JPH0998759A - 成形食品の製造方法及び製造装置 - Google Patents

成形食品の製造方法及び製造装置

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JPH0998759A
JPH0998759A JP7284494A JP28449495A JPH0998759A JP H0998759 A JPH0998759 A JP H0998759A JP 7284494 A JP7284494 A JP 7284494A JP 28449495 A JP28449495 A JP 28449495A JP H0998759 A JPH0998759 A JP H0998759A
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molded
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JP7284494A
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Masahiko Horie
雅彦 堀江
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Noritake Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調合タンクを用いたバッチ処理による従来の
成形食品の製造方法は、次の問題点を有していた。か
なり広いスペースが必要になり、工場の省スペース化と
いう要請に反する。均一化した成形食品を得ることが
困難である。また、逆に、半混合状態の混合物を調合タ
ンク全体に渡って得ることもまた極めて困難である。
原料混合物の無駄が多く、調合タンク等の洗浄にも手間
とかなりの時間を必要とするので、多品種少量生産は行
ないにくかった。 【解決手段】流路内にスタティックミキサエレメントを
設けた成形食品原料の最終成形用ノズル1の内部で、2
種の成形食品原料A及びBを混合して、成形食品原料の
半混合物ないし十分な混合物を得る原料調合工程を含む
成形食品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形食品(特に、
成形菓子)の製造方法及び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2種以上の原料を調合し成形して得られ
る成形食品の従来の製造方法は、次の通りである。
【0003】まず、2種以上の原料を調合タンク内で混
合し(必要に応じて加熱しつつ混合し)て原料混合物を
得る。得られた原料混合物を所定形状の成形ノズルから
成形台の表面に押出すことにより(必要に応じて冷却し
て)、所定形状の成形食品を製造している。
【0004】なお、調合タンクと成形ノズルの原料混合
物供給口は、ポンプを具備する管路で連通させて、調合
タンク内の原料混合物を前記ポンプにより連続的に成形
ノズルに供給することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の成
形食品の製造方法は、次のような問題点を有していた。
【0006】調合タンクを用いるので、工業的規模で
製造する場合にはかなり広いスペースが必要になり、工
場の省スペース化という要請に反する。この要請は、土
地の値段が高い都市ないしその近郊部の工場において極
めて強い。
【0007】調合タンクを用いたバッチ処理により一
度に大量の原料を使用して混合、攪拌するので、常に十
分に均一化した成形食品を得ることが困難である。ま
た、逆に、成形食品に適度の模様が表われる程度の半混
合状態の混合物を調合タンク全体に渡って得ることもま
た極めて困難である。
【0008】調合タンクを用いているので、成形食品
の原料変更の場合には調合タンクに付着して残存する原
料混合物を洗浄して除去することが必要であり、かなり
の量の原料混合物を無駄にしていた。また、調合タンク
と成形ノズルを管路で連通させている場合は、当該管路
に付着して残存する原料混合物を洗浄して除去していた
ので、原料混合物をより多く無駄にしていた。さらに、
調合タンク等の洗浄にも手間とかなりの時間を必要とす
る。よって、多品種少量生産は行ないにくかった。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点の少なく
とも一を解決する成形食品の製造方法及び製造装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、次の成
形食品の製造方法及び製造装置により上記目的を達成す
ることができる。
【0011】流路内にスタティックミキサエレメント
を設けた成形食品原料の最終成形用ノズルの内部で、少
なくとも2種の成形食品原料を混合して、成形食品原料
の半混合物ないし十分な混合物を得る原料調合工程を含
む成形食品の製造方法(請求項1)。
【0012】好ましくは、成形食品原料の半混合物ない
し十分な混合物を最終成形用ノズルの出口から連続的に
又は断続的に押出して成形する最終成形工程を含む(請
求項2)。
【0013】好ましくは、最終成形用ノズルの流路ない
し当該ノズルの入口より上流側のノズル近傍で少なくと
も2種の成形食品原料を合流させる(請求項3)。
【0014】好ましくは、少なくとも2種の成形食品原
料を2箇所以上で合流させて2以上の合流体を得ると共
