JPH0994191A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JPH0994191A
JPH0994191A JP24179995A JP24179995A JPH0994191A JP H0994191 A JPH0994191 A JP H0994191A JP 24179995 A JP24179995 A JP 24179995A JP 24179995 A JP24179995 A JP 24179995A JP H0994191 A JPH0994191 A JP H0994191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter pipe
power supply
pipe
tool
hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24179995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3299420B2 (ja
Inventor
Toshio Koike
利男 小池
Toshiyuki Maruyama
敏行 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP24179995A priority Critical patent/JP3299420B2/ja
Priority to KR1019960009848A priority patent/KR970005220A/ko
Priority to CN 96108438 priority patent/CN1102369C/zh
Publication of JPH0994191A publication Critical patent/JPH0994191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3299420B2 publication Critical patent/JP3299420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ブラシ駆動用電動機等電気部品を内蔵し
た床用吸込具を有する電気掃除機であって、延長管内に
これの長さを変化させても床用吸込具への給電用電源回
路を形成することにより、回転ブラシの機能を有効に利
用でき、掃除作業を容易にする。 【解決手段】 延長管11は互いに摺動自在に嵌合され
かつ任意の長さに固定できる大径パイプ12と小径パイ
プ13とからなり、大径パイプ12の外周面にその長さ
方向に沿って給電用導体22を配設し、小径パイプ13
の外周面にその長手方向に沿いかつ外周面から離間して
給電具35を一体に設け、給電具内に一端が床用吸込具
の電気部品に接続されたリード線39を配設するととも
にリード線の他端を給電用導体22に電気的に接触しな
がら摺動する端子板38に接続し、延長管11を伸縮す
ると、端子板38が給電用導体22上を移動しながら常
時接触しているため、電気回路が常に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転ブラシ駆動
用電動機等の電気部品を内蔵した床用吸込具への給電構
造を備えた延長管を有する電気掃除機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回転ブラシ駆動用電動機を内蔵し
た床用吸込具に対する給電構造を有する延長管を備えた
電気掃除機として、例えば特開平1−310626号公
報に示すものがあった。図34は延長管の要部断面図、
図35は延長管の斜視図であり、図において、201は
伸縮自在の延長管で、互いに軸方向に摺動自在に嵌合す
る大径パイプ202と小径パイプ203、これらの嵌合
する大径パイプ202と小径パイプ203の長さを自在
に調整する締め付け具204を有する調整具205、に
より構成されている。206は小径パイプ203の端部
外表面に設けられた導電材よりなる一対の接続固定板
で、その一端は小径パイプ203に埋設された電線20
7に接続されている。208は大径パイプ202の端部
内表面に設けられ、延長管201の最長時に前記一対の
接続固定板206にそれぞれ電気的に弾設する導電材よ
りなる一対の接続可動板で、その一端は大径パイプ20
2に埋設された電線209に接続されている。接続固定
板206が小径パイプ203の外表面端部にしか設けら
れていないと、接続固定板206と接続可動板208は
延長管201の最長時にのみしか接続されなが、図35
に示すように、接続固定板206を小径パイプ203の
外表面に複数設け、かつ接続固定板206が外部に露出
して感電することを防止するため、接続固定板206に
カバー部材210を設けたことにより、延長管201
を、使用者の身長等に対応して調節具205で長さを自
在に調節するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
伸縮自在の延長管201は、各々の接続固定板206に
カバー部材を設けなければならないので、構造が複雑に
なってしまうばかりか、その使用時において延長管20
1内は、常時塵埃を含んだ空気が高速で通過するため、
延長管201に内壁との間には摩擦による静電気が発生
しやすく、この静電気が延長管201に帯電して室内の
浮遊塵埃や、延長管201内を通過する微細な塵埃を延
長管201の内壁や外壁に付着させやすい。このため、
カバー部材210にも塵埃が付着して、カバー部材21
0の開閉動作に障害を及ぼす結果となり易い問題点があ
った。さらに、帯電した静電気は近傍の導電材に放電し
やすい性質があり、例えば、電線207、209が制御
用のマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)の
信号線である場合には、静電気がマイコンを破壊する危
険性が生じる恐れがあった。
【0004】また、延長管201は家具等に衝突しやす
く、カバー部材210や接続固定板206等が変形した
り破損する恐れがあり、このため、カバー部材210の
開閉動作に障害を及ぼし結果的に感電の危険性が生じ易
い問題点があった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、必要に応じて延長管を自在に伸
縮でき、かつこの伸縮動作に電力供給用の給電体が連動
し、床用吸込具に設けられた電気部品への給電が確実に
行えることや、前記給電体はの塵埃付着を防止すること
で、長寿命化や安全性の向上を図り、また、家具等へ延
長管が衝突しても、給電用導体の破損や変形を防止する
ことで、安全性の向上を図ることを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電気掃除機においては、掃除機本体と、この掃除機本
