JPH1010220A - 指向性アンテナ追尾装置 - Google Patents

指向性アンテナ追尾装置

Info

Publication number
JPH1010220A
JPH1010220A JP18131496A JP18131496A JPH1010220A JP H1010220 A JPH1010220 A JP H1010220A JP 18131496 A JP18131496 A JP 18131496A JP 18131496 A JP18131496 A JP 18131496A JP H1010220 A JPH1010220 A JP H1010220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile station
directional antenna
angle
gyro
fixed station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18131496A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kondo
近藤高弘
Yuutarou Motoyoshi
元良勇太郎
Shunsuke Fujise
藤瀬俊介
Yoshikatsu Sako
酒向義勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP18131496A priority Critical patent/JPH1010220A/ja
Publication of JPH1010220A publication Critical patent/JPH1010220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】移動局の位置に係わらず指向性アンテナを固定
局に向ける。 【解決手段】移動局1に配置されたGPS42及び方位
検知装置の測定により固定局2の方向を求め、指向性ア
ンテナ3の方向を固定局2の方向に向ける指向性アンテ
ナ追尾装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体に取り付け
られた指向性アンテナの方向制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固定局にプリズムを配置し、移動
局よりレーザー光を発射し、レーザー光が固定局のプリ
ズムで反射して戻ってきた方向が固定局の方向であるの
で、その方向に指向性アンテナを向けていた。
【0003】しかし、従来の方法では、以下のような問
題点がある。 <イ>移動局と固定局の間に障害物があると、レーザー
光が遮断され、指向性アンテナの追尾が困難であった。 <ロ>レーザー発射装置などの追尾装置は、工事用車両
である重機などに載せると、振動などの影響で測定する
ことが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、移動局の位
置に係わらず指向性アンテナを固定局に向ける追尾装置
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動局に取り
付けられた指向性アンテナを固定局の方向に向ける指向
性アンテナ追尾装置において、移動局に配置されたGP
S及びジャイロと、GPS及びジャイロの各信号を入力
して固定局の方向を算出する演算処理装置と、指向性ア
ンテナの方向を制御する方向制御装置とを備え、ジャイ
ロに測定角の基準を設定し、移動局の移動に伴って生じ
たジャイロの測定角とGPSで求めた位置座標から固定
局の方向を算出し、指向性アンテナを固定局の方向に向
けるように制御することを特徴とする、指向性アンテナ
追尾装置、又は、前記指向性アンテナ追尾装置におい
て、移動局に磁気センサを配置し、磁気センサで求めた
方位角をジャイロの測定角の基準とすることを特徴とす
る、指向性アンテナ追尾装置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0007】<イ>指向性アンテナ追尾装置の概要 指向性アンテナ追尾装置は、移動局1と固定局2の間で
効率よく送受信ができるように移動局1に配置された指
向性アンテナ3を固定局2の方向に向ける装置である。
例えば、図1のように、土木工事現場などにおいて、重
機など工事用車両に指向性アンテナ3を取付けて作業事
務所などと交信を行いながら作業を進める場合に使用で
きる。指向性アンテナ3を用いることができるので、電
波を効率よく使用できる。
【0008】移動局1には、現在の位置を求めることが
できるGPS42(人工衛星を利用した汎地球測位シス
テム)と、移動局1が基準方向に対して回転した角度を
求めることができるジャイロ40とを備えている。ジャ
イロ40は、基準方向からの回転角が求まるもので良
く、例えば、ファイバジャイロなどが使用できる。
【0009】<ロ>移動局の位置の測定 移動局1に載置されたGPS42、精度を高めるために
はDGPSを用いて、移動局1の3次元の位置(x、
y、z)を求めることができる。固定局2の位置(A、
B、C)は、予め分かっているので、固定局2と移動局
1の距離Rは、式1で算出することができる。ここで、
固定局2と移動局1の位置を示す座標系(X、Y、Z)
は、例えば図2で示すように、X軸とY軸を水平面に、
Z方向を上方にとり、X軸を地磁気の北極方向から右方
向に角度αの方向とする。角度αは、オフセット角と
