JPH10100395A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH10100395A
JPH10100395A JP25482896A JP25482896A JPH10100395A JP H10100395 A JPH10100395 A JP H10100395A JP 25482896 A JP25482896 A JP 25482896A JP 25482896 A JP25482896 A JP 25482896A JP H10100395 A JPH10100395 A JP H10100395A
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JP
Japan
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signal line
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JP25482896A
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English (en)
Inventor
Takayuki Aizawa
隆之 相澤
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1本の信号線でプリンタヘッドの発熱素子の
抵抗値とプリンタヘッドの種類とを認識できる手段を備
えたプリンタを提供する。 【解決手段】 発熱素子5a〜5nを備えたプリンタヘ
ッド1に発熱素子5a〜5nと同じ抵抗値を持つ抵抗
(ランク抵抗)6a〜6mがシリアルに接続され、片端
はグランドにもう片端は信号線7に接続されている。ラ
ンク抵抗6a〜6mの数はあらかじめ設定したプリンタ
ヘッドの種類を識別するための所定の数に設定されてい
る。信号線7の信号は増幅器10で増幅されA/Dコン
バータ11でA/D変換されてディジタル化した値が出
力信号線12から制御コントローラ14で認識される。
このディジタル化した複合ランク抵抗値からプリンタヘ
ッド1の発熱素子5〜5nの抵抗値即ち等級とプリンタ
ヘッド1の種類の識別情報が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱可能なプリン
タヘッドを有するインクジェットプリンタに関し、特に
装着されたプリンタヘッドの等級と種類とを識別する手
段を有するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の小型プリンタの方式の主流は、ノ
ンインパクト方式のプリンタである。ノンインパクト方
式とは、インクをノズルから吐出して印字媒体(主に
紙)に印刷するものである。ノンインパクト方式におい
てもインクを吐出する方法にバブルジェット方式とピエ
ゾ方式とがある。本実施例ではバブルジェット方式の小
型プリンタを例にとり説明することにする。
【0003】バブルジェット方式とは、抵抗などで構成
されたノズル内の発熱素子に電流を流すことで発熱素子
を加熱し、熱せられた発熱素子がインクを沸騰させ、イ
ンクが沸騰する際に生成される気泡の膨張によりインク
をノズルから吐出させるものである。この原理から判る
ように、均一な印字を達成するためには、インクを吐出
させる発熱素子に一定の発熱量を与えなければならな
い。プリンタヘッドが交換できない構成のプリンタであ
れば、発熱素子の抵抗値は変わらないが、プリンタヘッ
ドが着脱可能であると、ヘッドが異なる毎に発熱素子を
構成する抵抗値が変わってしまう。
【0004】従って、装着されたヘッドの発熱素子の抵
抗値が変わってもプリンタが一定の発熱量を与えるため
には、装着されたヘッドの発熱素子の抵抗値をプリンタ
が検知することが必要であり、検知した抵抗値により発
熱素子に与えるエネルギー量を変えることによりヘッド
が交換されても良質な印字を可能としている。また、近
年小型プリンターのカラー化が進んでいる。プリンタヘ
ッドが交換可能なプリンタでは、モノクロ印字にはモノ
クロ専用プリンタヘッド、カラー印字にはカラー専用プ
リンタヘッドを用意することで、モノクロ、カラーとも
に良質な印字を可能としている。ところがモノクロ専用
プリンタヘッドとカラー専用プリンタヘッドとではプリ
ンタヘッド構成が異なっているため、モノクロとカラー
とでは印字方法が異なることになる。そのため、プリン
