JPH10103748A - 電源接続装置およびこれを用いた空気調和装置 - Google Patents

電源接続装置およびこれを用いた空気調和装置

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JPH10103748A
JPH10103748A JP8253536A JP25353696A JPH10103748A JP H10103748 A JPH10103748 A JP H10103748A JP 8253536 A JP8253536 A JP 8253536A JP 25353696 A JP25353696 A JP 25353696A JP H10103748 A JPH10103748 A JP H10103748A
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JP
Japan
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unit
connector
line
power supply
voltage
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JP8253536A
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Kenji Saka
賢二 坂
Kazuyuki Tamura
和幸 田村
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Marelli Corp
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタ接続時の安全性の向上を図りうる「電
源接続装置およびこれを用いた空気調和装置」を提供す
る。 【解決手段】室内機100と室外機200とを電気的に
接続するコネクタ300にAC100Vラインのほかに
DC12Vラインを加え、コネクタ300接続時のみD
C12Vラインが閉成して、AC100Vラインを開閉
するリレー113、114をON/OFF制御するCP
U111に電源を供給する。これにより、コネクタ30
0を接続しない限りコネクタ300にはAC100Vが
通電しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ接続時の
安全性の向上を図った電源接続装置およびこれを用いた
空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、セパレートタイプの家庭用エ
アコン(空気調和装置)として、室内機と室外機の間の
電気的接続をユーザが自分でコネクタを使って行うよう
にしたものがある。この種の家庭用エアコンでは、家庭
用交流電源(たとえば、AC100V)に接続された室
内機に室外機を接続することで、室外機にAC100V
の電源が供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、室内機
と室外機を電気的に接続するコネクタとして通常の2極
コネクタを使用した場合には、コネクタにAC100V
の交流電圧がかかっているとその接続時に安全性が低下
するおそれがある。
【0004】すなわち、前記2極コネクタは、たとえ
ば、室内機に接続した電線(コード)の先端に取り付け
られた受け側の雌型コネクタと室外機に接続した電線
(コード)の先端に取り付けられた差し込み側の雄型コ
ネクタとからなり、雄型コネクタを雌型コネクタに差し
込んで室内機と室外機が電気的に接続される。この場
合、室内機に接続されている雌型コネクタにAC100
Vの交流電圧が加わっていると、雄型コネクタを雌型コ
ネクタに差し込んで接続する際に、雌型コネクタの埋込
電極に触れて、安全性が低下するおそれがある。
【0005】なお、このようなコネクタ接続時の安全性
の低下は、上記タイプの家庭用エアコンの場合に限られ
るものではなく、AC100Vの交流電圧等がかかって
いるコネクタを接続する場合に広く問題となることであ
る。
【0006】本発明は、コネクタを用いて室内機と室外
機を電気的に接続する場合等における上記課題に着目し
てなされたものであり、コネクタ接続時の安全性のより
一層の向上を図った電源接続装置およびこれを用いた空
気調和装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、外部電源に接続された第1
