JPH10104928A - 電子写真装置のトナー容器 - Google Patents

電子写真装置のトナー容器

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Publication number
JPH10104928A
JPH10104928A JP8261924A JP26192496A JPH10104928A JP H10104928 A JPH10104928 A JP H10104928A JP 8261924 A JP8261924 A JP 8261924A JP 26192496 A JP26192496 A JP 26192496A JP H10104928 A JPH10104928 A JP H10104928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner container
toner
plastic
cap
recycling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8261924A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Oka
誠二 岡
Yasushi Akiba
康 秋葉
Masumi Ikesue
真澄 池末
Yoshiyasu Itou
仁恭 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8261924A priority Critical patent/JPH10104928A/ja
Publication of JPH10104928A publication Critical patent/JPH10104928A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異種材料の取り除き作業を低減させることがで
きるリサイクルに最適なトナー容器を提供する。 【解決手段】トナー容器本体2に取り付けるキャップ1
0、非互換性部材20、ラベル30の付属品がトナー容
器本体2のプラスチックと相溶性の良いプラスチック材
から作られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真装置における現像手段へ
補給するトナーを収容するプラスチック製のトナー容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の有効活用や自然環境保護等
により、今まで使い捨てされていた品物もリサイクルす
ることが要望されている。電子写真方式を用いる画像形
成装置においても例外でなく、トナー容器もリサイクル
の対象となっている。トナー容器をリサイクルする際、
回収した容器に再度トナーを充填して使用する再使用の
リサイクルと、回収した容器を粉砕、再生して材料を利
用する再利用のリサイクルとがある。再利用のリサイク
ルにおいては、回収されたトナー容器に付けられている
異種材料を取り除き、その後、粉砕、洗浄を行って再生
材を作り、これを成形すればトナー容器として再び甦
る。
【0003】ところで、材料リサイクルする場合、再生
工場には各回収拠点で集められたトナー容器を運ばれて
くるのであるが、回収されたトナー容器はその殆どが空
若しくは空に近い状態であり、従って回収拠点から再生
工場への運搬は所謂空気を運搬しているようなものであ
るため、運搬費用が嵩み過ぎるという問題がある。
【0004】この問題を解消するため、回収拠点で粗粉
砕してから再生工場へ運搬することが提案されており、
この方法ならば運搬効率が飛躍的に向上するため、費用
が大幅に低減できる。しかし、この方法を実施する場合
には、その粗粉砕の前にトナー容器に付けられているキ
ャップ、ラベル等の異種材料を分別することが必要であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た異種材料の分別作業は容易でなく手間がかかり費用が
嵩むという問題があった。さらに、糊付けされたラベル
は剥がし装置等を使用すれば、分別作業が多少良くなる
が、各回収拠点ごとに剥がし装置を用意なければならな
いという問題もあった。
【0006】本発明は、上記した従来の事情に鑑み、異
種材料の取り除き作業を低減させることができるリサイ
クルに最適なトナー容器を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電子写真装置における現像手段へ補給す
るトナーを収容するプラスチック製のトナー容器におい
て、トナー容器に取り付ける付属品が当該トナー容器の
プラスチックと相溶性の良いプラスチック材から作られ
ている容器ことを特徴としている。
【0008】なお、本発明は前記付属品がトナー容器の
一端に形成されたトナー排出口を閉じるキャップである
と、効果的である。また、本発明は前記付属品がトナー
容器に収容したトナーの種類、色等によって異なる形状
の係合部が形成された非互換性部材であると、効果的で
ある。
【0009】さらにまた、本発明は前記付属品がトナー
容器の外周面に取り付けられるラベルであると、効果的
である。さらにまた、本発明は前記ラベルが熱収縮によ
りトナー容器の外周面に取り付けられると、効果的であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明に係るトナー容
器の正面図である。
【0011】図1において、トナー容器1は筒状に形成
されたトナー容器本体2と、該トナー容器本体2の一端
側中央に設けられたカラー5の先端に形成されたトナー
吐出口3とを有し、トナー容器本体2とトナー吐出口3
とは軸線が一致されている。トナー容器本体2の内周面
には、螺旋状に形成された螺旋状突起4が設けられ、ト
ナー容器1がその軸線の回りに回転されると、トナー容
器1に収容されたトナーが螺旋状突起4に沿ってトナー
吐出口3側へ徐々に送り出される。トナー容器1は、プ
ラスチック、例えば硬質ポリエチレンをブロー成形する
ことによって作られたものであり、十分にリサイクルの
対象になり得る製品である。
