JPH0994375A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JPH0994375A JPH0994375A JP25269495A JP25269495A JPH0994375A JP H0994375 A JPH0994375 A JP H0994375A JP 25269495 A JP25269495 A JP 25269495A JP 25269495 A JP25269495 A JP 25269495A JP H0994375 A JPH0994375 A JP H0994375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- porous body
- hole
- rotary blade
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 押し洗い洗浄ができる洗濯機において、多孔
体上のどの位置でも水流の力がむらなく衣類に加わり、
同時に洗濯時の浸漬も確実に行なわれ、傷みやすい衣類
の洗濯容量の増大する。 【構成】 外槽1内に配設した洗濯兼脱水槽3の底面に
回転翼2を回転自在に配設し、この回転翼2をモータ1
8により駆動する。回転翼2の裏面の下側羽根10の外
周に形成したポンプ室11から洗濯兼脱水槽3の側壁に
上部循環水路8と下部循環水路9を形成し、その開口部
を洗濯兼脱水槽3の中心方向に向けて上部吐出口12と
下部吐出口13を配設する。回転翼2の上方にこの回転
翼2を覆うように多孔体23を着脱自在に取着し、この
多孔体23は、複数種の穴径の貫通穴24、25を有
し、中心部の貫通穴24の穴径を外周部の貫通穴25の
穴径より大としている。
体上のどの位置でも水流の力がむらなく衣類に加わり、
同時に洗濯時の浸漬も確実に行なわれ、傷みやすい衣類
の洗濯容量の増大する。 【構成】 外槽1内に配設した洗濯兼脱水槽3の底面に
回転翼2を回転自在に配設し、この回転翼2をモータ1
8により駆動する。回転翼2の裏面の下側羽根10の外
周に形成したポンプ室11から洗濯兼脱水槽3の側壁に
上部循環水路8と下部循環水路9を形成し、その開口部
を洗濯兼脱水槽3の中心方向に向けて上部吐出口12と
下部吐出口13を配設する。回転翼2の上方にこの回転
翼2を覆うように多孔体23を着脱自在に取着し、この
多孔体23は、複数種の穴径の貫通穴24、25を有
し、中心部の貫通穴24の穴径を外周部の貫通穴25の
穴径より大としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押し洗い洗浄ができる洗
濯機に関するものである。
濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、傷みやすい衣類は手で押し洗いす
る家庭が多いが、これを洗濯可能にした洗濯機が提案さ
れている。この種の洗濯機は図4から図6に示すように
構成していた。以下、その構成について説明する。
る家庭が多いが、これを洗濯可能にした洗濯機が提案さ
れている。この種の洗濯機は図4から図6に示すように
構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図4に示すように、外槽1は、底部に回転
翼2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽(以下、洗濯槽
という)3を内包し、吊り棒4により洗濯機本体5に吊
り下げている。循環水路カバー6、7は、洗濯槽3の内
面に取着し、洗濯槽3との間に独立した上部循環水路
(循環水路)8と下部循環水路(循環水路)9とを形成
している。
翼2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽(以下、洗濯槽
という)3を内包し、吊り棒4により洗濯機本体5に吊
り下げている。循環水路カバー6、7は、洗濯槽3の内
面に取着し、洗濯槽3との間に独立した上部循環水路
(循環水路)8と下部循環水路(循環水路)9とを形成
している。
【0004】回転翼2の裏面に下側羽根10を一体に設
け、下側羽根10の外周に形成したポンプ室11を上部
循環水路8と下部循環水路9に連通している。上部循環
水路8と下部循環水路9の上部に洗濯槽3の内部に向け
て開口した上部吐出口(吐出口)12と下部吐出口(吐