体に一端が接続されたホースと、このホースの他端に接
続された延長管と、この延長管の先端に接続された電動
機等の電気部品を内蔵する床用吸込具とを備え、前記延
長管は互いに摺動自在に嵌合され任意の長さに固定でき
る大径パイプと小径パイプを有し、前記大径パイプの外
周面にその長さ方向に沿って前記掃除機本体または前記
床用吸込具に電気的に接続された給電用導体を配設し、
前記小径パイプの外周面にその長手方向に沿いかつ外周
面から離間して給電具を一体的に設け、この給電具内に
一端が前記床用吸込具または前記掃除機本体に電気的に
接続されたリード線を配設するとともにこのリード線の
他端を前記給電用導体に電気的に接触しながら摺動する
端子板に接続したものである。
【0007】また、請求項2に係る電気掃除機において
は、掃除機本体と、この掃除機本体に一端が接続された
ホースと、このホースの他端に接続された延長管と、こ
の延長管の先端に接続された電動機等の電気部品を内蔵
する床用吸込具とを備え、前記延長管は互いに摺動自在
に嵌合され任意の長さに固定できる大径パイプと小径パ
イプを有し、前記大径パイプの外周面にその長さ方向に
沿って給電部を設け、前記小径パイプの外周面にその長
手方向に沿いかつ外周面から離間して給電具を一体的に
設け、前記給電部は、前記掃除機本体または前記床用吸
込具に電気的に接続された給電用導体と、該給電用導体
に沿ってこれを覆うカバーとを有し、前記給電具は、一
端が前記床用吸込具または前記掃除機本体に電気的に接
続され他端を前記給電用導体に電気的に接触しながら摺
動する端子板に接続されたリード線を配設したものであ
る。
【0008】また、請求項3に係る電気掃除機において
は、大径パイプの外周面に、給電用導体に沿って端子板
を案内するリブを設けたものである。
【0009】また、請求項4に係る電気掃除機におい
て、給電具は、小径パイプの端部に一端が固定され他端
が大径パイプのカバーの端面に形成した案内口に挿通さ
れて摺動自在に保持されたものである。
【0010】また、請求項5に係る電気掃除機において
は、小径パイプの端部外径を大径パイプの外径に略等し
く形成し、延長管を最短状態にしたとき、前記小径パイ
プの前記端部外径を前記大径パイプの端面に当接するよ
うにしたものである。
【0011】また、請求項6に係る電気掃除機において
は、掃除機本体と、この掃除機本体に一端が接続された
ホースと、このホースの他端に接続され互いに摺動自在
に嵌合される大径パイプと小径パイプを有する延長管
と、前記大径パイプと小径パイプを任意の長さに保持す
る止め具と、前記延長管の先端に接続され電動機等の電
気部品を内蔵する床用吸込具と、前記床用吸込具とホー
スを電気的に接続する給電体とを備え、前記給電体は前
記大径パイプの長さ方向に並設された給電部と、一端が
前記給電部に摺動自在に収納され他端が前記小径パイプ
の端部に固着された給電具とを有し、前記給電部と給電
具の離脱を防止する係合片と係合受け部を前記給電体に
設けたものである。
【0012】また、請求項7に係る電気掃除機において
は、係合片を給電具に、係合受け部を給電部にそれぞれ
形成し、さらに給電部に係合解除部を形成したものであ
る。
【0013】また、請求項8に係る電気掃除機において
は、掃除機本体と、この掃除機本体に一端が接続された
ホースと、このホースの他端に接続され互いに摺動自在
に嵌合される大径パイプと小径パイプを有する延長管
と、前記大径パイプと小径パイプを任意の長さに保持す
る止め具と、前記延長管の先端に接続され電動機等の電
気部品を内蔵する床用吸込具と、前記床用吸込具とホー
スを電気的に接続する給電体とを備え、前記給電体は前
記大径パイプの長さ方向に並設された給電部と、一端が
前記給電部に摺動自在に収納され他端が前記小径パイプ
の前記ホース側端部に固着された給電具とを有し、前記
給電部には、前記給電具を摺動自在に保持するとともに
前記止め具を保持する保持板を設けたものである。
【0014】また、請求項9に係る電気掃除機において
は、掃除機本体と、この掃除機本体に一端が接続された
ホースと、このホースの他端に接続され互いに摺動自在
に嵌合される断面円形の大径パイプと小径パイプを有す
る延長管と、前記大径パイプと小径パイプを任意の長さ
に保持する止め具と、前記延長管の先端に接続され電動
機等の電気部品を内蔵する床用吸込具と、前記床用吸込
具とホースを電気的に接続する給電体とを備え、前記給
電体は前記大径パイプの両端にその両端が固着された給
電受具と、一端が前記給電受具に摺動自在に収納され、
他端が前記小径パイプの端部に固着された給電具とを設
けたものである。
【0015】さらに、請求項10に係る電気掃除機にお
いて、給電体は延長管の後面側に設けたものである。
【0016】また、請求項11に係る電気掃除機におい
ては、掃除機本体と、この掃除機本体に一端が接続され
たホースと、このホースの他端に接続された延長管と、
この延長管の先端に接続された電動機等の電気部品を内
蔵する床用吸込具とを備え、前記延長管は互いに摺動自
在に嵌合され任意の長さに固定できる大径パイプと小径
パイプを有し、前記大径パイプの外周面にその長さ方向
に沿って並設され前記掃除機本体または前記床用吸込具
の電気部品に電気的に接続された一対の給電用導体と、
一端に前記給電用導体と摺動自在に接続する端子板を有
し、他端は前記小径パイプの外周との間に所定空間を有
するように前記小径パイプの端部に固着された給電具
と、前記給電具と小径パイプに形成された所定空間を摺
動する可動板とを設けたものである。
【0017】また、請求項12に係る電気掃除機におい
ては、掃除機本体と、この掃除機本体に一端が接続され
たホースと、このホースの他端に接続され互いに摺動自
在に嵌合される大径パイプと小径パイプを有する延長管
と、前記大径パイプと小径パイプを任意の長さに保持す
る止め具と、前記延長管の先端に接続され電動機等の電
気部品を内蔵する床用吸込具と、前記床用吸込具とホー
スを電気的に接続する給電体とを備え、前記給電体は前
記大径パイプの長さ方向に並設された給電部と、一端が
前記給電部に摺動自在に収納され他端が前記小径パイプ
の端部に固着された給電具とを有し、前記給電体には前
記止め具と嵌合する嵌合部を複数設けたものである。
【0018】さらに、請求項13に係る電気掃除機にお
いて、給電具には、蛇腹部を設けたものである。
【0019】また、請求項14に係る電気掃除機におい
ては、給電具を軟質部材で形成したものである。
【0020】また、請求項15に係る電気掃除機におい
て、給電具内部に弾性体よりなる補強板を設けたもので
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の電気掃除機の実施の形
