JPH10104326A - 電動アシスト車両用表示装置 - Google Patents
電動アシスト車両用表示装置Info
- Publication number
- JPH10104326A JPH10104326A JP9116243A JP11624397A JPH10104326A JP H10104326 A JPH10104326 A JP H10104326A JP 9116243 A JP9116243 A JP 9116243A JP 11624397 A JP11624397 A JP 11624397A JP H10104326 A JPH10104326 A JP H10104326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- display
- failure
- remaining
- display pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリの残量表示や故障診断の表示がユー
ザー又は電動アシスト車両に不慣れな販売等にも分かり
易く表示すること。 【解決手段】 補助動力12のバッテリ電圧及び当該補
助動力の電流値に基づいてバッテリ残量を算出するバッ
テリ残量算出部1と、このバッテリ残量算出部1によっ
て算出されたバッテリ残量に基づいて残量表示パターン
を特定する残量表示パターン特定部4と、この残量表示
パターン特定部4によって特定された残量表示パターン
に基づいてバッテリ残量を表示する表示部6とを備えて
いる。しかも、バッテリ残量算出部1は、当該バッテリ
残量算出部1によって算出されたバッテリ残量が前回算
出したバッテリ残量よりも多い場合に当該前回算出した
バッテリ残量を残量表示パターン特定部に出力する前回
残量使用機能2を備えた。
ザー又は電動アシスト車両に不慣れな販売等にも分かり
易く表示すること。 【解決手段】 補助動力12のバッテリ電圧及び当該補
助動力の電流値に基づいてバッテリ残量を算出するバッ
テリ残量算出部1と、このバッテリ残量算出部1によっ
て算出されたバッテリ残量に基づいて残量表示パターン
を特定する残量表示パターン特定部4と、この残量表示
パターン特定部4によって特定された残量表示パターン
に基づいてバッテリ残量を表示する表示部6とを備えて
いる。しかも、バッテリ残量算出部1は、当該バッテリ
残量算出部1によって算出されたバッテリ残量が前回算
出したバッテリ残量よりも多い場合に当該前回算出した
バッテリ残量を残量表示パターン特定部に出力する前回
残量使用機能2を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動アシスト車両
用の表示装置に係り、特に、バッテリ残量と故障の発生
とを表示する電動アシスト車両用の表示装置に関する。
用の表示装置に係り、特に、バッテリ残量と故障の発生
とを表示する電動アシスト車両用の表示装置に関する。
【0002】電動アシスト車両としては、電動アシスト
自転車や電動車椅子等がある。故障診断の表示手法につ
いては、自動車、オートバイ等の故障診断機能を備えた
産業機器に応用可能である。
自転車や電動車椅子等がある。故障診断の表示手法につ
いては、自動車、オートバイ等の故障診断機能を備えた
産業機器に応用可能である。
【0003】
【従来の技術】従来、故障診断機能を備えた電動アシス
ト自転車では、図11に示すように、故障診断した結果
を一個のランプを使って、そのランプの点滅周期や点滅
回数を変化させることにより故障診断の内容を表示して
いた。この図11に示す例では、2階連続の点滅がトル
クセンサの不良を示し、ゆっくりとした点滅でスピード
センサの不良を示す。
ト自転車では、図11に示すように、故障診断した結果
を一個のランプを使って、そのランプの点滅周期や点滅
回数を変化させることにより故障診断の内容を表示して
いた。この図11に示す例では、2階連続の点滅がトル
クセンサの不良を示し、ゆっくりとした点滅でスピード
センサの不良を示す。
【0004】また、自動車等では、図12に示すよう
に、故障診断装置52を用いて、車載コンピュータ51
と通信を行って故障内容を文字で表示するものもある。
に、故障診断装置52を用いて、車載コンピュータ51
と通信を行って故障内容を文字で表示するものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、一個のランプの点滅周期や点滅回数から故障
診断内容を区別するのは、特に、電動アシスト自転車等
を取り扱う自転車店にとっては、不慣れであるため非常
に難しい。また、高価な故障診断装置を自転車店に配備
