JPH10103019A - パワートレイン機器の据付方法およびこの方法により据え付けられる発電プラント - Google Patents
パワートレイン機器の据付方法およびこの方法により据え付けられる発電プラントInfo
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- JPH10103019A JPH10103019A JP25968996A JP25968996A JPH10103019A JP H10103019 A JPH10103019 A JP H10103019A JP 25968996 A JP25968996 A JP 25968996A JP 25968996 A JP25968996 A JP 25968996A JP H10103019 A JPH10103019 A JP H10103019A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E20/16—Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】パワートレイン機器の据付方法において、パワ
ートレイン基礎台の施工期間を短縮する。 【解決手段】発電機１１，蒸気タービン１２およびガス
タービン１３を一軸で結合したパワートレイン機器が設
置される鉄骨製基礎台１０を、予め工場で組み立てて一
体化し、この鉄骨製基礎台１０を輸送し現地にて据え付
けるようにした。
ートレイン基礎台の施工期間を短縮する。 【解決手段】発電機１１，蒸気タービン１２およびガス
タービン１３を一軸で結合したパワートレイン機器が設
置される鉄骨製基礎台１０を、予め工場で組み立てて一
体化し、この鉄骨製基礎台１０を輸送し現地にて据え付
けるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコンバインドサイク
ル発電所に設置されるパワートレイン機器の据付方法お
よびこの方法により据え付けられる発電プラントに関す
る。
ル発電所に設置されるパワートレイン機器の据付方法お
よびこの方法により据え付けられる発電プラントに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のパワートレイン機器の据付方法を
図３を参照して説明する。
図３を参照して説明する。
【０００３】パワートレイン機器を据え付けるには、ま
ず、パワートレイン建屋１内にパワートレイン用コンク
リート基礎台２を施工した後、パワートレイン機器３を
ドーリー（台車）４によりパワートレイン建屋１の近く
に搬入し、ジャッキアップ装置５により搬入レベル６ま
で持ち上げ、パワートレイン機器３をコロ引きなどによ
りパワートレイン建屋１内に引き込み、コンクリート基
礎台２上の所定の位置にオンベース（設置）させる。こ
のような作業をパワートレインの各機器、すなわち発電
機，蒸気タービン，ガスタービン毎に繰り返して行って
いた。
ず、パワートレイン建屋１内にパワートレイン用コンク
リート基礎台２を施工した後、パワートレイン機器３を
ドーリー（台車）４によりパワートレイン建屋１の近く
に搬入し、ジャッキアップ装置５により搬入レベル６ま
で持ち上げ、パワートレイン機器３をコロ引きなどによ
りパワートレイン建屋１内に引き込み、コンクリート基
礎台２上の所定の位置にオンベース（設置）させる。こ
のような作業をパワートレインの各機器、すなわち発電
機，蒸気タービン，ガスタービン毎に繰り返して行って
いた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のパワートレイン機器の据付方法では、次の
ような課題があった。第１に、パワートレイン用コンク
リート基礎台２の施工は、発電設備の建設上クリティカ
ルパスの一つとなっており、配筋作業や埋込金物の設定
など、コンクリート基礎台２の施工に時間がかかるとい
う問題点があった。
ような従来のパワートレイン機器の据付方法では、次の
ような課題があった。第１に、パワートレイン用コンク
リート基礎台２の施工は、発電設備の建設上クリティカ
ルパスの一つとなっており、配筋作業や埋込金物の設定
など、コンクリート基礎台２の施工に時間がかかるとい
う問題点があった。
【０００５】第２に、パワートレインの各機器は、重量
物であるため、所定位置にオンベースするには、特殊な
ジャッキアップ装置５を準備する必要があった。
物であるため、所定位置にオンベースするには、特殊な
