JPH0388488A - 画像符号化方式 - Google Patents

画像符号化方式

Info

Publication number
JPH0388488A
JPH0388488A JP1222845A JP22284589A JPH0388488A JP H0388488 A JPH0388488 A JP H0388488A JP 1222845 A JP1222845 A JP 1222845A JP 22284589 A JP22284589 A JP 22284589A JP H0388488 A JPH0388488 A JP H0388488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
component
predicted
components
quantization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1222845A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Watanabe
敏明 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1222845A priority Critical patent/JPH0388488A/ja
Publication of JPH0388488A publication Critical patent/JPH0388488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は電子スチルカメラ、画像のデータベース等に
利用される静止画像、あるいはTV会議、TV電話等に
利用される動画像の圧縮符号化に係わる画像符号化方式
である。
(従来の技術) 静止画像あるいは動画像の圧縮符号化において、各ブロ
ック内に含まれる絵柄の細かさに応じてそのブロックの
符号化手法、あるいは量子化手法を適応的に切り替える
ことによって符号化効率を向上させる手法がいくつか提
案されている。
例えば、”Adaptive Coding of M
onochrome andColor Images
”(u−)、Chen、 H,Sm1th、 IEEE
 Trans。
C0M−25,NO,11,1977)においては、各
ブロックごとに絵柄の細かさを判定し、予め設定されて
いる4種類の量子化器の中から、その絵柄の細かさに最
も適した量子化器を選択する手法をとっている。しかし
ながらこの手法においては、各ブロックごとにどの量子
化器を選択したかを受信側に示すための付加情報が新た
に必要となり、その分だけ実際の符号化に割り当てられ
る符号化ビット数が削減されるという欠点がある。
一方、上記のような欠点を補う手法として、すでに符号
化が終了しているブロックから現在符号化を行うべきブ
ロックの符号化手法、あるいは量子化手法を自動的に決
定する方式も提案されている。例えば“5cene A
daptive Coding”(++l−H,Che
n 。
− u、 K、 Pratt、 IEピE Trans、 
C0M−32,NO,3,1984)においては、各ブ
ロックの符号化に要したビット数に応じて次に符号化す
べきブロックの量子化ステップサイズが順次決定される
。この場合、量子化ステップサイズ決定に際して使用さ
れる情報が、すでに符号化が終了しているブロックの情
報のみであることから、新たな付加情報は必要としない
しかし、各ブロックの符号化処理が画面の左上から順次
行われていくため、現在符号化しようとしているブロッ
クの符号化手法、あるいは量子化手法を決定する際に用
いられる情報が第12図に示すように現ブロック702
(網点部分)の左側、あるいは上方にあるブロック(図
中の斜線部分)の情報に限られる。 従って、第12図
の703のようにエツジが存在している場合はその予測
が困難であり、適切な符号化器選択、あるいは量子化器
選択が不可能となる欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) この様に従来は、各ブロックごとに適応的に符号化器、
あるいは量子化器を切り替えようとし4− た場合に新たに付加情報を必要とし、その分実際の符号
化に割り当てられる符号量が削減されるか、あるいは付
