JPH1010328A - 光ファイバの余長収納ケース - Google Patents

光ファイバの余長収納ケース

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Publication number
JPH1010328A
JPH1010328A JP8160329A JP16032996A JPH1010328A JP H1010328 A JPH1010328 A JP H1010328A JP 8160329 A JP8160329 A JP 8160329A JP 16032996 A JP16032996 A JP 16032996A JP H1010328 A JPH1010328 A JP H1010328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extra length
extra
cases
optical fiber
length housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8160329A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitohiro Momotsu
仁博 百津
Yoshikazu Nomura
義和 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP8160329A priority Critical patent/JPH1010328A/ja
Publication of JPH1010328A publication Critical patent/JPH1010328A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な余長処理を行える光ファイバの余長収
納ケースを得る。 【解決手段】 この余長収納ケース80は、長手方向一
端に開口81を有する薄く長い鞘状をなしており、内部
空間が光ファイバ106、107の余長収納空間とされ
ている。そして、内部空間の横幅Hが光ファイバの最小
湾曲半径の倍以上に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを接続
する際の余長を収納するための余長収納ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、光配線盤、あるいは光配線架内
等で、光コネクタによって光ファイバを接続するような
場合、光ファイバに作業余長を確保しておく必要があ
り、作業終了後には、この余長部分を一定以上の曲率で
湾曲させて、邪魔にならないように処理しておく必要が
ある。
【0003】具体的には、各種の余長収納ケースを用
い、十分な面積の余長を収納するスペースを設けて処理
している。また、光成端箱等では余長収納シートやトレ
ーを設けて収容したり、光配線架では適当ターン光ファ
イバを巻回するスペースを確保して処理したりしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の余長処理の方法
は、大体が光ファイバの引き回し経路を決めた上で、そ
れに沿って余長光ファイバを湾曲させなければならず、
そうしないと、余長が中途半端になって収納できなくな
る場合があり、作業が面倒であった。また、余長ケース
を用いるものでは、通常、ケース面積が比較的小さく、
蓋を開閉して光ファイバを収容するため、捩じれないよ
うに光ファイバを収納する作業が面倒であり、また蓋閉
鎖時に光ファイバを挟み込まないようにする必要もあっ
た。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、余長収納処
理を極めて簡単に行うことのできる光ファイバの余長収
納ケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の光ファ
イバの余長収納ケースは、長手方向一端に開口を有する
薄く長い鞘形をなし、内部空間が光ファイバの余長収納
空間とされ、内部空間の横幅が光ファイバの最小湾曲半
径の倍以上に設定されていることを特徴としている。
【0007】請求項2の光ファイバの余長収納ケース
は、請求項1において、上方に前記開口を向けて立ち姿
勢で配設され、且つ厚さ方向に積層された状態で傾斜し
ていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態の余長収納
ケース80の設置例を示す斜視図、図2はその正面図で
ある。
【0009】図において、コネクタ収納ユニット70
は、光ファイバの接続コネクタ75を多数収容して、一
方側及び他方側の光ファイバ106、107の切替え接
続を行うためのものである。ここで用いられるコネクタ
としては、MTコネクタと称される例えばJIS C
5981に制定された多心光ファイバコネクタが適用さ
れる。コネクタ収容ユニット70は、両側面開放の箱形
ケーシング71に多数の引出式トレー72を収納したも
ので、トレー72に多数配列したコネクタケース(図示
略)を用いて、コネクタ75を対向させながら接続する
ようになっている。
【0010】このコネクタ収容ユニット70の両側に
は、接続余長を収納するための余長収納ケース80が多
連形態で装備されている。余長収納ケース80は、長手
方向一端に開口81を有した薄く長い鞘形をなしてお
り、断面長方形で下端が塞がっている。そして、開口8
1を上に向け、前方に斜めに傾いた姿勢で立っており、
厚さ方向に積層した状態で多連装されている。この余長
収納ケース80は、内部空間が光ファイバの余長収納空
間となっており、図2に示すように、内部空間の横幅H
が光ファイバ心線の最小湾曲半径の倍以上の寸法に設定
され、長さLが接続に必要なだけの余長を収納できる寸
法に設定されている。そして、各段の光ファイバ10
6、107の余長が、余長収納ケース80内にU字状に
湾曲した状態で落とし込まれ、ケース80内で所定の曲
率に保持されている。因みに、一般には曲率半径が20
mm以下になると光の伝送特性上影響が発生するので、
工法上では安全率を見込んで曲率半径は30〜35mm
以上とされている。
【0011】この余長収納ケース80を用いた場合、コ
ネクタ接続する際の接続余長は、余長収納ケース80内
にU字形状のまま落とし込むだけでよいので、余長処理
作業が極めて簡単にできる。特に、薄く長い鞘形をなし
ているので、場所をとらずに設置でき、かつ長い余長を
収容することができる。また、前に傾けた姿勢で上に開
口81を向けているので、前方からの作業がやりやす
い。さらに、厚さ方向に積層しているので、全体の奥行
き寸法が増大せず、狭い光配線盤内や光配線架内でも大
きなスペースをとらずに設置できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
余長収納ケースによれば、開口からU字形状のまま光フ
ァイバを中に落とし込むだけで、余長を一定の形態で収
納することができ、余長処理作業が極めて簡単にでき
る。また、蓋を設けないでも光ファイバが脱落するよう
なことがないので、光ファイバを挟み込むこともなく、
作業性がよい。また、薄く長い鞘形をなしているので、
場所をとらずに設置でき、かつ長い余長を収容すること
ができる。また、請求項2の発明のように、傾けた姿勢
で上に開口を向けて設置した場合、前方からの作業がや
りやすくなり、また厚さ方向に積層した場合は、全体の
奥行き寸法が増大せず、狭い光配線架内でも大きなスペ
ースをとらずに設置できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の余長収納ケースの設置例を
示す斜視図である。
【図2】同余長収納ケースの設置例の正面図である。
【符号の説明】
80 余長収納ケース 81 開口 106,107 光ファイバ H 横幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向一端に開口(81)を有する薄
    く長い鞘形をなし、内部空間が光ファイバ(106、1
    07)の余長収納空間とされ、内部空間の横幅(H)が
    光ファイバの最小湾曲半径の倍以上に設定されているこ
    とを特徴とする光ファイバの余長収納ケース(80)。
  2. 【請求項2】 前記開口(81)を上方に向けて立ち姿
    勢で配設され、且つ厚さ方向に積層された状態で傾斜し
    ていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバの余
    長収納ケース(80)。
JP8160329A 1996-06-20 1996-06-20 光ファイバの余長収納ケース Pending JPH1010328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8160329A JPH1010328A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 光ファイバの余長収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8160329A JPH1010328A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 光ファイバの余長収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1010328A true JPH1010328A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15712616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8160329A Pending JPH1010328A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 光ファイバの余長収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1010328A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224831A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224831A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ

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Effective date: 20060214