に、前記2以上の合流体をそれぞれ別個の最終成形用ノ
ズルの内部で混合する(請求項4)。
【0015】好ましくは、前記少なくとも2種の成形食
品原料を合流・混合し前記原料が一定比率で混合する定
比混合流を得て、前記定比混合流を分流すると共に分流
した定比混合流をそれぞれ別個の最終成形用ノズルの内
部で混合する(請求項5)。
【0016】成形用ノズルの流路内にスタティックミ
キサエレメントを設けて成るノズル混合部を含むと共に
成形食品原料を最終成形する最終成形用ノズルを有する
成形食品の製造装置(請求項6)。
【0017】好ましくは、流路内に管状部材を介してス
タティックミキサエレメントを設ける(請求項7)。
【0018】好ましくは、少なくとも2種の成形食品原
料を合流させるノズルヘッダ部をノズル混合部の上流側
に有するものにする(請求項8)。
【0019】好ましくは、ノズルヘッダ部は少なくとも
2種の成形食品原料を合流させる合流部を2以上有する
と共に、前記合流部の各々の下流側に前記ノズル混合部
を有するものにする(請求項9)。
【0020】好ましくは、前記ノズルヘッダ部は少なく
とも2種の成形食品原料を合流させる合流部に混合手段
を有すると共に、それぞれの下流側にノズル混合部を有
する少なくとも2の分流流路に分岐する流路分岐部を前
記合流部の下流側に有するものにする(請求項10)。
【0021】好ましくは、前記ノズル混合部に供給する
成形食品原料の流量のうちの少なくとも一を調節する流
量調節手段を有するものにする(請求項11)。
【0022】好ましくは、最終成形用ノズルの出口から
押出された最終成形食品を支持する支持手段を有するも
のにする(請求項12)。
【0023】
【発明の実施の形態】
(成形食品の製造方法)原料調合工程は、流路内にスタ
ティックミキサエレメントを設けた成形食品原料の最終
成形用ノズルの内部で、少なくとも2種の成形食品原料
を混合して、成形食品原料の半混合物ないし十分な混合
物を得る工程である。
【0024】成形食品原料の最終成形用ノズルは、成形
食品原料に最終的な形状を付与することができるノズル
であれば良く、例えばノズルの出口から成形食品原料を
押出すことにより形状を付与するものでよい。
【0025】なお、ノズルの出口から押出された際の成
形食品の形状と、台等の支持体への落下等により支持体
上での形状とが異なっている場合でも、前記ノズルは最
終成形用ノズルに含まれる。
【0026】スタティックミキサエレメントとしては、
流路の中に設けられた場合に流れを分割し、流線を変更
することにより流体を混合できる邪魔板様のものであれ
ば良く、例えばねじり羽根形状のエレメントにすること
ができる。
【0027】ねじり羽根形状のねじり羽根エレメント
は、好ましくは、略長方形の板をその長手方向の中心軸
を中心としてねじった形状のものにする。そのねじり角
は、例えば180゜±90゜程度にすることができる。
【0028】好ましくは、2以上のねじり羽根エレメン
トをそれらのねじり軸方向が同一の直線上にほぼ位置す
るように接合して成る形状をしたスタティックミキサエ
レメントにする。隣接する2つのエレメントの隣接する
縁部の表面は、互いに非平行に交叉するように接合して
成る形状にすることができる。
【0029】成形食品原料は、少なくとも混合時におい
て流動性を示すものであれば良く、例えばキャンディ
ー、チョコレート、クリームさらにはこれらの構成成分
ないし添加剤等を挙げることができる。キャンディーに
は、澱粉ペーストとゼラチンを混合して製造するものも
含まれる。
【0030】常温において流動性を示さないキャンディ
ーやチョコレートの成形食品原料の場合は、加熱するこ
とによって流動体にすることができる。成形食品原料を
加熱する場合は、成形用ノズルに導入する前に行なうこ
とができ、引き続き成形用ノズルを加熱しつつ混合する
こともできる。加熱の程度は、成形用ノズルによって成
形可能な程度で加熱する。
【0031】少なくとも2種の成形食品原料を混合して
混合物を得る態様としては、次の場合を挙げることがで
きる。
【0032】例えば、キャンディーの基材への色素や香
料等の添加のように食品の成分をより完全なものにする
ための成形食品原料の混合がある。この場合は、通常
は、食品として十分な程度の成形食品原料の混合物にす
ることが多い。この場合の他の例としては、うどん、そ
ば、中華そば、そうめん等のめん類の食品原料を混合す
る場合を挙げることができる。
【0033】また、ホワイトチョコレートとブラックチ
ョコレートの混合のように単独で成形食品となり得るも
のを2種以上混合する場合がある。この場合は、通常
は、成形食品原料を半混合状態で混合を止めて成形食品
の表面に色分けないしぼかし模様を現わすことができ
る。他の例としては、色の異なるキャンディーを混合す
る場合、クリームへバターを混合する場合があり、これ
らを混合して半混合状態の混合物を得てもよいし、さら
に十分に混合してより均一な混合物を得ることもでき
る。
【0034】なお、ホワイトチョコレートにいちご色等
の色素あるいは果物の果汁を添加する場合のように、単
独で成形食品となり得るものに単独では成形食品となり
得ない食品原料を添加して半混合物ないし十分な混合物
を得る場合がある。
【0035】成形食品原料の混合物の混合の程度は、ス
タティックミキサエレメントの長さの調節により適宜変
更できる。例えば、ねじり羽根エレメントの数を増加す
ることにより、より均一な混合物を得ることができる。