態1を図1〜図9を用いて説明する。図において、1は
電動送風機を内蔵する掃除機本体、2は電源コード、3
は吸込口、4はホースで、軟質材で構成されたホース本
体5と、該ホース本体の一端に設けられ吸込口3に差し
込みを接続される差込口6と、他端に設けられた握り部
7とからなる。8は握り部7に設けたリモートスイッチ
で、ホース4に配設した図示しないリモート回路を介し
て掃除機本体と接続され電動送風機及び後述する回転ブ
ラシの動作を制御する。
【0022】9は床用吸込具で、下面に開口された吸込
口に臨ませて図示しない回転ブラシを支持するとともに
この回転ブラシを駆動するための小型電動機(図示せ
ず)を内蔵している。10は床用吸込具の上面に設けた
表示灯である。
【0023】11は長さ方向に互いに摺動自在に嵌合さ
れた大径パイプ12と、小径パイプ13とからなる延長
管で、小径パイプ13の外周面にその長さ方向に所定の
間隔で各2個づつ複数列に係止凹部15を形成するとと
もに、大径パイプ12の小径パイプ13が引き出される
側の端部に、操作部14及び一対の係止凹部15に係合
する一対の弾性止め片16からなる止め具17を設けて
いる。18は握り部7に接続するため大径パイプ12の
一端に設けた縮径端部で、外周部に端面向かって一対の
接続ピン19を突設するとともにシール用パッキン20
を有する。22は大径パイプ12の外周面に長手方向に
沿って配設した一対の平板状の給電用導体で、一端をリ
ード線23を介して接続ピン19に接続し他端を止め具
17近傍まで延在させている。
【0024】24は各給電用導体22と平行に形成した
案内用リブで、後述する小径パイプ13に設けた端子板
の摺動動作を案内するとともに給電用導体の電気絶縁の
役目をする。26は止め具17、給電用導体22及びリ
ード線23の上面を覆うよう大径パイプ12の外周面に
固定したカバーで、止め具側の端面に小径パイプ13の
給電具を挿通する案内口27を形成し、かつ内側上面に
ガイドリブ28を形成している。29は止め具17を上
方に押圧するバネである。30は小径パイプ13の大径
パイプ12への嵌合用端部で、外周面に大径パイプ12
の内周面との間をシールするシールリング31を取りつ
けている。32は小径パイプ13の他端部において内周
面を拡開状に形成した接続用端部で、床用吸込具9が接
続されるとともにその端面部に床用吸込具9の図示しな
い接続ピンと接続される接続凹片33を設けている。
【0025】34は小径パイプ13の外周面に離間して
対設され、かつその長さ方向に沿って設けた給電具で、
一端が小径パイプ13の接続用端部32に固定され、他
端が大径パイプ12のカバー26の案内口27に挿通状
態に支持された筒体35と、この筒体の端部に固定され
先端を一対の給電用導体22に接触させた接続端子板3
8と、筒体35内に配設され端子板38と接続凹片33
とを電気的に接続するリード線39とからなる。40は
接続凹片33と筒体35の端部を覆いかつ筒体の端部を
保持する上蓋であり、この上蓋を含む小径パイプ13の
端部外径をこれと対向する大径パイプ12の端部外径に
略一致させている。
【0026】このように構成された電気掃除機におい
て、延長管の長さを変更するときは、止め具17の操作
部14を押圧すると、止め具17の弾性止め片16が拡
開状態に変形して大径パイプ12周面に設けた係止凹部
15を抜け出るから、この状態を保持したまま小径パイ
プ13を大径パイプ12から適当な長さ分だけ引き出
し、操作部14への押圧動作をやめると、弾性止め片1
6が対応する係止凹部15にはまり込んで、延長管自体
がその長さで固定される。この時、小径パイプ13の給
電具34は筒体35が大径パイプ12のカバー26内を
案内口27を介して長さ方向に移動し、先端部に位置し
た端子板38が一対の給電用導体22上を接触状態を保
ちつつ摺動するから、接続ピン19から接続凹片33に
至る電気回路が常時形成されていることになる。
【0027】そのため、床用吸込具9に対し掃除機本体
1からホース5、延長管11を経て電源回路が形成され
るから、床用吸込具9に内蔵された小型電動機が駆動し
て、回転ブラシを回転させることができる。延長管11
の長さを変更しても、小径パイプ13の給電具34の端
子板38が常に大径パイプ12の給電用導体22に接触
しているから、床用吸込具9への電源回路は常時形成さ
れている。なお、延長管11内には塵埃を含む空気流が
高速で通過するため、延長管内壁面との間で静電気が発
生して、延長管自体に帯電し、給電用導体やリード線を
介して掃除機本体1内や握り部7内に設けた制御回路の
マイコン等の電子部品に悪影響を及ぼす恐れがある。そ
こで、延長管自体をアルミ、ステンレス、カーボン繊維
等の導電材料で形成することにより、延長管の表面から
帯電した静電気を空中に放電させることができる。この
時、本発明においては、リード線が更に延長管の外周面
から所定距離離れているため、静電気による影響は少な
い。
【0028】また、リード線を収納する筒体の少なくと
も延長管の外周面に対向した部分を、例えば筒体の表面
にプラスチックメッキを施したり、あるいは金属プレー
トで形成することにより、延長管に帯電した静電気によ
るリード線への影響を阻止することができる。
【0029】なお、延長管を使用しない時に、延長管を
最短状態に縮めておくと、大径パイプ12と小径パイプ
13の対向する端部同志、つまり小径パイプ13の上蓋
40と、大径パイプ12のカバー26の端面とが合致
し、しかも各端部はその外径形状を予め略一致させてい
るから、結果的に延長管は外周面から突出する部分がな
く、放置した状態での破損事故を防止できる。
【0030】以上のように、実施の形態1によれば、大
径パイプと小径パイプとを摺動して延長管の長さを変更
しても延長管に形成された電気回路が常に接続状態にあ
るから、使用者は延長管を予め使いやすい長さに調節し
た状態で回転ブラシを用いて掃除を行うことができもの
である。
【0031】また、大径パイプの外周面に配設した給電
用導体をカバーで覆っているから、使用者が感電するよ
うな危険はなく、しかも露出状態にある給電用導体に埃
等が付着することがなく、端子板との電気的接触が確実
に維持できるものである。
【0032】また、給電用導体に沿って端子板を案内す
るリブを設けているから、端子板の摺動が円滑にかつ給
電用導体からはずれることなく行われ、電気回路が途中
で断たれるような不具合は生じない。
【0033】また、小径パイプに設けられた筒体を大径
パイプのカバーの端面に設けた案内口に挿通させている
から、延長管の伸縮操作をスムーズに行うことができ、
また回転動作が阻止されるから、延長管の固定機構は軸
方向への移動を固定するだけでよく簡単な構成のものと
することができる。
【0034】また、延長管を最短状態に縮めた状態で大
径パイプと小径パイプの各端部において、その外周面に
