JPH10103162A - ディーゼル機関用egr制御装置 - Google Patents

ディーゼル機関用egr制御装置

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Publication number
JPH10103162A
JPH10103162A JP8257216A JP25721696A JPH10103162A JP H10103162 A JPH10103162 A JP H10103162A JP 8257216 A JP8257216 A JP 8257216A JP 25721696 A JP25721696 A JP 25721696A JP H10103162 A JPH10103162 A JP H10103162A
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JP
Japan
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collector
amount
cylinder
pressure
egr
Prior art date
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Pending
Application number
JP8257216A
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English (en)
Inventor
Kensuke Nagamura
謙介 長村
Hiroaki Hashigaya
浩昭 橋ヶ谷
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP8257216A priority Critical patent/JPH10103162A/ja
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼル機関のEGR率の推定精度を向上
させることにより、EGR率の制御性能を向上させ、N
x 、黒煙等の発生を低減させること。 【解決手段】 機関回転速度検出手段1と、機関回転速
度とコレクタ内の温度と圧力、行程容積から演算するシ
リンダ吸入混合気量推定部9と、コレクタ吸入新気量検
出手段3と、シリンダ吸入新気量演算部13と、予測E
GR率演算部10と、目標EGR率設定部5とから目標
EGR弁開度を演算する手段6と、指令燃料噴射量設定
部14と、前記予測EGR率と指令燃料噴射量からコレ
クタ内の温度を推定する手段12と、EGR弁開度と混
合気量と吸入新気量と回転速度とコレクタ内温度と指令
燃料噴射量とコレクタ容積と排気管容積とEGR管容積
からコレクタ内の圧力を推定する手段11を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼル機関用
EGR制御装置において、機関の運転状態に応じ、その
EGR率を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディーゼル機関用EGR制御装置
としては、例えば特開昭61−215426号公報に示
されるようなものがある。図15は、従来例の構成を示
したものである。
【0003】ここで、1は機関回転速度検出手段、2は
シリンダ吸入混合気量演算部、3はコレクタ吸入新気量
検出手段、4は予測EGR率演算部、5は目標EGR率
設定部、6は目標EGR弁開度演算部、7はEGR弁操
作部、8はディーゼル機関である。
【0004】即ち、機関回転速度検出手段1によって機
関回転速度を検出する。機関回転速度検出手段1の出力
から、シリンダ吸入混合気量演算部2においてシリンダ
に吸入されるEGRと新気からなる混合気量を推定す
る。コレクタ吸入新気量検出手段3によってコレクタに
吸入される新気量を検出する。そして、シリンダ吸入混
合気量演算部2とコレクタ吸入新気量検出手段3の出力
から、予測EGR率演算部4において予測EGR率を演
算する。次いで、目標EGR率設定部5において目標E
GR率を設定する。また、予測EGR率演算部4と目標
EGR率設定部5の出力から、目標EGR弁開度演算部
6において目標EGR弁開度を演算する。そして、目標
EGR弁開度演算部6の出力から、EGR弁操作部7に
おいてEGR弁開度を操作するものである。
【0005】予測EGR率演算部94では、シリンダ吸
入混合気量演算部92の出力であるシリンダに吸入され
る混合気量と、コレクタ吸入新気量検出手段93の出力
であるコレクタに吸入される新気量を用いて、式(1)
のような計算を行う。
【0006】
【数1】
