JPH0995111A - タイヤ寿命延長剤の注入装置 - Google Patents

タイヤ寿命延長剤の注入装置

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JPH0995111A
JPH0995111A JP8212980A JP21298096A JPH0995111A JP H0995111 A JPH0995111 A JP H0995111A JP 8212980 A JP8212980 A JP 8212980A JP 21298096 A JP21298096 A JP 21298096A JP H0995111 A JPH0995111 A JP H0995111A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/16Auto-repairing or self-sealing arrangements or agents
    • B29C73/166Devices or methods for introducing sealing compositions into articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2030/00Pneumatic or solid tyres or parts thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ寿命延長剤の注入作業を、容易かつ短
時間に、しかも正確に行うことができる、タイヤ寿命延
長剤の注入装置を提供する。 【解決手段】 タイヤ寿命延長剤を収容したタンクと、
該タンク内のタイヤ寿命延長剤をポンプにより送出する
ように成した送出機と、該送出機と送出ホースで接続し
送出機からのタイヤ寿命延長剤をタイヤに注入する操作
を行うための操作機と、該操作機とタイヤバルブにそれ
ぞれ着脱可能な注入具と、送出機を駆動するためのバッ
テリーと、該バッテリーの充電を制御する充電器より成
る注入装置を台車に乗せる。送出機の設定部にてタイヤ
1本当たりの注入量および注入作業を行うタイヤ数を設
定し、各種タイヤに適合する注入具を介してタイヤバル
ブと操作機を接続し、操作機の操作スイッチを操作する
ことにより、自動的に正確な量のタイヤ寿命延長剤を注
入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのパンクを
防止したり寿命を延長させる、タイヤ寿命延長剤の注入
装置に関するものである。
【0002】なお、前記タイヤ寿命延長剤は、エチレン
グリコールに微細なファイバーを均一に混合して構成さ
れ、タイヤまたはタイヤチューブの中に適量を注入す
る。車輌走行時にはタイヤ内面に均一に拡散し、釘等が
タイヤに刺さった時や抜けた時に、タイヤの空気圧によ
りその傷部分に浸入してパンクを防ぐと共に、タイヤの
ゴム材料自身が持つ微細孔からの空気漏れを防止するこ
とができる。さらに、走行中に発生した路面の摩擦熱を
リムに拡散および放熱させることにより、加えて、製造
時からのタイヤが持つアンバランスを、走行時における
遠心力でタイヤ内面に拡散し、重心の位置をバランスの
取れた状態に修正し、部分的な摩耗や衝撃を低減するこ
とにより、タイヤの過熱を防止して、タイヤの寿命を延
長するものである。なおその注入量は、少なすぎると期
待した効果は上がらず、また、多すぎると走行時のタイ
ヤのバランスが崩れ、タイヤの種類や大きさによってそ
の適量は決まっている。
【0003】
【従来の技術】従来のタイヤ寿命延長剤の注入装置は、
ポンプの吸引用中空軸をタイヤ寿命延長剤の収容タンク
に挿着し、該ポンプのハンドル部にある送出用ホースの
先端にタイヤのタイヤバルブに接続するための注入具を
挿着して成る手動ポンプを使用していた。
【0004】この注入装置でタイヤ寿命延長剤をタイヤ
に注入するには、まず、タイヤのタイヤバルブに螺着さ
れているバルブコアをバルブコア着脱工具により取外し
た後、タイヤバルブの空気出入口に前記注入具を接続
し、前記手動ポンプを自転車用の手動ポンプと同様の方
法で操作することにより行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は手動ポンプによる注入作業であるため、空気の充填さ
れたタイヤにタイヤ寿命延長剤を注入するには、空気圧
が高過ぎるため注入することができず、一度、車輌から
タイヤを外して空気を抜いた後、注入作業を行ってい
る。そして、注入作業が終了したら再びタイヤに空気を
充填し、車輌に該タイヤを装着する。このような作業が
伴うため、1台の車輌のすべてのタイヤにタイヤ寿命延
長剤を注入するには、多大な労力と時間が必要であると
いう問題点があった。また、従来の手動ポンプでは、タ
イヤ寿命延長剤の成分であるファイバーが注入具内で目
詰まりを起こし易く、各種タイヤに合った適量のタイヤ
寿命延長剤を正確に注入することが困難であるいう問題
点もあった。
【0006】本発明はこれらの問題点を解決し、各種タ
イヤに合った適量のタイヤ寿命延長剤を極めて容易かつ
短時間に注入することができる、タイヤ寿命延長剤の注
入装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、図1の、本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置の構
成図にあるように、タイヤ寿命延長剤を収容したタンク
2と、該タンク内のタイヤ寿命延長剤をポンプにより送
出するように成した送出機3と、該送出機と送出ホース
7で接続し送出機から送出されたタイヤ寿命延長剤をタ
イヤに注入する操作を行うための操作機4と、一端側を
該操作機に他端側をタイヤのタイヤバルブにそれぞれ着
脱可能に接続できる注入具45,55,60と、前記送
出機を駆動するためのバッテリ6と、該バッテリーの充
電を制御する充電器5により構成される。
【0008】送出機4は、図14の、本発明の注入装置
を構成する送出機の構成ブロック図にあるように、タイ
ヤ寿命延長剤を送出するためのギアポンプ40と、該ギ
アポンプを駆動するためのモータ41と、注入量やタイ
ヤ数を設定するためのキーボード32と、該キーボード
で設定した数値を読込んで記憶したりモニタに数値を表
示する設定部72と、前記モータの回転により回転角度
を検出する回転角度検出器44と、該回転角度検出器よ
り得られた回転角と前記設定部で得られた設定値により
前記モータの回転を制御する制御部73より成る。
【0009】操作機4は、図11にあるように、操作機
本体のパイプ体65と、該パイプ体の内部にあってタイ
ヤ寿命延長剤の流れを制御する弁の働きをするボール6
6およびボールホルダーネジ69と、注入作業終了後に
注入具内部に残留したタイヤ寿命延長剤をタンク2に排
出するためのリターンホースコネクタ67および該リタ
ーンホースコネクタの斜め下部に取付けられたリターン
バルブ68と、注入具の一端側を接続するため前記パイ
プ体の先端に取付けられた注入ソケット39より成る。
これに図12にあるようなゴムカバー71をパイプ体6
5の下部より取付け、また、図13にあるような操作ス
イッチ36の回路基板をゴムカバー71の上部に乗せ、
さらに回路基板を保護するための樹脂フィルム35およ
び金属カバー37を乗せ、止めネジ38でネジ穴70に
固定する。
【0010】注入具A45は、図7にあるようにコック
46の先端側にパイプ体48を締着し、該パイプ体の先
端側にタイヤバルブを接続するためのタイヤバルブホル
ダA49を締着する。そして、前記コックの他端側の連
結部47に、バルブコアの頭を挟むためのバルブコア挟
み52とシャフトA53および該シャフトAを廻すため
のツマミ54を設けたバルブコア廻しA51を挿入して
成る。
【0011】注入具B55は、図8にあるようにコック
46の先端側にパイプ体48を締着し、該パイプ体の先
端側に自在コネクタA56を締着する。該自在コネクタ
A56は、前記パイプ体と直角の方向に凸型に伸びてい
る。そして、前記自在コネクタA56の凸部に凹型の自
在コネクタB57を接続する。さらに、該自在コネクタ
Bにタイヤバルブを冠着するためのタイヤバルブソケッ
ト59を前記パイプ体と平行方向に係着して成る。
【0012】注入具C60は、図10にあるようにコッ
ク46の先端側にパイプ体48を締着し、該パイプ体の
先端側にターニングボックス61を締着する。そして、
タイヤバルブを接続するためのタイヤバルブホルダB6
2を締着する。そして、前記コックの他端側の連結部4