タは装着されたプリンタヘッドの種類を認識し、認識し
たプリンタヘッドに応じて印字方法を変えなければなら
ない。この様に、着脱可能なプリンタヘッドを持つプリ
ンタがプリンタヘッドが交換されも良質な印字を可能と
するには、プリンタおよびプリンタヘッドには、(1)
装着されたプリンタヘッドの発熱素子の等級(抵抗値)
を識別する手段、(2)装着されたプリンタヘッドの種
類を識別する手段、とが必要となる。
【0005】上記(1)、(2)を達成するために、従
来のプリンタヘッド及びプリンタは図3に示す構成にな
っている。図3は、従来のプリンタとプリンタヘッドの
ブロック構成図である。図中符号31はプリンタヘッ
ド、32はプリンタ、33はプリンタヘッドに接続され
たインタフェースケーブル、34はプリンタヘッド31
とインタフェースケーブル33とを接続するコネクタ、
35a〜35nはインクを沸騰させるための発熱素子
で、抵抗で構成されている。36は発熱素子35a〜3
5nと同じ抵抗値を持つ抵抗(以後ランク抵抗と称
す。)で、片端はグランドにもう片端は信号線37に接
続されている。38は発熱素子(35a〜35n)に電
流を流すためのドライバ、39はドライバ38を制御す
るための制御信号線、40は信号線37の抵抗値を分圧
し増幅するための増幅器、41は増幅器40の出力をデ
ィジタル信号に変換するA/Dコンバータ、42はA/
Dコンバータからの出力信号線、43は制御信号線39
とつながるプリンタ32の制御信号線、44は制御コン
トローラ、45はプリンタヘッド識別信号線(0)、4
6はプリンタヘッド識別信号線(1)、47は識別信号
線(0)45とつながるプリンタ32の識別信号線
(0)、48は識別信号線(1)46とつながるプリン
タ32の識別信号線(1)である。プリンタヘッド31
とプリンタ32は、コネクタ34を介して着脱可能とな
っている。
【0006】図3を用いてプリンタ32が、(1)装着
されたプリンタヘッドの発熱素子の等級(抵抗値)を識
別する、(2)装着されたプリンタヘッドの種類を識別
する、プロセスについて説明する。
【0007】プリンタヘッド31のインタフェースケー
ブル34がコネクタ34に装着されると、いままでオー
プン状態であった信号線37がプルダウンされ、所定の
値がプリンタ32の信号線42に出力される。制御コン
トローラ44は信号線42に所定の値が出力されると、
プリンタヘッド31が装着されたと認識する。同時に制
御コントローラ44は信号線42の値によってプリンタ
ヘッド31の抵抗36の値を認識する。
【0008】プリンタヘッドの発熱素子35a〜35n
および抵抗36は同一のモノリシックIC上に構成され
ており、同じ構造とプロセスで構成されているのであれ
ば、抵抗36の抵抗値は発熱素子35a〜35nの抵抗
値と同じになるはずである。従って、制御コントローラ
44は読みとった抵抗36の抵抗値を発熱素子35a〜
35nの抵抗値と認識し、発熱素子35a〜35nの等
級を識別する。
【0009】次に制御コントローラ44はヘッド識別信
号線45−47、46−48から識別信号の論理値(H
igh、Low)を読みとることで、装着されたプリン
タヘッドの種類を認識する。図3の例では識別信号線
(0)47は“High”、識別信号線(1)48は
“Low”となっている。図3の場合、識別信号線が2
本あるので、High、Lowの組み合せで4種類のプ
リンタヘッドを識別することが可能となっている。
【0010】以上説明した様に、従来例では、ランク抵
抗36の抵抗値とプリンタヘッドから出力されている識
別信号から、プリンタヘッドの発熱素子の等級(抵抗
値)とプリンタヘッドの種類を識別している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、上述のよ
うにプリンタヘッド31の発熱素子35a〜35nの抵
抗値とプリンタヘッド31の種類を識別するために、ラ
ンク抵抗値36からの信号線37−出力信号線42とは
別にプリンタ識別信号線45−47、46−48が専用
に必要であった。
【0012】このため、インタフェースケーブル33、
コネクタ34及び制御コントローラ44に専用の信号線
を割り振り、これがコストアップの要因となっていた。
また、プリンタヘッドの種類を増やすと新たに識別信号
線を設ける必要が生ずるので、プリンタヘッドの種類を
自由に増やせないことが問題点となっていた。
【0013】本発明の目的は、1本の信号線でプリンタ
