JPH10101156A - 媒体ディスペンサ - Google Patents
媒体ディスペンサInfo
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- JPH10101156A JPH10101156A JP9262934A JP26293497A JPH10101156A JP H10101156 A JPH10101156 A JP H10101156A JP 9262934 A JP9262934 A JP 9262934A JP 26293497 A JP26293497 A JP 26293497A JP H10101156 A JPH10101156 A JP H10101156A
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Classifications
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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- B05B11/062—Gas or vapour producing the flow, e.g. from a compressible bulb or air pump designed for spraying particulate material
Landscapes
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Abstract
質的に余すことなく吐出されることを可能にする。 【解決手段】 空気圧力チャンバ(12)の中に針形状
の媒体リザーバ(8)が配置され、当該媒体リザーバ
は、ポンプストローク時に、その媒体出口(18)によ
ってチャンバ(12)の内側からピストン(16)を刺
し貫き、その結果、媒体は、圧縮空気によってリザーバ
から噴射され、噴霧ノズル(30)へ運ばれる。
Description
及び/又は粉末状でもあり得る媒体を吐出し配給する装
置に関するものである。
当該装置の内部において既に霧状化されているか、或い
は後者から出る際に噴霧されることが可能であり、結果
として、微小な量の媒体でさえも非常に大きな有効表面
領域を形成する。当該媒体は、医薬品、化粧品又は技術
的な製品において使用される活性薬剤であることが可能
であり、手動操作によって少なくとも装置の部分を短縮
することによって吐出され、媒体オリフィスの限定領域
において吐出装置から完全に解放されることになる。
バとして装置の製造時に既に充填されて設けられるが、
各々の媒体吐出の後に、ポンプチャンバに類似した主要
リザーバから再び充填されることもまた可能である。単
なる単独リザーバである代わりに、数個のリザーバが、
単一の軸内において及び/又はデージーリングの形態に
おいて連続して設けられ、中間的な休止を備えた一連の
操作ステップによって媒体オリフィスを介して連続的に
吐出されることも可能である。
の欠陥を回避するように成し、より詳細には、微小な量
の媒体でさえも確実に貯蔵され、実質的に余すことなく
吐出されることが可能であるように成した媒体吐出装置
を形成することを目的とするものである。
求項1〜5に記載の媒体ディスペンサである。
るそのリザーバ即ち空間は、非常に細長い形状を特徴と
するものであって、その幅即ち直径は、5mm、3mm又は
1mm以下にまで達することが可能であり、結果として、
その内部に包含される媒体は、長いピン即ち針の形状を
呈することになる。リザーバの内側の幅は、その壁の厚
さの4倍から6倍に対応することが可能であり、リザー
バ空間の長さもまた、その内側の幅の4倍から6倍に対
応することが可能であり、これらの値は、各々の場合に
おける最大値及び最小値を表現し得るものとして理解さ
れる。便宜的には、その壁の厚さは、リザーバ本体の周
囲及び長さについて一定である。リザーバ本体は、プラ
スチック、ステンレス鋼のような鋼材、ガラスのような
透明材料などから成る円筒形の中空針の部分によって単
純に形成されることが可能であり、その製造は非常に単
