JPH10103324A - 羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベルト - Google Patents
羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベルトInfo
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- JPH10103324A JPH10103324A JP8274256A JP27425696A JPH10103324A JP H10103324 A JPH10103324 A JP H10103324A JP 8274256 A JP8274256 A JP 8274256A JP 27425696 A JP27425696 A JP 27425696A JP H10103324 A JPH10103324 A JP H10103324A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B27/00—Bolts, screws, or nuts formed in integral series but easily separable, particularly for use in automatic machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 羽根付きドリルねじをベルトに対して直交し
た正しい姿勢で保持させることができると共に、ベルト
に対する自動挿着が円滑に行なえる羽根付きドリルねじ
用ねじ保持ベルトを提供する。 【解決手段】 軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト
本体11に、頭付きねじの軸部を挿通して保持する保持
筒12がベルト本体の長手方向に所定ピッチで多数設け
られていると共に、保持筒から放射状に延びる複数のス
リット13が設けられており、ベルト本体の両側に、間
欠送り用の切欠15が保持筒12と等しい所定ピッチで
設けられているねじ保持ベルト10であって、羽根付き
ドリルねじ20を保持し、保持筒12が下窄まりの角錐
台形状に形成され、該角錐状保持筒12の入口端12a
における対辺幅A、スリット13の内端13aにおける
対角線方向の間隔Bが羽根23,23の外径d1と等し
い寸法を有している。
た正しい姿勢で保持させることができると共に、ベルト
に対する自動挿着が円滑に行なえる羽根付きドリルねじ
用ねじ保持ベルトを提供する。 【解決手段】 軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト
本体11に、頭付きねじの軸部を挿通して保持する保持
筒12がベルト本体の長手方向に所定ピッチで多数設け
られていると共に、保持筒から放射状に延びる複数のス
リット13が設けられており、ベルト本体の両側に、間
欠送り用の切欠15が保持筒12と等しい所定ピッチで
設けられているねじ保持ベルト10であって、羽根付き
ドリルねじ20を保持し、保持筒12が下窄まりの角錐
台形状に形成され、該角錐状保持筒12の入口端12a
における対辺幅A、スリット13の内端13aにおける
対角線方向の間隔Bが羽根23,23の外径d1と等し
い寸法を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリルねじを連続
的に能率良く打ち込む動力式ドライバ工具に対してドリ
ルねじを1本ずつ間欠的に供給するため、多数のドリル
ねじを所定ピッチで植設状態に保持したねじ保持ベルト
に関し、特にドリル部とねじ部との間に半径方向へ突出
してリーマ刃を形成する羽根が設けられている羽根付き
ドリルねじに適したねじ保持ベルトに関する。
的に能率良く打ち込む動力式ドライバ工具に対してドリ
ルねじを1本ずつ間欠的に供給するため、多数のドリル
ねじを所定ピッチで植設状態に保持したねじ保持ベルト
に関し、特にドリル部とねじ部との間に半径方向へ突出
してリーマ刃を形成する羽根が設けられている羽根付き
ドリルねじに適したねじ保持ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のねじ保持ベルトは、例えば特許
第2520358号公報に種々のタイプのものが開示さ
れているが、その代表的な態様を図7及び図8に示し説
明すると、次のとおりである。
第2520358号公報に種々のタイプのものが開示さ
れているが、その代表的な態様を図7及び図8に示し説
明すると、次のとおりである。
【0003】軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト本
体1に、先端にドリル部8を有する頭付きねじの軸部7
