JPH099948A - たばこ加工産業における棒状の物品の直径を測定するための方法および装置 - Google Patents
たばこ加工産業における棒状の物品の直径を測定するための方法および装置Info
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- JPH099948A JPH099948A JP8166113A JP16611396A JPH099948A JP H099948 A JPH099948 A JP H099948A JP 8166113 A JP8166113 A JP 8166113A JP 16611396 A JP16611396 A JP 16611396A JP H099948 A JPH099948 A JP H099948A
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- G01B11/08—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters
- G01B11/10—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters of objects while moving
- G01B11/105—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters of objects while moving using photoelectric detection means
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シガレットの直径を測定するための方法およ
び装置を提供すること 【手段】 物品をその連続的な移送或いは非連続的な移
送の間回転させ、物品に回転の間光学的な光線を照射
し、この光線の物品によって誘起される少なくとも一つ
の陰影の大きさを検出し、電気的な信号に変換し、多数
の信号から物品の直径のための信号を形成する。この目
的で物品をその移送の間回転させる回転装置２０、物品
にその回転の間光線照射を行うための照射装置４、物品
によって誘起される少なくとも一つの陰影２６，１９の
大きさを短い時間に検出し、直径の平均値に相当する信
号を形成するための検出装置１６が設けられている
び装置を提供すること 【手段】 物品をその連続的な移送或いは非連続的な移
送の間回転させ、物品に回転の間光学的な光線を照射
し、この光線の物品によって誘起される少なくとも一つ
の陰影の大きさを検出し、電気的な信号に変換し、多数
の信号から物品の直径のための信号を形成する。この目
的で物品をその移送の間回転させる回転装置２０、物品
にその回転の間光線照射を行うための照射装置４、物品
によって誘起される少なくとも一つの陰影２６，１９の
大きさを短い時間に検出し、直径の平均値に相当する信
号を形成するための検出装置１６が設けられている
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たばこ加工産業に
おける棒状の物品の直径を測定するための方法に関す
る。更に、本発明は、たばこ加工産業における棒状の物
品の直径を測定するための装置に関する。
おける棒状の物品の直径を測定するための方法に関す
る。更に、本発明は、たばこ加工産業における棒状の物
品の直径を測定するための装置に関する。
【０００２】“たばこ加工産業における棒状の物品”と
言う概念は、フイルタを備えた或いは備えていないシガ
レット、他の棒状の喫煙物品、フイルタロッド、シガリ
ロおよび葉巻を意味する。シガレット或いはフイルタロ
ッドを製造する際、直径はシガレット製造或いはフイル
タの製造の際に監視される一つの重要な品質特徴であ
る。この直径測定には色々な測定方法が知られている。
例えば、ヨーロッパ特許公報第０ ３５９６６４号或い
は米国特許第５，３１１，２９１号からこのような方法
が知られている。
言う概念は、フイルタを備えた或いは備えていないシガ