突出する部分がなく、延長管を多少乱暴に扱っても破損
するようなことがなくなる。
【0035】なお、大径パイプを床用吸込具側に、小径
パイプを握り部側に設けても同様の効果が得られる。
【0036】実施の形態2.この発明の実施の形態2で
ある電気掃除機について図10〜図20を用いて説明す
る。図において、41は、互いに長手方向に摺動自在に
嵌合された伸縮自在の延長管で、プラスチック材で成形
された大径パイプ42とステンレスあるいはアルミニュ
ーム等の導電材で形成された断面円形の小径パイプ43
とで構成され、大径パイプ42の一端に形成された嵌合
凹部44は床用吸込具に、小径パイプ43の他端に固着
されたプラスチック材で形成された嵌合凸部45は握り
部にそれぞれ着脱自在に嵌合される。46は大径パイプ
42の上部に、長手方向に一体形成された給電部で、一
端に案内口47と他端に一対の接続凹部48を有し、内
部には全長に渡って平行に敷設された導電材より成る一
対のレール板49が、それぞれ設けられている。該一対
のレール板49の一端は前記接続凹部48にそれぞれ電
気的に接続されている。
【0037】50は上案内リブ、51は下案内リブでそ
れぞれレール板49に平行に成るよう給電部46に形成
され、後述する給電具52が給電部46内での直線的な
摺動をガイドする。なお、床用吸込具とホースを電気的
に接続する給電体は給電部46と後述する給電具52に
より構成される。53は案内口47近傍の給電部46の
側面に相対して形成された係合解徐部であり、大径パイ
プと小径パイプの係合を解除する。給電具52は非導電
材により角柱状に構成され、小径パイプ43の長手方向
に所定の空間54を有して延在するように、嵌合凸部4
5の上部に一端が固着されており、他端に有する可動端
部55は案内口47より給電部46に収納されている。
56は可動端部55に相対して固着された導電材で形成
された一対の端子板で、その一部である接触U部57は
可動端部55から対で露出して、レール板49にそれぞ
れ弾接する。58は給電具52に収納された一対のリー
ド線で、一端が端子板56に、他端が嵌合凸部45の上
部に取り付けられている一対の接続ピン59にと、それ
ぞれ電気的に接続されている。
【0038】60は給電具52の可動端部55の側面に
突出して形成された係合片で、可動端部55が案内口4
7に侵入するときは、案内口47の側壁に押され内側に
移動し、給電部46に侵入後は突出して原形に戻る。6
1は案内口47に形成された係合受け部で、可動端部5
5が案内口47より離脱するのを防ぐための、係合片6
0のストッパーの役目を果たす。62は給電具52の側
壁間に対向して有し、かつ給電具52の長手方向に沿っ
て等ピッチで多数形成された固定凹部である。63は小
径パイプ43の端部と接続ピン59間に形成された放電
空間であり、該放電空間63は電動送風機により吸引さ
れ、小径パイプ43内を通過する高速空気との摩擦によ
り生じる静電気が導電材より成る小径パイプ43に帯電
し、所定量帯電したときに、接続ピン59に自然放電し
やすい役目を果たすためのものである。64は小径パイ
プ43の両端に設けられた外気侵入防止用のシールリン
グである。
【0039】65は給電部46に平行して敷設されてい
る一対のレール板49の、案内口47側の端部を、所定
距離を有してその上方を横切って設けられた保持板で、
ほぼ中央部に切欠部66が対向して設けられている。所
定距離とは、給電具52の高さと略等しい高さである。
67は保持板65に圧縮ばね68を介して、給電部46
に設けられた止め具で、下方は切欠部66に位置し、下
端部には固定凹部62と嵌合自在に形成される嵌合片6
9が対向して有している。
【0040】前記のように構成された電気掃除機におい
ては、最初に図10に示すように、延長管41を組み立
てる。その動作は、図13に示すように、止め具67を
押し込みながらを差し込むと、給電具52の可動端部5
5も案内口47より給電部46に入り込む。この時、係
合片60は案内口47の側壁に押され、給電部46内に
位置するとその弾性力で外方に広がる。この状態で止め
具67を離すと、図14に示すように、嵌合片69は固
定凹部62に嵌合して、大径パイプ42と小径パイプ4
3を固定する。なお、使用者が誤って止め具67を押し
ながら延長管42を必要以上に引き延ばそうとしても、
係合片69は係合受け部61と係合して案内口47から
の離脱を防止する。
【0041】なお、離脱を防止する機構については、係
合片60と係合受け部61に限定されるものでなく、止
め具67を操作した状態で、延長管41を規定長さ以上
に引き伸ばそうとした時、大径パイプ42と小径パイプ
43が分離しないような他の機構でも良いものである。
【0042】また、サービス等で分解するときは、止め
具67を操作して延長管41を最大長さにセットし、ド
ライバー等の工具を係合解除部53より差し込み係合片
60を押しながら小径パイプ43を引き抜けばよいもの
である。つまり、延長管を分割する機構を給電体に形成
したので、サービス等の延長管分割時において、構成部
材をそれぞれ分離する必要もなく非常に便利である。
【0043】また、延長管41の長さ調整は、図13に
示すように止め具67を押しながら、小径パイプ43を
移動させ所定長さで図14に示すように止め具67を離
すと、圧縮ばね68により嵌合片69は、上方に移動し
固定凹部62に嵌合して、大径パイプ42と小径パイプ
43を固定することが、自在にできる。
【0044】次に掃除を行うときは、本体にホースと延
長管41および床用吸込具をそれぞれ接続して、電源コ
ードをコンセントに差し込み電源スイッチを操作して、
本体の電動送風機や床用吸込具の電気部品を稼動させ
る。床面上の塵埃は空気と共に吸引され、床用吸込具と
延長管41およびホースを通過して、本体内で塵埃がキ
ャッチされ、清浄空気だけが排出される。この時、塵埃
を含んだ吸引空気は、延長管の外周に接続体が設けられ
ているために、給電部や給電具に直接触れることはな
い。
【0045】実施の形態2によれば、給電体を、塵埃を
含んだ高速空気が通過する流路には面しない伸縮自在の
延長管41の外周面に構成したことにより、給電体を構
成するレール板49や端子板56の電気接続体に塵埃が
直接触れないので、塵埃付着に伴う電気的接触不良や、
湿った塵埃付着に伴う前記電気接続体の腐食等が防止で
きる。また、給電具52の可動端部55に、給電部46
からの給電具52の離脱を防止する係合片60を設けた
ことにより、延長管41の伸張時において、大径パイプ
42から容易に小径パイプ43の脱落を防ぐ。つまり、
給電体を構成する部材の離脱を防止する機構を給電体に
構成したので、延長管の伸張時において、延長管が分割
することを確実に防止することができる。また、給電部
46に設けられ外部に露出している端子板56に、使用