7に、バルブコアの頭を挟むためのバルブコア挟み52
とシャフトB64および該シャフトBを廻すためのツマ
ミ54を設けたバルブコア廻しB63を挿入して成る。
【0013】充電器5は、図15の構成ブロック図にあ
るように、全世界の電源事情に対処できるよう、AC8
5V〜AC260V対応のスイッチングレギュレータ7
4と、該スイッチングレギュレータの定電圧出力を定電
流出力に変換するための定電流回路75と、該定電流回
路よりバッテリ6を充電する時に過充電を防止するため
の過充電防止回路76と、電圧状況や充電状況を知らせ
るバッテリモニタ21および警報ブザー22と、注入装
置1を駆動するためのバッテリ6より成る。なお、バッ
テリ6は車輌用12Vのものを2個直列に接続し24V
とする。
【0014】以上の様な装置を、図2および図3にある
ように、台車15に乗せる。台車15にはラック16が
設けてあり、該ラックの上に送出機3を乗せる。ラック
16の内部には、充電器5およびバッテリ6が収納でき
る。バッテリ6は重量があるためラック16の下部に設
置し、固定板(図示せず)で固定した後、ラックカバー
(図示せず)を取付ける。また、ラック16の裏側には
タイヤ寿命延長剤を収容したタンク2を置き、該タンク
の上にタンク押え板17を被せ、該タンク押え板をタン
ク押えバネ18で固定する。また、ラック16の側面に
は、ホース収納ボックス19や、アクセサリ収納ボック
ス20を設けて成る。
【0015】
【発明の実施の形態】上述のように構成されたタイヤ寿
命延長剤の注入装置の実施の形態を図に基づき詳しく説
明する。
【0016】図4は、本発明の注入装置を構成する送出
機の平面図である。この平面パネル上にはキーボード3
2や各種モニタおよびスイッチ類があり、設定パネルを
構成する。充電器5にある電源スイッチ(図示せず)を
オンにすると、電源ランプ23が点灯する。ここでリセ
ットスイッチ29を押すと制御部73は初期状態とな
る。この時、Lランプ25が点灯しHランプ24は消灯
し、Lモードであることを示す。注入する車輌のタイヤ
の空気圧が4.0Kg/cm以上の場合は、H/L切
替スイッチ27を押すとLランプ25は消灯しHランプ
24が点灯し、Hモードであることを示す。次にキーボ
ード32のテンキーでタイヤ1本当たりの注入量を入力
する。テンキーを押すごとに入力した数値が注入量モニ
タ30に表示され、999オンスまで入力することがで
きる。この時、注入量モニタ30は点滅状態であり、入
力された数値が未確定であることを示す。ここで、SE
Tキーを押すと連続点灯状態となり確定したことを示
す。次にテンキーで注入作業を行うタイヤ数を入力す
る。テンキーを押すごとに入力した数値がタイヤ数モニ
タ31に表示され、99本まで入力することができる。
この時、タイヤ数モニタ31は点滅状態であり、入力さ
れた数値が未確定であることを示す。ここで、SETキ
ーを押すと連続点灯状態となり確定したことを示す。次
に、スタートスイッチ28を押すことにより待機状態と
なり、スタートランプ26が点滅する。なお、後述の操
作機4のスタートランプ26aも同様に点滅する。設定
値を誤った場合はリセットスイッチ29を押せばいつで
も初期状態に戻すことができる。
【0017】図6は、本発明の注入装置を構成する送出
機の内部図である。送出機3を駆動させるモータ41の
回転軸42上にギアポンプ40が接続され、また、該モ
ータ41の回転角度を制御するための円板43が接続さ
れている。該円板43の円周方向には多数の光通過孔が
開けられており、この光通過孔を挟むようにして回転角
度検出器44が取付けられている。該回転角度検出器4
4は発光ダイオードおよびフォトトランジスタの各素子
で構成され、お互いに向合っている。その間隙を、前述
の円板43が回転しながら通過することにより、発光ダ
イオードの光が通過または遮断される。その信号をフォ
トトランジスタが受け、その数をカウントすることによ
り回転角が求まる。ギアポンプ40の回転角に対する送
出量は予め決まっているので、制御部73にて演算処理
し目的カウント数に達したところ、すなわち設定した注
入量を送出した時点でモータ41を停止させることがで
きる。
【0018】図11は、本発明の注入装置を構成する操
作機のパイプ体の側面図の部分断面図である。パイプ体
65の中には、タイヤ寿命延長剤の流れを制御する弁の
働きをするボール66が1個挿入されている。送出ホー
ス7はパイプ体65の一端側(図11では右側)に接続
され、注入作業時はタイヤ寿命延長剤は他端側(図11
では左側)に流れる。この時、ボール66は図中左側に
移動し、リターンホースコネクタ67のパイプ体65内
の開口部を塞ぐ。このため、タイヤ寿命延長剤はリター
ンホースコネクタ67およびリターンホース9経由して
タンク2に戻ることなく、注入ソケット39より注入具
45,55,60およびタイヤバルブを経由してタイヤ
内に注入されることになる。なお、ボールホルダーネジ
69は、ボール66が注入ソケット39のパイプ体65
内の開口部を塞ぎ、タイヤ寿命延長剤の流れを止めるの
を防ぐためのものである。注入作業が終了した時はタイ
ヤバルブ内に残留したタイヤ寿命延長剤を排除するた
め、リターンバルブ68を押すとボール66が押され、
リターンホースコネクタ67のパイプ体65内の開口部
を開ける。このため、ボール66はタイヤ内の空気圧に
よって逆流してきたタイヤ寿命延長剤によりパイプ体6
5内の図中右側に移動し、パイプ体65内の狭部を塞
ぎ、送出機3に逆流するのを防ぐとともに、リターンホ
ースコネクタ67およびリターンホース9経由してタン
ク2に戻ることになる。
【0019】操作機4は手元で使用するため、図12に
あるようなゴムカバー71でパイプ体65を覆い、ま
た、図13にあるような操作スイッチ回路基板をゴムカ
バー71の上部に取付け、さらに、図5にあるような樹
脂フィルム35および金属カバー37を取付け、止めネ
ジ38でネジ穴70に固定することにより、使用しやす
くなる。操作機4の操作スイッチ36を1秒以内に2回
押すと、前述のポンプ動作が行われ、設定した量に達す
ると待機状態になる。また、注入作業中に1回押すとポ
ンプは一時停止となる。1秒間に2回押さなければポン
プ動作が開始しないのは、誤って押すことによりポンプ
動作が開始するのを防ぐためである。スタートランプ2
6aは、送出機の設定パネル上にあるスタートランプと
同一の働きをする。
【0020】図7は、本発明の注入具Aの側面図、正面
図の部分断面図およびバルブコア廻しAの正面図であ
る。コック46の先端(図7では下側)に、タイヤ寿命
延長剤またはバルブコア廻しAが挿通できる内径を持っ
たパイプ体48を締着し、該パイプ体48の先端にタイ
ヤバルブを覆うように接続するためのタイヤバルブホル
ダA49を締着する。タイヤバルブホルダA49の内部
には、タイヤバルブを螺着するためのネジ部50があ
る。注入具A45をタイヤバルブに接続するためには、
タイヤバルブのキャップ(図示せず)を外した後、タイ
ヤバルブホルダA49の開口部をタイヤバルブに挿入
し、右回転することにより行う。また、バルブコア廻し
A51は、シャフトA53の一端側(図7では下側)に
バルブコアの頭を挟むためのバルブコア挟み52を取付
け、他端側には該シャフトA53を廻しバルブコアを緩
めて取外すためのツマミ54を設けて成る。該バルブコ
ア廻しA51を用いてバルブコアを取外す場合は、コッ
ク46を開いた状態にして注入具A45の連結部47の
開口穴より挿入し、バルブコア挟み52でバルブコアの
頭を挟み、右回転して緩めて外す。その後、バルブコア
廻しA51を抜取ると、タイヤ内の空気の圧力により連
結部45の開口部にバルブコアが飛出してくる。そこ
で、バルブコアを取出しコック46を閉める。
【0021】図8は、本発明の注入具Bの側面図、正面
図である。 コック46の先端(図8では左側)に、タ
イヤ寿命延長剤が流入できる内径を持ったパイプ体48
を締着し、該パイプ体48の先端に自在コネクタA56
を締着する。また、図9の本発明の注入具Bの自在コネ
クタのA−A断面図にあるように、該自在コネクタA5
6は、前記パイプ体48と直角の方向に凸型に伸びてい
る。そして、自在コネクタA56の凸部に凹型の自在コ
ネクタB57を挿入し、ピン58を挿入して固定するこ
とにより自在コネクタA56の凸部を軸とし、自在コネ
クタB57がパイプ体48と平行方向(図8の円周方向
矢印の方向)に回転可能となる。そして、タイヤバルブ
を覆うように接続するためのタイヤバルブソケット59