を挿通して保持する保持筒2がベルト本体1の長手方向
に所定ピッチで多数設けられ、該保持筒2から放射状に
延びる4本のスリット3がX字型に配置して設けられて
いる。さらに、図7に示したものでは、各スリット3の
外端に小孔4が連設され、また、図8に示したもので
は、保持筒2の上半部分が上拡がりの円錐台形に形成さ
れていると共に、該円錐台形部分にスリット3に連続し
て外方へ開拡状に延出する長孔5が設けられている。こ
のような小孔4又は長孔5は、保持したドリルねじをド
ライバビットでベルト本体1から突き抜く際、頭部が通
過する抵抗を小さくし、保持筒2が容易に押し広げられ
て破れるようにするために設けられている。また、ベル
ト本体1の両側には、間欠送り用の切欠6が保持筒2と
等しい所定ピッチで設けられている。
体1に、先端にドリル部8を有する頭付きねじの軸部7
を挿通して保持する保持筒2がベルト本体1の長手方向
に所定ピッチで多数設けられ、該保持筒2から放射状に
延びる4本のスリット3がX字型に配置して設けられて
いる。さらに、図7に示したものでは、各スリット3の
外端に小孔4が連設され、また、図8に示したもので
は、保持筒2の上半部分が上拡がりの円錐台形に形成さ
れていると共に、該円錐台形部分にスリット3に連続し
て外方へ開拡状に延出する長孔5が設けられている。こ
のような小孔4又は長孔5は、保持したドリルねじをド
ライバビットでベルト本体1から突き抜く際、頭部が通
過する抵抗を小さくし、保持筒2が容易に押し広げられ
て破れるようにするために設けられている。また、ベル
ト本体1の両側には、間欠送り用の切欠6が保持筒2と
等しい所定ピッチで設けられている。
【0004】一方、ドリルねじを用いて木材、合板など
の比較的柔らかい部材を形鋼などの金属材に締結する場
合には、図7(b)及び図8(b)に示すように、ドリ
ル部8の基端外周部に半径方向へ突出してリーマ刃を形
成する羽根9が設けられている羽根付きドリルねじ(リ
ーマ付きドリルねじと称せられることもある。)が使用
される。
の比較的柔らかい部材を形鋼などの金属材に締結する場
合には、図7(b)及び図8(b)に示すように、ドリ
ル部8の基端外周部に半径方向へ突出してリーマ刃を形
成する羽根9が設けられている羽根付きドリルねじ(リ
ーマ付きドリルねじと称せられることもある。)が使用
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような羽根付きド
リルねじを上記した従来のねじ保持ベルトの保持筒2に
挿通すると、保持筒2の内径は軸部7の谷径の直径より
小径に形成されているから、軸部7のねじ外径より半径
方向へ突出する羽根9が保持筒2を突き破るおそれがあ
り、特に羽根9がスリット3を設けた箇所を通過する場
合には、図7(b)及び図8(b)に示すように、羽根
9がスリット3の内端部3aに引掛って押し込まれるた
め、保持筒2の出口端が引きちぎられ、ドリルねじをベ
ルト本体1に対して直交する正しい姿勢で保持すること
ができないという問題があった。このような事情から、
これまで羽根付きドリルねじについては、ベルトに保持
させて連続供給することができなかった。
リルねじを上記した従来のねじ保持ベルトの保持筒2に
挿通すると、保持筒2の内径は軸部7の谷径の直径より
小径に形成されているから、軸部7のねじ外径より半径
方向へ突出する羽根9が保持筒2を突き破るおそれがあ
り、特に羽根9がスリット3を設けた箇所を通過する場
合には、図7(b)及び図8(b)に示すように、羽根
9がスリット3の内端部3aに引掛って押し込まれるた
め、保持筒2の出口端が引きちぎられ、ドリルねじをベ
ルト本体1に対して直交する正しい姿勢で保持すること
ができないという問題があった。このような事情から、
これまで羽根付きドリルねじについては、ベルトに保持
させて連続供給することができなかった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、羽根付きドリルねじをベルトに対して直交した正し
い姿勢で保持させることができると共に、ベルトに対す
る自動挿着が支障なく円滑に行なえることを可能にした
羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベルトを提供することを
目的とする。
で、羽根付きドリルねじをベルトに対して直交した正し
い姿勢で保持させることができると共に、ベルトに対す
る自動挿着が支障なく円滑に行なえることを可能にした
羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベルトを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト
本体に、頭付きねじの軸部を挿通して保持する保持筒が