ヘッドの発熱素子の抵抗値とプリンタヘッドの種類とを
認識できる手段を備えたプリンタを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタは、着脱可能なプリンタヘッドを備え、プリン
タヘッド内にある複数の発熱素子に電流を流してインク
内に泡を発生させ、発生した泡の力でインクを飛び出さ
せて印字するバブルジェット方式のインクジェットプリ
ンタにおいて、プリンタヘッドに設けられた所定の抵抗
値を有する抵抗と、抵抗に接続された信号線と、信号線
から抵抗の抵抗値を測定する手段と、測定した抵抗値か
らプリンタヘッドの発熱素子の等級を識別し、識別した
等級から印字する際の発熱素子に流す電流の条件を制御
する手段と、測定した抵抗値よりプリンタヘッドの種類
を識別する手段とを有する。
【0015】プリンタヘッドに設けられた所定の抵抗値
を有する抵抗が、発熱素子と同等な構造と抵抗値を持つ
抵抗を所定数直列に接続した抵抗列であり、測定した抵
抗値よりプリンタヘッドの種類を識別する手段が、測定
された抵抗値の示す抵抗列の抵抗数から該抵抗数に対応
するプリンタヘッドの種類を識別する手段であることが
望ましい。
【0016】また、プリンタヘッドに設けられた発熱素
子と、プリンタヘッドに設けられた所定の抵抗値を有す
る抵抗とが、同一のモノリシックIC上に形成されてい
ることが望ましい。
【0017】本発明では、プリンタヘッドに所定の抵抗
値の抵抗を設け、接続されたプリンタで抵抗に接続する
信号線を経由して抵抗値を測定し、測定された抵抗値か
ら、所定の抵抗値の意味する発熱素子の抵抗値とプリン
タヘッドの種類とを識別するので、従来例のようなプリ
ンタヘッドの種類の識別のための専用の識別線を必要と
しない。
【0018】さらに、プリンタヘッドに設けられた所定
の抵抗値を有する抵抗を、発熱素子と同等な構造と抵抗
値を持つ抵抗を所定数直列に接続した抵抗列とすること
により、容易に識別のための所定の抵抗値を設定でき
る。
【0019】プリンタヘッドに設けられた発熱素子と、
プリンタヘッドに設けられた所定の抵抗値を有する抵抗
とを、同一のモノリシックIC上に形成することによっ
て、識別のための所定の抵抗値の設定が一層安定する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
に基づいて説明する。図1は本発明のプリンタヘッド識
別手段を備えたプリンタのブロック構成図である。図中
符号1はプリンタヘッド、2はプリンタ、3はプリンタ
ヘッドに接続されたインタフェースケーブル、4はプリ
ンタヘッド1とインタフェースケーブル3とを接続する
コネクタ、5a〜5nはインクを沸騰させるための発熱
素子で、抵抗で構成されている。6a〜6mは発熱素子
5a〜5nと同じ抵抗値を持つ抵抗(以後ランク抵抗と
称す。)で、6a〜6mはシリアルに接続され、シリア
ルに接続された抵抗の片端はグランドにもう片端は信号
線7に接続されている。ランク抵抗6a〜6mの数はあ
らかじめ設定したプリンタヘッドの種類を識別するため
の所定の数に設定されている。8は発熱素子5a〜5n
に電流を流すためのドライバ、9はドライバ8を制御す
るための制御信号線である。10はランク抵抗6a〜6
mの抵抗値を分圧し増幅するための増幅器、11は増幅
器10の出力をディジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータ、12はA/Dコンバータからの出力信号線、13
は制御信号線9につながっているプリンタ2の制御信号
線、14は制御コントローラである。プリンタヘッド1
とプリンタ2は、コネクタ4を介して着脱可能となって
いる。
【0021】図1を用いて本発明のプリンタヘッドの種
類と発熱素子の等級との識別手段を説明する。プリンタ
ヘッド1のインタフェースケーブル3がプリンタ2のコ
ネクタ4に装着されると、いままでオープン状態であっ
た信号線7がランク抵抗6a〜6mでプルダウンされ、
所定の値が信号線7に出力される。制御コントローラ1
4は出力信号線12に所定の値が出力されると、プリン
タヘッド1が装着されたと認識する。同時に制御コント
ローラ14は信号線7の値よりランク抵抗6a〜6mの
合計である複合ランク抵抗値を認識する。図1では信号
線7の信号を増幅器10で増幅しA/Dコンバータ11
でA/D変換してディジタル化した値を出力信号線12
から制御コントローラ14が認識している。本発明で
