JPH0998419A - 情報信号符号化装置、符号化方法、並びに情報信号復号方法 - Google Patents
情報信号符号化装置、符号化方法、並びに情報信号復号方法Info
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- JPH0998419A JPH0998419A JP19712496A JP19712496A JPH0998419A JP H0998419 A JPH0998419 A JP H0998419A JP 19712496 A JP19712496 A JP 19712496A JP 19712496 A JP19712496 A JP 19712496A JP H0998419 A JPH0998419 A JP H0998419A
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Abstract
量子化歪みを少なくする。 【解決手段】 入力ディジタル情報信号を予測符号化す
ることにより発生した残差信号がブロック化され、ブロ
ック毎の最小値MINおよびダイナミックレンジDRが
検出される。残差信号は、分配器6により選択的に量子
化器81 〜8nに供給される。分配器6は、セレクト信
号SLにより選択される。セレクト信号SLは、残差信
号の最小値MINおよびダイナミックレンジDRに基づ
いて、残差信号の存在範囲の偏りを調べ、存在範囲で
は、量子化ステップが小となるような量子化特性の量子
化器が選択される。量子化出力およびセレクト信号SL
が伝送、または記録される。
Description
ルオーディオ信号、ディジタル画像信号等のディジタル
情報信号の発生データ量を低減するようにした情報信号
符号化装置、符号化方法および復号方法に関する。
画像信号等の伝送情報量を低減するために、予測符号化
が知られている。例えば1次元DPCMは、時間方向に
おいて、入力サンプル値と予測値との差分(残差)を形
成し、2次元DPCMは、空間方向において入力サンプ
ル値と予測値との残差を形成する。ディジタル情報信号
は、時間方向、空間方向の相関を有しているので、残差
が0付近に集中する。従って、残差信号を元の量子化ビ
ット数より少ないビット数により量子化することが可能
で、それによって、情報量を圧縮できる。また、残差信
号の分布の集中を利用して可変長符号化を行なうことに
よって、さらに、情報量を圧縮できる。可変長符号化と
しては、ランレングス、ハフマン符号化が知られてい
る。
残差信号の0付近の値の量子化ステップを細かいものと
し、残差信号のレベルが大きい場合では、量子化ステッ
プを粗くする、非線形量子化も知られている。
一つの方法として、残差信号をブロック毎にまとめて、
残差信号のレベルの存在する範囲を狭いものとして、量
子化ビット数をより少なくすることが提案されている。
このように、ブロック化された残差信号の場合では、ブ
ロックによって、残差信号のレベルが必ずしも0に集中
するとは限らず、種々のレベル分布を有するものとな
る。従って、ブロック化された残差信号の存在しうるレ
ベル範囲の全体を線形量子化により量子化する場合、量
子化ビット数を少なくした時に、量子化誤差が増大する
問題があった。
れた信号のレベルの分布に適応した量子化特性を選択す
ることによって、量子化誤差をより少なくすることが可
能な情報信号符号化装置、符号化方法、および復号方法
を提供することにある。
は、入力ディジタル情報信号を発生データ量を少なくす
るように符号化する情報信号符号化装置において、入力
ディジタル情報信号をブロック化する手段と、ブロック
化された入力ディジタル情報信号のブロック毎の最小値
およびダイナミックレンジを検出する検出手段と、最小
値およびダイナミックレンジに基づいて選択信号を発生
する手段と、ブロック化された入力ディジタル情報信号
が供給され、選択信号に応じて選択された量子化特性
で、入力ディジタル情報信号を量子化する量子化手段
と、量子化手段の出力と選択信号とを伝送する手段とか
らなることを特徴とする情報信号符号化装置である。請
求項2に記載の発明は、ブロック化された残差信号に対
して、上述した量子化を適用する情報信号符号化装置で
ある。
情報信号を発生データ量を少なくするように符号化する
情報信号符号化方法において、入力ディジタル情報信号
をブロック化するステップと、ブロック化された入力デ
ィジタル情報信号のブロック毎の最小値およびダイナミ
ックレンジを検出するステップと、最小値およびダイナ
ミックレンジに基づいて選択信号を発生するステップ
と、ブロック化された入力ディジタル情報信号が供給さ
れ、選択信号に応じて選択された量子化特性で、入力デ
ィジタル情報信号を量子化するステップと、量子化によ
り発生した出力と選択信号とを伝送するステップとから
なることを特徴とする情報信号符号化方法である。請求
項5の発明は、ブロック化された残差信号に対して上述
の量子化を適用する情報信号符号化方法である。
情報信号から少なくとも第1および第2の階層データを
形成し、第1および第2の階層データを符号化して伝送
