JPH0998231A - 料金着信払通話システム及びセンタ及び専用カード - Google Patents

料金着信払通話システム及びセンタ及び専用カード

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JPH0998231A
JPH0998231A JP25606695A JP25606695A JPH0998231A JP H0998231 A JPH0998231 A JP H0998231A JP 25606695 A JP25606695 A JP 25606695A JP 25606695 A JP25606695 A JP 25606695A JP H0998231 A JPH0998231 A JP H0998231A
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JP
Japan
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telephone
call
common line
incoming call
center
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Withdrawn
Application number
JP25606695A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Toyama
誠一 外山
Kyoji Iida
恭司 飯田
Yoshitaka Ogura
吉隆 小倉
Norimasa Saito
憲正 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話料金を着信者が負担する料金着信払通話
システムとそのセンタとその専用カードとに関し、料金
着信払通話の自動化を図る。 【解決手段】 料金着信払通話センタ10の電話番号や
個人ID番号を記録した専用カード3を、カード読取部
2を有する電話機1に挿入し、読取った電話番号により
センタ10へ自動発信し、センタ10から共通線信号網
9を介して送出した音声メッセージに従って入力操作
し、発信側の電話機1からの着信側電話番号を受信した
センタ10は、共通線信号網9を介して着信側の呼出し
の制御を行い、応答した着信側の電話機4に対して、共
通線信号網9を介して音声メッセージにより料金着信払
通話であることを通知すると共に、その諾否の入力操作
を指示し、承諾した場合に、共通線信号網9を介した制
御によって、発信側と着信側と電話機1,4間の通話路
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話料金を着信者
が負担することを承諾して通話を行う料金着信払通話シ
ステム及びセンタ及び専用カードに関する。通常の通話
に於いては発信者に課金されるものであるが、着信者が
承諾した場合に着信者に課金される料金着信払通話(一
般にはコレクトコールと称されている)が知られてい
る。この料金着信払通話は、オペレータが介在して、着
信者に課金の諾否を確認している。
【0002】
【従来の技術】従来例の料金着信払通話は、例えば、図
7に示すようなシステムにより行われていた。即ち、料
金着信払通話の受付センタ76の受付台77にオペレー
タ78が常駐し、発信側の電話機71から料金着信払通
話の要求を示す特番をダイヤルすると、この発信側の電
話機71を収容した交換機72は、料金着信払通話受付
センタ76の電話番号を送出し、公衆電話網73は、発
信側の電話機71と受付センタ76との間の通話路を形
成する。
【0003】それによって、発信側の電話機71から着
信側の電話番号をオペレータ78に通知すると、オペレ
ータ78はこの着信側の電話番号を用いて、着信側の電
話機75を交換機74を介して呼出す操作を行う。その
呼出しに応答すると、その電話機75と受付センタ76
の受付台77との間の通話路が公衆電話網73と交換機
74とを介して形成され、オペレータ78は、着信者課
金の諾否を尋ねる。
【0004】着信者課金を拒否すると、発信側の電話機
71に料金着信払通話の要求が拒否されたことを通知し
て、回線を解放する。又着信者課金を承認すると、発信
側の電話機71と着信側の電話機73との間を、交換機
72,74と公衆電話網73とを介した通話路により接
続し、両者間の通話が可能となる。そして、通話終了に
より、課金単位と通話時間との情報を交換機74に転送
し、着信者の通話度数の登算を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電話システムに於ける
各種サービスは、ダイヤル操作等による自動化されてい