を係着する。注入具B55をタイヤバルブに接続するた
めには、タイヤバルブのキャップ(図示せず)を外した
後、バルブコア着脱工具によりタイヤバルブ内のバルブ
コアを取外し、前記タイヤバルブソケット59をタイヤ
バルブに押込む。タイヤバルブソケット59は、パイプ
体48と平行にわずかに摺動する構造(図8の左右方向
矢印の方向)を成し、該タイヤバルブソケット59内の
把持爪(図示せず)でタイヤバルブの外側のネジ山を掴
むことにより冠着する。
【0022】図10は、本発明の注入具Cの側面図、正
面図の部分断面図およびバルブコア廻しBの正面図であ
る。コック46の先端(図10では下側)に、タイヤ寿
命延長剤またはバルブコア廻しB63が挿通できる内径
を持ったパイプ体48を締着し、該パイプ体48の先端
にバルブコアが半円を描くように移動できるターニング
ボックス61を締着し、タイヤバルブを覆うように接続
するためのタイヤバルブホルダB62を締着する。注入
具C60をタイヤバルブに接続するためには、タイヤバ
ルブのキャップ(図示せず)を外した後、タイヤバルブ
ホルダB62の開口部をタイヤバルブに挿入し、右回転
することにより行う。また、バルブコア廻しB63は、
シャフトB64の一端側(図10では下側)にバルブコ
アの頭を挟むためのバルブコア挟み52を取付け、他端
側には該シャフトB64を廻しバルブコアを緩めて取外
すためのツマミ54を設けて成る。シャフトB64の先
端部はフレキシブルシャフトになっているため、前記タ
ーニングボックス61内を曲折しながらタイヤバルブ内
のバルブコアを取外すことができる。 該バルブコア廻
しB63を用いてバルブコアを取外す方法は注入具A4
5の場合と同様であるので省略する。
【0023】上記に述べた注入具45,55,60は、
注入するタイヤの種類やタイヤの取付け状態に応じて選
択する。注入具A45は、シングルタイヤまたはトラッ
クなどの後輪のダブルタイヤの内側タイヤに使用する。
注入具B55および注入具C60は、トラックなどの後
輪の外側タイヤに使用する。注入具B55は、タイヤバ
ルブソケット59が回転可能なので、タイヤバルブとリ
ムが接近しているなど、作業空間の狭い場所において使
用するが、通常は注入具C60を使用する。
【0024】次に、注入装置1を駆動する電源としてバ
ッテリ6を使用する。該バッテリ6は車輌用12V仕様
のもので、2個直列に接続して24Vにして使用する。
注入作業前にフル充電をしておけば、100回以上の注
入作業を行う実力がある。図1の、本発明のタイヤ寿命
延長剤の注入装置の構成図にあるように、バッテリ6か
らの電源は、バッテリケーブル12を充電器5に接続
し、内部をバイパスして電源ケーブル11により送出機
3に接続され供給される。電源容量が下がってきた場合
は、バッテリモニタ21の電源低下ランプ(図示せず)
が点灯し、同時に警報ブザー22が吹鳴し充電を促す。
この時は、充電用電源ケーブル13の先端のコンセント
14を商用電源に接続し、充電スイッチ(図示せず)を
オンにすることにより充電が開始される。充電中はバッ
テリモニタ21の充電中ランプ(図示せず)が点灯し、
充電中であることを知らせる。充電が完了すると前記充
電ランプが消灯し、充電が終了したことを知らせる。ま
た、緊急に使用したく充電する時間が取れない時など
は、充電器5からの電源ケーブル11を取外し、車輌の
バッテリから直接ケーブルで送出機3に接続することが
できる。充電回路は周知の技術であるが、図15の充電
器の構成ブロック図にあるように、本発明のタイヤ寿命
延長剤の注入装置1は全世界の電源事情に対処できるよ
う、AC85V〜AC260V対応のスイッチングレギ
ュレータ74と、該スイッチングレギュレータの定電圧
出力を定電流出力に変換するための定電流回路75と、
該定電流回路よりバッテリ6を充電する時に過充電を防
止するための過充電防止回路76および前述のバッテリ
モニタ21や警報ブザー22で構成される。 AC85
V〜AC260V対応としたのは、タイヤやタイヤバル
ブおよびバルブコアなどの規格が世界共通であり、全世
界で仕様可能であるためである。
【0025】タイヤ寿命延長剤を収容したタンク2より
タイヤ寿命延長剤をタイヤに注入するには、図1の、本
発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置の構成図にあるよう
に、送出機3の側面にある送出ソケット33に送出ホー
ス7を接続し、また、送出ソケット33の隣にある吸入
ソケット34に吸入ホース8を接続し、タンク2に入れ
る。さらに、操作機4のリターンホースコネクタ67に
リターンホース9を接続し、タンク2に戻す。操作機4
の操作スイッチ36などの信号用の信号ケーブル10は
送出ホース7と一体化しており、送出機3側で分かれて
信号用コネクタ(図示せず)に接続される。また、操作
機4の先端には各種タイヤに適合する注入具の連結部4
7を挿着し接続する。次に、注入作業を行うと、タンク
2内のタイヤ寿命延長剤は吸入ホース8を通り、送出機
3内のギアポンプ40に導入される。該ポンプより送出
されたタイヤ寿命延長剤は送出ホース7を通り操作機4
に導入される。そして、操作機4の先端に接続された注
入具45,55,60を通り、タイヤバルブよりタイヤ
内にタイヤ寿命延長剤が注入される。注入作業が終了す
れば、タイヤバルブに残留しているタイヤ寿命延長剤を
排除するために操作機4のリターンバルブ68を操作し
て、リターンホース9を経由してタンク2内に戻す。こ
れは、注入作業終了後にバルブコアをタイヤバルブに戻
す時に、タイヤバルブ内にタイヤ寿命延長剤が残留して
いると、それがバルブコアに付着しバルブコアの気密性
を損ねるからである。
【0026】本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置1
は、駆動電源としてバッテリ6を使用しており電源ケー
ブルを布設する必要がないため、可搬性に優れている。
このためには図2および図3の、本発明のタイヤ寿命延
長剤の注入装置を台車に乗せた状態の左側面図および正
面図にあるように、台車15にはラック16が設けてあ
り、該ラックの上に送出機3を乗せることができる。ラ
ック16の内部には、充電器5およびバッテリ6が収納
できる。バッテリ6は重量があるためラック16の下部
に設置し、固定板(図示せず)で固定した後、ラックカバ
ー(図示せず)を取付ける。また、ラック16の裏側に
はタイヤ寿命延長剤を収容したタンク2を置き、該タン
クを固定するためタンクの上にタンク押え板17を被
せ、該タンク押え板をタンク押えバネ18で固定する。
また、ラック16の側面には、ホース収納ボックス19
や、アクセサリ収納ボックス20を設けてあり、移動時
や注入作業終了時などには、各種ホースやケーブルおよ
び注入具などを収納することができる。
【0027】
【実施例】次に、本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置
の実施例について、図に基づき詳しく説明する。なお、
図1の様に各機器は、正しく接続されているものとす
る。
【0028】まず、充電器5にある電源スイッチ(図示
せず)をオンにすると、図4の送出機の設定パネルの電
源ランプ23が点灯する。次に、設定パネルのリセット
スイッチ29を押し、内蔵の制御部73を初期状態に戻
しておく。
【0029】注入する車輌のタイヤの空気圧が4.0K
g/cm以上の場合は、H/L切替スイッチ27を押
し、Hモードにする。このH/L切替スイッチ27は、
初期状態ではLモードであり、該スイッチを押すごとに
H,Lを交互に切替ることができる。
【0030】次に、キーボード32のテンキーでタイヤ
1本当たりの注入量を入力する。入力未確定状態では注
入量モニタ30は点滅状態であり、SETキーを押すこ
とにより確定され、注入量モニタ30は連続点灯状態と
なる。最大999オンスまで設定可能であるが、注入具
45,55,60の空洞の分2オンスを加算して入力す
る必要がある。
【0031】次に、上記と同様に注入作業を行うタイヤ
数を入力する。最大99本まで設定可能であるが、99
本以上注入作業を行う場合または99本以下であっても
バッテリ6の容量がなくなった場合などは、車輌のバッ
テリから充電器5に直接ケーブルを接続することによ
り、注入作業を続行することができる。 以上の設定に
より、準備が整ったことになる。
【0032】次に、シングルタイヤまたはダブルタイヤ
の内側タイヤにタイヤ寿命延長剤を注入する方法を説明
する。まず、注入具A45のタイヤバルブホルダA49