ユニットと第2ユニットとを電気的に接続して当該第2
ユニットに電源を供給するようにした電源接続装置にお
いて、前記第1ユニット内に設けられ、前記外部電源を
入力して制御部駆動用の低電圧を出力する低電圧出力手
段と、前記第1ユニットおよび前記第2ユニットにそれ
ぞれ接続された1対の接続部品からなり、当該1対の接
続部品を互いに接続したときに前記第2ユニットを前記
第1ユニット内の前記外部電源のラインに接続するとと
もに前記低電圧出力手段の出力ラインを閉成する接続手
段と、前記第1ユニット内に設けられ、前記接続手段に
より前記第2ユニットに接続された前記外部電源のライ
ンを開閉する開閉手段と、前記第1ユニット内に設けら
れ、前記低電圧出力手段の出力ラインが閉成されたとき
のみ動作して前記開閉手段を駆動する信号を出力する制
御手段とを有することを特徴とする。
【0008】このように構成された本発明にあっては、
外部電源に第1ユニットを接続すると第1ユニット内の
低電圧出力手段は外部電源を入力して制御部駆動用の低
電圧を出力する。しかし、接続手段を構成する1対の接
続部品が互いに接続されていない状態では、低電圧出力
手段の出力ラインは開成されている。このとき、接続手
段により第2ユニットに接続される外部電源のラインは
第1ユニット内の開閉手段によって開成されており、第
1ユニット側の接続部品に外部電源の電圧は加わってい
ない。したがって、接続手段の接続時において高度の安
全性が確保される。その後、接続手段を構成する1対の
接続部品が互いに接続されると、第2ユニットが第1ユ
ニット内の外部電源のラインに接続される(ただし、こ
れだけではまだ第2ユニットに外部電源は供給されな
い)とともに、低電圧出力手段の出力ラインが閉成され
て第1ユニット内の制御部に低電圧の電源が供給される
ようになり、第1ユニット内の制御手段が動作可能とな
る。第1ユニット内の開閉手段は、制御手段からの信号
により、接続手段により第2ユニットに接続された外部
電源のラインを開閉し、もって第2ユニットへの外部電
源の供給をON/OFFする。また、接続手段の接続を
解いた場合には、低電圧出力手段の出力ラインが開成さ
れて第1ユニット内の制御部へ電源が供給されなくなる
ため、再度接続手段を接続しない限り上記システムは再
起動しない。すなわち、接続手段を接続してはじめてシ
ステムが作動可能となり、接続手段を接続しない限り接
続手段を構成する第1ユニット側の接続部品に外部電源
の電圧はかからない。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明を空気調和装置に適用したものであって、家庭用
交流電源に接続された室内機と室外機とを電気的に接続
して当該室外機に電源を供給するようにした空気調和装
置において、前記室内機内に設けられ、前記家庭用交流
電源を入力して制御部駆動用の直流低電圧を出力する低
電圧出力回路と、前記室内機および前記室外機にそれぞ
れ接続された1対のコネクタ部品からなり、当該1対の
コネクタ部品を互いに接続したときに前記室外機を前記
室内機内の前記家庭用交流電源のラインに接続するとと
もに前記低電圧出力回路の出力ラインを閉成するコネク
タと、前記室内機内に設けられ、前記コネクタにより前
記室外機に接続された前記家庭用交流電源のラインを開
閉するリレーと、前記室内機内に設けられ、前記低電圧
出力回路の出力ラインが閉成されたときのみ動作して前
記リレーをON/OFFする信号を出力する制御回路と
を有することを特徴とする。
【0010】このように構成された本発明にあっては、
外部の家庭用交流電源に室内機を接続すると室内機内の
低電圧出力回路は家庭用交流電源を入力して制御部駆動
用の直流低電圧を出力する。しかし、コネクタを構成す
る1対のコネクタ部品が互いに接続されていない状態で
は、低電圧出力回路の出力ラインは開成されている。こ
のとき、コネクタにより室外機に接続される家庭用交流
電源のラインは室内機内のリレーによって開成されてお
り、室内機側のコネクタ部品に家庭用交流電源の交流電
圧は加わっていない。したがって、コネクタ接続時にお
いて高度の安全性が確保される。その後、コネクタを構
成する1対のコネクタ部品が互いに接続されると、室外
機が室内機内の家庭用交流電源のラインに接続される
(ただし、これだけではまだ室外機に家庭用交流電源は
供給されない)とともに、低電圧出力回路の出力ライン
が閉成されて室内機内の制御部に直流低電圧の電源が供
給されるようになり、室内機内の制御回路が動作可能と