者等が触れて感電したり、端子板56の変形等を防止す
ることができる。また、一端が小径パイプ43に固着さ
れ、他端が給電部46に収納支持されているので、伸縮
動作時等の小径パイプ43と大径パイプ42の回り止め
の役目も果たす。
【0046】さらに、サービス時等で延長管41を分割
する場合においては、延長管41を引き延ばした状態
で、外部より係合解徐部53を操作することで係合片6
0と係合受け部61の係合が簡単に解除され、容易に分
割できるので便利である。また、分割する場合におい
て、小径パイプ43の端部は可動端部55より突出して
いるために、給電体が分離しても大径パイプ42と小径
パイプ43は嵌合しており、分割作業に伴うひねり力等
が給電体に加わらないために、給電具52の変形等を防
止して、分割作業を非常にやり易くしている。なお、延
長管41の組立においても、小径パイプ43の端部が大
径パイプ42に挿入されてから、給電体が組み立てられ
るので、分割作業と同様の効果が得られる。
【0047】さらに、給電具52が給電部46を摺動す
る際、給電部46内の空気は給電具52により、圧縮さ
れ給電具52の移動を阻害するが、空気は係合解徐部5
3より排出され、給電具52の移動をスムースに行なう
ことができる。なお、空気の排出部は、給電部46のい
ずこに設けてもよい。
【0048】また、延長管41の伸縮調整は、小径パイ
プ43の長手方向に沿って設けられた給電具52の外周
に、その長手方向に沿って固定凹部62を複数形成した
ことにより、止め具67を押し込み、所定長さで止め具
67を離せば嵌合片63が固定凹部部62に嵌合され
る。つまり、延長管の伸縮調整時において、給電体に調
整機構を複数形成したので、伸縮調整が多段階に行える
とともに、調整機構を別に設けることがなく、延長管の
コンパクト化を図ることができる。このように、小径パ
イプ43と給電具52が連動して一体的に移動するの
で、長さ調整が目視でき判り易く、操作が簡単で確実で
あり、固定凹部62を別部材で構成する必要がない。な
おも、延長管41に伸縮調整を設けていないので、延長
管41の小型化が図れる。なお、止め具67と給電具5
2の嵌合形態は、この実施形態に限定されるものではな
く、要は止め具67を操作することにより、着脱自在に
止め具67と給電具52が嵌合されればよいものであ
る。
【0049】さらに、案内口47近傍の給電部46に、
レール板49をまたぎ、その内部で給電具52を摺動自
在に支持する保持板65を設けたので、延長管41の伸
縮調整時において、端子板56はレール板49上を確実
に摺動することができる。すなわち、床用吸込具に有す
る電気部品には、延長管41がいかなる長さにおいて
も、端子板56はレール板49上を確実に摺動して通電
される。また、保持板65は圧縮ばね68を介して止め
具67をも支持しているので、止め具67を取り付ける
ための特別な部品を必要とせず、部材の省略化を図るこ
とができる。
【0050】なお、小径パイプを床用吸込具側に、大径
パイプを握り部側に設けても同様の効果が得られる。
【0051】実施の形態3.図21〜図23は実施の形
態3を示し、伸縮自在の延長管の他の構成について説明
する。また、上述の実施の形態と同一作用を行うものに
ついては、その説明を省略する。71はステンレスある
いはアルミニューム等の導電材より成り、断面円形の小
径パイプ43をその内部で摺動自在に収納支持する断面
円形の大径パイプ、72は大径パイプ71の一端に固着
され、床用吸込具と着脱自在に嵌合する嵌合凹部、73
は大径パイプ71の他端に固着された中間連通部、74
はその両端を嵌合凹部72と中間連通部73のそれぞれ
の上部に固着された非導電性のプラスチック成形より成
る給電受部で、その内部には給電具52を摺動自在に収
納する収納空間75が設けられ、該収納空間75の底面
には一対のレール板49が平行に敷設されている。給電
体は大径パイプ71にその両端を固着された給電受部7
4と、一端が給電受部74に摺動自在に支持され他端が
小径パイプ43の端部に固着された給電具52より構成
されている。
【0052】501はレール板49と大径パイプ71間
に形成された放電空間で、大径パイプ71内を高速空気
の通過に伴い発生する静電気が、大径パイプ71に帯電
され、飽和状態に達すると、通電されているレール板4
9への自然放電を行い易くするためのものである。止め
具67は中間連通部73に収納され、給電具52に設け
られた固定凹部62と嵌合する図20に示したような嵌
合片69を有している。また、圧縮ばね68は止め具6
7と給電受部74に介在して、嵌合片と固定凹部62を
嵌合自在に支持させる。
【0053】実施の形態3によれば、それぞれ断面円形
に形成された大径パイプ71と小径パイプ43の外周部
に給電体を別体で構成したことにより、延長管70の伸
縮動作において、大径パイプ71と小径パイプ43は給
電体により円運動を阻止され、給電体に案内されてスト
レートに、かつスムースに移動を行うことができる。ま
た、伸縮動作をストレートでスムースに行ない、給電体
内の電気接続もストレートでスムース、かつ確実に行な
うことができる。
【0054】また、給電受部74と給電具52もストレ
ートに摺動して、電気的接続も確実に行われる。さら
に、使用後においては、図22に示すように延長管70
を収縮して収納するのが一般的であるが、給電具52は
小径パイプ43に空間54を介して設けられているため
に、給電受部74にその全周面を収納される。このため
に給電体は、二重構造となり、機械的強度が増し、万一
床面等に落下されても電気的な接続部を保護でき安全性
が高いものである。
【0055】なお、大径パイプを握り部側に、小径パイ
プを床用吸込具側に設けても同様の効果が得られる。
【0056】実施の形態4.図24は実施の形態4の伸
縮自在の延長管の斜視図であり、図25は使用状態を示
す斜視図である。図において、76は大径パイプで、下
方(後面)にはその長手方向に沿って給電部46が設け
られ、上方(正面)端部には止め具77が取り付けられ
ている。78は金属あるいはカーボン素材等の導電材よ
り成る円形の小径パイプで、端部には嵌合凸部79が固
着されており、その上方(正面)には一対の接続ピン5
9、下方(後面)には給電具80をそれぞれ固着してい
る。給電具80の他端は給電部46に摺動自在に収納さ
れており、その内部には端子板とリード線が設けられ、
リード線は接続ピン59に接続されている。81は小径
パイプ78の上方に多数形成された固定凹部で、止め具
77と着脱自在に嵌合して延長管を伸縮調整する。
【0057】実施の形態4によれば、大径パイプ76と
小径パイプ78の後面側に電気的接続部品を収納する給
電部46と給電具80を設けたために、図25に示すよ
うな使用時において、例えば机Zの下方を掃除する際、