することは困難である。
来例では、一個のランプの点滅周期や点滅回数から故障
診断内容を区別するのは、特に、電動アシスト自転車等
を取り扱う自転車店にとっては、不慣れであるため非常
に難しい。また、高価な故障診断装置を自転車店に配備
することは困難である。
【0006】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、バッテリの残量表示や故障診断の表示が
ユーザー又は電動アシスト車両に不慣れな販売等にも分
かり易く表示することのできる電動アシスト車両用の表
示装置を提供することを、その目的とする。
改善し、特に、バッテリの残量表示や故障診断の表示が
ユーザー又は電動アシスト車両に不慣れな販売等にも分
かり易く表示することのできる電動アシスト車両用の表
示装置を提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、第
1の手段(請求項1)として、走行状態に応じて間欠的
に補助動力を駆動する電動アシスト車両用の表示装置に
おいて、補助動力のバッテリ電圧及び当該補助動力の電
流値に基づいてバッテリ残量を算出するバッテリ残量算
出部と、このバッテリ残量算出部によって算出されたバ
ッテリ残量に基づいて残量表示パターンを特定する残量
表示パターン特定部と、この残量表示パターン特定部に
よって特定された残量表示パターンに基づいてバッテリ
残量を表示する表示部とを備えている。しかも、バッテ
リ残量算出部が、当該バッテリ残量算出部によって算出
されたバッテリ残量が前回算出したバッテリ残量よりも
多い場合には当該前回算出したバッテリ残量を残量表示
パターン特定部に出力する前回残量使用機能を備えた、
という構成を採っている。
1の手段(請求項1)として、走行状態に応じて間欠的
に補助動力を駆動する電動アシスト車両用の表示装置に
おいて、補助動力のバッテリ電圧及び当該補助動力の電
流値に基づいてバッテリ残量を算出するバッテリ残量算
出部と、このバッテリ残量算出部によって算出されたバ
ッテリ残量に基づいて残量表示パターンを特定する残量
表示パターン特定部と、この残量表示パターン特定部に
よって特定された残量表示パターンに基づいてバッテリ
残量を表示する表示部とを備えている。しかも、バッテ
リ残量算出部が、当該バッテリ残量算出部によって算出
されたバッテリ残量が前回算出したバッテリ残量よりも
多い場合には当該前回算出したバッテリ残量を残量表示
パターン特定部に出力する前回残量使用機能を備えた、
という構成を採っている。
【0008】表示部として、数個のランプからなるもの
をもちいた場合には、残量表示パターンは、どのランプ
をどの程度の周期で点灯又は点滅させるかを特定するパ
ターンとなる。また、前回残量使用機能により、バッテ
リ電圧が無負荷の状態の継続により復帰し、このためバ
ッテリ残量が計算上多くなったばあいには、前回の残量
を使用するため、運転者等に混乱が生じない。
をもちいた場合には、残量表示パターンは、どのランプ
をどの程度の周期で点灯又は点滅させるかを特定するパ
ターンとなる。また、前回残量使用機能により、バッテ
リ電圧が無負荷の状態の継続により復帰し、このためバ
ッテリ残量が計算上多くなったばあいには、前回の残量
を使用するため、運転者等に混乱が生じない。
【0009】第2の手段(請求項2)では、表示部に、
電動アシスト車両の故障発生を監視する故障監視部と、
この故障監視部によって検出された故障の種別に基づい
て故障表示パターンを特定する故障表示パターン特定部
と、故障監視部によって故障の発生が検出された場合に
はバッテリ残量表示に優先して当該故障の発生を表示制
御する故障表示制御部とを併設した、という構成を採っ
ている。
電動アシスト車両の故障発生を監視する故障監視部と、
この故障監視部によって検出された故障の種別に基づい
て故障表示パターンを特定する故障表示パターン特定部
と、故障監視部によって故障の発生が検出された場合に
はバッテリ残量表示に優先して当該故障の発生を表示制
御する故障表示制御部とを併設した、という構成を採っ
ている。
【0010】本発明は、これらの各手段により、前述し
た目的を達成しようとするものである。
た目的を達成しようとするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明による走行状態に応じて間
欠的に補助動力を駆動する電動アシスト車両用の表示装
置の構成を示すブロック図である。表示装置は、補助動
力12のバッテリ電圧及び当該補助動力の電流値に基づ
いてバッテリ残量を算出するバッテリ残量算出部1と、
このバッテリ残量算出部1によって算出されたバッテリ