レット、他の棒状の喫煙物品、フイルタロッド、シガリ
ロおよび葉巻を意味する。シガレット或いはフイルタロ
ッドを製造する際、直径はシガレット製造或いはフイル
タの製造の際に監視される一つの重要な品質特徴であ
る。この直径測定には色々な測定方法が知られている。
例えば、ヨーロッパ特許公報第０ ３５９６６４号或い
は米国特許第５，３１１，２９１号からこのような方法
が知られている。
【０００３】直径を正確に測定することの困難さは、シ
ガレットがしばしば“非円形”であること、即ち断面が
縦軸線に対して垂直方向で環状線から多少ずれているこ
とにある。このようなことから、公知の直径測定方法に
あっては不正測定が結果される。本発明はこのような不
正測定を排除することを意図している。
ガレットがしばしば“非円形”であること、即ち断面が
縦軸線に対して垂直方向で環状線から多少ずれているこ
とにある。このようなことから、公知の直径測定方法に
あっては不正測定が結果される。本発明はこのような不
正測定を排除することを意図している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、非円形の物品にあっても直径測定が有利に行なわ
れるように上記の直径測定方法を更に改良発展させるこ
とである。
題は、非円形の物品にあっても直径測定が有利に行なわ
れるように上記の直径測定方法を更に改良発展させるこ
とである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、物品をその連続的な移送或いは非連続的な移送の間
回転させること、物品に回転している間光学的な光線を
照射すること、この光線の物品によって誘起される少な
くとも一つの陰影の大きさを検出し、電気的な信号に変
換すること、および多数の測定信号から物品の直径のた
めの信号を形成することによって解決される。
り、物品をその連続的な移送或いは非連続的な移送の間
回転させること、物品に回転している間光学的な光線を
照射すること、この光線の物品によって誘起される少な
くとも一つの陰影の大きさを検出し、電気的な信号に変
換すること、および多数の測定信号から物品の直径のた
めの信号を形成することによって解決される。
【０００６】本発明による他の構成は、特許請求の範囲
の請求項２から１１項に記載した。上記の方法を実施す
るための装置の特徴とするところは、物品をその連続的
な移送或いは非連続的な移送の間回転させる回転装置、
物品にその回転の間光線照射を行うための特に光学的な
照射装置、物品によって誘起される少なくとも一つの陰
影の大きさを短い時間間隔の間に検出し、直径の平均値
に相当する信号を形成するための検出装置が設けられて
いることである。
の請求項２から１１項に記載した。上記の方法を実施す
るための装置の特徴とするところは、物品をその連続的
な移送或いは非連続的な移送の間回転させる回転装置、
物品にその回転の間光線照射を行うための特に光学的な
照射装置、物品によって誘起される少なくとも一つの陰
影の大きさを短い時間間隔の間に検出し、直径の平均値
に相当する信号を形成するための検出装置が設けられて
いることである。
【０００７】本発明による装置の他の構成は、特許請求
の範囲の請求項１２から２１項に記載した。本発明の枠
内において、光線の代わりに、液体、例えば測定空気を
この物品を回転させながら迅速に物品に作用させ、直径
に依存した測定値から、場合によっては電気的な測定値
に変換した後物品直径に関する信号を形成することが可
能である。
の範囲の請求項１２から２１項に記載した。本発明の枠
内において、光線の代わりに、液体、例えば測定空気を
この物品を回転させながら迅速に物品に作用させ、直径
に依存した測定値から、場合によっては電気的な測定値
に変換した後物品直径に関する信号を形成することが可
能である。
【０００８】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の形態につき本発明を詳細に説明する。
の形態につき本発明を詳細に説明する。
【０００９】
【発明の実施の態様】図１において、フオトカプラ１は
