JPH0994220A - 電子内視鏡用カメラヘッド装置 - Google Patents

電子内視鏡用カメラヘッド装置

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Publication number
JPH0994220A
JPH0994220A JP7276520A JP27652095A JPH0994220A JP H0994220 A JPH0994220 A JP H0994220A JP 7276520 A JP7276520 A JP 7276520A JP 27652095 A JP27652095 A JP 27652095A JP H0994220 A JPH0994220 A JP H0994220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
objective optical
light guide
holding
camera head
Prior art date
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Pending
Application number
JP7276520A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Takahashi
一昭 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication of JPH0994220A publication Critical patent/JPH0994220A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライトガイドの必要な径を確保しつつ、対物
光学系部材とライトガイドを効率よく配置して、内視鏡
の細径化を図るようにする。 【解決手段】 電子内視鏡の先端部に配置されるカメラ
ヘッド装置において、1つの鏡胴部保持体14を設け、
この保持体14に、対物光学系部材1を保持する対物光
学系保持孔15とライトガイド7A,7Bを保持するラ
イトガイド保持孔16A,16Bを近接して貫設し、か
つこのライトガイド保持孔16A,16Bは後端から先
端へ向かう途中で対物光学系保持孔15側へ近づくよう
に形成する。そして、上記対物光学系保持孔15に従来
の保持枠の代りをさせながら対物光学系部材1を直接配
置すると共に、上記ライトガイド保持孔16A,16B
には、ライトガイド7A,7Bを口金のない状態で直接
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被観察体内を観察
するための対物光学系部材と照明光を供給するライトガ
イドが配置された電子内視鏡用カメラヘッド装置の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7には、電子内視鏡のカメラヘ
ッド装置(内視鏡先端部)の構造が示されており、図5
は正面図、図6は側面図、図7は平面図である。図にお
いて、対物光学系部材1は保持枠2によって保持され、
この対物光学系部材1には連結部材3を介してプリズム
4が接続され、このプリズム4に撮像素子であるCCD
5及び回路基板6に取り付けられる。また、対物光学系
部材1の左右両脇で、かつCCD5の上方にライトガイ
ド7A,7Bが真っ直ぐ(直線上に)配置されており、
このライトガイド7A,7Bの先端には口金8が設けら
れる。そして、これらの部材は先端面の取付け部材9の
それぞれの孔に配置されて組み付けられることになり、
この取付け部材9には外筒10が接続される。なお、回
路基板6の下側には、処置具挿通チャンネル11が設け
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡では
細径化が大きな課題であり、特に最外周径を決定する先
端部の細径化が求められており、そのために、例えば上
記ライトガイド7(A,B)の径を小さくすることも考
えられるが、ライトガイド7の径を小さくした場合に
は、照明光量が減少することから良好な解決策とはなら
ない。
【0004】そこで、本出願人は、内視鏡先端面側での
対物光学系部材1及びライトガイド7の取付け部分の構
成に着目したものである。即ち、従来では図5に示され
るように、対物光学系部材1に厚さTの保持枠2が、ラ
イトガイド7に厚さtの口金8がそれぞれ設けられてい
る。従って、この保持枠2の厚さT及び口金8の厚さt
を削減できれば細径化が可能となる。
【0005】また、細径化を図るためには、上記のライ
トガイド7を内視鏡(先端部)の中心軸側へ可能な限り
寄せればよいことになるが、上記対物光学系部材1の後
側にはプリズム4やCCD5等が配置されており、これ
らの部材の存在によって、ライトガイド7を中心軸側へ
寄せる限界が生じるという問題もある。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ライトガイドの必要な径を確保しつ
つ、対物光学系部材とライトガイドを効率よく配置し