加情報を必要としない手法を取れば、絵柄の細かさに適
応した符号化器、量子化器が必ずしも選択されていない
場合がある、という問題点があった。
そこで本発明ではこの様な問題に鑑みなされたもので、
その目的は、各ブロックの直流成分、あるいは直流成分
と低周波の交流成分のみがまず伝送され、続いて残りの
交流成分が順次伝送されるという階層的符号化の特徴を
利用して、予め一画面分伝送されている各ブロックの直
流成分、あるいは直流成分と低周波の交流成分のブロッ
ク間の変化の割合から、各ブロックの符号化手法、ある
いは量子化手法を適応的に決定する方式を提案すること
によって、新たな付加情報を必要とせずに、しかも絵柄
の細かさに応じた適応的な符号化器、あるいは量子化器
が精度良く選択できる画像符号化方式を捉供することに
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、各ブロックの直流成分、あるいは直流成分と
低周波の交流成分のみがまず一画面分伝送され、続いて
残りの交流成分が順次伝送されるという階層的符号化方
式の特徴を利用して、予め一画面分伝送されている各ブ
ロックの直流成分、あるいは直流成分と低周波の交流成
分のブロック間の変化の割合から、現在符号化処理を行
おうとしているブロックのまだ伝送されていない交流成
分を予測する。次にその予測交流成分の電力、絶対値和
9分散、あるいは標準偏差などを基に、そのブロックの
符号化器、あるいは量子化器を適応的に選択する。
例えば、予測交流電力が小さかった場合は、そのブロッ
クにはエツジ情報が少なく、平坦な部分であると予想さ
れるので、平坦部に適した符号化器、あるいは量子化器
が選択される。つまりこの場合は直交変換を行った場合
に比較的低周波成分にのみ重要な信号分布し、高周波成
分には零が多く出現するため、このような分布に適合し
たハフ6− マン符号化器が選択され、また低周波成分のみを細かく
量子化するような量子化器が選択される。
一方、予測交流電力が大きかった場合は、そのブロック
にはエツジ情報が多く含まれていると予想されるので、
エツジ部に適した符号化器、あるいは量子化器が選択さ
れる。つまりこの場合は直交変換を行った場合に、低周
波成分から高周波成分にわたって重要な信号が広く分布
し、高周波成分に出現する零の確率が少なくなるため、
このような分布に適合したハフマン符号化器が選択され
、また低周波成分から高周波成分までをカバーするよう
な量子化器が選択される。つまり量子化のステップサイ
ズが低周波成分から高周波成分まであまり変化しないよ
うな量子化器となる。
また、細かいエツジ部分が広範囲に連続して発生してい
る場合に、各ブロックには多くのエツジ情報が存在して
いるにも拘らず、たまたま同じ様な値の直流成分が得ら
れることがある(例えば、各ブロックに含まれている絵
柄がまったく同じ場合は、仮にその絵柄が細かくても平
均値は同じになる)。このような場合には、符号化を行
うべきブロックの上方、あるいは左側にある。すでに符
号化が終了しているブロックの交流成分を参照し、それ
らがすべて多くのエツジ情報を含んでいるブロックであ
り、しかも現符号化ブロックの直流成分がそれら周囲の
ブロック直流成分と類似している場合には、現符号化ブ
ロックにも多くのエツジ情報が含まれていると判断する
処理を付加することで、符号化器、量子化器の選択精度
をさらに向上させることが可能となる。
(作用) この様に、階層的符号化方式の特徴を利用して、予め一
画面分伝送されている各ブロックの直流成分、あるいは
直流成分と低周波の交流成分のブロック間の変化の割合
から、現在符号化処理を行おうとしているブロックのま
だ伝送されていない交流成分を予測し、その結果を基に
、そのブロックに含まれている絵柄の細かさを判断する
ことによって、そのブロックに適した符号化器、あるい
は量子化器を適切に選択することが可能となる。
− この方式は、すでに伝送されている情報のみを用いてい
るため、新たに付加情報を伝送する必要がなく、従って
実際に符号化を行う場合の符号量を付加情報のために削
減する必要もないため符号化効率も向上する。また、予
測を行う場合に、従来のように現符号化ブロックの上方
、あるいは左側のすでに符号化されたブロックの情報の
みを用いているのではなく、現符号化ブロックの周囲す