し、任意の角度とすることができる。これらの演算は演
算処理装置で行う。
【0010】
【式1】
【0011】<ロ>ジャイロの測定角の基準の設定 移動局1が移動する前に、ジャイロ40の測定角の基準
となる方向を設定する。基準となる方向は、どの様な方
向でも良いが、例えば磁気センサ41で測定した地磁気
の北極方向Nとする。その場合、ジャイロ40の測定角
β、即ち移動局が回転した角は、地磁気の北極方向から
の角度になる。
【0012】なお、地磁気センサ41は、静止している
際に測定すると、より精密な地磁気の北方向を求めるこ
とができる。また、磁気センサ以外に、例えばロランC
の様な電波灯台(発信地が特定できる電波発信源)な
ど、方向を特定できるものがあれば、それを基準に用い
ても良い。
【0013】<ハ>指向性アンテナを固定局に向ける旋
回角の算出 移動局1が移動し、ジャイロ40で測定した測定角βが
移動局が回転した角度となるので、以下の式2〜式4を
用いて固定局の方向とのなす角θ、即ち、指向性アンテ
ナを旋回させる旋回角θを算出できる。これらの演算は
演算処理装置44で行う。
【0014】
【式2】
【0015】
【式3】
【0016】
【式4】
【0017】<ニ>指向性アンテナを固定局に向ける鉛
直角の算出 移動局1が移動し、移動局と固定局のZ軸の高さが相違
する場合、指向性アンテナを上下方向に向ける。その角
度を鉛直角ψとする。以下の式5〜式6を用いて算出で
きる。これらの演算は演算処理装置44で行う。
【0018】
【式5】
【0019】
【式6】
【0020】<ハ>指向性アンテナの追尾方法 移動局1において、指向性アンテナ3を固定局2の方向
に向ける際、GPS42により移動局の位置座標信号を
求め、また、ジャイロ40の回転角信号を求め、演算処
理装置44に入力して処理する。この処理において、移
動局の位置座標と移動局が回転した角、即ち測定角βを
算出し、式1乃至式4により指向性アンテナ3を固定局
2に向ける方向の旋回角θを求める。また、式1、式5
乃至式6により指向性アンテナ3の上下方向の鉛直角ψ
を求める。
【0021】演算処理装置44で求めた旋回角θと鉛直
角ψを方向制御装置45に入力して、指向性アンテナを
回転すると共に、方向制御装置45からの信号を水平・
鉛直回転角検出器43にフィードバックして、所定の方
向に正確に求め、更に指向性アンテナ3の回転を制御す
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>移動局側で独自に方位測定を行えるので、移動局
と固定局との間に障害物があっても、影響されることな
く追尾が可能となる。 <ロ>方向性アンテナを使用できるので、電波の利用を
効率よく行うことができる。 <ハ>指向性アンテナ追尾装置を重機などに載せて作業
をおこなっても、振動や天候に左右されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動局の指向性アンテナを固定局に向ける説明
【図2】指向性アンテナの向きを説明する図
【図3】指向性アンテナ追尾装置のブロック図
【符号の説明】
1・・移動局 2・・固定局 3・・指向性アンテナ 40・ジャイロ 41・磁気センサ 42・GPS 43・水平・鉛直回転角検出器 44・演算処理装置 45・方向制御装置
【式55】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒向義勝 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動局に取り付けられた指向性アンテナを
    固定局の方向に向ける指向性アンテナ追尾装置におい
    て、 移動局に配置されたGPS及びジャイロと、 GPS及びジャイロの各信号を入力して固定局の方向を
    算出する演算処理装置と、 指向性アンテナの方向を制御する方向制御装置とを備
    え、 ジャイロに測定角の基準を設定し、移動局の移動に伴っ
    て生じたジャイロの測定角とGPSで求めた位置座標か
    ら固定局の方向を算出し、指向性アンテナを固定局の方
    向に向けるように制御することを特徴とする、 指向性アンテナ追尾装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の指向性アンテナ追尾装置
    において、 移動局に磁気センサを配置し、 磁気センサで求めた方位角をジャイロの測定角の基準と
    することを特徴とする、 指向性アンテナ追尾装置。
JP18131496A 1996-06-21 1996-06-21 指向性アンテナ追尾装置 Pending JPH1010220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18131496A JPH1010220A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 指向性アンテナ追尾装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18131496A JPH1010220A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 指向性アンテナ追尾装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1010220A true JPH1010220A (ja) 1998-01-16