前記ベルト本体の長手方向に所定ピッチで多数設けられ
ていると共に、前記保持筒から放射状に延びる複数のス
リットが設けられており、また、前記ベルト本体の両側
に、間欠送り用の切欠が前記保持筒と等しい所定ピッチ
で設けられているねじ保持ベルトであって、前記頭付き
ねじが、前記軸部の先端にドリル部を有し、該ドリル部
とねじ部との間に半径方向へ突出してリーマ刃を形成す
る羽根が設けられている羽根付きドリルねじであり、前
記保持筒が下窄まりの角錐台形状に形成され、該角錐状
保持筒の入口端における対辺幅(A)が前記羽根の外径
(d1)と実質的に等しい寸法を有し、一方、前記スリ
ットが前記角錐状保持筒の各角部に沿って設けられ、該
スリットの内端における対角線方向の間隔(B)が前記
羽根の外径(d1)と実質的に等しい寸法を有している
ことを特徴とする。
に、本発明は、軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト
本体に、頭付きねじの軸部を挿通して保持する保持筒が
前記ベルト本体の長手方向に所定ピッチで多数設けられ
ていると共に、前記保持筒から放射状に延びる複数のス
リットが設けられており、また、前記ベルト本体の両側
に、間欠送り用の切欠が前記保持筒と等しい所定ピッチ
で設けられているねじ保持ベルトであって、前記頭付き
ねじが、前記軸部の先端にドリル部を有し、該ドリル部
とねじ部との間に半径方向へ突出してリーマ刃を形成す
る羽根が設けられている羽根付きドリルねじであり、前
記保持筒が下窄まりの角錐台形状に形成され、該角錐状
保持筒の入口端における対辺幅(A)が前記羽根の外径
(d1)と実質的に等しい寸法を有し、一方、前記スリ
ットが前記角錐状保持筒の各角部に沿って設けられ、該
スリットの内端における対角線方向の間隔(B)が前記
羽根の外径(d1)と実質的に等しい寸法を有している
ことを特徴とする。
【0008】前記角錐状保持筒の各角部の内側に沿っ
て、前記スリットの内端を通過した位置から出口端に向
けて漸次幅広に延びる傾斜案内面を設けることが望まし
い。
て、前記スリットの内端を通過した位置から出口端に向
けて漸次幅広に延びる傾斜案内面を設けることが望まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0010】図1及び図2は、本発明による羽根付きド
リルねじ用ねじ保持ベルト10を示している。該ねじ保
持ベルト10は、従来品と同様にポリプロエチレン等の
軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト本体11に保持
筒12がベルト本体11の長手方向に所定ピッチで多数
設けられていると共に、保持筒12から放射状に延びる
4本のスリット13が設けられており、各スリット13
の外端に三角形状の抜き孔14が連設されている。ま
た、ベルト本体11の両側には、間欠送り用の切欠15
が保持筒12と等しい所定ピッチで多数設けられてい
る。一方、該ねじ保持ベルト10に保持される羽根付き
ドリルねじ20は、図6に示すように、軸部21の先端
にドリル部22を有し、該ドリル部22とねじ部24と
の間に直径方向に相対向し、半径方向へ突出してリーマ
刃を形成する一対の羽根23,23が設けられていると
共に、軸部21の後端にドライバ工具の係合溝26を有
する頭部25が連設されている。
リルねじ用ねじ保持ベルト10を示している。該ねじ保
持ベルト10は、従来品と同様にポリプロエチレン等の
軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト本体11に保持
筒12がベルト本体11の長手方向に所定ピッチで多数
設けられていると共に、保持筒12から放射状に延びる
4本のスリット13が設けられており、各スリット13
の外端に三角形状の抜き孔14が連設されている。ま
た、ベルト本体11の両側には、間欠送り用の切欠15
が保持筒12と等しい所定ピッチで多数設けられてい
る。一方、該ねじ保持ベルト10に保持される羽根付き
ドリルねじ20は、図6に示すように、軸部21の先端
にドリル部22を有し、該ドリル部22とねじ部24と
の間に直径方向に相対向し、半径方向へ突出してリーマ
刃を形成する一対の羽根23,23が設けられていると
共に、軸部21の後端にドライバ工具の係合溝26を有
する頭部25が連設されている。
【0011】本発明のねじ保持ベルト10は、図1〜3
に良く示されているように、保持筒12が下窄まりの角
錐台形状に形成されていて、該角錐状保持筒12の入口
端12aにおける対辺幅(A)が、羽根付きドリルねじ
20の軸部21のねじ部24の外径(d)より大きく、
羽根23,23の外径(d1)と実質的に等しい寸法を
有しており、出口端12bにおける対辺幅(d0)はね
じ軸部21の谷径より僅かに小さい寸法を有している。
