JPH10100039A - 磁気分離装置 - Google Patents

磁気分離装置

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JPH10100039A
JPH10100039A JP8254946A JP25494696A JPH10100039A JP H10100039 A JPH10100039 A JP H10100039A JP 8254946 A JP8254946 A JP 8254946A JP 25494696 A JP25494696 A JP 25494696A JP H10100039 A JPH10100039 A JP H10100039A
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JP
Japan
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magnetic separation
tank
separation device
machine tool
suction rod
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Application number
JP8254946A
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English (en)
Inventor
Eiji Suzuki
栄治 鈴木
Atsuyuki Tsurumi
篤之 鶴見
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型かつ低コストで、クーラント液中に浮遊
する切粉を除去することができ、しかも掃除等の保守が
容易な磁気分離装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 工作機械から排出された液体は、未処理
槽から処理済槽へ流れ、工作機械に再利用される。この
時、吸着棒31は磁力によって、未処理槽に浮遊する切
粉等を吸着し、未処理の液体を再利用可能な状態にす
る。また、もし吸着棒31が折れたとしも、吸着棒31
内の磁石32は、チューブ33によって被覆されている
ため、外部に飛び出すことがなく、作業者の安全が確保
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等から排
出される使用済の液体中に混在する鉄粉を除去する磁気
分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】研削盤等の加工機や、ポンプ等の製品を
組み付ける組付機等の工作機械から排出されるクーラン
ト液等の使用済の液体を再利用するためには、この液体
に混在する切粉を除去する必要がある。このような切粉
を除去する装置として、特公平2−20295号や特公
昭58−36607号に示されるようなものがある。
【0003】特公平2−20295号に示される磁気分
離装置は、未処理のクーラント液を貯めておくタンク内
に切粉を吸引するマグネットドラムを回転可能に設け、
このマグネットドラムの外周面に吸着された切粉を絞り
用ゴムローラで脱水し、スクレーパ部で脱水された切粉
をかき取って、排出するものである。特公昭58−36
607号に示される磁気分離装置は、未処理のクーラン
ト液を貯めておくタンクの底面に切粉を吸引するマグネ
ットを配置し、吸着された切粉をスクレーパコンベアに
よってかき出して排出するものである。また、この磁気
分離装置は、スポンジ等の濾過材からなるフィルタを有
しており、このフィルタによってクーラント液内に混在
する切粉等の異物を濾過するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した2つの技術
は、いずれもマグネットドラムやスクレーパコンベア等
が必要であるため、大きなスペースを必要とするばかり
でなく、コスト高となる問題がある。上記特公平2−2
0295号に示されるマグネットドラムタイプの磁気分
離装置は、マグネットドラムと絞り用ゴムローラが互い
に擦れ合い、摩耗するため、長期間使用するためには保
守が面倒である。
【0005】特公昭58−36607号に示される磁気
分離装置は、タンク底面に沈殿した切粉を除去するのに
は適しているが、クーラント液中に浮遊する切粉を除去
するのには不向きであった。また、スポンジ等の濾過材