Family

ID=16098520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18131496A Pending JPH1010220A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 指向性アンテナ追尾装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1010220A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008119763A1 (de) * 2007-03-30 2008-10-09 Continental Teves Ag & Co. Ohg Steuerung von antennnen zur erhöhung der kommunikationsreichweite eines fahrzeugs
JP2015023439A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 Kddi株式会社 無線lanの設定装置および被設定装置
DE102017011589A1 (de) 2016-12-21 2018-06-21 Fanuc Corporation Bildanzeigevorrichtung
CN109946650A (zh) * 2019-04-12 2019-06-28 扬州市职业大学(扬州市广播电视大学) 一种无线同步收发分离的定位系统及方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008119763A1 (de) * 2007-03-30 2008-10-09 Continental Teves Ag & Co. Ohg Steuerung von antennnen zur erhöhung der kommunikationsreichweite eines fahrzeugs
JP2015023439A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 Kddi株式会社 無線lanの設定装置および被設定装置
DE102017011589A1 (de) 2016-12-21 2018-06-21 Fanuc Corporation Bildanzeigevorrichtung
US10451485B2 (en) 2016-12-21 2019-10-22 Fanuc Corporation Image display device
CN109946650A (zh) * 2019-04-12 2019-06-28 扬州市职业大学(扬州市广播电视大学) 一种无线同步收发分离的定位系统及方法
CN109946650B (zh) * 2019-04-12 2023-09-15 扬州市职业大学(扬州市广播电视大学) 一种无线同步收发分离的定位系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6480148B1 (en) Method and apparatus for navigation guidance
US6052083A (en) Method and apparatus for position identification
JP2866289B2 (ja) 建設機械の位置及び姿勢表示方法
US6035254A (en) GPS-aided autolock in a robotic total station system
JP2001509851A (ja) 作業部の位置を決定するための装置と方法
JP2001509852A (ja) 作業部の位置を決定するための装置と方法
CN104777452B (zh) 一种移动设备的定位系统及定位方法
KR100715178B1 (ko) 관측 목표물의 위치 검출 방법
JP2007192585A (ja) 測量ユニットの較正方法および生産方法、ならびに移動体測量を行なうための装置の生産方法
JPH0844428A (ja) 無人走行車
CN107917693A (zh) 一种基于光学测距的倾斜测量装置及测量方法
JPH1010220A (ja) 指向性アンテナ追尾装置
KR100915121B1 (ko) 위성항법보정시스템을 이용한 무인이동체 및 그 유도방법
JP2003105762A (ja) 杭打設方法
CN207675158U (zh) 一种基于光学测距的倾斜测量装置
JP2916625B1 (ja) 車両姿勢検出装置
ATE264511T1 (de) Verfahren zur bestimmung der orientierung einer definierten azimutalen richtung einer navigationseinrichtung
JP2916708B2 (ja) 移動体の現在位置測定装置
KR102036080B1 (ko) 휴대형 위치 결정 장치 및 휴대형 위치 결정 장치 동작 방법
JP3524944B2 (ja) アンテナ方向調整装置
KR20070090426A (ko) 자율주행 이동물체 및 목표 항로 추적 방법
JP2003302469A (ja) 自律作業車および自律作業車の制御方法
JPH10206178A (ja) 移動体の誘導システム
JP2004012258A (ja) 遠隔測位装置及び遠隔測位方法並びにコンピュータ・ソフトウエア
JP2002005660A (ja) 遠隔測量システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510