べてのブロック情報を考慮しているため、第12図のよ
うなエツジがある場合でも従来のような符号化器、量子
化器の選択誤り(パ従来の技術″の項で説明)がなく、
そのブロック内にエツジがあることが正しく判断できる
ため、精度の良い符号化器、量子化器の選択が可能とな
る。
(実施例) 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例の送信側および受信側のブロ
ック図である。まずブロック分割回路101により、入
力画像がブロック(例えば8画素X8画素、あるいは1
6画素×16画素9等)に分割され、各ブロックごとに
平均値分離回路102において平均値(直流成分)が分
離される。その後、各ブロックの平均値のみについて量
子化回路103.符号化回路104において量子化、お
よび符号化(例えば八ツマン符号化)がそれぞれ行われ
、多量化回路105から伝送路116へ送り出される。
一方、104で符号化が終了した信号は、復合化回路1
06.逆量子化回路107において、複合化、さらには
逆量子化(103,104の逆操作)が行われ、平均値
用メモリ10g内に格納される。この操作はlフレーム
分析われ、108には1フレ一ム分のブロックの平均値
が格納されることになる。この操作と平行して101か
らの未処理ブロックがメモリ110内に格納される。
次に交流成分予測回路109での処理内容を説明する。
ここでは平均値が与えられているブロック内を第2図に
示すように4つのブロック(以後このブロックをサブブ
ロックと呼ぶ)分割し、各サブブロックごとにそのサブ
ブロックが属している0 ブロックの平均値とその周辺のブロックの平均値から距
離を考慮した重み付けを行った後、その重み付は平均値
の平均を取ることによって得られた値を、そのサブブロ
ックの新たな平均値とする。
例えば第2図において、各ブロック20、203,20
4゜205の平均値をそれぞれA、B、C,Dとし、 
ブロック201内を4つのサブブロックに分割した場合
を考える。この時、201内の1つのサブブロック20
2の平値旧を求める操作は、202から各ブロック20
、203.204.205までの距M(ここで距離とは
、各ブロックの中心点間の距離とする)をそれぞれdA
+ dB+ dC+ dDとし、 a=17dAt b=1/dB、 c=1/dc、 d
=1/d。
とおけば、 Ml = (a−A+b−B+c−c+d−D)/(a
+b+c+d)により行われる。
この操作を201内の他のサブブロックについても行い
、最終的に決定された各サブブロックの平均値力txt
、 M2. M3. M4であったとする。その後、も
とのブロックの平均値と新たに得られた4つの1− サブブロックの平均値の平均値が等しくなるように調整
を行う。つまり、 A = p X (M1+M2+M3+M4)/4が満
足するようにpを決定する。最終的な各サブブロックの
平均値は、 p XMI、 p XM2. p XM3. p XM
4となる。
この段階でもとのブロックの交流成分は、そのブロック
内に存在する各サブブロックの平均値の変化の割合から
決定される。つまり、もとのブロックの平均値のみが与
えられている段階では、そのブロック内の画素値はすべ
て同一の値と見なされ、交流成分は存在しないが、サブ
ブロックの平均値が求められた段階で、そのブロック内
の画素値は上記サブブロックの平均値の種類だけの異な
る値をとるため、交流成分が発生する。以上の操作をサ
ブブロックが画素単位になるまで繰り返すことにより、
もとのブロック最終的な交流成分が決定される。
以上説明したように、交流成分予測回路109に12− おいて、各ブロックごとの交流成分が予測されるが、こ
の予測に用いる情報は受信側にもすでに伝送されている
各ブロック平均値情報のみであるため、この予測のため
に付加情報を新たに伝送する必要はない。
次に減算回路111において、110にすでに格納され
ている各ブロックの信号から、109が予測された交流
成分を差し引いた残りの交流成分(109における予測
が当たれば当たるほど、111後の交流成分電力、つま
り実際に符号化を行わなければならない信号電力が小さ
くなる)のみについて直交変換回路113にて各ブロッ
クごとに直交変換(例えば離散コサイン変換)が施され
る。
一方、109で得られた予測交流成分に注目すると、そ