残量に基づいて残量表示パターンを特定する残量表示パ
ターン特定部4と、この残量表示パターン特定部4によ
って特定された残量表示パターンに基づいてバッテリ残
量を表示する表示部6とを備えている。
欠的に補助動力を駆動する電動アシスト車両用の表示装
置の構成を示すブロック図である。表示装置は、補助動
力12のバッテリ電圧及び当該補助動力の電流値に基づ
いてバッテリ残量を算出するバッテリ残量算出部1と、
このバッテリ残量算出部1によって算出されたバッテリ
残量に基づいて残量表示パターンを特定する残量表示パ
ターン特定部4と、この残量表示パターン特定部4によ
って特定された残量表示パターンに基づいてバッテリ残
量を表示する表示部6とを備えている。
【0013】しかも、バッテリ残量算出部1が、当該バ
ッテリ残量算出部1によって算出されたバッテリ残量が
前回算出したバッテリ残量よりも多い場合には当該前回
算出したバッテリ残量を残量表示パターン特定部に出力
する前回残量使用機能2を備えている。
ッテリ残量算出部1によって算出されたバッテリ残量が
前回算出したバッテリ残量よりも多い場合には当該前回
算出したバッテリ残量を残量表示パターン特定部に出力
する前回残量使用機能2を備えている。
【0014】前回残量使用機能2は、図1に示すよう
に、バッテリ残量の算出毎に当該算出したバッテリ残量
を記憶する前回残量記憶部3を利用する。バッテリ電圧
は、負荷がなくなると徐々に復帰するため、このような
場合には、前回のバッテリ残量よりも大きくなることと
なるが、前回残量使用機能2により、前回のバッテリ残
量が使用されるため、ユーザーの混乱を避けることがで
きる。
に、バッテリ残量の算出毎に当該算出したバッテリ残量
を記憶する前回残量記憶部3を利用する。バッテリ電圧
は、負荷がなくなると徐々に復帰するため、このような
場合には、前回のバッテリ残量よりも大きくなることと
なるが、前回残量使用機能2により、前回のバッテリ残
量が使用されるため、ユーザーの混乱を避けることがで
きる。
【0015】残量表示パターン特定部4には、残量表示
パターンを記憶したパターン記憶部5が併設されてい
る。残量表示パターンは表示部6の構成によって定ま
り、残量表示パターン特定部4は、バッテリ残量算出部
1によって算出されたバッテリ残量に応じた残量表示パ
ターンを残量表示パターン記憶部から検索する。
パターンを記憶したパターン記憶部5が併設されてい
る。残量表示パターンは表示部6の構成によって定ま
り、残量表示パターン特定部4は、バッテリ残量算出部
1によって算出されたバッテリ残量に応じた残量表示パ
ターンを残量表示パターン記憶部から検索する。
【0016】また、表示部6には、電動アシスト車両の
故障発生を監視する故障監視部9と、この故障監視部9
によって検出された故障の種別に基づいて故障表示パタ
ーンを特定する故障表示パターン特定部8と、故障監視
部9によって故障の発生が検出された場合にはバッテリ
残量表示に優先して当該故障の発生を表示制御する故障
表示制御部7とを併設している。
故障発生を監視する故障監視部9と、この故障監視部9
によって検出された故障の種別に基づいて故障表示パタ
ーンを特定する故障表示パターン特定部8と、故障監視
部9によって故障の発生が検出された場合にはバッテリ
残量表示に優先して当該故障の発生を表示制御する故障
表示制御部7とを併設している。
【0017】これを詳細に説明する。
【0018】図2は電動アシスト自転車の概略構成を示
すブロック図である。電動アシスト自転車は、ペダリン
グ13によるペダル側からの踏力と、モータ12からの
補助動力とを合力装置16にて合力し、後輪17を駆動
する。コントローラ20は、ペダル側からの入力トルク
と、モータ側からのアシストトルクとの差をトルクセン
サ15にて相対トルクとして検出し、基本的に入力対ア
シスト力の比率が常に1:1(相対トルクが:0)にな
るようにモータ12を駆動するモータ電流(アシスト
力)を制御する。
すブロック図である。電動アシスト自転車は、ペダリン
グ13によるペダル側からの踏力と、モータ12からの
補助動力とを合力装置16にて合力し、後輪17を駆動
する。コントローラ20は、ペダル側からの入力トルク
と、モータ側からのアシストトルクとの差をトルクセン
サ15にて相対トルクとして検出し、基本的に入力対ア
シスト力の比率が常に1:1(相対トルクが:0)にな
るようにモータ12を駆動するモータ電流(アシスト
力)を制御する。
【0019】図3は表示部6の一例を示す。本実施形態
では、3個のランプをバッテリ残量表示灯として搭載
し、通常時はこの3個のランプ6a〜6cを使って図4