からなるフィルタを使用することによって、この点を補
っているが、このようなフィルタは目詰まりし易く、一
旦、目詰まりしたフィルタを掃除し、再生することは面
倒な作業であった。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、小型かつ低コストで、クーラント
液中に浮遊する切粉を除去することができ、しかも掃除
等の保守が容易な磁気分離装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するためになされたもので、請求項1のものは、工作機
械から排出された液体を貯蔵する未処理槽と、再利用可
能な液体を貯蔵する処理済槽とを連通させる連通部に設
けられ、前記工作機械から排出された液体に混在する異
物を吸着する磁気分離装置において、チューブによって
被覆された柱状の磁石よりなる吸着棒を、前記連通部に
所定の間隔を有して並設したことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2のものは、工作機械から排出され
た液体を貯蔵する未処理槽と、再利用可能な液体を貯蔵
する処理済槽とを連通させる連通部に設けられ、前記工
作機械から排出された液体に混在する異物を吸着する磁
気分離装置において、チューブによって被覆された柱状
の磁石よりなる吸着棒と、複数の前記吸着棒を所定の間
隔を有して並列に配置するとともに、それぞれの前記吸
着棒の一端を支持するフレームとからなるものである。
【0009】(作用)工作機械から排出される液体は、
未処理槽から磁気分離装置を介して処理済槽へ流れ、工
作機械に再利用される。この時、吸着棒は磁力によっ
て、未処理槽に浮遊する切粉等を吸着し、未処理の液体
を再利用可能な状態にする。また、もし作業者が吸着棒
の清掃作業等を行っている際に、磁気分離装置を落とし
たり、ぶつける等して吸着棒が折れたとしも、吸着棒内
の磁石は、チューブによって被覆されているため、外部
に飛び出すことがなく、作業者の安全が確保できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態を
図1に基づいて説明する。図1は本実施の形態の全体構
成図である。図1中の10は加工機や組付機等の工作機
械であり、20はクーラン液等の工作機械10に使用す
る液体を貯蔵するタンクである。タンク20は切粉等の
異物が混在した未処理の液体を貯蔵する未処理槽12
と、後述する磁気分離装置30を介して濾過された処理
済の液体を貯蔵する処理済槽11とを備えている。処理
済槽11には未処理槽12と連通する連通路18(連通
部)が2つあり、それぞれの連通路18には、磁気分離
装置30と網フィルタ21が設置されている。磁気分離
装置30および網フィルタ21の両端は、それぞれ図略
の溝状の支持部材に支持されており、作業者が上方から
抜き差しできるようになっている。
【0011】従って、工作機械10から排出された未処
理の液体は、排出管15を介して未処理槽12に排出さ
れ、網フィルタ21および磁気分離装置30を通過して
処理済槽11に流入するようになっている。そして、こ
の処理済槽11にある濾過された処理済の液体は、ポン
プ13によって汲み出され、供給管14を介して工作機
械10に供給され、再び工作機械10の加工等に使用さ
れるようになっている。
【0012】図2に示すように網フィルタ21は、未処
理槽12内に混入した布片等の大型の異物を濾過するも
のであり、連通路18を覆うのに十分な面積を有する網
面22と、把手23を備えている。次に図3により磁気
分離装置30について説明する。図3(a)は磁気分離
装置30の正面図であり、図3(b)は磁気分離装置3
0の側面図である。また、図3(c)は、後述する吸着
棒31の断面図である。磁気分離装置30は、磁性体で
ある複数の吸着棒31(図3の場合5本)が非磁性体の
フレームに支持された構成となっている。各吸着棒31
は、図3(c)に示すように正方形断面を有する角柱状
の磁石32をビニールチューブ33で被覆したものであ
る。この構成は磁石32をビニールチューブ33に挿入
した後、ビニールチューブ33を加熱し、ビニールチュ
ーブ33が磁石32に密着するようにしたものである。
なお、磁石32は、ビニールチューブ33から露出する
部分がないように、両端部も含めて完全にビニールチュ
ーブ33によって被覆されている。
【0013】フレームは、上部フレーム34、下部フレ