【0007】 Yegr(%) :予測EGR率 Qo(kg/s):シリンダに吸入される混合気量 Qw(kg/s):コレクタに吸入される新気量
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディーゼル機関用EGR制御装置にあって
は、シリンダに吸入される混合気量を機関回転速度から
推定しているが、シリンダに吸入される混合気量は、コ
レクタ内の圧力とコレクタ内の温度にも影響を受ける
為、推定方法として正確ではないという第1の問題があ
る。さらに上記の式(1)に於ては、EGR率の推定
に、コレクタに吸入される新気量を用いているが、コレ
クタに吸入される新気量とシリンダに吸入される新気量
に違いがある場合(例として、アイドル状態から加速状
態になったとき、コレクタに吸入される新気量が急に増
加して、シリンダに吸入される新気量が徐々に増加して
いくような場合)は、シリンダ内の新気とEGRの比で
あるEGR率の推定を正確に行うことが出来ないという
第2の問題がある。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、シリンダに吸入される混合気量の
推定に、機関回転速度の他に、コレクタ内の圧力とコレ
クタ内の温度を用い、第1の問題を解決することを目的
としている。また、コレクタに吸入されるガスがシリン
ダに吸入されるまでの動特性に基づいて、コレクタに吸
入される新気量から、シリンダに吸入される新気量を求
め、シリンダに吸入される混合気量とシリンダに吸入さ
れる新気量から予測EGR率を求めることによって、第
2の問題を解決することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、デ
ィーゼル機関の運転状態に応じて、EGR率を制御する
装置において、機関回転速度を検出する手段と、前記機
関回転速度とコレクタ内の温度とコレクタ内の圧力と行
程容積から、シリンダに吸入される混合気量を推定する
手段と、コレクタに吸入される新気量を検出する手段
と、前記コレクタに吸入される新気量から、コレクタに
吸入される気体がシリンダに吸入されるまでの動特性に
基づき、シリンダに吸入される新気量を演算する手段
と、前記シリンダに吸入される混合気量と前記シリンダ
に吸入される新気量から、予測EGR率を演算する手段
と、目標EGR率を設定する手段と、前記予測EGR率
と前記目標EGR率から、目標EGR弁開度を演算する
手段と、前記目標EGR弁開度に基づき、EGR弁を操
作する手段と、指令燃料噴射量を設定する手段と、前記
予測EGR率と前記指令燃料噴射量から、前記コレクタ
内の温度を推定する手段と、前記目標EGR弁開度と前
記シリンダに吸入される混合気量と前記コレクタに吸入
される新気量と前記機関回転速度と前記コレクタ内の温
度と前記指令燃料噴射量とコレクタ容積と排気管容積と
EGR管容積から、前記コレクタ内の圧力を推定する手
段を設けた構成とする。
【0011】既述したように、シリンダに吸入される混
合気量は、機関回転速度の他に、コレクタ内の圧力とコ
レクタ内の温度にも影響を受ける。そこで、シリンダに
吸入される混合気量の推定に、機関回転速度に加えて、
コレクタ内の圧力とコレクタ内の温度を用いるようにす
る。また、既述したように、EGR率は、シリンダ内の
新気とEGRの比である。そこで、コレクタに吸入され
る新気量から、コレクタに吸入される気体がシリンダに
吸入されるまでの動特性に基づき、シリンダに吸入され
る新気量を演算し、予測EGR率の演算では、前記シリ
ンダに吸入される混合気量と前記シリンダに吸入される
新気量を用いるようにする。本演算では、前記シリンダ
に吸入される混合気量から前記シリンダに吸入される新
気量を減ずることによって、シリンダに吸入されるEG
R量に相当する値を求め、前記シリンダに吸入される新
気量と前記シリンダに吸入されるEGR量から予測EG
R率を演算する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の基本的な実施の形態の構
成を表したものである。
【0014】即ち、本実施の形態におけるディーゼル機
関8用EGR制御装置は、機関回転速度検出手段1、コ
レクタ吸入新気量検出手段3、目標EGR率設定部5、
目標EGR弁開度演算部6、EGR弁操作部7、シリン
ダ吸入混合気量推定部9、予測EGR率演算部10、コ
レクタ内圧力推定部11、コレクタ内温度推定部12、
シリンダ吸入新気量演算部13、指令燃料噴射量設定部
14、からなる。
【0015】(第1の実施の形態)以下、請求項1,
2,4,5までを実施した場合を第1の実施の形態とし
て、図面に基づいて説明する。第1の実施の形態は、タ
ーボが装着されていないことを前提としたものである。
【0016】図2から図4に第1の実施の形態の構成を
示す。