る場合が多いものである。しかし、前述の料金着信払通
話に於いては、受付センタ76のオペレータ78を必要
とするサービスであり、自動化は考えられていなかっ
た。従って、受付センタ76には、多数のオペレータ7
8を24時間常駐する必要があった。本発明は、専用カ
ードを用いて料金着信払通話の自動化を図ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の料金着信払通話
システムは、(1)カード読取部2により読取った電話
番号を送出する機能を有する電話機1と、この電話機1
から自動送出された電話番号に従って交換接続処理を行
う電話網と、この電話網を介して接続された発信側の電
話機1からの着信側電話番号を一旦受信して電話網に送
出し、着信側の電話機4との間で料金着信払通話の諾否
を確認し、許諾入力の場合に電話網を介して発信側の電
話機1と着信側の電話機4との間の交換接続を行わせ、
拒否入力の場合に発信側の電話機に拒否を通知する料金
着信払通話センタ10とを備えている。
【0007】(2)又料金着信払通話センタ10は、共
通線信号装置を介して電話網を構成する交換機5〜8間
の制御信号等の転送用の共通線信号網9に接続され、こ
の共通線信号網9を介して発信側の電話機1及び着信側
の電話機4に、入力操作指示を送出する構成を備えてい
る。
【0008】(3)又本発明の料金着信払通話システム
に於ける料金着信払通話センタは、共通線信号網9に接
続された共通線信号装置と、専用カード3に記録された
個人ID番号を共通線信号装置を介して受信して登録個
人ID番号と照合する個人IDユニットと、料金着信払
通話を要求する発信側電話機1と、料金着信払通話の諾
否の入力操作を行う着信側電話機4とに対して、入力操
作指示メッセージを共通線信号装置を介して送出するメ
ッセージユニットと、着信側電話機からの料金着信払通
話の諾否の入力内容を共通線信号装置を介して受信して
判断し、且つ各部を制御するプロセッサとを備えてい
る。
【0009】(4)又本発明の料金着信払通話システム
に於ける専用カード3は、電話機1のカード読取部2に
よって読取ることができる料金着信払通話センタ9の電
話番号と、自動料金着信払通話要求コードと、個人ID
番号とを少なくとも記憶した構成を有する。
【0010】
【実施の形態】図1は本発明の実施例のシステム説明図
であり、カード読取部2を有する電話機1は、ローカル
局5に収容され、着信側の電話機4はローカル局8に収
容され、ローカル局5,8間は中継局6,7を介して接
続され、それぞれ共通線信号網9を介して制御信号等の
転送が行われる。この共通線信号網9に、処理コンピュ
ータ11を有する料金着信払通話センタ10が接続され
ている。又料金明細内訳処理センタ12も共通線信号網
9に接続されている場合を示す。
【0011】専用カード3は、自動料金着信払通話を行
う為にシステム側から発行されるもので、料金着信払通
話センタ10の電話番号と、自動料金着信払通話要求コ
ードと、個人ID番号とを少なくとも記録されている。
この専用カード3を電話機1のカード読取部2に挿入す
る。このカード読取部2は、テレホンカードの読取りを
行う構成と同一の構成を用いることができるものであ
り、専用カード3の記録内容を読取って送出する。ロー
カル局5では、料金着信払通話センタ10の電話番号を
基に、自動着信払通話要求コードと個人ID番号とを共
通線信号網9を介して料金着信払通話センタ10への
経路で転送する。
【0012】料金着信払通話センタ10の処理用コンピ
ュータ11は、自動着信払通話要求コードに基づいて発
信側の電話機1に着信側の電話番号を入力するように、
共通線信号網9を介して指示する。それに従って着信側
の電話機4の電話番号を入力すると、料金着信払通話セ
ンタ10の処理用コンピュータ11は、共通線信号網9
を介して受信し、その電話番号を共通線信号網9を介し
てローカル局8に送出し、ローカル局8から着信側の電
話機4に呼出信号を送出する。
【0013】そして、電話機4のオフフックによる応答
を料金着信払通話センタ10の処理用コンピュータ11
が共通線信号網9を介して確認すると、料金着信払通話
要求の着信であることを共通線信号網9を介しての経
路で音声メッセージとして送出する。その場合、料金着
信払通話を承諾する場合、例えば、「1#」、拒否する
場合は「0#」のボタンを押すように指示し、着信側の
電話機4の「1#」のボタンを押した場合、料金着信払
通話センタ10は、共通線信号網9を介してローカル局
5,8に通知し、ローカル局5,8間の共通線信号網9
を介したの経路による制御信号の送受信によって、電
話機1,4間の通話路が形成され、の経路により通話
