JPH09949A - 密度のグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造 - Google Patents

密度のグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造

Info

Publication number
JPH09949A
JPH09949A JP17773596A JP17773596A JPH09949A JP H09949 A JPH09949 A JP H09949A JP 17773596 A JP17773596 A JP 17773596A JP 17773596 A JP17773596 A JP 17773596A JP H09949 A JPH09949 A JP H09949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
catalyst
contaminated
length
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17773596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2648588B2 (ja
Inventor
J Gary Welch
ジェイ ゲアリー ウェルチ
Robert E Ellingham
ロバート イー エリンガム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CRI International Inc
Original Assignee
CRI International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CRI International Inc filed Critical CRI International Inc
Publication of JPH09949A publication Critical patent/JPH09949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2648588B2 publication Critical patent/JP2648588B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J38/00Regeneration or reactivation of catalysts, in general
    • B01J38/72Regeneration or reactivation of catalysts, in general including segregation of diverse particles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
    • B03B4/00Separating by pneumatic tables or by pneumatic jigs
    • B03B4/02Separating by pneumatic tables or by pneumatic jigs using swinging or shaking tables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B13/00Grading or sorting solid materials by dry methods, not otherwise provided for; Sorting articles otherwise than by indirectly controlled devices
    • B07B13/02Apparatus for grading using pockets for taking out particles from aggregates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G45/00Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
    • C10G45/02Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属により汚染された触媒物質と類似した寸
法及び形状の汚染されていない触媒粒子の分離が可能
な、造形触媒型粒子の密度によるグレード評価方法を提
供する。 【解決手段】 使用済の触媒型粒子混合物において、比
較的汚染されていない粒子及び軽度に汚染された粒子を
重度に汚染された粒子上の気体中に懸濁させ、重度に汚
染された粒子を傾斜した振動表面に沿って上方に移動さ
せて第一の出口から回収し、軽度に汚染された粒子を前
記振動表面の低部と接触させて第二の出口から回収し、
かつ比較的汚染されていない粒子を軽度に汚染された粒
子の接触している振動表面の下方の一部と接触させて第
三の出口から前記比較的汚染されていない粒子を回収す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密度による造形触
媒型粒子の分離及び単離に関する。特に本発明は、一般
的には円筒状の触媒型粒子の密度のグレード評価、及び
密度のグレード評価を受ける触媒型粒子の再生、回復、
及び製造に関する。
【従来の技術】炭化水素の転化及び精製に使用する触
媒、並びに炭化水素の分離又は精製工業における脱着剤
又は吸着剤は所望の粒子寸法の要求条件を有する。新し
い、すなわち未使用の触媒、脱着剤及び吸着剤は、最適
充填を成就するため又は固定層の圧力低下を減少させる
ため、又は流動層の場合には最適輸送要件を成就するた
めに分割して特定の粒子寸法群にする必要がある。その
上、炭化水素の転化及び精製に使用する触媒は“コーク
ス”として知られている炭質付着物、並びに炭化水素供
給原料中に有機金属化合物又は混入不純物として存在し
うるニッケル、バナジウム、鉄又はシリカのような金属
付着物で汚染される。使用した触媒は不活性となるので
触媒反応器から回収し、コークスを燃焼させる再生器を
通過させて触媒を再生し、反応器内で再使用するために
戻さなければならない。触媒を継続して使用すると、汚
染する上に摩耗してしまう。すなわち、一般的には円筒
状の触媒粒子の長さが望ましくない程度に低下してしま
う。そのような短くなった触媒粒子が固定層反応器内に
存在すると固定層が詰まって望ましくないことに圧力が
増大し、その結果層内の流動性が低下し、最終的には閉
鎖されてしまう。歴史的には、触媒工業では古典的な選
別技術を用い“ダスト”又は“微粉”、すなわち非常に
小さな破砕又は変形した触媒粒子を触媒塊から除去す
る。しかしながら、正方形の開口を有するスクリーンの
使用では、一般的に円筒状の触媒粒子すなわち“ピル”
の直径で限定されてしまう。スクリーンの開口がピルの
断面の直径より大きければ、スクリーンは触媒ピルを長
さに基いて分離することはできない。長さの直径に対す
る比(L/D)が1以上のピルとL/Dが1未満のピル
を分離する場合にのみ使用しうる。従って、1.7mmの開
口を有する正方形又は長方形の12メッシュのスクリー
ン(正方形又は溝形)は、触媒が開口をたてに通過する
限り触媒の長さが2mmであっても10mmであっても直径
1/16インチ(1.6mm)の円筒状の触媒粒子を通過さ
せるであろう。それ故、実際には選別技術の使用は触媒
のL/Dが1未満の触媒ダスト又は微粉の除去に限定さ
れる。
【0002】あいにく、L/Dが1より大きい触媒粒子
は反応器内での使用には短かすぎる。L/Dが1.0乃至
2.0の粒子が望ましくなく、そのような粒子を含む触媒