【0036】最終成形工程は、成形食品原料の半混合物
ないし十分な混合物を最終成形用ノズルの出口から連続
的に又は断続的に押出して成形する工程である。
【0037】ノズルの出口の形状は、成形しようとする
成形食品の形状に応じて適宜設定することができる。
【0038】例えば、円形、楕円形、円環形、三角形、
四角形、五角形、六角形等の多角形、星形、細長い四角
形等のスリット形状のものを挙げることができる。
【0039】成形食品原料の混合物を断続的に押出すに
は、成形用ノズルへの成形食品原料の供給を一時的に停
止したり、成形用ノズルの出口を一時的に塞ぐことによ
り行なうことができる。
【0040】成形食品原料の混合物を成形用ノズルの出
口から連続的に押出すと、長い柱状の成形食品を得るこ
とができる。例えば、棒状のキャンディー、チョコレー
ト、めん類を成形することができる。
【0041】また、成形食品原料の混合物を成形用ノズ
ルの出口から断続的に押出すと、塊状ないし短い柱状の
成形食品を得ることができる。例えば、塊状のキャンデ
ィー、チョコレート等を成形することができる。
【0042】少なくとも2種の成形食品原料を合流させ
る場所は、前記成形食品原料の合流物を、流路内にスタ
ティックミキサエレメントを設けた最終成形用ノズルの
内部で混合することができる場所であれば良い。好まし
くはスタティックミキサエレメントよりも上流側のノズ
ルの流路ないしノズルの入口より上流側のノズル近傍の
流路管中で合流させる。
【0043】この合流部にも、必要に応じて混合手段を
設け複数合流流体の配分、配合の均一性を確保する。そ
のための合流混合手段としては、流体の性状に応じて、
単純なT字状、ノズル状、ベンチュリー状の合流部とす
ることができ、必要に応じさらにスタティックミキサエ
レメントを付設することもできる。
【0044】(成形食品の製造装置)本発明の成形食品
の製造装置における最終成形用ノズルは、成形食品原料
を最終成形するものであり、成形用ノズルの流路内にス
タティックミキサエレメントを設けて成るノズル混合部
を含む。
【0045】ノズル混合部の流路の空間の形状は、円柱
等の柱状の連続孔にすることができる。
【0046】ノズル混合部の形状は、例えばパイプ等の
管状にすることができる。
【0047】スタティックミキサエレメントは、ノズル
混合部の流路の形状に応じて適宜定める。
【0048】流路内に管状部材を介してスタティックミ
キサエレメントを設ける場合、管状部材の形状は、スタ
ティックミキサエレメント及びノズル混合部の流路の形
状に応じて適宜定める。
【0049】ノズル混合部の上流側には、ノズルヘッダ
部を設けることができる。ノズルヘッダ部は、少なくと
も2種の成形食品原料を合流させることのできるもので
あればよく、その形状や構造は適宜設定することができ
る。
【0050】ノズルヘッダ部には、合流させた成形食品
原料を混合する混合手段を設けることができる。かかる
混合手段を設ける場合は、前記成形食品原料が高粘度の
ときでも、前記成形食品原料を所望の程度に混合し前記
成形食品原料が一定比率で混合する定比混合流をノズル
ヘッダ部において得ることができる。かかる混合手段と
しては、例えば流路にスタティックミキサエレメントを
設けたものにすることができる。前記成形食品原料の粘
度に応じてスタティックミキサエレメントの長さ等を調
節することにより、所望の定比混合流を得ることができ
る。
【0051】前記定比混合流は、ノズルヘッダ部の下流
側のノズル混合部でさらに混合して半混合物ないしより
一層十分な混合物にすることができる。また、ノズルヘ
ッダ部の前記混合手段の下流側に流路分岐部を設けて前
記定比混合流を分流し、分流した定比混合流の流路(分
流流路)の少なくとも1にノズル混合部を設けることに
より、さらに混合して半混合物ないしより一層十分な混
合物を得ることができる。
【0052】ノズルヘッダ部の下流側に複数のノズル混
合部を設ける場合、前記各ノズル混合部に供給する成形
食品原料(前記定比混合流を含む。)の流量を調節する
流量調節手段を設けることができる。かかる流量調節手
段は、前記ノズルヘッダ部に設けることができ、また、
ノズル混合部に連通する流路あるいは流路分岐部等のノ
ズル混合部の上流側に設けることができる。
【0053】かかる流量調節手段としては、例えば、前
記複数のノズル混合部のそれぞれに対応して連通する複
数の連通流路の少なくとも1に流量調節弁を設けるとい
う手段がある。また、前記複数のノズル混合部のそれぞ
れに対応して連通する複数の連通流路を、径が流路方向
に変化する流路の上流側から下流側にかけて順に連通さ
せるという手段がある。
【0054】支持手段は、最終成形用ノズルの出口から
押出された最終成形食品を支持できるものであればよ
く、例えば平面の台でよい。より好ましくは、成形用ノ
ズルの出口から連続的又は断続的に押出される最終成形
食品を支障なく支持できるように、最終成形食品の支持
面が連続的に移動するものにする。例えばベルトコンベ
アにすることができる。
【0055】
【実施例】図面に基づいて本発明の成形食品の製造装置
の一例を説明する。
【0056】(実施例1)図1〜4は、本発明の成形食
品の製造装置の一例を示す図である。
【0057】成形用ノズル1は、ノズル混合部2と、ノ
ズル混合部2の上流側に連通して設けられているノズル
ヘッダ部3から成る。
【0058】ノズル混合部2は、その長手方向の断面図