が行われる。
【0014】この通話が終了すると、着信側の電話機4
を収容したローカル局8の加入者メモリに度数データを
記録し、且つの経路で料金明細内訳処理センタ12に
その度数データ等を含むデータを転送する。又着信側の
電話機4が「0#」のボタンを押した場合は、料金着信
払通話センタ10は、共通線信号網9を介して発信側の
電話機1に、料金着信払通話要求を拒否されたことの音
声メッセージを送出し、回線を解放する。
【0015】図2は本発明の実施例の説明図であり、2
1はカード読取部22を有する電話機、23は自動料金
着信払通話用の専用カード、24は電話機、25,26
は加入者交換機、27は公衆電話網、29は共通線信号
網、311 ,312 はアナログ・ディジタル変換部、3
1 ,322 は時分割コネクト装置、331 ,332
中央処理系装置、341 ,342 は加入者線信号処理系
装置、351 ,352は共通メモリ・共通データチャネ
ル装置、361 ,362 は共通線信号装置、371 ,3
2 はバス、40は料金着信払通話センタ、41はプロ
セッサ(CPU)、42は入出力インタフェース部(I
F)、43は個人IDユニット、44はメモリ、45は
メッセージユニット、46は共通線信号装置、47は内
部バスである。
【0016】公衆電話網27は、中継交換機等を含むと
共に複数の通信事業者による電話網も含むものである。
又各交換機は、共通線信号装置361 ,362 等によっ
て共通線信号網29を介して相互に接続されている。又
料金着信払通話センタ40も共通線信号装置46により
共通線信号網29に接続されている。又電話機21,2
4はアナログ電話機の場合を示し、加入者交換機25,
26のアナログ・ディジタル変換部311 ,312 を介
して接続されている。電話機21,24がディジタル電
話機の場合、このアナログ・ディジタル変換部311
312 を省略することができる。
【0017】又加入者交換機25,26は、前述のアナ
ログ・ディジタル変換部311 ,312 と、時分割コネ
クト装置321 ,322 と、中央処理系装置331 ,3
2と、加入者線信号処理系装置341 ,342 と、共
通メモリ・共通データチャネル装置351 ,352 と、
共通線信号装置361 ,362 とを含む構成の場合を示
すが、既に知られている各種の構成の交換機を適用でき
るものである。
【0018】又加入者交換機25,26の時分割コネク
ト装置321 ,322 は、中央処理系装置331 ,33
2 の制御によって、タイムスロット交換による音声信号
の交換接続を行うと共に、電話機側からの電話番号や各
種の制御信号のドロップ及び電話機側への呼出信号や各
種の制御信号のインサートの機能を備えている。又時分
割コネクト装置321 ,322 に於いてドロップされた
信号は、バス371 ,372 を介して加入者線信号処理
系装置341 ,342 に転送されて処理され、共通メモ
リ・共通データチャネル装置351 ,352 に蓄積され
るか又は共通線信号装置361 ,362 に転送されて、
共通線信号網29に送出される。
【0019】又料金着信払通話センタ40は、共通線信
号装置46を介して共通線信号網29に接続されてい
る。又個人IDユニット43は、自動料金着信払通話用
の専用カード23の交付を受けた加入者のID番号を登
録しておき、専用カード23から読取った個人ID番号
と照合し、照合一致の場合に、専用カード23による自
動料金着信払通話要求を受付けるものである。
【0020】又メッセージユニット45は、発信側の電
話機に対する自動料金着信払通話要求に対する入力操作
指示及び着信側の電話機に対する料金着信払通話の要求
であることと、その諾否の入力操作指示とを音声メッセ
ージで送出する為の各種メッセージを格納している。こ
の場合、各国語の音声メッセージを格納することができ
る。
【0021】図3は共通線信号フォーマットの説明図で
あり、先頭から1バイトのフラグ、1バイトのシーケン
ス番号、1バイトの状態表示、1バイトの信号長・優先
度、1バイトの信号属性、1バイトのヘッダ、nバイト
のテレフォン・ユーザ・パート、2バイトのチェックバ
イト、1バイトのフラグから構成され、最大で512バ
イト構成とすることができる。テレフォン・ユーザ・パ
ートに各種のデータをのせることができるものであり、
料金着信払通話センタ40のメッセージユニット45か
らの音声メッセージを、このテレフォン・ユーザ・パー
トに挿入し、共通線信号網29を介して加入者交換機2
5,26に転送し、加入者交換機25,26に於いてア
ナログ音声信号に変換し、電話機21,24に送出する
ことができる。
【0022】又自動料金着信払通話用の専用カード23