【0017】図3は、図2のシリンダ吸入混合気量推定
部9−2の構成を示したもので、体積効率推定部9aと
シリンダ吸入混合気量演算部9bからなる。
【0018】図4は、図2のコレクタ内圧力推定部11
の構成を示したもので、コレクタ内圧力演算部11a
と、シリンダ排出排気量演算部11bと、排気管内圧力
演算部11cと、排気管排出排気量演算部11dと、コ
レクタ吸入EGR量演算部11eと、排気管内温度推定
部11fからなる。
【0019】尚、請求項1に記載のシリンダ吸入混合気
量推定部9に対し、第1の実施の形態のシリンダ吸入混
合気量推定部9−2では、体積効率推定部9aで推定さ
れる体積効率をコレクタ動特性推定部15の入力に用い
る。
【0020】次に、第1の実施の形態の作用を4気筒デ
ィーゼル機関を想定して説明する。(以降行う計算は、
シリンダ排出排気量演算部11bでの機関の回転同期に
よる演算を除いて、全て時間同期で行うものとする。ま
た、計算式中のZはZ変換の演算子でZ-1は演算遅れを
表す。) 機関回転速度検出手段1と、コレクタ吸入新気量検出手
段3と、目標EGR率設定部5と、目標EGR弁開度演
算部6と、EGR弁操作部7と、ディーゼル機関8は、
従来例と同様なので説明を省略する。
【0021】シリンダ吸入混合気量推定部9−2では、
機関回転速度検出手段1の出力である機関回転速度と、
コレクタ内温度推定部12の出力であるコレクタ内の温
度と、コレクタ内圧力演算部11aの出力であるコレク
タ内の圧力から、シリンダに吸入される混合気量を推定
する。図3に示すように、体積効率推定部9aとシリン
ダ吸入混合気量演算部9bから構成される。
【0022】体積効率推定部9aでは、機関回転速度検
出手段1の出力である機関回転速度と、コレクタ内圧力
演算部11aの出力であるコレクタ内の圧力を用いて、
あらかじめ用意されたマップから体積効率を出力する。
体積効率設定マップ例を図5に示す(請求項4に相
当)。また、体積効率を所定の定数としてもよい(請求
項6に相当)。
【0023】シリンダ吸入混合気量演算部9bでは、体
積効率推定部9aの出力である体積効率と、機関回転速
度検出手段1の出力である機関回転速度と、コレクタ内
温度推定部12の出力であるコレクタ内の温度と、コレ
クタ内圧力演算部11aの出力であるコレクタ内の圧力
を用いて、例えば式(2)のような計算を行う(請求項
4に相当)。
【0024】
【数2】
【0025】 Qo(kg/s) :シリンダに吸入される混合気
量 ηv :体積効率 Tcol(K) :コレクタ内の温度 Pcol(Pa) :コレクタ内の圧力 Ne(rpm) :機関回転速度 To(K) :標準状態を示す絶対温度 Po(Pa) :標準状態を示す絶対圧力 ρcol(kg/m3 ):標準状態におけるコレクタに
存在する気体の密度 Vcyl(m3 ) :行程容積 ここで、To,Po,Vcylは定数として与える。ρ
colはセンシングしても良いし標準的な値を与えても
よい。
【0026】予測EGR率演算部10では、シリンダ吸
入混合気量演算部9bの出力であるシリンダに吸入され
る混合気量と、シリンダ吸入新気量演算部13bの出力
であるシリンダに吸入される新気量を用いて、例えば式
(3)のような計算を行う(請求項1に相当)。
【0027】
【数3】
【0028】 Yegr(%) :予測EGR率 Qo(kg/s) :シリンダに吸入される混合気量 Qcw(kg/s):シリンダに吸入される新気量 コレクタ内圧力推定部11では、目標EGR弁開度演算
部6の出力である目標EGR弁開度と、シリンダ吸入混
合気量演算部9bの出力であるシリンダに吸入される混
合気量と、コレクタ吸入新気量検出手段3の出力である
コレクタに吸入される新気量と、機関回転速度検出手段
1の出力である機関回転速度と、コレクタ内温度推定部
12の出力であるコレクタ内の温度と、指令燃料噴射量
設定部14の出力である指令燃料噴射量から、コレクタ
内の圧力を推定する。図4に示すように、コレクタ内圧
力演算部11aと、シリンダ排出排気量演算部11b
と、排気管内圧力演算部11cと、排気管排出排気量演
算部11dと、コレクタ吸入EGR量演算部11eと、
排気管内温度推定部11fから構成される。
【0029】コレクタ内圧力演算部11aでは、シリン
ダ吸入混合気量演算部9bの出力であるシリンダに吸入
される混合気量と、コレクタ吸入新気量検出手段3の出
力であるコレクタに吸入される新気量と、コレクタ吸入
EGR量演算部11eの出力であるコレクタに吸入され
るEGR量と、コレクタ内温度推定部12の出力である
コレクタ内の温度を用いて、例えば式(4)及び式
(5)のような計算を行う(請求項2に相当)。式
(4)は(Qw+Qe−Qo)の時間積分を離散時間系
の式を用いて表わしたものである。
