JPH0996923A - 電子写真用トナーの製造方法 - Google Patents

電子写真用トナーの製造方法

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JPH0996923A
JPH0996923A JP7256131A JP25613195A JPH0996923A JP H0996923 A JPH0996923 A JP H0996923A JP 7256131 A JP7256131 A JP 7256131A JP 25613195 A JP25613195 A JP 25613195A JP H0996923 A JPH0996923 A JP H0996923A
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JP
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toner
blade
particles
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fine particles
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Application number
JP7256131A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kato
仁 加藤
Atsushi Imabetsupu
淳 今別府
Nagayuki Ueda
長幸 上田
Masahiro Yasuno
政裕 安野
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも2種の疎水性金属酸化物微粒子と
トナー粒子とを適切に混合処理することにより、表面に
該疎水性金属酸化物微粒子が均一に付着した電子写真用
トナーの製造方法を提供すること。 【解決手段】 少なくともバインダー樹脂と着色剤から
なるトナー粒子に対して、少なくとも2種の疎水性金属
酸化物微粒子を、直線性の高い下羽根を装備している回
転羽根式混合機により外添混合してなる電子写真用トナ
ーの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真を現像する
トナーの製造に適した方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トナーには、耐久性、帯電性および画像
性等の向上の目的から、所定の流動性を付与することが
必要であり、流動性を向上させる技術としてトナーに疎
水化されたシリカ微粒子を外添することが行われてい
る。ところが、シリカを外添したトナーにおいては、湿
度変化等の環境の変化に対してトナーの帯電量が変動し
易いという問題や高温下で長時間保管した場合にトナー
の凝集が発生する問題が生じる。
【0003】このような問題を解決する手法の一つとし
て、トナーに疎水性シリカとともに疎水性チタニアを外
添することが知られている。このように2種類の微粒子
をトナーに外添するにあたっては、これらが均一に混在
した状態でトナー表面に付着させることが必要である。
【0004】しかしながら、微粒子の種類によってその
凝集性が異なり、またトナー粒子に対する付着性も異な
るため、単に2種類の微粒子を使用するだけではこれら
の微粒子が均一に混在した状態でトナー表面に付着させ
ることができず所望の特性が得られない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、少なくとも2種の疎水性金属酸
化物微粒子とトナー粒子とを適切に混合処理することに
より、表面に該疎水性金属酸化物微粒子が均一に付着し
た電子写真用トナーの製造方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともバ
インダー樹脂と着色剤からなるトナー粒子に対して、少
なくとも2種の疎水性金属酸化物微粒子を、直線性の高
い下羽根を装備している回転羽根式混合機により外添混
合してなる電子写真用トナーの製造方法に関する。
【0007】本発明は、少なくとも2種の疎水性金属酸
化物微粒子とトナー粒子との混合処理工程において、直
線性の高い下羽根を装備した回転羽根式混合機を使用す
ることを特徴とし、これによりトナー粒子表面に2種以
上の疎水性金属酸化物微粒子を均一に付着させることを
可能にする。
【0008】本発明は流動化剤が外添されて使用される
形態のトナーであればいかなるトナー粒子、例えば、高
速システム用トナー、オイルレス定着用トナー、磁性ト
ナーあるいはフルカラートナー用のトナー粒子に適用可
能である。また、一成分現像剤として、あるいはキャリ
アとともに二成分現像剤として使用されるトナーでもよ
い。特に高精細画像を再現する場合に使用する、平均粒
径5〜9μm、さらには5〜8μmの小径トナー粒子は
大径トナー粒子に比べて疎水性金属酸化物微粒子の均一
混合性が低下するため本発明を適用すると有用である。
【0009】さらに、トナーの形状係数(SF)が10
0〜140の粒子が30〜100個数%、さらには40
〜100個数%程度含まれている小径トナー粒子に本発
明を適用するとその効果が大きい。なお、トナーの形状
係数(SF)は走査型電子顕微鏡等により測定したトナ
ー粒子の最大長および投影面積から以下の式;
【数1】 で定義される値で、その値が100に近い程、球形であ
ることを示している。
【0010】通常、トナーはバインダー樹脂中にカーボ
ンブラック等の着色剤、その他所望の添加剤が分散して
なる粒子として調製される。通常、トナーのバインダー
として使用する樹脂は、例えば、ポリスチレン系樹脂、
ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、
ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエー
テル系樹脂、ポリスルフォン系樹脂、ポリエステル系樹
脂、エポキシ系樹脂、ブタジエン系樹脂等の熱可塑性樹
脂、あるいは尿素樹脂、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、エ
ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、さらにはこれらの共重合
体、ブロック重合体、グラフト重合体およびポリマーブ
レンド等を用いることができる。バインダー樹脂として
は、その用途に応じて好ましいものを適宜選択して使用
すればよく、例えば、負荷電性トナーに対してはポリエ
ステル系樹脂を、フルカラートナーに対してはポリエス
テル系樹脂を使用することが好ましい。
【0011】着色剤としては各種着色剤が使用可能であ
り、公知のものを使用することができ、特に限定される
ものではないが、例えば、青色染顔料としては、C.