ーム35、2本の縦フレーム36および把手37からな
っている。これらのフレームを構成する各部材は、上記
したようにアルミニウム等の非磁性体によって構成され
ている。上部フレーム34および下部フレーム35は、
上記した各吸着棒31の上端および下端を螺子等の手段
によって固着するとともに、各吸着棒31は、上部フレ
ーム34および下部フレーム35の長手方向に所定の間
隔をもって固着されている。各吸着棒31の間隔は、互
いの吸着棒31の吸引力によって吸着棒31に反り、折
れ等の影響が無く、かつ隣設する吸着棒31が最も接近
した位置となるように設定されている。2本の縦フレー
ム36は、上部フレーム34および下部フレーム35に
螺子等の手段によって固着されている。また、把手37
は2本の縦フレーム36の上端部を連結するように螺子
等の手段によって固着されている。なお、磁気分離装置
30の幅Aおよび高さB、即ち上部フレーム34、下部
フレーム35および吸着棒31の長さは、この磁気分離
装置30が上記処理済槽11の連通路18を完全に覆う
ように適宜設定されている。
【0014】次に図4,5により磁気分離装置30に付
着した切粉を取り除く治具50について説明する。治具
50は、取り除いた切粉を貯めておく切粉容器51と、
磁気分離装置30から切粉を取り除くスクレーパ部52
から成っている。スクレーパ部52は長方形の切粉容器
51の一辺に固着されている。スクレーパ部52は、図
6に示すように長方形の板からなり、磁気分離装置30
が有する5本の吸着棒31が対応するように5つの凹部
54が設けられている。各凹部54には、吸着棒31に
付着した切粉を削ぎ落とすためのゴム板54aが取り付
けられている。また、凹部54の深さは、吸着棒31の
正方形断面の一辺の長さに設定されている。従って、こ
れらの凹部54に磁気分離装置30の吸着棒31を隙間
無く嵌め込むことができるようなっている。
【0015】また、スクレーパ部52は、磁気分離装置
30の2本の縦フレーム36に対応する2つのフレーム
挿入溝55が設けられている。このフレーム挿入溝55
は、作業者が縦フレーム36を下側にした状態で、吸着
棒31を凹部54に嵌め込む場合、縦フレーム36とス
クレーパ部52とが干渉しないようにするためのもので
ある。従って、フレームの構造をスクレーパ部52と干
渉しないように設計しておけば、フレーム挿入溝55は
必ずしも必要ではない。
【0016】次に上記構成に基づいて作用を説明する。
図1に示すように通常の状態において、磁気分離装置3
0は網フィルタ21と共にタンク20内の処理済槽11
と未処理槽12との境、即ち連通路18の前面に位置さ
せておく。これによって工作機械10から排出されるク
ーラント液等の液体は、排出管15を介して、未処理槽
12に流入し、網フィルタ21および磁気分離装置30
を通って、処理済槽11に流入する。
【0017】この過程において、未処理液内に混在する
大きめな異物は網フィルタ21によって処理済槽11内
に流入することが阻止される。また、本実施の形態で特
に問題とする切粉は、磁気分離装置30の磁気吸引力に
よって吸着棒31に吸着されて処理済槽11内に流入す
ることが阻止される。従って、処理済槽11内には異物
が除去された再利用可能な液体のみが貯蔵されることに
なる。そして、処理済槽11内の液体は、ポンプ13に
よって汲み出され、供給管14を介して工作機械10に
供給され、再び工作機械10の加工等に使用される。
【0018】このようにして使用された磁気分離装置3
0および網フィルタ21は、定期的に清掃する必要があ
る。この清掃を行う頻度は工作機械10の使用頻度およ
び工作機械10から排出される異物の量によって適宜に
定める必要がある。以下は、本実施の形態の特徴部分で
ある磁気分離装置30の清掃についてのみ説明する。作
業者は、磁気分離装置30を清掃する際、把手37を把
持してタンク20より磁気分離装置30を取り出し、タ
ンク20の近傍に設置してある治具50上、即ち、治具
50の切粉容器51上に磁気分離装置30を載置する。
そして、5本の吸着棒31をスクレーパ部52の凹部5
4に嵌め込む。この時、凹部54にはゴム板54aが取
り付けられているため、ゴムの弾性によって吸着棒31
は、凹部54に隙間無く嵌め込まれる。なお、磁気分離
装置30の表面を下に吸着棒31をスクレーパ部52に
嵌め込んだ場合、磁気分離装置30の縦フレーム36が
スクレーパ部52と干渉することはない。また、磁気分
離装置30の裏面を下に吸着棒31をスクレーパ部52