は、テレフォンカードと同様に磁気カードとすることが
できるもので、少なくとも料金着信払通話センタ40の
電話番号と、自動料金着信払通話要求コードと、個人I
D番号とを記録しておくものである。又公衆電話網27
が複数の通信事業者を含む場合に、通信事業者を示すコ
ードを記録することができる。又日本語以外の各国語の
音声メッセージが必要な場合の言語識別コードを記録し
ておくこともできる。又ICカードの構成とすることも
可能である。
【0023】自動料金着信払通話を行う為に、電話機2
1のハンドセットをオフフックし、カード読取部22に
専用カード23を挿入すると、その専用カード23から
料金着信払通話センタ40の電話番号と自動料金着信払
通話要求コードと個人ID番号とを読取って加入者交換
機25に送出する。加入者交換機25では、時分割コネ
クト装置321 によりドロップし、電話番号に基づいて
料金着信払通話センタ40に共通線信号網29を介して
自動料金着信払通話要求コードと個人ID番号とを送出
する。
【0024】料金着信払通話センタ40に於いては、プ
ロセッサ41の各部の制御に基づいて自動料金着信払通
話要求コードを識別し、受信した個人ID番号と、個人
IDユニット43に登録された個人ID番号とを照合
し、照合一致の場合に、メッセージユニット45から着
信側の電話番号を入力するように指示する音声メッセー
ジを読出して、共通線信号網29を介して加入者交換機
25に送出する。この場合、暗証番号を先に入力させ
て、予め登録させた暗証番号と照合し、照合一致の場合
に、着信側の電話番号を入力させることができる。
【0025】加入者交換機25では、共通線信号装置3
1 で受信した音声メッセージを、共通メモリ・共通デ
ータチャネル装置351 及び加入者線信号処理系装置3
1を介して時分割コネクト装置321 に転送し、電話
機21に割当てたタイムスロットに音声メッセージを挿
入し、アナログ・ディジタル変換部311 によりアナロ
グ音声信号として送出する。
【0026】この音声メッセージを聴取して、着信側の
電話番号を入力すると、この電話番号は、加入者交換機
25から前述のように共通線信号網29を介して料金着
信払通話センタ40に送出され、料金着信払センタ40
は、その電話番号を加入者交換機26へ共通線信号網2
9を介して送出する。加入者交換機26は、共通線信号
装置362 を介してこの電話番号を受信し、電話機24
に対する呼出信号の送出を行う。そして、電話機24の
ハンドセットのオフフックによる応答を検出すると、共
通線信号網29を介して料金着信払通話センタ40に被
呼者応答を通知する。
【0027】料金着信払通話センタ40は、メッセージ
ユニット45から料金着信払通話であることと、承諾す
る場合は例えば「1」,「#」のボタンを押し、拒否す
る場合は例えば「0」,「#」のボタンを押すように指
示する音声メッセージを読出して、共通線信号網29を
介して加入者交換機26に送出する。
【0028】加入者交換機26では、共通線信号装置3
2 で受信した音声メッセージを、共通メモリ・共通デ
ータチャネル装置352 及び加入者線信号処理系装置3
2を介して時分割コネクト装置322 に転送し、電話
機24に割当てたタイムスロットに音声メッセージを挿
入し、アナログ・ディジタル変換部312 によりアナロ
グ音声信号として送出する。
【0029】この音声メッセージを聴取して、ボタン操
作により入力した「1#」又は「0#」の信号が加入者
交換機26から共通線信号網29を介して料金着信払通
話センタ40に転送され、料金着信払通話センタ40
は、「1#」の場合に料金着信払通話を承諾したものと
判断して、加入者交換機26に発信側の電話機21の電
話番号等を含む加入者情報を共通線信号網29を介して
転送し、加入者交換機25,26間の公衆電話網27を
介した通話路を形成し、電話機21,24間の通話を行
わせる。この通話終了により加入者交換機26は、電話
機24対応の度数データを加算し、又その時の度数デー
タを図示を省略した料金明細内訳処理センタへ共通線信
号網29を介して送出する。
【0030】図4は本発明の実施例の動作説明図であ
り、図2と同一符号は同一部分を示し、51はメッセー
ジユニット45等を含む処理用コンピュータ、52は個
人IDユニット43を構成する個人IDファイル、53
は料金明細内訳処理センタである。又発信側の電話機2
1としてカード式公衆電話機、着信側の電話機22とし
て一般加入電話機とした場合を示し、又加入者交換機2
5,26は交換機として示している。又前述の「料金着
信払通話」を「コレクトコール」と表現して説明する。
【0031】自動コレクトコール用の専用カード23
は、通信事業者等に申し込んで発行してもらうものであ
り、コレクトコールセンタ40の電話番号と、自動コレ
クトコール要求コードと、通信事業者を示す会社コード
と、個人ID番号と、英語,ドイツ語,フランス語,中
国語,韓国語等の言語種別コードとを磁気記録した場合
を示す。この場合の個人ID番号は、コレクトコールセ
ンタ40に登録するものであり、又言語識別コードは、
例えば、日本語の指定時はオール“0”等のコードとす
ることができる。なお、電話機のカード読取部がICカ
ードの読取りを行う機能を備えている場合は、ICカー
ドによって自動コレクトコール用の専用カード23を作
成することができる。
【0032】図5及び図6は本発明の実施例のシーケン
ス説明図であり、図4に於ける(1)〜(22)と、図5及び
図6に於ける(1) 〜(22)とを対応して示すものである。
自動コレクトコールを行う場合に、カード式公衆電話機
21のオフフック(1) により、交換機25からダイヤル
トーンが送出される(2) 。次に専用カード23をカード
読取部22に挿入する(3) 。
【0033】カード読取部22は、コレクトコールセン
タ40の電話番号を読取って交換機25に送出する自動
ダイヤリングを行う(4) 。交換機25は、コレクトコー
ルセンタ40と処理用コンピュータ51と共通線信号網
29を介して接続すると、処理用コンピュータ51から
カード式公衆電話機21にデータ送信命令(5) が共通線
信号網29を介して送出される。それによって、カード
式公衆電話機21は、専用カード23から読取った(a)
自動コレクトコール要求コードと、(b) 会社コードと、
(c) 個人ID番号と、(d) 言語種別コードとを送出す
る。交換機21は、この(a) 〜(d) の情報を共通線信号
網29を介してコレクトコールセンタ40に送出する
(6) 。
【0034】コレクトコールセンタ40は、共通線信号
網29を介して受信した(b) 自動コレクトコール要求コ
ードにより、(c) 個人ID番号と、前述の個人IDユニ
ット43又は個人IDファイル52に登録された個人I
D番号と照合し、照合一致の場合に、自動コレクトコー
ル要求であることを認識し、例えば、「暗証番号を入力
して下さい」の音声メッセージを、前述のメッセージユ
ニット45(図2参照)から読出して送出する(7) 。そ
の場合に、(d) 言語種別コードによって指定された言語
の音声メッセージを選択して読出すことになる。
【0035】この音声メッセージは、前述のように、共
通線信号網29を介して交換機25に伝送され、交換機
25に於いてアナログ音声信号に変換してカード式公衆
電話機21に送出する。この音声メッセージを聴取し
て、暗証番号を入力する(8) 。この暗証番号は、前述の
ように、共通線信号網29を介してコレクトコールセン
タ40に転送され、登録された暗証番号と照合すること
により、専用カード23のセキュリティを向上すること
ができる。
【0036】この場合、例えば、個人IDユニット43
(図2参照)や個人IDファイル52(図4参照)に登
録した個人IDと共に、専用カード23の申請時に設定
した暗証番号を登録しておき、自動コレクトコール要求
時に入力した暗証番号と照合し、照合一致により個人I
D番号を基に発信者の氏名を生成することができる。又
特番と暗証番号とを入力し、登録した暗証番号と照合一
致した場合に、その暗証番号を変更可能とすることもで
きる。又発信者の氏名は、専用カード23の発行時に、
申請者の氏名と個人IDとを対応して登録しておくこと
により、容易に生成することができる。そして、次のス
テップに移行する。
【0037】コレクトコールセンタ40では、暗証番号
の照合一致により、例えば、「相手の電話番号を押して
下さい」のメッセージを、共通線信号網29を介して交
換機25に送出する(9) 。又暗証番号の照合不一致の場
合は、例えば、「再度暗証番号を押して下さい」のメッ
セージを、共通線信号網29を介して交換機25に送出
する。この暗証番号の再度の入力によっても照合不一致
の場合、予め繰り返し回数を2〜3回程度に設定し、そ
れ以上の照合不一致が繰り返された場合は、暗証番号の
照合不一致により回線切断する旨を通知して交換機25
からビジートーンを送出させるように制御することがで
きる。
【0038】音声メッセージの内容に従って、カード式
公衆電話機21から相手電話番号を入力すると(10)、交
換機25は共通線信号網29を介してこの電話番号をコ
レクトコールセンタ40へ転送する。コレクトコールセ
ンタ40はこの電話番号を基に交換機26に一般加入電
話機24に対する呼出制御を共通線信号網29を介して
行い(11)、交換機26は、着信側の一般加入電話機24
に呼出信号を送出し、一般加入電話機24のベルが鳴動