のバッチ全体を処分することが必要となる問題をひきお
こすことはしばしばである。そのような処分は、貴金属
等を含む触媒も含めて触媒の費用が多大となる見地から
高価でむだであるばかりでなく、多くの触媒がコバル
ト、ニッケル、及びバナジウムのような毒性のある金属
を含むのでそのような処分により汚染及び毒性廃棄物処
分の問題が生じてしまう。造形触媒の製造プロセスは、
所望の粒子長分布を有する生成物を製造するためのサイ
ジング及び/又は破断手順を含む。選別及び分離技術に
おける技術の状態では、所望の粒子長分布を得ることが
不可能でないとしても、すなわち成就されるとしてもし
ばしば困難であり、その結果装置又はプロセスの選択性
が不十分であるために望ましい粒子も望ましくない粒子
も拒絶されてしまう。長さの分割点がL/D比が1より
大きいというものであっても粒子を長さに基いて選択的
に分離できればすぐれた改良が得られる。
【0003】更に、使用済の触媒粒子混合物は、各粒子
上の供給された金属汚染度がバッチ内で変化するので
“不均質”である。従って、所与のバッチの使用済の触
媒は良好な触媒粒子及び種々の程度に汚染された触媒粒
子を含む。しかしながら、比較的汚染された粒子から良
好な粒子を分離する適当な方法がないので、バッチ全体
をしばしば捨ててしまう。あるいは、所与のロットの触
媒は二種以上の形状及び寸法の粒子を含み、組成及び個
々のペレット密度が異なる。このことは、たとえば水素
処理及び水添分解触媒又はニッケル−モリブデン及びコ
バルト−モリブデン触媒においてはふつうである。その
ような混合物は加工反応器から除去された使用済触媒で
あるか、製造又は取扱いプロセス中に不注意により混合
された新しい触媒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一面によれ
ば、すべてが実質的に同一の直径を有する造形された、
一般的に円筒状で、かつさらさらした類似の触媒型粒子
から本質的になる混合物が、長さ対直径の比(L/D)
が1より大きい粒子及びL/Dが1より小さい粒子であ
って長さが所定の長さL1 (約0.8乃至約24mm)より
小さい粒子である第一群の粒子と、L/Dが1より大き
くて長さが所定の長さL1 より大きい粒子である第二群
の粒子に分離される。この分離は、触媒混合物を、横断
面の直径がL 1 とほぼ等しい内側に開口したくぼみを円
筒状壁に有する円筒状ドラム内に送り;第二群の粒子を
ドラムの底部に保持しつつ、粒子をくぼみ内に取り込み
(entrap)、固定された上方に開口しているトラフ内に
落ちる高さまで上方に第一群の粒子を搬送するのに十分
な速度でドラムの軸線のまわりにドラムを回転させ;ト
ラフ内の粒子を第一の出口に搬送し;かつドラムの底部
内の粒子を第一の出口とき離隔した第二の出口に搬送す
ることにより成される。以下に示すように、本発明に関
する長さのグレード評価法は触媒型粒子に関しては未だ
得がたい粒子寸法選択性を提供しうる。
【0005】本発明の別の面によれば、使用済の触媒粒
子は脱油され、長さのグレード評価がなされかつ炭質付
着物を除去して再生される。本発明の更に別の面によれ
ば、使用済の触媒粒子は再生されてから長さのグレード
評価がなされる。本発明の別の実施例によれば、使用済
の触媒は脱油され、酸で抽出されて金属汚染物が除去さ
れ、炭質汚染物を除去して再生され、次いで長さのグレ
ード評価がなされる。本発明の別の面によれば、類似し
た又は異なる、新しい未使用の造形触媒、吸着剤又は脱
着剤が、長さのグレード評価がなされるか又は密度によ
り分離され均質の長さ又は密度のフラクションが得られ
る。
【0006】本発明の別の実施態様によれば、金属で汚
染された使用済の類似した触媒型粒子は、比較的汚染さ
れていない触媒粒子、軽度に汚染された触媒粒子及び重
度に汚染された触媒粒子の不均質混合物を、前記比較的
汚染されていない粒子及び前記軽度に汚染された粒子を
気体媒体中に懸濁し、重度に汚染された粒子を振動する
上部に傾斜した表面に接触させる高度に選択性の密度分
級帯に供給することを含むプロセスにより密度のグレー
ド評価がなされる。密度分級帯においては、重度に汚染
された触媒粒子は外来の金属を最も重く有するので、密
度分級帯に供給された粒子のうち最も重い。これらの重
度に汚染された粒子は振動表面に沿って上方に移動し、
出口を通過して回収される。その間に、次に重い、軽度
に汚染された粒子は比較的重い粒子のすぐ上の気体中に
懸濁され、選択されている比較的重い粒子の上を移動
し、振動デッキの離隔した下方部分と接触し、第二の出
口で抜きとられて回収される。汚染されていない最も軽
い粒子は懸濁され、軽度に汚染された粒子の上を移動
し、振動デッキの最下部と接触し、第三の出口で抜きと
られて回収される。
【0007】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、長い間
カラスムギ、大麦及び小麦の種のような農産物の分離に
使用されてきた装置が、一般的には円筒状の使用済炭化
水素変換触媒粒子の高度に選択的な分離に改造可能であ
ることが発見された。以下に示すように、使用済の触媒
粒子は、従来の選別技術では得がたい精度で非常に狭い
粒子分布範囲内の長さ及び密度のグレード評価が可能で
ある。同様に、本発明の密度のグレード評価法は、公知
の方法では得がたい程度の金属汚染触媒物質と類似した
寸法及び形状の汚染されていない触媒粒子の分離を提供
する。
【0008】
【発明の実施の形態】先行技術の溝型又は長方形のスク
リーンの限定は、白いペレットAの直径が溝型スクリー
ンの狭い開口より小さい図1に示される。黒いピルBの
直径は溝型スクリーンの狭い開口より大きい。図1から
判るように、狭い開口より直径が小さいピルであればい
ずれも通過しうる。従って、この場合、白いピル(狭い
開口より直径が小さい)の全て又は狭い開口より長さの
短い黒いピルの全ては通過しうる。図1は、溝型スクリ
ーンによる選別が粒子の最小寸法に基づくことを示す。
一方本発明に関する長さのグレード評価においては、分
離が粒子の最大寸法に基づく。長さに基いて触媒ピルを
分離するのに使用される別の選別技術は、先行技術によ
る図2に示されているような振動“穴あきプレート”を
用いる。この場合にはピルは穴の上の移動及び滑走方向
が軸方向に整列しており、穴の直径の2倍より小さいピ
ルが傾くと通過する。この技術を2より大きいL/D比
における分離にのみ使用しうるには穴の直径はペレット
の直径より大きくなければならない。実際にはこの技術
は選択性が不十分である。というのは、装置の振動によ
りピルをプレート上で移動させると多くのピルがはね返
って単にまっすぐたてに落ち、四方形のスクリーンで遭
遇するのと同様な問題が生ずるからである。
【0009】本発明に関する図3によれば、実質的に直
径が同じである新しい触媒粒子がライン10及び11よ
り、ライン12中の炭化水素供給原料と共に反応器14
に供給される(構成図の形に図示)。本発明の造形触媒
型粒子は一定の幾何学的形状を有し、押出又はペレット
製造により形成される。好ましくは、触媒粒子は一般的
には断面が円形又は多葉状の一般的には円筒状である。
本発明の造形触媒型粒子は不規則な形状の粒状粒子とは
区別される。本発明の方法により処理された好ましい造
形触媒粒子の断面の直径は約0.025乃至約1.0インチ
(0.635乃至約25.4mm)、好ましくは約0.7乃至約
4.0mmである。本発明の粒子に関して言及される直径と
は最大断面直径である。本明細書において使用される
“実質的に同一の直径”という表現は、分離される粒子
群の直径が10%以上変化しないということを意味す
る。
【0010】本発明の方法は、いかなる“触媒型粒子”
の処理にも適する。本出願に使用されているように、
“触媒型粒子”という用語は触媒、触媒支持体、及び吸