するようにした情報信号符号化装置において、第1の階
層データより解像度がより低い第2の階層データを形成
する手段と、第2の階層データから第1の階層データを
予測する手段と、予測されたデータと第1の階層データ
との残差信号を形成する手段と、残差信号をブロック化
する手段と、ブロック化された残差信号のブロック毎の
最小値およびダイナミックレンジを検出する検出手段
と、最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択信
号を発生する手段と、ブロック化された残差信号が供給
され、選択信号に応じて選択された量子化特性で、残差
信号を量子化する量子化手段と量子化手段の出力と選択
信号とを伝送する手段とからなることを特徴とする情報
信号符号化装置である。
情報信号から少なくとも第1および第2の階層データを
形成し、第1および第2の階層データを符号化して伝送
するようにした情報信号符号化方法において、第1の階
層データより解像度がより低い第2の階層データを形成
するステップと、第2の階層データから第1の階層デー
タを予測するステップと、予測されたデータと第1の階
層データとの残差信号を形成するステップと、残差信号
をブロック化するステップと、ブロック化された残差信
号のブロック毎の最小値およびダイナミックレンジを検
出するステップと、最小値およびダイナミックレンジに
基づいて選択信号を発生するステップと、ブロック化さ
れた残差信号が供給され、選択信号に応じて選択された
量子化特性で、残差信号を量子化する量子化するステッ
プと量子化により発生した出力と選択信号とを伝送する
ステップとからなることを特徴とする情報信号符号化方
法である。
信号がブロックの最小値およびダイナミックレンジに基
づいて選択された量子化特性によって量子化され、量子
化出力と選択信号とが伝送される符号化方法に対する情
報信号復号方法において、選択信号を受け取って、逆量
子化特性を選択するステップと、選択された逆量子化特
性によって量子化出力を代表値へ変換する逆量子化のス
テップと、代表値に変換された残差信号をブロック分解
し、元の順序へ変換するステップとからなることを特徴
とする情報信号復号方法である。
差信号がブロック化される。ブロック内の残差信号の最
小値およびダイナミックレンジが検出される。最小値お
よびダイナミックレンジに基づいて、ブロックの残差信
号の分布の偏りが調べられる。このレベル分布の偏りに
適応した量子化特性が選択される。従って、量子化誤差
を少なくすることが可能となる。量子化出力と、量子化
特性の選択のための選択信号が伝送される。
て図面を参照して説明する。この一実施例では、ビデオ
信号が所定のサンプリング周波数でサンプリングされ、
各サンプルが所定の量子化ビット数へ変換されたディジ
タル画像信号に対して、この発明が適用される。図1
は、この発明の一実施例のシステムの構成を全体的に示
す。
ィジタルビデオ信号が供給される。入力信号が減算器1
23に供給され、減算器123の出力(残差信号)がブ
ロック化回路124および予測器122に供給され、予
測器122で生成された予測信号が減算器123に供給
される。減算器123は、入力信号から予測信号を減算
し、予測残差を発生する。この残差信号がブロック化回
路124に供給され、ラスター走査の順序からブロック
の順序のデータへ変換される。ブロック化された残差信
号が符号化ユニット125に供給される。
に、残差信号を元の量子化ビット数より少ない量子化ビ
ット数により再量子化する際に、残差信号のレベルの存
在範囲に適応した量子化特性が選択される構成を有して
いる。符号化ユニット125の符号化出力(量子化出力
およびセレクト信号)がエラー訂正符号エンコーダ12
6に供給され、エラー訂正符号の冗長コードが付加され
る。エラー訂正符号エンコーダ126の出力が変調部1
27に供給される。変調部127は、記録、伝送等に適
した形態にディジタル信号を変調する。変調部127か
らの出力信号が記録ユニット128に供給され、記録ユ
ニット128によって記録信号が情報信号記録媒体12
9に記録される。また、伝送路130を介してデータを
伝送することも可能で、その場合では、記録ユニット1
28の代わりに伝送ユニットが使用される。情報信号記
録媒体129は、磁気、光磁気、相変化等を利用したデ
ィスク状、あるいはテープ状の記録媒体である。半導体
メモリも一種の記録媒体である。
131が再生し、または伝送路130を介して伝送され
たデータが受信される。再生ユニット131により再生
されたデータが復調部132により復調され、復調出力
がエラー訂正符号のデコーダ133に供給される。この
デコーダ133は、冗長コードを利用してエラーを訂正
し、また、訂正できないで残ったエラーを目立たないよ
うに修整する。
ユニット134に供給される。復号化ユニット134で
は、後述するように、符号化ユニット125と逆に、受
け取ったセレクト信号によって、使用された量子化器と
対応する逆量子化器を選択する処理と、選択された逆量
子化器によってなされる逆量子化の処理とがなされる。
復号化ユニット134から復号された残差信号が発生す
