JPH0999623A - ワイピング調エンボス印刷 - Google Patents
ワイピング調エンボス印刷Info
- Publication number
- JPH0999623A JPH0999623A JP29630995A JP29630995A JPH0999623A JP H0999623 A JPH0999623 A JP H0999623A JP 29630995 A JP29630995 A JP 29630995A JP 29630995 A JP29630995 A JP 29630995A JP H0999623 A JPH0999623 A JP H0999623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- embossing
- roll
- wiping
- product
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な設備でさらに耐薬品、耐候性の優れた
ワイピング調エンボス印刷製造方法を提供することにあ
る。 【構成】 図1において、2はエンボスロールであり3
は押えロールである。製品1はエンボスロール2と押え
ロール3の間に圧締めされて矢印方向に回転する。熱転
写シート4は製品1とエンボスロール2の間に挿入さ
れ、熱風発生器5による熱で加熱されたエンボスロール
により製品1に転写する。6はグラビアコーターであり
7は押えロールである。8は製品全面に印刷されるトッ
プコートであり、9は不必要なトップコートをかきとる
ドクターである。エンボス工程を得た製品はグラビアコ
ーター6と押えロール7の間を圧締めされトップコート
が印刷される。
ワイピング調エンボス印刷製造方法を提供することにあ
る。 【構成】 図1において、2はエンボスロールであり3
は押えロールである。製品1はエンボスロール2と押え
ロール3の間に圧締めされて矢印方向に回転する。熱転
写シート4は製品1とエンボスロール2の間に挿入さ
れ、熱風発生器5による熱で加熱されたエンボスロール
により製品1に転写する。6はグラビアコーターであり
7は押えロールである。8は製品全面に印刷されるトッ
プコートであり、9は不必要なトップコートをかきとる
ドクターである。エンボス工程を得た製品はグラビアコ
ーター6と押えロール7の間を圧締めされトップコート
が印刷される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチック製品
に、模様を印刷加工して付加価値ある商品を得る例えば
建材分野。その中でワイピング調のエンボス印刷に関す
るものである。
に、模様を印刷加工して付加価値ある商品を得る例えば
建材分野。その中でワイピング調のエンボス印刷に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】製品にエンボス加工をした後、インクを
流しこれを拭き取ることによって木目の導管エンボスを
表現する製造方法や導管表現部分だけを印刷しその部分
を除いた部分にトップコートを印刷しツヤのちがいによ
りワイピング調を表現する製造方法がある。
流しこれを拭き取ることによって木目の導管エンボスを
表現する製造方法や導管表現部分だけを印刷しその部分
を除いた部分にトップコートを印刷しツヤのちがいによ
りワイピング調を表現する製造方法がある。
【0003】しかしながら前者の場合、拭き取り工程に
膨大な設備と工数を用し、後者の場合、導管印刷部分に
トップコートが印刷されていないので耐薬品、耐候性が
劣るという問題点があった。
膨大な設備と工数を用し、後者の場合、導管印刷部分に
トップコートが印刷されていないので耐薬品、耐候性が
劣るという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、簡単な設
備でさらに耐薬品、耐候性の優れたワイピング調エンボ
ス印刷製造方法を提供することにある。
備でさらに耐薬品、耐候性の優れたワイピング調エンボ
ス印刷製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、エンボス工程に熱転写シートを同時に印刷する機能
を加えた後、トップコートをグラビアコートする製造方
法を考案した。
め、エンボス工程に熱転写シートを同時に印刷する機能
を加えた後、トップコートをグラビアコートする製造方
法を考案した。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明に係わるワイピング調エ
ンボス印刷を、その実施の一例について図面に基づき説
明する。図1はこの発明に係わる要部を示した正面模型
図である。図2は製品の断面模型図である。
ンボス印刷を、その実施の一例について図面に基づき説
明する。図1はこの発明に係わる要部を示した正面模型
図である。図2は製品の断面模型図である。
【0007】図1において、2はエンボスロールであり
3は押えロールである。製品1はエンボスロール2と押
えロール3の間に圧締めされて矢印方向に回転する。熱
転写シート4は製品1とエンボスロール2の間に挿入さ
れ、熱風発生器5による熱で加熱されたエンボスロール
により製品1に転写する。この工程をエンボス工程と呼
ぶ。この工程中、エンボスロールの凸部の高さが0.3
mm以下である場合あるいは凸部の比率が50%を超え
るとエンボスロールの凹部による余分な転写を誘発し満
足な柄表現効果が得られない。
3は押えロールである。製品1はエンボスロール2と押
えロール3の間に圧締めされて矢印方向に回転する。熱
転写シート4は製品1とエンボスロール2の間に挿入さ
れ、熱風発生器5による熱で加熱されたエンボスロール
により製品1に転写する。この工程をエンボス工程と呼
ぶ。この工程中、エンボスロールの凸部の高さが0.3
mm以下である場合あるいは凸部の比率が50%を超え
るとエンボスロールの凹部による余分な転写を誘発し満
足な柄表現効果が得られない。
【0008】図1において、6はグラビアコーターであ
り7は押えロールである。8は製品全面に印刷されるト
ップコートであり、9は不必要なトップコートをかきと
るドクターである。エンボス工程を得た製品はグラビア
コーター6と押えロール7の間を圧締めされトップコー
トが印刷される。この工程をトップコート工程と呼ぶ。