大径パイプ76や小径パイプ78が衝突し易いが、給電
部46や給電具80は衝突による変形等を防止でき安全
である。つまり、清掃中、家具等に衝突し易い延長管に
おいて、給電体を延長管の後方に設けることで、電気的
接続部を有する給電体の直接衝突を防止して、破損や変
形を防止することで、通電が確実に行える。
【0058】なお、図によれば、大径パイプ76を床用
吸込具側に小径パイプ78を握り部側に設けているが、
小径パイプを床用吸込具側に大径パイプを握り部側に設
けてもよい。
【0059】実施の形態5.図26は実施の形態5を示
す延長管の使用状態を示す斜視図であり、図27は延長
管の収縮時を示す斜視図である。82は延長管、83は
嵌合突部であり、小径パイプ43の端部と固着してい
る。84は小径部85と大径部86で構成された給電具
で、小径パイプ43の上方で、この小径パイプ43の長
手方向に沿って小径部85が嵌合突部83の上方で固定
され、大径部86の端部が給電部46に摺動自在に収納
されている。87は小径パイプ43と小径部85間に形
成された移動空間である。88は移動空間87をその自
重にて上下動自在に移動する可動板で、小径部85に移
動自在に保持されている。89は延長管82収縮時にお
いて、可動板88を収納するための、嵌合突部83に設
けられた収納空間である。
【0060】実施の形態5によれば、図26に示すごと
く使用時において、可動板87が収納空間89側から小
径部85を大径部86に向いその自重で移動して、給電
具84のほぼ中央に位置する大径部86に当り停止す
る。この状態で、万一外力が給電具に加わっても可動板
87が給電具84と小径パイプ43に介在しているため
に、給電具84の小径パイプ43側への変形を防止する
ことができる。また、不使用時においては図27に示す
ごとく、可動板87が収納空間89に収納されるので、
大径パイプ42の端部と嵌合突部83は、隙間なく接合
されるので、コンパクトに収納できる。
【0061】つまり、小径パイプの外周部に所定の空間
を介して給電体を設け、空間を摺動する可動板を設ける
ことで、清掃中等で家具等に給電体が衝突しても、可動
板が給電体の変形を防止することができる。すなわち、
給電体内の電気接続部の通電を確実にすることができ
る。
【0062】なお、図によれば、大径パイプ42を床用
吸込具側に、小径パイプ43を握り部側に設けている
が、大径パイプを握り部側に、小径パイプを床用吸込具
側に設けてもよい。
【0063】実施の形態6.図28〜図30は実施の形
態6を示すもので、図において、90は互いに長手方向
に摺動自在に嵌合された伸縮自在の延長管で、プラスチ
ック材で成形された大径パイプ91とステンレスあるい
はアルミニューム等の導電材で形成された断面円形の小
径パイプ92とで構成され、大径パイプ91の一端に形
成された嵌合凹部93は床用吸込具に、小径パイプ92
の他端に固着されたプラスチック材で形成された嵌合凸
部94は握り部にそれぞれ着脱自在に嵌合される。95
は大径パイプ91の上部に、長手方向に一体形成された
給電部で、一端に案内口96と他端に一対の接続凹部9
7を有し、内部には全長に渡って平行に敷設された導電
材より成る一対のレール板98が、それぞれ設けられて
いる。そして、一対のレール板98の一端は接続凹部9
7にそれぞれ電気的に接続されている。
【0064】99は上案内リブ、100は下案内リブで
それぞれレール板98に平行に成るよう給電部95に形
成され、後述する給電具101が給電部95内での直線
的な摺動をガイドする。なお、給電体は給電部95と後
述する給電具101により構成される。101は給電具
であり、非導電材により角柱状で、略中央部に蛇腹部1
02が形成されている。また、給電具101は小径パイ
プ92の長手方向に所定の空間103を介して延在する
ように、嵌合凸部94の上部に一端が固着されている。
104は給電具101の他端に設けられた可動端部10
4であり、案内口96より給電部95に収納される。1
05は可動端部104に相対して固着された導電材で形
成された一対の端子板で、その一部である接触U部10
6は可動端部104から対で露出して、レール板98に
それぞれ弾設し電気的に接続される。
【0065】107は一端が端子板105に、他端が嵌
合凸部94の上部に取り付けられている一対の接続ピン
108にそれぞれ電気的に接続され屈曲自在に形成され
た一対のリード線で、図30に示すように、外力Wが給
電具101に加わり、給電具101が伸張しても、端子
板や接続ピン108に張力が及ばない長さにたるませ
て、給電具101に収納されている。109は給電部9
5に設けられた止め具で、その下方部は小径パイプ92
の外周に等ピッチで対向して形成された嵌合溝110と
嵌合自在に嵌合する。111は止め具109を上下動自
在に支持する圧縮バネである。
【0066】前記のように構成された電気掃除機におい
て、最初に図28に示すように、延長管90を組み立
て、その動作は、止め具109を押し込みながら、大径
パイプ91に小径パイプ92を差し込むと、給電具10
1の可動端部104も案内口96より給電部95に入り
込み、上案内リブ99と下案内リブ100にガイドさ
れ、給電部95内を摺動する。また、一対の端子板10
5はそれぞれのレール板98に弾設して電気的な接続を
可能とする。そして、必要とする長さのところで、止め
具109を離すと止め具109は嵌合溝110に嵌合し
て、大径パイプ91と小径パイプ92を固定する。
【0067】以上のように実施の形態6によれば、給電
体を、塵埃を含んだ高速空気が通過する流路には面しな
い伸縮自在の延長管90の外周面に設けたことにより、
給電体を構成するレール板98や端子板105などの電
気接続体に塵埃が直接触れないので、塵埃付着に伴う電
気的接触不良や、湿った塵埃付着に電気接続体の腐食が
防止できる。
【0068】また、延長管90の外周面に設けられた給
電体の一部に蛇腹部102を設けたことにより、清掃中
において誤って給電体に家具などが衝突したり、図30
に示すように外力Wが加わっても、蛇腹部102が伸び
て衝撃や外力Wを吸収するので、端子板105などの電
気接続体の変形を防止するばかりか、延長管90への衝
撃をも吸収することができる。つまり、給電具の一部に
蛇腹部を構成したので、万一外力が給電具に加わって
も、蛇腹部が伸張して外力を吸収するので、給電具の破
損などを確実に防止することができるものである。
【0069】また、蛇腹部102の伸張時において、給
電具101内にたるませて収納されているリード線10
7も、蛇腹部102と同様に伸張するので、リード線1
07端部に接続されている端子板105に引っ張り力を
及ぼすことはなく、断線などを防止する。
【0070】また、給電体を形成する給電具101を、
屈曲自在の軟質部材で構成しても、外力を自らの柔軟性