収剤を意味する。“類似した”触媒型粒子という用語
は、実質的には混合物中の前記粒子の全てが実質的に同
一の化学組成、たとえばアルミナ上のコバルトモリブデ
ートを有することを意味する。“異なる”触媒型粒子混
合物という用語は、一種以上の有意部分の粒子を含む混
合物、たとえばアルミナ上にコバルトモリブデートを有
する粒子及びアルミナ粒子を含む混合物を意味する。本
発明に従って処理した触媒型粒子は、通常コバルト、モ
リブデン、ニッケル、タングステン又はチタンの活性金
属を造形アルミナ又はシリカアルミナ上に支持させたも
のを含む水素処理触媒;通常ニッケル、モリブデン、タ
ングステン又はパラジウムのような活性金属を造形シリ
カ−アルミナ又は分子篩上に支持させたものを含む水添
分解触媒;通常白金、バラジウム又は白金とその他の遷
移金属又は希土類金属の組合せを造形アルミナ上に支持
させたものを含む改質触媒のような炭化水素の変換又は
精製に使用される従来の触媒のいずれも含みうる。触媒
支持体又は吸着剤、たとえば促進剤金属を含まないシリ
カ、アルミナ、シリカ−アルミナ又は分子篩も本発明に
従って処理しうる。説明のために以下の記載はニッケル
−モリブデートを超耐熱金属酸化物支持体上に支持させ
たものに関する。
【0011】ライン12からの炭化水素供給原料は、た
とえば従来の水素処理条件下の反応器14中で水素処理
を受け、炭化水素生成物は反応器14からライン16に
より回収される。反応器14の種類は、固定層でも、懸
濁気泡層でも、スラリでも流動層でもよい。継続使用条
件下では触媒は摩耗し、炭質付着物が触媒上に累積す
る。ニッケル、バナジウム、鉄及びシリカのような炭化
水素供給原料からの金属付着物も触媒粒子上に付着す
る。そのような摩耗及び汚染により触媒塊の効力は低下
し、そのまま継続して使用していれば反応器14は操業
停止となってしまうであろう。従って、使用済の触媒粒
子をライン18及び19により反応器14からストリッ
パー20に回収し、そこで使用済の触媒粒子を脱油して
さらさらとさせる。ストリッパー20においては油状の
使用済触媒粒子を、ライン22により導入された窒素の
ような不活性ガスと接触させ、約100乃至約500℃
の温度に加熱して使用済触媒粒子上の水性又は油状残留
物を揮発させる。揮発した炭化水素又は水はライン24
によりストリッパー20から回収される。あるいは、使
用済触媒粒子は反応器14中でストリッピングを行うこ
とにより炭化水素を除去し、ストリッパー20を必要と
しないこともある。その場合にはさらさらとした粒子を
直接長さのグレード評価又は後述する再生装置に搬送す
る。さらさらした粒子をライン26によりストリッパー
20から回収し、ライン28により長さのグレード評価
帯30へ搬送する。
【0012】図4によれば、本発明に関する長さのグレ
ード評価帯が更に詳細に示されている。分離帯は、粒子
P(図5参照)がその長さに従って2組の粒子に分離さ
れる長さ分離器装置100を含む。第一の組は長さがL
1 (分割点)より短い粒子を含み、第二の組は長さがL
1 より長く、L1 が横断面の直径Dより大きい粒子を含
む。双方の組の粒子は実質的に同一の直径を有する。第
一の組の粒子はL/Dが1より大きいものも1より小さ
いものもある。第二の組の粒子は全てL/Dが1より大
きい。好ましくは第一の組の粒子はL/Dが1より大き
いが、2.0より小さい。従って、分離される好ましい粒
子は、粒子のL/Dが1.0乃至2.0であるような最小の
長さの長い方の第二の組の粒子である。好ましくは、こ
の方法の選択性は長さのグレード評価帯を1度通過させ
た場合少くとも80〜90%である。選択性は望ましく
ない粒子の除去率として定義される。換言すれば、粒子
のバッチにこの方法を適用した場合に、長さがL1 より
小さい粒子の少くとも80〜90%がL1 より長い望ま
しい粒子と分離され、望ましいフラクション、たとえば
第二の組に短い粒子が10〜20%以上は残っていない
ということである。装置は、複数個の内部開口し、かつ
外側に延在するくぼみ104を有する円筒状壁102を
含む。円筒状壁はその軸線のまわりを回転するようにフ
レーム中に設けられている。くぼみは半球状であり、円
筒状壁102の内側表面の断面直径が触媒粒子の最小許
容長L1 に等しい。L1 は0.8乃至約24mmであり、好
ましくは約0.8乃至約6mmである。
【0013】U字型のトラフ様部材106は円筒状壁1
02の内部に固定されて設けられているので、円筒状壁
はトラフ部材とは無関係に、固定したトラフ部材のまわ
りを回転する。部材106は、円筒状壁の横断面から見
ると角度のある離隔した位置にある脚部108及び11
0を含む。脚部110及び108は一般的には上部方向
に向けられているが、分離が最適となるように多少回転
させてもよい。スパイラル又はスクリューコンベヤー1
12はトラフ部材106の内部に回転するように設けら
れている。しかしながら、トラフ部材106内の物質は
振動運動によっても搬送されうる。このコンベヤーはト
ラフ内にある粒子をトラフの長さに沿ってトラフの放出
端部へ動かす。作業においては、分離すべき触媒粒子を
円筒状壁102の内部に供給する。それらは円筒状壁の
低い方の部分にある。次いで円筒状壁を軸線のまわりに
矢印114で示される方向に回転させる。円筒状壁を回
転させるに従って、くぼみ104の開口直径dより短い
長さLの粒子は半球状のくぼみ104内に入る。次いで
これらの粒子は、これらの粒子に加えられた遠心力、半
球状のくぼみの中に取り込まれていること及び円筒状壁
102の回転の組合せによりトラフ部材106の脚部1
08の自由端より上に持ち上げられる。脚部108及び
110間の点においては、重力に対してもはや粒子をく
ぼみの位置に保持できず、重力が回転により加えられた
遠心力に打ち勝ち、粒子はくぼみからトラフ部材106
内に落ちる。
【0014】長すぎる粒子、すなわちくぼみ104の直
径dより長い長さLの粒子はくぼみの中に入ることも取
り込まれることもない。このため、そのような粒子は円
筒状壁102の内部表面に沿ってすべり、脚部108の
自由端のあたりには持ち上げられない。これらの長い粒
子はトラフ部材106の外に残る。このようにして、比
較的短い粒子の組はトラフ部材106の内部に堆積し、
コンベヤー112によりトラフ106の外に搬送される
ことにより、円筒状壁102内にある比較的長い粒子の
組から除去される。長い方の粒子は円筒状壁102の底
部に残る。くぼみの中に嵌まるのに十分小さい長さの比
較的短い粒子は、選別されてくぼみ内に取り込まれるま
で、円筒状壁内では比較的長い粒子と混合状態である。
粒子は、実質的に全ての、半球状のくぼみの直径dより
短い長さLの望ましくない短い方の粒子を除去するのに
十分な時間、円筒状壁内で回転させる。粒子の分離は、
粒子のL/D比には限定されない。望ましい分離、すな
わち粒子の最小許容長は半球状のくぼみ104の直径d
を選択することにより決定しうる。実質的に全ての望ま
しくない短かすぎる粒子をトラフ部材106内に堆積さ
せることにより除去した後、円筒状壁102の底部内に
残存する粒子は更に加工又は使用するために円筒状壁か
ら除去しうる。望ましい長い方の粒子は単位装置30に
再循環させて更に選択性を高め、少量の望ましくない短
い粒子を除去することができる。本発明の方法に使用す
るために適合しうる装置は、本明細書においても参考に
している米国特許第 2,119,997号に示されている。
【0015】再び図3を参照すると、L/Dが1より大
きい望ましい長さのグレード評価がなされた触媒粒子
は、ライン32により長さのグレード評価帯から回収さ
れ、長さのグレード評価された触媒粒子から炭質付着物
を除去するためにライン33及び34により再生帯36
へ搬送される。再生帯36は、含酸素ガスが燃焼条件下
でライン38により供給され、炭質付着物を酸化して二