I.74100(無金属フタロシアニンブルー)、C.
I.74160(フタロシアニンブルー)、C.I.7
4180(ファストスカイブルー)等を代表的なものと
して例示できる。
【0012】赤色染顔料としては、C.I.12055
(スターリンI)、C.I.12075(パーマネント
オレンジ)、C.I.12175(リソールファストオ
レンジ3GL)、C.I.12305(パーマネントオ
レンジGTR)、C.I.11725(ハンザイエロー
3R)、C.I.21165(バルカンファストオレン
ジGG)、C.I.21110(ベンジジンオレンジ
G)、C.I.12120(パーマネントレッド4
R)、C.I.1270(パラレッド)、C.I.12
085(ファイヤーレッド)、C.I.12315(ブ
リリアントファーストスカーレット)、C.I.123
10(パーマネントレッドF2R)、C.I.1233
5(パーマネントレッドF4R)、C.I.12440
(パーマネントエントレッドFRL)、C.I.124
60(パーマネントレッドFRLL)、C.I.124
20(パーマネントレッドF4RH)、C.I.124
50(ライトファストレッドトナーB)、C.I.12
490(パーマネントカーミンFB)、C.I.158
50(ブリリアントカーミン6B)等を代表的なものと
して例示できる。
【0013】黄色染顔料としては、C.I.10316
(ナフトールイエローS)、C.I.11710(ハン
ザイエロー10G)、C.I.11660(ハンザイエ
ロー5G)、C.I.11670(ハンザイエロー3
G)、C.I.11680(ハンザイエローG)C.
I.11730(ハンザイエローGR)、C.I.11
735(ハンザイエローA)、C.I.11740(ハ
ンザイエローRN)、C.I.12710(ハンザイエ
ローR)、C.I.12720(ピグメントイエロー
L)、C.I.21090(ベンジジンイエロー)、
C.I.21095(ベンジジンイエローG)、C.
I.21100(ベンジジンイエローGR)、C.I.
20040(パーマネントイエローNCG)、C.I.
21220(バルカンファストイエロー5)、C.I.
21135(バルカンファストイエローR)等を代表的
なものとして例示できる。
【0014】黒色顔料としては、カーボン・ブラック、
酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭、
フェライト、マグネタイト等を使用することができる。
【0015】これら着色剤は単独または複数組み合わせ
て用いることができるが、バインダー樹脂100重量部
に対して通常1〜15重量部、好ましくは2〜8重量部
含有される。
【0016】上記トナー粒子には、かかる着色剤以外に
荷電制御剤、オフセット防止剤等の所望の添加剤を含有
させてもよい。荷電制御剤としては、フルカラートナー
の場合、色調、光透過性に悪影響を及ぼさない無色、白
色または淡色の荷電制御剤が使用可能である。なお、ブ
ラックトナーに用いる荷電制御剤としては黒色等の有色
のものも使用可能である。
【0017】荷電制御剤を添加する場合は、バインダー
樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部、好まし
くは0.5〜5.0重量部使用する。
【0018】オフセット防止剤としては、公知のものを
使用することができ、特に限定されるものではなく、例
えば、ポリエチレンワックス、酸化型ポリエチレンワッ
クス、ポリプロピレンワックス、酸化型ポリプロピレン
ワックス、カルナバワックス、サゾールワックス、ライ
スワックス、キャンデリラワックス、ホホバ油ワック
ス、蜜ろうワックス等が使用可能である。オフセット防
止剤はバインダー樹脂100重量部に対して0.5〜1
0重量部、好ましくは1〜8重量部の範囲で使用するこ
とができる。
【0019】トナー粒子を得る方法としては、所望の添
加剤を含有し、所望の粒径を有する粒子を得ることがで
きる方法であれば特に限定されず、例えば、上記材料を
混合し、連続押出機等の混練機により溶融、混練して、
冷却後、粉砕、分級してトナーを得る方法や樹脂および
着色剤等を媒体中に分散させ、これを所望の添加剤を溶
解した水溶液に添加混合し懸濁させ、濾過、乾燥後、所