の電力が大きければそのブロックはエツジ部であり、絵
柄が細かい部分のブロックであると予測され、また、そ
の電力が小さければそのブロックは平坦部であり、絵柄
が粗い部分のブロックであると予測される。従って、予
測交流成分の電力の大小によって適応的にそのブロック
の量子化テーブル(あるいは量子化ステップサイズ)あ
るいは符号化器(例えばハフマンテーブル)を切り替え
ることが可能となる。 この実施例では109での予測
交流成分電力が、量子化テーブル決定回路112に入力
され、ここでその電力の大小により第3図に示すように
複数の量子化テーブルQ1〜Qn (この部分が第1図
の114に相当する)の中から、予測された絵柄の細か
さに適応した量子化テーブル1個をスイッチ210によ
って選択する。 ここでは予測交流成分電力のダイナミ
ックレンジを例えばn等分し、実際に得られた予測交流
成分電力がどの範囲のクラスに入るかを調べて、そのク
ラスの量子化テーブルに選択すれば良い。なお量子化テ
ーブルとしては、例えば第5図に示すように、直交変換
後の各係数に対して量子化のビット数が決定されており
(01からQnに行くに従った予測交流成分電力が大き
い場合のテーブルとなる)、実際の量子化はこのビット
数で決定されるステップサイズ(例えばXビットが割り
当てられている係数の量子化ステップサイズは、係数値
のダイナミックレンジを2x等分した値となる)で行わ
れる。また、ここでは量子化テーブルを決定する評価値
として予測交流成分電力を用いたが、予測交流成分の絶
対値和2分散、標準偏差、あるいは最大値と最小値との
差またはその絶対値を用いることも考えられる。
ここで、現在交流成分を予測しようとしているブロック
が本来は細かい絵柄を含んでいるにもかかわらず、周囲
のブロックの平均値がたまたま同じ様な値となってしま
う場合(例えば、各ブロックに含まれている絵柄がまっ
たく同じ場合は、仮にその絵柄が細かくても平均値は同
じになる)は、そのブロックの予測交流成分が小さな値
となってしまい、そのブロックの絵柄の細かさに適応し
た量子化テーブルが選択されない場合が有り得る。
この様な場合は、第4図に示すようにすでに符号化が終
了している周囲のブロック223〜226に着目し、そ
れら4個のブロックがすべて細かい絵柄を含んだブロッ
クであったときにかぎり(例えば交流成分電力が予め設
定された域値以上の場合)、5− 現符号化ブロックも細かい絵柄を含んでいるものと見な
して、それにあった量子化テーブル(例えば224.あ
るいは226で選択されたのと同じ量子テーブル)を選
択するようにすれば良い。なおこれら4個のブロックが
すべて細かい絵柄を含んだブロックであるか否かは受信
側で検知出来ので、この処理のために新たな付加情報を
伝送する必要はない。
この様に112で決定された量子化テーブルを用いて、
量子化回路114において変換係数の適応的な量子化を
行なう。量子化後の変換係数は符号化器115でハフマ
ン符号化され、多重化回路105を通って平均値と同様
に伝送路116へ送り出される。
一方受信側では、 まず分離回路120において平均値
と交流成分が区別され、平均値は出力端子aから、交流
成分は出力端子すからそれぞれ出力される。
まず平均値は、復号化回路121でハフマン復号化され
、逆量子化回路122で逆量子化された後、平均信用メ
モリ123西に格納される。この後123内6 の情報のみを用いて、送信側で説明したのと同様な手順
により、 交流成分予測回路124において各ブロック
の交流成分が予測され、量子化テーブル決定回路125
では上記予測交流成分電力の大小から各ブロックの量子
化テーブルを送信側と同様に決定する。120の出力端
子すから出力され、126でハフマン復号化された交流
成分は逆量子化回路127において、125で決定され
た量子化テーブルで定められているステップサイズにて
逆量子化され、128において逆直交変換(例えば逆散
逆コサイン変換)が施される。その後、124からの予
測交流成分と128後の信号とを加算回路129におい
て加算し、現ブロックを再生した後、フレーム再生メモ
リ130内に格納され、 ここで1フレ一ム分の画像が
再構成されてモニタ131上に表示される。
第6図、第7図は本発明の別の一実施例の送信側、およ
び受信側のブロック図の一部(第1図における140.