する。又コレクトコールセンタ40は、発信側のカード
式公衆電話機21に対して、例えば、「ただいま相手を
呼出しています。少しお待ち下さい」の音声メッセージ
を、共通線信号網29を介して送出する(12)。
【0039】一般加入電話機24が呼出しに応答してオ
フフックすると(13)、交換機26は、共通線信号網29
を介してコレクトコールセンタ40に着信側の応答信号
を送出する(14)。コレクトコールセンタ40は、着信側
の応答により、先に生成した発信者の氏名を用いて、例
えば、「ただいま○○様よりコレクトコールの申込みが
なされています。お受けになる場合は、1#、ならない
場合は、0#を押して下さい」の音声メッセージを共通
線信号網29を介して送出する(15)。
【0040】この音声メッセージに従って、一般加入電
話機24から「1#」又は「0#」を入力する(16)。こ
の入力信号は交換機26から共通線信号網29を介して
コレクトコールセンタ40に転送される。コレクトコー
ルセンタ40は、「1#」の場合、コレクトコール要求
を着信側が承諾したものとして、発信者の公衆電話番号
を共通線信号網29を介して交換機26に通知する(1
7)。それによって、交換機25,26間は共通線信号網
29を介した接続制御情報により、公衆電話網27を介
してカード式公衆電話機21と一般加入電話機24との
間の通話回線を確立する(18)。
【0041】通話終了により、カード式公衆電話機21
のオンフック(19)又は一般加入電話機24のオンフック
(20)により、交換機25又は交換機26は、公衆電話網
27を介した通話回線の切断処理を行う(21)。そして、
着信側の一般加入電話機24を収容した交換機26は、
発信者の公衆電話番号を基に課金単位を識別し、又通話
時間を記録しているから度数データを求め、共通線信号
網29を介して料金明細内訳処理センタ53に度数デー
タ等を転送する(22)。
【0042】又コレクトコールセンタ40が、着信側の
一般加入電話機24から「0#」を受信した場合、例え
は、「先方はコレクトコールをお受けになりませんでし
た」の音声メッセージを、共通線信号網29を介して発
信側の交換機25に送出し、交換機25からカード式公
衆電話機21にこの音声メッセージを送出し、この場合
の自動コレクトコール要求の処理を終了する。又この音
声メッセージを聴取して、カード式公衆電話機21はオ
ンフックして終了とする。
【0043】本発明は、前述の実施例のみに限定される
ものではなく、種々付加変更することができるものであ
り、共通線信号方式(No.7信号方式)はISDNに
も適用されており、図3の共通線信号フォーマットのテ
レフォン・ユーザ・パートは、ISDNユーザ・パート
(ISUP)とするものであるから、このISDNユー
ザ・パートを用いて、音声メッセージの転送を行うこと
ができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の料金着信
払通話システムは、カード読取部2を有する電話機1
に、自動料金着信払通話用の専用カード3を挿入し、料
金着信払通話センタ10に自動発信し、料金着信払通話
センタ10からの音声メッセージを共通線信号網9を介
して転送し、それに基づいた入力操作を行い、又料金着
信払通話センタ10から着信側の電話機4に対しても共
通線信号網29を介して音声メッセージにより通知し、
着信側が料金着信払通話を承諾した入力操作を行った場
合に、通話路を形成して通話を行わせ、通話終了により
着信者に対する課金処理を行うものであり、オペレータ
を介することなく、恰も発信側と着信側とが直接接続さ
れて、料金着信払通話を諾否を確認して通話を行う状態
となり、料金着信払通話の自動化を行うことができる。
又音声メッセージを共通線信号網9を介して転送するも
のであるから、通話路を形成する電話網のトラヒックに
悪影響を与えることなく、入力操作指示を行うことがで
きる利点がある。
【0045】又本発明の料金着信払通話システムに於け
るセンタ10は、共通線信号装置,個人IDユニット,
メッセージユニット,プロセッサ等を備え、専用カード
3から読取った個人ID番号の照合確認や処理状態に対
応した音声メッセージの送出を自動的に行うことがで
き、又セキュリティ向上の為の暗証番号の照合等も行う
ことができるから、センタ10を無人化して、料金着信
払通話サービスを提供できる利点がある。
【0046】又本発明の料金着信払通話システムに於け
る専用カード3は、料金着信払通話センタ10の電話番
号と、自動料金着信払通話要求コードと、個人ID番号
とを少なくとも記録したもので、センタ10に対して自
動発信し、センタ10に対して必要なデータを送出する
ことができる。又専用カード3は、一般に多用されてい