である図2に示されるように略円柱形状の空間20を流
路とする略円筒形状の管21の前記空間(流路)に前記
流路の径よりやや径の小さいスタティックミキサエレメ
ントを組付けたものである。
【0059】即ち、このスタティックミキサエレメント
は、ねじり角がおよそ180゜の複数のねじり羽根エレ
メント22、23等をそれらの各ねじり羽根エレメント
のねじり軸方向が同一の直線上にほぼ位置するように接
合して成る形状をしている。そして、隣接する2つのね
じり羽根エレメント22、23の隣接する縁部の表面
は、ほぼ90゜に交叉する。
【0060】ノズルヘッダ部3の内部の形状の一例を、
ノズルヘッダ部3の断面図である図3及び図4に示す。
図3は、前記ノズル混合部2の長手方向に対して直角方
向の断面図(成形食品原料Aの流路31を切断する断面
図)である。図4は、図3のIV−IV線矢視方向にお
ける成形用ノズル1の断面図である。
【0061】ノズルヘッダ部3は、成形食品原料Aの流
路31と成形食品原料Bの流路32を有する。
【0062】前記流路31及び32は、4つの合流部
(略円柱形の空間部)33にそれぞれ連通するので、成
形食品原料Aと成形食品原料Bは、4つの合流部33で
それぞれ合流し4つの合流体が得られる。得られた4つ
の合流体は合流部33の各々の下流側に設けられた別個
のノズル混合部2で混合され、4つの混合物が得られ
る。混合物の混合の程度は、スタティックミキサエレメ
ントの長さ等を適宜変更することにより調節することが
できる。前記混合物は、ノズルの出口2aから押出され
成形される。
【0063】ノズル混合部2は、ノズルヘッダ部3のノ
ズル混合部2との接合孔34に着脱自在に差し込み固定
されている。そのため、ノズル混合部を容易に変更する
ことができるので、得られる混合物の混合の程度や成形
の形状の変更を容易に行なうことができる。
【0064】また、スタティックミキサエレメントの長
さないし形状やノズルの出口2aの形状が互いに異なる
4つのノズル混合部を、ノズルヘッダ部3の4つの接合
孔34にそれぞれ固定した装置を用いた場合は、混合の
程度や形状の異なる成形食品を同時に製造することがで
きるので、多品種少量生産に好適である。
【0065】ノズルヘッダ部3は、上述のように成形食
品原料Aと成形食品原料Bを合流させることができる。
その上、ノズルヘッダ部3は、上述のように前記原料A
と前記原料Bを合流させる合流部を4箇所具備してお
り、これら4箇所の合流部の下流側の全てにノズル混合
部2を設けている。
【0066】従って、成形用ノズル1によれば、同時に
4つの成形食品を製造することができる。
【0067】ノズルヘッダ部3の前記流路31の入口3
1aと前記流路32の入口32aは、それぞれ、図1の
成形食品原料Aをノズルヘッダ部3に供給する原料供給
管4、及び成形食品原料Bをノズルヘッダ部3に供給す
る原料供給管5に連通している。
【0068】原料供給管4及び5には、それぞれ、移送
ポンプ4a及び5aが設けられているので、それぞれの
原料をノズルヘッダ部3に容易に移送することができ
る。
【0069】成形用ノズル1の4つのノズル混合部2の
出口2aから押出された最終成形食品は、最終成形食品
を支持する支持手段である成形コンベア6の走行面に載
せられる。
【0070】成形コンベア6の走行面は、略長方形であ
り、その長手方向に走行する。前記4つのノズル混合部
2は、成形コンベア6の略長方形の走行面の上流側の短
辺縁部に沿って、前記短辺縁部から離れて互いにほぼ均
等の間隔を保って略一直線上に配されており、ノズル混
合部2から押出された最終成形食品は、成形コンベア6
によって連続的に支持することができる。
【0071】なお、成形用ノズル自体が台等の支持手段
の表面に沿うように移動させながら、成形用ノズルの出
口から最終成形食品を押出して成形することもできる。
【0072】(実施例2)図5は、本発明の成形食品の
製造装置の他の一例を示す成形食品原料の流路方向の断
面図である。
【0073】この成形食品の製造装置は、2種の成形食
品原料AとBを合流させるノズルヘッダ部51と、前記
ノズルヘッダ部51で合流した成形食品原料AとBの合
流物を混合し、半混合物ないし十分な混合物を得ること
ができるノズル混合部52を含む。
【0074】ノズルヘッダ部51の入口51aにはノズ
ル53が差し込まれて固定されており、出口51cには
ディフューザ54が差し込まれて固定されている。
【0075】成形食品原料Aは、前記ノズル53の開口
53aから供給し、成形食品原料Bは入口51bから供
給する。よって、成形食品原料AとBは合流部55で合
流して合流体となる。
【0076】この合流体は、ノズルヘッダ部51の出口
51cのディフューザ54を通過し、前記ディフューザ
54に連通するノズル混合部52に進入する。
【0077】ノズル混合部52は、略円柱形状の空間5
6を流路とする略円筒形状の管57の前記空間56にス
タティックミキサエレメントを組付けたものである。
【0078】このスタティックミキサエレメントは、ね
じり角がおよそ180゜の複数のねじり羽根エレメント
58、59等をそれらの各ねじり羽根エレメントのねじ
り軸方向が同一の直線上にほぼ位置するように接合して
成る形状をしている。そして、隣接する2つのねじり羽
根エレメント58、59の隣接する縁部の表面は、ほぼ
90゜に交叉する。
【0079】前記合流体は、ノズル混合部52で混合さ
れて半混合物ないし十分な混合物になる。このような混