酸化炭素とし、それがライン40により回収されるよう
な従来の再生器でもよい。適する酸化温度は大気圧下に
おいて約200乃至約700℃であり、好ましくは約3
50乃至約500℃である。長さのグレード評価がなさ
れ、再生された触媒はライン42により再生帯36から
回収され、ライン44により搬送されてライン10から
の新しい触媒と合流してライン11により反応器14に
送られる。帯36において再生する前にストリッパー2
0内で揮発性炭化水素を除去することが望ましい。とい
うのは酸化的再生プロセスは発熱的であり、酸化中の炭
化水素の存在が再生の制御を一層困難にするからであ
る。同様に、分離を一層困難にする触媒粒子の凝集の回
避するために、長さのグレード評価の前に揮発性炭化水
素を除去することが望ましい。
【0016】反応器14から回収された使用済触媒が望
ましくない短い長さでL/Dが1より大きい粒子を多く
(25〜75%)含む場合には、再生する粒子の量を減
少させて再生費用を低下させるために再生の前に長さの
グレード評価を行うのが好ましい。しかしながら、望ま
しくない粒子の量が比較的少ない場合には、反応器14
からの使用済の触媒は、ライン18、46及び34によ
り直接再生帯36に送ってもよいし、触媒が油で湿って
いる場合には、触媒を反応器14からライン18及び1
9によりストリッパー20へ送った後直接ライン26、
75、33及び34により再生帯36へ送り、その後長
さのグレード評価のためにライン42、48及び28に
より長さのグレード評価帯30へ送ってもよい。その
後、再生され、長さのグレード評価がなされた粒子はラ
イン32、50、52及び80により戻されてライン1
1と合流し、反応器14へ再導入される。反応器14か
ら回収された使用済触媒粒子が炭化水素供給原料から付
着したニッケル及びバナジウムのような関係のない混入
金属を多く有する場合には、ライン18からの使用済触
媒を前述のようにライン19によりストリッピング帯2
0へ送って脱油し、次いでライン26、54及び55に
より抽出帯56へ送り、望ましくない金属の一部を選択
的に触媒粒子から酸抽出する。抽出作業は、触媒粒子を
高温、好ましくは60乃至250°F(15.6乃至12
1℃)の温度において5分以上2乃至20重量%の硫
酸、スルホン酸、硝酸、酢酸又はくえん酸を含む水溶液
と接触させることを含む。酸に浸漬した触媒ペレット
は、典型的には更に処理するために搬送される前に水で
洗浄する。本発明の方法に使用するために適合しうる方
法は、本明細書においても参考にしている米国特許第
4,454,240号に記載されている。
【0017】ニッケル及びバナジウムの量が減少した触
媒粒子はライン58により抽出帯56から回収され、ラ
イン70、67及び34により前述のような炭質付着物
を除去するために再生帯36へ送る。回復され再生され
た触媒はライン42、48及び28により長さのグレー
ド評価帯30へ搬送され、次いでライン32、50、5
2、80及び11により反応器14に再循環される。本
発明の好ましい実施例によれば、ニッケル及びバナジウ
ムのような重金属を含む反応器14からの使用済触媒
は、ライン18及び19によりストリッピング帯20へ
送られ、次いで得られたさらさらした脱油された触媒粒
子がライン26及び28により長さのグレード評価帯3
0へ搬送される。所望の長さのさらさらした粒子はライ
ン32、50及び62により密度のグレード評価のため
に密度のグレード評価帯64へ搬送される。好ましい密
度のグレード評価系は図7に示されている。図7は触媒
粒子の密度のグレード評価をなすための密度分離器の上
部平面図である。この装置は残油の変換プロセスからの
ストリッピングされるか再生された直径0.7乃至3.2mm
の触媒に特に有用である。ニッケル及びバナジウムで汚
染された粒子もある。
【0018】密度分離器200は、複数個の垂直に延在
する壁204、206及び208でとり囲まれているデ
ッキ又はベース202を含む。壁204はバンキングレ
ールを形成する。壁208は複数個のカットアウトゲー
ト212を誘導する。デッキ202は空気を通す。デッ
キの下に位置する手段、たとえばファンが空気の流れを
デッキを通して上方に向ける。供給原料コンベヤー21
4がデッキの一角に隣接して設けられている。デッキは
後から前へ、側面から側面に傾いている。分離される粒
子は、空気流がデッキを通して下方に向けられ、デッキ
が振動するに従って上からデッキ202上に供給され
る。粒子がデッキ上に供給されるに従って、層別帯21
6へ搬送される。層別帯においては、空気流によるデッ
キの振動と揚力作用の組合せにより粒子が重量に従って
層別する。比較的重い層はデッキの底部に残り、比較的
軽い層は比較的重い層の上にのぼる。
【0019】層別帯において粒子が種々の重量の組に層
別された後、デッキの振動により種々の組が異なって活
性化される。デッキの振動は、デッキに接触している比
較的重い層を高い側(high side)に押しあげ、重質粒子
帯218へ入れる。同時に、浮動粒子床の上部にある比
較的軽い粒子は振動デッキの上方に離隔しているので、
デッキの振動の影響を受けない。このため比較的軽い粒
子はデッキの低い側(low side)に浮動し軽質粒子帯2
22に入る。中間の重量の粒子は中間重量粒子帯220
に移る。粒子が供給原料コンベヤー214からデッキの
傾斜表面に沿って壁210におけるデッキの放出端部へ
下向きに搬送されるに従って、デッキの振動が徐々に垂
直層別粒子層を水平分離に変える。隣接壁208におけ
るデッキの高い側に比較的重い粒子が濃縮され、隣接壁
204におけるデッキの低い側に軽質物質が、中間の物
質がその中間に濃縮され、壁210におけるデッキの放
出端部で完全に分離される。垂直層別から水平分離への
変換は振動により成される。比較的重い粒子はデッキと
接触しており、振動により高い側に搬送される。デッキ
から離隔している比較的軽い粒子は振動を受けず、下方
に浮動して重力下でデッキの低い側に浮動する。
【0020】領域218、220及び222は図7の描
出には明確に示されているが、実際にはこれらの3つの
領域間の分離はそのように明らかには隔成されない。放
出端部は異なる放出物を分離するために切断又は流れ分
離フィンガー224及び226で分離されている。トラ
ップ228は重い異物が分離領域218、220及び2
22へ入るのを防ぐ。本発明の方法に使用するのに適合
しうる装置は本発明においても参考にしている米国特許
第 2,759,605号に示されている。図7の装置は、金属汚
染のために(使用済触媒中と同様に)、又はニッケルモ
リブデートをアルミナに支持させたものとコバルト−モ
リブデートをアルミナに支持させたものの混合物又は水
素処理及び水添分解触媒粒子の混合物のような異なる触
媒粒子を混合物が含むために、実質的には直径が同一で
あるがペレット密度の異なる触媒型粒子の混合物の分離
に使用しうる。再び図3を参照すると、密度のグレード
評価帯64は重金属汚染がほとんど又は全くない軽い触
媒フラクションを製造し、この軽いフラクションはライ
ン66、67及び34により再生帯36へ送られ炭質付
着物が除去される。実質的に炭素を含まない軽い触媒フ
ラクションはライン42、44及び11により反応器1
4に再循環される。あるいは、軽いフラクションの金属
汚染が再生により直接再使用するにはひどすぎる場合に
は、以下に中程度の密度のフラクションについて記載す
るように抽出帯56及び再生帯36を通過させうる。
【0021】中程度の密度の触媒フラクションはライン
67により密度のグレード評価帯64から回収され、ラ
イン68、60及び55により重金属の除去のために抽
出帯56へ搬送される。その後回復した触媒フラクショ
ンはライン58、70、67及び34により炭素の除去
のために再生帯36へ搬送してもよい。次いで触媒粒子