発光器２と光電気的な受光器３とによって構成されてい
る。発光器２はパルスレーザデイオード４、例えばドイ
ツ連邦共和国２２７６１ハンブルク セルジウスベーク
１５在 シェフター・アンド・キルヒホフ社によって市
販されている型式ＬＤ ６５─９０４ｎｍのパルスレー
ザデイオードを備えており、これは電気的な励起パルス
を与えられた際短いレーザ光線パルスを発射する。この
レーザ光線は、図面に対して垂直方向に延在している、
テレセントリック系の光カーテン８（平行な光線）の様
式の、コリメータレンズ７を備えている（上記の会社に
よって型式ＳＫ ９６３５として市販されている）コリ
メータ６から光照射出口９を経て照射され、シガレット
１１の傍らを案内され、シガレットの直径を測定する。
光線は光線入射口１２を経て光電気的な受光器３の内部
に到達し、この受光器内でシリンドリカルレンズ１０が
光カーテン８を集光する。偏向鏡１３はこの光を光学的
なフイルタ１４を介して上記の会社製の電荷結合素子カ
メラ１６（例えば２０４８Ｐｉｘｅｌを備えた型式ＳＫ
２０４８ＪＲ）方向に偏向する。光電気的な要素を備え
た電荷結合素子カメラ(Zeilenkamere)１６のアレイ１５
は図面に対して垂直方向で延在している。
発光器２と光電気的な受光器３とによって構成されてい
る。発光器２はパルスレーザデイオード４、例えばドイ
ツ連邦共和国２２７６１ハンブルク セルジウスベーク
１５在 シェフター・アンド・キルヒホフ社によって市
販されている型式ＬＤ ６５─９０４ｎｍのパルスレー
ザデイオードを備えており、これは電気的な励起パルス
を与えられた際短いレーザ光線パルスを発射する。この
レーザ光線は、図面に対して垂直方向に延在している、
テレセントリック系の光カーテン８（平行な光線）の様
式の、コリメータレンズ７を備えている（上記の会社に
よって型式ＳＫ ９６３５として市販されている）コリ
メータ６から光照射出口９を経て照射され、シガレット
１１の傍らを案内され、シガレットの直径を測定する。
光線は光線入射口１２を経て光電気的な受光器３の内部
に到達し、この受光器内でシリンドリカルレンズ１０が
光カーテン８を集光する。偏向鏡１３はこの光を光学的
なフイルタ１４を介して上記の会社製の電荷結合素子カ
メラ１６（例えば２０４８Ｐｉｘｅｌを備えた型式ＳＫ
２０４８ＪＲ）方向に偏向する。光電気的な要素を備え
た電荷結合素子カメラ(Zeilenkamere)１６のアレイ１５
は図面に対して垂直方向で延在している。
【００１０】シガレット１１は、これが光カーテン８を
通過する際、フイル装着機の参照符号２０を付して概略
図でのみで示した転動路内でその縦軸線を中心にして転
動する。このような転動路は、たばこ加工産業において
広く使用されている本出願人の製造にかかわるＭａｘ型
−シガレット製造ライン内に設けられており、糊付けさ
れた結合テープでシガレットにフイルタプラグを結合装
着するのに使用される。この目的のため、フイルタプラ
グと貼付される結合テープとを備えたシガレットは、ド
ラム、即ち参照符号２０ａを付して概略図示したいわゆ
る転動ドラムから転動路内に移送される。この転動路
は、転動ドラムと固定された面、即ち参照符号２０ｂを
付して概略図示した、いわゆる相手方転動面とによって
形成されている。転動ドラムに対する相手方面の間隔が
シガレットの直径よりも僅かに小さいので、シガレット
はこれがドラム上を移送されている間回転運動させられ
る。シガレット１１は転動ドラム上を回転されながら移
送されている間、光ビーム８を通して運動させられる。
上記の様式の転動装置の詳細は、米国特許第３，１７
６，６９４号公報から知ることができるが、この公報に
はシガレットが転動路を経て移送される間、側方で転動
ドラムと相手方転動面から突出しており、従ってシガレ
ットがその端部でもって光ビーム８を経て移動されるこ
とが記載されている。
通過する際、フイル装着機の参照符号２０を付して概略
図でのみで示した転動路内でその縦軸線を中心にして転
動する。このような転動路は、たばこ加工産業において
広く使用されている本出願人の製造にかかわるＭａｘ型