に示すようにバッテリ容量に応じた点灯又は点滅の組み
合わせによりバッテリ残量を表示する。
では、3個のランプをバッテリ残量表示灯として搭載
し、通常時はこの3個のランプ6a〜6cを使って図4
に示すようにバッテリ容量に応じた点灯又は点滅の組み
合わせによりバッテリ残量を表示する。
【0020】〔バッテリ残量表示〕本実施形態では、メ
インスイッチON時、およびモータOFF(デューテ
ィ:0%)後、5秒以後のバッテリ電圧VBADが規定
値未満の場合、又はモータON時のバッテリ電圧VBA
Dとモータ電流IMAD(20A未満時のみ)の関係に
より、規定値未満を連続して3[sec]以上判定した
場合には、残量表示LEDを点灯又は点滅させてバッテ
リの残量表示を行う。
インスイッチON時、およびモータOFF(デューテ
ィ:0%)後、5秒以後のバッテリ電圧VBADが規定
値未満の場合、又はモータON時のバッテリ電圧VBA
Dとモータ電流IMAD(20A未満時のみ)の関係に
より、規定値未満を連続して3[sec]以上判定した
場合には、残量表示LEDを点灯又は点滅させてバッテ
リの残量表示を行う。
【0021】また、バッテリ系統フェイル時には、バッ
テリ容量10%未満と同様の表示とする。
テリ容量10%未満と同様の表示とする。
【0022】さらに、本実施形態では、バッテリ電圧は
付加がなくなると時間の経過とともに徐々に復帰する
が、運転者の混乱を避けるために、一旦バッテリ残量表
示が更新されたならば、メインスイッチをOFFとする
まで残量表示は復帰させない(前回残量使用機能2)。
付加がなくなると時間の経過とともに徐々に復帰する
が、運転者の混乱を避けるために、一旦バッテリ残量表
示が更新されたならば、メインスイッチをOFFとする
まで残量表示は復帰させない(前回残量使用機能2)。
【0023】また、バッテリ容量10%未満になった場
合、最低でも5分間はLEDが点灯するように、15V
系電源OFF時間を長くして、ハードウエアによる超低
消費電力モードへの移行を遅らせる。
合、最低でも5分間はLEDが点灯するように、15V
系電源OFF時間を長くして、ハードウエアによる超低
消費電力モードへの移行を遅らせる。
【0024】図5にバッテリ残量判定マップの一例を示
す。図5に示すように、バッテリ残量算出部1は、モー
タ電流値に応じて、現在のバッテリ電圧からバッテリ残
容量を算出する。モータ電流値が15[A]のときに2
6.1[V]未満であるとすると、バッテリ温度が10
[度]相当のときにはバッテリ残量は32.5%未満と
なる。また、モータ電流値が0[A]であり補助動力を
駆動していないときに、バッテリ電圧が28.3[V]
未満であると、バッテリ残量は10%未満と判定する。
また、バッテリ電圧やモータ電流値が中間の値であると
きには、図5に示すテーブルに従って補間処理を行う。
す。図5に示すように、バッテリ残量算出部1は、モー
タ電流値に応じて、現在のバッテリ電圧からバッテリ残
容量を算出する。モータ電流値が15[A]のときに2
6.1[V]未満であるとすると、バッテリ温度が10
[度]相当のときにはバッテリ残量は32.5%未満と
なる。また、モータ電流値が0[A]であり補助動力を
駆動していないときに、バッテリ電圧が28.3[V]
未満であると、バッテリ残量は10%未満と判定する。
また、バッテリ電圧やモータ電流値が中間の値であると
きには、図5に示すテーブルに従って補間処理を行う。
【0025】この図5に示すバッテリ容量判定マップに
より算出されたバッテリ残量に従って、残量表示パター
ン特定部4は、残量表示パターン記憶部から残量表示パ
ターンを読み出して、例えばず4に示すような表示パタ
ーンを特定し、図3に示すランプ6a〜6cを点灯させ
る。この点灯の周期は、図6に示すようにゆっくりとし
た周期である。
より算出されたバッテリ残量に従って、残量表示パター
ン特定部4は、残量表示パターン記憶部から残量表示パ
ターンを読み出して、例えばず4に示すような表示パタ
ーンを特定し、図3に示すランプ6a〜6cを点灯させ
る。この点灯の周期は、図6に示すようにゆっくりとし
た周期である。
【0026】〔故障表示〕故障監視部9は、図7に示す
ようなシステムの異常を検出し、フェイルセーフ機能に
よりアシスト制御を停止すると共に、バッテリ残量表示
を止めて、その故障系統を示すコード番号を2進数に変
換し、図8のように点滅表示させる。例えば、フェイル
セーフリレーON時で且つモータOFF時に、バッテリ
電圧が28.3[V]未満の状態が1[sec]継続し
た場合に、バッテリ系統の故障と判定する。また、トル
クセンサ15の出力電圧が規定値を越えている場合に