のネジ部50を、タイヤバルブに接続する。(この時、
コック46は開けておく。)そして、バルブコア廻しA
51を注入具A45の連結部47より挿入し、ツマミ5
4を廻しバルブコアを緩めると、タイヤの空気圧でバル
ブコアは注入具A45の連結部47より飛出てくる。該
バルブコアを取外した後、素早くバルブコア廻しA51
を抜取りコック46を閉める。その後、操作機4の注入
ソケット39を注入具A45の連結部47に接続する。
【0033】次に、操作機4の操作スイッチ36を1秒
以内に2回押すと、予め送出機3で設定した量のタイヤ
寿命延長剤がタイヤに注入される。設定した量に達する
とポンプは自動的に待機状態になる。なお、前述の操作
スイッチ36を1秒以内に2回押すということは誤動作
防止のためであり、注入中に1回押すとポンプは一時停
止となる。
【0034】次に、コック46を閉じリターンバルブ6
8を押す。そして、リターンバルブ68を押したまま再
びコック46を少しずつ開くと、注入具A45に残って
いたタイヤ寿命延長剤がリターンホース9よりタンク2
に戻される。残りがほぼ無くなったところでコック46
を閉じ、操作機4を外す。そして、注入具A46の連結
部47よりバルブコアおよびバルブコア廻しA51を挿
入する。続いて、コック46を開き素早くバルブコアを
タイヤバルブに挿入し、バルブコア廻しA51により装
着し、元に戻すことにより作業が完了する。
【0035】次に、ダブルタイヤの外側タイヤにタイヤ
寿命延長剤を注入する方法を説明する。この場合、注入
具B55または注入具C60を使用する方法がある。
【0036】注入具B55を使用する方法では、まず、
バルブコア着脱工具(図示せず)でタイヤバルブ内のバ
ルブコアを外した後、素早く注入具B55のタイヤバル
ブソケット59をタイヤバルブに接続する。(この時、
コック46は閉めておく。)注入具B55のタイヤバル
ブソケット59は自在コネクタにより回転可能であるの
で、注入具C60が使用できないような作業空間の狭い
状況のタイヤにおいて使用する。以下、操作機4による
タイヤ寿命延長剤の注入作業および注入具内に残ったタ
イヤ寿命延長剤の抜取り作業は前記と同様である。そし
て、注入具B55を外した後、素早くバルブコア着脱工
具によりバルブコアをタイヤバルブに装着し、元に戻す
ことにより作業が完了する。
【0037】注入具C60を使用する方法では、まず、
注入具C60のタイヤバルブホルダBをタイヤバルブに
接続する。(この時、コック46は開けておく。)そし
て、バルブコア廻しB63を注入具C60の連結部47
より挿入し、ツマミ54を廻しバルブコアを緩めると、
タイヤの空気圧でバルブコアは注入具C60のターニン
グボックス61およびパイプ体48を通り、連結部47
より飛出てくる。該バルブコアを取外した後、素早くバ
ルブコア廻しB63を抜取りコック46を閉める。その
後、操作機4の注入ソケット39を注入具C60の連結
部47に接続する。以下、操作機4によるタイヤ寿命延
長剤の注入作業および注入具内に残ったタイヤ寿命延長
剤の抜取り作業は前記と同様である。そして、操作機4
を外し、注入具C60の連結部47よりバルブコアおよ
びバルブコア廻しB63を挿入する。続いて、コック4
6を開き素早くバルブコアをタイヤバルブに挿入し、バ
ルブコア廻しB63により装着し、元に戻すことにより
作業が完了する。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のタイヤ寿命
延長剤の注入装置を使用することにより、従来の手動ポ
ンプに比べ下記のような効果を奏することができる。 ポンプとしてギアポンプを採用しているので、タイヤ
寿命延長剤の注入量が正確であり、しかも、送出圧力が
高いためタイヤを車輌から外すことなく、そのままの状
態で作業が行える。 注入する車輌のタイヤの種類に応じて、送出圧力,注
入量および注入回数が送出機の設定部で予め設定するこ
とができ、一度設定を行ったら手元の操作機により注入
作業の開始,停止が自由に制御することができる。従っ
て、注入のたびに送出機を操作する必要がない。 送出機の駆動電源としてバッテリを採用しているの
で、商用電源ケーブルを布設する必要がなく、また、商
用電源の取れない場所においても使用することができ
る。 一般の車輌またはトラックやバス等の後輪のダブルタ
イヤの内側タイヤ用として注入具Aを使用した場合、注
入具を接続したままバルブコアの着脱ができ、しかも、
コックによりタイヤ内の空気の漏れを防止できるため、
容易に注入作業が行える。 トラックやバス等の後輪のダブルタイヤの外側タイヤ
用として注入具Bまたは注入具Cを使用した場合、注入
具の接続部が小型であるため、タイヤホイールとタイヤ
バルブが接近して作業空間が狭い上記タイヤでも、容易
に注入作業が行える。特に注入具Cを使用した場合、
と同様の機能も得られる。 注入装置を構成する送出機,操作機,タンク,バッテ
リ,充電器およびケーブルや注入具等の付属品をすべて
台車に搭載しており可搬性があるため、多くの車輌のタ
イヤに注入作業を行う場合は、移動が楽にでき作業性が
よい。
【0039】上記のような各種の効果により、タイヤ寿
命延長剤の注入作業が、容易かつ短時間に、しかも、正
確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置の構成図
である。
【図2】本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置を台車に
乗せた状態の左側面図である。
【図3】本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置を台車に
乗せた状態の正面図である。
【図4】本発明の注入装置を構成する送出機の平面図で
ある。
【図5】本発明の注入装置を構成する操作機の平面図で
ある。
【図6】本発明の注入装置を構成する送出機の内部図で
ある。
【図7】本発明の注入具Aの側面図、正面図の部分断面
図およびバルブコア廻しAの正面図である。
【図8】本発明の注入具Bの側面図、正面図である。
【図9】本発明の注入具Bの自在コネクタのA−A断面
図である。
【図10】本発明の注入具Cの側面図、正面図の部分断
面図およびバルブコア廻しBの正面図である。
【図11】本発明の注入装置を構成する操作機のパイプ
体の側面図の部分断面図である。
【図12】本発明の注入装置を構成する操作機のパイプ
体のゴムカバーの側面図および正面図である。
【図13】本発明の注入装置を構成する操作機の操作ス
イッチ回路基板の平面図である。
【図14】本発明の注入装置を構成する送出機の構成ブ
ロック図である。
【図15】本発明の注入装置を構成する充電器の構成ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 注入装置 2 タンク 3 送出機 4 操作機 5 充電器 6 バッテリ 7 送出ホース 8 吸入ホース 9 リターンホース 10 信号ケーブル 11 電源ケーブル 12 バッテリケーブル 13 充電用電源ケーブル 14 コンセント 15 台車 16 ラック 17 タンク押え板 18 タンク押えバネ 19 ホース収納ボックス 20 アクセサリ収納ボックス 21 バッテリモニタ 22 警報ブザー 23 電源ランプ 24 Hランプ 25 Lランプ 26 スタートランプ 26a スタートランプ 27 H/L切替スイッチ 28 スタートスイッチ 29 リセットスイッチ 30 注入量モニタ 31 タイヤ数モニタ 32 キーボード 33 送出ソケット 34 吸入ソケット 35 樹脂フィルム 36 操作スイッチ 37 金属カバー 38 止めネジ 39 注入ソケット 40 ギアポンプ 41 モータ 42 回転軸 43 円板 44 回転角度検出器 45 注入具A 46 コック 47 連結部 48 パイプ体 49 タイヤバルブホルダA 50 ネジ部 51 バルブコア廻しA 52 バルブコア挟み 53 シャフトA 54 ツマミ54 55 注入具B 56 自在コネクタA 57 自在コネクタB 58 ピン 59 タイヤバルブソケット 60 注入具C 61 ターニングボックス 62 タイヤバルブホルダB 63 バルブコア廻しB 64 シャフトB 65 パイプ体 66 ボール 67 リターンホースコネクタ 68 リターンバルブ 69 ボールホルダーネジ 70 ネジ穴 71 ゴムカバー 72 設定部 73 制御部 74 スイッチングレギュレータ 75 定電流回路 76 過充電防止回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのパンクを
防止したり寿命を延長させる、タイヤ寿命延長剤の注入
装置に関するものである。
【0002】なお、前記タイヤ寿命延長剤は、エチレン
グリコールに微細なファイバーを均一に混合して構成さ
れ、タイヤまたはタイヤチューブの中に適量を注入す
る。車輌走行時にはタイヤ内面に均一に拡散し、釘等が
タイヤに刺さった時や抜けた時に、タイヤの空気圧によ
りその傷部分に浸入してパンクを防ぐと共に、タイヤの
ゴム材料自身が持つ微細孔からの空気漏れを防止するこ
とができる。さらに、走行中に発生した路面の摩擦熱を
リムに拡散および放熱させることにより、加えて、製造
時からのタイヤが持つアンバランスを、走行時における
遠心力でタイヤ内面に拡散し、重心の位置をバランスの
取れた状態に修正し、部分的な摩耗や衝撃を低減するこ
とにより、タイヤの過熱を防止して、タイヤの寿命を延
長するものである。なおその注入量は、少なすぎると期
待した効果は上がらず、また、多すぎると走行時のタイ
ヤのバランスが崩れ、タイヤの種類や大きさによってそ
の適量は決まっている。
【0003】
【従来の技術】従来のタイヤ寿命延長剤の注入装置は、
ポンプの吸引用中空軸をタイヤ寿命延長剤の収容タンク
に挿着し、該ポンプのハンドル部にある送出用ホースの
先端にタイヤのタイヤバルブに接続するための注入具を
挿着して成る手動ポンプを使用していた。
【0004】この注入装置でタイヤ寿命延長剤をタイヤ
に注入するには、まず、タイヤのタイヤバルブに螺着さ
れているバルブコアをバルブコア着脱工具により取外し
た後、タイヤバルブの空気出入口に前記注入具を接続
し、前記手動ポンプを自転車用の手動ポンプと同様の方
法で操作することにより行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は手動ポンプによる注入作業であるため、空気の充填さ
れたタイヤにタイヤ寿命延長剤を注入するには、空気圧
が高過ぎるため注入することができず、一度、車輌から
タイヤを外して空気を抜いた後、注入作業を行ってい
る。そして、注入作業が終了したら再びタイヤに空気を
充填し、車輌に該タイヤを装着する。このような作業が
伴うため、1台の車輌のすべてのタイヤにタイヤ寿命延
長剤を注入するには、多大な労力と時間が必要であると
いう問題点があった。また、従来の手動ポンプでは、タ
イヤ寿命延長剤の成分であるファイバーが注入具内で目
詰まりを起こし易く、各種タイヤに合った適量のタイヤ
寿命延長剤を正確に注入することが困難であるいう問
題点もあった。
【0006】本発明はこれらの問題点を解決し、各種タ
イヤに合った適量のタイヤ寿命延長剤を極めて容易かつ
短時間に注入することができる、タイヤ寿命延長剤の注
入装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、図1の、本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置の構
成図にあるように、タイヤ寿命延長剤を収容したタンク
2と、該タンク内のタイヤ寿命延長剤をポンプにより送
出するように成した送出機3と、該送出機と送出ホース
7で接続し送出機から送出されたタイヤ寿命延長剤をタ
イヤに注入する操作を行うための操作機4と、一端側を
該操作機に他端側をタイヤのタイヤバルブにそれぞれ着
脱可能に接続できる注入具45,55,60と、前記送
出機を駆動するためのバッテリ6と、該バッテリーの充
電を制御する充電器5により構成される。
【0008】送出機は、図14の、本発明の注入装置
を構成する送出機の構成ブロック図にあるように、タイ
ヤ寿命延長剤を送出するためのギアポンプ40と、該ギ
アポンプを駆動するためのモータ41と、注入量やタイ
ヤ数を設定するためのキーボード32と、該キーボード
で設定した数値を読込んで記憶したりモニタに数値を表
示する設定部72と、前記モータの回転により回転角度
を検出する回転角度検出器44と、該回転角度検出器よ
り得られた回転角と前記設定部で得られた設定値により
前記モータの回転を制御する制御部73より成る。
【0009】操作機4は、図11にあるように、操作機
本体のパイプ体65と、該パイプ体の内部にあってタイ
ヤ寿命延長剤の流れを制御する弁の働きをするボール6
6およびボールホルダーネジ69と、注入作業終了後に
タイヤバルブおよび注入具内に残留したタイヤ寿命延長
剤をタンク2に排出するためのリターンホースコネクタ
67および該リターンホースコネクタの斜め下部に取付
けられたリターンバルブ68と、注入具の一端側を接続
するため前記パイプ体の先端に取付けられた注入ソケッ
ト39より成る。これに図12にあるようなゴムカバー
71をリターンホースコネクタ67の下部より取付け、
また、図13にあるような操作スイッチ36の回路基板
をゴムカバー71の上部に乗せ、さらに図5にあるよう
回路基板を保護するための樹脂フィルム35および金
属カバー37を乗せ、止めネジ38でネジ穴70に固定
する。
【0010】注入具A45は、図7にあるようにコック
46の先端側にパイプ体48を締着し、該パイプ体の先
端側にタイヤバルブを接続するためのタイヤバルブホル
ダA49を締着する。そして、前記コックの他端側の連
結部47に、バルブコアの頭を挟むためのバルブコア挟
み52とシャフトA53および該シャフトAを廻すため
のツマミ54を設けたバルブコア廻しA51を挿入して
成る。
【0011】注入具B55は、図8にあるようにコック
46の先端側にパイプ体48を締着し、該パイプ体の先
端側に自在コネクタA56を締着する。該自在コネクタ
A56は、前記パイプ体と直角の方向に凸型に伸びてい
る。そして、前記自在コネクタA56の凸部に凹型の自
在コネクタB57を接続する。さらに、該自在コネクタ
Bにタイヤバルブを冠着するためのタイヤバルブソケッ
ト59を前記パイプ体と平行方向に係着して成る。
【0012】注入具C60は、図10にあるようにコッ
ク46の先端側にパイプ体48を締着し、該パイプ体の
先端側にターニングボックス61を締着する。そして、
タイヤバルブを接続するためのタイヤバルブホルダB6
2を締着する。そして、前記コックの他端側の連結部4
7に、バルブコアの頭を挟むためのバルブコア挟み52
とシャフトB64および該シャフトBを廻すためのツマ
ミ54を設けたバルブコア廻しB63を挿入して成る。
【0013】充電器5は、図15の構成ブロック図にあ
るように、全世界の電源事情に対処できるよう、AC8
5V〜AC260V対応のスイッチングレギュレータ7
4と、該スイッチングレギュレータの定電圧出力を定電
流出力に変換するための定電流回路75と、該定電流回
路よりバッテリ6を充電する時に過充電を防止するため
の過充電防止回路76と、電圧状況や充電状況を知らせ
るバッテリモニタ21および警報ブザー22と、注入装
置1を駆動するためのバッテリ6より成る。なお、バッ
テリ6は車輌用12Vのものを2個直列に接続し24V
とする。
【0014】以上の様な装置を、図2および図3にある
ように、台車15に乗せる。台車15にはラック16が
設けてあり、該ラックの上に送出機3を乗せる。ラック
16の内部には、充電器5およびバッテリ6が収納でき
る。バッテリ6は重量があるためラック16の下部に設
置し、固定板(図示せず)で固定した後、ラックカバー
(図示せず)を取付ける。また、ラック16の裏側には
タイヤ寿命延長剤を収容したタンク2を置き、該タンク
の上にタンク押え板17を被せ、該タンク押え板をタン
ク押えバネ18で固定する。また、ラック16の側面に
は、ホース収納ボックス19や、アクセサリ収納ボック
ス20を設けて成る。
【0015】
【発明の実施の形態】上述のように構成されたタイヤ寿
命延長剤の注入装置の実施の形態を図に基づき詳しく説
明する。
【0016】図4は、本発明の注入装置を構成する送出
機の平面図である。この平面パネル上にはキーボード3
2や各種モニタおよびスイッチ類があり、設定パネルを
構成する。充電器5にある電源スイッチ(図示せず)を
オンにすると、電源ランプ23が点灯する。ここでリセ
ットスイッチ29を押すと制御部73は初期状態とな
る。この時、Lランプ25が点灯しHランプ24は消灯
し、Lモードであることを示す。注入する車輌のタイヤ
の空気圧が4.0Kg/cm#’2#,以上の場合は、
H/L切替スイッチ27を押すとLランプ25は消灯し
Hランプ24が点灯し、Hモードであることを示す。次
にキーボード32のテンキーでタイヤ1本当たりの注入
量を入力する。テンキーを押すごとに入力した数値が注