【0030】
【数4】
【0031】
【数5】
【0032】 Gcol(kg) :コレクタの気体の重量 Qw(kg/s) :コレクタに吸入される新気量 Qe(kg/s) :コレクタに吸入されるEGR
量 Qo(kg/s) :シリンダに吸入される混合気
量 Tcol(K) :コレクタ内の温度 Pcol(Pa) :コレクタ内の圧力 Δt(s) :サンプリングタイム To(K) :標準状態を示す絶対温度 Po(Pa) :標準状態を示す絶対圧力 ρcol(kg/m3 ):標準状態におけるコレクタに
存在する気体の密度 Vcol(m3 ) :コレクタ容積 ここで、Δt,To,Po,Vcolは定数として与え
る。ρcolはセンシングしても良いし標準的な値を与
えてもよい。
【0033】式(4)ではコレクタに吸入される流量か
ら、シリンダに吸入される流量の差を積分することによ
ってコレクタに存在する気体の重量を求める。式(5)
は、次の式(6)を変形することによって得られる。式
(6)は、ρcol(標準状態におけるコレクタに存在
する気体の密度)を、コレクタの温度と圧力、及び、標
準状態を示す絶対温度と絶対圧力から、コレクタ内の密
度に補正し、この値にコレクタ容積をかけて、コレクタ
に存在する気体の重量としたものである。
【0034】
【数6】
【0035】 Gcol(kg) :コレクタの気体の重量 Tcol(K) :コレクタ内の温度 Pcol(Pa) :コレクタ内の圧力 To(K) :標準状態を示す絶対温度 Po(Pa) :標準状態を示す絶対圧力 ρcol(kg/m3 ):標準状態におけるコレクタに
存在する気体の密度 Vcol(m3 ) :コレクタ容積 以降に示す、排気管内圧力演算部11cと第2の実施の
形態の排気管内圧力演算部11gの演算方法は、本演算
部と同じ考え方である。
【0036】シリンダ排出排気量演算部11bでは、機
関回転速度検出手段1の出力である機関回転速度から、
式(7)で表わされる、Trefの時間間隔に同期して
演算を行う。Trefはクランク軸が180度回転する
時間に相当する。
【0037】
【数7】
【0038】 Tref(s):同期時間間隔 Ne(rpm):機関回転速度 内部では、シリンダ吸入混合気量演算部9bの出力であ
るシリンダに吸入される混合気量と、指令燃料噴射量設
定部14の出力である指令燃料噴射量の出力と、機関回
転速度検出手段1の出力である機関回転速度を用いて、
例えば式(8)及び式(9)のような計算を行う(請求
項2に相当)。式(8)では、1行程あたりの指令燃料
噴射量を機関回転速度を用いて、単位時間あたりの量に
変換する。式(9)では、シリンダに吸入された混合気
が排出されるのが3行程後であり、シリンダ内に噴射さ
れた燃料が排出されるのが1行程後であることを利用し
てシリンダから排出される排気量を演算する。尚、指令
燃料噴射量と実際の燃料噴射量は、ほぼ等しいものとし
た。
【0039】
【数8】
【0040】
【数9】
【0041】 Qfs(kg/s) :単位時間あたりの指令燃料噴
射量 Qf(kg/st) :指令燃料噴射量 Ne(rpm) :機関回転速度 Qoexh(kg/s):シリンダから排出される排気
量 Qo(kg/s) :シリンダに吸入される混合気
量 排気管内圧力演算部11cは、コレクタ吸入EGR量演
算部11eの出力であるコレクタに吸入されるEGR量
と、シリンダ排出排気量演算部11bの出力であるシリ
ンダから排出される排気量と、排気管排出排気量演算部
11dの出力である排気管から排出される排気量と、排
気管内温度推定部11fの出力である排気管内の温度を
用いて、例えば式(10)及び式(11)のような計算
を行う(請求項2に相当)。式(10)は(Qoexh
−Qe−Qexh)の時間積分を離散時間系の式を用い
て表わしたものである。
【0042】
【数10】
【0043】
【数11】
【0044】 Gexh(kg) :排気管とEGR管内の気体の
重量 Qoexh(kg/s):シリンダから排出される排気
量 Qe(kg/s) :コレクタに吸入されるEGR
量 Qexh(kg/s) :排気管から排出される排気量 Texh(K) :排気管内の温度 Pexh(Pa) :排気管内の圧力 Δt(s) :サンプリングタイム To(K) :標準状態を示す絶対温度 Po(Pa) :標準状態を示す絶対圧力 ρexh(kg/m3 ):標準状態における排気管内の
気体の密度 Vexh(m3 ) :排気管容積 Vegr(m3 ) :EGR管容積 ここで、Δt,To,Po,Vexhは定数として与え
る。ρexhはセンシングしても良いし標準的な値を与
えてもよい。
【0045】排気管内圧力演算部11cでは、排気管と
EGR管を、ほぼ同一の温度と圧力であるものとみなし
演算を行う。式(10)では、排気管とEGR管を合わ