なる。室内機内のリレーは、制御回路からのON/OF
F信号により、コネクタにより室外機に接続された家庭
用交流電源のラインを開閉し、もって室外機への家庭用
交流電源の供給をON/OFFする。また、コネクタの
接続を解いた場合には、低電圧出力回路の出力ラインが
開成されて室内機内の制御部へ電源が供給されなくなる
ため、再度コネクタを接続しない限り上記システムは再
起動しない。すなわち、コネクタを接続してはじめてシ
ステムが作動可能となり、コネクタを接続しない限りコ
ネクタを構成する室内機側のコネクタ部品に家庭用交流
電源の交流電圧はかからない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を使って、本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の空気調和装置の一
実施形態を示す概略構成図である。この空気調和装置
は、セパレートタイプの家庭用エアコンであって、室内
機100と室外機200の間の電気的接続をユーザが自
分でコネクタ300を使って行うようにしたものであ
り、外部電源としての家庭用交流電源(たとえば、AC
100V)に接続された室内機100に室外機200を
接続することで、室外機200にAC100Vの電源が
供給されるようになっている。なお、図示しないが、室
内機100と室外機200の間は冷媒配管によっても連
結されている。
【0012】室内の任意の場所に設置される室内機10
0は、たとえば、当該エアコンシステムを制御する制御
基板(制御部)110、図示しないファンを駆動する室
内ファンモータ120、各種温度センサ(室内温度セン
サ、冷媒温度センサなど)130、その他図示しない室
内熱交換器などから構成され、さらに前記制御基板11
0は、たとえば、制御手段または制御回路として機能す
るCPU111、低電圧出力手段または低電圧出力回路
として機能する直流電圧発生回路112、開閉手段とし
て機能するリレー113と114、CPU111を駆動
するための直流電圧を出力する直流電圧出力回路115
などから構成されている。また、室内機100(の制御
基板110)には、一方で、図示しない家庭用コンセン
トに差し込まれるプラグ140を先端に取り付けた2本
の電線a、bが接続され、一方で、室内機100と室外
機200との接続に使用されるコネクタ300を構成す
る1対のコネクタ部品(たとえば、受け側の雌型コネク
タ310と差し込み側の雄型コネクタ320)のうち雌
型コネクタ310を先端に取り付けた4本の電線c、
d、e、fが接続されている。つまり、ここでは、コネ
クタ300として4極のコネクタを使用している。
【0013】直流電圧発生回路112は、上記AC10
0Vの電源を入力してたとえばDC12Vの直流電圧を
生成し出力するものである。この直流電圧発生回路11
2の出力(DC12V)は、電線eによって室内機10
0側の雌型コネクタ310の1つの埋込電極に与えられ
るほか、DC12Vで駆動される図示しない所定の各部
に供給されるようになっている。なお、ここでは、直流
電圧発生回路112の出力電圧の値を12Vとしたが、
これに限定されないことはもちろんである。
【0014】直流電圧出力回路115は、上記DC12
Vを入力してたとえばDC5Vの直流電圧を生成し出力
するものである。DC12Vは、雌型コネクタ310の
他の1つの埋込電極に接続された電線fを通じて入力さ
れる。ここでは、直流電圧出力回路115の出力(DC
5V)は、CPU111に電源として供給されるほか、
DC5Vで駆動される図示しない所定の各部に供給され
るようになっている。後述するように、本案では、コネ
クタ300を接続した時にはじめてDC12Vラインが
閉成して直流電圧出力回路115からDC5Vが出力さ
れ、CPU111が動作しうるようになっている。な
お、ここでは、直流電圧出力回路115の出力電圧の値
を5Vとしたが、これに限定されないことはもちろんで
ある。また、場合によっては、つまり、直流電圧発生回
路112の出力電圧値よりも低い値の直流電圧を必要と
しない場合には、直流電圧出力回路115自体を省略す
ることも可能である。
【0015】室内機100のプラグ140を家庭用コン
セントに差し込んで得られるAC100Vのラインのう
ち室外機200の側に供給されるAC100Vラインは
両極共にそれぞれ対応するリレー113、114によっ
て開閉される。すなわち、リレー113のプラグ140
側接点には電線aが接続され、コネクタ300(の雌型