純であることになる。
吐出を操作するために媒体オリフィスに対して運動可能
である装置のユニットの上に設けられることが可能であ
り、この本体は、操作運動の過程において、例えば孔開
けなどによってチャンバのクロージャを開放する。この
チャンバ内部の空間は、リザーバ内における媒体と直接
に隣接することが可能であり、開放する本体即ちリザー
バを少なくとも部分的には収容することも可能であり、
開放される前に高い圧力に曝される圧力空間として構成
され得るものである。開放する本体は、リザーバによっ
て直接に形成されることも可能である。
に対しても永続的に作用し得るものである高い圧力が蓄
積され、当該流体媒体が初めはリザーバに対する流動運
動を全く実行しないように成した、始動位置に続く行程
が、操作の一部の間において、当該装置に設けられるこ
とが好都合である。同じ方向に継続する操作運動の後続
の部分では、当該媒体は、上記側面の一方においてその
圧力から解放され、他の介在する弁なしにこの側面にお
いて媒体オリフィスに対して案内されるように連絡さ
れ、その結果、ここにおいて他の側面に作用する圧力の
故に、当該媒体は、リザーバから且つ媒体オリフィスを
介して即座に噴射される。
ンプの圧力チャンバ即ちポンプチャンバの内部に、リザ
ーバが実質的に全体的に殆ど接触なしで配置されるとき
に、それは特に有益であり、少なくとも1つの操作位置
において或いはすべての操作位置において、流体のため
の1つ又はそれ以上のリザーバ入口及び/又はそこから
離間して配置される媒体のためのリザーバ出口は、圧力
チャンバに対して、即ちその内部に存在する圧力に対し
て接続されることになる。その後、操作運動の過程にお
いて、リザーバ又は他の孔開けスパイクは、例えばプラ
ンジャである可動式のチャンバ・クロージャを内部から
孔開けし得ることになり、そのリザーバ出口は、圧力チ
ャンバの外側に密閉して配置され、流体は、その後、リ
ザーバ入口に流入し、リザーバ出口を介して媒体を直線
的に押し出す。
れることが可能であり、ベース本体の中に挿入されるこ
とになるリザーバユニットの内部に気密状態で密閉され
得るものであり、当該ベース本体は、初めは始動位置へ
のリザーバ空間の開口を全く有するものではなく、後に
操作によって放出されることになる、媒体オリフィスを
含んで成る。この目的のために、ベース本体は、孔開け
スパイク、針などのような部材を全く必要とするもので
はなく、直接にクロージャを開放する。何故なら、この
開放部材が、既にリザーバユニットの構成要素だからで
ある。
ーバは、ベース本体と共に事前組み立てされたユニット
を形成して、ベース本体の上に確実に装着される拘束器
を介して接続されることが可能であり、結果として、当
該リザーバは、残りの行程によって後に適用されること
になる操作力よりも実質的に大きい操作力が適用される
前ではないが、ベース本体に対して可動であることにな
る。この結果として、媒体又は流体の大きな流量を非常
に迅速に産み出し、その噴霧作用をも向上させる操作運
動が即座に開始される。復帰動作を保護するスナップ作
動式の接続部であることも可能である拘束器は、便宜的
には、設計破断点によって形成され、リザーバ本体及び
ベース本体の一体的な構成が実行可能であることにな
る。
体とは別体に、或いは他の何らかのキャリア本体とは別
体に、取付け本体の上に設けられることが可能であり、
キャリア本体に対して、後者が始動位置にあるときに取
換え可能に固定されるようにして、それらと共に事前組
み立てされたユニットを形成することも可能である。
図面からも明白なものであり、それらの個別的な特徴の
各々は、本発明の1つの実施例において更にはその他の
分野においても、単独であるか又は副次的な組合せの形
態として各個に達成されるものであり、有益な特色を、
独立して特許可能である特色として表明することが可能
であり、それらに関しては、本明細書で保護が請求され
ることになる。
逆方向にシフト可能であり、装置の全体を実質的に形成
するものとして配置されるように成した、2つのユニッ
ト2,3から構成される。そのユニット2は、すべての