141に相当)である。
第1図の実施例においては、予測交流成分によって量子
化テーブルを適応的に切り替える例を説明したが、ここ
では予測交流成分によって符号化器(例えばハフマン符
号化器)を切り替える場合の例を説明する。つまり、交
流成分予測回路109で予測された各ブロックの予測交
流成分電力の大小によって、符号成分予測回路109で
予測された各ブロックの予測交流成分電力の大小によっ
て、符号化回路303内にあらかじめ用意されている数
種類のハフマンテーブルの中から1つを選択する。
(第3図で説明したのと同様に、符号化器決定回路30
1からの信号により、 スイッチを切り替えて1つのテ
ーブルを選択する)。そして量子化回路302で量子化
が行われた後の各係数値が、選択されたハフマンテーブ
ルによって符号化される・。受信側ではこの逆操作を行
う。つまり復号器決定回路304からの信号によって復
号化回路305内にあらかじめ用意されているハフマン
テーブルのうち1つが送信側と同様に選択され、そのテ
ーブルによって復号化が行われた後、逆量子化回路30
6において逆量子化が施される。
第8図、第1O図は本発明の別の一実施例の送信側のブ
ロック図の一部(第1図における140.142に相当
)である。
第8図は、予測交流成分電力の大小によって量子化器、
符号化器の両方を適応的に切り替える場合の例である。
つまり、交流成分予測回路109で予測された各ブロッ
クの予測交流成分電力の大小の情報が、量子化チーデル
決定回路40、および符号器化決定回路402のいずれ
にも入力され、それぞれ403.404において1つの
量子化テーブル、および1つのハフマンテーブルが選択
される。その後直交変換回路113から送られてきた変
換係数が、選択された量子化テーブル、およびハフマン
テーブルによって量子化、および符号化される。
第9図は、予測交流成分電力の大小によってベクトル量
子化(VQ)のコードブックを適応的に切り替える場合
の例である。つまり、交流成分予測回路109で予測さ
れた各ブロックの予測交流成分電力の大小の情報が、 
コードブック決定回路451に入力されると、VQ回路
452内にあらかじめ用意されている数種類のコードブ
ックの中から1つを選9 択する。実際のVQはその選択されたコードブックによ
って行われる。第10図はVQ回路452内をさらに詳
しく記述した図である。452内には数種類のコードブ
ックCl−Cm (例えば平坦部用のコードブックや滑
らかなエツジ部用、あるいは鋭いエツジ部用のコードブ
ックなど)をあらかじめ用意されており、 コードブッ
ク決定回路451からの信号でスイッチ601を適応的
に切り替えることにより、1種類のコードブックを選択
する。実際のVQは比較回路602への入力信号と、選
択されたコードブック内の各再生ベクトル(各コードブ
ック内には数個の再生ベクトルが用意されており、その
個数はXビットVQの場合2x個である)との比較を行
い、最も類似している再生ベクトルの番号を602から
出力することによって行われる。
第11図は本発明の別の一実施例の送信側のブロック図
である。
ブロック分割回路501でブロック毎に分割された信号
は、平均値分離回路502内において平均値(直流成分
)と交流成分とに分離され、量子化回路503.符号化
回路504において、まず平均値のみ20 の量子化、および符号化が行われた後、多重化回路51
4を通って伝送路へ送り出される。
一方符号化後の平均値は、復号化回路505、通量子回
路506においてそれぞれ復号化および逆量子化が施さ
れ、平均値用メモリ内に格納される。
これらの処理は1フレーム内の全てのブロックについて
行われ、502からの交流成分のみのブロックは上記処
理がlブロックについて行われるごとに交流成分用メモ
リ509内に1ブロツクずつ格納される。その後交流成
分予測回路508において、各ブロックごとの交流成分
が予測され、その予測交流成分電力の大小によって、量
子化テーブル決定回路511において、第1図の実施例
で説明したのと同様な処理により、量子化テーブルが1
個選択される。次に509から交流成分のみのブロック
が1個ずつ取り出され、 直交変換回路510で直交変
換(例えば離散コサイン変換)が施された後、511で
選択された量子化テーブルを用、いて量子化回路512
において量子化が行われる。 その後符号化回路513
で符号化(例えばハフマン符号化)が行われ、多重化回
路514を通って平均値の場合と同様に伝送路へ送り出
される。なお、この例では、予測交流成分電力の大小に
よって量子化テーブルを切り替えたが、第6図に示した
ように符号化器を切り替える手法、第8図に示したよう
に量子化テーブルと符号生梅の両方を同時に切り替える
手法、あるいは第9図に示したようにVQにおけるコー
ドブックを切り替える手法をそれぞれ適用することも可
能である。
また、第1図における平均値分離回路102、あるいは
第11図における平均値分離回路502においては単に
平均値(直流成分)と交流成分とを分離したが、平均値
十低周波の交流成分と残りの交流成分とに分離すること
も可能である。この場合は交流成分予測回路(第工図の
109、第1図の508)において、平均値と低周波の
交流成分とから、さらに高周波の交流成分を予測するこ
とになり、その電力(あるいは絶対値和9分散、S準偏
差9等)の大小から量子化テーブルや符号化器を切り替
えることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、予め一画面分伝送