コネクタ310)側接点には電線cが接続されており、
コイルに電流を流すと接点が閉じて(つまり、リレー1
13がONして)電線aとcが導通し、コイルの電流を
切ると接点が開いて(つまり、リレー113がOFFし
て)電線aとcが切断されるようになっている。また、
同様に、リレー114のプラグ140側接点には電線b
が接続され、コネクタ300(の雌型コネクタ310)
側接点には電線dが接続されており、コイルに電流を流
すと接点が閉じて(つまり、リレー114がONして)
電線bとdが導通し、コイルの電流を切ると接点が開い
て(つまり、リレー114がOFFして)電線bとdが
切断されるようになっている。各リレー113、114
のON/OFF制御(コイル部への通電制御)はCPU
111によって相互に連動してなされる。
【0016】CPU111は、各種温度センサ130や
図示しない各スイッチの信号を入力して、所定の演算処
理を行い、リレー113、114のON/OFF制御の
ほか、ファンモータ120などの各種負荷の制御を総合
的に行うものである。
【0017】一方、室外の任意の場所に設置される室外
機200は、たとえば、図示しないファンを駆動する室
外ファンモータ210、図示しない冷凍サイクル内に冷
媒を循環させる圧縮機220、その他図示しない室外熱
交換器などから構成されている。室外ファンモータ21
0や圧縮機220などの各種負荷はAC100Vの交流
電源によって駆動される。そのため、室外機200には
AC100Vを取り入れるための2本の電線g、hが接
続され、これら両電線g、hの先端にはコネクタ300
を構成する1対のコネクタ部品(雌型コネクタ310と
雄型コネクタ320)のうち差し込み側の雄型コネクタ
320が取り付けられている。
【0018】コネクタ300は、上記したように、室内
機100と室外機200とを電気的に接続して室外機2
00にAC100Vの電源を供給するためのものである
が、ここでは、4極のコネクタを使用して、AC100
Vのライン(2極)とは別にDC12Vのライン(2
極)を組み入れている。より具体的には、コネクタ30
0は1対のコネクタ部品、つまり、室内機100側の雌
型コネクタ310と室外機200側の雄型コネクタ32
0とからなっている。雌型コネクタ310は4つの埋込
電極を持ち、それらのうち2つの電極にはAC100V
ラインを構成する2本の電線cとdがそれぞれ接続さ
れ、残りの2つの電極にはDC12Vラインを構成する
2本の電線eとfがそれぞれ接続されている。一方、雄
型コネクタ320は4つの差込電極を持ち、それらのう
ち2つの電極にはAC100Vラインを構成する2本の
電線gとhがそれぞれ接続され、残りの2つの電極には
DC12Vラインを構成する1本の電線iが相互に接続
されている。コネクタ300を接続する、つまり雌型コ
ネクタ310に雄型コネクタ320を差し込んで接続す
ることで、電線cとg、dとhがそれぞれ導通し(AC
100Vラインの導通)、かつ、電線e、i、fが直列
に導通することになる(DC12Vラインの導通)。こ
のようにコネクタ300の接続によって電線e、i、f
が導通すると、DC12Vラインは閉成された状態とな
り直流電圧出力回路115にDC12Vが入力されるの
で、直流電圧出力回路115からDC5Vの直流電圧が
出力され、CPU111に電源が供給される。これによ
り、CPU111は動作可能となる。すなわち、本案で
は、コネクタ300を接続することによってはじめてC
PU111に電源が供給されシステムが作動可能となる
ようになっており、この意味で、コネクタ300はいわ
ばシステム(特にCPU111)を作動させるためのス
イッチとしての機能をも果たしているといえる。
【0019】次に、コネクタ300接続時の作用を説明
する。まず、コネクタ300を接続する前の段階におい
て、室内機100のプラグ140をAC100Vの家庭
用コンセントに差し込むと、室内機100の制御基板1
10上の直流電圧発生回路112は、AC100Vの交
流電圧を入力してDC12Vの直流電圧を生成し出力す
る。この直流電圧発生回路112の出力(DC12V)
は、電線eによって室内機100側の雌型コネクタ31
0の1つの埋込電極に与えられる。しかし、コネクタ3
00を接続していない状態では、上記のように、DC1
2Vラインは導通(閉成)しておらず、CPU111に
電源(DC5V)は供給されない。そのため、CPU1
11によって各リレー113、114がONされること