出口)13を設け、回転翼2の上に多孔体14を着脱自
在に設けている。
け、下側羽根10の外周に形成したポンプ室11を上部
循環水路8と下部循環水路9に連通している。上部循環
水路8と下部循環水路9の上部に洗濯槽3の内部に向け
て開口した上部吐出口(吐出口)12と下部吐出口(吐
出口)13を設け、回転翼2の上に多孔体14を着脱自
在に設けている。
【0005】多孔体14は、図5に示すように、多数の
貫通穴15を有し、洗濯槽3に容易に装着できるように
蝶番部16を設け、図6の点線で示すように、2つ折り
可能にし、洗濯槽3内の上部循環水路8と下部循環水路
9に合わせて切欠部17を設け、洗濯槽3内に確実にセ
ットできるようにしている。また、貫通穴15は、上穴
径と下穴径は同じで、ストレートの穴としている。
貫通穴15を有し、洗濯槽3に容易に装着できるように
蝶番部16を設け、図6の点線で示すように、2つ折り
可能にし、洗濯槽3内の上部循環水路8と下部循環水路
9に合わせて切欠部17を設け、洗濯槽3内に確実にセ
ットできるようにしている。また、貫通穴15は、上穴
径と下穴径は同じで、ストレートの穴としている。
【0006】モータ18は、Vベルト19および減速機
構兼クラッチ20を介して、回転翼2または洗濯槽3を
駆動する。制御装置21は、モータ18などの動作を制
御して各種機能を制御する。
構兼クラッチ20を介して、回転翼2または洗濯槽3を
駆動する。制御装置21は、モータ18などの動作を制
御して各種機能を制御する。
【0007】上記構成において動作を説明すると、多孔
体14を洗濯槽3内にセットし、洗濯物22を多孔体1
4の上に載置し、制御装置21に設けたスタートボタン
(図示せず)を押すと、運転を開始し、所定水位まで給
水し、給水が完了すると、モータ18に通電し、Vベル
ト19、減速機構兼クラッチ20を介して回転翼2を右
回転、停止、左回転、停止と反転駆動する。
体14を洗濯槽3内にセットし、洗濯物22を多孔体1
4の上に載置し、制御装置21に設けたスタートボタン
(図示せず)を押すと、運転を開始し、所定水位まで給
水し、給水が完了すると、モータ18に通電し、Vベル
ト19、減速機構兼クラッチ20を介して回転翼2を右
回転、停止、左回転、停止と反転駆動する。
【0008】回転翼2が反転駆動すると、多孔体14の
上にセットした洗濯物22には、回転翼2の回転で、そ
の裏面に設けた下側羽根10が回転することによって、
その周辺の洗濯水がポンプ室11と上部循環水路8と下
部循環水路9を経由して、上部吐出口12と下部吐出口
13から滝状に洗濯液が注がれる。この洗濯液の通過
と、多孔体14に設けた貫通穴15を通して水流が洗濯
物22に作用することによって洗濯物22が洗浄され
る。したがって、今まで洗うことが難しかったブラウス
やセーターなどのデリケートな衣類も、型くずれや傷み
が起こすことなく洗うことができるようになり、かつ、
少ない水と洗剤で洗うことが可能になる。
上にセットした洗濯物22には、回転翼2の回転で、そ
の裏面に設けた下側羽根10が回転することによって、
その周辺の洗濯水がポンプ室11と上部循環水路8と下
部循環水路9を経由して、上部吐出口12と下部吐出口
13から滝状に洗濯液が注がれる。この洗濯液の通過
と、多孔体14に設けた貫通穴15を通して水流が洗濯
物22に作用することによって洗濯物22が洗浄され
る。したがって、今まで洗うことが難しかったブラウス
やセーターなどのデリケートな衣類も、型くずれや傷み
が起こすことなく洗うことができるようになり、かつ、
少ない水と洗剤で洗うことが可能になる。
【0009】すなわち、傷みやすい衣類を洗うポイント
は、回転翼2と衣類が接触しないことと、水流の力が少
しは衣類に作用することであり、多孔体14を装着する
ことにより、衣類と回転翼2の接触を防止し、また、多
孔体14に設けた多数の貫通穴15を通して水流が衣類
に作用し、さらに、上部循環水路8と下部循環水路9を
通った循環水が上部吐出口12と下部吐出口13から落
下して衣類に力を加えることにより、傷みやすい衣類を
洗うポイントを満たしている。
は、回転翼2と衣類が接触しないことと、水流の力が少
しは衣類に作用することであり、多孔体14を装着する
ことにより、衣類と回転翼2の接触を防止し、また、多
孔体14に設けた多数の貫通穴15を通して水流が衣類
に作用し、さらに、上部循環水路8と下部循環水路9を
通った循環水が上部吐出口12と下部吐出口13から落
下して衣類に力を加えることにより、傷みやすい衣類を
洗うポイントを満たしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、傷みやすい衣類を洗うための基本構成は問題ない
が、洗濯物22を多孔体14上に載置して洗うため、一
度に洗える重量が1.2kg程度と少く、かつ多孔体1
4上に置かれた洗濯物22の位置により洗いむらが発生
したり、さらに、洗濯時洗濯物22が洗濯液に十分浸漬
しないための洗浄不足を起こすおそれがあるという問題
を有していた。
では、傷みやすい衣類を洗うための基本構成は問題ない
が、洗濯物22を多孔体14上に載置して洗うため、一
度に洗える重量が1.2kg程度と少く、かつ多孔体1
4上に置かれた洗濯物22の位置により洗いむらが発生
したり、さらに、洗濯時洗濯物22が洗濯液に十分浸漬
しないための洗浄不足を起こすおそれがあるという問題
を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、多孔
体上のどの位置でも水流の力がむらなく衣類に加わり、
同時に洗濯時の浸漬も確実に行なわれ、傷みやすい衣類
の洗濯容量の増大することを第1の目的としている。
体上のどの位置でも水流の力がむらなく衣類に加わり、
同時に洗濯時の浸漬も確実に行なわれ、傷みやすい衣類
の洗濯容量の増大することを第1の目的としている。
【0012】また、上記第1の目的を達成するととも
に、多孔体上の衣類に回転翼による水流(押し力)が伝
わりやすくすることを第2の目的としている。
に、多孔体上の衣類に回転翼による水流(押し力)が伝
わりやすくすることを第2の目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、外槽内に配設した洗濯兼脱水槽と、
前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に配設した回転翼
と、前記回転翼を駆動するモータと、前記回転翼の裏面
の下側羽根の外周に形成したポンプ室から洗濯兼脱水槽
の側壁に形成した循環水路と、前記循環水路の開口部を
洗濯兼脱水槽の中心方向に向けて配設した吐出口と、前
記回転翼の上方にこの回転翼を覆うように着脱自在に取
着した多孔体とを備え、前記多孔体は、複数種の穴径の
貫通穴を有し、中心部の貫通穴の穴径を外周部の貫通穴
の穴径より大としたことを第1の課題解決手段としてい
る。
を達成するために、外槽内に配設した洗濯兼脱水槽と、
前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に配設した回転翼
と、前記回転翼を駆動するモータと、前記回転翼の裏面
の下側羽根の外周に形成したポンプ室から洗濯兼脱水槽
の側壁に形成した循環水路と、前記循環水路の開口部を
洗濯兼脱水槽の中心方向に向けて配設した吐出口と、前
記回転翼の上方にこの回転翼を覆うように着脱自在に取
着した多孔体とを備え、前記多孔体は、複数種の穴径の
貫通穴を有し、中心部の貫通穴の穴径を外周部の貫通穴
の穴径より大としたことを第1の課題解決手段としてい
る。
【0014】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の多孔体は、貫通穴の下面の穴径を
上面の穴径より大としたことを第2の課題解決手段とし
ている。
第1の課題解決手段の多孔体は、貫通穴の下面の穴径を
上面の穴径より大としたことを第2の課題解決手段とし
ている。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
多孔体に設けた貫通穴の穴径が中心部で外周部より大き
くしているため、回転翼の撹拌力が弱い中心部の水流が
より多く多孔体上の洗濯物を押す力となり、撹拌力が強
い外周部の水流と同等となって、多孔体上の洗濯物に
は、多孔体の中央部でも外周部でもむらなく回転翼の水
流(押し力)が加わり、同時に洗濯時の浸漬も確実に行
なわれ、傷みやすい衣類の洗濯容量の増大することがで
きる。
多孔体に設けた貫通穴の穴径が中心部で外周部より大き
くしているため、回転翼の撹拌力が弱い中心部の水流が
より多く多孔体上の洗濯物を押す力となり、撹拌力が強
い外周部の水流と同等となって、多孔体上の洗濯物に