一方、4本のスリット13は角錐状保持筒12の四隅の
各角部に沿ってその上端部に設けられていて、各スリッ
ト13の外端はベルト本体11に設けられた抜き孔14
に連続している。また、図1及び図3に示すように、ス
リット13の内端13aにおける対角線方向の間隔
(B)が羽根23,23の外径(d1)と実質的に等し
いか、若干大きくなっている。さらに、相対する抜き孔
14,14の対角線方向の寸法(C)は保持する羽根付
きドリルねじ20の頭部24の直径(D)より大きく設
定されている。また、角錐状保持筒12の各角部の内側
には、スリット13の内端13aから出口端12bに向
けて漸次幅広に延びる細長い三角形状の傾斜案内面16
が形成されていて、出口端12bの開口が平面視八角形
状になっている。該傾斜案内面16は、後述するよう
に、羽根付きドリルねじ20の軸部21を角錐状保持筒
12に挿通して保持させる際、羽根23,23がスリッ
ト13に沿って押し込まれた場合に、羽根23,23で
角錐状保持筒12の角部が突き破られるのを防止する機
能を有している。また、傾斜案内面16は、凹曲面に形
成して、出口端12bの開口を角丸の四角形状としても
よい。さらに、前記凹曲面に形成した傾斜案内面16を
大きくして、出口端12bの開口を円形状とすることも
可能である。
に良く示されているように、保持筒12が下窄まりの角
錐台形状に形成されていて、該角錐状保持筒12の入口
端12aにおける対辺幅(A)が、羽根付きドリルねじ
20の軸部21のねじ部24の外径(d)より大きく、
羽根23,23の外径(d1)と実質的に等しい寸法を
有しており、出口端12bにおける対辺幅(d0)はね
じ軸部21の谷径より僅かに小さい寸法を有している。
一方、4本のスリット13は角錐状保持筒12の四隅の
各角部に沿ってその上端部に設けられていて、各スリッ
ト13の外端はベルト本体11に設けられた抜き孔14
に連続している。また、図1及び図3に示すように、ス
リット13の内端13aにおける対角線方向の間隔
(B)が羽根23,23の外径(d1)と実質的に等し
いか、若干大きくなっている。さらに、相対する抜き孔
14,14の対角線方向の寸法(C)は保持する羽根付
きドリルねじ20の頭部24の直径(D)より大きく設
定されている。また、角錐状保持筒12の各角部の内側
には、スリット13の内端13aから出口端12bに向
けて漸次幅広に延びる細長い三角形状の傾斜案内面16
が形成されていて、出口端12bの開口が平面視八角形
状になっている。該傾斜案内面16は、後述するよう
に、羽根付きドリルねじ20の軸部21を角錐状保持筒
12に挿通して保持させる際、羽根23,23がスリッ
ト13に沿って押し込まれた場合に、羽根23,23で
角錐状保持筒12の角部が突き破られるのを防止する機
能を有している。また、傾斜案内面16は、凹曲面に形
成して、出口端12bの開口を角丸の四角形状としても
よい。さらに、前記凹曲面に形成した傾斜案内面16を
大きくして、出口端12bの開口を円形状とすることも
可能である。
【0012】上記構成を有するねじ保持ベルト10の角
錐状保持筒12に羽根付きドリルねじ20の軸部21を
挿通して保持させる際、図4に示すように、羽根23,
23が角錐状保持筒12の対辺側に向き合って挿入され
る場合と、図5に示すように、羽根23,23が角錐状
保持筒12の対角線方向に向き合って挿入される場合が
ある。前者の場合、羽根23,23が角錐状保持筒12
の対辺部分を押し広げるように弾性変形させて通過す
る。一方、後者の場合、羽根23,23の外径(d1)
がスリット13の内端13aにおける対角線方向の間隔
(B)と実質的に等しいか、若干小さいので、羽根2
3,23がスリット13,13の内端13aに引掛かる
ことなく、角錐状保持筒12の角部に沿って円滑に押し
込まれ、角部を押し広げるように通過する。しかし、出
口端12b近傍における弾性変形が大きいので、羽根2
3,23によって角錐状保持筒12の出口端12bで角
部が突き破られるおそれがあるけれども、前述のように
該角部の内側には傾斜案内面16が設けられているの
で、羽根23,23は出口端12bの角部を突き破るこ
となく円滑に通過する。そして、羽根23,23が通過
すると角錐状保持筒12は弾性復元力によって収縮し、
図6に示すように、頭部24直下のねじ軸部12を把持
し、羽根付きドリルねじ20がベルト本体11に対して
直交した正しい姿勢で保持される。
錐状保持筒12に羽根付きドリルねじ20の軸部21を
挿通して保持させる際、図4に示すように、羽根23,
23が角錐状保持筒12の対辺側に向き合って挿入され
る場合と、図5に示すように、羽根23,23が角錐状
保持筒12の対角線方向に向き合って挿入される場合が
ある。前者の場合、羽根23,23が角錐状保持筒12