はライン42、44、及び11により反応器14に戻さ
れる。ひどく汚染されたフラクションはライン72によ
り密度のグレード評価帯64から回収され、このフラク
ションはライン73により廃棄してもよいし、ライン7
4、68、60及び55により酸抽出帯に搬送し、その
後中程度の密度のフラクションに用いた方法を実施して
もよい。重金属不純物は再生温度の制御を困難にする酸
化反応の触媒のように作用するので、再生の前に触媒の
密度のグレード評価をなすのが通常望ましい。また、密
度のグレード評価は触媒の長さの影響を受けるので、密
度のグレード評価前に触媒の長さのグレード評価するこ
とが望ましい。
【0022】本発明の別の実施例によれば、反応器14
からの使用済触媒はライン18及び19によりストリッ
パー20に送られてさらさらした粒子を提供し、このも
のはライン26によって回収されてライン75、33及
び34により再生器36に送られる。再生された粒子は
ライン42により回収され、ライン48及び28により
単位装置30内の長さのグレード評価帯へ送られ、望ま
しくない比較的短い粒子(ライン31により廃棄され
る)が除去される。望ましい比較的長い粒子はライン3
2、50及び62により単位装置64内の密度のグレー
ド評価帯へ送られ、3つのフラクション、つまり重金属
汚染がほとんど又は全くない低密度触媒フラクション、
金属不純物で軽度に汚染されている中密度触媒フラクシ
ョン、及び重度に金属汚染されたフラクションが製造さ
れる。軽いフラクションはライン76、78、80及び
11により直接反応器14に再循環させるか、ライン7
6、60及び55により抽出器56に送られて抽出す
る。中密度フラクションはライン67、68、60及び
55により抽出器56に送られ、重質フラクションはラ
イン72、74、68、60及び55により抽出器56
に送られるか、ライン73により廃棄される。以下の例
は、本発明の密度のグレード評価技術により成就しうる
長さ及び密度のグレード評価の高度の選択性を示す。
【0023】
【実施例】例1 本発明の方法により成就しうる高度の選択性を示すため
に、ストリッピングした使用済触媒及び再生した試料に
ついて2つの実験を実施した。これらの例で使用した触
媒の直径は0.9mmである。触媒は長さのグレード評価を
なす前にさらさらしていなければならないので、オイル
がないか、加工前に再生しなければならない。各触媒試
料を、図4に描かれた装置を用い長さに基いて3つのフ
ラクションに分割した。結果を以下の表1に示す。
【0024】
【表1】 表 1 ストリッピングした触媒 CBD 平均の 触 媒 (ポンド/ LDI C S 長 さ 容量% フィート3) (重量%) (重量%) (重量%) (mm) 供給原料 74.9 9.6 22 9.1 2.3 100 <1.5 mm 80.5 8.4 21 8.6 1.2 16 1.5〜3.5mm 76.1 7.9 21 8.3 2.3 71 >3.5 mm 67.4 11.8 22 7.3 3.6 13 再生した触媒 供給原料 69.9 5.9 5.8 1.6 100 <1.5 mm 73.6 4.5 5.2 1.3 20 1.5〜3.5mm 71.1 6.2 5.5 1.8 74>3.5 mm 61.1 6.2 5.1 2.8 6
【0025】表1から判るように、ストリッピングした
触媒供給原料の密度は約74.9ポンド/フィート3 (1.
20g/cm3 )であり、平均の長さは2.3mmである。実
験は、まず長さが1.5mm以下の触媒フラクションを除去
するように実施し、次いで1.5mmより長いフラクション
を、1.5〜3.5mmのフラクション及び3.5mmより長いフ
ラクションに分割した。表1の上部のストリッピングし
た触媒の表から判るように、3つの異なるフラクション
は、平均の長さが1.2mmの短いフラクション、平均の長
さが2.3mmの中位の寸法のフラクション、及び平均の長
さが3.6mmの第三のフラクションである。表1の最後の
欄に示されるように、容量分布は短いのが16%、中程
度のが71%、及び長いのが13%であった。この数字
は、3つのフラクションに分割された新しい触媒に基い
た量を反映している。
【0026】再生した触媒についても同様なデータが得
られた。再生した触媒は、供給原料より多少平均の長さ
が短い(1.6mm対2.3mm)。しかしながら、3つのフラ
クションに明白な差異があることが判る。短い物質の平
均の長さは1.3mmであり、中程度の物質の平均の長さは
1.8mmであり、長い物質の平均の長さは2.8mmである。
3つのフラクションの容量分布の崩壊は、再生した触媒
が平均の長さに基いて3つの明白に異なるフラクション
に分割されうることを示す。図8は、棒グラフで実験結
果を表わしたものである。各長さの増分には2つの棒が
ある。一方は粒子の重量%であり、もう一方は数量%で
あり、共にグレード評価されていないストリッピングし
た触媒の分布を示す。図から判るように1.5mm未満の物
質もいくらか存在するし、3.5mmより長い物質も多量存
在する。本発明に関する長さのグレード評価法を用い、
1.5mm及び3.5mmにおいて選択的に分割した。望ましい
短いフラクションは1.5mm及びそれより短い物質のみで
あり、長いフラクションは3.5mm及びそれより長い物質
のみであり、中心のフラクションは1.5mm乃至3.5mmの
物質のみである。
【0027】図9は、ストリッピングした触媒中の短い
物質、すなわち1.5mm未満のフラクションを単離する試
みを示し、全出発原料から15.9容量%が単離された。
図9から判るように、1.5mm未満の粒子が圧倒的であ
る。1.5mmより長い粒子は約10〜15%であり、出発
原料と比べて著しく改良されていることが判る。小さな
物質が単離され、1.5mmより長い物質はほとんど全て除
去された。図10を参照すると、約71.2容量%の中間
のフラクション(1.5〜3.5mm)が単離され、1.5乃至
3.5mmの範囲外の物質は約5%であることが判る。従っ
て、示された粒子の長さの範囲に95%+入る非常に狭
い粒子分布が成就された。図11を参照すると、12.9
%が長いフラクションであることが判る。図11から判
るように、3.5mmより短い物質はたぶん10〜12%で
あるが、最初の物質から長い物質が単離された。図12
を参照すると、長さのグレード評価をなすべき再生触媒
の分布が示されている。ストリッピングした触媒と比べ
ると、かなり短く、分布はストリッピングした物質より
短い方にずっとかたよっている。しかしながら、本発明
に関する長さのグレード評価法は分布による影響はあま
りない。
【0028】図13は、小さな物質、すなわち1.5mm未
満の物質を除去する試みを示す。出発物質の分布がかた
よっているため、ストリッピングした触媒より尾部が多
い。しかしながら図13から判るように、得られた粒子
の約80%が望ましい長さの範囲の粒子であり、このこ
とは従来の選別技術では近づけなかった非常に高い選択
性を示す。図14は中間のフラクションを示し、1.5mm
より短い物質が約5%、あるいは3重量%あり、3.5mm
より長い物質は全くない。図15は非常に困難な分離の
結果を示す。というのは約7%しかない物質が分離され
ているのだから。この場合には有意量の3.5mmより短い
物質が得られたが、出発分布を考慮すると、本発明の方
法は比較的長い物質を、極少量しか短い物質を伴わない
でとり出す点で非常に選択性であった。このことに関し
ては、図12から判るように3.5mm以上の物質はわずか
約4〜6%であり、少量であることを考慮すると単離す
るのは非常に困難であろう。しかし、この図を図15と
比較すると、粒子の長さの分布が著しくシフトし、平均
の長さは1.55から2.82にシフトした。
【0029】これらの例において使用された分割点は1.