は、多孔体の中央部でも外周部でもむらなく回転翼の水
流(押し力)が加わり、同時に洗濯時の浸漬も確実に行
なわれ、傷みやすい衣類の洗濯容量の増大することがで
きる。
【0016】また、第2の課題解決手段により、多孔体
の貫通穴の下面の穴径を上面の穴径より大きくしている
ため、回転翼の回転で発生する水流が多孔体の上へ移動
しやすくなり、その押し力が多孔体上の洗濯物に伝わ
り、確実な押し洗いを可能にすることができる。
の貫通穴の下面の穴径を上面の穴径より大きくしている
ため、回転翼の回転で発生する水流が多孔体の上へ移動
しやすくなり、その押し力が多孔体上の洗濯物に伝わ
り、確実な押し洗いを可能にすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3を参
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0018】図1に示すように、多孔体23は、回転翼
2の上方にこの回転翼2を覆うように着脱自在に取着
し、上面に洗濯物22を載置するようにしている。この
多孔体23は、図2に示すように、複数種の穴径の貫通
穴24、25を有し、中心部の貫通穴24の穴径を外周
部の貫通穴25の穴径より大きくし、図3に示すよう
に、貫通穴24の下面の穴径D1を上面の穴径D2よりき
くしている。また、貫通穴25も同様に、下面の穴径を
上面の穴径よりきくしている。
2の上方にこの回転翼2を覆うように着脱自在に取着
し、上面に洗濯物22を載置するようにしている。この
多孔体23は、図2に示すように、複数種の穴径の貫通
穴24、25を有し、中心部の貫通穴24の穴径を外周
部の貫通穴25の穴径より大きくし、図3に示すよう
に、貫通穴24の下面の穴径D1を上面の穴径D2よりき
くしている。また、貫通穴25も同様に、下面の穴径を
上面の穴径よりきくしている。
【0019】また、蝶番部26を設けて2つ折り可能に
し、洗濯槽3に容易に装着できるようにしている。さら
に、洗濯槽3内の上部循環水路8と下部循環水路9に合
わせて切欠部27を設け、洗濯槽3内に確実にセットで
きるようにしている。
し、洗濯槽3に容易に装着できるようにしている。さら
に、洗濯槽3内の上部循環水路8と下部循環水路9に合
わせて切欠部27を設け、洗濯槽3内に確実にセットで
きるようにしている。
【0020】上記構成において動作を説明すると、多孔
体23を洗濯槽3内にセットし、洗濯物22を多孔体2
3の上に載置し、制御装置21に設けたスタートボタン
(図示せず)を押すと、運転を開始し、所定水位まで給
水し、給水が完了すると、モータ18に通電し、Vベル
ト19、減速機構兼クラッチ20を介して回転翼2を右
回転、停止、左回転、停止と反転駆動する。
体23を洗濯槽3内にセットし、洗濯物22を多孔体2
3の上に載置し、制御装置21に設けたスタートボタン
(図示せず)を押すと、運転を開始し、所定水位まで給
水し、給水が完了すると、モータ18に通電し、Vベル
ト19、減速機構兼クラッチ20を介して回転翼2を右
回転、停止、左回転、停止と反転駆動する。
【0021】回転翼2が反転駆動すると、多孔体23の
上にセットした洗濯物22には、回転翼2の回転で、そ
の裏面に設けた下側羽根10が回転することによって、
その周辺の洗濯水がポンプ室11と上部循環水路8と下
部循環水路9を経由して、上部吐出口12と下部吐出口
13から滝状に洗濯液が注がれる。この洗濯液の通過
と、多孔体23に設けた多数の貫通穴24、25を通し
て水流が衣類に作用によって洗濯物22が洗浄される。
上にセットした洗濯物22には、回転翼2の回転で、そ
の裏面に設けた下側羽根10が回転することによって、
その周辺の洗濯水がポンプ室11と上部循環水路8と下
部循環水路9を経由して、上部吐出口12と下部吐出口
13から滝状に洗濯液が注がれる。この洗濯液の通過
と、多孔体23に設けた多数の貫通穴24、25を通し
て水流が衣類に作用によって洗濯物22が洗浄される。
【0022】このとき、多孔体23は、中心部の貫通穴
24の穴径を外周部の貫通穴25の穴径より大きくして
いるため、回転翼2の撹拌力が弱い中心部の水流がより
多く多孔体23上の洗濯物を押す力となり、撹拌力が強
い外周部の水流と同等となって、多孔体23上の洗濯物
22には、多孔体23上どの位置でも水流の力が上から
も下からも、さらに、多孔体23の中央部でも外周部で
もむらなく回転翼の水流(押し力)が加わり、同時に洗
濯時の浸漬も確実に行なわれ、傷みやすい衣類の洗濯容
量の増大することができる。
24の穴径を外周部の貫通穴25の穴径より大きくして
いるため、回転翼2の撹拌力が弱い中心部の水流がより
多く多孔体23上の洗濯物を押す力となり、撹拌力が強
い外周部の水流と同等となって、多孔体23上の洗濯物
22には、多孔体23上どの位置でも水流の力が上から
も下からも、さらに、多孔体23の中央部でも外周部で
もむらなく回転翼の水流(押し力)が加わり、同時に洗
濯時の浸漬も確実に行なわれ、傷みやすい衣類の洗濯容
量の増大することができる。
【0023】また、多孔体23は、貫通穴24、25の
下面の穴径を上面の穴径より大きくしているため、回転
翼2の回転で発生する水流が多孔体23の上へ移動しや
すくなり、その押し力が多孔体23上の洗濯物22に伝
わり、確実な押し洗いを可能にすることができる。
下面の穴径を上面の穴径より大きくしているため、回転
翼2の回転で発生する水流が多孔体23の上へ移動しや
すくなり、その押し力が多孔体23上の洗濯物22に伝
わり、確実な押し洗いを可能にすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、外槽内に配設し
た洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在
に配設した回転翼と、前記回転翼を駆動するモータと、
前記回転翼の裏面の下側羽根の外周に形成したポンプ室
から洗濯兼脱水槽の側壁に形成した循環水路と、前記循
環水路の開口部を洗濯兼脱水槽の中心方向に向けて配設
した吐出口と、前記回転翼の上方にこの回転翼を覆うよ
うに着脱自在に取着した多孔体とを備え、前記多孔体
は、複数種の穴径の貫通穴を有し、中心部の貫通穴の穴
径を外周部の貫通穴の穴径より大としたから、回転翼の
撹拌力が弱い中心部の水流がより多く多孔体上の衣類を
押す力となり、撹拌力が強い外周部の水流と同等とな
り、水流による衣類への押し力がむらなく作動すること
が可能になる。
た洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在
に配設した回転翼と、前記回転翼を駆動するモータと、
前記回転翼の裏面の下側羽根の外周に形成したポンプ室
から洗濯兼脱水槽の側壁に形成した循環水路と、前記循
環水路の開口部を洗濯兼脱水槽の中心方向に向けて配設
した吐出口と、前記回転翼の上方にこの回転翼を覆うよ
うに着脱自在に取着した多孔体とを備え、前記多孔体
は、複数種の穴径の貫通穴を有し、中心部の貫通穴の穴
径を外周部の貫通穴の穴径より大としたから、回転翼の
撹拌力が弱い中心部の水流がより多く多孔体上の衣類を
押す力となり、撹拌力が強い外周部の水流と同等とな
り、水流による衣類への押し力がむらなく作動すること
が可能になる。
【0025】また、多孔体は、貫通穴の下面の穴径を上
面の穴径より大としたから、回転翼の回転で発生する水
流が多孔体の上へ移動しやすくなり、その押し力が多孔
体上の衣類に伝わり、確実な押し洗いを可能にする。
面の穴径より大としたから、回転翼の回転で発生する水
流が多孔体の上へ移動しやすくなり、その押し力が多孔
体上の衣類に伝わり、確実な押し洗いを可能にする。
【図1】本発明の一実施例の洗濯機の断面図
【図2】同洗濯機の多孔体の平面図
【図3】同洗濯機の多孔体の要部拡大断面図
【図4】従来の洗濯機の断面図
【図5】同洗濯機の多孔体の平面図
【図6】同洗濯機の多孔体の側面図
1 外槽 2 回転翼 3 洗濯兼脱水槽 8 上部循環水路(循環水路) 9 下部循環水路(循環水路) 10 下側羽根 11 ポンプ室 12 上部吐出口(吐出口) 13 下部吐出口(吐出口) 18 モータ 23 多孔体 24 貫通穴 25 貫通穴
Claims (2)
- 【請求項1】 外槽内に配設した洗濯兼脱水槽と、前記
洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に配設した回転翼と、前
記回転翼を駆動するモータと、前記回転翼の裏面の下側
羽根の外周に形成したポンプ室から洗濯兼脱水槽の側壁
に形成した循環水路と、前記循環水路の開口部を洗濯兼
脱水槽の中心方向に向けて配設した吐出口と、前記回転
翼の上方にこの回転翼を覆うように着脱自在に取着した
多孔体とを備え、前記多孔体は、複数種の穴径の貫通穴