る。この復号残差信号がブロック分解回路135に供給
される。ブロック分解回路135では、ブロック構造が
ラスター走査の順序に戻される。
る。加算回路136により復号画像信号が形成され、出
力端子137に取り出される。また、この復号画像信号
が予測器138に供給され、予測信号が生成される。予
測信号が加算回路136に供給される。
す。ブロック化回路124からのブロック化された残差
信号が入力端子1に供給される。図3は、残差信号の形
成を概略的に示すものである。図3における一つの矩形
の領域が1つの画素と対応している。a〜hのそれぞれ
は、局部復号された画素値を示し、A〜Pは、符号化さ
れる前の画素値を示す。画素値Aに対しての予測値A’
は、近傍の局部復号画素値を使用して予測器122によ
り生成される。例えば予測値A’は、A’=4c−3
(b−f)、A’=f+c−b等の予測式に従って形成
される。画素値B、C、・・・に対する予測値も同様の
予測式によって計算される。
ら予測値(例えばA’)が減算され、残差信号Δaが生
成される。同様に、残差信号Δb、Δc、・・・が生成
される。ブロック化回路124では、生成された残差信
号がブロック構造に変換される。例えばブロック化回路
124によって、図3Aの太線の枠で示すように、(4
×4)のブロックと対応する残差信号Δa〜Δpのブロ
ックのデータが形成される。なお、ディジタルオーディ
オ信号を扱う場合には、時間方向の予測値が形成され、
1次元の残差信号のブロックが形成される。
て、集中度を高めることが可能である。1画素が8ビッ
トのデータの場合では、1画面の全体の残差信号の発生
度数の分布は、0を中心として(−255〜+255)
の範囲のものであり、残差が0の度数が最大となる。し
かしながら、ブロックに分割した場合には、残差のレベ
ル分布がもとの分布に比してより狭い範囲のものとな
る。また、ブロックに分割した場合では、残差の最大の
度数が必ずしも、0と一致しない。
ク内の残差は、大きな値となるものが確率的に少なく、
また、ブロック内では残差の相関が強いことに因る。ま
た、0の値の度数が最大とならないことは、ブロック内
で輝度のレベルが例えば対角線方向に除々に変化する場
合等に生じる。なお、残差のレベル分布の集中度を高め
る方法は、ブロック化が一例であって、これ以外の方法
も可能である。
いて説明する。入力端子1からの残差信号が最大値検出
回路2、最小値検出回路3および遅延回路5に供給され
る。最大値検出回路2では、ブロック毎の最大値MAX
が検出され、最小値検出回路3では、ブロック毎の最小
値MINが検出される。検出された最大値MAXおよび
最小値MINが減算回路4およびセレクト信号生成回路
7へ供給される。
よって、そのブロックの残差信号のダイナミックレンジ
DRが検出される。このダイナミックレンジDRがセレ
クト信号生成回路7に供給される。セレクト信号生成回
路7は、セレクト信号SLを発生し、この信号SLが分
配器6に対して制御信号として供給される。分配器6に
対しては、遅延回路5により位相合わせがなされた残差
信号が供給される。
なる複数の量子化器81 〜8n が接続されている。そし
て、セレクト信号SLに応答して、分配器6が残差信号
を選択的に量子化器81 〜8n の一つに供給する。そし
て、その量子化器では、残差信号が量子化される。量子
化器81 〜8n の量子化特性については、後述する。一
例として、各画素が8ビットで量子化されている場合、
その値は、0〜+255の範囲に含まれ、残差信号の値
は、−255〜+255をとりうる。ブロック化された
残差信号のレベルの存在範囲は、より集中したものにな
るので、量子化誤差の増大を抑えながら、残差信号の量
子化ビット数としては、元のビット数(8ビット)より
少ないビット数を採用できる。量子化器81 〜8n の量
子化出力q1 〜qn とセレクト信号SLとがフレーミン
グ回路9に供給される。フレーミング回路9の出力端子
10には、セレクト信号と量子化出力が所定のフレーム
構造のデータとして出力される。
残差信号は、図4Aに示すように、そのブロックによっ
てさまざまな偏りを持っている。図4Aにおいて、aで
示す残差信号は、負側に偏っており、bで示す残差信号
は、最大度数が0の値と一致したものであり、cで示す
残差信号は、正側に偏っている。図4Bに示すブロック
の残差信号の例は、(MIN=0、MAX=+255、
DR=255)である。すなわち、正側に偏ったレベル
分布を有する残差信号である。また、図4Cに示すブロ
ックの残差信号の例は、(MIN=−255、MAX=
0、DR=255)である。すなわち、負側に偏ったレ
ベル分布を有する残差信号である。
合、2n または2n −1の個数の範囲にMAXおよびM
INの間が分割される。量子化時では、分割された範囲
に属する残差信号に同一のコードが割り当てられる。そ
のコードは、復元されると、範囲の中央の代表値へ変換
される。図5Aは、従来の線形量子化の特性を示してい
る。ここでは、n=3とされ、MAXおよびMINの間
が7個の範囲に分割されている。縦軸(出力レベル)に
おいて、×は、逆量子化によって復元される代表値を示