操作位置においてユニット3の内部に永続的且つ全体的
に配置されることが可能である。最外部の寸法的に剛直
な部分として、ユニット2は、ベース本体4を含んで成
り、ユニット3はベース本体5を含んで成り、それらの
各々は、手動操作のための露出した取っ手6,7を設け
られる。全体的にベース本体4、5の内部において、取
っ手6に直接に隣接して設けられるものは、リザーバ
8、即ち針状の細管であり、これは、その長さの大部分
に渡って、ガス状の流体のためのリザーバ9の内部にお
いて接触しないように配置される。すべての構成要素
は、軸10の内部に設けられるものであり、本体5,8
を除いて回転対称である。
のための円筒形のリザーバ・チャンバ11を形成するも
のであり、この媒体は、粉体のようにリザーバ8の中に
高密度でパック詰めされることが可能であり、散漫な状
態に比べてその流動性は実質的に減退している。即ち、
それは、外部的な作用なしに自発的に流れることができ
ないほどに粘性が高いのである。少なくとも100倍又
は200倍ほども体積が大きいものである流体のための
チャンバ12が、リザーバ9を形成する。断面形状とし
ては、チャンバ12は、リザーバ8の区域内において同
軸的に環状なものであり、その周囲に隣接する。ベース
本体4又はもう1つの本体は、リザーバ8のためのキャ
リア本体13として設けられ、リザーバ8を担持するベ
ースにおいて密閉的に閉鎖される。本体4,13は、そ
の全長に渡って一定である内側及び/又は外側の断面を
有する管状シェル14を含んで成り、それは、透明材料
から構成され得るものであり、リザーバ8は、外部から
半径方向に視認可能となる。クロージャ/取付け本体1
5は、シェル14の下側端部に対して固定される。当該
取付け本体は、シェル14の内周に対して、最大限でそ
の直径ほどもあり、環状のショルダを介して外側端部区
域の近傍におけるシェル14の下側端部の表面領域に接
触するように成した部分によって、確実に挿入されて装
着され密閉される。その取付け本体の外周は、シェル1
4の外周の継続部分を同じ幅で形成する。カバー15
は、シェル14と一体的に構成されることも可能であ
り、或いは、スナップ作動式の接続部などによって取換
え可能に配置されることもまた可能である。
15から離間して配置される。当該ピストンは、その始
動位置では、全体的にチャンバ21又はシェル14の内
部に配置され、本体4,13の上側端部から離間され
る。リザーバ8は、その端部の間において、リザーバ入
口17よりも下側端部に接近するように離間されて、そ
の周囲に配分される数個の開口を含んで成る。それらの
開口は、そのシェルを横断して貫通するものであり、そ
れらの各々は、チャンバ11よりも小さな幅を有する。
軸方向から見ると、開口17は、円形であり、軸10に
対して平行であり、或いはリザーバ8の周囲方向に伸長
して延在していることも可能である。リザーバ8の全体
を通して軸10に直交して直角に配置される上側端部
は、リザーバ出口18として、リザーバ空間と同じ幅の
開口を形成する。リザーバシェルのこの端部は、残りの
リザーバ8と同じ幅である環状の孔開け先端部19を形
成するものであり、リザーバの幅は、リザーバ8の内側
及び/又は外側の幅であるものと理解される。
ピストン16は、その中心部において、残りのピストン
16と一体的に材料の中に形成される円形ディスク形状
のダイアフラム20などをクロージャとして含んで成
り、当該材料は、構成要素8,14,15の材料よりも
柔軟且つ弾力的なものである。ダイアフラム20は、鋭
角的な円錐角度で対向的に拡がる2つの凹みから成る底
部表面領域を形成するものであり、これらの凹みは、ピ
ストン16の端面領域において幅が最大である。これら
の底部表面領域即ちダイアフラム20の直径は、リザー
バ8即ち先端部19の外側の幅と等しいことが可能であ
り、或いは、それに対して僅かに大きいことも可能であ
る。ピストン16が作動プランジャなどによってリザー
バ8に対して移動されるときには、端部19が粒子を分
離させることなくダイアフラム20を完全に貫通してし
まって、全体的にピストン16内にあるダイアフラム2
