JPH0998391A - 文字多重放送用テレビジョン受像機 - Google Patents

文字多重放送用テレビジョン受像機

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JPH0998391A
JPH0998391A JP25254395A JP25254395A JPH0998391A JP H0998391 A JPH0998391 A JP H0998391A JP 25254395 A JP25254395 A JP 25254395A JP 25254395 A JP25254395 A JP 25254395A JP H0998391 A JPH0998391 A JP H0998391A
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JP
Japan
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color
character
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Application number
JP25254395A
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English (en)
Inventor
Tomoe Kawane
友恵 川根
Keiya Miyoshi
圭哉 三好
Yasunobu Nishida
保信 西田
Shigenori Takenaka
繁範 竹中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字放送番組の受信表示において、周囲の明
るさの変化に応じて文字色や背景色の色合いを可変し、
常に文字放送番組を見やすい状態におく。 【解決手段】 コード/カラー変換処理部7は色コード
と色データとを対応付け濃さのレベルを異にする複数の
カラーテーブル7a〜7eからなる。明るさセンサー8
が周囲の明るさを検出し、明るさ判定部9が検出明るさ
のレベルを判定して1つのカラーテーブルを選択する。
文字色コード抜き取り部5と背景色コード抜き取り部6
で抜き取った文字色コードC1 と背景色コードC2 に基
づいて選択したカラーテーブルをアクセスし、明るさに
適応した文字用および背景用の色データE1 ,E2 を選
択する。文字用色合成部11において文字データD1
文字用色データE1 を合成し、背景用色合成部13にお
いて背景データD2 に背景用色データE1 を合成し、両
者F1 ,F2 を重畳部14において重畳する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字多重放送を受
信できるテレビジョン受像機に係り、特には、文字のカ
ラー表示のために受信した文字データに対して色データ
を付加する技術に関するものであり、さらに詳しくは、
受像機の周囲の明るさに応じて適正な色合いの色データ
を付加する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーテレビジョン受像機におい
て、受像機の周囲の明るさを検知し、その検知した明る
さに応じて、画面に映出される映像の輝度やコントラス
トを自動的に調整することにより、周囲の明るさの変化
にかかわらず常に画面を見やすい状態に制御するという
技術があった。文字多重放送用テレビジョン受像機にお
いても同様の技術が適用された機種がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文字多重放送
用テレビジョン受像機においては、受信した文字データ
の文字色や文字の背景色は固定のカラーテーブルによっ
て変換されているだけであり、周囲の明るさの変化に対
応するものではなかった。したがって、周囲が明るすぎ
たり、暗すぎたりすると、画面が見にくいものになると
いう問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、周囲の明るさの変化に応じて文字色
や背景色の色合いを可変し、常に文字放送番組を見やす
い状態におくことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
文字多重放送用テレビジョン受像機は、複合映像信号か
ら文字放送番組のデータを復号する文字多重信号デコー
ド回路と、前記文字多重信号デコード回路が復号したデ
ータの中から文字色コードを抜き取る文字色コード抜き
取り部と、同じデータから背景色コードを抜き取る背景
色コード抜き取り部と、周囲の明るさを検出する明るさ