この工程中、エンボス部凹部をトップコートで埋めつく
すことなく適量のコートをする必要がある。コート液粘
度を2000cps以下にすると凹部にコート液が流れ
込みすぎ遂には埋めつくされる。また5000cps以
上の高粘度では凹部へのコート液の入り込みがなされず
目的を達し得ない。一方、グラビアコーター以外のフロ
ーコーターあるいはバーコーター方式では、凹部をコー
ト液で埋めつくすことはさけられず不適当である。
り7は押えロールである。8は製品全面に印刷されるト
ップコートであり、9は不必要なトップコートをかきと
るドクターである。エンボス工程を得た製品はグラビア
コーター6と押えロール7の間を圧締めされトップコー
トが印刷される。この工程をトップコート工程と呼ぶ。
この工程中、エンボス部凹部をトップコートで埋めつく
すことなく適量のコートをする必要がある。コート液粘
度を2000cps以下にすると凹部にコート液が流れ
込みすぎ遂には埋めつくされる。また5000cps以
上の高粘度では凹部へのコート液の入り込みがなされず
目的を達し得ない。一方、グラビアコーター以外のフロ
ーコーターあるいはバーコーター方式では、凹部をコー
ト液で埋めつくすことはさけられず不適当である。
【0009】図2において、加工後のエンボス形状1
0、転写インク11、トップコート8を示す。
0、転写インク11、トップコート8を示す。
【0010】請求項1記載の発明によれば、簡単な設備
でさらに耐薬品、耐候性の優れたワイピング調エンボス
印刷製造方法を提供することができる。
でさらに耐薬品、耐候性の優れたワイピング調エンボス
印刷製造方法を提供することができる。
【0011】請求項2の発明によれば図2のようにエン
ボス部にのみ転写することができる。
ボス部にのみ転写することができる。
【0012】請求項3の発明によれば、図2にしめすよ
うにエンボス部を埋め尽くすことなくトップコートを印
刷することができる。
うにエンボス部を埋め尽くすことなくトップコートを印
刷することができる。
【図1】 この発明に係わるワイピング調エンボス印刷
の要部の正面模型図である。
の要部の正面模型図である。
【図2】 この発明に係わるワイピング調エンボス印刷
の製品断面模型図である。
の製品断面模型図である。
1 製品 2 エンボスロール 3 押えロール 4 熱転写シート 5 熱風発生器 6 グラビアコーター 7 押えロール 8 トップコート液 9 ドクター 10 エンボス形状 11 転写インク
Claims (3)
- 【請求項1】 プラスチック製品を、模様に合わせた凸
部を有する加熱ロールと圧着ロール間に圧締し、加熱ロ
ールとプラスチックの間に熱転写シートを挿入してロー
ルを回転しながら連続して凹部成形と凹部への印刷加工
を行うエンボス工程とグラビアコートで全面に透明な皮
膜(トップコート)を印刷するトップコート工程の組み
合わせにてワイピング調エンボス印刷を得る製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のワイピング調エンボス印
刷において、エンボスロールの凸部形状が0.3mm以
上高さを有し、凸部の比率が50%以下であることを特
徴とする。 - 【請求項3】 請求項1記載のワイピング調エンボス印
刷において、粘度が2000〜5000cpsを有する
トップコートをグラビアコートで印刷することを特徴と
する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29630995A JPH0999623A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ワイピング調エンボス印刷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29630995A JPH0999623A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ワイピング調エンボス印刷 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0999623A true JPH0999623A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17831885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29630995A Pending JPH0999623A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | ワイピング調エンボス印刷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0999623A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100662521B1 (ko) * | 2005-03-21 | 2006-12-28 | 박정식 | 용제를 사용한 전사 인쇄 장치 및 그 전사 인쇄 방법 |
CN104275923A (zh) * | 2014-05-06 | 2015-01-14 | 上海天美纸制品印务有限公司 | 印刷和加工无碳纸一体机 |
CN111070656A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-04-28 | 余维斌 | 一种塑料制品烫印设备 |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP29630995A patent/JPH0999623A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100662521B1 (ko) * | 2005-03-21 | 2006-12-28 | 박정식 | 용제를 사용한 전사 인쇄 장치 및 그 전사 인쇄 방법 |
CN104275923A (zh) * | 2014-05-06 | 2015-01-14 | 上海天美纸制品印务有限公司 | 印刷和加工无碳纸一体机 |
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