−シガレット製造ライン内に設けられており、糊付けさ
れた結合テープでシガレットにフイルタプラグを結合装
着するのに使用される。この目的のため、フイルタプラ
グと貼付される結合テープとを備えたシガレットは、ド
ラム、即ち参照符号２０ａを付して概略図示したいわゆ
る転動ドラムから転動路内に移送される。この転動路
は、転動ドラムと固定された面、即ち参照符号２０ｂを
付して概略図示した、いわゆる相手方転動面とによって
形成されている。転動ドラムに対する相手方面の間隔が
シガレットの直径よりも僅かに小さいので、シガレット
はこれがドラム上を移送されている間回転運動させられ
る。シガレット１１は転動ドラム上を回転されながら移
送されている間、光ビーム８を通して運動させられる。
上記の様式の転動装置の詳細は、米国特許第３，１７
６，６９４号公報から知ることができるが、この公報に
はシガレットが転動路を経て移送される間、側方で転動
ドラムと相手方転動面から突出しており、従ってシガレ
ットがその端部でもって光ビーム８を経て移動されるこ
とが記載されている。
【００１１】電気的な励起パルスによりダイオード制御
が時間的に正しく開始されるように、かつこの制御の時
間的に正しい順序を機械速度に依存することのなく保証
ひるために、クロックパルス発生器１７が機械の周期作
動に依存したパルスを発生させ、このパルスは走査ロジ
ック機構１８に供給される。走査ロジック−回路機構は
１８はいわゆるインターフェースカード１９（例えば上
記のシェフター・アンド・キルヒホフ社製の型式ＳＦ９
１５０〔ＥＣ〕）の入力ａに制御パルスを与え、このイ
ンターフェースカード１９は出力ｂを介して励起信号を
レーザダイオード４の出力段２１（例えば上記の会社製
の型式ＳＫ９６０８８）に与える。走査形ロジック−回
路機構は１８は、例えばシガレット１１の半回転毎に１
０の測定が行われるように構成されている。このこと
は、約１６，５°の回転の後に照射閃光が発射されるこ
とを意味している。レーザダイオード４によって与えら
れる光パルスは極めて明るく、短く（例えば３００ｎｓ
ｅｃの領域内にあり）、コリメータ６により幅の狭い光
ビーム８に変換される。光フイールドはシリンドリカル
レンズ１０により狭められ、鏡１３により偏向された後
電荷結合素子カメラ１６のアレイ１５に達する。この
際、シガレット１１がこのアレイ１５の上に入射する光
の一部分を隠蔽する。インターフェースカ−ド１９は出
力ｃにおいて読取りパルス（例えばシフトパルス）を電
荷結合素子カメラ１６の入力ａに与え、この電荷結合素
子カメラのビデオ信号は出力信号としてこの電荷結合素
子カメラの出力ｂからインターフェースカ−ド１９の入
力ｄに導かれる。
が時間的に正しく開始されるように、かつこの制御の時
間的に正しい順序を機械速度に依存することのなく保証
ひるために、クロックパルス発生器１７が機械の周期作
動に依存したパルスを発生させ、このパルスは走査ロジ
ック機構１８に供給される。走査ロジック−回路機構は
１８はいわゆるインターフェースカード１９（例えば上
記のシェフター・アンド・キルヒホフ社製の型式ＳＦ９
１５０〔ＥＣ〕）の入力ａに制御パルスを与え、このイ
ンターフェースカード１９は出力ｂを介して励起信号を
レーザダイオード４の出力段２１（例えば上記の会社製
の型式ＳＫ９６０８８）に与える。走査形ロジック−回
路機構は１８は、例えばシガレット１１の半回転毎に１
０の測定が行われるように構成されている。このこと
は、約１６，５°の回転の後に照射閃光が発射されるこ
とを意味している。レーザダイオード４によって与えら
れる光パルスは極めて明るく、短く（例えば３００ｎｓ
ｅｃの領域内にあり）、コリメータ６により幅の狭い光
ビーム８に変換される。光フイールドはシリンドリカル
レンズ１０により狭められ、鏡１３により偏向された後
電荷結合素子カメラ１６のアレイ１５に達する。この
際、シガレット１１がこのアレイ１５の上に入射する光
の一部分を隠蔽する。インターフェースカ−ド１９は出
力ｃにおいて読取りパルス（例えばシフトパルス）を電
荷結合素子カメラ１６の入力ａに与え、この電荷結合素
子カメラのビデオ信号は出力信号としてこの電荷結合素
子カメラの出力ｂからインターフェースカ−ド１９の入
力ｄに導かれる。
【００１２】時間２３にわたって生じる信号２２は図２
に示した。シガレット１１による陰影２６が生じるので
光の強弱に応じた電気的な信号２４が位置ａから位置ｂ
の最低にまで急激に降下し、その後位置ｃにおいて再び
元の値ａにまで上昇する。陰影の幅（水準降下）は一定
の高さ、即ち位置ｄにおいて測定され、記憶される。そ
の後ほぼ１６，５°のシガレットの回転に相当する短い
時間の後、次の励起パルスにより再びレーザ閃光が開始
され、次の陰影の幅が検出され、記憶される。
に示した。シガレット１１による陰影２６が生じるので
光の強弱に応じた電気的な信号２４が位置ａから位置ｂ
の最低にまで急激に降下し、その後位置ｃにおいて再び
元の値ａにまで上昇する。陰影の幅（水準降下）は一定
の高さ、即ち位置ｄにおいて測定され、記憶される。そ
の後ほぼ１６，５°のシガレットの回転に相当する短い
時間の後、次の励起パルスにより再びレーザ閃光が開始
され、次の陰影の幅が検出され、記憶される。
【００１３】例えば１０の陰影幅の検出後これらの幅が
合計され、−場合によっては陰影幅の数によって割り算
された後−殆どシガレットの変形に依存いないシガレッ
トの直径に関する寸法が形成される。その後、測定され
たシガレットは光ビームの検出領域から脱出し、そして
次のシガレットが光ビームの検出領域に到達する。この
シガレットは光ビームの検出領域において上記の方法に
よりこれが回転している間その直径に関して測定が行わ
れる。
合計され、−場合によっては陰影幅の数によって割り算
された後−殆どシガレットの変形に依存いないシガレッ
トの直径に関する寸法が形成される。その後、測定され
たシガレットは光ビームの検出領域から脱出し、そして
次のシガレットが光ビームの検出領域に到達する。この
シガレットは光ビームの検出領域において上記の方法に
よりこれが回転している間その直径に関して測定が行わ
れる。
【００１４】上記の作業経過の制御は計算段２５が行
う。一本のシガレットの単個の直径が決定された後、最
大と最低の値の比較により、最大の変形が検出される。
位置２０に相当する転動路内で、物品は連続して移送さ
れる。測定と関連した非連続的な移送−その間物品の移
送は中断され、一方その間物品は回転され測定される−
は本発明により運動させられる相手方転動面２０ｂによ
って達することが可能であり、この面の運動方向は転動
ドラム２０ａの移送方向と反対方向を指向しており、そ
の効果的な速度は転動ドラムの速度と同程度である。移
送の周期的な停止を伴ったこのような移送装置の詳細
は、米国特許第４，２８１，６７０号公報に記載されて
おり、従ってここではその詳細な説明は省略する。
う。一本のシガレットの単個の直径が決定された後、最
大と最低の値の比較により、最大の変形が検出される。
位置２０に相当する転動路内で、物品は連続して移送さ
れる。測定と関連した非連続的な移送−その間物品の移
送は中断され、一方その間物品は回転され測定される−
は本発明により運動させられる相手方転動面２０ｂによ
って達することが可能であり、この面の運動方向は転動
ドラム２０ａの移送方向と反対方向を指向しており、そ
の効果的な速度は転動ドラムの速度と同程度である。移
送の周期的な停止を伴ったこのような移送装置の詳細
は、米国特許第４，２８１，６７０号公報に記載されて
おり、従ってここではその詳細な説明は省略する。
【００１５】前記したように、個々の回転する物品に数
度短時間照射し、陰影の大きさを検出し、相応する測定
値から物品の直径を現示する平均値を形成する代わり
に、本発明による他の実施の態様により多数の物品を測
定することによって形成された多数の測定信号から多数
の平均値を形成することも可能である。この目的のた
め、物品を例えば上記の転動路を経て、或いは米国特許
第４，２８１，６７０号公報に記載されている方法によ
り、或いは他の方法により相前後して順次移送され、そ
の際回転される物品に、一度或いは数度短時間光を照射
し、その際陰影の大きさを検出し、相当する測定信号を
形成する。その際、短時間の照射の際の物品の位置はそ
れぞれ先行して行われる照射位置に対して位置ずれして
いる。即ち、物品は僅かに回転されている。このこと
は、例えばそれぞれ一度だけ照射される相前後して来る
物品にも当てはまることである。次いで、このようにし
て得られた測定信号から、再び平均値が形成され、この
平均値は照射された物品の直径を現示する。この方法
は、直径がゆっくりと変動するので、また個々の物品の
走査位置がずれているので、直径に関する極めて正確な
平均値が与えわれる。
度短時間照射し、陰影の大きさを検出し、相応する測定
値から物品の直径を現示する平均値を形成する代わり
に、本発明による他の実施の態様により多数の物品を測
定することによって形成された多数の測定信号から多数
の平均値を形成することも可能である。この目的のた
め、物品を例えば上記の転動路を経て、或いは米国特許
第４，２８１，６７０号公報に記載されている方法によ
り、或いは他の方法により相前後して順次移送され、そ
の際回転される物品に、一度或いは数度短時間光を照射
し、その際陰影の大きさを検出し、相当する測定信号を
形成する。その際、短時間の照射の際の物品の位置はそ
れぞれ先行して行われる照射位置に対して位置ずれして
いる。即ち、物品は僅かに回転されている。このこと
は、例えばそれぞれ一度だけ照射される相前後して来る
物品にも当てはまることである。次いで、このようにし
て得られた測定信号から、再び平均値が形成され、この
平均値は照射された物品の直径を現示する。この方法
は、直径がゆっくりと変動するので、また個々の物品の
走査位置がずれているので、直径に関する極めて正確な
平均値が与えわれる。
【００１６】上記の発明の実施の形態において、測定さ
れるべき物品は一回或いは多数回短時間照射、即ち閃光
され、この目的にはレーザダイオードが適している。本
発明による他の発明の実施の形態により、回転する物品
に測定の間一定した光を、特に永続光を照射すること、
および受光機構、即ち電荷結合素子カメラを写真カメラ
のシャッターの様式で短時間開放し、こうして極めて短
時間照射を行うことも可能である。
れるべき物品は一回或いは多数回短時間照射、即ち閃光
され、この目的にはレーザダイオードが適している。本
発明による他の発明の実施の形態により、回転する物品
に測定の間一定した光を、特に永続光を照射すること、
および受光機構、即ち電荷結合素子カメラを写真カメラ
のシャッターの様式で短時間開放し、こうして極めて短
時間照射を行うことも可能である。
【００１７】本発明により、短時間照射（閃光）とシャ
ッター開放とを組合わせることも可能である。
ッター開放とを組合わせることも可能である。
【００１８】
【発明の効果】本発明により得られる利点は、非円形の
物品であっても直径が極めて正確に測定できることであ
る。フイルタ装着機の転動路内において物品を回転させ
ることにより、回転のための設備費を必要としないので
特別有利である。
物品であっても直径が極めて正確に測定できることであ
る。フイルタ装着機の転動路内において物品を回転させ
ることにより、回転のための設備費を必要としないので
特別有利である。
【図１】シガレットの直径を検出するための光学的な光
源を備えた回路機構の図である。
源を備えた回路機構の図である。
【図２】直径を測定するための光学的光線のシガレット
による形成される陰影の状態を示す図である。
による形成される陰影の状態を示す図である。
１ フオトカプラ ２ 投光器 ３ 光電気的な受光器 ４ パルスレーザダイオード ６ コリメータ ７ レンズ ８ 光ビーム ９ 光照射口 １０ シリンドリカルレンズ １１ シガレット １２ 光入射口 １３ 偏向鏡 １４ 光学的フイルタ １５ アレイ １６ 電荷結合素子カメラ １７ クロックパルス発生器 １８ 走査形ロジック回路 １９ａ，１９ｂ，１９ｃ，１９ｄ インターフェースカ
ード ２０ 転動路 ２１ 制御機構 ２２ 信号 ２３ 時間 ２４ａ，２４ｂ，２４ｃ，２４ｄ 光水準 ２５ 計算段 ２６ 陰影
ード ２０ 転動路 ２１ 制御機構 ２２ 信号 ２３ 時間 ２４ａ，２４ｂ，２４ｃ，２４ｄ 光水準 ２５ 計算段 ２６ 陰影
フロントページの続き (72)発明者 デイ−ルク・シユレーダー ドイツ連邦共和国、22399 ハムブルク、 フオッスストラート、30アー (72)発明者 ウーウエ・ウエストプハル ドイツ連邦共和国、21481 ラウエンブル ク、ドルンホルスター・ウエーク、27
Claims (21)
- 【請求項０１】 たばこ加工産業における棒状の物品の
直径を測定するための方法において、物品をその連続的
な移送或いは非連続的な移送の間回転させること、物品
に回転している間光学的な光線を照射すること、この光
線の物品によって誘起される少なくとも一つの陰影の大
きさを検出し、電気的な信号に変換すること、および多
数の測定信号から物品の直径に関する信号を形成するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項０２】 物品が回転している間この物品によっ
て誘起される多数陰影の大きさを検出し、電気的な信号
に変換すること、およびこれらの信号の多数から物品の
直径に関する信号を形成することを特徴とする請求項１
に記載の方法。 - 【請求項０３】 物品が回転している間物品によって誘
起される少なくとも一つの陰影の大きさを検出し、次に
移送されて来る物品が回転している間この物品によって
誘起される少なくとも一つの陰影の大きさを先行して移
送された物品の位置と異なる位置で検出すること、場合
によって続いて送られて来る他の物品が回転している間
この物品によって誘起されるそれぞれ少なくとも一つの
陰影の大きさを先行して移送された物品の位置と異なる
位置で検出すること、陰影を電気的な信号に変換するこ
と、および多数の物品の測定信号から物品の直径に関す
る信号を形成することを特徴とする請求項１に記載の方
法。 - 【請求項０４】 物品にこれが回転している間少なくと
も一つの短い、特に光学的な光線を照射すること、物品
によって誘起される少なくとも一つの陰影の大きさ、或
いは物品によって誘起される多数の陰影の大きさを検出
し、電気的な信号に変換すること、および一つ或いは多
数の物品によって誘起される測定信号の多数から物品の
直径に関する信号を形成することを特徴とする請求項１
から３までのいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項０５】 物品にこれが回転している間特に光学
的な光線を照射すること、この物品によって誘起される
少なくとも一つの陰影の大きさを短い時間の間に検出
し、電気的な信号に変換すること、および一つ或いは多
数の物品によって誘起される多数の測定信号から一つ或
いは多数の物品の直径に関する信号を形成することを特
徴とする請求項１から３までのいずれか一つに記載の方
法。 - 【請求項０６】 物品をその縦軸線を中心にして回転さ
せること、およびレーザ、特にレーザダイオードにより
短時間の光線を発生させることを特徴とする請求項２或
いは３に記載の方法。 - 【請求項０７】 一つ或いは多数の物品によって誘起さ
れる陰影の大きさをビデオカメラ、特に電荷結合素子カ
メラにより検出することを特徴とする請求項１から６ま
でのいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項０８】 一つ或いは多数の物品によって誘起さ
れる陰影の大きさに関する多数の測定信号から平均値に
相当する信号を形成することを特徴とする請求項１から
７までのいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項０９】 作動する移送装置、特に移送ドラムと
停止する或いは比較的低い速度で或いは比較的大きな速
度で作動しかつ物品の直径よりも幾分小さな間隔で設け
られている面によって形成されている転動路を回転させ
ながら物品を案内することを特徴とする請求項１から８
までのいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項１０】 シガレットとして形成された物品を転
動路を経て移送し、この転動路内において物品を回転さ
せながら糊が塗布されている結合テープによりフイルタ
プラグを装着することを特徴とする請求項９に記載の方
法。 - 【請求項１１】 物品の或る陰影、特に最大の陰影を多
数の陰影の大きさの平均値と比較し、差を検出すること
を特徴とする請求項１から１０までのいずれか一つに記
載の方法。 - 【請求項１２】 たばこ加工産業における棒状の物品の
直径を測定するための装置において、物品（１１）をそ
の連続的な移送或いは非連続的な移送の間回転させる回
転装置（２０）、物品にこれが回転している間光線照射
を行うための特に光学的な照射装置（４）、物品によっ
て誘起される少なくとも一つの陰影（２６，１９）の大
きさを短い時間に検出し、電気的な測定信号に変換し、
直径の平均値に相当する信号を形成するための検出装置
（１６）が設けられていることを特徴とする装置。 - 【請求項１３】 回転する物品（１１）によって誘起さ
れる多数の陰影の大きさを検出するための検出装置（１
９，２６）が設けられており、この装置によって形成さ
れる電気的な測定信号が物品の直径の平均値を形成する
ように構成されていることを特徴とする請求項１２に記
載の装置。 - 【請求項１４】 回転する物品によって誘起される少な
くとも一つの陰影の大きさを検出するための検出装置が
設けられており、この検出装置が次に移送されて来る回
転している物品によって誘起される少なくとも一つの陰
影の大きさを先行して移送された物品の位置と異なる位
置で検出し、場合によって続いて送られて来る物品によ
って誘起される陰影のそれぞれ少なくとも一つの陰影の
大きさを先行して移送された物品の位置と異なる位置で
検出すること、この装置によって得られた電気的な出力
信号が物品の直径の平均値を形成するように構成されて
いる請求項１２に記載の装置。 - 【請求項１５】 物品が回転している間で短時間作用す
る特に光学的な照射装置（４）が設けられていることを
特徴とする請求項１２から１４までのいずれか一つに記
載の装置。 - 【請求項１６】 物品にその回転の間特に光学的な光線
を照射する照射装置および物品によって誘起される多数
の陰影の大きさ、或いはそれぞれ多数の物品によって誘
起される多数の陰影の少なくとも一つの陰影の大きさを
短い時間の間に検出する検出装置が設けられており、こ
れらの装置から得られる測定信号から一つの或いは多数
の物品の直径の関する信号が形成されるように構成され
ていることを特徴とする請求項１２から１４までのいず
れか一つに記載の装置。 - 【請求項１７】 物品をその縦軸線を中心にして回転さ
せるための回転装置（２０）と、照射装置としてレーザ
装置（４）、特にレーザダイオードが設けられているこ
とを特徴とする請求項１２から１６までのいずれか一つ
に記載の装置。 - 【請求項１８】 陰影の大きさのための検出装置として
電荷結合素子カメラ（１６）が設けられていることを特
徴とする請求項１２から１７までのいずれか一つに記載
の装置。 - 【請求項１９】 陰影の大きさに相当する測定信号に関
する平均値形成器が設けられていることを特徴とする請
求項１２から１８までのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項２０】 物品のための作動する移送装置（２０
ａ）と停止している或いは比較的低い速度で或いは比較
的大きな速度で作動しかつ物品の直径よりも幾分小さな
間隔で設けられている面（２０ｂ）によって形成されて
いる転動路（２０）が設けられており、この転動路を経
て物品が回転しながら案内されるように構成されている
ことを特徴とする請求項１２から１９までのいずれか一
つに記載の装置。 - 【請求項２１】 シガレットとして形成された物品が糊
が塗布されている結合テープにより回転されながらフイ
ルタプラグが装着される転動路が設けられていることを
特徴とする請求項１９に記載の装置。
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