されている各ブロックの平均値(直流成分)、あるいは
平均値と低周波の交流成分のブロック間の変化の割合か
ら、現在符号化処理を行おうとしているブロックのまだ
伝送されていない交流成分を予測し、その予測交流成分
電力の大小などを基に、そのブロックに適した量子化器
、あるいは符号化器を適応的に選択することが可能とな
り、符号化効率が向上する。また本方式の予測は、すで
に伝送されている情報のみを用いているため、新たに付
加情報を伝送する必要がなく、従って実際に符号化を行
う場合の符号量を付加情報のために削減する必要はない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の送信側および受信側のブロ
ック図、第2図はすでに伝送されている平均値のブロッ
ク間の変化の割合から、交流成分を予測する手法を説明
した図、第3図は予測交流成分から量子化テーブルを適
応的に選択する様3 子を示した図、第4図は交流成分からエツジ部が予測で
きない場合の改善策を示した図、第5図は図3の01〜
Qnの内容を説明した図、第6図、第7図は第6図に示
した実施例の受信側のブロック図、第8図及び第9図は
本発明の別の一実施例の送信側のブロック図、第10図
は第9図に示した実施例のVQ回路の内部を示した図、
第11図は本発明の別の一実施例の送信側のブロック図
、第12図はエツジ部分の予測が不可能な従来例を説明
した図である。 111・・・減算回路、     116・・・伝送路
、129・・・加算回路、 140・・・量子化、符号化部、 141・・・逆量子化、復号化部、 142・・・変換、量子化部、 201、222・・・現符号化ブロック、202・・・
サブブロック、 203〜205.223〜226・・・周囲ブロック、
210、601・・・スイッチ、 250・・・量子化テーブル、 4 251〜254・・・各量子ビット数の割り当て領域、
701・・・すでに符号化が終了しているブロック、7
02・・・現符号化ブロック、703・・・エツジ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力画像をブロックに分割し、各ブロックごとの
    直流成分あるいは直流成分と低周波の交流成分をあらか
    じめ一画面分符号化伝送し、残りの交流成分を順次符号
    化伝送する画像符号化方式において、 あらかじめ伝送される各ブロックごとの直流成分あるい
    は直流成分と低周波の交流成分のブロック間の変化の割
    合から、各ブロックの伝送されていない交流成分を予測
    し、予測された交流成分から得られる評価値に応じてブ
    ロックの符号化、あるいは量子化方式を選択することを
    特徴とする画像符号化方式。
  2. (2)評価値は、各ブロックの予測された交流成分の電
    力、絶対値和、分散、標準偏差、あるいはブロック内の
    最大画素値と最小画素値との差、あるいはまたその絶対
    値であることを特徴とする請求項1記載の画像符号化方
    式。
  3. (3)符号化を行うべきブロックの周囲にある、すでに
    符号化が終了している一定個数のブロックの交流成分か
    ら得られるそれぞれの評価値が、すべてあらかじめ設定
    されている値よりも大きい場合は、上記符号化を行うべ
    きブロックの予測交流成分から得られる評価値が小さい
    場合であっても、そのブロックには多くの交流成分が含
    まれていると見なしてそのブロックの符号化手法、ある
    いは量子化手法を適応的に切り替えることを特徴とする
    請求項1記載の画像符号化方式。
JP1222845A 1989-08-31 1989-08-31 画像符号化方式 Pending JPH0388488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1222845A JPH0388488A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 画像符号化方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1222845A JPH0388488A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 画像符号化方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0388488A true JPH0388488A (ja) 1991-04-12

Family

ID=16788806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1222845A Pending JPH0388488A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 画像符号化方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0388488A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0537958A2 (en) * 1991-10-17 1993-04-21 Sony Corporation Picture encoding and/or decoding
KR100529783B1 (ko) * 1997-07-16 2006-03-28 주식회사 팬택앤큐리텔 영상신호 예측 부호화시 예측 방향 선택방법