センサーと、検出した明るさのレベルを判定する明るさ
判定部と、色コードと色データとを対応付けて記憶して
おり互いに濃さのレベルを異にする複数のカラーテーブ
ルからなっており前記明るさ判定部からの明るさ判定レ
ベルに基づいていずれか1つのカラーテーブルが選択さ
れその選択されたカラーテーブルにおいて入力した色コ
ードに対応した色データを出力するコード/カラー変換
処理部と、前記文字多重信号デコード回路が復号した文
字多重信号の中から文字データを抜き取る文字抜き取り
部と、同じ文字多重信号の中から背景データを抜き取る
背景抜き取り部と、前記文字抜き取り部で抜き取った文
字データに対して前記コード/カラー変換処理部から出
力された文字用の色データを合成する文字用色合成部
と、前記背景抜き取り部で抜き取った背景データに対し
て前記コード/カラー変換処理部から出力された背景用
の色データを合成する背景用色合成部と、前記文字用色
合成部からの文字データと前記背景用色合成部からの背
景データとを重畳する重畳部とを備えたことを特徴とし
ている。周囲の明るさの変化に応じて文字色や背景色の
色合いを可変し、常に文字放送番組を見やすい状態にお
くことができる。
【0006】本発明に係る請求項2の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項1において、文字色コ
ード抜き取り部からの文字色コードと背景色コード抜き
取り部からの背景色コードとによってアクセスされるコ
ード/カラー変換処理部における複数のカラーテーブル
が文字用と背景用とで共通化されていることを特徴とし
ている。カラーテーブルの数が少なくてすみ、コストダ
ウンに有利である。
【0007】本発明に係る請求項3の文字多重放送用テ
レビジョン受像機は、上記請求項1において、文字色コ
ード抜き取り部からの文字色コードと背景色コード抜き
取り部からの背景色コードとによってアクセスされるコ
ード/カラー変換処理部における複数のカラーテーブル
が文字用と背景用とで専用化されていることを特徴とし
ている。文字に特有の色合いを付加し、背景に対しても
特有の色合いを付加して表示できるため、文字放送番組
の画面映出状態が非常に見やすいものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る文字多重放送
用テレビジョン受像機の実施の形態について、図面に基
づいて詳細に説明する。
【0009】〔実施形態1〕図1は実施形態1に係る文
字多重放送用テレビジョン受像機の電気的構成を示すブ
ロック図である。図1において、1はアンテナで受信し
た放送電波から複合映像信号(コンポジット信号)を生
成するテレビジョン受信回路、2は複合映像信号からビ
デオ・クロマ信号を抜き出して処理するビデオ・クロマ
信号処理回路、3は複合映像信号から垂直および水平の
同期信号を分離する同期分離回路、4は複合映像信号か
ら文字放送番組のデータを復号する文字多重信号デコー
ド回路である。5は復号された文字放送番組のデータの
中から文字色コードC1 を抜き取る文字色コード抜き取
り部、6は文字放送番組のデータの中から文字の背景と
なる背景色コードC2 を抜き取る背景色コード抜き取り
部である。ここで、文字色コードとは、受信し復号した
文字データの例えば「テレビ」のうちの「テ」という文
字について例えば“赤”を使用せよという命令を表す。
また、背景色コードとは、文字「テ」の背景について例
えば“青”を使用せよという命令を表す。
【0010】7はコード/カラー変換処理部であって、
複数(ここでは5つ)のカラーテーブル7a〜7eを有
している。図2に、色コードと色データの関係を示す。
この関係は文字色コードC1 と背景色コードC2 とに共
通である。例えば、色コードの「0000」は“赤”に
対応し、「0010」は“黄”に対応し、「0011」
は“緑”に対応し、「0100」は“青”に対応し、
「1110」は“白”に対応し、「1111」は“黒”
に対応しているといったごとくである。そして、第3の
カラーテーブル7cは周囲の明るさが標準の場合のもの
であり、第2のカラーテーブル7bは周囲の明るさが標
準よりやや暗い場合のものであり変換される色データと
しては標準よりやや濃いものとなっており、第1のカラ
ーテーブル7aは周囲の明るさがさらに暗い場合のもの
であり変換される色データとしてはさらに濃いものとな
っており、第4のカラーテーブル7dは周囲の明るさが
標準よりやや明るい場合のものであり変換される色デー
タとしては標準よりやや薄いものとなっており、第5の
カラーテーブル7eは周囲の明るさがさらに明るい場合
のものであり変換される色データとしてはさらに薄いも
のとなっている。各カラーテーブル7a〜7eは文字ま