はなく、各リレー113、114はOFFの状態に保持
されるので、室内機100側の雌型コネクタ310の2
つの埋込電極に接続されたAC100Vラインは両極共
に開成された状態となり、雌型コネクタ310にAC1
00Vの交流電圧はかかっていない。したがって、コネ
クタ300の接続時において高度の安全性が確保され
る。
【0020】その後、雌型コネクタ310に雄型コネク
タ320を差し込んでコネクタ300を接続すると、電
線cとg、dとhがそれぞれ導通して室内機100と室
外機200の間のAC100Vラインが導通する(ただ
し、これだけではまだ室外機200にAC100Vは供
給されない)とともに、電線e、i、fが直列に導通し
てDC12Vラインが閉成される。こうしてDC12V
ラインが閉成されると、制御基板110上の直流電圧出
力回路115にDC12Vが入力され、直流電圧出力回
路115からDC5Vの直流電圧が出力されてCPU1
11に電源として供給される。これにより、CPU11
1は動作可能となる。この状態において、たとえば、エ
アコンの運転スイッチ(図示せず)がONされかつ室外
機200(システム)を作動させるべき条件を満たして
いれば、CPU111は制御基板110上の各リレー1
13、114に駆動電流を流して各リレー113、11
4をそれぞれONし、電線aとc、bとdをそれぞれ導
通して室外機200用のAC100Vラインを閉成す
る。これにより、コネクタ300を介して室外機200
へAC100Vの交流電源が供給されるようになり、室
外機200は運転を開始する。また、運転スイッチがO
FFされた場合等には、CPU111は各リレー11
3、114への駆動電流を切って各リレー113、11
4をそれぞれOFFし、電線aとc、bとdをそれぞれ
遮断して室外機200用のAC100Vラインを開成す
る。これにより、室外機200にはAC100Vが供給
されなくなり、室外機200は運転を停止する。
【0021】また、コネクタ300の接続を解いた場合
には、DC12Vラインが開成されてCPU111に駆
動電源が供給されなくなるため、各リレー113、11
4はそれぞれOFF状態にリセットされ、AC100V
ラインは両極共に開成された状態となり、雌型コネクタ
310にAC100Vの交流電圧はかからない。したが
って、再度コネクタ300を接続する場合にも高度の安
全性が確保される。
【0022】したがって、本実施形態によれば、室内機
100と室外機200とを電気的に接続するコネクタ3
00にAC100VラインのほかにDC12Vラインを
加え、コネクタ300接続時にはじめてDC12Vライ
ンが閉成するようにして、コネクタ300を接続しない
限りコネクタ300にAC100Vが通電しないように
したので、コネクタ300接続時の安全性のより一層の
向上を図ることができる。
【0023】なお、本実施形態では、コネクタ300を
室内機100側の雌型コネクタ310と室外機200側
の雄型コネクタ320とで構成したが、室内機100側
を雄型コネクタとし室外機200側を雌型コネクタとし
ても良いことはもちろんである。さらに、コネクタをコ
ンセントとプラグとで構成し、コンセントを室内機10
0と室外機200のどちらか一方のケーシングに直接取
り付けるようにすることももちろん可能である。
【0024】また、本実施形態では、セパレートタイプ
の家庭用エアコン(空気調和装置)に関するAC100
Vコネクタの安全な接続方法について説明したが、本発
明は上記タイプの家庭用エアコンへの適用に限定される
ものではなく、コネクタを接続する必要があるすべての
電気装置に適用できることはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、接続手段を接続してはじめてシステムが作動
可能となり、接続手段を接続しない限り接続手段を構成
する第1ユニット側の接続部品に外部電源の電圧はかか
らないので、接続手段接続時の安全性のより一層の向上
を図ることができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、コネクタを
接続してはじめてシステムが作動可能となり、コネクタ
を接続しない限りコネクタを構成する室内機側のコネク
タ部品に家庭用交流電源の交流電圧はかからないので、
コネクタ接続時の安全性のより一層の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の一実施形態を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