【0012】トナー容器1は、通常、キャップ10がカ
ラー5に嵌められてトナー吐出口3を閉じており、この
トナー容器1を電子写真装置(図示せず)に装着する
と、図示していない自動開栓機構によってキャップ10
が自動的に外される。また、トナー容器1を電子写真装
置(図示せず)から取り出すとき、自動開栓機構がトナ
ー吐出口3をキャップ10で自動的に閉じるため、オペ
レーターは常にトナー吐出口3にキャップ10が嵌めら
れた状態でトナー容器1を着脱操作するでき、操作の際
にトナーで汚れたりする恐れがないものである。
【0013】このキャップ10は、トナー容器本体2の
プラスチックと相溶性の良いプラスチックから作られて
いる。この場合、トナー容器本体2とキャップ10とは
相溶性の良ければ異質材料でも差し支えないが、より好
ましくは同系列のプラスチックで作ることである。すな
わち、トナー容器本体2が硬質ポリエチレンから作られ
ている場合には、キャップ10もポリエチレンで作るこ
とが好ましく、トナー容器本体2が別のプラスチック材
料ならば、キャップ10もそのプラスチックと同系列の
もので作ることが好ましい。
【0014】かく構成されたトナー容器1は、トナー容
器本体2とキャップ10とが互いに相溶性の良い材料で
作られているので、リサイクルするときにトナー容器本
体2とキャップ10とを分別する必要がなく、しかも同
時に粗粉砕することができる。従って、リサイクルの作
業性を向上することができる。
【0015】ところで、リサイクルにおいて回収する容
器数が多ければ多いほどコストの点で有利である。そこ
で、複数機種におけるトナー容器の形状、大きさ、材質
等を同一にしてすべてのトナー容器を共通にすることで
回収される容器数を増すことが考えられる。このように
すれば、回収される容器数が確実に増大し、しかもトナ
ー容器の部品の共通化で製造コストも廉価になるという
利点が得られる。しかし、複数機種におけるトナー容器
の形状、大きさ、材質等を同一にした場合、電子写真装
置のトナーは現像方式等によってトナーの特性が異なる
ため、誤って他の機種のトナーを補給してしまうという
危険がある。
【0016】そこで、図2に示すように、トナー容器1
はそのトナー容器本体2の底部近くに非互換性部材20
を着脱可能に装着している。この非互換性部材20は、
図3及び図4に示すように、リング状に形成され、その
外周側は図示していないトナー容器1の装着部形状に合
致する双肩状の張り出し部21と、トナーの種類毎に形
状が異なる係合突起22とが形成されている。また、非
互換性部材20の内周側にはトナー容器1の底部近くに
設けられた係止溝6に係止する爪部23と、該爪部23
とでトナー容器1の係止溝6に続く凸部7を挟むストッ
パ部24とが形成されている。
【0017】そして、上記構成の非互換性部材20を載
置部26にセットしたとき、載置部26に図5及び図6
に示すような上記係合突起22に対応する位置に係合凹
部25を形成し、該係合凹部25に合致する係合突起2
2のトナー容器1だけがセットできる。なお、この場合
の載置部26は上記実施の形態にしましたものと異な
り、トナー容器1の底部まで支持するように構成されて
いる。従って、図5においてに示す係合凹部25を持つ
装置では、例えば図6に示す係合突起22の非互換性部
材20を取り付けたトナー容器1をセットできないの
で、特性の異なるトナーを補給することが防止できる。
しかも、非互換性部材20はトナー容器1に対し着脱可
能なので、トナー容器1はすべて共通化でき、リサイク
ル等に極めて有利である。
【0018】本発明では、上記した非互換性部材20を
トナー容器本体2のプラスチックと相溶性の良いプラス
チック、より好ましくはトナー容器本体2と同系列のプ
ラスチックで作っている。
【0019】このように構成されたトナー容器1は、ト
ナー容器本体2と非互換性部材20とが互いに相溶性の
良い材料で作られているので、リサイクルするときにト
ナー容器本体2と非互換性部材20とを分別する必要が
なく、非互換性部材20をトナー容器本体2に取り付け
たまま両者を同時に粗粉砕することができる。従って、
リサイクルの作業性を向上することができる。さらに、
トナー容器本体2と非互換性部材20とを同系列のプラ
スチックで作れば、再生材の純度が上がりより好ましく
なる。
【0020】また、トナー容器1には図7に示すよう
に、その外周に商標ラベル30を直接貼り付けている。
この商標ラベル30は、通常、紙製であり、従ってトナ
ー容器1とは異種材料になるのでリサイクルする際には
剥がさねばならない。しかし、商標ラベル30の剥がし
作業は手間のかかるものであり、リサイクルの作業性を
悪化させている。
【0021】そこで、本発明では商標ラベル30もトナ
ー容器本体2のプラスチックと相溶性の良いプラスチッ
ク、より好ましくはトナー容器本体2と同系列のプラス
チックで作っている。そして、商標ラベル30はなるべ
く少量の糊でトナー容器本体2に貼着している。
【0022】このように構成されたトナー容器1は、ト
ナー容器本体2と商標ラベル30とが互いに相溶性の良
い材料で作られているので、リサイクルするときに商標
ラベル30をトナー容器本体2から剥がすことなく両者
を同時に粗粉砕することができる。従って、リサイクル
の作業性が大幅に向上することができる。さらに、トナ
ー容器本体2と商標ラベル30とを同系列のプラスチッ
クで作れば、再生材の純度が上がりより好ましくなる。
【0023】ところで、商標ラベル30を糊でトナー容
器本体2に貼着すると、糊は異種材料であるので、再生
材の純度が多少落ちることは避けられない。そこで、ト
ナー容器本体2と相溶性の良い材料で作られている商標
ラベル30を糊を使用せず、熱収縮によってトナー容器
本体2に取り付けている。その一例として、チューブ状
の商標ラベル30を熱収縮によってトナー容器本体2に
外周面を包み込むように取り付けている。
【0024】このように構成されたトナー容器1は、ト
ナー容器本体2と商標ラベル30とが互いに相溶性の良
い材料で作られ、異種材料である糊を使用しないので、
再生材の純度が上がりより好ましくなる。
【0025】
【発明の効果】請求項1ないし3に記載の発明によれ