は、トルクセンサ系統の故障と判定する。
ようなシステムの異常を検出し、フェイルセーフ機能に
よりアシスト制御を停止すると共に、バッテリ残量表示
を止めて、その故障系統を示すコード番号を2進数に変
換し、図8のように点滅表示させる。例えば、フェイル
セーフリレーON時で且つモータOFF時に、バッテリ
電圧が28.3[V]未満の状態が1[sec]継続し
た場合に、バッテリ系統の故障と判定する。また、トル
クセンサ15の出力電圧が規定値を越えている場合に
は、トルクセンサ系統の故障と判定する。
【0027】フェイルセーフの項で定めたフェイル(バ
ッテリ系統フェイルは除く)が発生したら、バッテリ残
量表示を中止して、そのフェイル内容を示すダイアグコ
ード番号2〜5を2進数に変換し、バッテリ残量表示L
EDにて図8に示すように表示する。また、2つ以上の
フェイルが発生している場合、ダイアグコードは先に検
出したフェイルのみの表示とする。
ッテリ系統フェイルは除く)が発生したら、バッテリ残
量表示を中止して、そのフェイル内容を示すダイアグコ
ード番号2〜5を2進数に変換し、バッテリ残量表示L
EDにて図8に示すように表示する。また、2つ以上の
フェイルが発生している場合、ダイアグコードは先に検
出したフェイルのみの表示とする。
【0028】なお、コントローラ内のマイクロコンピュ
ータ(CPU)動作不良の場合には、バッテリ残量表示
LEDを全てOFFにする。
ータ(CPU)動作不良の場合には、バッテリ残量表示
LEDを全てOFFにする。
【0029】上述した例では、バッテリ残量表示灯と併
用した場合を説明したが、これに限らず、数個のランプ
を搭載している機器であればそのランプを使って故障診
断を表示させることは可能であり、そのランプの数が多
いほど故障診断内容も細かく分類して表示可能となる。
用した場合を説明したが、これに限らず、数個のランプ
を搭載している機器であればそのランプを使って故障診
断を表示させることは可能であり、そのランプの数が多
いほど故障診断内容も細かく分類して表示可能となる。
【0030】なお、点滅周期は、バッテリ残量表示と区
別するために、図9のように早い周期で点滅させる。こ
のようにすることで、通常のバッテリ残量表示では考え
られない異常な表示をすることとなり、走行途中に突然
アシストが切れても、ユーザーはこの異常な表示を見る
ことでどこか故障があるということを理解する。
別するために、図9のように早い周期で点滅させる。こ
のようにすることで、通常のバッテリ残量表示では考え
られない異常な表示をすることとなり、走行途中に突然
アシストが切れても、ユーザーはこの異常な表示を見る
ことでどこか故障があるということを理解する。
【0031】また、どのランプが点滅しているかは誰が
見ても一目で判るため、自転車店の店員など電気系統の
故障に不慣れな者であっても、故障箇所の判断が容易で
ある。
見ても一目で判るため、自転車店の店員など電気系統の
故障に不慣れな者であっても、故障箇所の判断が容易で
ある。
【0032】さらに、一般のユーザであっても、アシス
トが切れたときにどのランプが点滅しているかは覚えや
すいため、自転車店で修理する際にそれを店員に伝える
と、即座に故障箇所が判明し修理にとりかかることが可
能となる。
トが切れたときにどのランプが点滅しているかは覚えや
すいため、自転車店で修理する際にそれを店員に伝える
と、即座に故障箇所が判明し修理にとりかかることが可
能となる。
【0033】故障コード番号を2進数に変換してそれを
数個のランプを使って表示することにより、故障内容の
判別が容易となる。
数個のランプを使って表示することにより、故障内容の
判別が容易となる。
【0034】次に、動作を説明する。
【0035】図10はフローチャートである。故障の有
無を周期的に検査し(ステップS1)、故障発生中でな
ければ、バッテリ残量表示処理(ステップS2以下)に
処理を移し、一方、故障発生中であれば、故障診断表示
(ステップS7以下)に進む。
無を周期的に検査し(ステップS1)、故障発生中でな
ければ、バッテリ残量表示処理(ステップS2以下)に
処理を移し、一方、故障発生中であれば、故障診断表示
(ステップS7以下)に進む。
【0036】ステップS2では、バッテリ電圧を検出し
て当該バッテリ電圧に基づいてバッテリ容量を算出す
る。このバッテリ電圧は負荷がなくなると徐々に復帰す
るため、算出結果が前回のバッテリ容量判定値よりも大
きい場合には、前回のバッテリ容量を判定値として採用
する(ステップS4)。
て当該バッテリ電圧に基づいてバッテリ容量を算出す
る。このバッテリ電圧は負荷がなくなると徐々に復帰す
るため、算出結果が前回のバッテリ容量判定値よりも大