100…室内機(第1ユニット) 110…制御基板(制御部) 111…CPU(制御手段、制御回路) 112…直流電圧発生回路(低電圧出力手段、低電圧出
力回路) 113、114…リレー(開閉手段) 200…室外機(第2ユニット) 300…コネクタ(接続手段) 310、320…コネクタ部品(接続部品)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部電源に接続された第1ユニット(10
    0)と第2ユニット(200)とを電気的に接続して当
    該第2ユニット(200)に電源を供給するようにした
    電源接続装置において、 前記第1ユニット(100)内に設けられ、前記外部電
    源を入力して制御部(110)駆動用の低電圧を出力す
    る低電圧出力手段(112)と、 前記第1ユニット(100)および前記第2ユニット
    (200)にそれぞれ接続された1対の接続部品(31
    0、320)からなり、当該1対の接続部品(310、
    320)を互いに接続したときに前記第2ユニット(2
    00)を前記第1ユニット(100)内の前記外部電源
    のラインに接続するとともに前記低電圧出力手段(11
    2)の出力ラインを閉成する接続手段(300)と、 前記第1ユニット(100)内に設けられ、前記接続手
    段(300)により前記第2ユニット(200)に接続
    された前記外部電源のラインを開閉する開閉手段(11
    3、114)と、 前記第1ユニット(100)内に設けられ、前記低電圧
    出力手段(112)の出力ラインが閉成されたときのみ
    動作して前記開閉手段(113、114)を駆動する信
    号を出力する制御手段(111)と、 を有することを特徴とする電源接続装置。
  2. 【請求項2】家庭用交流電源に接続された室内機(10
    0)と室外機(200)とを電気的に接続して当該室外
    機(200)に電源を供給するようにした空気調和装置
    において、 前記室内機(100)内に設けられ、前記家庭用交流電
    源を入力して制御部(110)駆動用の直流低電圧を出
    力する低電圧出力回路(112)と、 前記室内機(100)および前記室外機(200)にそ
    れぞれ接続された1対のコネクタ部品(310、32
    0)からなり、当該1対のコネクタ部品(310、32
    0)を互いに接続したときに前記室外機(200)を前
    記室内機(100)内の前記家庭用交流電源のラインに
    接続するとともに前記低電圧出力回路(112)の出力
    ラインを閉成するコネクタ(300)と、 前記室内機(100)内に設けられ、前記コネクタ(3
    00)により前記室外機(200)に接続された前記家
    庭用交流電源のラインを開閉するリレー(113、11
    4)と、 前記室内機(100)内に設けられ、前記低電圧出力回
    路(112)の出力ラインが閉成されたときのみ動作し
    て前記リレー(113、114)をON/OFFする信
    号を出力する制御回路(111)と、 を有することを特徴とする空気調和装置。
JP8253536A 1996-09-25 1996-09-25 電源接続装置およびこれを用いた空気調和装置 Withdrawn JPH10103748A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6559889B2 (en) 1996-09-20 2003-05-06 Sony Corporation Solid-state imaging apparatus with lowered overflow drain bias, method for driving same and camera using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6559889B2 (en) 1996-09-20 2003-05-06 Sony Corporation Solid-state imaging apparatus with lowered overflow drain bias, method for driving same and camera using same

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