望の添加剤を添加し、粉砕、分散してトナーを得る方法
等が挙げられる。上記のバインダー樹脂、着色剤および
所望によるその他の添加剤を混練、粉砕することより製
造することが製造コストおよび製造安定性の観点から好
ましい。
【0020】本発明は以上のトナー粒子と少なくとも2
種以上の疎水性金属酸化物微粒子とを直線性の高い下羽
根を装備した回転羽根式混合機により混合処理する。
【0021】本発明の現像剤において使用される疎水性
金属酸化物微粒子(以下、後処理剤という)としては、例
えば、シリカ、アルミナ、チタニア、酸化錫、酸化ジル
コニウム等を2種以上混合して使用することができる。
かかる後処理剤は環境安定性の観点から疎水化処理され
ていることが好ましく、疎水化剤としてはシラン系、チ
タネート系、アルミニウム系、ジルコアルミネート系等
の各種のカップリング剤およびシリコンオイル等が用い
られる。最も好ましくは、流動性向上の観点から疎水性
シリカを使用することである。かかる後処理剤の総添加
量はトナーに対して0.1〜3.0重量%、好ましくは
0.2〜2.0重量%となる。
【0022】上述した少なくとも2種の疎水性金属酸化
物微粒子の1種として、疎水性平板状チタニアを使用す
ることが好ましい。
【0023】平板状チタニアは平均一次粒径が5〜60
nm好ましくは5〜30nmのものを使用し、その形状
は略円盤状から略円柱状のものである。かかる形状およ
び粒径に起因してトナー粒子への付着性、混合分散性が
従来の微粒子と比較して極めて良好で、トナーに付着し
た微粒子が非常に離脱しにくい。そのため該トナー粒子
は安定した帯電が得られ、耐久性能が向上する。一方、
平板状チタニアは上述した特性を有しているために、他
の金属酸化物微粒子と併用する場合には、トナーへの付
着性等の違いにより両微粒子をトナーに均一に処理する
ことが困難となるが、本発明の適用により解決すること
ができる。
【0024】該平板状チタニアを製造するには、公知の
湿式法による製造方法において、結晶化温度を低温にし
て結晶成長を抑えることにより製造すればよい。このよ
うな平板状チタニアとして、市販のものでは、平均一次
粒径がそれぞれ50nm、15nmのSTT30、ST
T30A(共にチタン工業社製)等を使用することがで
きる。
【0025】本発明では上記平板状チタニアを疎水化剤
により表面処理して用いる。疎水化剤で表面処理するに
は、例えば、疎水化剤を溶剤で希釈し、未処理平板状チ
タニアに該希釈液を添加して混合し、該混合物を加熱
し、乾燥させた後、解砕する乾式法、該チタニアを水系
中に分散させてスラリー状にした上で疎水化剤を添加混
合し、これを加熱し乾燥させた後、解砕する湿式法等に
より行うことができる。
【0026】疎水化剤としては、シランカップリング
剤、チタネートカップリング剤、シリコンオイル、シリ
コンワニス等が使用可能である。シランカップリング剤
としては、例えば、トリメチルシラン、トリメチルクロ
ルシラン、ジメチルジクロルシラン、メチルトリクロル
シラン、アリルジメチルクロルシラン、ベンジルジメチ
ルクロルシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、n
−ヘキシルトリメトキシシラン、n−オクチルトリメト
キシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエ
トキシシラン、トリメチルメトキシシラン、ヒドロキシ
プロピルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシ
ラン、n−ヘキサデシルトリメトキシシラン、n−オク
タデシルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、ガンマ−メタクリルオ
キシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキ
シシラン等が使用可能であり、シリコンオイルとして
は、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロ
ジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン
等が使用可能である。
【0027】該疎水化剤は未処理平板状型チタニア10