している。従来の線形量子化は、7個のレベル範囲に関
して、量子化歪みが均一となるものである。
合では、実際に残差信号が存在しているのは、正の範囲
であるので、正および負側にそれぞれ3個の量子化値を
割当てる、従来の線形量子化の場合、負側への量子化値
の割当てが無駄になる。また、図4Cに示す残差信号の
場合では、正側への量子化値の割当てが無駄になる。そ
こで、この発明の一実施例では、残差信号の分布の偏り
を考慮した非線形量子化を可能とする。例えば残差信号
の存在範囲が正側に偏っている時には、図5Bに示すよ
うに、正側に5個の量子化値を割当て、負側に1個の量
子化値を割り当てるような非線形量子化を行う。逆に、
残差信号の存在範囲が負側に偏っている時には、負側に
より多くの量子化値を割当てるような非線形量子化を行
う。
〜8n は、上述したように、残差信号の存在範囲を考慮
した量子化特性をそれぞれ有する。必要に応じて量子化
器81 〜8n のひとつが従来同様の線形量子化特性を有
するものとされ、それ以外が非線形量子化特性を有して
いる。セレクト信号生成回路7は、ダイナミックレンジ
DRおよび最小値MINから残差信号の存在範囲が0を
中心とするものか、あるいは正負の一方に偏っているも
のかを調べることができる。より具体的には、最小値M
IN、ダイナミックレンジDRをそれぞれしきい値と比
較し、偏りと存在範囲の情報を含む複数ビットのセレク
ト信号SLが形成される。セレクト信号SLによって分
配器6が制御され、そのブロックの残差信号が適切な量
子化特性を有する量子化器に対して供給される。
小値MINに基づいて選択される量子化特性の他の例を
示す。図6の縦軸は、ダイナミックレンジDR(0〜+
511)を示し、横軸が最小値MIN(−255〜+2
55)を示す。残差信号は、DR=+511とMIN=
+255とを結ぶ斜め線より下側に存在しうる。図6に
おいて、ダイナミックレンジDRを2等分する線と、最
小値MINを4等分する線を描くことによって、存在し
うる残差信号を6個の量子化特性Q1〜Q6と図示しな
い従来同様の線形量子化特性によって量子化することが
できる。
する残差信号を量子化する。量子化特性Q2は、やや正
側に偏った分布を有する残差信号を量子化する。量子化
特性Q3およびQ4は、やや負側に偏った分布を有する
残差信号を量子化する。量子化特性Q5およびQ6は、
0および負側に偏った分布を有する残差信号を量子化す
る。また、これらの量子化特性Q1〜Q6において、量
子化ビット数を共通とする必要はなく、量子化特性
Q1 、Q2 、Q3 、Q5 の量子化ビット数をn1 とし、
それ以外の量子化特性Q4 、Q6 のビット数をn2 と異
ならせるようにしても良い。この場合、例えばn2 >n
1 とされる。なお、残差信号の存在範囲が複数の範囲に
またがるような場合では、従来同様の線形量子化処理が
なされる。
に異なる複数の量子化特性を設定することができるなら
ば、図6に示すもの以外の量子化特性を設定しても良
い。例えば残差信号の0を含む範囲を量子化する特性を
別個に設けても良い。
34の一例について説明する。エラー訂正デコーダ13
3からの再生、あるいは受信データが復号化ユニット1
34の入力端子21に供給される。フレーム分解回路2
2によって、セレクト信号SLと量子化出力q(q1 〜
qn のうちの一つ)とが分離される。分離されたセレク
ト信号SLがレジスタ23に保持され、分離された量子
化出力が分配器24に供給される。
5n が接続されている。符号化ユニット125の分配器
6と同様にセレクト信号SLにより分配器24が制御さ
れ、フレーム分解回路22からの量子化出力が対応する
逆量子化器に供給される。逆量子化器251 〜25
n は、符号化ユニット125の量子化器81 〜8n とは
逆に、量子化値を代表値へ変換する。復元された代表値
が出力端子26に取り出される。出力端子26に取り出
された復号残差信号がブロック分解回路125に供給さ
れる(図1参照)。
した他の実施例について説明する。ここで説明する階層
符号化装置は、階層間で予測を行ない、また、階層間デ
ータに対し単純な算術式を用いることで、符号化対象画
素数の増加を防止することができるものである。
て説明する。図8は、一例として第1階層を最下位階層
(原画)とし、第4階層を最上位階層とする4階層から
なる階層間の模式図を示している。例えば、上位階層デ
ータ生成法として、空間的に対応する4画素の下位階層
データの平均値を採用する場合、伝送画素数が増加しな
いようにできる。
画素値をx0 、x1 、x2 、x3 とすると、 M=1/4・(x0 +x1 +x2 +x3 ) によりデータMが形成される。そして、データMと、4
個のデータの内の例えばx3 以外の3個のデータを伝送
する。受信あるいは再生側では、 x3 =4・M−(x0 +x1 +x2 ) という単純な算術式により非伝送画素x3 を容易に復元
することができる。図8において、斜線の矩形は、非伝
送画素を示している。
5階層の階層符号化の構成を示す。第1階層が入力画像
の解像度レベルであるとする。この第1階層のブロック
サイズは、(1×1)である。第2階層データは、第1
階層データの4画素平均により生成される。この例で
は、第1階層データX1 (0)〜X1 (3)の平均値に
より、第2階層データX2 (0)が生成される。X2
(0)に隣接する第2階層データX2 (1)〜X2
(3)も同様に第1階層データの4画素平均により生成
される。この第2階層のブロックサイズは、(1/2×
1/2)である。
する第2階層データの4画素平均により生成される。こ
の第3階層のブロックサイズは、(1/4×1/4)で
ある。また、第4階層のデータも同様に第3階層のデー
タから生成される。この第4階層のブロックサイズは、
(1/8×1/8)である。最後に、最上位階層である
第5階層データX5 (0)が第4階層データX4 (0)
〜X4 (3)の平均値により生成される。この第5階層
のブロックサイズは、(1/16×1/16)である。
た階層構造データに対し、上位階層データにクラス分類
適応予測を適用することで、下位階層データを予測し、
下位階層データとその予測値との差分(すなわち、残差
信号)を生成することで伝送データ量の削減を図ること
ができる。図10は、そのような符号化ユニットを示
す。入力端子41を介して第1階層データd0が入力画
像データd0として平均化回路42および減算器46へ
供給される。第1階層データが元の解像度の画像データ
である。
おいて、1/4平均処理が実行され、階層データd1が
生成される。この階層データd1は、図9に示す第2階
層データに対応する。生成された階層データd1は、平
均化回路43および減算器47へ供給される。
では、平均化回路42と同様な処理が施され、階層デー
タd2が生成される。この階層データd2は、第3階層
データに対応する。生成された階層データd2は、平均
化回路44および減算器48へ供給される。また、平均
化回路44でも同様に階層データd2に対して1/4平
均処理がなされ、階層データd3が生成される。この階
層データd3は、第4階層データに対応する。生成され
た階層データd3は、平均化回路45および減算器49
へ供給される。さらに、平均化回路45でも同様に階層
データd3に対して1/4平均処理がなされ、階層デー
タd4が生成される。この階層データd4は、第5階層
データに対応する。生成された階層データd4は、量子
化器54へ供給される。
階層間で予測が行われる。先ず、第5階層においてなさ
れる圧縮のための量子化処理は、量子化器54によりな
される。この量子化器54の出力データd21が可変長
符号のエンコーダ71に供給されると共に、逆量子化器
58へも供給される。エンコーダ71の出力が出力端子
76に第5階層のデータとして取り出される。符号化デ
ータd21が供給された逆量子化器58の出力データd
16がクラス分類適応予測回路62へ供給される。
d16を使用して予測処理がなされ、第4階層データの
予測値d12が生成され、この予測値d12が減算器4
9へ供給される。この減算器49では、平均化回路44
から供給される階層データd3と予測値d12との差分
値が求められ、その差分値d8が量子化器53へ供給さ
れる。
は、量子化器54と同様に量子化ビット数を低減するよ
うに、再量子化がなされる。この量子化器53の出力デ
ータが演算器66および逆量子化器57へ供給される。
この演算器66では、4画素から1画素を間引く処理が
行われる。演算器66から出力されるデータd20が可
変長符号のエンコーダ70で符号化され、エンコーダ7
0の出力が出力端子75に第4階層の出力データとして
取り出される。
れた第4階層データd12と、逆量子化器57の出力デ
ータ(復号残差信号)d15がクラス分類適応予測回路
61へ供給される。クラス分類適応予測回路61では、
データd12に対してデータd15を加算することによ
って、第4階層のローカル復号データを形成し、このロ
ーカル復号データを使用して予測処理がなされ、第3階
層データの予測値d11が生成され、予測値d11が減
算器48へ供給される。この減算器48では、平均化回
路43から供給されるデータd2と予測値d11との差
分値が求められ、その差分値d7が量子化器52へ供給
される。
力データが演算器65および逆量子化器56へ供給され
る。この演算器65では、4画素から1画素を間引く処
理が行われる。演算器65から出力される第3階層デー
タd19が可変長符号のエンコーダ69に供給され、エ
ンコーダ69の出力が出力端子74に第3階層のデータ
として取り出される。
れた第3階層データd11と、量子化器52から符号化
データが供給された逆量子化器56の出力データd14
がクラス分類適応予測回路60へ供給される。クラス分
類適応予測回路60では、データd11に対してデータ
d14を加算することによって、第3階層のローカル復
号データを形成し、このローカル復号データを使用して
予測処理がなされ、第2階層データの予測値d10が生
成され、予測値d10が減算器47へ供給される。この
減算器47では、平均化回路42から供給されるデータ
d1と予測値d10との差分値が求められ、その差分値
d6が量子化器51へ供給される。
および逆量子化器55へ供給される。この演算器64で
は、4画素から1画素を間引く処理が行われる。演算器
64から出力される第2階層データd18が可変長符号
のエンコーダ68に供給され、エンコーダ68の出力が
出力端子73に第2階層のデータとして取り出される。
れた第2階層データd10と、量子化器51から符号化
データが供給された逆量子化器55の出力データd13
がクラス分類適応予測回路59へ供給される。クラス分
類適応予測回路59では、データd10に対してデータ
d13を加算することによって、第2階層のローカル復
号データを形成し、このローカル復号データを使用して
予測処理がなされ、第1階層データの予測値d9が生成
され、予測値d9が減算器46へ供給される。この減算
器46では、入力端子41から供給される入力画素デー
タd0と予測値d9との差分値が求められ、その差分値
d5が量子化器50へ供給される。
力データは、演算器63へ供給される。この演算器63
では、4画素から1画素を間引く処理が行われる。演算
器63から出力される第1階層データd17が可変長符
号のエンコーダ67に供給され、エンコーダ67の出力
が出力端子72に第1階層のデータとして取り出され
る。
1、62のそれぞれは、予測しようとする下位階層の画
素をその空間的に近傍の複数の画素(上位階層に含まれ
る)のレベル分布に基づいて予測するものである。図1
2は、クラス分類適応予測回路の一例を示す。入力端子
141からのローカル復号データが周辺コード値形成部
142に供給される。周辺コード値形成部142は、予
測しようとする下位階層の画素の近傍に位置する複数の
データx1 、x2 、・・・・、xn を同時化する。周辺
コード値がクラス分類部143および遅延部145に供
給される。クラス分類部143は、周辺コード値x1 〜
xn のレベル分布のパターンと対応したクラスコードを
出力する。クラスコードとしては、周辺コード値それ自
体を使用しても良いが、クラス数が膨大となるので、周
辺コードのそれぞれのビット数をADRC等により例え
ば1ビットに圧縮したものが使用される。クラス分類部
143から発生したクラスコードが予測係数メモリ14
4に対してアドレス信号として供給される。
り獲得された予測係数w1 〜wn がアドレス毎に格納さ
れている。すなわち、教師信号(例えば第4階層のデー
タ)と、入力信号(第4階層のデータから平均化処理で
形成された第5階層のデータ)とを使用し、入力信号の
複数のデータと係数との線形1次結合により予測値を求
め、この予測値と教師信号の真値との誤差の自乗和を最
小とするような係数がクラス毎に最小自乗法により求め
られる。クラスコードに対応して予測係数メモリ144
から読出された予測係数w1〜wn と遅延部145から
の周辺コード値x1 〜xn とが予測演算部146に供給
される。
合式によって、予測値yが計算される。 y=w1 x1 +w2 x2 +・・・・・+wn xn 予測演算部146により求められた予測値yが出力端子
147に取り出される。なお、クラス分類のために使用
される周辺コード値と、予測演算のために使用される周
辺コード値とが異なったものでも良い。
125(図2参照)と同様の構成が階層符号化のエンコ
ーダ側にも設けられている。つまり、符号化ユニット1
25と同様に、残差信号の存在範囲に適応して量子化特
性を制御するようにした構成を量子化器50、51、5
2、53、54がそれぞれ有する。
号化のデコーダ側の構成例を図11に示す。エンコーダ
側で生成された各階層データは、d30〜d34として
入力端子81、82、83、84、85にそれぞれ供給
される。そして、可変長符号のデコーダ86、87、8
8、89、90にて可変長符号の復号がなされる。これ
らのデコーダに対して、逆量子化器91、92、93、
94、95がそれぞれ接続される。
子化器95において、エンコーダで施された量子化に対
応する復号処理が行われ、画像データd39となり、ク
ラス分類適応予測回路107および演算器103へ供給
される。また画像データd39は、第5階層の画像出力
として、出力端子112から取り出される。
階層の画像データに対してクラス分類適応予測が施さ
れ、第4階層データの予測値d47が生成される。逆量
子化器94からのデータd38(すなわち、差分値)と
予測値d47とが加算器99で加算される。加算器99
から画像データd43が演算器103へ供給され、演算
器103では、非伝送画素の値を求めるために、上述し
た演算が実行され、逆量子化器95から供給された画像
データd39と画像データd43から第4階層の全画素
値が復元される。この演算器103において、復元され
た全画素値は、画像データd51として、クラス分類適
応予測回路106および演算器102へ供給される。ま
た画像データd51は、第4階層の出力として、出力端
子111から取り出される。
階層の画像データに対してクラス分類適応予測が施さ
れ、第3階層データの予測値d46が生成される。逆量
子化器93からのデータd37と予測値d46とが加算
器98で加算される。加算器98から画像データd42
が演算器102へ供給され、演算器102により非伝送
画素の値が求められ、演算器103から供給された画像
データd51と画像データd42から第3階層の全画素
値が復元される。この演算器102において、復元され
た全画素値は、画像データd50として、クラス分類適
応予測回路105および演算器101へ供給される。ま
た画像データd50は、第3階層の出力として、出力端
子110から取り出される。
は、第2階層の画像データに対してクラス分類適応予測
が施され、第2階層データの予測値d45が生成され
る。逆量子化器92からのデータd36と予測値d45
とが加算器97で加算される。加算器97から画像デー
タd41が演算器101へ供給され、演算器101によ
り非伝送画素の値が求められ、演算器102から供給さ
れた画像データd50と画像データd41から第2階層
の全画素値が復元される。この演算器101において、
復元された全画素値は、画像データd49として、クラ
ス分類適応予測回路104および演算器100へ供給さ
れる。また画像データd49は、第2階層の出力とし
て、出力端子109から取り出される。
は、第1階層の画像データに対してクラス分類適応予測
が施され、第1階層データの予測値d44が生成され
る。逆量子化器91からのデータd35と予測値d44
とが加算器96で加算される。加算器96から画像デー
タd40が演算器100へ供給され、演算器100によ
り非伝送画素の値が求められ、演算器101から供給さ
れた画像データd49と画像データd40から第1階層
の全画素値が復元される。この演算器100において、
復元された全画素値は、画像データd48として、第1
階層の出力として、出力端子108から取り出される。
こうして、符号化対象画素数の増加を防止した階層符号
化において、クラス分類適応予測を導入することで符号
化効率の向上を図ることが可能となる。
と同様の構成を逆量子化器91、92、93、94、9
5がそれぞれ有する。従って、上述した階層符号化に対
してこの発明を適用した他の実施例によっても、上述し
た一実施例と同様に、ブロック化された残差信号を量子
化歪みの増加を抑えつつ量子化することができる。
測符号化で発生した残差信号の量子化に対しても適用で
きる。また、この発明は、残差信号に限らず画像信号の
量子化に対しても適用できる。さらに、この発明は、量
子化ステップ幅を制御することによって、発生データ量
を制御するバッファリングの構成を有するシステムに対
しても適用することができる。
在範囲が狭いものとされたデータを量子化する場合、存
在範囲に適応した量子化特性を選択するので、量子化歪
みを少なくすることができる。
送システムの一例のブロック図である。
のブロック化の説明に用いる略線図である。
る略線図である。
いる略線図である。
る。
ブロック図である。
る。
る。
実施例のエンコード側の構成の一例を示すブロック図で
ある。
一例を示すブロック図である。
測回路の一例を示すブロック図である。
・・・分配器、7・・・セレクト信号生成回路、81 〜
8n ・・・量子化器
Claims (8)
- 【請求項1】 入力ディジタル情報信号を発生データ量
を少なくするように符号化する情報信号符号化装置にお
いて、 上記入力ディジタル情報信号をブロック化する手段と、 上記ブロック化された入力ディジタル情報信号のブロッ
ク毎の最小値およびダイナミックレンジを検出する検出
手段と、 上記最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択信
号を発生する手段と、 ブロック化された上記入力ディジタル情報信号が供給さ
れ、上記選択信号に応じて選択された量子化特性で、上
記入力ディジタル情報信号を量子化する量子化手段と、 上記量子化手段の出力と上記選択信号とを伝送する手段
とからなることを特徴とする情報信号符号化装置。 - 【請求項2】 入力ディジタル情報信号を発生データ量
を少なくするように符号化する情報信号符号化装置にお
いて、 上記入力ディジタル情報信号のサンプル値同士の残差信
号を生成する手段と、 上記残差信号をブロック化する手段と、 上記ブロック化された残差信号のブロック毎の最小値お
よびダイナミックレンジを検出する検出手段と、 上記最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択信
号を発生する手段と、 ブロック化された上記残差信号が供給され、上記選択信
号に応じて選択された量子化特性で、上記残差信号を量
子化する量子化手段と上記量子化手段の出力と上記選択
信号とを伝送する手段とからなることを特徴とする情報
信号符号化装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の情報信
号符号化装置において、 上記量子化手段は、 上記最小値および上記ダイナミックレンジに基づいて、
ブロック化された入力ディジタル情報信号または残差信
号のレベルの存在範囲を検出し、検出された範囲に適応
した量子化特性でもって、上記入力ディジタル情報信号
または残差信号を量子化することを特徴とする情報信号
符号化装置。 - 【請求項4】 入力ディジタル情報信号を発生データ量
を少なくするように符号化する情報信号符号化方法にお
いて、 上記入力ディジタル情報信号をブロック化するステップ
と、 上記ブロック化された入力ディジタル情報信号のブロッ
ク毎の最小値およびダイナミックレンジを検出するステ
ップと、 上記最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択信
号を発生するステップと、 ブロック化された上記入力ディジタル情報信号が供給さ
れ、上記選択信号に応じて選択された量子化特性で、上
記入力ディジタル情報信号を量子化するステップと、 上記量子化により発生した出力と上記選択信号とを伝送
するステップとからなることを特徴とする情報信号符号
化方法。 - 【請求項5】 入力ディジタル情報信号を発生データ量
を少なくするように符号化する情報信号符号化方法にお
いて、 上記入力ディジタル情報信号のサンプル値同士の残差信
号を生成するステップと、 上記残差信号をブロック化するステップと、 上記ブロック化された残差信号のブロック毎の最小値お
よびダイナミックレンジを検出するステップと、 上記最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択信
号を発生するステップと、 ブロック化された上記残差信号が供給され、上記選択信
号に応じて選択された量子化特性で、上記残差信号を量
子化する量子化するステップと上記量子化により発生し
た出力と上記選択信号とを伝送するステップとからなる
ことを特徴とする情報信号符号化方法。 - 【請求項6】 入力ディジタル情報信号から少なくとも
第1および第2の階層データを形成し、上記第1および
第2の階層データを符号化して伝送するようにした情報
信号符号化装置において、 上記第1の階層データより解像度がより低い上記第2の
階層データを形成する手段と、 上記第2の階層データから上記第1の階層データを予測
する手段と、 上記予測されたデータと上記第1の階層データとの残差
信号を形成する手段と、 上記残差信号をブロック化する手段と、 上記ブロック化された残差信号のブロック毎の最小値お
よびダイナミックレンジを検出する検出手段と、 上記最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択信
号を発生する手段と、 ブロック化された上記残差信号が供給され、上記選択信
号に応じて選択された量子化特性で、上記残差信号を量
子化する量子化手段と上記量子化手段の出力と上記選択
信号とを伝送する手段とからなることを特徴とする情報
信号符号化装置。 - 【請求項7】 入力ディジタル情報信号から少なくとも
第1および第2の階層データを形成し、上記第1および
第2の階層データを符号化して伝送するようにした情報
信号符号化方法において、 上記第1の階層データより解像度がより低い上記第2の
階層データを形成するステップと、 上記第2の階層データから上記第1の階層データを予測
するステップと、 上記予測されたデータと上記第1の階層データとの残差
信号を形成するステップと、 上記残差信号をブロック化するステップと、 上記ブロック化された残差信号のブロック毎の最小値お
よびダイナミックレンジを検出するステップと、 上記最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択信
号を発生するステップと、 ブロック化された上記残差信号が供給され、上記選択信
号に応じて選択された量子化特性で、上記残差信号を量
子化する量子化するステップと上記量子化により発生し
た出力と上記選択信号とを伝送するステップとからなる
ことを特徴とする情報信号符号化方法。 - 【請求項8】 ブロック化された残差信号がブロックの
最小値およびダイナミックレンジに基づいて選択された
量子化特性によって量子化され、量子化出力と選択信号
とが伝送される符号化方法に対する情報信号復号方法に
おいて、 上記選択信号を受け取って、逆量子化特性を選択するス
テップと、 上記選択された逆量子化特性によって量子化出力を代表
値へ変換する逆量子化のステップと、 上記代表値に変換された残差信号をブロック分解し、元
の順序へ変換するステップとからなることを特徴とする
情報信号復号方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (3)
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JP7-207776 | 1995-07-21 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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1996
- 1996-07-08 JP JP19712496A patent/JP3968799B2/ja not_active Expired - Fee Related
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