を有し、中心部の貫通穴の穴径を外周部の貫通穴の穴径
より大とした洗濯機。 - 【請求項2】 多孔体は、貫通穴の下面の穴径を上面の
穴径より大とした請求項1記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25269495A JPH0994375A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25269495A JPH0994375A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0994375A true JPH0994375A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17240956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25269495A Pending JPH0994375A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0994375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100291030B1 (ko) * | 1998-01-31 | 2001-09-17 | 윤종용 | 세탁기의가이드워터플로워 |
JP2012157410A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯機 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25269495A patent/JPH0994375A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100291030B1 (ko) * | 1998-01-31 | 2001-09-17 | 윤종용 | 세탁기의가이드워터플로워 |
JP2012157410A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5560061A (en) | Washing machine with a reversing-mode washing drum | |
KR20050039590A (ko) | 드럼식 세탁기 | |
JP2007105212A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
WO2013035278A1 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP3198730B2 (ja) | 全自動洗濯機 | |
JP3536576B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
KR100493597B1 (ko) | 세탁기 및 세탁 건조기 | |
JPH10235064A (ja) | 乱流発生装置を備えた洗濯機 | |
JP2992000B2 (ja) | 透過洗濯方式の洗濯機 | |
JPH0994375A (ja) | 洗濯機 | |
JPH074466B2 (ja) | 洗濯機 | |
JPH10225587A (ja) | 洗濯機用のパルセータ | |
JPH0492697A (ja) | 回転ドラム式洗濯機 | |
JPH10323486A (ja) | 洗濯機 | |
US2756580A (en) | Apparatus for washing clothes | |
JPH0351080A (ja) | ドラム式洗濯・乾燥機 | |
JPH09294894A (ja) | 洗濯機 | |
JPH0994376A (ja) | 洗濯機 | |
JP2021010452A (ja) | 縦型洗濯機 | |
JPH09215887A (ja) | 縦型洗濯乾燥機 | |
JP7289042B2 (ja) | 洗濯機 | |
KR100494983B1 (ko) | 세탁기용 건조장치 | |
JPH0810494A (ja) | 洗濯機 | |
KR101702978B1 (ko) | 세탁기 및 그 제어방법 | |
JPH09308794A (ja) | 洗濯機 |