JPH0996501A - シーブ等の溝底摩耗量測定装置 - Google Patents

シーブ等の溝底摩耗量測定装置

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Publication number
JPH0996501A
JPH0996501A JP27714995A JP27714995A JPH0996501A JP H0996501 A JPH0996501 A JP H0996501A JP 27714995 A JP27714995 A JP 27714995A JP 27714995 A JP27714995 A JP 27714995A JP H0996501 A JPH0996501 A JP H0996501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheave
groove
measured
wear amount
groove bottom
Prior art date
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Pending
Application number
JP27714995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonori Takemoto
清憲 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Publication of JPH0996501A publication Critical patent/JPH0996501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象が高所等直接視認できない位置にあ
っても高精度の測定が容易に確実にできるシーブ等の溝
底摩耗量測定装置を提供する。 【解決手段】 ワイヤロープを掛けるシーブSの外周縁
に当接可能とした測定装置の本体1と、この本体1にケ
ーブル5を介して接続し、リニアスケール3にて計測し
た計測数値を表示するデジタル表示器4とより構成す
る。そしてこの本体にはばね圧にて突出するようにして
シーブS2溝内に挿入して中心にセットできるようにし
たガイド2と、このガイド2と独立してばね圧にて出没
しシーブ溝S2深さを計測するリニアスケール3を備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーブ等の溝底摩
耗量測定装置、特に直接視認できない測定対象に対して
も溝の中心に正確に設置でき精度よく、かつ容易に測定
できるようにしたシーブ等の溝底摩耗量測定装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クレーン、その他吊垂用、駆動用
等に用いるワイヤーロープはシーブに掛けて導いてい
る。そしてこのシーブの溝径及び深さは使用するワイヤ
ーロープの径等により適正なものとしている。また、ワ
イヤーロープに掛かる荷重はシーブの溝底に伝達される
ものとなっている。従って使用によってこのワイヤーロ
ープ、シーブの溝底が摩耗する。このワイヤーロープの
摩耗が許容量以上に達すると新しいものと交換してい
る。また、シーブの溝底の摩耗も定期的に測定し、許容
値以下であるか否かを定期的に検査している。このシー
ブの溝底の摩耗量測定は図3に示すように一般にはノギ
スを用いている。ノギスはシーブの外周縁に当て金を当
接し、この当て金にノギスを支持し、副尺を延ばしてシ
ーブ溝底に副尺先端を接触させこの副尺の目盛りを読
み、溝の深さを測定し、その測定値から摩耗前の溝深さ
を差し引いて摩耗量を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシーブ等の
溝底摩耗量測定は、測定対象が直接視認できる位置にあ
っては測定可能であるが、高所等直接視認できない場所
にある場合は、測定作業が困難であると共に、しかも測
定誤差を避けることができず、高精度の測定は期待する
ことができないという問題点があった。本発明は、上記
従来のシーブ等の溝底摩耗量測定装置の有する問題点を
解決し、測定対象が高所等直接視認できない位置にあっ
ても高精度の測定が容易に確実にできるシーブ等の溝底
摩耗量測定装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシーブ等の溝底摩耗量測定装置は、ワイヤ
ロープを掛けるシーブの外周縁に当接可能とした測定装
置の本体と、この本体にケーブルを介して接続し、リニ
アスケールにて計測した計測数値を表示するデジタル表
示器とより構成し、この本体にはばね圧にて突出するよ
うにしてシーブ溝内に挿入して中心にセットできるよう
にしたガイドと、このガイドと独立してばね圧にて出没
しシーブ溝深さを計測するリニアスケールを備えたこと
を特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明のシーブ等の溝
底摩耗量測定装置は、測定装置をシーブ溝の外周縁に押
し当てることにより、ガイドの働きにより、自動的に溝
底の中心にスライドスケールを設置できると共に、この