きい場合には、前回のバッテリ容量を判定値として採用
する(ステップS4)。
【0037】次いで、ステップS2又はS4で採用され
たバッテリ容量判定値に基づいて、残量表示パターンを
検索する(ステップS5)。残量表示パターンは、例え
ば、点灯、点滅箇所、点滅周期からなる。そして、設定
されたランプの点灯、点滅箇所、および点滅周期に応じ
て、ランプをON/OFFする(ステップS6)。
たバッテリ容量判定値に基づいて、残量表示パターンを
検索する(ステップS5)。残量表示パターンは、例え
ば、点灯、点滅箇所、点滅周期からなる。そして、設定
されたランプの点灯、点滅箇所、および点滅周期に応じ
て、ランプをON/OFFする(ステップS6)。
【0038】ステップS1において、故障発生中と判定
された場合には、まず、故障表示中か否かを確認する
(ステップS7)。故障表示中でない場合には、当該発
生した故障の故障コードを検索する(ステップS8)。
さらに、この故障コードを2進数に変換する(ステップ
S9)。次いで、故障診断表示用のランプ点滅周期を設
定する(ステップS10)。そして、設定されたランプ
の点灯、点滅箇所、および点滅周期に応じて、ランプを
ON/OFFする(ステップS6)。
された場合には、まず、故障表示中か否かを確認する
(ステップS7)。故障表示中でない場合には、当該発
生した故障の故障コードを検索する(ステップS8)。
さらに、この故障コードを2進数に変換する(ステップ
S9)。次いで、故障診断表示用のランプ点滅周期を設
定する(ステップS10)。そして、設定されたランプ
の点灯、点滅箇所、および点滅周期に応じて、ランプを
ON/OFFする(ステップS6)。
【0039】上述したように本実施形態によると、誰が
見ても一目で故障内容を判断することができる。また、
ユーザーにも異常であることを明確に知らせることがで
きる。さらに、バッテリ残量表示灯又は既存のランプと
併用することにより、コストアップなしで故障診断表示
を行うことができる。
見ても一目で故障内容を判断することができる。また、
ユーザーにも異常であることを明確に知らせることがで
きる。さらに、バッテリ残量表示灯又は既存のランプと
併用することにより、コストアップなしで故障診断表示
を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、バッテリ残量算出部が、前回残量
使用機能により、現在のモータ電流及びバッテリ電圧か
ら算出されたバッテリ残量が前回算出したバッテリ残量
よりも多い場合には当該前回算出したバッテリ残量を残
量表示パターン特定部に出力し、残量表示パターン特定
部が、このバッテリ残量に基づいて表示部に応じた残量
表示パターンを特定するため、バッテリ電圧が無負荷の
状態の継続により復帰し、バッテリ残量が計算上多くな
ったばあいであっても、前回の残量を使用して表示する
ことができ、このため、運転者等に混乱が生じない。さ
らに、残量表示パターン特定部が、バッテリ残量算出部
によって算出された又は前回のバッテリ残量に基づいて
残量表示パターンを特定するため、例えば、表示部とし
て数個のランプからなるものを用いた場合には、残量表
示パターンは、どのランプをどの程度の周期で点灯又は
点滅させるかを特定するパターンとなり、そして、表示
部が、このパターンをバッテリの残量に応じて表示する
ため、この例では、数個のランプによりバッテリの残量
を明確に表示することができる。このように、バッテリ
の残量表示や故障診断の表示がユーザー又は電動アシス
ト車両に不慣れな販売等にも分かり易く表示することが
できる従来にない優れた電動アシスト車両用表示装置を
提供することができる。
ので、これによると、バッテリ残量算出部が、前回残量
使用機能により、現在のモータ電流及びバッテリ電圧か
ら算出されたバッテリ残量が前回算出したバッテリ残量
よりも多い場合には当該前回算出したバッテリ残量を残
量表示パターン特定部に出力し、残量表示パターン特定
部が、このバッテリ残量に基づいて表示部に応じた残量
表示パターンを特定するため、バッテリ電圧が無負荷の
状態の継続により復帰し、バッテリ残量が計算上多くな
ったばあいであっても、前回の残量を使用して表示する
ことができ、このため、運転者等に混乱が生じない。さ
らに、残量表示パターン特定部が、バッテリ残量算出部
によって算出された又は前回のバッテリ残量に基づいて
残量表示パターンを特定するため、例えば、表示部とし
て数個のランプからなるものを用いた場合には、残量表
示パターンは、どのランプをどの程度の周期で点灯又は
点滅させるかを特定するパターンとなり、そして、表示