せた部分に吸入される流量と排出される流量の差を時間
積分して重量とする。第2の実施の形態の排気管内圧力
演算部11gにおいても、排気管とEGR管を、ほぼ同
一の温度と圧力であるものとみなす。
【0046】排気管排出排気量演算部11dでは、排気
管内圧力演算部11cの出力である排気管内の圧力を用
いて、例えば式(12)を用いて演算する。式(12)
はベルヌーイの式を用いたものである(請求項2に相
当)。
【0047】
【数12】
【0048】 Qexh(kg/s) :排気管から排出される排気量 Pexh(Pa) :排気管内の圧力 Pa(Pa) :大気圧 ρexh(kg/m3 ):排気密度 Sexh(m2 ) :排気管流路面積 ここで、SexhはQexhが通過する流路面積に相当
し、定数として与える。Pa,ρexhはセンシングし
ても良いし標準的な値を与えてもよい。
【0049】コレクタ吸入EGR量演算部11eは、ま
ず、例えば図6のようなEGR弁開度を開口面積に変換
するマップから、目標EGR弁開度演算部6の出力であ
る目標EGR弁開度を用いてEGR弁開口面積を求め
る。ここで目標EGR弁開度と実際のEGR弁回はほぼ
一致するものとする。
【0050】次に、コレクタ内圧力演算部11aの出力
であるコレクタ内の圧力と、排気管内圧力演算部11c
の出力である排気管内の圧力と前記EGR弁開口面積を
用いて、例えば式(13)のような計算を行う。式(1
3)はベルヌーイの式を用いたものである(請求項2に
相当)。
【0051】
【数13】
【0052】 Qe(kg/s) :コレクタに吸入されるEGR
量 Pexh(Pa) :排気管内の圧力 Pcol(Pa) :コレクタ内の圧力 ρexh(kg/m3 ):排気密度 Segr(m2 ) :EGR弁開口面積 ρexhはセンシングしても良いし標準的な値を与えて
もよい。
【0053】排気管内温度推定部11fは、指令燃料噴
射量設定部14の出力である指令燃料噴射量を用いて、
あらかじめ用意されたマップから排気管内の温度を出力
する。排気管内温度設定マップ例を図7に示す。指令燃
料噴射量は、実際の燃料噴射量にほぼ一致するものとす
る(請求項2に相当)。
【0054】コレクタ内温度推定部12では、予測EG
R率演算部10の出力である予測EGR率と、指令燃料
噴射量設定部14の出力である指令燃料噴射量を用い
て、あらかじめ用意されたマップからコレクタ内の温度
を出力する。コレクタ内温度設定マップ例を図8に示
す。指令燃料噴射量は、実際の燃料噴射量にほぼ一致す
るものとする(請求項1に相当)。
【0055】シリンダ吸入新気量演算部13bは、コレ
クタ吸入新気量検出手段3の出力であるコレクタに吸入
される新気量と、コレクタ動特性推定部15の出力であ
るコレクタによって生じる動特性の時定数を用いて、例
えば式(14)のような計算を行う。式(14)は一次
遅れの関係を離散時間系の式を用いて表したものである
(請求項1及び請求項5に相当)。
【0056】
【数14】
【0057】 Qcw(kg/s):シリンダに吸入される新気量 Qw(kg/s) :コレクタに吸入される新気量 τa(s) :コレクタによって生じる動特性の
時定数 Δt(s) :サンプリングタイム ここで、Δtは定数として与える。
【0058】指令燃料噴射量設定部14では、燃料噴射
量の指令値を設定する。コレクタ動特性推定部15で
は、機関回転速度検出手段1の出力である機関回転速度
と、体積効率推定部9aの出力である体積効率を用い
て、例えば式(15)のような計算を行う(請求項5に
相当)。
【0059】
【数15】
【0060】 τa(s) :コレクタによって生じる動特性の
時定数 Ne(rpm) :機関回転速度 Vcol(m3 ) :コレクタ容積 Vcyl(m3 ) :行程容積 ηv :体積効率 ここで、Vcol,Vcylは定数として与える。
【0061】従来例と第1の実施の形態との制御性能を
比較した結果を図9に示す。(10秒から、アイドル状
態から加速状態に以降する場合を想定している。)図9
から、第1の実施の形態の方が、過渡時、定常時共に、
制御性能が高いことがわかる。尚、従来例でのシリンダ
吸入混合気量演算部2は、式(2)右辺における機関回
転速度以外の変数(コレクタ内の温度、コレクタの圧
力、体積効率)を定数とした。
【0062】(第2の実施の形態)以下、請求項1,
3,4,5までを実施した場合を第2の実施の形態とし
て、図面に基づいて説明する。第2の実施の形態は、タ
ーボが装着されていることを前提とした例である。
【0063】図10から図12に第2の実施の形態の構
成を示す。
【0064】図11は、図10のシリンダ吸入混合気量
推定部9−2の構成を示したもので、体積効率推定部9
aとシリンダ吸入混合気量演算部9bからなる。