0より大きいL/D比を表わす。第一の分割点はL/D
比が1.5/0.9=1.67であり、第二の分割点はL/D
比が3.5/0.9=3.89である。更に、長さのグレード
評価装置を1度通過させるだけで高度の分離及び選択性
が得られることを理解すべきである。種々の濃度のフラ
クション(すなわち、1.5mm未満、1.5〜3.5mm、3.5
mm以上)の各々を長さのグレード評価装置に戻して通過
させると、更に所望の粒子の長さの範囲外の粒子が除去
されることにより選択性が改良される。非常に高い選択
性が必要な用途にはそのような再循環又は連続作業が用
いられる。図16は、2.5mmにおいて分割する実験に用
いられたストリッピングした物質の分布を示す。図16
から判るように、約2/3の物質が2.5mm以下であり、
約1/3が2.5mm以上であり、約2.5mmの点が試みられ
た分割点である。図17から判るように、2.5mmより短
い物質の長さの分布が描かれており、62容量%が単離
された。驚くべきことに、5%未満、すなわち2〜3%
の物質が2.5mm未満である目的の範囲の範囲外である。
図18は2.5mmより長い粒子の分布を示し、2.5mm未満
の目的の範囲より短い粒子はほとんどないことを示す。
【0030】例2 新しい触媒の基準として約40ポンド/フィート3 (0.
64g/cm3 )の密度、約200m2 の表面積、及び約
4%のニッケル及び8%のモリブデンを有する例1の使
用済触媒をストリッピングし、長さのグレード評価をし
て1.5〜3.5mmの長さの範囲の物質を得た。密度のグレ
ード評価を最も効果的にするには類似した長さの粒子が
有利である。図7に示される装置を用い、ストリッピン
グした物質を3つのフラクションに分割した。重いフラ
クションが27%、中間のフラクションが53%、軽い
フラクションが20%であった。密度のグレード評価の
結果を以下の表2に示す。
【0031】
【表2】 表 2 未 か 焼 CBD 触 媒 容量% (ポンド/ C S SA フィート3) (重量%) (重量%) (m2/g) 新しい触媒 − 40 0 0 200 ストリッピング 100 75 22 9.1 − した触媒 重 27 80 20 10.6 − 中 53 76 21 9.8 − 軽 20 70 24 6.6 − 再生した触媒 100 70 5.9 5.8 68 重 47 77 8.6 6.5 44 中 30 71 2.9 5.4 73 軽 23 58 1.0 4.5 152 重 13 68 1.3 5.1 81 中 39 62 0.8 4.9 104 軽 48 51 0.7 3.4 189
【0032】
【表3】
【0033】表2から判るように、重いフラクションの
密度は80ポンド/フィート3 (1.28g/cm3 )であ
り、中間のフラクションは76ポンド/フィート3 (1.
22g/cm3 )であり、軽いフラクションは70ポンド
/フィート3 (1.12g/cm 3 )である。炭素はこれら
の試料中かなり均質である。硫黄含量は汚染金属の含
量、特にバナジウムのそれに依存し、10.6から9.8、
更に6.6%への変化は重要な変化である。軽いフラクシ
ョンはバナジウムに関しても明らかに低含量であり、全
出発原料の20%が単離され、出発原料の組成よりバナ
ジウム含量はずっと低い(出発原料のバナジウム含量は
約10%である)ことを示す。未使用触媒にもニッケル
は存在し、触媒の汚染に伴ないニッケルも貯蔵される。
モリブデンの値の増加は、軽いフラクションほど汚染さ
れていないことを示す。分離プロセスにおいて粒子がよ
り純粋に単離されるに従って、新しい触媒のモリブデン
含量の8%に近づく。重いフラクションはモリブデン含
量が4.6%に低下し、中間のフラクションのそれは5.1
%であり、軽いフラクションのそれは7.6%であり、新
しい触媒のレベルにほとんど達する。
【0034】再生した触媒とは、ここでは例1の長さの
グレード評価の中程度の長さのフラクションである。こ
のフラクションを3つのフラクション、すなわち重い、
中間の、及び軽いフラクションに分離した。表2のスト
リッピングした物質から判るように、出発触媒は約20
〜22%の炭素を有する。再生した試料は5.9%しか炭
素を含有しない。十分再生した触媒は約1%以下であろ
う。非常にひどく金属で汚染された粒子は再生が非常に
困難であり、この不均質な混合物を取扱う場合には炭素
含量1%の慣例の再生レベルに達するのは非常に困難で
ある。従って、この試料は実際には極一部が再生されて
5.9%の炭素を含む。硫黄含量は5.8%であり、表面積
は68m2 であり、新しい触媒の200m2/gの値から
著しく低下している。再生物質は約9.8%のバナジウ
ム、5.4%のニッケル、及び5.7%のモリブデンを含有
する。図7の装置を用い、再生した物質を3つのフラク
ションに分割した。重いフラクション47%、中間のフ
ラクション30%、軽いフラクション23%であった。
得られた3つのフラクションの密度は77、71及び5
8ポンド/フィート3(1.23、1.14及び0.93g/c
m3 )であり著しく異なっている。この分離の成功は炭
素数により更に説明される。というのは、ひどく汚染さ
れた粒子の再生は不充分であるから、重いフラクション
の物質の炭素含量が8.6%であることによりこの分離は
支持される。中間のフラクションは炭素含量2.9%であ
り、軽いフラクションの炭素含量は1%であり、これは
十分再生された触媒である。硫黄数もまたフラクション
が軽くなるに従って低下する。このことは触媒上のバナ
ジウムを反映する。表面積は重い、中間の、及び軽いフ
ラクションに関してそれぞれ44、73及び152m2
gである。従って単離された軽いフラクションは新しい
触媒の表面積に近づく(152対200m2/g)。バナ
ジウムの量が分離の成功を更に説明する。すなわち、重
いフラクションではバナジウム含量が12.6%、中間の
フラクションでは10.6%、軽いフラクションでは6.6
%であり、これは劇的な驚くべき分離である。
【0035】再使用に適する活性を有する触媒フラクシ
ョンを得るための密度のグレード評価の利点を更に説明
するために、再生した触媒の3つの密度のグレードのフ
ラクションについて脱硫活性試験を実施した。試験前に
中間の及び重いフラクションを950°F(510℃)
に加熱し、残留炭素を除去した。再生してグレード評価
した試料の活性を触媒の新しい試料及び再生したがグレ
ード評価してしない使用済触媒のそれと比較した。1.5
LHSV、700psig、625°F及び1000SCF
/Bの処理ガス(水素)を用いた順流固定層試験単位装
置において気体オイル原料を加工するのにすべてを用い
た。
【0036】
【表4】 表 3 触 媒 生成物中の硫黄(重量%) 新しい触媒 0.42 軽いフラクション 0.46 中間のフラクション 0.71 重いフラクション 0.74 再生−未グレード評価触媒 0.77
【0037】生成物中の硫黄の値が低いほど活性で望ま
しい触媒を示す。表3に示されるように、軽いグレード
評価がなされたフラクションの脱硫活性は新しい触媒の
それに非常に近く、中間及び重いフラクションよりずっ
と優れている。この例においては、軽いフラクションは
多くの水添加工用途に有利に再使用しうるであろう。中
間の及び重いフラクション並びにグレード評価なされて
いない再生触媒の活性は再使用するには低すぎる。それ
らは処分するか又は再使用するための回復プロセスを通
過させなければならないだろう。この例が示すように、
密度のグレード評価を使用することによりそのままでは
再使用できない混合物(未グレード評価物)から再使用
しうる触媒のフラクション(軽い)を単離することがで
きる。
【0038】本発明の方法を更に説明し、段階又は再循
環作業の利点を示すために、全出発原料の23%を示す
軽い物質の密度のグレード評価をして3つのフラクショ
ン、すなわち表2から判るように重い、中間の及び軽い
フラクションに分割した。得られたフラクションは重い
フラクション13%、中間のフラクション39%、及び
軽いフラクション48%である。密度はフラクション間
に著しい差があり、軽いフラクション(51ポンド/フ
ィート3 (0.82g/cm3 ))は未使用の物質に近い。
炭素数は、重いフラクションにおいては1.3重量%、中
間のフラクションにおいては0.8重量%、軽いフラクシ
ョンにおいては0.7重量%であり、フラクションが軽く
又は純粋になればなるほど高度に再生された触媒粒子で
あることを示す。硫黄は、重い方のフラクションにおけ
る4.9及び5.1から軽いフラクションの3.4に低下して
いる。軽い物質の表面積は189m2/gである。この値
は未使用触媒のそれ(200m2/g)に非常に近い。重
いフラクションのバナジウム含量は10%であり、中間
のフラクションは7.8%、軽いフラクションは3.6%で
あり、重いフラクションのモリブデン含量は6.2%であ
り、中間のフラクションは7.3%、軽いフラクションは
8.8%であり、この値は未使用触媒のモリブデン含量と
等しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による従来の選別技術を示す。
【図2】先行技術による従来の選別技術を示す。
【図3】本発明の方法を示す模式図である。
【図4】本発明に関する長さのグレード評価法を示す。