入量モニタ30に表示され、999オンスまで入力する
ことができる。この時、注入量モニタ30は点滅状態で
あり、入力された数値が未確定であることを示す。ここ
で、SETキーを押すと連続点灯状態となり確定したこ
とを示す。次にテンキーで注入作業を行うタイヤ数を入
力する。テンキーを押すごとに入力した数値がタイヤ数
モニタ31に表示され、99本まで入力することができ
る。この時、タイヤ数モニタ31は点滅状態であり、入
力された数値が未確定であることを示す。ここで、SE
Tキーを押すと連続点灯状態となり確定したことを示
す。次に、スタートスイッチ28を押すことにより待機
状態となり、スタートランプ26が点滅する。なお、後
述の操作機4のスタートランプ26aも同様に点滅す
る。設定値を誤った場合はリセットスイッチ29を押せ
ばいつでも初期状態に戻すことができる。
【0017】図6は、本発明の注入装置を構成する送出
機の内部図である。送出機3を駆動させるモータ41の
回転軸42上にギアポンプ40が接続され、また、該モ
ータ41の回転角度を制御するための円板43が接続さ
れている。該円板43の円周方向には多数の光通過孔が
開けられており、この光通過孔を挟むようにして回転角
度検出器44が取付けられている。該回転角度検出器4
4は発光ダイオードおよびフォトトランジスタの各素子
で構成され、お互いに向合っている。その間隙を、前述
の円板43が回転しながら通過することにより、発光ダ
イオードの光が通過または遮断される。その信号をフォ
トトランジスタが受け、その数をカウントすることによ
り回転角が求まる。ギアポンプ40の回転角に対する送
出量は予め決まっているので、制御部73にて演算処理
し目的カウント数に達したところ、すなわち設定した注
入量を送出した時点でモータ41を停止させることがで
きる。
【0018】図11は、本発明の注入装置を構成する操
作機のパイプ体の側面図の部分断面図である。パイプ体
65の中には、タイヤ寿命延長剤の流れを制御する弁の
働きをするボール66が1個挿入されている。送出ホー
ス7はパイプ体65の一端側(図11では右側)に接続
され、注入作業時はタイヤ寿命延長剤は他端側(図11
では左側)に流れる。この時、ボール66は図中左側に
移動し、リターンホースコネクタ67のパイプ体65内
の開口部を塞ぐ。このため、タイヤ寿命延長剤はリター
ンホースコネクタ67およびリターンホース9経由して
タンク2に戻ることなく、注入ソケット39より注入具
45,55,60およびタイヤバルブを経由してタイヤ
内に注入されることになる。なお、ボールホルダーネジ
69は、ボール66が注入ソケット39のパイプ体65
内の開口部を塞ぎ、タイヤ寿命延長剤の流れを止めるの
を防ぐためのものである。注入作業が終了した時はタイ
ヤバルブおよび注入具内に残留したタイヤ寿命延長剤を
排除するため、リターンバルブ68を押すとボール66
が押され、リターンホースコネクタ67のパイプ体65
内の開口部を開ける。このため、ボール66はタイヤ内
の空気圧によって逆流してきたタイヤ寿命延長剤により
パイプ体65内の図中右側に移動し、パイプ体65内の
狭部を塞ぎ、送出機3に逆流するのを防ぐとともに、リ
ターンホースコネクタ67およびリターンホース9経由
してタンク2に戻ることになる。
【0019】操作機4は手元で使用するため、図12に
あるようなゴムカバー71でパイプ体65を覆い、ま
た、図13にあるような操作スイッチ回路基板をゴムカ
バー71の上部に取付け、さらに、図5にあるような樹
脂フィルム35および金属カバー37を取付け、止めネ
ジ38でネジ穴70に固定することにより、使用しやす
くなる。操作機4の操作スイッチ36を1秒以内に2回
押すと、前述のポンプ動作が行われ、設定した量に達す
ると待機状態になる。また、注入作業中に1回押すとポ
ンプは一時停止となる。1秒間に2回押さなければポン
プ動作が開始しないのは、誤って押すことによりポンプ
動作が開始するのを防ぐためである。スタートランプ2
6aは、送出機の設定パネル上にあるスタートランプ
と同一の働きをする。
【0020】図7は、本発明の注入具Aの側面図、正面
図の部分断面図およびバルブコア廻しAの正面図であ
る。コック46の先端(図7では下側)に、タイヤ寿命
延長剤またはバルブコア廻しAが挿通できる内径を持っ
たパイプ体48を締着し、該パイプ体48の先端にタイ
ヤバルブを覆うように接続するためのタイヤバルブホル
ダA49を締着する。タイヤバルブホルダA49の内部
には、タイヤバルブを螺着するためのネジ部50があ
る。注入具A45をタイヤバルブに接続するためには、
タイヤバルブのキャップ(図示せず)を外した後、タイ
ヤバルブホルダA49の開口部をタイヤバルブに挿入
し、右回転することにより行う。また、バルブコア廻し
A51は、シャフトA53の一端側(図7では下側)に
バルブコアの頭を挟むためのバルブコア挟み52を取付
け、他端側には該シャフトA53を廻しバルブコアを緩
めて取外すためのツマミ54を設けて成る。該バルブコ
ア廻しA51を用いてバルブコアを取外す場合は、コッ
ク46を開いた状態にして注入具A45の連結部47の
開口穴より挿入し、バルブコア挟み52でバルブコアの
頭を挟み、左回転して緩めて外す。その後、バルブコア
廻しA51を抜取ると、タイヤ内の空気の圧力により連
結部47の開口部にバルブコアが飛出してくる。そこ
で、バルブコアを取出しコック46を閉める。
【0021】図8は、本発明の注入具Bの側面図、正面
図である。コック46の先端(図8では左側)に、タイ
ヤ寿命延長剤が流入できる内径を持ったパイプ体48を
締着し、該パイプ体48の先端に自在コネクタA56を
締着する。また、図9の本発明の注入具Bの自在コネク
タのA−A断面図にあるように、該自在コネクタA56
は、前記パイプ体48と直角の方向に凸型に伸びてい
る。そして、自在コネクタA56の凸部に凹型の自在コ
ネクタB57を挿入し、ピン58を挿入して固定するこ
とにより自在コネクタA56の凸部を軸とし、自在コネ
クタB57がパイプ体48と平行方向(図8の円周方向
矢印の方向)に回転可能となる。そして、タイヤバルブ
を覆うように接続するためのタイヤバルブソケット59
を係着する。注入具B55をタイヤバルブに接続するた
めには、タイヤバルブのキャップ(図示せず)を外した
後、バルブコア着脱工具によりタイヤバルブ内のバルブ
コアを取外し、前記タイヤバルブソケット59をタイヤ
バルブに押込む。タイヤバルブソケット59は、パイプ
体48と平行にわずかに摺動する構造(図8の左右方向
矢印の方向)を成し、該タイヤバルブソケット59内の
把持爪(図示せず)でタイヤバルブの外側のネジ山を掴
むことにより冠着する。
【0022】図10は、本発明の注入具Cの側面図、正
面図の部分断面図およびバルブコア廻しBの正面図であ
る。コック46の先端(図10では下側)に、タイヤ寿
命延長剤またはバルブコア廻しB63が挿通できる内径
を持ったパイプ体48を締着し、該パイプ体48の先端
にバルブコアが半円を描くように移動できるターニング
ボックス61を締着し、タイヤバルブを覆うように接続
するためのタイヤバルブホルダB62を締着する。注入
具C60をタイヤバルブに接続するためには、タイヤバ
ルブのキャップ(図示せず)を外した後、タイヤバルブ
ホルダB62の開口部をタイヤバルブに挿入し、右回転
することにより行う。また、バルブコア廻しB63は、
シャフトB64の一端側(図10では下側)にバルブコ
アの頭を挟むためのバルブコア挟み52を取付け、他端
側には該シャフトB64を廻しバルブコアを緩めて取外
すためのツマミ54を設けて成る。シャフトB64の先
端部はフレキシブルシャフトになっているため、前記タ
ーニングボックス61内を曲折しながらタイヤバルブ内
のバルブコアを取外すことができる。該バルブコア廻し
B63を用いてバルブコアを取外す方法は注入具A45
の場合と同様であるので省略する。
【0023】上記に述べた注入具45,55,60は、
注入するタイヤの種類やタイヤの取付け状態に応じて選
択する。注入具A45は、シングルタイヤまたはトラッ
クなどの後輪のダブルタイヤの内側タイヤに使用する。
注入具B55および注入具C60は、トラックなどの後
輪の外側タイヤに使用する。注入具B55は、タイヤバ
ルブソケット59が回転可能なので、タイヤバルブとリ
ムが接近しているなど、作業空間の狭い場所において使
用するが、通常は注入具C60を使用する。
【0024】次に、注入装置1を駆動する電源としてバ
ッテリ6を使用する。該バッテリ6は車輌用12V仕様
のもので、2個直列に接続して24Vにして使用する。