たは背景についての色コードと色データとを対応付けた
ものである。例えば第3のカラーテーブル7cにおい
て、文字色コード「0000」には色データ“標準の
赤”が対応し、文字色コード「0100」には色データ
“標準の青”が対応するといった具合である。これらの
カラーテーブル7a〜7eは文字色に重点をおいて構成
されているが、背景色についても適用されるものであ
り、文字色の場合と同様に、背景色コード「0000」
には色データ“赤”が対応し、背景色コード「010
0」には色データ“青”が対応している。各カラーテー
ブルにおいて、“赤”,“青”を含めて色データには1
6種類が用意されている。
【0011】8は受像機の外面部に設けられて周囲の明
るさを検出する明るさセンサー、9は明るさセンサー8
からの信号レベルを複数段階の基準値と比較して検出し
た明るさがどのレベルに属するかを判定する明るさ判定
部であり、本実施形態の場合は、カラーテーブルが5つ
あることに対応して明るさ判定のレベルも5段階となっ
ている。明るさ判定部9は、検出明るさが標準のレベル
3のときは第3のカラーテーブル7cを選択し、検出明
るさが標準よりやや暗いレベル2のときは第2のカラー
テーブル7bを選択し、検出明るさがさらに暗いレベル
1のときは第1のカラーテーブル7aを選択し、検出明
るさが標準よりやや明るいレベル4のときは第4のカラ
ーテーブル7dを選択し、検出明るさがさらに明るいレ
ベル5のときは第5のカラーテーブル7eを選択するよ
うになっている。したがって、例えば、文字色コードが
「0000」であって検出明るさがレベル1のときは第
1のカラーテーブル7aが選択されて色データ“濃い
赤”が選択される。また、文字色コードが「0000」
であって検出明るさがレベル4のときは第4のカラーテ
ーブル7dが選択されて色データ“やや薄い赤”が選択
される。背景色コードが「0100」であって検出明る
さがレベル2のときは第2のカラーテーブル7bが選択
されて色データ“やや濃い青”が選択される。また、背
景色コードが「0100」であって検出明るさがレベル
5のときは第5のカラーテーブル7dが選択されて色デ
ータ“薄い青”が選択される。
【0012】10は文字多重信号デコード回路4が復号
した文字多重信号の中から文字データD1 を抜き取る文
字抜き取り部、11は抜き取られた文字データD1 に対
して、コード/カラー変換処理部7が検出明るさに応じ
て選択した色データE1 を合成する文字用色合成部、1
2は文字多重信号デコード回路4が復号した文字多重信
号の中から背景データD2 を抜き取る背景抜き取り部、
13は抜き取られた背景データD2 に対して、コード/
カラー変換処理部7が検出明るさに応じて選択した色デ
ータE2 を合成する背景用色合成部、14は色データが
合成された文字データF1 と色データが合成された背景
データF2 とを重畳する重畳部である。
【0013】15はビデオ・クロマ信号処理回路2から
の映像信号Aを明るさ判定部9による明るさ判定レベル
に応じて輝度調整する輝度調整部、16は輝度調整され
た映像信号A′と重畳部14からの文字・背景信号Gと
をスーパーインポーズするミキシング部、17はCRT
などの表示部である。
【0014】次に、上記のように構成された文字多重放
送用テレビジョン受像機の動作を説明する。
【0015】文字多重信号デコード回路4は複合映像信
号から文字放送番組のデータを復号する。文字色コード
抜き取り部5は復号された文字放送番組のデータの中か
ら文字色コードC1 を抜き取り、背景色コード抜き取り
部6は文字放送番組のデータの中から背景色コードC2
を抜き取り、それぞれの色コードC1 ,C2 をコード/
カラー変換処理部7に送出する。明るさセンサー8は受
像機の周囲の明るさを検出し、明るさ判定部9は検出明
るさがレベル1〜レベル5のどのレベルにあるかの判定
を行い、その判定結果をコード/カラー変換処理部7に
送出する。
【0016】コード/カラー変換処理部7においては、
明るさ判定部9からの明るさ判定レベルに基づいて5つ
あるカラーテーブル7a〜7eのうちの1つを選択す
る。そして、その選択した1つのカラーテーブルに文字
色コード抜き取り部5からの文字色コードC1 を当ては
めて、明るさ判定レベルに適した濃さの色データE1
取り出す。また、前記の選択した1つのカラーテーブル
に背景色コード抜き取り部6からの背景色コードC2
当てはめて、明るさ判定レベルに適した濃さの色データ
2 を取り出す。例えば、明るさ判定レベルが3である
場合には第3のカラーテーブル7cが選択され、文字色
コードが「0000」のときには色データ“標準の赤”
が選択され、背景色コードが「0100」のときには色
データ“標準の青”が選択される。また、明るさ判定レ
ベルが2である場合には第2のカラーテーブル7bが選
択され、文字色コードが「0000」のときには色デー
タ“やや濃い赤”が選択され、背景色コードが「010
0」のときには色データ“やや濃い青”が選択される。
また、明るさ判定レベルが5である場合には第5のカラ
ーテーブル7eが選択され、文字色コードが「000
0」のときには色データ“薄い赤”が選択され、背景色
コードが「0100」のときには色データ“薄い青”が
選択される。それらの選択された色データE1 ,E2
文字用色合成部11と背景用色合成部13とに送出され
る。
【0017】文字抜き取り部10は文字多重信号デコー
ド回路4が復号した文字多重信号の中から文字データD
1 を抜き取り、文字用色合成部11に送出する。背景抜
き取り部12は文字多重信号デコード回路4が復号した
文字多重信号の中から背景データD2 を抜き取り、背景
用色合成部13に送出する。文字用色合成部11は送ら
れてきた文字データD1 に対して選択された色データE
1 を合成し、背景用色合成部13は送られてきた背景デ
ータD2 に対して選択された色データE2 を合成する。
そして、そのように色データが合成された文字データF
1 と背景データF2 とが重畳部14において重畳され、
文字・背景信号Gとしてミキシング部16に送出され
る。
【0018】ビデオ・クロマ信号処理回路2は複合映像
信号からビデオ・クロマ信号を抜き出す。輝度調整部1
5はビデオ・クロマ信号Aのうちの輝度信号に対して明
るさ判定部9からの明るさ判定レベルに基づいた輝度調
整を行い、映像信号A′としてミキシング部16に送出
する。ミキシング部16は映像信号A′と文字・背景信
号Gとをスーパーインポーズし、表示部17において表
示させる。
【0019】表示部17の画面に映出される映像信号
A′の映出状態は、明るさセンサー8が検出した周囲の
明るさの程度に応じた適正な輝度での映出状態となり、
見やすいものとなる。また、画面に映出される文字・背
景信号Gの映出状態は、明るさセンサー8が検出した周
囲の明るさの程度に応じた適正な濃さでの映出状態とな
り、同様に見やすいものとなる。
【0020】〔実施形態2〕上記の実施形態1において
は、5つのカラーテーブル7a〜7eは各色データのす
べてが文字色に重点をおいて構成されていたもので、背
景色として最適なものではなかったが、背景色としても
利用するようにしていたものである。これに対して、本
実施形態2においては、文字色は文字色として最適なも
のを採用し、かつ、背景色は背景色として最適なものを
採用したものである。つまり、カラーテーブル群とし
て、文字色専用のカラーテーブル群と背景色専用のカラ
ーテーブル群との2種類を用意したものである。もちろ
ん、これら両方の専用のカラーテーブル群は、それぞれ
が明るさ判定レベルに応じた最適な1つのカラーテーブ
ルが選択されるようになっている。
【0021】図3は実施形態2に係る文字多重放送用テ
レビジョン受像機の電気的構成を示すブロック図であ
る。図3において、27は文字色専用のコード/カラー
変換処理部であり、第1ないし第5のカラーテーブル2
7a〜27eから構成されている。これらのカラーテー
ブル27a〜27eにおける色コードと色データとの関
係は図4に示すように実施形態1のカラーテーブル7a
〜7eと同じであり、文字色として最適なものが採用さ
れている。37は背景色専用のコード/カラー変換処理
部であり、第1ないし第5のカラーテーブル37a〜3
7eから構成されている。これらのカラーテーブル37
a〜37eにおける色コードと色データとの関係は図5
に示すように文字色専用のコード/カラー変換処理部2
7のカラーテーブル27a〜27eとは相違し、背景色
として最適なものが採用されている。例えば、文字色コ
ードが「0000」のとき色データが“赤”であるのに
対して、背景色コードが同じ「0000」のとき色デー
タが“赤紫”となっており、また、文字色コードが「0
010」のとき色データが“黄”であるのに対して、背
景色コードが同じ「0010」のとき色データが“黄
緑”となっており、また、文字色コードが「0101」
のとき色データが“藍”であるのに対して、背景色コー
ドが同じ「0101」のとき色データが“青緑”となっ
ている。
【0022】文字色専用のコード/カラー変換処理部2
7における各カラーテーブル27a〜27eは、文字色
コード抜き取り部5で得られた文字色コードC1 によっ
てアクセスされ、背景色専用のコード/カラー変換処理
部37における各カラーテーブル37a〜37eは、背
景色コード抜き取り部6で得られた背景色コードC2
よってアクセスされるようになっている。つまり、実施
形態1では、文字色コードC1 がアクセスするカラーテ
