稼働させ
た後、図示しない制御装置によって排気弁23bを開放
し、洗浄槽20の内部を減圧させる。本実施形態では、
この減圧工程を約3分間実施した。
【0034】洗浄槽20の内部を減圧するに従って洗浄
液24の内部に気泡が発生し、その一部は液晶パネル2
9に接触して、液晶パネル29の外側に付着した液晶そ
の他の異物を分離する作用を果たす。この気泡の発生は
本質的には洗浄液24の沸騰現象である。
【0035】上記減圧時間は、排気装置30による減圧
によって到達する洗浄槽20の内部圧力によって予め設
定されるか、或いは、洗浄槽20の内部に取り付けられ
た圧力センサによって所定の内部圧力に到達した時点で
終了するように制御装置によって設定される。
【0036】上記減圧工程において洗浄槽20の内部が
最終的に到達する内部圧力は、上記気泡の発生によって
液晶パネルの洗浄効果がなるべく高まり、しかも、後述
する圧力解放工程において洗浄槽20の内部を大気圧に
解放した際に充分な洗浄効果が得られる程度を基準とし
て設定され、さらに、大きな洗浄効果の向上が望めない
範囲においてはなるべく減圧工程を短くするように配慮
して決定される。
【0037】減圧工程が終了すると、図示しない制御装
置は排気弁23bを閉鎖し、リーク弁26を開放する
(圧力解放工程)。リーク弁26を開放することによっ
て、洗浄槽20の外部と内部との圧力差により導気管2
5から外気が導入される。ここで、リーク弁26の開放
によって不活性ガスが導入されるようにしてもよく、ま
た、リーク弁26の開放によって洗浄槽20の内部が大
気圧に解放されるのではなく、他の圧力(大気圧より高
くても低くてもよい。)に解放されるように構成しても
よい。
【0038】洗浄槽20を大気圧に解放することによっ
て、外部から導気管25を通して外気が洗浄液24の内
部に導入され、気泡となって上方に移動する。導気口2
5aは好ましくは液晶パネル29の配置された部分より
も低い位置に設けられる。このことによって、導入され
た外気が気泡となって液晶パネルに接触する、その気泡
によって液晶パネル29近傍の洗浄液24が動揺する、
或いは圧力解放時の衝撃によって付着物が液晶パネル2
9から離反する等、液晶パネル29に対する洗浄効果が
高まる。
【0039】上記圧力解放工程においては、内外圧力差
に起因する衝撃によって液晶パネル29に対する洗浄効
果を得ることができる。ここで、圧力解放工程における
外気やその他の気体の導気速度は導気管25やリーク弁
26の寸法によって決定される。この導気速度は、導気
による衝撃が液晶パネル29を損傷しない程度であっ
て、かつ、なるべく液晶パネル29に対する洗浄効果が
高まるように決定することが好ましい。
【0040】上記減圧工程と圧力解放工程とは、交互に
複数回繰り返して実施されることが望ましい。上記実施
形態においては通常数回程度繰り返して実施する。この
繰り返し回数においても洗浄効果と所要時間との間にト
レードオフの関係があるため、製造工程によって実質的
な洗浄効果が最も効率的に得られる回数が適宜選定され
る。
【0041】本実施形態によって液晶パネル29の洗浄
を行った結果、図3に示す従来の方法に比べて、その後
の検査工程において発見された異物付着率は1/10以
下に抑制された。
【0042】(第2実施形態)図2は本発明に係る洗浄
方法の第2実施形態を示すための洗浄装置の構成図であ
る。この実施形態に用いる洗浄装置は上記第1実施形態
に示す洗浄装置とほぼ同様であり、同一部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0043】この第2実施形態においては、図2に示す
ように、複数の導気管25,25’が設けられ、洗浄槽
20の下部に複数の導気口25a,25a’が形成され
ている。このことによって、洗浄槽20のほぼ中央部に
配置された液晶パネル29に対して、圧力解放工程にお
いてより均一に洗浄効果を高めることができる。
【0044】上記導気口の形成位置や形成数は、洗浄液
24の内部に配置された液晶パネルに対して均一に、し
かも効果的に洗浄できるように適宜決定されることが望
ましい。
【0045】この実施形態においては、円環状の超音波
振動子27’を洗浄槽20の外周面上の液晶パネル29
の設置部とほぼ同様の高さに取り付けている。このよう
な配置でも超音波振動による洗浄効果を得ることが可能
である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果を奏する。