0重量部に対して1〜20重量部、好ましくは2〜15
重量部用いる。1重量部より少ないと疎水化の効果がな
く、20重量部を越えると処理後のチタニアが凝集しや
すくなる。
【0028】疎水化度は30〜80%、好ましくは40
〜80%である。疎水化度が30%より低い場合には耐
環境性が劣化し、80%を越えるものは製造上安定して
得ることが困難である。
【0029】このようにして得られた疎水性平板状チタ
ニアは、トナー粒子に対して0.05〜2.0重量%、好
ましくは0.1〜2.0重量%混合添加される。本発明に
おいて使用する混合機について、以下説明する。
【0030】回転羽根式混合機は図2に示される垂直断
面図のような構成をとっており、トナー粒子および後処
理剤を混合槽(1)中に入れ、蓋(5)を締めた後、モ
ータ(6)を駆動させることにより上羽根(3)および
下羽根(4)が回転し、槽中のトナー粒子および後処理
剤が混合され、混合物は粉体排出口(2)から排出され
るようになっている。
【0031】従来、トナー粒子に後処理剤を処理する場
合には、トナー粒子への後処理剤の埋没を防止する等の
観点から通常下羽根として曲線状のものが使用されてい
るが、本発明においては、下羽根として直線性の高い形
状のものを使用する。
【0032】「直線性の高い下羽根」としては、図2中
の下羽根(4)を真上から見たときの形状について、直
線部分と曲線部分を併せ持つ場合、全体が直線の場合、
および全体が曲線の場合が挙げられ、以下に従い定義さ
れる。なお、以下で使用されるa、b、cは、図1
(A)に示されるように、羽根の全長をa、羽根の曲が
り部分の長さをb、羽根を直線とした場合の曲がり量を
cとしている。ここで、全長とは下羽根が回転したとき
に描く円の半径をいい、曲がり部分の長さとは前記円の
中心から伸びた下羽根の直線部分が回転した時に描く円
の半径を全長aから引いた値をいい、羽根を直線とした
場合の曲がり量とは前記下羽根の直線部分に平行な前記
円の中心を通る直線と、それに垂直な直線が下羽根の先
端部と接するときの接点との距離をいう。該接点が線分
となる場合はその中点をもって接点とする。直線部分と
は下羽根の付け根から、折れ曲がったり湾曲するまでの
部分をいい、特に、その幅が一定でない場合でも、幅の
最大値Lに対する最小値Sの割合が1/2〜1となる部
分は含まれるものとする。
【0033】直線部分と曲線部分とを併せ持つ下羽根の
場合(図1(A))、直線性が高いとは下羽根を真上か
ら見たとき以下の関係: c/a<0.25、好ましくはc/a<0.20 b/a<0.20、好ましくはb/a<0.15 を満足する場合をいう。
【0034】下羽根を真上から見たとき、全体が直線の
場合(図1(B))、 c/a=0 b/a=0 となり、直線性は高く、好ましい。
【0035】下羽根を真上から見たとき、全体が曲線の
場合(図1(C))、直線性が高いとは、羽根の曲がり
部分の長さbおよび羽根を直線とした場合の曲がり量c
は規定できないため、羽根の全長aを示す中心を通る線
分と、それに平行な直線であり羽根の曲線の膨らみと接
する接線との距離をc′とすると、以下の関係: c′/a<0.15、好ましくはc′/a<0.10 を満足する場合をいう。
【0036】羽根が直線部分を有する場合、c/aが
0.25以上またはb/aが0.20以上となると混合
不良となるか、混合時間を長くしてそれをおぎなった場
合には付着性の高い後処理剤のトナー表面への固着(埋
め込み)が起こって後処理剤の効果がなくなり、適切な
混合が困難になる。また、低温低湿保存下後(以下、L
/Lという)に使用すると、画像のカブリが現れ、流動
性も悪化する。羽根が直線部分を有しない場合、c′/
aが0.15以上になると混合不良となるか、混合時間
を長くしてそれをおぎなった場合には付着性の高い後処
理剤のトナー表面への固着(埋め込み)が起こって後処
理剤の効果がなくなり、適切な混合条件の設定が不可能
になる。
【0037】また、羽根を真横から見た場合、図1
(A)〜(C)の下部に示されるように、その端部は全
体として直線であっても、上に折れ曲がっていてもよ
く、その高低差hと全長aおよびその長さdと全長aは
以下の関係: h/a<0.1 d/a<0.33 を満足することが好ましい。ここで、高低差とは下羽根
が回転したときに描く立体図形の底面を含む平面と、そ
れに垂直な直線が該下羽根の先端部と接するときの接点
との距離をいう。なお、該接点が線分となる場合、その
最下点をもって接点とする。また、その長さとは前記底
面の半径を全長aから引いたときの値をいう。
【0038】それぞれの場合における羽根の断面形状は
特に限定されず、後処理剤が適切に混合されれば、いか
なる形状をとってもよく、羽根の上面および/または下
面の一部または全部が削り取られた形状であってもよ
い。
【0039】かかる直線性の高い下羽根を有するヘンシ
ェルミキサー等の回転羽根式混合機で周速20〜45m/
s、好ましくは25〜40m/s、より好ましくは30〜4
0m/sで混合処理する。上羽根および下羽根共に上記周
速で回転させるが、その方向は同方向、逆方向いずれで
あってもよい。なお、周速とは羽根の先端位置での回転
速度をいう。
【0040】平板状の疎水性チタニアは特に凝集性が高
く、混合性に劣り、トナー表面に固着しやすいが、本発
明の混合条件下で処理すると効率的に凝集物を解砕で
き、同時に使用される後処理剤と均一に混合できる。か
かる周速で混合すると、後処理剤(疎水性平板状チタニ
アと疎水性シリカの場合は疎水性平板状チタニア)のト
ナーへの固着(埋め込み)が起こらないうちに十分に混
合でき、流動性も高い状態で帯電性能も向上し、L/L
の画像も良好である。
【0041】周速が20m/s未満であると混合不良とな
り、周速が45m/sを越えると、後処理剤(疎水性平板
状チタニアと疎水性シリカの場合は疎水性平板状チタニ
ア)のトナー粒子への固着(埋め込み)が促進される。
【0042】かかる混合条件にて混合処理する場合の混
合時間は通常2〜10分、好ましくは2〜6分間であ
る。混合不良となることなく、後処理剤を均一にトナー
粒子に付着させることができ、また、トナー粒子への固
着も起こらない。
【0043】本発明を以下の実施例でさらに詳しく説明
する。
【0044】
【実施例】 トナー粒子Aの製造 ・スチレン 60 重量部 ・n−ブチルメタクリレート 35 重量部 ・2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル) 0.5重量部 ・低分子量ポリプロピレン 3 重量部 (ビスコール605P:三洋化成工業社製) ・カーボンブラック(MA#8:三菱化学社製) 8 重量部 上記組成物をサンドグラインダー(HM/1.5−L:井
上製作所製)にて混合した後、3%濃度のアラビアゴム
水溶液中にてTKオートホモミキサー(特殊機化工業社
製)を用いて4000rpmの回転数で撹拌しながら、温
度60℃で6時間重合反応させ、平均粒径6μmの球状
粒子を得た。かかる重合粒子に疎水性シリカ(R−97
4:日本アエロジル社製)を固形分に対し0.3重量%
添加した後、さらに温度60℃をかけたまま撹拌を続
け、疎水性シリカを表面に処理した。この後、濾過(脱
水)/水洗を5回繰り返した後、乾燥装置(媒体流動乾
燥装置MDS:奈良機械製作所製)を用いて80℃にて
5時間乾燥(凝集)させ、凝集塊(平均粒径約300μ
m)を得た。この凝集物100重量部に対しカリックス
アレン化合物(E−90:オリエント化学社製)1.0
重量部、疎水性シリカ(H2000:ワッカー社製)
0.3重量部を添加し、ヘンシェルミキサーで周速25
m/sにて1分間混合した後、回転ローター型の粉砕機
(KTM−0型:川崎重工業社製)にて解砕(粉砕)
し、その後気流分級機にて微粉分級を行い、平均粒径
7.0μmのトナー粒子Aを得た。走査型電子顕微鏡
(SEM)により測定したところ、トナー粒子A中の10
0≦SF≦140を満たす粒子は約60個数%であっ
た。
【0045】 トナー粒子Bの製造 ・ポリエステル樹脂(NE−382:花王社製) 100重量部 ・塩化メチレン/トルエン(8/2)混合溶剤 400重量部 ・カーボンブラック(モーグルL:キャボット社製) 8重量部 ・酸化型ポリプロピレン(ビスコール100TS:三洋化成工業社製) 3重量部 上記材料を磁性ボールミルにて5時間混合し、分散液と
した。次に下記材料; ・メチルセルロース(メトセル35LV:ダウケミカル社製) 4%溶液 60重量部 ・ジオクチルスルホサクシネートソーダ(ニッコールOTP7 5:日光ケミカル社製)1%溶液 5重量部 ・ヘキサメタ燐酸ソーダ(和光純薬社製) 0.5重量部 ・イオン交換水 1000重量部 を溶解して水溶液とし、これに上述の分散液を添加し、
TKオートホモミキサー(特殊機化工業社製)を用いて4
000rpmの回転数で1時間撹拌して、平均粒径6.5
μmに分散液を懸濁させた。かかる懸濁液に、予備分散
させた疎水性シリカ(R−972:日本アエロジル社
製)水分散液を固形分比で1/100添加して撹拌し、
表面に疎水性シリカを処理した。この後、濾過/水洗を
5回繰り返した後、乾燥装置(媒体流動乾燥装置MD
S:奈良機械製作所製)を用いて80℃にて5時間乾燥
させ、さらに40℃にて5時間乾燥させて、凝集塊(平
均粒径約200μm)を得た。この凝集物100重量部
に対し負帯電制御剤(LR−151:日本カーリット社
製)1.0重量部、疎水性シリカ(H−2000:ワッ
カー社製)0.8重量部を添加し、ヘンシェルミキサー
で周速30m/sにて2分間混合した後、回転ローター型
の粉砕機(KTM−0型:川崎重工業社製)にて解砕
(粉砕)し、その後気流分級機にて微粉分級を行い、平
均粒径7.2μmのトナー粒子Bを得た。トナー粒子B
中の100≦SF≦140を満たす粒子は約65個数%
であった。
【0046】 トナー粒子Cの製造 ・スチレンブチルメタクリレート樹脂 100重量部 (Mn:6500、Mw:1300000) ・カーボンブラック(モーグルL:キャボット社製) 8重量部 ・低分子量ポリプロピレン(ビスコール550P:三洋化成 工業社製) 3重量部 ・帯電制御剤(スピロンブラックTRH:保土ケ谷化学社製) 3重量部 上記組成物を磁性ボールミルにて10時間混合した後、
2軸混練押出機(PCM−30、L/D=30:池貝鉄
工社製)で混練温度140℃にて溶融混練した。かかる
混練物を冷却後、フェザーミル(細川ミクロン社製)に
て粗粉砕し、ターボミル(T−400RS:ターボ工業
社製)により入口温度3℃で開回路粉砕し、平均粒径1
1.0μmの粗粉砕物を得た。次に、この粉砕物を同じ
ターボミルにて閉回路粉砕を行い微粉砕し、気流分級機
にて微粉分級を行い、平均粒径8.5μmのトナー粒子
Cを得た。トナー粒子C中の100≦SF≦140を満
たす粒子は約45個数%であった。
【0047】実施例1 後処理剤として疎水性平板状チタニア(STT−30
A:チタン工業社製)0.4重量%および疎水性シリカ
(H2000:ワッカー社製)0.2重量%をトナー粒
子Aに添加し、以下の下羽根を装備したヘンシェルミキ
サー(FM−10B型:三井三池製作所製)(容量:9
リットル)により周速25m/sにて外添混合した。 上記条件をまとめて表1に示した。
【0048】また、様々な撹拌時間におけるゆるみ見掛
け比重(以下、ADという)を細川ミクロン社製のパウ
ダーテスターにて測定して、ADと撹拌時間との関係を
調査し、ADが安定した4分後に撹拌を終え、トナーを
得た。このトナーを105μm目開きの篩で振って残存
物を調べたが、後処理剤の粒子の残りはなかった。
【0049】次に、ポリエステル樹脂(NE−111
0:花王社製)100重量部、磁性粉(MFP−2:T
DK社製)600重量部およびシリカ(#200:日本
アエロジル社製)1重量部をボールミルにて十分に混合
した後、加圧ニーダーにより温度180℃にて混練し、
ジェット粉砕機により微粉砕し、風力分級して得られた
平均粒径60μmのバインダーキャリアーを、上記トナ
ーに4重量%添加し、円筒混合機により5時間混合し
て、現像剤Aを得た。
【0050】実施例2 トナー粒子としてトナー粒子B、後処理剤として疎水性
平板状チタニアを0.2重量%、疎水性シリカを0.1
重量%、下羽根として以下の下羽根を用いたことと、A
Dが安定するまでの撹拌を5分間行った以外、実施例1
と同様にして、トナーを得た。混合処理条件を表1に示
した。このトナーを105μm目開きの篩で振って残存
物を調べたが、後処理剤の粒子の残りはなかった。
【0051】以下、実施例1と同様にして、現像剤Bを
得た。実施例3 後処理剤として疎水性平板状チタニアを0.35重量
%、疎水性シリカを0.15重量%、混合機としてFM
−75J型のヘンシェルミキサー(三井三池製作所製)
(容量75リットル)、下羽根として以下の下羽根を用
いたこと、周速を30m/sとしたこと、およびADが安
定するまでの撹拌を5分間行ったこと以外、実施例1と
同様にして、トナーを得た。混合処理条件を表1に示し
た。このトナーを105μm目開きの篩で振って残存物
を調べたが、後処理剤の粒子の残りはなかった。
【0052】以下、実施例1と同様にして、現像剤Cを
得た。実施例4 トナー粒子としてトナー粒子C、混合機としてSMG2
00型のスーパーミキサー(川田製作所製)(容量20
0リットル)、下羽根として以下の下羽根を用いたこ
と、周速を35m/sとしたこと、およびADが安定する
までの撹拌を5分間行ったこと以外、実施例1と同様に
して、トナーを得た。混合処理条件を表1に示した。こ
のトナーを105μm目開きの篩で振って残存物を調べ
たが、後処理剤の粒子の残りはなかった。
【0053】以下、実施例1と同様にして、現像剤Dを
得た。
【0054】
【表1】
【0055】比較例1 下羽根として以下の下羽根を用いたこと以外、実施例1
と同様にして、トナーを得た。混合処理条件を表2に示
した。このトナーを105μm目開きの篩で振って残存
物を調べたところ、後処理剤の粒子の残りが多く認めら
れた。
【0056】以下、実施例1と同様にして、現像剤Eを
得た。
【0057】比較例2 トナー粒子としてトナー粒子B、後処理剤として疎水性
平板状チタニアを0.2重量%、疎水性シリカを0.1
重量%、下羽根として以下の下羽根を用いたこと、およ
びADが安定するまでの撹拌を10分間行ったこと以
外、実施例1と同様にして、トナーを得た。混合処理条
件を表2に示した。このトナーを105μm目開きの篩
で振って残存物を調べたが、後処理剤の粒子の残りはな
かった。
【0058】以下、実施例1と同様にして、現像剤Fを
得た。比較例3 トナー粒子としてトナー粒子B、後処理剤として疎水性
平板状チタニアを0.2重量%、疎水性シリカを0.1
重量%、下羽根として以下の下羽根を用いたこと、およ
びADが安定するまでの撹拌を10分間行ったこと以
外、実施例1と同様にして、トナーを得た。混合処理条
件を表2に示した。このトナーを105μm目開きの篩
で振って残存物を調べたところ、後処理剤の粒子の残り
は認められなかった。
【0059】以下、実施例1と同様にして、現像剤Gを
得た。比較例4 混合機としてFM−75J型のヘンシェルミキサー(三
井三池製作所製)(容量75リットル)、下羽根として
以下の下羽根を用いたこと、周速を30m/sとしたこ
と、およびADが安定するまでの撹拌を10分間行った
こと以外、実施例1と同様にして、トナーを得た。混合
処理条件を表2に示した。このトナーを105μm目開
きの篩で振って残存物を調べたが、後処理剤の粒子の残
りは認められなかった。
【0060】以下、実施例1と同様にして、現像剤Hを
得た。比較例5 混合機としてFM−75J型のヘンシェルミキサー(三
井三池製作所製)(容量75リットル)、下羽根として
以下の下羽根を用いたこと、周速を42m/sとしたこ
と、およびADが安定するまでの撹拌を10分間行った
こと以外、実施例1と同様にして、トナーを得た。混合
処理条件を表2に示した。このトナーを105μm目開
きの篩で振って残存物を調べたが、後処理剤の粒子の残
りはなかった。 以下、実施例1と同様にして、現像剤Iを得た。
【0061】
【表2】
【0062】評価 以上のようにして得られた現像剤A〜IのADおよび帯
電量を測定し、複写機(Di30:ミノルタ社製)を使
用し、高温高湿(H/H)下(温度35℃、湿度85
%)12時間保管後のそれぞれの現像剤を用いた所定の
枚数耐刷後のトナーカブリ、および低温低湿(L/L)
下(温度10℃、湿度15%)12時間保管後のそれぞ
れの現像剤を用いた所定の枚数耐刷後のトナーカブリお
よび感光体へのトナーの融着を目視により以下のように
評価した。なお、いずれかの評価結果が非常に低下した
ものについては、その時点で耐刷を打切った。
【0063】H/HカブリおよびL/Lカブリ ◎:全くなかった。 ○:ほとんど目立たなかった。 △:実用上問題なかった。 ×:使用困難であった。 ××:トナー飛散も多く、使用不可能であった。 融着 ○:全くなかった。 △:1〜9個あった。 ×:10個以上あった。
【0064】なお、AD測定についてはパウダーテスタ
ー(細川ミクロン社製)により行い、帯電量の測定につ
いては図3に示した装置を用い以下のようにして行っ
た。
【0065】まず、マグネットロール(13)の回転数を
100rpmにセットし、現像剤として荷台3分間、3
0分間、90分間撹拌後のものについてそれぞれ測定
し、帯電の立ち上がり性並びに帯電の安定性について評
価を行った。この現像剤1gを精密天秤で計量し、導電
性スリーブ(12)表面全体に均一になるよう乗せる。次
にバイアス電源(14)により、バイアス電圧を、トナー
の帯電電位と逆に3KV印加し、30秒間スリーブを回
転させ、スリーブ停止時の電位を読み取る。その時の円
筒電極(11)に付着した分離トナー(15)の重量を精密
天秤で計量して平均トナー帯電量を求めた。
【0066】以上の結果を以下の表3にまとめて示し
た。
【0067】
【表3】
【0068】以上より、本発明により製造された現像剤
はカブリ、融着ともに問題ないことが明らかとなった。
一方で、所望の直線性を有しない下羽根では、適切な混
合がなされず、そのため後処理剤のトナー粒子への付着
が適切になされていないことが明らかとなった。このた
め、カブリおよび/または融着について問題が生じたと
考えられる。
【0069】
【発明の効果】本発明により、表面に少なくとも2種の
疎水性金属酸化物微粒子が均一に付着した電子写真用ト
ナーを製造することができ、カブリ、融着について共に
問題のない画像を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例および比較例において使用される下羽
根の真上から見た形状および真横から見た形状の概略図
を示す。
【図2】 本発明に使用される回転羽根式混合機の概略
構成図を示す。
【図3】 帯電量測定装置の概略構成図を示す。
【符号の説明】
1:混合槽、2:粉体排出口、3:上羽根、4:下羽
根、5:蓋、6:モータ、11:円筒電極、12:導電
性スリーブ、13:マグネットロール、14:バイアス
電源、15:分離トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 長幸 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 安野 政裕 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともバインダー樹脂と着色剤から
    なるトナー粒子に対して、少なくとも2種の疎水性金属
    酸化物微粒子を、直線性の高い下羽根を装備している回
    転羽根式混合機により外添混合してなる電子写真用トナ
    ーの製造方法。
  2. 【請求項2】 直線性の高い下羽根が以下の関係:直線
    部分を有する場合、羽根の全長をa、羽根の曲がり部分
    の長さをb、羽根を直線とした場合の曲がり量をcとす
    るとき、 c/a<0.25 b/a<0.20 または、直線部分を有しない場合、羽根の全長aを示す
    線分と、それに平行な直線であり羽根の曲線の膨らみと
    接する接線との距離をc′とするとき、 c′/a<0.15 を満足することを特徴とする請求項1記載の方法。
JP7256131A 1995-10-03 1995-10-03 電子写真用トナーの製造方法 Pending JPH0996923A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6303257B1 (en) 1999-05-28 2001-10-16 Ricoh Company Limited Electrophotographic toner and image forming method using the toner
US7662533B2 (en) 2004-06-25 2010-02-16 Ricoh Company Limited Image forming method, and image forming apparatus and process cartridge using the image forming method

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