合物は、成形用ノズルの出口である前記略円筒形状の管
57の出口60から連続的にあるいは断続的に押出され
て成形され成形食品が得られる。
【0080】なお、ノズルヘッダ部51とノズル混合部
52の隣接する端部は、ボルトとナット等の結合部材
(図示せず)で容易に結合できるようにフランジ形状に
している。
【0081】(実施例3)図6は、本発明の成形食品の
製造装置の他の一例を示す成形食品原料の流路方向の断
面図である。
【0082】この成形食品の製造装置は、成形食品原料
AとBの合流物を混合し、半混合物ないし十分な混合物
を得ることができるノズル混合部から成る。
【0083】ノズル混合部61は、略円柱形状の空間6
2を流路とする略円筒形状の管63の前記空間62に前
記実施例2と同様のスタティックミキサエレメントを組
付けたものである。
【0084】成形食品原料Aは略円筒形状の管63の供
給口63aから供給し、成形食品原料Bは前記管63の
側壁に穿たれた他の供給口63bから供給する。成形食
品原料AとBは、前記スタティックミキサエレメントに
より混合され、半混合物ないし十分な混合物になる。前
記混合物は前記管63の出口63cから連続的にあるい
は断続的に押出されて成形されるので、成形食品を製造
することができる。
【0085】前記供給口63aと前記供給口63bは、
それぞれ、成形食品原料Aの供給管と成形食品原料Bの
供給管に連通させる。
【0086】また、前記供給口63bは、スタティック
ミキサエレメントを設けたより下流側の側壁部分に供給
口63b’として設けることもできる。
【0087】なお、図7に示すように、ねじり羽根エレ
メント58、59等を管状部材71を介して略円筒形状
の管63の壁面に設けることもできる。前記管状部材7
1は、前記供給口63bに連通する連通口71aを有す
る。
【0088】(実施例4)図8〜9に本発明の成形食品
の製造装置の他の一例を示す。図8は、ノズルヘッダ部
81の流路方向の断面図である。図9は、図8のVII
I−VIII線矢視方向におけるノズルヘッダ部81と
ノズル混合部2から成る最終成形用ノズルの断面図であ
る。ノズル混合部2は、実施例1及び図2に示されたも
のと同様のものである。
【0089】ノズルヘッダ部81は、成形食品原料Aの
流路82と成形食品原料Bの流路83を有する。
【0090】成形食品原料A及びBの供給管(図示せ
ず)を、それぞれ前記原料Aの供給口82aと前記原料
Bの供給口83aに連通させて接続し、前記流路82と
83にそれぞれ成形食品原料AとBを供給する。
【0091】流路82の前記原料Aと流路83の前記原
料Bは、合流部84で合流する。
【0092】合流部84にはスタティックミキサエレメ
ント85を設け、前記原料Aと原料Bの混合流を得てい
る。得られた混合流は、4つに分流して4つのノズル混
合部に流入する。好ましくは、前記合流部84の下流側
に設けられた4つのノズル混合部2の各々に分流して流
入する前記混合流の各分流体において、前記原料Aと原
料Bのそれぞれの比率が一定になるように合流部84で
混合する。このように合流部84に混合手段を設けるこ
とにより、粘度の高い原料を混合して分流する場合で
も、各分流における原料の比率を一定にすることができ
る。
【0093】ノズル混合部に流入した前記原料Aと原料
Bの混合流の分流は、ノズル混合部でさらに混合され、
成形食品原料の半混合物ないし十分な混合物を得ること
ができる。このような混合物は、ノズル混合部2の出口
2aから連続的又は断続的に押出され成形食品が得られ
る。
【0094】なお、合流部84にスタティックミキサ8
5を設けることによって所望の混合状態の混合流が得ら
れる場合は、ノズル混合部2のスタティックミキサエレ
メントは必ずしも設ける必要はない。
【0095】(実施例5)図10〜11に本発明の成形
食品の製造装置の流路分岐部における流量調節手段の一
例を示す。図10は、流路方向に対して直角方向から見
た流路分岐部の概略外観図である。図11の(a)〜
(e)は、それぞれ、分流流路管と、当該分流流路管に
対応する流量調整弁の弁棒部との位置関係を示す流路方
向の概略断面図である。
【0096】図10の流路分岐部は、主管100、入口
管103及び分流流路管104〜111を有する。主管
100は、六角ナット101、102を両側の開口端に
着脱自在かつ気密に設けている。入口管103は、前記
主管100に連通するように前記主管の外周面に設けら
れている。前記入口管103は、上流側の管等に接続し
やすいように端部にフランジ部103Fを有する。
【0097】ノズルヘッダ部の合流部で合流した少なく
とも2種の成形食品原料の合流は、前記入口管103の
開口端から流入し入口管103を経て主管100に到達
する。主管100には、上流側から順に分流流路管10
4、105、106、107、108、109、110
及び111が連通している。前記分流流路管には、それ
ぞれの管に流入する流量を調整する流量調整弁114〜
121(113〜120は図示せず。)を設けている。
これらの流量調整弁114〜121は、それぞれ対応す
る分流流路管104〜111に流入する前記成形食品原
料の合流の流量を微調整して、前記各分流流路管を流れ
る流量をほぼ一定にすることができる。
【0098】即ち、図11に示すように、流量調整弁1
14〜121は、対応する分流流路管104〜111の
内径より径の小さい弁棒部114B〜121B(121
B、115B及び114Bは図示せず。)を有する。当