【図5】本発明の円筒状触媒粒子の側面図を示す。
【図6】図4の長さのグレード評価系の部分透視図を示
す。
【図7】本発明の方法に使用される密度のグレード評価
装置の上部平面図である。
【図8】本発明に関する長さのグレード評価法で成就し
うる高度の選択性をグラフで示す。
【図9】本発明に関する長さのグレード評価法で成就し
うる高度の選択性をグラフで示す。
【図10】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図11】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図12】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図13】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図14】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図15】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図16】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図17】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
【図18】本発明に関する長さのグレード評価法で成就
しうる高度の選択性をグラフで示す。
フロントページの続き (72)発明者 エリンガム ロバート イー アメリカ合衆国 メリーランド州 21093 トモニウム ワンダー ヴィュー ロー ド 2314

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済の触媒型粒子混合物の密度のグレ
    ード評価を実施する方法であって、前記粒子混合物が比
    較的汚染されていない粒子、軽度に汚染された粒子及び
    重度に汚染された粒子を含み、前記比較的汚染されてい
    ない粒子、前記軽度に汚染された粒子及び前記重度に汚
    染された粒子が実質的に同一の直径を有し、前記比較的
    汚染されていない粒子及び軽度に汚染された粒子を前記
    重度に汚染された粒子上の気体中に懸濁させ、前記重度
    に汚染された粒子を傾斜した振動表面に沿って上方に移
    動させて第一の出口から回収し、前記軽度に汚染された
    粒子を前記振動表面の低部と接触させて第二の出口から
    回収し、かつ前記比較的汚染されていない粒子を前記軽
    度に汚染された粒子の接触している前記振動表面の下方
    の一部と接触させて第三の出口から前記比較的汚染され
    ていない粒子を回収する方法。
  2. 【請求項2】 前記比較的汚染されていない触媒型粒子
    を再生条件下で酸素と接触させる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記比較的汚染されていない触媒型粒子
    を抽出帯で酸と接触させて関係のない金属を除去する請
    求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記使用済触媒粒子が異なる触媒型粒子
    を含む請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記使用済触媒粒子が実質的に類似した
    触媒型粒子を含む請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 実質的に同一の直径を有するが、第一の
    触媒型粒子及び第二の触媒型粒子を含み、前記第一の触
    媒型粒子が前記第二の触媒型粒子より密度が大きい、異
    なる触媒型粒子を含む触媒型粒子混合物の密度のグレー
    ド評価を実施する方法であって、前記第二の触媒型粒子
    を前記第一の触媒型粒子上の気体中に懸濁させ、前記第
    一の触媒型粒子を傾斜した振動表面に沿って上方に移動
    させて第一の出口から回収し、前記第二の触媒型粒子を
    前記第一の触媒型粒子が接触している前記振動表面の一
    部と接触させて第二の出口から前記第二の触媒型粒子を
    回収する方法。
  7. 【請求項7】 前記第一の触媒型粒子が支持体付触媒を
    含み、前記第二の触媒型粒子が前記第一の触媒型粒子の
    支持体を含む請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 水素と、耐火性金属支持体で支持した水
    素処理触媒との存在下、水素処理条件下で水素処理帯に
    おいて炭化水素供給原料を水素処理する方法であって、
    以下の行程:使用済水素処理触媒粒子を、実質的に同一
    の直径と、異なる長さと、1より大きいL/D比とを有
    する、造形された一般円筒状の規則的かつ幾何学的な粒
    子を含む前記水素処理帯から取り出し(前記切り出され
    た使用済触媒粒子は前記炭化水素供給原料から生じた炭
    質でかつ金属性析出物を有する)、 前記取り出された使用済粒子をストリッピング帯に送
    り、そこで該使用済粒子から揮発性炭化水素を除去して
    前記触媒粒子をさらさらしたものにし、 前記さらさらした触媒粒子を、密度評価帯に送り、そこ
    で軽度の金属汚染触媒粒子をより重度の金属汚染触媒粒
    子の上の気体中に懸濁し、前記重度の金属汚染触媒粒子
    を傾斜した振動表面に沿って上方に移動するようにし、
    そして第1の密度評価帯出口で集め、前記軽度の汚染触
    媒粒子が前記振動表面の下部と接触し、かつ第2の密度
    評価帯出口で集められ、 前記軽度の汚染触媒粒子を再生帯に送り、そこで炭質付
    着物を酸素含有気体の存在下で酸化することにより前記
    軽度の汚染接触粒子から除去して、金属で程度に汚染さ
    れた再生触媒粒子を生成させ、そして前記軽度汚染の再
    生触媒粒子を再使用のために水素処理帯に循環する、こ
    とを含む方法。
JP17773596A 1986-03-10 1996-07-08 密度のグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造 Expired - Fee Related JP2648588B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US83769086A 1986-03-10 1986-03-10
US837690 1986-03-10

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62502088A Division JP2592877B2 (ja) 1986-03-10 1987-03-09 長さのグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09949A true JPH09949A (ja) 1997-01-07
JP2648588B2 JP2648588B2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=25275146

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62502088A Expired - Lifetime JP2592877B2 (ja) 1986-03-10 1987-03-09 長さのグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造
JP17773596A Expired - Fee Related JP2648588B2 (ja) 1986-03-10 1996-07-08 密度のグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62502088A Expired - Lifetime JP2592877B2 (ja) 1986-03-10 1987-03-09 長さのグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造

Country Status (6)

Country Link
EP (2) EP0479343B1 (ja)
JP (2) JP2592877B2 (ja)
AU (1) AU7205287A (ja)
CA (1) CA1294943C (ja)
DE (2) DE3786544T2 (ja)
WO (1) WO1987005232A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005095874A (ja) * 2003-08-22 2005-04-14 Mitsubishi Chemicals Corp 触媒再生方法
JP2012217899A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 振動ふるい機