の対辺部分を押し広げるように弾性変形させて通過す
る。一方、後者の場合、羽根23,23の外径(d1)
がスリット13の内端13aにおける対角線方向の間隔
(B)と実質的に等しいか、若干小さいので、羽根2
3,23がスリット13,13の内端13aに引掛かる
ことなく、角錐状保持筒12の角部に沿って円滑に押し
込まれ、角部を押し広げるように通過する。しかし、出
口端12b近傍における弾性変形が大きいので、羽根2
3,23によって角錐状保持筒12の出口端12bで角
部が突き破られるおそれがあるけれども、前述のように
該角部の内側には傾斜案内面16が設けられているの
で、羽根23,23は出口端12bの角部を突き破るこ
となく円滑に通過する。そして、羽根23,23が通過
すると角錐状保持筒12は弾性復元力によって収縮し、
図6に示すように、頭部24直下のねじ軸部12を把持
し、羽根付きドリルねじ20がベルト本体11に対して
直交した正しい姿勢で保持される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
羽根付きドリルねじをベルト本体に対して直交した正し
い姿勢で保持させることができる。しかも、羽根の向き
に関係なくベルトの角錐状保持筒に挿入して保持させる
ことができるので、ベルト本体に対する自動挿着が支障
なく能率良く行なえる効果を有している。
羽根付きドリルねじをベルト本体に対して直交した正し
い姿勢で保持させることができる。しかも、羽根の向き
に関係なくベルトの角錐状保持筒に挿入して保持させる
ことができるので、ベルト本体に対する自動挿着が支障
なく能率良く行なえる効果を有している。
【図1】本発明に係る羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベ
ルトの平面図である。
ルトの平面図である。
【図2】同一部縦断正面図である。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図である。
【図4】同ベルトに対する羽根付きドリルねじの挿入途
中を示す対辺側の説明断面図である。
中を示す対辺側の説明断面図である。
【図5】同ベルトに対する羽根付きドリルねじの挿入途
中を示す対角線側の説明断面図である。
中を示す対角線側の説明断面図である。
【図6】同ベルトに対して羽根付きドリルねじを保持さ
せた状態を示す正面図である。
せた状態を示す正面図である。
【図7】従来の別のねじ保持ベルト要部の平面図(a)
と羽根付きドリルねじの挿入途中を示す説明断面図
(b)である。
と羽根付きドリルねじの挿入途中を示す説明断面図
(b)である。
【図8】従来のねじ保持ベルト要部の平面図(a)と羽
根付きドリルねじの挿入途中を示す説明断面図(b)で
ある。
根付きドリルねじの挿入途中を示す説明断面図(b)で
ある。
10 羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベルト 11 ベルト本体 12 角錐状保持筒 13 スリット 14 抜き孔 15 切欠 16 傾斜案内面 20 羽根付きドリルねじ 21 軸部 22 ドリル部 23 羽根 24 ねじ部 A 入口端12aの対辺幅 B スリット内端13aにおける対角線方向の間隔 d ねじ軸部21の外径 d1 羽根23,23の外径 d0 出口端12bの対辺幅
Claims (2)
- 【請求項1】 軟質合成樹脂製の帯状体からなるベルト
本体に、頭付きねじの軸部を挿通して保持する保持筒が
前記ベルト本体の長手方向に所定ピッチで多数設けられ
ていると共に、前記保持筒から放射状に延びる複数のス
リットが設けられており、また、前記ベルト本体の両側
に、間欠送り用の切欠が前記保持筒と等しい所定ピッチ
で設けられているねじ保持ベルトであって、 前記頭付きねじが、前記軸部の先端にドリル部を有し、
該ドリル部とねじ部との間に半径方向へ突出してリーマ
刃を形成する羽根が設けられている羽根付きドリルねじ
であり、 前記保持筒が下窄まりの角錐台形状に形成され、該角錐
状保持筒の入口端における対辺幅(A)が前記羽根の外
径(d1)と実質的に等しい寸法を有し、一方、前記ス
リットが前記角錐状保持筒の各角部に沿って設けられ、
該スリットの内端における対角線方向の間隔(B)が前
記羽根の外径(d1)と実質的に等しい寸法を有してい
ることを特徴とする羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベル
ト。 - 【請求項2】 前記角錐状保持筒の各角部の内側に沿っ
て、前記スリットの内端を通過した位置から出口端に向
けて漸次幅広に延びる傾斜案内面が設けられている請求
項1記載の羽根付きドリルねじ用ねじ保持ベルト。
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