ーブルと背景色コードC2 がアクセスするカラーテーブ
ルとが共通であったのに対して、実施形態2では、文字
色コードC1 がアクセスするカラーテーブルと背景色コ
ードC2 がアクセスするカラーテーブルとが相違してい
る。これにより、文字に特有の色合いを選択できるとと
もに、背景に特有の色合いを選択できるのである。
【0023】文字色専用のコード/カラー変換処理部2
7で選択された色データE1 は文字用色合成部11に導
かれ、背景色専用のコード/カラー変換処理部37で選
択された色データE2 は背景用色合成部13に導かれる
ようになっている。その他の構成は実施形態1と同様で
あるので、対応する部分に同一符号を付すにとどめ、説
明を省略する。
【0024】明るさセンサー8が検出した周囲の明るさ
を明るさ判定部9で判定し、得られた明るさ判定レベル
により、文字色専用のコード/カラー変換処理部27に
おけるカラーテーブル27a〜27eのいずれか1つを
選択するとともに、背景色専用のコード/カラー変換処
理部37におけるカラーテーブル37a〜37eの対応
する1つを選択する。他方で、文字色コード抜き取り部
5からの文字色コードC1 により文字色専用のコード/
カラー変換処理部27の選択された1つのカラーテーブ
ルをアクセスして対応する色データE1 を読み出し、そ
の色データE1を文字用色合成部11に送出する。ま
た、背景色コード抜き取り部6からの背景色コードC2
により背景色専用のコード/カラー変換処理部37の選
択された1つのカラーテーブルをアクセスして対応する
色データE2 を読み出し、その色データE2 を背景用色
合成部13に送出する。文字用色合成部11は文字抜き
取り部10から送られてきた文字データD1 に対して選
択された色データE1 を合成し、背景用色合成部13は
背景抜き取り部12から送られてきた背景データD2
対して選択された色データE2 を合成する。そして、そ
のように色データが合成された文字データF1 と背景デ
ータF2 とが重畳部14において重畳され、文字・背景
信号Gとしてミキシング部16に送出される。明るさ判
定レベルに基づいて輝度調整された映像信号A′もミキ
シング部16に送出され、そこでスーパーインポーズさ
れて、表示部17に表示される。
【0025】表示部17の画面において、文字は周囲の
明るさに応じた文字としての見やすい濃さで映出され、
背景も周囲の明るさに応じた背景としての見やすい濃さ
で映出されるから、実施形態1の場合に比べてより見や
すい映出状態とすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の文字多重放送用
テレビジョン受像機によれば、周囲の明るさの変化に応
じて文字色や背景色の色合いを可変し、常に文字放送番
組を見やすい状態におくことができる。
【0027】本発明に係る請求項2の文字多重放送用テ
レビジョン受像機によれば、文字色コードと背景色コー
ドによってアクセスされるコード/カラー変換処理部に
おける複数のカラーテーブルが文字用と背景用とで共通
化されているので、カラーテーブルの数が少なくてす
み、コストダウンに有利である。
【0028】本発明に係る請求項3の文字多重放送用テ
レビジョン受像機によれば、文字色コードと背景色コー
ドによってアクセスされるコード/カラー変換処理部に
おける複数のカラーテーブルが文字用と背景用とで専用
化されているので、文字に特有の色合いを付加するとと
もに背景に対しても特有の色合いを付加して表示できる
ため、文字放送番組の画面映出状態が非常に見やすいも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る文字多重放送用テレ
ビジョン受像機の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態1におけるコード/カラー変換処理部
のカラーテーブル群の色コードと色データの対応関係を
示すテーブル図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る文字多重放送用テレ
ビジョン受像機の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】実施形態2における文字色専用のコード/カラ
ー変換処理部のカラーテーブル群の色コードと色データ
の対応関係を示すテーブル図である。
【図5】実施形態2における背景色専用のコード/カラ
ー変換処理部のカラーテーブル群の色コードと色データ
の対応関係を示すテーブル図である。