0の上側端面領域のプランジャの中に配置されるまで、
圧力は、チャンバ12の中において増大する。ピストン
16は、その後、チャンバ12の底部表面領域に対する
当接などによって限定される。本体15によって形成さ
れ得るこの平坦な底部表面領域は、このようにして、開
口17の下側限定領域及びリザーバ8の外周と接線方向
に隣接するので、チャンバ12内における圧力は、開口
17の中において且つ開口18においても利用可能とな
る。開口17と同様にリザーバ空間にも直接に隣接する
その短めの下側端部区域によって、リザーバ8は、盲孔
の中に確実に装着され、その端部表面領域によって当接
して挿入されるように成したチャンバ底部の中に密閉さ
れるので、それは、ピストン16及びダイアフラム20
による圧力で外れてしまうものではない。リザーバ8の
幅は、チャンバ12の幅の2分の1、3分の1、或いは
4分の1よりも小さい。
上側の端部においてシェル14の中へ挿入されることが
可能であり、高い圧力は、組立の後、更にはその始動位
置において既にチャンバ12の中に存在する。本体15
から離れているチャンバ12の開口22の場合、シェル
14は、その対応する端部区域の外周に鋭角を為して円
錐状に先細に形成されることが可能である。ピストン1
6は、半径方向の事前張力が掛った2つの環状の密閉リ
ップ23によって、チャンバ12を形成するシェル14
の内周を密閉的に案内されるものであり、これらの密閉
リップは、部分的に円形の形状で軸方向に湾曲してい
て、ピストン16の端部からばかりでなくダイアフラム
20からも互いに軸方向に離間された凹みの一方の区域
の中に夫々に配置され、ピストン周囲へのそれらの移行
部の軸方向範囲の中間においてチャンバ12の内周と線
状に接触する。始動位置において、ピストン16の上側
端部表面領域24は、開口22又はシェル14の対応す
る端部表面領域に対して、少なくともピストン16の長
さの半分だけ引っ込められている。リザーバ8、本体1
5及びピストン16を包含するユニット2は、リザーバ
充填物を備えて事前組立されていて、後になって、ユニ
ット3に対して解放可能に固定されることも可能であ
る。
空の作動プランジャ25によって、当該ユニットは、ユ
ニット3なしに固定されることも可能であり、当該媒体
は、このようにして、ピストン16から離れたプランジ
ャ25の端部から吐出されることになる。プランジャ2
5は、ピストン16と一体的であるか或いは事前組立さ
れる組立体を形成して、始動位置において開口22から
自由に突出することも可能である。この場合、プランジ
ャ25は、始動位置におけるその平坦な下側端部表面領
域によって、端部表面領域24に対してそこから間隙に
よって離間されるに過ぎないように位置決めして配置さ
れるように成して、ユニット3又はベース本体5に対し
て接続される。プランジャ25の外側の幅は、密閉材2
3に隣接するピストン16の外側の幅と等しいものであ
り、シェル14に永続的に係合するプランジャ15及び
ユニット2は、互いに最小限の半径方向間隙を備えて半
径方向に案内される。
軸10内に配置されるプランジャ25は、その全長に渡
って出口通路26によって貫通されるものであり、それ
は、当該出口通路を、その全長及びその全周に渡って一
体的に形成する。通路26の下側端部区域27は、端部
表面領域24内の対応する凹みの最大幅に対応する幅ま
で鋭角を為して下向きに拡げられ、その長さに匹敵する
ことも可能になる。円錐区域27は、出口18又は端部
表面領域24内の凹みから出る流体媒体混合物の流れを
加速するように作用する。
い部分は、ベース本体5から独立したプランジャ・スパ
イクの中に配設され、その外側の幅の中におけるオフセ
ットしたスパイクの上側端部は、スリーブ形状のプラン
ジャ取付台29の中に確実に挿入されて装着される。取
付台29の外側では、スパイク28が後者と同じ外側の
幅を特徴としている。取付台29は、スパイク28より
短いか又は当該スパイクの長さの半分であり、このスパ
イクは、軸方向の取付台29の内部におけるその上側端
部によって、環状の底部表面領域に当接する。後者は、
幅が一定の通路26の円筒部分の継続部分によって貫通
され、この継続部分は、拡がったチャンバ即ち旋回器3
1を介在させて媒体オリフィス30の中へ融合する。旋
回器31の中では、媒体は、旋回させられ、即ち、噴霧
ノズル30のノズル軸10の廻りを回転させられるの
で、流体/媒体混合物が、1又は2分の1ミリメータ以
下の幅を有するノズル30から噴霧されるこの渦巻き流
の作用によって出現する。スパイク28の上側端部は、
旋回器21即ちその旋回チャンバとも隣接することが可
能である。
に設けられ、その樽状又は球状の湾曲は、凸状の外側側
面において出口ノズルを通過させるものであり、このポ
ートは、例えば鼻孔のような身体の開口部の中へ挿入す
るために適当である。端部壁及び取付台29と共に一体
的に構成されるポート32のシェルは、プランジャ25
をその全長に渡って囲繞し、本体4,13に関しては、
その長さの一部についてのみ、半径方向の間隙を備えて
周囲方向に囲繞する。何故なら、取付台29は、端部壁
の内側側面から本体4,13に対して自由に突起し、始
動位置では、開口22まで延在するものではないが、ポ
ンプ操作時における末端位置では、その中にまで突起す
るからである。取付台29を使用するため、ポート32
は、本体5から独立した単一断片式の構成要素であり、
この構成要素は、スナップ作動式接続部のような接続部
を介して本体5の上に確実に配置されて装着される。ポ
ート32は、本体5と一体的に構成されることもまた可
能である。
有するキャップ34によって実質的に形成され、キャッ
プシェル36は、そこから下向き方向にのみ方向付けし
て突起し、その外側側面は、同様に伸長した取っ手7を
形成する。端面壁35は、ポート32のシェルの下側端
部において接続部材又はスナップ作動式の部材によって
貫通されるものであり、これらの部材は、端面壁35の
内側側面と確実に隣接する。シェル36は、省略される
ことも可能であり、部分34は、端面壁35のみによっ
て形成され、ユニット2及び拘束器38は、その下側を
越えて、各々の位置に突起することになる。シェル26
の下側縁部には、後者を貫通する少なくとも1つの扇形
切欠き37がユーザーの親指と係合するように設けられ
る。何故なら、ポート32に隣接するユニット2の長手
方向区域を包含する本体15の外側側面から形成される
取っ手6が、あらゆる位置において、全体的にキャップ
34の中に配置されるからである。扇形切欠き37は、
取っ手7と同様に軸方向から見て、卵型又は楕円形のシ
ェル36の長手側面の一方又は両方の中に設けられる。
記構成要素は、拘束器38を介してユニット3に対して
相互連結されるものであり、当該拘束器は、端面壁35
の平面内に配置されるか又はそこから下に離間されるこ
とも可能である。この拘束器は、設計破断点などを介し
て摩擦が増大するように成したバネ保持作用によって、
本体4,13の外周を端部の間における間隙などと係合
させることが可能である。拘束器38が吐出操作によっ
て克服されると、拘束器の力は、直ちに解除され、ユニ
ット2,3は、実質的に運動の容易さを高めて、ピスト
ン16のストッパなどに達するまで互いに対してシフト
され得ることになる。端面壁35の外側側面及び取っ手
7を越えてポート32の中に突起するものは、取っ手7
の外周の内部において半径方向に離間されるスリーブ形
状のエプロン39である。このエプロン32は、本体5
と共に一体的に構成されることも可能であり、半径方向
の間隙だけでなく、その端部からの間隙をも備えて、本
体4,13をその外周において囲繞する。このエプロン
39の個所において、ポート32は、半径方向に中心配
置され或いは案内されることが可能であり、その結果と
して、そのスナップ作動式部材が、保持位置に係止され
ることになる。
ップ作動式キャップ41によって全体的にカバーされる
ことも可能であり、当該キャップは、ポート32を密接
に囲繞し、取っ手7まで延在して、ノズル30をもカバ
ーする。
用によって適所に係止されるキャップ41が取り外され
る。親指をキャップ34の中で取っ手6に置き、同じ手
の他の指をポート32の両側に置き、拘束器38が解放
されるまで、増大する力が、逆方向において取っ手7に