ジャッキアップ装置５を準備する必要があった。
【０００６】第３に、パワートレインの各機器のオンベ
ース作業が発電機，蒸気タービン，ガスタービンと３回
行うため、オンベース作業に時間がかかるという問題点
があった。
ース作業が発電機，蒸気タービン，ガスタービンと３回
行うため、オンベース作業に時間がかかるという問題点
があった。
【０００７】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、パワートレイン基礎台の施工期間を短縮すると
ともに、パワートレイン機器の据付期間を短縮したパワ
ートレイン機器の据付方法およびこの方法により据え付
けられる発電プラントを提供することを目的とする。
もので、パワートレイン基礎台の施工期間を短縮すると
ともに、パワートレイン機器の据付期間を短縮したパワ
ートレイン機器の据付方法およびこの方法により据え付
けられる発電プラントを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項１記載のパワートレイン機器の
据付方法は、発電機，蒸気タービンおよびガスタービン
を一軸で結合したパワートレイン機器が設置される鉄骨
製基礎台を、予め工場で組み立てて一体化し、この鉄骨
製基礎台を輸送し現地にて据え付けることを特徴とす
る。
ために、本発明の請求項１記載のパワートレイン機器の
据付方法は、発電機，蒸気タービンおよびガスタービン
を一軸で結合したパワートレイン機器が設置される鉄骨
製基礎台を、予め工場で組み立てて一体化し、この鉄骨
製基礎台を輸送し現地にて据え付けることを特徴とす
る。
【０００９】請求項２記載のパワートレイン機器の据付
方法は、請求項１記載のパワートレイン機器の据付方法
において、パワートレイン機器は、予め工場で組み立て
られ且つ鉄骨製基礎台に据え付けられ、この状態で前記
鉄骨製基礎台とともに輸送し現地にて据え付けることを
特徴とする。
方法は、請求項１記載のパワートレイン機器の据付方法
において、パワートレイン機器は、予め工場で組み立て
られ且つ鉄骨製基礎台に据え付けられ、この状態で前記
鉄骨製基礎台とともに輸送し現地にて据え付けることを
特徴とする。
【００１０】請求項３記載のパワートレイン機器の据付
方法は、請求項２記載のパワートレイン機器の据付方法
において、鉄骨製基礎台とパワートレイン機器が一体化
されたモジュールを輸送するに際し、前記鉄骨製基礎台
をドーリーにより積み降ろし可能な構造としたことを特
徴とする。
方法は、請求項２記載のパワートレイン機器の据付方法
において、鉄骨製基礎台とパワートレイン機器が一体化
されたモジュールを輸送するに際し、前記鉄骨製基礎台
をドーリーにより積み降ろし可能な構造としたことを特
徴とする。
【００１１】請求項４記載のパワートレイン機器の据付
方法は、請求項２記載のパワートレイン機器の据付方法
において、鉄骨製基礎台に予め工場で弁，配管，復水器
上半部およびガスタービン用吸気フィルタなどの周辺機
器を取り付け、この周辺機器を前記鉄骨製基礎台および
前記パワートレイン機器とともに輸送することを特徴と
する。
方法は、請求項２記載のパワートレイン機器の据付方法
において、鉄骨製基礎台に予め工場で弁，配管，復水器
上半部およびガスタービン用吸気フィルタなどの周辺機
器を取り付け、この周辺機器を前記鉄骨製基礎台および
前記パワートレイン機器とともに輸送することを特徴と
する。
【００１２】請求項５記載の発電プラントは、予め組み
立てて一体化した鉄骨製基礎台と、この鉄骨製基礎台に
予め据え付けられるとともに、発電機，蒸気タービンお
よびガスタービンを一軸で結合したパワートレイン機器
と、前記鉄骨製基礎台に予め取り付けられた弁，配管，
復水器上半部およびガスタービン用吸気フィルタなどの
周辺機器とを備えたことを特徴とする。
立てて一体化した鉄骨製基礎台と、この鉄骨製基礎台に
予め据え付けられるとともに、発電機，蒸気タービンお
よびガスタービンを一軸で結合したパワートレイン機器
と、前記鉄骨製基礎台に予め取り付けられた弁，配管，
復水器上半部およびガスタービン用吸気フィルタなどの
周辺機器とを備えたことを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００１４】図１は本発明に係るパワートレイン機器の
据付方法により据え付けられる発電プラントの一実施形
態を示す側面図、図２は図１の正面図である。
据付方法により据え付けられる発電プラントの一実施形
態を示す側面図、図２は図１の正面図である。