JP2007115596A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Suncall Corp 絶縁被覆導線及びその製造方法
JP2009296622A (ja) * 2009-07-30 2009-12-17 Mitsubishi Electric Corp 動画像符号化装置および動画像復号装置
JP2011045122A (ja) * 2010-10-14 2011-03-03 Mitsubishi Electric Corp 動画像符号化装置および動画像復号装置
US9628710B2 (en) 1998-07-17 2017-04-18 Sony Corporation Imaging apparatus

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0537958A2 (en) * 1991-10-17 1993-04-21 Sony Corporation Picture encoding and/or decoding
EP0537958A3 (ja) * 1991-10-17 1994-03-30 Sony Corp
US5351083A (en) * 1991-10-17 1994-09-27 Sony Corporation Picture encoding and/or decoding system
KR100529783B1 (ko) * 1997-07-16 2006-03-28 주식회사 팬택앤큐리텔 영상신호 예측 부호화시 예측 방향 선택방법
US9628710B2 (en) 1998-07-17 2017-04-18 Sony Corporation Imaging apparatus
JP2007115596A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Suncall Corp 絶縁被覆導線及びその製造方法
JP2009296622A (ja) * 2009-07-30 2009-12-17 Mitsubishi Electric Corp 動画像符号化装置および動画像復号装置
JP4661973B2 (ja) * 2009-07-30 2011-03-30 三菱電機株式会社 動画像符号化装置および動画像復号装置
JP2011045122A (ja) * 2010-10-14 2011-03-03 Mitsubishi Electric Corp 動画像符号化装置および動画像復号装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4610195B2 (ja) スキップマクロブロックコード化
US9077960B2 (en) Non-zero coefficient block pattern coding
JP2004032718A (ja) フェーディング推定/補償によりビデオフレームを処理するシステムおよび方法
US8116373B2 (en) Context-sensitive encoding and decoding of a video data stream
US5432555A (en) Image signal encoding apparatus using adaptive 1D/2D DCT compression technique
JPH0313089A (ja) 符号化装置
US6205254B1 (en) Image coding apparatus and method, and image decoding apparatus and method
JP2001094982A (ja) 階層的画像符号化方法及びその装置と、その方法の実現に用いられるプログラム記録媒体と、階層的画像復号方法及びその装置と、その方法の実現に用いられるプログラム記録媒体
GB2308768A (en) Video encoding based on inter block redundancy
JPH0388488A (ja) 画像符号化方式
JPH0671333B2 (ja) 画像信号の符号化方法
JP2797411B2 (ja) 符号化装置
JPS63284974A (ja) 画像圧縮方式
JPH02124690A (ja) 画像符号化方式
JP3629826B2 (ja) 情報信号符号化装置、符号化方法、並びに情報信号復号方法
Yu et al. A novel DPCM algorithm using a nonlinear operator
Nasiopoulos et al. A high-quality fixed-length compression scheme for color images
JPH02288695A (ja) 画像符号化及び復号化装置
JPH01205670A (ja) 画像信号符号化方式
JPH06141189A (ja) 画像信号復号化装置
JP3968799B2 (ja) 情報信号符号化装置、符号化方法、並びに情報信号復号方法
KR100207384B1 (ko) 영상 신호 복호화 시스템의 인트라 디씨 계수 디코딩 장치
JPH0313064A (ja) 画像復号化装置
JPH0237889A (ja) 画像符号化伝送装置
Yang et al. Wavelet transform coding for MCP error images using quadtree decomposition and ECVQ