スライドスケールの出没量をデジタル表示して、精度良
く且つ、容易に溝底中心の深さおよび摩耗量の測定がで
きる。
【0006】この場合において、デジタル表示器には予
め溝深さ数値を入力し、リニアスケールによる溝深さの
計測数値と前記入力溝深さ数値とを演算して表示するこ
とができる。
【0007】上記の構成からなる本発明のシーブ等の溝
底摩耗量測定装置は、摩耗前の適正な溝深さの数値を予
め入力されているので、リニアスケールにて摩耗した溝
深さを計測するだけで、この計測数値と前記入力溝深さ
数値とを演算してデジタル表示器に表示され一目で摩耗
量が識別できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシーブ等の溝底摩
耗量測定装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】図において1は測定装置の本体で、この本
体1は図1に示すように対向するシーブ外周縁S1、S
1間に掛け渡すようにしてシーブに当接支持する腕11
を一端部に備えると共に、この腕11を備えた端面の中
心にはガイド2を出没自在に設ける。このガイド2は本
体に対してばね圧にて常に突出するようにして出没摺動
自在に設けられると共に、ガイドの幅はシーブの溝S2
内に挿入できるようにしてシーブ溝S2の最大内幅より
も少し小さくして適当な幅となるようにして定める。こ
れによりガイド2をシーブの外周縁の一部に当接支持す
るだけで、ばね圧にて本体から突出してシーブ溝内側面
に接触して支持される。このようにガイド2をシーブ溝
内に挿入することで調心、即ちガイドの中心が溝の中心
と一致するようにする。
【0010】また、ガイドの中心にはガイドと独立して
リニアスケール3がばね圧にて常に突出するよう出没、
即ち摺動自在にして配設されている。そしてこのリニア
スケール3の出没量に応じてシーブ溝の深さを測定する
が、これは測定装置の本体にデジタル表示器4をケーブ
ル5にて接続する。
【0011】従ってシーブ溝底の深さの測定をリニアス
ケールで行い、デジタル表示器に測定値を表示するもの
で、これは測定装置をシーブ溝外周縁に接触させること
によりこのシーブ外周縁の接触する部分から、スライド
式のガイドを溝の両内側面に沿うようにして、測定装置
を溝に押しつければガイドの働きにより、自動的に溝底
の中心にスライドスケールを設置できる。又、表示器に
は摩耗前の溝深さを予め入力しておけば、測定値から摩
耗量を演算表示する演算機能をもたせる。
【0012】
【発明の効果】本発明のシーブ等の溝底摩耗量測定装置
によれば、シーブ等の溝底の摩耗量を測定する場合、測
定対象物が狭隘等により直接視認できない場合でも、測
定装置をシーブ溝の外周縁に押し当てることにより、ガ
イドの働きにより、自動的に溝底の中心にスライドスケ
ールを設置できると共に、このスライドスケールの出没
量をデジタル表示して、精度良く且つ、容易に溝底中心
の深さおよび摩耗量の測定ができる。
【0013】また、請求項2に記載した本発明のシーブ
等の溝底摩耗量測定装置によれば、摩耗前の適正な溝深
さの数値を予め入力されているので、リニアスケールに
て摩耗した溝深さを計測するだけで、この計測数値と前
記入力溝深さ数値とを演算してデジタル表示器に表示さ
れ一目で摩耗量が識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーブ等の溝底摩耗量測定装置の実施
例を示す拡大断面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】従来のシーブ等の溝底摩耗量測定装置を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 測定装置の本体 11 腕 2 ガイド 3 リニアスケール 4 デジタル表示器 5 ケーブル S シーブ S1 シーブ外周縁 S2 シーブ溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤロープを掛けるシーブの外周縁に
    当接可能とした測定装置の本体と、この本体にケーブル
    を介して接続し、リニアスケールにて計測した計測数値
    を表示するデジタル表示器とより構成し、この本体には
    ばね圧にて突出するようにしてシーブ溝内に挿入して中
    心にセットできるようにしたガイドと、このガイドと独
    立してばね圧にて出没しシーブ溝深さを計測するリニア
    スケールを備えたことを特徴とするシーブ等の溝底摩耗
    量測定装置。
  2. 【請求項2】 デジタル表示器には予め溝深さ数値を入
    力し、リニアスケールによる溝深さの計測数値と前記入
    力溝深さ数値とを演算して表示するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のシーブ等の溝底摩耗量測定装
    置。
JP27714995A 1995-09-29 1995-09-29 シーブ等の溝底摩耗量測定装置 Pending JPH0996501A (ja)

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