【0065】図12は、図10のコレクタ内圧力推定部
11−2の構成を示したもので、コレクタ内圧力演算部
11aと、シリンダ排出排気量演算部11bと、コレク
タ吸入EGR量演算部11eと、排気管内温度推定部1
1fと、排気管内圧力演算部11gと、タービン通過排
気量演算部11iと、ウエィストゲートバルブ通過排気
量演算部11jからなる。
【0066】本第2の実施の形態のコレクタ内圧力推定
部11−2は、第1の実施の形態のコレクタ内圧力推定
部11に対し、構成として排気管内圧力演算部11cと
排気管排出排気量演算部11dがなくなり、排気管内圧
力演算部11gとタービン通過排気量演算部11iとウ
エィストゲートバルブ通過排気量演算部11jが追加さ
れる。さらに、第2の実施の形態では、ウエィストゲー
トバルブ開度設定部16が追加される。第2の実施の形
態の他の構成要素は既に第1の実施の形態で説明済みな
ので省略し、排気管内圧力演算部11gとタービン通過
排気量演算部11iとウエィストゲートバルブ通過排気
量演算部11jとウエィストゲートバルブ開度設定部1
6の説明を行う。
【0067】排気管内圧力演算部11gでは、コレクタ
吸入EGR量演算部11eの出力であるコレクタに吸入
されるEGR量と、シリンダ排出排気量演算部11bの
出力であるシリンダから排出される排気量と、タービン
通過排気量演算部11iの出力であるタービンを通過す
る排気量と、ウエィストゲートバルブ通過排気量演算部
11jの出力であるウエィストゲートバルブを通過する
排気量と、排気管内温度推定部11fの出力である排気
管内の温度を用いて、例えば式(16)及び式(17)
のような計算を行う(請求項3に相当)。式(16)は
(Qoexh−Qe−Qt−Qwv)の時間積分を離散
時間系の式を用いて表わしたものである。
【0068】
【数16】
【0069】
【数17】
【0070】 Gexh(kg) :排気管とEGR管内の気体の
重量 Qoexh(kg/s):シリンダから排出される排気
量 Qe(kg/s) :コレクタに吸入されるEGR
量 Qt(kg/s) :タービンを通過する排気量 Qwv(kg/s) :ウエィストゲートバルブを通
過する排気量 Texh(K) :排気管内の温度 Pexh(Pa) :排気管内の圧力 Δt(s) :サンプリングタイム To(K) :標準状態を示す絶対温度 Po(Pa) :標準状態を示す絶対圧力 ρexh(kg/m3 ):標準状態における排気管内の
気体の密度 Vexh(m3 ) :排気管容積 Vegr(m3 ) :EGR管容積 ここで、Δt,To,Po,Vexhは定数として与え
る。ρexhはセンシングしても良いし標準的な値を与
えてもよい。
【0071】タービン通過排気量演算部11iでは、ま
ず排気管内圧力演算部11gの出力である排気管内の圧
力から、例えば式(18)のような計算を行う。ここ
で、式(18)中のηtは、排気管内の圧力を入力とす
るマップから求められる。本マップはあらかじめ実験に
より設定しておく。ηt設定マップ例を図13に示す
(請求項3に相当)。
【0072】
【数18】
【0073】 Qt(kg/s) :タービンを通過する排気量 ηt :Qt演算用係数 Pexh(Pa) :排気管内の圧力 Pa(Pa) :大気圧 ρexh(kg/m3 ):排気密度 St(m2 ) :タービン通過流路面積 ここで、StはQtが通過する流路面積に相当し、定数
として与える。Pa,ρexhはセンシングしても良い
し標準的な値を与えてもよい。
【0074】ウエィストゲートバルブ通過排気量演算部
11jでは、まず、例えば図14のようなウエィストゲ
ートバルブ開度を開口面積に変換するマップから、ウエ
ィストゲートバルブ開度設定部16の出力であるウエィ
ストゲートバルブ開度を用いて、ウエィストゲートバル
ブ開口面積を求める。
【0075】次に、排気管内圧力演算部11gの出力で
ある排気管内の圧力と前記ウエィストゲートバルブ開口
面積を用いて、例えば式(19)のような計算を行う。
式(19)はベルヌーイの式を用いたものである(請求
項3に相当)。
【0076】
【数19】
【0077】 Qwv(kg/s) :ウエィストゲートバルブを通
過する排気量 Pexh(Pa) :排気管内の圧力 Pa(Pa) :大気圧 ρexh(kg/m3 ):排気密度 Swv(m2 ) :ウエィストゲートバルブ開口
面積 Pa,ρexhはセンシングしても良いし標準的な値を
与えてもよい。
【0078】ウエィストゲートバルブ開度設定部16で
は、ウエィストゲートバルブ開度を設定する。
【0079】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明よれ
ば、EGR率の推定に必要な、シリンダに吸入される混
合気量とシリンダに吸入される新気量を精度良く推定し