該各弁棒部の中心軸は、対応するそれぞれの分流流路管
の中心軸とほぼ同一の軸上に存在しており、対応する分
流流路管の中心軸とほぼ同一の軸上の任意の位置に固定
させることができる。図11では、上流側から下流側に
かけて弁棒部の固定位置を高くして弁棒部が分流流路管
に挿入している長さを変化させることによって、各分流
流路管に流入する成形食品原料の合流の流量をほぼ一定
に調整している。
【0099】複数の分流流路管を上流側から下流側に順
次設けた場合には、上流側から下流側にかけて分流流路
管に流入する流量が次第に少なくなり(特に、成形食品
原料の合流の粘度が高いとき等)、当該各分流流路管の
下流側に設けた各ノズル混合部の出口から得られる成形
食品の量にばらつきが生ずるということがある。しか
し、図11に示すように、流量調節手段である流量調整
弁を設けて流量を調整することによって、当該各分流流
路管の下流側に設けた各ノズル混合部の出口から得られ
る成形食品の量を一定にすることができる。
【0100】また、前記図10の流路分岐部における主
管100の管端及び入口管103の管端の形状の他の例
として、図12に示すようにフェルールffにすること
もできる。図12は、図10の流路分岐部の主管100
の管端及び入口管103の管端の部分のみを示し流量調
整弁114〜121、分流流路管104〜111及びそ
の近傍を省略した概略外観図である。主管100の両端
のフェルールffの開口端は、当該フェルールとほぼ同
径の円板Eで気密にふさいでいる。即ち、環状のクラン
プCは、円板Eとフェルールffに直接接触してこれら
を接合しているので、円板Eはフェルールffに気密に
密着固定している。なお、図12のクランプCは、円板
Eとフェルールffの接合部から分解して引き離された
状態における環状のクランプCの断面のみを図示してい
る。
【0101】(実施例6)図13に本発明の成形食品の
製造装置における流路分岐部における流量調節手段の他
の一例を示す。図13は、流路分岐部の流路方向断面図
である。
【0102】図13の流路分岐部は、主管120と、当
該主管120に連通する分流流路管121〜126を有
する。主管120は、内径の断面積が上流側から下流側
にかけて次第に減少している。分流流路管121〜12
6は、上流側から下流側にかけて順に主管120の管壁
に穿設している。
【0103】図13の流路分岐部によれば、各分流流路
管に流入する流量をほぼ均一にすることができる。従っ
て、当該各分流流路管の下流側に設けた各ノズル混合部
の出口から得られる成形食品の量を一定にすることがで
きる。
【0104】(実施例7)図14は、本発明の成形食品
の製造装置の他の一例を示す成形食品原料の流路方向の
断面図である。
【0105】この成形食品の製造装置は、2種の成形食
品原料AとBを合流させるノズルヘッダ部204と、前
記ノズルヘッダ部204で合流した成形食品原料AとB
の合流物を混合し、半混合物ないし十分な混合物を得る
ことができるノズル混合部201を含む。
【0106】ノズルヘッダ部204は、3つの開口T
a、Tb及びTcを有する略T字形の管Tとノズル20
2から成る。前記略T字形の管Tの3つの開口端Ta、
Tb及びTcは、それぞれ外周方向に突出するフェルー
ルTfを有している。
【0107】前記略T字形の管Tは、内部空間の断面が
略円形の2本の管が連通するように長管の外周面に短管
の端面を結合させて成るものである。ノズルヘッダ部2
04は、かかる略T字形の管Tにおける前記短管の開口
Tbにノズル202の先端部202bを、フェルール2
02fがガスケットGを介してフェルールTfに突き当
たるまで挿入して設けたものである。前記フェルールT
fと前記フェルール202fは気密に接合している。例
えばこれらが金属製の場合は、ろう接により接合するこ
とができる。その際にこれらのフェルール接合部の外周
を包囲するように金属製の環状バンド(図示せず。)を
設けても良い。
【0108】そして、かかるノズルヘッダ部204にお
いては、前記管Tの開口Taから成形食品原料Aを供給
し、前記ノズル202の開口202aから成形食品原料
Bを供給する。成形食品原料Bは、ノズル202の先端
の開口202bから流出し成形食品原料Aと合流する。
【0109】ノズル混合部201は、複数のねじり羽根
エレメント206をそれらの各ねじり軸方向が同一の直
線上にほぼ位置するように接合してなる接合体を管20
5の内部空間に配して成る。ねじり羽根エレメント20
6の形状は、長方形の板をその長手方向の中心軸を中心
としておよそ180度のねじり角度でねじった形状であ
る。隣接する2つのねじり羽根エレメント206の隣接
する縁部の表面は、ほぼ90゜に交叉する。
【0110】管205は、両端に環状のフェルール20
1fを有する略円筒状の管であり、かかるフェルール
は、上流側に設けることのできる流体の流路となる管や
ノズルヘッダ部204と接合しやすくするために設けら
れている。なお、略T字形の管TのフェルールTfとノ
ズル混合部201のフェルール201fは、ガスケット
Gを介して気密に接合している。
【0111】前記フェルールTfと前記フェルール20
1fが金属製の場合は、ろう接することができ、その際
にこれらのフェルール接合部の外周を包囲するように金
属製の環状バンド(図示せず。)を設けても良い。
【0112】ノズルヘッダ部204で合流した成形食品
原料Aと成形食品原料Bの合流体は、ノズル混合部20
1の開口201aから流入し混合、攪拌され半混合物な
いし十分な混合物になり、成形用ノズルの出口である開
口201bから連続的にあるいは断続的に押出されて成
形され成形食品が得られる。
【0113】なお、前記図5に示された実施例2の製造
装置において、ノズルヘッダ部51の端部とノズル混合
部52の端部は、図14に示すようなフェルールにする
ことができる。
【0114】
【発明の効果】請求項1〜4の成形食品の製造方法は、
流路内にスタティックミキサエレメントを設けた成形食
品原料の最終成形用ノズルの内部で、少なくとも2種の
成形食品原料を混合して、成形食品原料の半混合物ない
し食品として十分な混合物を得る原料調合工程を含むも
のであり、次のような効果を奏することができる。
【0115】狭い場合でも成形食品原料の混合物を得
ることができるから、調合タンクを用いる必要がなくな
り、工場の省スペース化の要請に応えることができる。
【0116】半混合物から十分な混合物まで一定の混
合状態の混合物を連続的に得ることができる。
【0117】請求項2の成形食品の製造方法は、成形食
品原料の半混合物ないし十分な混合物を最終成形用ノズ
ルの出口から連続的に又は断続的に押出して成形する最
終成形工程を含むので、成形食品を連続的に又は断続的
に成形することができる。
【0118】請求項3の成形食品の製造方法は、最終成
形用ノズルの流路ないし前記ノズルの入口より上流側の
ノズル近傍で少なくとも2種の成形食品原料を合流させ
るので、成形食品の原料変更の場合には、成形食品原料
の合流部から下流の部分(最終成形用ノズルさらにはこ
のノズルの入口より上流側のノズル近傍)の原料混合物
を除去すれば良いので、原料混合物の無駄が少ない。
【0119】請求項4の成形食品の製造方法は、少なく
とも2種の成形食品原料を2箇所以上で合流させて2以
上の合流体を得ると共に、前記2以上の合流体をそれぞ
れ別個の最終成形用ノズルの内部で混合するので、成形
食品原料の2以上の半混合物ないし十分な混合物を同時
に得ることができる。よって、2以上の別体の成形食品
を同時に製造することができる。
【0120】請求項5の成形食品の製造方法は、前記少
なくとも2種の成形食品原料を合流・混合し前記原料が
一定比率で混合する定比混合流を得て、前記定比混合流
を分流すると共に分流した定比混合流をそれぞれ別個の
最終成形用ノズルの内部で混合するので、成形食品原料
の2以上の半混合物ないし十分な混合物を同時に得るこ
とができる。また、成分含有比や混合状態が一定の混合
物を同時に2以上得ることができる。
【0121】請求項6〜11の成形食品の製造装置は、
成形用ノズルの流路内にスタティックミキサエレメント
を設けて成るノズル混合部を含むと共に成形食品原料を
最終成形する最終成形用ノズルを有するので、本発明の
成形食品の製造方法に好適に使用することができる。
【0122】請求項7の成形食品の製造装置は、流路内
に管状部材を介してスタティックミキサエレメントを設
けているので、容易に製造することができる。即ち、管
状部材の管内にスタティックミキサエレメントを組付け
たものをノズルの流路内に設けることができるので、ノ
ズルの流路内にスタティックミキサエレメントを直接組
付ける場合よりも容易に製造することができる。
【0123】請求項8の成形食品の製造装置は、少なく
とも2種の成形食品原料を合流させるノズルヘッダ部を
ノズル混合部の上流側に有するので、成形食品の原料変
更の場合には、前記ノズルヘッダ部とノズル混合部に付
着した原料混合物を除去すれば良いので、原料混合物の
無駄を極めて少なくすることができる。
【0124】請求項9の成形食品の製造装置は、ノズル
ヘッダ部が少なくとも2種の成形食品原料を合流させる
合流部を2以上有すると共に、前記合流部の各々の下流
側にノズル混合部を有するので、2以上の成形食品原料
混合物を同時に得ることができ、さらには、2以上の別
体の成形食品を同時に製造することができる。
【0125】請求項10の成形食品の製造装置は、ノズ
ルヘッダ部は少なくとも2種の成形食品原料を合流させ
る合流部に混合手段を有すると共に、それぞれの下流側
にノズル混合部を有する少なくとも2の分流流路に分岐
する流路分岐部を前記合流部の下流側に有するので、2
以上の成形食品原料混合物を同時に得ることができ、さ
らには、2以上の別体の成形食品を同時に製造すること
ができる。また、成分含有比や混合状態が一定の混合物
を同時に2以上得ることができる。
【0126】請求項11の成形食品の製造装置は、前記
ノズル混合部に供給する成形食品原料の流量のうちの少
なくとも一を調節する流量調節手段を有するので、ノズ
ル混合部に供給する成形食品原料の流量を所望の流量に
することができる。
【0127】請求項12の成形食品の製造装置は、最終
成形用ノズルの出口から押出された最終成形食品を支持
する支持手段を有するので、最終成形食品の形状を良好
に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形食品の製造装置の一例の概略図。
【図2】図1の製造装置のノズル混合部2の長手方向断
面図。
【図3】図1の製造装置のノズルヘッダ部3の一例の断
面図。
【図4】図3のIV−IV線矢視方向における成形用ノ
ズルの断面図。
【図5】本発明の成形食品の製造装置の他の一例を示す
成形食品原料の流路方向の断面図。
【図6】本発明の成形食品の製造装置の他の一例を示す
成形食品原料の流路方向の断面図。
【図7】本発明の製造装置の一例の流路方向の断面図。