るテレフォンカードを読取るカード式公衆電話機に挿入
して、自動料金着信払通話要求を行うことができるか
ら、既存の電話設備をそのまま利用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム説明図である。
【図2】本発明の実施例の説明図である。
【図3】共通線信号フォーマット説明図である。
【図4】本発明の実施例の動作説明図である。
【図5】本発明の実施例のシーケンス説明図である。
【図6】本発明の実施例のシーケンス説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 電話機 2 カード読取部 3 専用カード 4 電話機 5,8 ローカル局 6,7 中継局 9 共通線信号網 10 料金着信払通話センタ 11 処理用コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 吉隆 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 斉藤 憲正 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話料金を着信者が負担する料金着信払
    通話システムに於いて、 カード読取部により読取った電話番号を送出する機能を
    有する電話機と、 該電話機から自動送出された前記電話番号に従って交換
    接続処理を行う電話網と、 該電話網を介して接続された発信側の前記電話機からの
    着信側電話番号を一旦受信して前記電話網に送出し、該
    着信側の電話機との間で料金着信払通話の諾否を確認
    し、許諾入力の場合に前記電話網を介して前記発信側と
    着信側との電話機間の交換接続を行わせ、拒否入力の場
    合に前記発信側の電話機に該拒否を通知する料金着信払
    通話センタとを備えたことを特徴とする料金着信払通話
    システム。
  2. 【請求項2】 前記料金着信払通話センタは、共通線信
    号装置を介して前記電話網を構成する交換機間の制御信
    号等の転送用の共通線信号網に接続され、該共通線信号
    網を介して前記発信側の電話機及び前記着信側の電話機
    に、入力操作指示を送出する構成を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の料金着信払通話システム。
  3. 【請求項3】 共通線信号網に接続された共通線信号装
    置と、 専用カードに記録された個人ID番号を前記共通線信号
    装置を介して受信して登録された個人ID番号と照合す
    る個人IDユニットと、 料金着信払通話を要求する発信側電話機と、該料金着信
    払通話の諾否の入力操作を行う着信側電話機とに対し
    て、入力操作指示メッセージを前記共通線信号装置を介
    して送出するメッセージユニットと、 前記着信側電話機からの料金着信払通話の諾否の入力内
    容を前記共通線信号装置を介して受信して判断し、且つ
    各部を制御するプロセッサとを備えたことを特徴とする
    料金着信払通話システムに於ける料金着信払通話セン
    タ。
  4. 【請求項4】 電話機のカード読取部によって読取るこ
    とができる料金着信払通話センタの電話番号と、自動料
    金着信払通話要求コードと、個人ID番号とを少なくと
    も記録したことを特徴とする料金着信払通話システムに
    於ける専用カード。
JP25606695A 1995-10-03 1995-10-03 料金着信払通話システム及びセンタ及び専用カード Withdrawn JPH0998231A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001061530A1 (en) * 2000-02-16 2001-08-23 Kyongin Telecom Collect call service providing system in which call connection is achieved by one click of icon displayed on web page and method thereof
WO2003039127A1 (en) * 2001-10-29 2003-05-08 Reverse I.P. Pty Ltd A method for a service provider to charge a called party for a telephone call

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