たことによって、EGR率の推定精度が向上する。その
結果、EGR率の制御性能が向上し、NOx 、黒煙等の
発生を低減できる。
【0080】また、YEO−1083の特許において
は、従来例に対して、本発明と同様の効果が得られる
が、YEO−1083の特許では、シリンダに吸入され
る混合気量を検出手段によって検出するか、あるいは推
定する場合において、コレクタ内の圧力の検出値を用い
て推定している。さらに、本発明で用いている、コレク
タ吸入新気量検出手段と機関回転速度検出手段を使用し
ている。よって、本発明は、YEO−1083の特許に
対しては、従来例と同様の効果を、より少ない検出手段
で得ることができるという効果がある。
【0081】特許請求の範囲における各請求項は、上記
共通の効果(請求項1の効果)に対して、さらに以下の
ような特徴がある。
【0082】請求項2の発明は、ターボが装着されてい
ない場合の、請求項1のコレクタ内の圧力を推定する方
法を特定したものである。
【0083】請求項3の発明は、ターボが装着されてい
る場合の、請求項1のコレクタ内の圧力を推定する方法
を特定したものである。
【0084】請求項4の発明は、請求項1のシリンダに
吸入される混合気量を推定する方法を特定したものであ
る。
【0085】請求項5の発明は、請求項1のコレクタに
吸入される気体がシリンダに吸入されるまでの動特性を
推定する方法を特定したものである。
【0086】請求項6の発明は、請求項4の体積効率を
推定する場合に比べて推定手段が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のシリンダ吸入混合
気量推定部の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のコレクタ内圧力推
定部の構成図である。
【図5】体積効率設定マップ例である。
【図6】EGR弁開口面積設定マップ例である。
【図7】排気管内温度設定マップ例である。
【図8】コレクタ内温度設定マップ例である。
【図9】シミュレーション結果を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態のシリンダ吸入混
合気量推定部の構成図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態のコレクタ内圧力
推定部の構成図である。
【図13】ηt設定マップ例である。
【図14】ウエィストゲートバルブ開口面積設定マップ
例である。
【図15】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 機関回転速度検出手段 2 シリンダ吸入混合気量演算部 3 コレクタ吸入新気量検出手段 4,10 予測EGR率演算部 5 目標EGR率設定部 6 目標EGR弁開度演算部 7 EGR弁操作部 8 ディーゼル機関 9,9−2 シリンダ吸入混合気量推定部 9a 体積効率推定部 9b シリンダ吸入混合気量演算部 11,11−2 コレクタ内圧力推定部 11a コレクタ内圧力演算部 11b シリンダ排出排気量演算部 11c 排気管内圧力演算部 11d 排気管排出排気量演算部 11e コレクタ吸入EGR量演算部 11f 排気管内温度推定部 11g 排気管内圧力演算部 11i タービン通過排気量演算部 11j ウエィストゲートバルブ通過排気量演算部 12 コレクタ内温度推定部 13,13b シリンダ吸入新気量演算部 14 指令燃料噴射量設定部 15 コレクタ動特性推定部 16 ウエィストゲートバルブ開度設定部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 21/08 301 F02D 21/08 301C 41/02 351 41/02 351

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関回転速度を検出する手段と、 前記機関回転速度とコレクタ内の温度とコレクタ内の圧
    力と行程容積から、シリンダに吸入される混合気量を推
    定する手段と、 コレクタに吸入される新気量を検出する手段と、 前記コレクタに吸入される新気量から、コレクタに吸入
    される気体がシリンダに吸入されるまでの動特性に基づ
    き、シリンダに吸入される新気量を演算する手段と、 前記シリンダに吸入される混合気量と前記シリンダに吸
    入される新気量から、予測EGR率を演算する手段と、 目標EGR率を設定する手段と、 前記予測EGR率と前記目標EGR率から、目標EGR
    弁開度を演算する手段と、 前記目標EGR弁開度に基づき、EGR弁を操作する手
    段と、 指令燃料噴射量を設定する手段と、 前記予測EGR率と前記指令燃料噴射量から、前記コレ