注入作業前にフル充電をしておけば、100回以上の注
入作業を行う実力がある。図1の、本発明のタイヤ寿命
延長剤の注入装置の構成図にあるように、バッテリ6か
らの電源は、バッテリケーブル12を充電器5に接続
し、内部をバイパスして電源ケーブル11により送出機
3に接続され供給される。電源容量が下がってきた場合
は、バッテリモニタ21の電源低下ランプ(図示せず)
が点灯し、同時に警報ブザー22が吹鳴し充電を促す。
この時は、充電用電源ケーブル13の先端のコンセント
14を商用電源に接続し、充電スイッチ(図示せず)を
オンにすることにより充電が開始される。充電中はバッ
テリモニタ21の充電中ランプ(図示せず)が点灯し、
充電中であることを知らせる。充電が完了すると前記充
ランプが消灯し、充電が終了したことを知らせる。
また、緊急に使用したく充電する時間が取れない時など
は、充電器5からの電源ケーブル11を取外し、車輌の
バッテリから直接ケーブルで送出機3に接続することが
できる。充電回路は周知の技術であるが、図15の充電
器の構成ブロック図にあるように、本発明のタイヤ寿命
延長剤の注入装置1は全世界の電源事情に対処できるよ
う、AC85V〜AC260V対応のスイッチングレギ
ュレータ74と、該スイッチングレギュレータの定電圧
出力を定電流出力に変換するための定電流回路75と、
該定電流回路よりバッテリ6を充電する時に過充電を防
止するための過充電防止回路76および前述のバッテリ
モニタ21や警報ブザー22で構成される。AC85V
〜AC260V対応としたのは、タイヤやタイヤバルブ
およびバルブコアなどの規格が世界共通であり、全世界
使用可能であるためである。
【0025】タイヤ寿命延長剤を収容したタンク2より
タイヤ寿命延長剤をタイヤに注入するには、図1の、本
発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置の構成図にあるよう
に、送出機3の側面にある送出ソケット33に送出ホー
ス7を接続し、また、送出ソケット33の隣にある吸入
ソケット34に吸入ホース8を接続し、タンク2に入れ
る。さらに、操作機4のリターンホースコネクタ67に
リターンホース9を接続し、タンク2に戻す。操作機4
の操作スイッチ36などの信号用の信号ケーブル10は
送出ホース7と一体化しており、送出機3側で分かれて
信号用コネクタ(図示せず)に接続される。また、操作
機4の先端には各種タイヤに適合する注入具の連結部4
7を挿着し接続する。次に、注入作業を行うと、タンク
2内のタイヤ寿命延長剤は吸入ホース8を通り、送出機
3内のギアポンプ40に導入される。該ポンプより送出
されたタイヤ寿命延長剤は送出ホース7を通り操作機4
に導入される。そして、操作機4の先端に接続された注
入具45,55,60を通り、タイヤバルブよりタイヤ
内にタイヤ寿命延長剤が注入される。注入作業が終了す
れば、タイヤバルブおよび注入具内に残留しているタイ
ヤ寿命延長剤を排除するために操作機4のリターンバル
ブ68を操作して、リターンホース9を経由してタンク
2内に戻す。これは、注入作業終了後にバルブコアをタ
イヤバルブに戻す時に、タイヤバルブ内にタイヤ寿命延
長剤が残留していると、それがバルブコアに付着しバル
ブコアの気密性を損ねるからである。
【0026】本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置1
は、駆動電源としてバッテリ6を使用しており電源ケー
ブルを布設する必要がないため、可搬性に優れている。
このためには図2および図3の、本発明のタイヤ寿命延
長剤の注入装置を台車に乗せた状態の左側面図および正
面図にあるように、台車15にはラック16が設けてあ
り、該ラックの上に送出機3を乗せることができる。ラ
ック16の内部には、充電器5およびバッテリ6が収納
できる。バッテリ6は重量があるためラック16の下部
に設置し、固定板(図示せず)で固定した後、ラックカ
バー(図示せず)を取付ける。また、ラック16の裏側
にはタイヤ寿命延長剤を収容したタンク2を置き、該タ
ンクを固定するためタンクの上にタンク押え板17を被
せ、該タンク押え板をタンク押えバネ18で固定する。
また、ラック16の側面には、ホース収納ボックス19
や、アクセサリ収納ボックス20を設けてあり、移動時
や注入作業終了時などには、各種ホースやケーブルおよ
び注入具などを収納することができる。
【0027】
【実施例】次に、本発明のタイヤ寿命延長剤の注入装置
の実施例について、図に基づき詳しく説明する。なお、
図1の様に各機器は、正しく接続されているものとす
る。
【0028】まず、充電器5にある電源スイッチ(図示
せず)をオンにすると、図4の送出機の設定パネルの電
源ランプ23が点灯する。次に、設定パネルのリセット
スイッチ29を押し、内蔵の制御部73を初期状態に戻
しておく。
【0029】注入する車輌のタイヤの空気圧が4.0K
g/cm#’2#,以上の場合は、H/L切替スイッチ
27を押し、Hモードにする。このH/L切替スイッチ
27は、初期状態ではLモードであり、該スイッチを押
すごとにH,Lを交互に切替ることができる。
【0030】次に、キーボード32のテンキーでタイヤ
1本当たりの注入量を入力する。入力未確定状態では注
入量モニタ30は点滅状態であり、SETキーを押すこ
とにより確定され、注入量モニタ30は連続点灯状態と
なる。最大999オンスまで設定可能であるが、注入具
45,55,60の空洞の分2オンスを加算して入力す
る必要がある。
【0031】次に、上記と同様に注入作業を行うタイヤ
数を入力する。最大99本まで設定可能であるが、99
本以上注入作業を行う場合または99本以下であっても
バッテリ6の容量がなくなった場合などは、車輌のバッ
テリから充電器5に直接ケーブルを接続することによ
り、注入作業を続行することができる。以上の設定によ
り、準備が整ったことになる。
【0032】次に、シングルタイヤまたはダブルタイヤ
の内側タイヤにタイヤ寿命延長剤を注入する方法を説明
する。まず、注入具A45のタイヤバルブホルダA49
のネジ部50を、タイヤバルブに接続する。(この時、
コック46は開けておく。)そして、バルブコア廻しA
51を注入具A45の連結部47より挿入し、ツマミ5
4を廻しバルブコアを緩めると、タイヤの空気圧でバル
ブコアは注入具A45の連結部47より飛出てくる。該
バルブコアを取外した後、素早くバルブコア廻しA51
を抜取りコック46を閉める。その後、操作機4の注入
ソケット39を注入具A45の連結部47に接続する。
【0033】次に、操作機4の操作スイッチ36を1秒
以内に2回押すと、予め送出機3で設定した量のタイヤ
寿命延長剤がタイヤに注入される。設定した量に達する
とポンプは自動的に待機状態になる。なお、前述の操作
スイッチ36を1秒以内に2回押すということは誤動作
防止のためであり、注入中に1回押すとポンプは一時停
止となる。
【0034】次に、コック46を閉じリターンバルブ6
8を押す。そして、リターンバルブ68を押したまま再
びコック46を少しずつ開くと、タイヤバルブおよび
入具A45に残っていたタイヤ寿命延長剤がリターン
ホース9よりタンク2に戻される。残りがほぼ無くなっ
たところでコック46を閉じ、操作機4を外す。そし
て、注入具A46の連結部47よりバルブコアおよびバ
ルブコア廻しA51を挿入する。続いて、コック46を
開き素早くバルブコアをタイヤバルブに挿入し、バルブ
コア廻しA51により装着し、元に戻すことにより作業
が完了する。
【0035】次に、ダブルタイヤの外側タイヤにタイヤ
寿命延長剤を注入する方法を説明する。この場合、注入
具B55または注入具C60を使用する方法がある。
【0036】注入具B55を使用する方法では、まず、
バルブコア着脱工具(図示せず)でタイヤバルブ内のバ
ルブコアを外した後、素早く注入具B55のタイヤバル
ブソケット59をタイヤバルブに接続する。(この時、
コック46は閉めておく。)注入具B55のタイヤバル
ブソケット59は自在コネクタにより回転可能であるの
で、注入具C60が使用できないような作業空間の狭い
状況のタイヤにおいて使用する。以下、操作機4による
タイヤ寿命延長剤の注入作業やタイヤバルブおよび注入
B55内に残ったタイヤ寿命延長剤の抜取り作業は前
記と同様である。そして、注入具B55を外した後、素
早くバルブコア着脱工具によりバルブコアをタイヤバル
ブに装着し、元に戻すことにより作業が完了する。
【0037】注入具C60を使用する方法では、まず、