に嵌め込んだ場合でも、フレーム挿入溝55の存在によ
り縦フレーム36がスクレーパ部52と干渉することは
ない。
【0019】このようにして吸着棒31をスクレーパ部
52の凹部54に嵌め込んだ後、作業者が把手37を持
って、磁気分離装置30を手前に引くと、図6に示すよ
うに吸着棒31に付着した切粉はスクレーパ部52によ
って切粉容器51内に削ぎ落とされる。この作業を磁気
分離装置30の表裏両面で行うことによって、磁気分離
装置30の清掃は容易かつ短時間で終了する。
【0020】また、磁気分離装置30の清掃中に、作業
者の不注意により磁気分離装置30を落下させたり、ぶ
つけたりすることが考えられる。しかし、このような場
合でも吸着棒31は、ビニールチューブ33で被覆され
ているため、例え吸着棒31が折れたとしてもビニール
チューブ33から外へ飛び出すことがなく、作業者が負
傷することを防止できる。また、新たな吸着棒31と交
換するまで、使用を続行することができる。さらに、ビ
ニールチューブ33によって、磁石32は保護されてい
るため汚損されることが無く、ビニールチューブ33を
交換すれば、半永久的な使用が可能である。
【0021】以上述べた図3に示す実施の形態では、強
度を確保するため吸着棒31の上端および下端をそれぞ
れ上部フレーム34および下部フレーム35によって支
持しているが、下部フレーム35は必ずしも必要がな
く、磁気分離装置30の清掃をより容易にするために
は、下部フレーム35を無しとする構成や、取り外し可
能な構成としても良い。
【0022】図7は、第2の実施の形態を示したもので
ある。この実施の形態は、上記第1の実施の形態の磁気
分離装置を2つ重ね、かつ2つの磁気分離装置の吸着棒
31が交互に位置するように設定したものである。図7
は重なりあった2つの磁気分離装置を上方から見た図で
ある。この第2の実施の形態は、上方の磁気分離装置3
01と下方の磁気分離装置302とを連結板60で連結
した構成となっている。また、磁気分離装置301は、
5本の吸着棒31を有し、下方の磁気分離装置302
は、6本の吸着棒31を有している。そして、各磁気分
離装置301,302の吸着棒31の間隔をFとした場
合、上方の磁気分離装置301の吸着棒31と下方の磁
気分離装置302の吸着棒31との間隔Eは、E=F/
2が成り立つように設定されている。
【0023】このように2つの磁気分離装置の吸着棒3
1を交互に配置することによって、より未処理液内の切
粉が吸着し易くなるという効果がある。図8は、第3の
実施の形態を示したものである。この実施の形態は、上
記第1の実施の形態の吸着棒31にアルミニウム等の非
磁性体の筒61を被せたものである。この筒61の厚み
は、吸着棒31の磁気吸引力を損なわない程度に設定す
ることは当然である。このように非磁性体の筒61を被
せることによって、磁気分離装置301を清掃する場合
は、吸着棒31を筒61から抜き取り、筒61を水洗い
またはエアブローするだけで容易に吸着棒31の清掃を
行うことができる。なお、この第3の実施の形態におい
ても、吸着棒31は安全のためにビニールチューブ33
で被覆されている必要がある。
【0024】図9は、第4の実施の形態を示したもので
ある。この実施の形態は、上記第1の実施の形態の治具
50の変形例を示したものである。この治具70は、治
具50と同様に切粉容器71と、スクレーパ部72から
なっている。スクレーパ部72は、上部スクレーパ72
aと下部スクレーパ72bとからなり、一端で蝶番73
によって連結されることによって、2点鎖線で示すよう
に開閉可能となっている。上部スクレーパ72aおよび
下部スクレーパ72bには、それぞれ上部凹部75およ
び下部凹部74が設けられている。また、上部凹部75
には、ゴム板75aが取り付けられ、同様に下部凹部7
4には、ゴム板74aが取り付けられている。上部凹部
75および下部凹部74の深さは、それぞれ吸着棒31
の正方形断面の一辺の半分の長さに設定されており、上
部凹部75と下部凹部74とで吸着棒31を隙間無く挟
み込むようになっている。また、下部スクレーパ72b
には、磁気分離装置30の縦フレーム36と下部スクレ
ーパ72bとの干渉を防止するためのフレーム挿入溝7
6が設けられている。
【0025】このような構成によって、上部スクレーパ
72aを開いた状態で吸着棒31を下部スクレーパ72
bの下部凹部74に嵌め込んだ後、上部スクレーパ72
aを閉じて吸着棒31を挟み込む。この状態で作業者が