ば、トナー容器本体に取り付けるキャップや非互換性部
材の付属品が当該トナー容器本体のプラスチックと相溶
性の良いプラスチック材から作られているので、トナー
容器本体と付属品とを分別することなく、再利用のリサ
イクルをすることができ、リサイクルの作業性が大幅に
向上することができる。
【0026】請求項4に記載の発明によれば、ラベルが
トナー容器本体のプラスチックと相溶性の良いプラスチ
ック材から作られているので、リサイクルの際ラベルを
剥がす作業を不要にすることができる。
【0027】請求項5に記載の発明によれば、トナー容
器本体のプラスチックと相溶性の良いプラスチック材か
ら作られているラベルが熱収縮によりトナー容器の外周
面に取り付けられるので、ラベルの取り付けに異種材料
である糊を使用しないので、リサイクルで得られる再生
材の純度が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すトナー容器の正面
図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示すトナー容器の外
観図である。
【図3】非互換性部材の外観斜視図である。
【図4】トナー容器と非互換性部材と結合関係を示す縦
断面図である。
【図5】非互換性部材の正面図である。
【図6】他の非互換性部材の正面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態を示すトナー容
器の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 トナー容器 2 トナー容器本体 10 キャップ 20 非互換性部材 30 ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 仁恭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真装置における現像手段へ補給す
    るトナーを収容するプラスチック製のトナー容器におい
    て、 トナー容器本体に取り付ける付属品が当該トナー容器本
    体のプラスチックと相溶性の良いプラスチック材から作
    られていることを特徴とするトナー容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトナー容器において、
    前記付属品がトナー容器の一端に形成されたトナー排出
    口を閉じるキャップであることを特徴とするトナー容
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のトナー容器において、
    前記付属品がトナー容器に収容したトナーの種類、色等
    によって異なる形状の係合部が形成された非互換性部材
    であることを特徴とするトナー容器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のトナー容器において、
    前記付属品がトナー容器の外周面に取り付けられるラベ
    ルであることを特徴とするトナー容器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のトナー容器において、
    前記ラベルが熱収縮によりトナー容器の外周面に取り付
    けられることを特徴とするトナー容器。
JP8261924A 1996-10-02 1996-10-02 電子写真装置のトナー容器 Pending JPH10104928A (ja)

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JP8261924A JPH10104928A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 電子写真装置のトナー容器

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JP8261924A JPH10104928A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 電子写真装置のトナー容器

Publications (1)

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JPH10104928A true JPH10104928A (ja) 1998-04-24

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ID=17368620

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JP8261924A Pending JPH10104928A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 電子写真装置のトナー容器

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JP (1) JPH10104928A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294299A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Murata Mach Ltd トナー攪拌用アジテータ、トナー収容容器および画像形成装置
JP2018091926A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成装置に装着可能なトナー容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294299A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Murata Mach Ltd トナー攪拌用アジテータ、トナー収容容器および画像形成装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216