注入具C60のタイヤバルブホルダB62をタイヤバル
ブに接続する。(この時、コック46は開けておく。)
そして、バルブコア廻しB63を注入具C60の連結部
47より挿入し、ツマミ54を廻しバルブコアを緩める
と、タイヤの空気圧でバルブコアは注入具C60のター
ニングボックス61およびパイプ体48を通り、連結部
47より飛出てくる。該バルブコアを取外した後、素早
くバルブコア廻しB63を抜取りコック46を閉める。
その後、操作機4の注入ソケット39を注入具C60の
連結部47に接続する。以下、操作機4によるタイヤ寿
命延長剤の注入作業やタイヤバルブおよび注入具C60
内に残ったタイヤ寿命延長剤の抜取り作業は前記と同様
である。そして、操作機4を外し、注入具C60の連結
部47よりバルブコアおよびバルブコア廻しB63を挿
入する。続いて、コック46を開き素早くバルブコアを
タイヤバルブに挿入し、バルブコア廻しB63により装
着し、元に戻すことにより作業が完了する。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のタイヤ寿命
延長剤の注入装置を使用することにより、従来の手動ポ
ンプに比べ下記のような効果を奏することができる。 ポンプとしてギアポンプを採用しているので、タイヤ
寿命延長剤の注入量が正確であり、しかも、送出圧力が
高いためタイヤを車輌から外すことなく、そのままの状
態で作業が行える。 注入する車輌のタイヤの種類に応じて、送出圧力,注
入量および注入回数が送出機の設定部で予め設定するこ
とができ、一度設定を行ったら手元の操作機により注入
作業の開始,停止が自由に制御することができる。従っ
て、注入のたびに送出機を操作する必要がない。 送出機の駆動電源としてバッテリを採用しているの
で、商用電源ケーブルを布設する必要がなく、また、商
用電源の取れない場所においても使用することができ
る。 一般の車輌またはトラックやバス等の後輪のダブルタ
イヤの内側タイヤ用として注入具Aを使用した場合、注
入具を接続したままバルブコアの着脱ができ、しかも、
コックによりタイヤ内の空気の漏れを防止できるため、
容易に注入作業が行える。 トラックやバス等の後輪のダブルタイヤの外側タイヤ
用として注入具Bまたは注入具Cを使用した場合、注入
具の接続部が小型であるため、タイヤホイールとタイヤ
バルブが接近して作業空間が狭い上記タイヤでも、容易
に注入作業が行える。特に注入具Cを使用した場合、
と同様の機能も得られる。 注入装置を構成する送出機,操作機,タンク,バッテ
リ,充電器およびケーブルや注入具等の付属品をすべて
台車に搭載しており可搬性があるため、多くの車輌のタ
イヤに注入作業を行う場合は、移動が楽にでき作業性が
よい。
【0039】上記のような各種の効果により、タイヤ寿
命延長剤の注入作業が、容易かつ短時間に、しかも、正
確に行うことができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ寿命延長剤を収容したタンク
    (2)と、該タンク内のタイヤ寿命延長剤をポンプによ
    り送出するように成した送出機(3)と、該送出機と送
    出ホース(7)で接続し送出機から送出されたタイヤ寿
    命延長剤をタイヤに注入する操作を行うための操作機
    (4)と、一端側を該操作機に他端側をタイヤのタイヤ
    バルブにそれぞれ着脱可能に接続できる注入具(45,
    55,60)と、前記送出機を駆動するためのバッテリ
    (6)と、該バッテリーの充電を制御する充電器(5)
    により構成されることを特徴とする、タイヤ寿命延長剤
    の注入装置。
  2. 【請求項2】 タイヤ寿命延長剤を送出するためのギア
    ポンプ(40)と、該ギアポンプを駆動するためのモー
    タ(41)と、注入量やタイヤ数を設定するためのキー
    ボード(32)と、該キーボードで設定した数値を読込
    んで記憶したりモニタに数値を表示する設定部(72)
    と、前記モータの回転により回転角度を検出する回転角
    度検出器(44)と、該回転角度検出器より得られた回
    転角と前記設定部で得られた設定値により前記モータの
    回転を制御する制御部(73)より成る送出機(3)を
    備えたことを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ寿命
    延長剤の注入装置。
  3. 【請求項3】パイプ体(65)と、該パイプ体の内部に
    あってタイヤ寿命延長剤の流れを制御する弁の働きをす
    るボール(66)およびボールホルダーネジ(69)
    と、注入作業終了後に注入具内部に残留したタイヤ寿命
    延長剤をタンク(2)に排出するためのリターンホース
    コネクタ(67)および該リターンホースコネクタの斜
    め下部に取付けられたリターンバルブ(68)と、注入
    具の一端側を接続するため前記パイプ体の先端に取付け
    られた注入ソケット(39)より成る操作機(4)を備
    えたことを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ寿命延
    長剤の注入装置。
  4. 【請求項4】コック(46)の先端側にパイプ体(4
    8)を締着し、該パイプ体の先端側にタイヤバルブを接
    続するためのタイヤバルブホルダA(49)を締着し、
    前記コックの他端側の連結部(47)に、バルブコアの
    頭を挟むためのバルブコア挟み(52)とシャフトA
    (53)および該シャフトAを廻すためのツマミ(5
    4)を設けたバルブコア廻しA(51)を挿入して成る
    注入具A(45)を備えたことを特徴とする、請求項1
    に記載のタイヤ寿命延長剤の注入装置。
  5. 【請求項5】コック(46)の先端側にパイプ体(4
    8)を締着し、該パイプ体の先端側にパイプ体と直角の
    方向に凸型に伸びている自在コネクタA(56)を締着
    し、該自在コネクタAの凸部に凹型の自在コネクタB
    (57)を接続し、該自在コネクタBにタイヤバルブを
    冠着続するためのタイヤバルブソケット(59)を前記
    パイプ体と平行方向に係着して成る注入具B(55)を
    備えたことを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ寿命
    延長剤の注入装置。
  6. 【請求項6】コック(46)の先端側にパイプ体(4
    8)を締着し、該パイプ体の先端側にターニングボック
    ス(61)を締着し、該ターニングボックスの先端側に
    タイヤバルブを接続するためのタイヤバルブホルダB
    (62)を締着し、前記コックの他端側の連結部(4
    7)に、バルブコアの頭を挟むためのバルブコア挟み
    (52)とシャフトB(64)および該シャフトBを廻
    すためのツマミ(54)を設けたバルブコア廻しB(6
    3)を挿入して成る注入具C(60)を備えたことを特
    徴とする、請求項1に記載のタイヤ寿命延長剤の注入装
    置。
  7. 【請求項7】スイッチングレギュレータ(74)と、該
    スイッチングレギュレータの定電圧出力を定電流出力に
    変換するための定電流回路(75)と、該定電流回路よ
    りバッテリ(6)を充電する時に過充電を防止するため
    の過充電防止回路(76)と、電圧状況や充電状況を知
    らせるバッテリモニタ(21)および警報ブザー(2
    2)より成る充電器(5)およびバッテリ(6)を備え
    たことを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ寿命延長
    剤の注入装置。
  8. 【請求項8】ラック(16)の上に送出機(3)を乗
    せ、該ラックの内部に充電器(5)およびバッテリ
    (6)を収納し、前記ラックの裏側にはタイヤ寿命延長
    剤を収容したタンク(2)を置き、該タンクの上にタン
    ク押え板(17)を被せ、該タンク押え板をタンク押え
    バネ(18)で固定し、さらに、ラックの側面には、ホ
    ース収納ボックス(19)やアクセサリ収納ボックス
    (20)を設けて成る台車(15)に搭載できることを
    特徴とする、請求項1に記載のタイヤ寿命延長剤の注入
    装置。
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