磁気分離装置30の把手37を持って手前に引くと、一
度で吸着棒31の周囲の切粉を取り除くことができる。
【0026】以上述べた実施の形態では、磁石32を被
覆するチューブとしてビニールチューブ33を使用して
いるが、チューブは必ずしもビニールである必要はな
い。即ち、チューブ内の磁石32が容易に露出せず、か
つ磁力を維持できるものであればよく、プラスチック製
の筒等を使用しても良い。また、この様な筒を使用する
場合は、ビニールチューブ33の場合のように加熱して
磁石32に密着させる必要はない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、吸着棒を並
列に配置した小型かつ低コストな構成であるにもかかわ
らず、吸着棒の磁力によって、未処理槽に浮遊する切
粉、特に未処理液の中間槽に浮遊する切粉等を吸着し除
去することが可能である。しかも、吸着棒を所定の間隔
で並列に配置した簡単な構成であるため、切粉によって
磁気分離装置が目詰まりすることがなく、吸着棒を治具
に嵌め合わせ、磁気分離装置を吸着棒を長手方向に向か
って移動させれば、吸着棒に吸着した切粉を簡単に取り
除き、清掃することができる。
【0028】また、もし作業者が吸着棒の清掃作業等を
行っている際に、磁気分離装置を落としたり、ぶつける
等して吸着棒が折れた場合、吸着棒内の磁石は、チュー
ブによって被覆されているため、外部に飛び出すことは
なく、折れた磁石によって作業者が負傷することを防止
できる。また、磁石が折れたとしても、チューブ内に磁
石があるため、応急的に使用を続行することができる。
さらに、吸着棒を構成する磁石に直接切粉が付着するこ
とがないため、チューブのみの交換で半永久的な使用が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成図であ
る。
【図2】第1実施の形態の網フィルタを示した図であ
る。
【図3】第1実施の形態の磁気分離装置を示した図であ
る。
【図4】第1実施の形態の治具を示した図である。
【図5】第1実施の形態の治具のスクレーパ部を示した
図である。
【図6】第1実施の形態の作用を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態である磁気分離装置
の上面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態である磁気分離装置
を示した図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態である治具を示した
図である。
【符号の説明】
10 工作機械 11 処理済槽 12 未処理槽 18 連通路 20 タンク 30 磁気分離装置 31 吸着棒 32 磁石 33 ビニールチューブ 34 上部フレーム 35 下部フレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械から排出された液体を貯蔵する未
    処理槽と、再利用可能な液体を貯蔵する処理済槽とを連
    通させる連通部に設けられ、前記工作機械から排出され
    た液体に混在する異物を吸着する磁気分離装置におい
    て、チューブによって被覆された柱状の磁石よりなる吸
    着棒を、前記連通部に所定の間隔を有して並設したこと
    を特徴する磁気分離装置。
  2. 【請求項2】工作機械から排出された液体を貯蔵する未
    処理槽と、再利用可能な液体を貯蔵する処理済槽とを連
    通させる連通部に設けられ、前記工作機械から排出され
    た液体に混在する異物を吸着する磁気分離装置におい
    て、チューブによって被覆された柱状の磁石よりなる吸
    着棒と、複数の前記吸着棒を所定の間隔を有して並列に
    配置するとともに、それぞれの前記吸着棒の一端を支持
    するフレームとからなる磁気分離装置。
JP8254946A 1996-09-26 1996-09-26 磁気分離装置 Pending JPH10100039A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112021007724T5 (de) 2021-05-26 2024-03-07 Fuji Corporation Werkzeugmaschine

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