WO2013141121A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 三菱レイヨン株式会社 柱状体分別方法および柱状体分別装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5209840A (en) * 1991-10-02 1993-05-11 Texaco Inc. Separation of active catalyst particles from spent catalyst particles by air elutriation
FR2782936B1 (fr) * 1998-09-09 2000-10-27 Inst Francais Du Petrole Dispositif et methode de tri de particules solides par classe de masse volumique
WO2001094009A1 (fr) 2000-06-08 2001-12-13 Japan Energy Corporation Procede de preparation d'un catalyseur utilise dans le raffinage par hydrogenation et procede de recuperation de metal
EP2340812A1 (en) * 2009-12-18 2011-07-06 Ferring International Center S.A. Granules for pharmaceutical preparations, methods and apparatus for their production
JP6020686B2 (ja) * 2015-08-31 2016-11-02 三菱レイヨン株式会社 振動ふるい機

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2119997A (en) * 1935-09-21 1938-06-07 Richmond Mfg Company Means for increasing the separating capacity of grain separating cylinders
US2494556A (en) * 1946-07-13 1950-01-17 Houdry Process Corp Treating clay catalysts used for conversion of sulfur containing feeds
US2567207A (en) * 1947-01-21 1951-09-11 Houdry Process Corp Maintenance of catalytic activity in hydrocarbon conversion systems
US2669353A (en) * 1949-02-11 1954-02-16 Heid Ag Maschf Apparatus for the selection of seeds or similar material
US2759605A (en) * 1951-11-29 1956-08-21 Oliver W Steele Gravity separator
US3702238A (en) * 1970-03-18 1972-11-07 Gulf Oil Corp Apparatus for by-passing reactants to the interior of a catalyst bed
US4454240A (en) * 1981-11-02 1984-06-12 Hri, Inc. Catalyst regeneration process including metal contaminants removal

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005095874A (ja) * 2003-08-22 2005-04-14 Mitsubishi Chemicals Corp 触媒再生方法
JP4604607B2 (ja) * 2003-08-22 2011-01-05 三菱化学株式会社 触媒再生方法
JP2012217899A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 振動ふるい機
WO2013141121A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 三菱レイヨン株式会社 柱状体分別方法および柱状体分別装置
JPWO2013141121A1 (ja) * 2012-03-19 2015-08-03 三菱レイヨン株式会社 柱状体分別方法および柱状体分別装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0274479B1 (en) 1993-07-14
JPS63502648A (ja) 1988-10-06
JP2648588B2 (ja) 1997-09-03
EP0479343A2 (en) 1992-04-08
DE3786544D1 (de) 1993-08-19
DE3752106T2 (de) 1998-03-12
WO1987005232A1 (en) 1987-09-11
CA1294943C (en) 1992-01-28
EP0479343B1 (en) 1997-08-13
JP2592877B2 (ja) 1997-03-19
EP0274479A4 (en) 1990-01-08
EP0479343A3 (en) 1992-09-23
EP0274479A1 (en) 1988-07-20
DE3786544T2 (de) 1994-02-03
DE3752106D1 (de) 1997-09-18
AU7205287A (en) 1987-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4720473A (en) Production of improved catalyst-type particles using length and density grading
US7335618B2 (en) Method for manufacturing hydrorefining catalyst, and metal recovery method
EP0521716B1 (en) Process for the reactivation of spent alumina-supported hydrotreating catalysts
JPH05200313A (ja) 風ひによる使用済み触媒粒子からの活性触媒粒子の分離方法
RU2352615C2 (ru) Способ переработки тяжелого сырья, такого как тяжелая сырая нефть и кубовые остатки
JP5362714B2 (ja) 触媒または吸着剤粒子の色選別
US9901916B2 (en) Separation of fluid catalytic cracking equilibrium catalysts to improve value and reduce waste
JP2648588B2 (ja) 密度のグレード評価を用いた改良触媒型粒子の製造
EP0688245A1 (en) Catalyst regeneration
US5082552A (en) Hydrotreating with catalyst particles using length and density grading
US2302328A (en) Hydrocarbon conversion
US4835128A (en) Method for reducing the effects of metals on FCC catalysts
CN103272653B (zh) 一种失活催化剂再生和密度分级系统及其工艺
EP0869845B1 (en) Process for catalyst regeneration
CA1159402A (en) Segregating used catalyst fractions by liquid fluidization
JPH05261243A (ja) 排ガス処理方法
US2804426A (en) Maintaining catalyst activity in a hydroforming process
KR102065798B1 (ko) 중질유 접촉 분해 처리장치용 폐촉매 선별장치
US5985133A (en) Control of particle size distribution in an FCC unit
Neuman Novel ebullated bed catalyst regeneration technology improves regenerated catalyst quality
US2656305A (en) Cracking with mixed catalysts
JPS5850675B2 (ja) 重質油の分解方法
JPH03115488A (ja) 重質油の水素化処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees