JPH10100510A - プリントシステム - Google Patents
プリントシステムInfo
- Publication number
- JPH10100510A JPH10100510A JP8258287A JP25828796A JPH10100510A JP H10100510 A JPH10100510 A JP H10100510A JP 8258287 A JP8258287 A JP 8258287A JP 25828796 A JP25828796 A JP 25828796A JP H10100510 A JPH10100510 A JP H10100510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- time
- printer
- sound
- processor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】開口部面積を減少させるので厚い紙を使用する
ことができないなどの問題点及び、常に騒然としている
場所での不用意な低騒音モードでの印字による、時間効
率・印刷品質を落とす問題の解決。 【解決手段】ドットマトリックスプリンタと集音マイク
と前記マイクからの信号を処理する信号処理部と前記ド
ットマトリックスプリンタと接続する上位装置から構成
されプリンタ周辺が、静かであるときは低騒音モードで
印字する印字システムによる。
ことができないなどの問題点及び、常に騒然としている
場所での不用意な低騒音モードでの印字による、時間効
率・印刷品質を落とす問題の解決。 【解決手段】ドットマトリックスプリンタと集音マイク
と前記マイクからの信号を処理する信号処理部と前記ド
ットマトリックスプリンタと接続する上位装置から構成
されプリンタ周辺が、静かであるときは低騒音モードで
印字する印字システムによる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明を利用することにより
静騒を繰り返す環境において静寂時には、低騒音モード
で印字することにより耳障りな騒音を低減し、騒然時に
は、通常モードで高速に印字し業務効率を向上させる印
字システムに関する。
静騒を繰り返す環境において静寂時には、低騒音モード
で印字することにより耳障りな騒音を低減し、騒然時に
は、通常モードで高速に印字し業務効率を向上させる印
字システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ドットマトリックスプリンタにおいて印
刷時の騒音はその原理から不可避であるのでそれを低減
するため特開平6−270508の如く開口部の面積を
減少させ音を出さない構造にすることにより騒音を低減
している。
刷時の騒音はその原理から不可避であるのでそれを低減
するため特開平6−270508の如く開口部の面積を
減少させ音を出さない構造にすることにより騒音を低減
している。
【0003】また特開平7−242041の如く、上位
装置の指示によって印字キャリアを低速度で駆動し、か
つ印字ヘッドからのインパクト動作を間引くことにより
低騒音を実現している。
装置の指示によって印字キャリアを低速度で駆動し、か
つ印字ヘッドからのインパクト動作を間引くことにより
低騒音を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記、特開平6−27
0508に示される開口部の面積を減少する方法は、減
音のため開口部の面積を減少させるので厚い紙を使用す
ることができないなどの問題点があった。
0508に示される開口部の面積を減少する方法は、減
音のため開口部の面積を減少させるので厚い紙を使用す
ることができないなどの問題点があった。
【0005】また、特開平7−242041に示される
方式では、生産現場など常に騒音が発生しているところ
では必要以上に低騒音モードで印字する為、時間効率・
印刷品質を落とす問題点があった。またプリンタ周辺で
働く人たちの感性を取り入て、減音するプリンタは存在
しなかった。
方式では、生産現場など常に騒音が発生しているところ
では必要以上に低騒音モードで印字する為、時間効率・
印刷品質を落とす問題点があった。またプリンタ周辺で
働く人たちの感性を取り入て、減音するプリンタは存在
しなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において前記問題
点を解決するために、ドットマトリックスプリンタと集
音マイクと前記マイクからの信号を処理する信号処理部
と前記ドットマトリックスプリンタと接続する上位装置
から構成され、上位装置から送信されたデータと現在の
プリンタ周辺の音量とから印刷時のプリンタ周辺の音量
を推測し、推定音量がプリンタ周辺作業者の騒がしく感
じる範囲以上であるときは低騒音モードで印字する印字
システムによる
点を解決するために、ドットマトリックスプリンタと集
音マイクと前記マイクからの信号を処理する信号処理部
と前記ドットマトリックスプリンタと接続する上位装置
から構成され、上位装置から送信されたデータと現在の
プリンタ周辺の音量とから印刷時のプリンタ周辺の音量
を推測し、推定音量がプリンタ周辺作業者の騒がしく感
じる範囲以上であるときは低騒音モードで印字する印字
システムによる
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り、詳細に説明する。図1は本発明を構成するブロック
図である。集音マイク003と信号処理装置002とは
信号線030を介して接続され、前記信号処理装置と制
御部001は信号線031を介して接続され、前記制御
部001は、制御情報を格納する不揮発メモリ009と
信号線037を介して接続され、かつ前記制御部001
は印刷部004を構成する用紙搬送部007、キャリア
駆動部006、紙間調整部008及び、ドットインパク
ト部005とそれぞれ信号線036・035・033・
034で接続され、以上よりプリンタ020を構成し、
前記制御部001は上位装置010と信号線032を介
して接続され印刷システムを構成する。
り、詳細に説明する。図1は本発明を構成するブロック
図である。集音マイク003と信号処理装置002とは
信号線030を介して接続され、前記信号処理装置と制
御部001は信号線031を介して接続され、前記制御
部001は、制御情報を格納する不揮発メモリ009と
信号線037を介して接続され、かつ前記制御部001
は印刷部004を構成する用紙搬送部007、キャリア
駆動部006、紙間調整部008及び、ドットインパク
ト部005とそれぞれ信号線036・035・033・
034で接続され、以上よりプリンタ020を構成し、
前記制御部001は上位装置010と信号線032を介
して接続され印刷システムを構成する。
【0008】本発明に該当するプリンタ020は、設置
時システム設計者が、予め該プリンタ設置場所周辺作業
者(被験者)から騒がしいと感じる周波数帯を聞き取りる
ことにより作成した図4に示す如く重みづけ関数をシス
テム設計者が操作する上位装置010より送られること
によって、制御部001を経由して不揮発メモリ009
に格納される。該プリンタ020は、非印刷時《待機
時》の周辺の騒音を測定するために、集音マイク003
にて該プリンタ周辺部の音波を図2に示す如く電気信号
に変換し、前記信号処理装置002に入力する。信号処
理装置002は入力された電気信号を量子化処理したの
ちFFT(高速フーリエ変換)演算にて図3に示す周波数
分析結果(パワースペクトル密度)を得る。なお本実施
例では、量子化・信号解析といった手段にて周波数分析
を行ったが、各種アナログフィルタによる信号処理手段
でもよいことは言うまでもない。前記制御部001は、
信号処理部002で前記処理が行われていることを確認
しつつ、上位装置からデータが送信されるまで、待機状
態に入る。上位装置からデータが送信されると、制御部
001は印刷実行時の騒音の大きさの推定演算を行う。
一般にドットプリンタから発生する波動の振幅幅(音の
大きさ)は一行中の白黒比[d](デューティ比)が大きな
要因となっているので、上位装置からの送信データを一
行のドットバッファイメージに展開解析し、デューティ
比を演算する。そしてデューティ比[d]から、図5に示
すシュミレーションと実測から求めたデューティ印字音
特性線から印字音の大きさ k(d) を求めこれを信号処理
部に転送する。
時システム設計者が、予め該プリンタ設置場所周辺作業
者(被験者)から騒がしいと感じる周波数帯を聞き取りる
ことにより作成した図4に示す如く重みづけ関数をシス
テム設計者が操作する上位装置010より送られること
によって、制御部001を経由して不揮発メモリ009
に格納される。該プリンタ020は、非印刷時《待機
時》の周辺の騒音を測定するために、集音マイク003
にて該プリンタ周辺部の音波を図2に示す如く電気信号
に変換し、前記信号処理装置002に入力する。信号処
理装置002は入力された電気信号を量子化処理したの
ちFFT(高速フーリエ変換)演算にて図3に示す周波数
分析結果(パワースペクトル密度)を得る。なお本実施
例では、量子化・信号解析といった手段にて周波数分析
を行ったが、各種アナログフィルタによる信号処理手段
でもよいことは言うまでもない。前記制御部001は、
信号処理部002で前記処理が行われていることを確認
しつつ、上位装置からデータが送信されるまで、待機状
態に入る。上位装置からデータが送信されると、制御部
001は印刷実行時の騒音の大きさの推定演算を行う。
一般にドットプリンタから発生する波動の振幅幅(音の
大きさ)は一行中の白黒比[d](デューティ比)が大きな
要因となっているので、上位装置からの送信データを一
行のドットバッファイメージに展開解析し、デューティ
比を演算する。そしてデューティ比[d]から、図5に示
すシュミレーションと実測から求めたデューティ印字音
特性線から印字音の大きさ k(d) を求めこれを信号処理
部に転送する。
【0009】これを受け信号処理装置002は、前記重
みづけ関数 φ1(f) と周波数分析結果 φ2(f) 及び予め
格納済みの通常印字速度における印刷時の該プリンタの
固有発信音波形 φ3(f) を使用して、(図6)下記に示す
重みづけ演算式1及び・非重みづけ演算式2を実行し、
その結果を制御部に転送する。なお ζ は演算定数であ
り、装置固有の値である。
みづけ関数 φ1(f) と周波数分析結果 φ2(f) 及び予め
格納済みの通常印字速度における印刷時の該プリンタの
固有発信音波形 φ3(f) を使用して、(図6)下記に示す
重みづけ演算式1及び・非重みづけ演算式2を実行し、
その結果を制御部に転送する。なお ζ は演算定数であ
り、装置固有の値である。
【0010】
【数1】 Σ3 = ∫(φ1(f)・(φ2(f) + ζk(d)φ3(f))df ・・・・・・・・ (数1)
【0011】
【数2】 Σ4 = ∫φ1(f)df ・・・・・・・・ (数2) 数1は推定される通常状態の音の大きさ、数2は被験者
の騒がしくないと感じる範囲内の音の大きさに比例する
ため、演算結果の転送を受けた制御部は、被験者の騒が
しくないと感じる範囲内の音の大きさよりも、推定され
る通常状態の音の大きさ、が大きいときすなわち数3が
成り立つとき、
の騒がしくないと感じる範囲内の音の大きさに比例する
ため、演算結果の転送を受けた制御部は、被験者の騒が
しくないと感じる範囲内の音の大きさよりも、推定され
る通常状態の音の大きさ、が大きいときすなわち数3が
成り立つとき、
【0012】
【数3】 Σ3 ≧ ηΣ4 ・・・・・・・・ (数3) 制御部は、印刷時の周辺環境は被験者にとって騒がしい
とみなし、低騒音モードで印字するように、ドットイン
パクト部にドットインパクトを間引くように指示し、キ
ャリア駆動部に低速度移動、用紙搬送部に改行量、紙間
調整部に駆動指示を発行し印字を行い、それ以外の時制
御部001はドットインパクト部にドットインパクトを
間引かないように指示し、キャリア駆動部006に高速
度移動をするように指示する。なお η は演算定数であ
り、不揮発メモリ009に格納されていてシステム設計
者が変更可能である。
とみなし、低騒音モードで印字するように、ドットイン
パクト部にドットインパクトを間引くように指示し、キ
ャリア駆動部に低速度移動、用紙搬送部に改行量、紙間
調整部に駆動指示を発行し印字を行い、それ以外の時制
御部001はドットインパクト部にドットインパクトを
間引かないように指示し、キャリア駆動部006に高速
度移動をするように指示する。なお η は演算定数であ
り、不揮発メモリ009に格納されていてシステム設計
者が変更可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明を利用することにより静騒を繰り
返す環境において静寂時には、低騒音モードで印字する
ことにより耳障りな騒音を低減し、騒然時には、通常モ
ードで高速に印字し業務効率を向上させることが可能で
ある。
返す環境において静寂時には、低騒音モードで印字する
ことにより耳障りな騒音を低減し、騒然時には、通常モ
ードで高速に印字し業務効率を向上させることが可能で
ある。
【図1】本実施の形態における印字システムを示す図で
ある。
ある。
【図2】本実施の形態におけるマイクからの入力波形例
である。
である。
【図3】マイクからの入力波形の演算結果例である。
【図4】被験者からのサンプリングによる重み関数であ
る。
る。
【図5】印字デューティ−印字音特性曲線である。
【図6】印刷時の固有発信音である。
001…制御部、 002…処理装置、 003…集
音マイク、004…印刷部、 005…ドットインパ
クト部、006…キャリア駆動部、007…用紙搬送
部、008…紙間調整部、009…不揮発メモリ、 0
10…上位装置、 020…プリンタ、030…信号
線、031…信号線、032…信号線、033…信号
線、034…信号線、035…信号線、036…信号
線、037…信号線。
音マイク、004…印刷部、 005…ドットインパ
クト部、006…キャリア駆動部、007…用紙搬送
部、008…紙間調整部、009…不揮発メモリ、 0
10…上位装置、 020…プリンタ、030…信号
線、031…信号線、032…信号線、033…信号
線、034…信号線、035…信号線、036…信号
線、037…信号線。
Claims (1)
- 【請求項1】ドットマトリックスプリンタと集音マイク
と前記マイクからの信号を処理する信号処理部と前記ド
ットマトリックスプリンタと接続する上位装置から構成
され、送信データから印字時の音量を推測し、推定音量
が耳障りでない限度を越えるとき低騒音モードで印字す
る印字システム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8258287A JPH10100510A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | プリントシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8258287A JPH10100510A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | プリントシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100510A true JPH10100510A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17318165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8258287A Pending JPH10100510A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | プリントシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10100510A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6993609B2 (en) * | 2001-09-17 | 2006-01-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for controlling peripheral device, program for executing same method, storage device storing same program, and computer, peripheral device and system for executing same method |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8258287A patent/JPH10100510A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6993609B2 (en) * | 2001-09-17 | 2006-01-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for controlling peripheral device, program for executing same method, storage device storing same program, and computer, peripheral device and system for executing same method |
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