【0047】請求項1によれば、減圧を行う工程にて洗
浄液から気泡が発生して洗浄効果を高めることができる
ととともに、減圧後に気体を導入することによっても洗
浄効果の向上を図ることができるので、従来よりも付着
物の除去率を高めることができ、特に、狭い間隙に入り
込んだ異物をも除去することが可能になる。
【0048】請求項2によれば、洗浄液の温度を高める
ことによって洗浄液自体の洗浄能力を高めることができ
るとともに、減圧時における気泡の発生量を高めること
ができるため、洗浄効果をさらに向上させることができ
る。
【0049】請求項3又は請求項7によれば、洗剤によ
って被洗浄物から分離された物質は洗剤とともに洗浄液
の上部又は内部に浮遊するが、当該物質は洗剤よりも比
重が軽いため、洗剤の上側に位置する状態になり、この
結果、被洗浄物を洗浄液から引き上げる場合或いは洗浄
液を排出する場合に、被洗浄物に対して再付着すること
を抑制できる。
【0050】請求項4又は請求項8によれば、超音波振
動によって被洗浄物からの付着物の離反や気泡の排出効
果を高めることができるので、上記洗浄効果をさらに向
上させることができる。
【0051】請求項5によれば、上記洗浄効果を液晶パ
ネルに付着した液晶その他の異物の除去に際して得るこ
とができ、特に、基板間の間隙に付着した液晶を効率的
に取り除くことが可能になる。
【0052】請求項6によれば、上記請求項2による効
果に加えて、洗浄液の温度が高まることにより付着した
液晶の粘度を低減することができることによっても、付
着した液晶の除去作用を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶パネルに対する洗浄方法の第
1実施形態を示すための洗浄装置の概略構成を示す構成
説明図である。
【図2】本発明に係る液晶パネルに対する洗浄方法の第
2実施形態を示すための洗浄装置の概略構成を示す構成
説明図である。
【図3】従来の液晶パネルに対する洗浄工程に用いる洗
浄方法を示すための洗浄装置の構成説明図である。
【符号の説明】
20 洗浄槽 23 排気管 23b 排気弁 24 洗浄液 25 導気管 26 リーク弁 30 排気装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液に被洗浄物を浸漬し、該洗浄液の
    周囲を減圧した後に、前記洗浄液の中に前記被洗浄物の
    近傍から気体を導入する工程を1回行い又は複数回繰り
    返すことを特徴とする洗浄方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記洗浄液の温度を
    室温よりも高めて洗浄することを特徴とする洗浄方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記洗浄液として前
    記被洗浄物から除去すべき主な物質よりも比重の重い洗
    剤を含むものを用いることを特徴とする洗浄方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記被洗浄物若しく
    は前記洗浄液には超音波振動を印加することを特徴とす
    る液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 液晶封入後の液晶パネルを容器内に収容
    された洗浄液に浸漬し、前記容器内を減圧した後、前記
    洗浄液の中に前記被洗浄物の近傍から気体を導入する工
    程を1回行い又は複数回繰り返すことによって前記液晶
    パネルを洗浄することを特徴とする洗浄方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記洗浄液の温度を
    室温よりも高めて洗浄することを特徴とする液晶表示装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記洗浄液として前
    記液晶パネルに封入した前記液晶よりも比重の重い洗剤
    を含むものを用いることを特徴とする液晶表示装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記被洗浄物若しく
    は前記洗浄液には超音波振動を印加することを特徴とす
    る液晶表示装置の製造方法。
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