【００１５】図１および図２に示すように、予め工場に
おいて組み立てられて一体化した鉄骨製基礎台１０に、
パワートレイン機器である発電機１１，蒸気タービン１
２，ガスタービン１３を予め工場にて組み立てた後、鉄
骨製基礎台１０にオンベース（設置）し据え付けられ
る。ここで、パワートレイン機器とは、発電機１１，蒸
気タービン１２およびガスタービン１３の各機器が一軸
で結合されたものをいう。
おいて組み立てられて一体化した鉄骨製基礎台１０に、
パワートレイン機器である発電機１１，蒸気タービン１
２，ガスタービン１３を予め工場にて組み立てた後、鉄
骨製基礎台１０にオンベース（設置）し据え付けられ
る。ここで、パワートレイン機器とは、発電機１１，蒸
気タービン１２およびガスタービン１３の各機器が一軸
で結合されたものをいう。
【００１６】また、鉄骨製基礎台１０の内部および周辺
には、上記パワートレイン機器以外に周辺機器である弁
１４，配管１５，復水器上半部１６，ガスタービン用吸
気フィルタ１７などを予め工場にて取り付け、現地での
作業を削減している。
には、上記パワートレイン機器以外に周辺機器である弁
１４，配管１５，復水器上半部１６，ガスタービン用吸
気フィルタ１７などを予め工場にて取り付け、現地での
作業を削減している。
【００１７】以上のように予め工場にて鉄骨製基礎台１
０、パワートレイン機器である発電機１１，蒸気タービ
ン１２，ガスタービン１３、周辺機器である弁１４，配
管１５，復水器上半部１６，ガスタービン用吸気フィル
タ１７を一体化したモジュールをドーリー（台車）１８
にて現地まで輸送した後、現地の所定位置に据え付けら
れる。
０、パワートレイン機器である発電機１１，蒸気タービ
ン１２，ガスタービン１３、周辺機器である弁１４，配
管１５，復水器上半部１６，ガスタービン用吸気フィル
タ１７を一体化したモジュールをドーリー（台車）１８
にて現地まで輸送した後、現地の所定位置に据え付けら
れる。
【００１８】ここで、ドーリー１８は、自走型で、且つ
その受台１９が上下動可能な構造とし、工場でのモジュ
ールの荷受けおよび現地でのモジュールオンベースはド
ーリー１８自体が行う。そして、鉄骨製基礎台１０とパ
ワートレイン機器が一体化されたモジュールを輸送する
に際し、鉄骨製基礎台１０は、ドーリー１８で積み降ろ
し可能な構造に構成されている。そのため、モジュール
の荷受けおよびオンベース作業を行う重機はドーリー１
８以外に不要となる。
その受台１９が上下動可能な構造とし、工場でのモジュ
ールの荷受けおよび現地でのモジュールオンベースはド
ーリー１８自体が行う。そして、鉄骨製基礎台１０とパ
ワートレイン機器が一体化されたモジュールを輸送する
に際し、鉄骨製基礎台１０は、ドーリー１８で積み降ろ
し可能な構造に構成されている。そのため、モジュール
の荷受けおよびオンベース作業を行う重機はドーリー１
８以外に不要となる。
【００１９】このように本実施形態の発電プラントは、
予め工場で組み立てて一体化した鉄骨製基礎台１０と、
予め工場で組み立てられ鉄骨製基礎台１０に据え付けら
れるとともに、発電機１１，蒸気タービン１２およびガ
スタービン１３を一軸で結合したパワートレイン機器
と、鉄骨製基礎台１０に予め工場で取り付けられた弁１
４，配管１５，復水器上半部１６およびガスタービン用
吸気フィルタ１７などの周辺機器とを備えている。
予め工場で組み立てて一体化した鉄骨製基礎台１０と、
予め工場で組み立てられ鉄骨製基礎台１０に据え付けら
れるとともに、発電機１１，蒸気タービン１２およびガ
スタービン１３を一軸で結合したパワートレイン機器
と、鉄骨製基礎台１０に予め工場で取り付けられた弁１
４，配管１５，復水器上半部１６およびガスタービン用
吸気フィルタ１７などの周辺機器とを備えている。
【００２０】次に、上記実施形態の作用および効果を説
明する。
明する。
【００２１】コンバインドサイクル発電設備に設置され
るパワートレイン機器の基礎台の施工において、コンク
リート基礎台の代わりに鉄骨製基礎台１０を用い、この
鉄骨製基礎台１０は現地ではなく工場にて組み立て、一
体に仕上げた後、輸送し現地にて据え付けられるので、
現地での鉄骨製基礎台１０の施工が不要になるととも
に、鉄骨製基礎台１０の施工期間がなくなり、土木工事
を短縮することができる。
るパワートレイン機器の基礎台の施工において、コンク
リート基礎台の代わりに鉄骨製基礎台１０を用い、この
鉄骨製基礎台１０は現地ではなく工場にて組み立て、一
体に仕上げた後、輸送し現地にて据え付けられるので、
現地での鉄骨製基礎台１０の施工が不要になるととも
に、鉄骨製基礎台１０の施工期間がなくなり、土木工事
を短縮することができる。
【００２２】また、パワートレイン機器である発電機１
１，蒸気タービン１２，ガスタービン１３は、工場にて
鉄骨製基礎台１０と一体化されて輸送されるため、現地
でのパワートレイン機器のオンベース作業が不要とな
り、据付工期が短縮され、加えてオンベース用のジャッ
キアップ装置が不要になる。
１，蒸気タービン１２，ガスタービン１３は、工場にて
鉄骨製基礎台１０と一体化されて輸送されるため、現地
でのパワートレイン機器のオンベース作業が不要とな
り、据付工期が短縮され、加えてオンベース用のジャッ
キアップ装置が不要になる。
【００２３】さらに、鉄骨製基礎台１０とパワートレイ
ン機器が一体化されたモジュールを輸送するに際し、鉄
骨製基礎台１０をドーリー１８により積み降ろし可能な
構造としたことにより、モジュールの積み降ろし作業が
容易になる。
ン機器が一体化されたモジュールを輸送するに際し、鉄
骨製基礎台１０をドーリー１８により積み降ろし可能な
構造としたことにより、モジュールの積み降ろし作業が
容易になる。
【００２４】また、鉄骨製基礎台１０に予め工場で弁１
４，配管１５，復水器上半部１６およびガスタービン用
吸気フィルタ１７などの周辺機器を取り付け、この周辺
機器を鉄骨製基礎台１０およびパワートレイン機器とと
もに輸送することにより、周辺機器が作業環境の良好な
工場で取り付けられ、品質確保が容易になるとともに、
その取付作業が容易になる。
４，配管１５，復水器上半部１６およびガスタービン用
吸気フィルタ１７などの周辺機器を取り付け、この周辺
機器を鉄骨製基礎台１０およびパワートレイン機器とと
もに輸送することにより、周辺機器が作業環境の良好な
工場で取り付けられ、品質確保が容易になるとともに、
その取付作業が容易になる。
【００２５】さらにまた、上記のようにして据え付けら
れた発電プラントは、施工期間が大幅に短縮され、パワ
ートレイン機器および周辺機器が作業環境の良好な工場
で組み立てられるため、品質確保が容易になる。
れた発電プラントは、施工期間が大幅に短縮され、パワ
ートレイン機器および周辺機器が作業環境の良好な工場
で組み立てられるため、品質確保が容易になる。
【００２６】なお、上記実施形態では、鉄骨製基礎台１
０、パワートレイン機器である発電機１１，蒸気タービ
ン１２，ガスタービン１３、周辺機器である弁１４，配
管１５，復水器上半部１６，ガスタービン用吸気フィル
タ１７を一体化したモジュールをドーリー（台車）１８
にて現地まで輸送した後、現地の所定位置に据え付ける
ようにしたが、鉄骨製基礎台１０だけを輸送し現地にて
据え付けてもよく、またパワートレイン機器を据え付け
た鉄骨製基礎台１０を輸送し現地にて据え付けるように
してもよい。
０、パワートレイン機器である発電機１１，蒸気タービ
ン１２，ガスタービン１３、周辺機器である弁１４，配
管１５，復水器上半部１６，ガスタービン用吸気フィル
タ１７を一体化したモジュールをドーリー（台車）１８
にて現地まで輸送した後、現地の所定位置に据え付ける
ようにしたが、鉄骨製基礎台１０だけを輸送し現地にて
据え付けてもよく、またパワートレイン機器を据え付け
た鉄骨製基礎台１０を輸送し現地にて据え付けるように
してもよい。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
記載のパワートレイン機器の据付方法によれば、発電
機，蒸気タービンおよびガスタービンを一軸で結合した
パワートレイン機器が設置される鉄骨製基礎台を、予め
工場で組み立てて一体化し、この鉄骨製基礎台を輸送し
現地にて据え付けることにより、従来のようにコンクリ
ート基礎台を施工する必要がなく、鉄骨製基礎台の施工
期間がなくなり、土木工事の施工期間を短縮することが
できる。
記載のパワートレイン機器の据付方法によれば、発電
機，蒸気タービンおよびガスタービンを一軸で結合した
パワートレイン機器が設置される鉄骨製基礎台を、予め
工場で組み立てて一体化し、この鉄骨製基礎台を輸送し
現地にて据え付けることにより、従来のようにコンクリ
ート基礎台を施工する必要がなく、鉄骨製基礎台の施工
期間がなくなり、土木工事の施工期間を短縮することが
できる。
【００２８】また、鉄骨製基礎台は、コンクリート基礎
台に比べ重量が大幅に減少するため、基礎台下に施工さ
れるマットおよび杭打ち工事を簡素化することができ
る。
台に比べ重量が大幅に減少するため、基礎台下に施工さ
れるマットおよび杭打ち工事を簡素化することができ
る。
【００２９】請求項２記載のパワートレイン機器の据付
方法によれば、請求項１記載のパワートレイン機器の据
付方法において、パワートレイン機器は、予め工場で組
み立てられ且つ鉄骨製基礎台に据え付けられ、この状態
で鉄骨製基礎台とともに輸送し現地にて据え付けること
により、現地でのパワートレイン機器の組立、据付作業
が簡略化され、据付工期が短縮され、加えてオンベース
用のジャッキアップ装置が不要になる。
方法によれば、請求項１記載のパワートレイン機器の据
付方法において、パワートレイン機器は、予め工場で組
み立てられ且つ鉄骨製基礎台に据え付けられ、この状態
で鉄骨製基礎台とともに輸送し現地にて据え付けること
により、現地でのパワートレイン機器の組立、据付作業
が簡略化され、据付工期が短縮され、加えてオンベース
用のジャッキアップ装置が不要になる。
【００３０】また、工場に設置されたクレーンなどの重
機や工具を使用して組立、据え付けるため、作業性が向
上し、場所毎にジャッキアップ装置などの重機の手配が
不要になる。
機や工具を使用して組立、据え付けるため、作業性が向
上し、場所毎にジャッキアップ装置などの重機の手配が
不要になる。
【００３１】請求項３記載のパワートレイン機器の据付
方法によれば、請求項２記載のパワートレイン機器の据
付方法において、鉄骨製基礎台とパワートレイン機器が
一体化されたモジュールを輸送するに際し、鉄骨製基礎
台をドーリーにより積み降ろし可能な構造としたことに
より、モジュールの積み降ろし作業が容易になる。
方法によれば、請求項２記載のパワートレイン機器の据
付方法において、鉄骨製基礎台とパワートレイン機器が
一体化されたモジュールを輸送するに際し、鉄骨製基礎
台をドーリーにより積み降ろし可能な構造としたことに
より、モジュールの積み降ろし作業が容易になる。
【００３２】請求項４記載のパワートレイン機器の据付
方法によれば、請求項２記載のパワートレイン機器の据
付方法において、鉄骨製基礎台に予め工場で弁，配管，
復水器上半部およびガスタービン用吸気フィルタなどの
周辺機器を取り付け、この周辺機器を鉄骨製基礎台およ
びパワートレイン機器とともに輸送することにより、周
辺機器が作業環境の良好な工場で取り付けられ、品質確
保が容易になるとともに、その取付作業が容易になる。
方法によれば、請求項２記載のパワートレイン機器の据
付方法において、鉄骨製基礎台に予め工場で弁，配管，
復水器上半部およびガスタービン用吸気フィルタなどの
周辺機器を取り付け、この周辺機器を鉄骨製基礎台およ
びパワートレイン機器とともに輸送することにより、周
辺機器が作業環境の良好な工場で取り付けられ、品質確
保が容易になるとともに、その取付作業が容易になる。
【００３３】請求項５記載の発電プラントによれば、予
め組み立てて一体化した鉄骨製基礎台と、この鉄骨製基
礎台に予め据え付けられるとともに、発電機，蒸気ター
ビンおよびガスタービンを一軸で結合したパワートレイ
ン機器と、鉄骨製基礎台に予め取り付けられた弁，配
管，復水器上半部およびガスタービン用吸気フィルタな
どの周辺機器とを備えたことにより、施工期間を大幅に
短縮し、ワートレイン機器および周辺機器が作業環境の
良好な工場で組み立てられるため、品質確保が容易にな
る。
め組み立てて一体化した鉄骨製基礎台と、この鉄骨製基
礎台に予め据え付けられるとともに、発電機，蒸気ター
ビンおよびガスタービンを一軸で結合したパワートレイ
ン機器と、鉄骨製基礎台に予め取り付けられた弁，配
管，復水器上半部およびガスタービン用吸気フィルタな
どの周辺機器とを備えたことにより、施工期間を大幅に
短縮し、ワートレイン機器および周辺機器が作業環境の
良好な工場で組み立てられるため、品質確保が容易にな
る。
【図１】本発明に係るパワートレイン機器の据付方法に
より据え付けられる発電プラントの一実施形態を示す側
面図。
より据え付けられる発電プラントの一実施形態を示す側
面図。
【図２】図１の正面図。
【図３】従来のパワートレイン機器の据付方法により据
え付けられた発電プラントを示す側面図。
え付けられた発電プラントを示す側面図。
１０ 鉄骨製基礎台 １１ 発電機 １２ 蒸気タービン １３ ガスタービン １４ 弁 １５ 配管 １６ 復水器上半部 １７ ガスタービン用吸気フィルタ １８ ドーリー １９ 受台
Claims (5)
- 【請求項１】 発電機，蒸気タービンおよびガスタービ
ンを一軸で結合したパワートレイン機器が設置される鉄
骨製基礎台を、予め工場で組み立てて一体化し、この鉄
骨製基礎台を輸送し現地にて据え付けることを特徴とす
るパワートレイン機器の据付方法。 - 【請求項２】 請求項１記載のパワートレイン機器の据
付方法において、パワートレイン機器は、予め工場で組
み立てられ且つ鉄骨製基礎台に据え付けられ、この状態
で前記鉄骨製基礎台とともに輸送し現地にて据え付ける
ことを特徴とするパワートレイン機器の据付方法。 - 【請求項３】 請求項２記載のパワートレイン機器の据
付方法において、鉄骨製基礎台とパワートレイン機器が
一体化されたモジュールを輸送するに際し、前記鉄骨製
基礎台をドーリーにより積み降ろし可能な構造としたこ
とを特徴とするパワートレイン機器の据付方法。 - 【請求項４】 請求項２記載のパワートレイン機器の据
付方法において、鉄骨製基礎台に予め工場で弁，配管，
復水器上半部およびガスタービン用吸気フィルタなどの
周辺機器を取り付け、この周辺機器を前記鉄骨製基礎台
および前記パワートレイン機器とともに輸送することを
特徴とするパワートレイン機器の据付方法。 - 【請求項５】 予め組み立てて一体化した鉄骨製基礎台
と、この鉄骨製基礎台に予め据え付けられるとともに、
発電機，蒸気タービンおよびガスタービンを一軸で結合
したパワートレイン機器と、前記鉄骨製基礎台に予め取
り付けられた弁，配管，復水器上半部およびガスタービ
ン用吸気フィルタなどの周辺機器とを備えたことを特徴
とする発電プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25968996A JPH10103019A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | パワートレイン機器の据付方法およびこの方法により据え付けられる発電プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25968996A JPH10103019A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | パワートレイン機器の据付方法およびこの方法により据え付けられる発電プラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103019A true JPH10103019A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17337560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25968996A Pending JPH10103019A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | パワートレイン機器の据付方法およびこの方法により据え付けられる発電プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10103019A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017169322A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 三菱重工業株式会社 | 舶用蒸気タービンモジュール構造 |
| CN108397247A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-08-14 | 江苏金通灵流体机械科技股份有限公司 | 一种快装式高速同轴中间再热轴向排汽型汽轮机 |
| CN109403672A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-03-01 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 一种燃气-蒸汽联合循环电厂主厂房布置结构 |
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1996
- 1996-09-30 JP JP25968996A patent/JPH10103019A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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