【符号の説明】 1……テレビジョン受信回路 2……ビデオ・クロマ信号処理回路 4……文字多重信号デコード回路 5……文字色コード抜き取り部 6……背景色コード抜き取り部 7……コード/カラー変換処理部 7a…第1のカラーテーブル 7b…第2のカラーテーブル 7c…第3のカラーテーブル 7d…第4のカラーテーブル 7e…第5のカラーテーブル 8……明るさセンサー 9……明るさ判定部 10……文字抜き取り部 11……文字用色合成部 12……背景抜き取り部 13……背景用色合成部 14……重畳部 15……輝度調整部 16……ミキシング部 17……表示部 27……文字色専用のコード/カラー変換処理部 37……背景色専用のコード/カラー変換処理部 C1 ……文字色コード C2 ……背景色コード D1 ……文字データ D2 ……背景データ E1 ……文字色コードで読み出された色データ E2 ……背景色コードで読み出された色データ F1 ……文字データに色データを合成した文字データ F2 ……背景データに色データを合成した背景データ G ……文字・背景信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 繁範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合映像信号から文字放送番組のデータ
    を復号する文字多重信号デコード回路と、前記文字多重
    信号デコード回路が復号したデータの中から文字色コー
    ドを抜き取る文字色コード抜き取り部と、同じデータか
    ら背景色コードを抜き取る背景色コード抜き取り部と、
    周囲の明るさを検出する明るさセンサーと、検出した明
    るさのレベルを判定する明るさ判定部と、色コードと色
    データとを対応付けて記憶しており互いに濃さのレベル
    を異にする複数のカラーテーブルからなっており前記明
    るさ判定部からの明るさ判定レベルに基づいていずれか
    1つのカラーテーブルが選択されその選択されたカラー
    テーブルにおいて入力した色コードに対応した色データ
    を出力するコード/カラー変換処理部と、前記文字多重
    信号デコード回路が復号した文字多重信号の中から文字
    データを抜き取る文字抜き取り部と、同じ文字多重信号
    の中から背景データを抜き取る背景抜き取り部と、前記
    文字抜き取り部で抜き取った文字データに対して前記コ
    ード/カラー変換処理部から出力された文字用の色デー
    タを合成する文字用色合成部と、前記背景抜き取り部で
    抜き取った背景データに対して前記コード/カラー変換
    処理部から出力された背景用の色データを合成する背景
    用色合成部と、前記文字用色合成部からの文字データと
    前記背景用色合成部からの背景データとを重畳する重畳
    部とを備えたことを特徴とする文字多重放送用テレビジ
    ョン受像機。
  2. 【請求項2】 文字色コード抜き取り部からの文字色コ
    ードと背景色コード抜き取り部からの背景色コードとに
    よってアクセスされるコード/カラー変換処理部におけ
    る複数のカラーテーブルが文字用と背景用とで共通化さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の文字多重放
    送用テレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 文字色コード抜き取り部からの文字色コ
    ードと背景色コード抜き取り部からの背景色コードとに
    よってアクセスされるコード/カラー変換処理部におけ
    る複数のカラーテーブルが文字用と背景用とで専用化さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の文字多重放
    送用テレビジョン受像機。
JP25254395A 1995-09-29 1995-09-29 文字多重放送用テレビジョン受像機 Pending JPH0998391A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000003540A1 (en) * 1998-07-10 2000-01-20 Fujitsu Limited Information processing device, information processing method, and recording medium
JP2007201866A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Victor Co Of Japan Ltd 映像監視装置

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