部が、このパターンをバッテリの残量に応じて表示する
ため、この例では、数個のランプによりバッテリの残量
を明確に表示することができる。このように、バッテリ
の残量表示や故障診断の表示がユーザー又は電動アシス
ト車両に不慣れな販売等にも分かり易く表示することが
できる従来にない優れた電動アシスト車両用表示装置を
提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】電動アシスト自転車の概略構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】図1に示した表示部の外観を示す説明図であ
る。
る。
【図4】バッテリ残量と残量表示パターンの関係を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】モータ電流値及びバッテリ電圧とバッテリ残量
の関係を示す説明図である。
の関係を示す説明図である。
【図6】表示部による残量表示出力のタイミングを示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図7】故障内容と故障診断コードとの関係を示す図表
である。
である。
【図8】図7に示す故障診断コードと故障表示パターン
の関係を示す説明図である。
の関係を示す説明図である。
【図9】故障診断の表示出力のタイミングを示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図10】図1に示した構成による表示処理例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図11】従来の表示例を示すタイムチャートである。
【図12】従来の故障診断装置の一例を示す説明図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 バッテリ残量算出部 2 前回残量使用機能 4 残量表示パターン特定部 6 表示部 7 故障表示制御部 8 故障表示パターン特定部 9 故障監視部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B60L 11/18 G01M 17/00 K
Claims (2)
- 【請求項1】 走行状態に応じて間欠的に補助動力を駆
動する電動アシスト車両用の表示装置において、 前記補助動力のバッテリ電圧及び当該補助動力の電流値
に基づいてバッテリ残量を算出するバッテリ残量算出部
と、このバッテリ残量算出部によって算出されたバッテ
リ残量に基づいて残量表示パターンを特定する残量表示
パターン特定部と、この残量表示パターン特定部によっ
て特定された残量表示パターンに基づいてバッテリ残量
を表示する表示部とを備え、 前記バッテリ残量算出部が、当該バッテリ残量算出部に
よって算出されたバッテリ残量が前回算出したバッテリ
残量よりも多い場合には当該前回算出したバッテリ残量
を前記残量表示パターン特定部に出力する前回残量使用
機能を備えたことを特徴とする電動アシスト車両用表示
装置。 - 【請求項2】 前記表示部に、前記電動アシスト車両の
故障発生を監視する故障監視部と、この故障監視部によ
って検出された故障の種別に基づいて故障表示パターン
を特定する故障表示パターン特定部と、前記故障監視部
によって故障の発生が検出された場合には前記バッテリ
残量表示に優先して当該故障の発生を表示制御する故障
表示制御部とを併設したことを特徴とする請求項1記載
の電動アシスト車両用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9116243A JPH10104326A (ja) | 1996-04-18 | 1997-04-18 | 電動アシスト車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-121046 | 1996-04-18 | ||
JP12104696 | 1996-04-18 | ||
JP9116243A JPH10104326A (ja) | 1996-04-18 | 1997-04-18 | 電動アシスト車両用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104326A true JPH10104326A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=26454616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9116243A Pending JPH10104326A (ja) | 1996-04-18 | 1997-04-18 | 電動アシスト車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10104326A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008143355A1 (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 電気自動車 |
JP2023056725A (ja) * | 2021-10-08 | 2023-04-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 報知システムおよび電動補助車両 |
WO2024190646A1 (ja) * | 2023-03-14 | 2024-09-19 | 本田技研工業株式会社 | 表示装置、貯蔵システム、表示方法、プログラム及び記憶装置 |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP9116243A patent/JPH10104326A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008143355A1 (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 電気自動車 |
JP2023056725A (ja) * | 2021-10-08 | 2023-04-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 報知システムおよび電動補助車両 |
WO2024190646A1 (ja) * | 2023-03-14 | 2024-09-19 | 本田技研工業株式会社 | 表示装置、貯蔵システム、表示方法、プログラム及び記憶装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0635423B1 (en) | Muscle-operated vehicle | |
US8655531B2 (en) | Bicycle electrical component control system | |
CN101961983B (zh) | 一种电动汽车安全控制方法 | |
JP5797004B2 (ja) | 電動車両のバッテリ残量推定装置 | |
JP3893879B2 (ja) | 車両状態表示装置 | |
JP2009220669A (ja) | 電動自転車 | |
TWI760389B (zh) | 用於二輪車輛的故障診斷系統及其控制方法 | |
JPH10104326A (ja) | 電動アシスト車両用表示装置 | |
WO2020065675A1 (en) | Smart instrument cluster | |
US5241295A (en) | Multiple input warning system for a motor vehicle | |
KR100917588B1 (ko) | 하이브리드 자전거 및 그의 고장표시방법 | |
JP2001122180A (ja) | 電動補助機能付小型電動車両 | |
JPH10167162A (ja) | 電気自転車 | |
JP5883224B2 (ja) | 電動アシスト自転車の表示装置および電動アシスト自転車 | |
JP3789576B2 (ja) | 電動車両のバッテリ残量表示装置 | |
JP4012031B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JPH05219608A (ja) | 電気自動車 | |
JP2007177657A (ja) | 車両用始動制御装置及び車両の始動制御方法 | |
JPH10174203A (ja) | 電動車両のバッテリ残量表示装置 | |
JP2009060695A (ja) | ハイブリッド電気自動車用警報装置 | |
JP2000092604A (ja) | 小型電動車 | |
JP3508394B2 (ja) | 電動モータ付き車両の制御装置 | |
JP3913912B2 (ja) | フェイルコードの呼出方法およびフェイルコードの消去方法 | |
JPH0966884A (ja) | 補助動力自転車の電源制御装置 | |
JP2001157302A (ja) | 電動車両の電気系診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021015 |