て、内視鏡の細径化を図ることができる電子内視鏡用カ
メラヘッド装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項の発明は、被観察体内を観察するための
対物光学系部材と、照明光を供給するライトガイドとを
配置する電子内視鏡用カメラヘッド装置において、上記
対物光学系部材を保持するための対物光学系保持孔及び
ライトガイドを保持するためのライトガイド保持孔が近
接して貫設された1つの部材であって、上記ライトガイ
ド保持孔は後端から先端へ向かう途中で対物光学系保持
孔側へ近づくように形成した鏡胴部保持体を設け、この
鏡胴保持体の上記ライトガイド保持孔に、ライトガイド
を口金のない状態で直接配置したことを特徴とする。第
2請求項の発明は、上記鏡胴部保持体の対物光学系保持
孔部分を対物光学系部材の保持枠として用い、この対物
光学系保持孔に対物光学系部材を直接配置したことを特
徴とする
【0008】作用 上記の第1請求項の構成によれば、1つの鏡胴部保持体
に対物光学系保持孔及びライトガイド保持孔が設けら
れ、これらの保持孔に対物光学系部材とライトガイドの
両者が保持され、後者のライトガイドは口金のない状態
で直接配置される。従って、この場合は、口金の厚さ分
だけライトガイドを中央部の対物光学系部材に近づける
ことができる。
【0009】また、上記のようにしてライトガイドを可
能な限り近接させる過程では、対物光学系部材に接続さ
れるプリズム、撮像素子部材等の存在でライトガイドを
近づける限界が生じる。そこで、本発明では、鏡胴部保
持体内の途中でライトガイド保持孔を曲げることによ
り、ライトガイドを内視鏡先端面側だけでも対物光学系
部材側(内視鏡の中心側)へ移動させ、これにより内視
鏡先端部の細径化を図るようにしている。
【0010】即ち、内視鏡先端部では内視鏡の挿入をス
ムーズにするため、その先端面の外周端が丸くなるよう
に所定の曲率でR部が形成されており、このR部を設け
る必要性から、先端面のライトガイドは外筒から少し離
して配置する必要がある。従って、先端面の領域のみで
もライトガイドを対物光学系部材側へ近づければ、細径
化が更に促進される。
【0011】第2請求項の発明によれば、対物光学系部
材の従来の保持枠の役割を鏡胴部保持体が行うので、従
来の保持枠の厚さ分も削減でき、細径化の促進が図られ
ることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4には、実施形態に係る
電子内視鏡用カメラヘッド装置の構成が示されており、
図1は内視鏡先端部の正面図、図2は保持体の斜視図、
図3は先端部の側面図、図4は先端部の平面図である。
図1に示されるように、先端部の外筒12内に1つの鏡
胴部保持体14が配置され、この鏡胴部保持体14で
は、図2に示されるように、中心部に対物光学系保持孔
15が貫通形成され、その両側に2つのライトガイド保
持孔16A,16Bが貫通形成される。
【0013】即ち、このライトガイド保持孔16A,1
6Bは、対物光学系保持孔15に対して可能な限り近接
して配置すると同時に、図3及び図4の矢示Kで示され
るように、後端から先端へ向かう途中で対物光学系保持
孔15側へ近づくようにし、かつ内視鏡中心軸100へ
も近づくように形成する。従って、図1及び図2に示さ
れるように、鏡胴部保持体14の先端面では必要なクリ
アランス分を残した状態で、対物光学系保持孔15とラ
イトガイド保持孔16A,16Bが近接配置される。
【0014】そして、鏡胴部保持体14に形成された対
物光学系保持孔15に、対物光学系部材1が従来の保持
枠(2)がない状態で配置され、一方のライトガイド保
持孔16A,16Bに、ライトガイド7が従来の口金
(8)がない状態で挿入される。このような鏡胴部保持
体14は、先端面に配置される取付け部材18の所定位
置に嵌合配置されることになり、また鏡胴部保持体14
の後側には、上記対物光学系部材1に接続されるプリズ
ム4が配置され、このプリズム4には、従来と同様にC
CD5及び回路基板6が光学的に接続される。この回路
基板6の下側には、処置具挿通チャンネル11が配置さ
れる。
【0015】実施形態例は以上の構成からなり、上記鏡
胴部保持体14は従来の保持枠の代りとなり、この保持
体14の対物光学系保持孔15に対物光学系部材1が直
接配置される。一方、ライトガイド7A,7Bは、光フ
ァイバー束の先端の一部が固められ、それよりも後側は
屈曲可能な状態で、鏡胴部保持体14内の屈曲した保持
孔16A,16Bへ直接挿入される。従って、この鏡胴
部保持体14の先端側の構成と従来の構成(図5〜図
7)を比較すれば、対物光学系部材1の保持枠(2)の
厚さ(T)分とライトガイド7の口金(8)の厚さ
(t)分をなくすことができ、これに対応した分だけ内
視鏡の径を小さくすることが可能となる。
【0016】ところで、電子内視鏡ではプリズム4、C
CD5及び回路基板6が配置されるため、これらの部材
の存在により、ライトガイド7A,7Bを内視鏡の中心
側へ移動させる量が限定されてしまう。この制限を解消
して細径化を図るために、本発明では上述したように、
鏡胴部保持体14に保持されるライトガイド7A,7B
を、後端から先端へ向かう途中で対物光学系部材1側及
び内視鏡中心軸側へ近づくように曲げるようにしてい
る。
【0017】電子内視鏡では、図3及び図4に示される
ように、先端面の外周端に所定曲率のR部19が設けら
れ、このR部19によって先端部が円滑に被観察体内へ
挿入できるようになっている。そのため、先端面近傍で
は外筒12をライトガイド7A,7Bから上記R部19
の分だけ離した位置にしか配置することができず、外筒
12をプリズム5及びCCD6の近傍に配置されるライ
トガイド7A,7Bへ外筒12(の内側)をぎりぎりの
所まで近づけることができなかった。
【0018】しかし、上述のように、上記ライトガイド
7A,7Bはその保持孔16A,16Bによって、先端
側では後端側よりも対物光学系部材1及び内視鏡中心軸
100側へ近づくように配置されるので、プリズム5及
びCCD6近傍のライトガイド7A,7Bに対しても外
筒12を近接配置でき、細径化を更に促進することが可
能となる。
【0019】そして、実施形態例の上記ライトガイド7
A,7Bでは、その径を小さくする必要がないため、十
分な照射光量が得られ、被観察体内の良好な観察を行う
ことが可能となる。
【0020】また、上記の構成例によれば、対物光学系
部材1とライトガイド7A,7Bが鏡胴部保持体へ一体
的に取り付けられるので、先端部への組付けが容易とな
るし、しかも対物光学系の検査も、ライトガイド7A,
7Bを伴った状態で行えることから簡単となるという利
点がある。
【0021】上記実施形態例では、ライトガイド7を2
個設ける場合について説明したが、本発明はライトガイ
ド7を1個配置する場合にも適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対物光学系部材については従来の保持枠をなくした状態
で、またライトガイドについては口金をなくした状態
で、これらを直接的に一つの鏡胴部保持体で保持するよ
うにしたので、両者を近接して配置することができ、し
かも鏡胴部保持体の先端ではライトガイドが対物光学系
部材側へ更に近づくようにしたので、R部の存在による
問題もなくなり、内視鏡の細径化に貢献することが可能
となる。また、ライトガイドの径を小さくする必要がな
いので、照明に有利な設計を行うことができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る電子内視鏡用カメラ
ヘッド装置の構成を示す正面図である。
【図2】図1のカメラヘッド装置での鏡胴部保持体の構
造を示す斜視図である。
【図3】図1のカメラヘッド装置の側面図である。
【図4】図1のカメラヘッド装置の平面図である。
【図5】従来の電子内視鏡用カメラヘッド装置の構成を
示す正面図である。
【図6】図5のカメラヘッド装置の側面図である。
【図7】図5のカメラヘッド装置の平面図である。
【符号の説明】
1 … 対物光学系部材、 2 … 保持枠、 4 … プリズム、 5 … CCD、 7A,7B … ライトガイド、 8 … 口金 10,12 …外筒 14 … 鏡胴部保持体、 15 … 対物光学系保持孔、 16A,16B … ライトガイド保持孔、 19 … R部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察体内を観察するための対物光学系
    部材と、照明光を供給するライトガイドとを配置する電
    子内視鏡用カメラヘッド装置において、 上記対物光学系部材を保持するための対物光学系保持孔
    及びライトガイドを保持するためのライトガイド保持孔
    が近接して貫設された1つの部材であって、上記ライト
    ガイド保持孔は後端から先端へ向かう途中で対物光学系
    保持孔側へ近づくように形成した鏡胴部保持体を設け、 この鏡胴保持体の上記ライトガイド保持孔に、ライトガ
    イドを口金のない状態で直接配置したことを特徴とする
    電子内視鏡用カメラヘッド装置。
  2. 【請求項2】 上記鏡胴部保持体の対物光学系保持孔部
    分を対物光学系部材の保持枠として用い、この対物光学
    系保持孔に対物光学系部材を直接配置したことを特徴と
    する上記第1請求項記載の電子内視鏡用カメラヘッド装
    置。
JP7276520A 1995-09-29 1995-09-29 電子内視鏡用カメラヘッド装置 Pending JPH0994220A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301083A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Fujinon Corp 内視鏡

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301083A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Fujinon Corp 内視鏡

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