【図8】本発明の製造装置の一例におけるノズルヘッダ
部81の流路方向の断面図。
【図9】図8のVIII−VIII線矢視方向における
最終成形用ノズルの断面図。
【図10】図10は、本発明の成形食品の製造装置にお
ける流路方向に対して直角方向から見た流路分岐部の概
略外観図である。
【図11】図11(a)〜(e)は、それぞれ、本発明
の成形食品の製造装置における分流流路管と、当該分流
流路管に対応する流量調整弁の弁棒部との位置関係を示
す流路方向の概略断面図である。
【図12】図12は、図10の流路分岐部における主管
100の管端及び入口管103の管端の形状の他の例を
示す図である。
【図13】図13は、本発明の成形食品の製造装置にお
ける流路分岐部の流路方向断面図である。
【図14】図14は、本発明の成形食品の製造装置の他
の一例を示す成形食品原料の流路方向の断面図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流路内にスタティックミキサエレメントを
    設けた成形食品原料の最終成形用ノズルの内部で、少な
    くとも2種の成形食品原料を混合して、成形食品原料の
    半混合物ないし十分な混合物を得る原料調合工程を含む
    ことを特徴とする成形食品の製造方法。
  2. 【請求項2】前記成形食品原料の半混合物ないし十分な
    混合物を前記ノズルの出口から連続的に又は断続的に押
    出して成形する最終成形工程を含むことを特徴とする成
    形食品の製造方法。
  3. 【請求項3】前記ノズルの流路ないし前記ノズルの入口
    より上流側のノズル近傍で少なくとも2種の成形食品原
    料を合流させることを特徴とする請求項2に記載の成形
    食品の製造方法。
  4. 【請求項4】前記少なくとも2種の成形食品原料を2箇
    所以上で合流させて2以上の合流体を得ると共に、前記
    2以上の合流体をそれぞれ別個の最終成形用ノズルの内
    部で混合することを特徴とする請求項3に記載の成形食
    品の製造方法。
  5. 【請求項5】前記少なくとも2種の成形食品原料を合流
    ・混合し前記原料が一定比率で混合する定比混合流を得
    て、前記定比混合流を分流すると共に分流した定比混合
    流をそれぞれ別個の最終成形用ノズルの内部で混合する
    ことを特徴とする請求項3に記載の成形食品の製造方
    法。
  6. 【請求項6】成形用ノズルの流路内にスタティックミキ
    サエレメントを設けて成るノズル混合部を含むと共に成
    形食品原料を最終成形する最終成形用ノズルを有するこ
    とを特徴とする成形食品の製造装置。
  7. 【請求項7】前記流路内に管状部材を介してスタティッ
    クミキサエレメントを設けることを特徴とする請求項6
    に記載の成形食品の製造装置。
  8. 【請求項8】少なくとも2種の成形食品原料を合流させ
    るノズルヘッダ部を前記ノズル混合部の上流側に有する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の成形食品の製
    造装置。
  9. 【請求項9】前記ノズルヘッダ部は少なくとも2種の成
    形食品原料を合流させる合流部を2以上有すると共に、
    前記合流部の各々の下流側に前記ノズル混合部を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の成形食品の製造装
    置。
  10. 【請求項10】前記ノズルヘッダ部は少なくとも2種の
    成形食品原料を合流させる合流部に混合手段を有すると
    共に、それぞれの下流側にノズル混合部を有する少なく
    とも2の分流流路に分岐する流路分岐部を前記合流部の
    下流側に有することを特徴とする請求項8に記載の成形
    食品の製造装置。
  11. 【請求項11】前記ノズル混合部に供給する成形食品原
    料の流量のうちの少なくとも一を調節する流量調節手段
    を有することを特徴とする請求項8〜10の一に記載の
    成形食品の製造装置。
  12. 【請求項12】前記最終成形用ノズルの出口から押出さ
    れた最終成形食品を支持する支持手段を有することを特
    徴とする請求項6〜11の一に記載の成形食品の製造装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002071858A1 (de) * 2001-03-09 2002-09-19 Bühler AG Verfahren und anlage zur veredelung von kakao- oder schokolademassen
JP2009536570A (ja) * 2006-05-11 2009-10-15 コーニング インコーポレイテッド 高処理量の熱強化マイクロリアクタデバイスおよび方法
JP2011206678A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Yotaro Hatamura 混合装置、グラデーション混合物及び混合物製造方法
CN104970439A (zh) * 2015-07-01 2015-10-14 黄冀 一种螺旋粒状产品成型装置

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