対して掛けられる。この結果として、プランジャ25の
端部は、ダイアフラム20に接触することなく端部表面
領域24に対して急激に加速され、更なる行程におい
て、ピストン16は、本体8及び切断器19に対して移
動され、ダイアフラム20がチャンバ12内における圧
力を高めるように閉ざされる。ダイアフラム20の下側
端面領域が切断器19に到達するや否や、後者は、それ
がダイアフラム20の上側端面領域を僅かにのみ越えて
突出するまで、ダイアフラム20を貫通することを開始
する。その結果として、それでもなおチャンバ12内に
配置されるものは、入口17のみとなって、出口18
は、その中には配置されないことになる。
且つピストン16の上側の凹みの内部に配置される出口
18を介して、媒体は、この凹みの中に搬送され、続い
て、通路区域27の中へ搬送されるのである。何故な
ら、流体は、チャンバ12からチャンバ11内への媒体
充填物の下側端部における入口12を介して付勢され、
その後、更なる偏向なしに流れ手段31又はノズル30
の中へ搬送されることになる直線的な通路26,27の
中へ直接にチャンバ11から引き出すべく、媒体の混合
物がノズル30からの吐出の方向において上向きに付勢
されるからである。ピストン16がチャンバ12の底部
によって停止された後、入口17は、下側のピストンの
凹みによって形成される空間の中に配置される。この構
成において、この空間がその端面領域又はピストン16
から離間されるストッパによってチャンバ12に対して
密閉されるならば、流体の流れは即座に遮断され、それ
によって、この空間は、チャンバ12に対して接続され
たままに留まることも可能である。結果として、圧力平
衡が生じて、チャンバ11だけでなく通路26,27,
30,31もまた完全に媒体が排出されてしまうまで、
流体は、チャンバ12から引き出されることになる。
おいて、取っ手6は、実際には端面壁35の下側の内側
側面にまで到達した。独立した構成が設けられる場合に
は、ピストン16は、戻り止めロックを形成するピスト
ン16及び本体8の係合の故に、もはやプランジャ25
と共に再び引込み可能ではなくなる。ユニット2は、そ
れにも関わらず、プランジャ25から下向きに引き出さ
れて、キャップ34及びポート32から引き抜かれるこ
とが可能であり、必要に応じて、新しいユニット2と取
換えられることも可能である。ピストン16がプランジ
ャ25に対して接続される場合には、後者が始動位置へ
の復帰ストロークを遂行することも可能であり、その結
果、チャンバ12は、適切な弁制御式の入口を介して空
気で再び充填されることも可能になる。ポート32は、
外側側面から、即ち取っ手7から、キャップ24及び本
体4,13に対して取付けられる。リザーバ8を除くす
べての構成要素は、必要に応じて、プラスチック材料か
ら構成されるものであり、射出成形品として製造される
ことも可能である。
は、図1で示されたようにクロージャ15と共に一体的
に構成されることが可能であり、便宜的には入口17の
近傍まで延在するクロージャ40によって気密に密閉さ
れる。例えば、シェル8の下側端部は、リザーバ8が組
立時に本体15の中へ軸方向に押し込まれ、従って内周
及び外周における摩擦のみによって形成されるとき、切
断器として機能することも可能であり、切断器の内部に
配置される底部15の部分は、クロージャ40としてリ
ザーバ8の中に入り込むことになる。
で示されたように軸10に対して直角に配置されること
が可能であるが、図2で吐出装置の中において示された
ように軸10に対して鋭角に配置されることも可能であ
る。これは、出口18から離間して開口17の限定領域
に対して接線方向に隣接するクロージャ40によって形
成される、リザーバ空間の底部表面領域42に対しても
適用される。この底部表面領域は、湾曲した樽形状であ
るか凸形状であっても良い。図2で示されたように、ク
ロージャ40は、クロージャ15から独立して配置さ
れ、全体的にリザーバ8の中に配置される構成要素によ
って形成されるので、クロージャ40は、リザーバ8と
共に事前組立されることが可能であり、後者は、その