    クタ内の温度を推定する手段と、 前記目標EGR弁開度と前記シリンダに吸入される混合
    気量と前記コレクタに吸入される新気量と前記機関回転
    速度と前記コレクタ内の温度と前記指令燃料噴射量とコ
    レクタ容積と排気管容積とEGR管容積から、前記コレ
    クタ内の圧力を推定する手段と、からなることを特徴と
    するディーゼル機関用EGR制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディーゼル機関用EG
    R制御装置において、ターボが装着されていない場合、
    前記コレクタ内の圧力を推定する手段は、前記シリンダ
    に吸入される混合気量と前記コレクタに吸入される新気
    量とコレクタに吸入されるEGR量と前記コレクタ内の
    温度と前記コレクタ容積から、前記コレクタ内の圧力を
    演算する手段と、 前記シリンダに吸入される混合気量と前記機関回転速度
    と前記指令燃料噴射量から、シリンダから排出される排
    気量を演算する手段と、 前記コレクタに吸入されるEGR量と前記シリンダから
    排出される排気量と排気管から排出される排気量と排気
    管内の温度と前記排気管容積と前記EGR管容積から、
    排気管内の圧力を演算する手段と、 前記排気管内の圧力から、前記排気管から排出される排
    気量を演算する手段と、 前記目標EGR弁開度と前記コレクタ内の圧力と前記排
    気管内の圧力から、前記コレクタに吸入されるEGR量
    を演算する手段と、 前記指令燃料噴射量から、前記排気管内の温度を推定す
    る手段と、からなることを特徴とするディーゼル機関用
    EGR制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディーゼル機関用EG
    R制御装置において、ターボが装着されている場合、ウ
    エィストゲートバルブの開度設定手段を有し、前記コレ
    クタ内の圧力を推定する手段は、 前記シリンダに吸入される混合気量と前記コレクタに吸
    入される新気量とコレクタに吸入されるEGR量と前記
    コレクタ内の温度と前記コレクタ容積から、前記コレク
    タ内の圧力を演算する手段と、 前記シリンダに吸入される混合気量と前記機関回転速度
    と前記指令燃料噴射量から、シリンダから排出される排
    気量を演算する手段と、 前記コレクタに吸入されるEGR量と前記シリンダから
    排出される排気量とタービンを通過する排気量とウエィ
    ストゲートバルブを通過する排気量と排気管内の温度と
    前記排気管容積と前記EGR管容積から、排気管内の圧
    力を演算する手段と、 前記排気管内の圧力から、前記タービンを通過する排気
    量を演算する手段と、 前記排気管内の圧力と前記ウエィストゲートバルブの開
    度から、前記ウエィストゲートバルブを通過する排気量
    を演算する手段と、 前記目標EGR弁開度と前記コレクタ内の圧力と前記排
    気管内の圧力から、前記コレクタに吸入されるEGR量
    を演算する手段と、 前記指令燃料噴射量から、前記排気管内の温度を推定す
    る手段と、からなることを特徴とするディーゼル機関用
    EGR制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のディーゼル機関用EG
    R制御装置において、前記シリンダに吸入される混合気
    量を推定する手段は、 前記機関回転速度と前記コレクタ内の圧力から、体積効
    率を推定する手段と、 前記体積効率と前記機関回転速度と前記コレクタ内の温
    度と前記コレクタ内の圧力と前記行程容積から、前記シ
    リンダ内に吸入される混合気量を演算する手段と、から
    なることを特徴とするディーゼル機関用EGR制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のディーゼル機関用EG
    R制御装置において、前記コレクタに吸入される気体が
    シリンダに吸入されるまでの動特性は、前記機関回転速
    度と前記体積効率と前記行程容積と前記コレクタ容積か
    ら推定することを特徴とするディーゼル機関用EGR制
    御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のディーゼル機関用EG
    R制御装置において、前記体積効率は、所定の定数とす
    ることを特徴とするディーゼル機関用EGR制御装置。
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