は、このディジタル化した複合ランク抵抗値から制御コ
ントローラ14が、プリンタヘッド1の発熱素子5〜5
nの抵抗値即ち等級とプリンタヘッド1の種類の識別情
報を得ることになる。次に具体的な値で本発明を述ベ
る。
【0022】図2は本発明のプリンタヘッドのランク抵
抗を読みとる回路の回路図であり、図中符号21はプル
アップ抵抗、22はランク抵抗、23は10ビットのA
/Dコンバータ、24は制御コントローラである。図2
の回路では、ランク抵抗22をプルアップ抵抗21で抵
抗分圧した電圧値を10ビットのA/Dコンバータ23
でディジタル化し、制御コントローラ24のCPUで読
みとっている。CPUは抵抗分圧値からランク抵抗22
の抵抗値を識別することになる。ランク抵抗22は図1
のランク抵抗6a〜6mと同等である。ここで、ランク
抵抗を構成する抵抗1個の抵抗値の基準値を150Ωと
し拡がり率を±10%とすると、抵抗1個の拡がり範囲
は135Ω〜165Ωとなる。135Ω〜165Ωまで
の抵抗値幅30Ωを単位抵抗幅5Ωで分類して抵抗ラン
クを設けると表1の様に6ランクの等級に分類される。
【0023】
【表1】 この150Ω±10%の拡がり範囲を持った抵抗をシリ
アルに接続した場合の複合ランク抵抗値を、接続した抵
抗数と複合ランク抵抗値で表2に示す。
【0024】
【表2】 表2では1個から14個までの接続数の複合ランク抵抗
値を示している。抵抗値は拡がり範囲を持っているの
で、シリアルに抵抗を接続した場合の抵抗値も拡がり範
囲を持ち、そのため接続する抵抗の数が多くなると、複
合ランク抵抗値から接続された抵抗数を一意的に求める
ことはできなくなる。例えば、表2において、810Ω
は抵抗数が5個と6個の両方に存在し、810Ωという
抵抗値だけでは接続された抵抗数を識別することはでき
なくなり、本発明におけるある複合ランク抵抗値からの
プリンタヘッドの種類の識別とランク抵抗の等級の識別
ができなくなる。これらの問題を回避するには、複合ラ
ンク抵抗値が重なった場合に重なった内の一方の抵抗数
を使用しないことが最良の方法である。表2より、求め
られた複合ランク抵抗値から一意的に抵抗数が求められ
る複合ランク抵抗値と抵抗数との関係を表3に示す。
【0025】
【表3】 表3では、抵抗数が1、2、3、4、6、8、11、1
4個の場合だけが表2より残り、それ以外の抵抗値は表
から削除されている。図2のランク抵抗22の抵抗構成
を、150Ω±10%の抵抗を1、2、3、4、6、
8、11、14個のいづれかで構成することで、抵抗2
2の複合ランク抵抗値を認識すれば、表3より抵抗数を
一意的に識別できる。この抵抗数をプリンタヘッドの種
類のIDとすれば、計測されたランク抵抗値からプリン
タヘッドの種類のIDの認識が可能となる。ランク抵抗
22の値からプリンタヘッドの種類のIDを認識した
後、プリンタヘッドの発熱素子の等級(抵抗値)を認識
しなければならない。ランク抵抗は、抵抗1個の場合は
表1に示す5Ω単位で抵抗の等級が決められている。モ
ノリシックICの上に形成される抵抗なので、抵抗の拡
がり範囲も同じと考えてよいので、抵抗32が複数個の
抵抗で構成された場合でも計測された複合ランク抵抗の
値から発熱素子の抵抗の等級を識別できると考えてよ
い。抵抗1個の場合は、表1に示すように5Ω単位で6
ランクに等級が分類されているので、例えば抵抗3個が
接続されてランク抵抗を構成している場合は、表2に示
すように複合ランク抵抗は405Ω〜495Ωまでの拡
がり範囲があり15Ω単位で6ランクに等級が分類され
ることになる。これらより、150Ω±10%の抵抗を
5Ω単位で6ランクに等級を分類し、プリンタヘッドの
種類のIDとして1、2、3、4、6、8、11、14
個のいづれかでランク抵抗22を構成した場合、計測さ
れた複合ランク抵抗値からプリンタヘッドの種類のID
とプリンタヘッドの等級のランクを求める関係を表4に
示す。
【0026】
【表4】 表4より、複合ランク抵抗22の計測値が1550Ωで
あれば、プリンタヘッドの種類のIDが7で、発熱素子
の抵抗の等級のランクが2と認識される。
【0027】以上具体的な例で本発明の説明を行なった
が、ランク抵抗の基準抵抗値とランク抵抗値の拡がり範
囲とランク抵抗値の単位幅の設定によって表1〜表4の
値は変わるものの、本発明の意図した内容は実現でき
る。
【0028】また本実施の形態ではプリンタヘッドのモ
ノリシックIC上で発熱素子と同等な構造と抵抗値を持