後、本体13又は底部15に接続される。底部14は、
全体的にシェル14の内部に配置されることも可能であ
り、その下側端面領域の取付け本体は、シェル14の端
面又はリザーバ8の端面を単一平面に設けられることに
なる。
部42は、ふるいによって形成され、流体は、それを介
して吐出の方向に流れ、結果として、リザーバ内の媒体
は、図1及び図2で示された実施例の場合における開口
18と同様に開口17を閉鎖するものではなくなり、そ
の代わりに、クロージャ40と底部42の間における入
口17は、全体的に管8の内部に配置される媒体を欠い
た中間空間の中に注ぎ込むことになる。管8の上側端部
は、この場合には、鋭角を為して円錐状に先細に形成さ
れるので、出口18及び先端部19は、リザーバ底部4
2又は管8の残りの部分よりも限定される。クロージャ
40は、例えば、半径方向に挾み付けられ或いは折り曲
げられることなどによって閉鎖される低い管端部などに
よって、管8と一体的に構成されることが可能である。
組合せられることが可能であり、例えば、各々の特徴
は、各々の実施例に設けられても構わないことになる。
引用されたすべての効果及び特性は、引用された通りに
正確に設けられ、単に大雑把にそのように設けられ、或
いは実質的に述べられた通りに設けられ、或いは、そこ
から大きく逸脱して設けられても良いものである。
ある。
いて示されたような構成の断面図である。
す。
Claims (5)
- 【請求項1】 ベースユニット(2,3)と、初期静止
位置及び操作末端位置を包含する可変操作位置に転化さ
れ得る吐出アクチュエータと、媒体出口(30)と、単
独の操作ストロークで実質的に完全に吐出されることに
なる計量割当てされた媒体容量を限定する媒体リザーバ
(8)とを含んで成る媒体ディスペンサであって、前記
媒体リザーバ(8)は、非塑性物質を包含するカニュー
レ針のような横長のカニューレ本体を包含するように成
した媒体ディスペンサ。 - 【請求項2】 前記媒体リザーバ(8)は、前記媒体出
口(30)の上流に配置されるリザーバ出口(18)を
包含し、前記媒体リザーバ(8)は、前記媒体出口(3
0)及び前記リザーバ出口(18)の上流に配置される
リザーバ入口(17)を包含し、好ましくは、前記媒体
リザーバ(8)は、実質的に閉鎖したチャンバ(12)
の内部において実質的に自由に突起し、前記リザーバ入
口(17)は、前記媒体の中に流体を混入させ、且つ媒
体を前記媒体リザーバ(8)から吐出する前に前記リザ
ーバ出口(18)を加圧する手段の中に包含されるよう
に成した、請求項1に記載のディスペンサ。 - 【請求項3】 前記媒体リザーバ(8)は、弁の弁本体
を設けるように成し、ダイアフラム(20)は、前記媒
体リザーバ(8)によって機能的に突き刺されるものと
して包含され、前記媒体リザーバ(8)は、支持壁(1
5)を包含する支持ユニット(13)の上において実質
的に静止状態で保持され、前記媒体リザーバ(8)は、
前記媒体リザーバ(8)に直交して配向される前記支持
壁(15)の中に座ぐりされる端部区域(21)を包含
するように成した、請求項1又は2に記載のディスペン
サ。 - 【請求項4】 前記媒体リザーバ(8)は、押しのけ部
材(16)によって容積的に可変である圧力チャンバ
(12)の内部に延在し、前記押しのけ部材(16)
は、前記媒体リザーバ(8)よりも多数倍幅広であり、
好ましくは、前記押しのけ部材(16)を作動させ、且
つ媒体を内部に案内するための操作ラム(25)もま
た、前記媒体リザーバ(8)より多数倍幅広であるよう
に成した、請求項1から3の何れか1項に記載のディス
ペンサ。 - 【請求項5】 前記媒体リザーバ(8)は、支持部材
(14,15)によって支持され、前記媒体出口(3
0)は、前記支持部材(14,15)と一体的に形成さ
れるベース本体(5)と協働して変位可能なものであ
り、前記ベース本体(5)は、前記支持部材(14,1
5)に対して軸方向に変位可能であるように成した、請
求項1から4の何れか1項に記載のディスペンサ。
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