つランク抵抗をプリンタヘッドの種類に対応した所定数
シリアルに接続して複合ランク抵抗を構成することとし
たが、発熱素子の等級とプリンタヘッドの種類の組み合
せにあらかじめ対応させて設定した抵抗値の抵抗をモノ
リシックIC上に形成しても1本の信号線で発熱素子の
等級とプリンタヘッドの種類を識別することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、プリンタヘッドの
モノリシックIC上で発熱素子と同等な構造と抵抗値を
持つランク抵抗をプリンタヘッドの種類に対応した所定
数シリアルに接続して複合ランク抵抗を構成すること
で、複合ランク抵抗のランク抵抗値を計測するだけで、
プリンタヘッドの発熱素子の等級のランクとプリンタヘ
ッドの種類のIDが認識できるという効果がある。
【0030】表4の例では、複合ランク抵抗値から6種
類の発熱素子の階級のランクと8通りのプリンタヘッド
の種類のIDが区別できる。これを従来例の識別信号線
を用いる方法で実現するためにはディジタル式の識別専
用の信号線が、23 =8で3本別に必要となる。
【0031】このように、本発明では、 1)ランク抵抗値の計測だけでプリンタヘッドの発熱素
子の抵抗のランクとプリンタヘッドの種類が識別可能と
なり、 2)プリンタヘッドの種類識別専用の信号線および関連
するハードウェアが不要となる、 という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタヘッド識別手段を備えたプリ
ンタのブロック構成図である。
【図2】本発明のプリンタヘッドのランク抵抗を読みと
る回路の回路図である。
【図3】従来のプリンタとプリンタヘッドのブロック構
成図である。
【符号の説明】
1、31 プリンタヘッド 2、32 プリンタ 3、33 インタフェースケーブル 4、34 コネクタ 5a〜5n、35a〜35n 発熱素子 6a〜6m、36 抵抗(ランク抵抗) 7、37 信号線 8、38 ドライバ 9、39 制御信号線 10、40 増幅器 11、41 A/Dコンバータ 12、42 出力信号線 13、43 制御信号線 14、24、44 制御コントローラ 21 プルアップ抵抗 22 ランク抵抗 23 10ビットのA/Dコンバータ 45、47 識別信号線(0) 46、48 識別信号線(1)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能なプリンタヘッドを備え、前記
    プリンタヘッド内にある複数の発熱素子に電流を流して
    インク内に泡を発生させ、発生した泡の力でインクを飛
    び出させて印字するバブルジェット方式のインクジェッ
    トプリンタにおいて、 前記プリンタヘッドに設けられた所定の抵抗値を有する
    抵抗と、 前記抵抗に接続された信号線と、 前記信号線から前記抵抗の抵抗値を測定する手段と、 測定した抵抗値からプリンタヘッドの発熱素子の等級を
    識別し、識別した等級から印字する際の前記発熱素子に
    流す電流の条件を制御する手段と、 前記測定した抵抗値より前記プリンタヘッドの種類を識
    別する手段と、を有することを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記プリンタヘッドに設けられた所定
    の抵抗値を有する抵抗が、前記発熱素子と同等な構造と
    抵抗値を持つ抵抗を所定数直列に接続した抵抗列であ
    り、 前記測定した抵抗値より前記プリンタヘッドの種類を識
    別する手段が、前記測定された抵抗値の示す前記抵抗列
    の抵抗数から該抵抗数に対応する前記プリンタヘッドの
    種類を識別する手段である、ことを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記プリンタヘッドに設けられた発熱
    素子と、前記プリンタヘッドに設けられた所定の抵抗値
    を有する抵抗とが、同一のモノリシックIC上に形成さ
    れている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のインクジェットプリンタ。
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Cited By (3)

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