で吸収して、破損などから防止することができ、蛇腹部
を設けた場合と同様の効果が得られる。
【0071】なお、延長管の小径パイプが床用吸込具側
に、大径パイプが握り部側にくるように設けても同様の
効果が得られる。
【0072】実施の形態7.図31〜図33は実施の形
態7を示す伸縮自在の延長管の断面図であり、図におい
て、112は給電具101に収納された弾性を有する金
属で形成された補強板で、その一端は嵌合凸部94の上
部に給電具101と同様に固着され、他端は、長穴11
3が可動端部104に有する止めピン114に摺動自在
に取付けられている。115は給電具101内で補強板
112が上方に変形するのを防止する変形阻止板で、給
電具101内に形成されている。
【0073】実施の形態7によれば、延長管を必要長さ
に調節する場合には、止め具109を押しながら、大径
パイプ91に小径パイプ92を押し込むと、嵌合凸部9
4にそれぞれの一端が固着された給電具101と補強板
112も給電部内を移動する。この時、給電具101が
軟質材で形成されているので、変形しやすくスムースな
移動が困難となるが、補強板112が給電具101の移
動を補助するので小径パイプ92と同様にスムースな移
動となる。そして、必要とする長さのところで、止め具
109を離すと大径パイプ91と小径パイプ92は固定
される。
【0074】また、使用中に万一、何等かの外力Wが給
電具101に加わっても、図32に示すように給電具1
01は給電部95内を移動しながら変形し、補強板11
2は止めピン114が長穴113内を移動しながら変形
して、それぞれ外力Wを吸収し、自らの破損を防止す
る。そして、外力Wが除かれると補強板112は復元す
る。つまり、給電具に補強板を設けたので、万一外力が
給電具に加わっても、補強板が変形しながら外力を吸収
し、外力が取り除かれると、素早く原形に戻ることがで
きるので、繰り返しの外力に対しても破損が生じること
なく耐久性が向上する。
【0075】また、リード線107をたるませて給電具
101内に収納したので、給電具101に外力Wが加わ
り、給電具101が変形すなわち伸張しても、あらかじ
め長めにセットされたリード線は張力が加わるが、たる
みが伸張するだけで断線することなく、両端に接続され
た端子板105や接続ピン108などの接続部材との電
気的接続に何等異常を与えず、延長管90の電気的接続
は、万一外力Wが加わっても万全であり、安全性を確実
に確保することができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1に係る発明は、大径パイプと小
径パイプとを摺動して延長管の長さを変更しても延長管
に形成された電気回路が常に接続状態にあるから、使用
者は延長管を予め使いやすい長さに調節した状態で回転
ブラシを用いて掃除を行うことができるものである。
【0077】請求項2に係る発明は、大径パイプの外周
面に配設した給電用導体をカバーで覆っているから、使
用者が感電するような危険はなく、しかも露出状態にあ
る給電用導体に埃等が付着することがなく、端子板との
電気的接触が確実に維持できるものである。
【0078】請求項3に係る発明は、給電用導体に沿っ
て端子板を案内するリブを設けているから、端子板の摺
動が円滑にかつ給電用導体からはずれることなく行わ
れ、電気回路が途中で断たれるような不具合は生じな
い。
【0079】請求項4に係る発明は、小径パイプに設け
られた給電具を大径パイプのカバーの端面に設けた案内
口に挿通させているから、延長管の伸縮操作をスムーズ
に行うことができ、また回転動作が阻止されるから、延
長管の固定機構は軸方向への移動を固定するだけでよく
簡単な構成のものとすることができる。
【0080】請求項5に係る発明は、延長管を最短状態
に縮めた状態で大径パイプと小径パイプの各端部におい
て、その外周面に突出する部分がなく、延長管を多少乱
暴に扱っても破損する可能性が少ない。
【0081】請求項6に係る発明は、大径パイプの長さ
方向に並設された給電部と、一端が給電部に摺動自在に
収納され他端が小径パイプの端部に固着された給電具と
を有する床用吸込具とホースを電気的に接続する給電体
を備え、給電部と給電具の離脱を防止する係合片と係合
受け部を給電体に設けたので、延長管の伸張時におい
て、延長管が分割することを確実に防止できるととも
に、給電体に形成された電気的接続具の外部露出も防止
することができるものである。
【0082】請求項7に係る発明は、係合片を給電具
に、係合受け部を給電部にそれぞれ形成し、さらに給電
部に係合解除部を形成したので、サービス等の延長管分
割時において、構成部材それぞれを分離する必要もなく
非常に便利である。
【0083】請求項8に係る発明は、給電部内に給電具
を摺動自在にガイドする保持板を設けたために、給電具
と給電部の電気的接続は確実に行われて、いかなる延長
管の伸縮時においても通電不能を防止することができ
る。また、保持板は止め具をも保持することにより、部
材の省略化を図っている。
【0084】請求項9に係る発明は、それぞれが断面円
形に形成された大径パイプと小径パイプの伸縮調整時に
おいて、給電体が大径パイプと小径パイプの外周部に形
成されているために円運動を阻止して、伸縮動作をスト
レートでスムースに行い、給電体内の電気接続もストレ
ートでスムース、かつ確実に行うことができる。
【0085】請求項10に係る発明は、掃除中、家具等
に衝突しやすい延長管において、給電体を延長管の後方
に設けることで、電気的接続部を有する給電体の直接衝
突を防止して、破損や変形を防止することで、通電が確
実に行える。
【0086】請求項11に係る発明は、小径パイプの外
周部に所定空間を介して給電体を設け、空間を摺動する
可動板を設けることで、清掃中等で家具等に給電体が衝
突しても、可動板が給電体の変形を防止することができ
る。すなわち、給電体内の電気接続部の通電を確実にす
ることができる。
【0087】請求項12に係る発明は、給電体に止め具
と嵌合する嵌合部を複数設けたので、伸縮調整が多段階
に行えるとともに、調整機構を別に設けることがなく、
延長管のコンパクト化を図ることができる。
【0088】請求項13に係る発明は、給電具に、蛇腹
部を設けたので、給電具に万一外力が加わっても、蛇腹
部が伸張して外力を吸収するので、給電具の破損等を確
実に防止することができる。
【0089】請求項14に係る発明は、給電具を軟質部
材で形成したので、給電具に万一外力が加わっても、外
力を軟質部材の柔軟性で吸収して、給電具の破損等を防
止すすことができる。
【0090】請求項15に係る発明は、給電具内部に弾
性体よりなる補強板を設けたので、給電具に万一外力が
加わっても、補強板が変形しながら外力を吸収し、外力
が取り除かれると、素早く原形にもどることができるの
で、繰り返しの外力に対しても破損等が生じることなく
耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の
全体斜視図である。
【図2】 実施の形態1を示す延長管の側面図である。
【図3】 実施の形態1を示す延長管の縦断面図であ
る。
【図4】 実施の形態1を示す延長管の要部構造図であ
る。
【図5】 図3におけるV−V断面図である。
【図6】 図3におけるVI−VI断面図である。
【図7】 図3におけるVII −VII 断面図である。
【図8】 実施の形態1を示す延長管を最短にした状態
の側面図である。
【図9】 実施の形態1を示す延長管の斜視図である。
【図10】 実施の形態2を示す延長管の斜視図であ
る。
【図11】 実施の形態2を示す延長管を最短にした状
態の斜視図である。
【図12】 実施の形態2を示す延長管の縦断面図であ
る。
【図13】 図12におけるIーI断面図である。
【図14】 図12におけるIーI断面図である。
【図15】 図12におけるIIーII断面図である。
【図16】 実施の形態2を示す大径パイプの要部平面
図である。
【図17】 実施の形態2を示す保持板の斜視図であ
る。
【図18】 実施の形態2を示す延長管の要部断面図で
ある。
【図19】 実施の形態2を示す給電具の要部斜視図で
ある。
【図20】 実施の形態2を示す給電具と止め具の構成
図である。
【図21】 実施の形態3を示す延長管の伸張時におけ
る斜視図である。
【図22】 実施の形態3を示す延長管の収縮時におけ
る斜視図である。
【図23】 実施の形態3を示す延長管の伸張時におけ
る断面図である。
【図24】 実施の形態4を示す延長管の斜視図であ
る。
【図25】 実施の形態4を示す延長管の掃除中の要部
斜視図である。
【図26】 実施の形態5を示す延長管の掃除中の要部
斜視図である。
【図27】 実施の形態5を示す延長管の収縮時におけ
る斜視図である。
【図28】 実施の形態6を示す延長管の斜視図であ
る。
【図29】 実施の形態6を示す延長管の断面図であ
る。
【図30】 実施の形態6を示す延長管の側面図であ
る。
【図31】 実施の形態7を示す延長管の断面図であ
る。
【図32】 実施の形態7を示す延長管の断面図であ
る。
【図33】 実施の形態7を示す補強板の斜視図であ
る。
【図34】 従来の延長管を示す要部断面図である。
【図35】 従来の延長管を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体、2 電源コード、3 吸込口、4 ホ
ース、5 ホース本体、6 差込口、7 握り部、8
リモートスイッチ、9 床用吸込具、11 延長管、1
2 大径パイプ、13 小径パイプ、14 操作部、1
5 係止凹部、16 弾性止め片、17 止め具、22
給電用導体、23 リード線、26 カバー、27
案内口、30 嵌合用端部、32 接続用端部、33
接続凹片、34 給電具、35 筒体、38 端子板、
39 リード線、41 延長管、42 大径パイプ、4
3 小径パイプ、46 給電部、47 案内口、49
レール板、52 給電具、53 結合解除部、56 端
子板、58 リード線、59 接続ピン、67 止め
具、71 大径パイプ、72 小径パイプ、76 大径
パイプ、77 止め具、78 小径パイプ、80 給電
具、82 延長管、83 結合突部、84 給電具、9
0 延長管、91 大径パイプ、92 小径パイプ、9
5 給電部、98 レール板、101 給電具、102
蛇腹部、105 端子板、107 リード線、112
補強板、113 長穴、114 止めピン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体と、この掃除機本体に一端が
    接続されたホースと、このホースの他端に接続された延
    長管と、この延長管の先端に接続された電動機等の電気
    部品を内蔵する床用吸込具とを備え、前記延長管は互い
    に摺動自在に嵌合され任意の長さに固定できる大径パイ
    プと小径パイプを有し、前記大径パイプの外周面にその
    長さ方向に沿って前記掃除機本体または前記床用吸込具
    に電気的に接続された給電用導体を配設し、前記小径パ
    イプの外周面にその長手方向に沿いかつ外周面から離間
    して給電具を一体的に設け、この給電具内に一端が前記
    床用吸込具または前記掃除機本体に電気的に接続された
    リード線を配設するとともにこのリード線の他端を前記
    給電用導体に電気的に接触しながら摺動する端子板に接
    続したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 掃除機本体と、この掃除機本体に一端が
    接続されたホースと、このホースの他端に接続された延
    長管と、この延長管の先端に接続された電動機等の電気
    部品を内蔵する床用吸込具とを備え、前記延長管は互い
    に摺動自在に嵌合され任意の長さに固定できる大径パイ
    プと小径パイプを有し、前記大径パイプの外周面にその
    長さ方向に沿って給電部を設け、前記小径パイプの外周
    面にその長手方向に沿いかつ外周面から離間して給電具
    を一体的に設け、前記給電部は、前記掃除機本体または
    前記床用吸込具に電気的に接続された給電用導体と、該
    給電用導体に沿ってこれを覆うカバーとを有し、前記給
    電具は、一端が前記床用吸込具または前記掃除機本体に
    電気的に接続され他端を前記給電用導体に電気的に接触
    しながら摺動する端子板に接続されたリード線を配設し
    たことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記大径パイプの外周面に、前記給電用
    導体に沿って前記端子板を案内するリブを設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記給電具は、前記小径パイプの端部に
    一端が固定され他端が前記大径パイプのカバーの端面に
    形成した案内口に挿通されて摺動自在に保持されたこと
    を特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 前記小径パイプの端部外径を前記大径パ
    イプの外径に略等しく形成し、延長管を最短状態にした
    とき、前記小径パイプの前記端部外径を前記大径パイプ
    の端面に当接するようにしたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 掃除機本体と、この掃除機本体に一端が
    接続されたホースと、このホースの他端に接続され互い
    に摺動自在に嵌合される大径パイプと小径パイプを有す
    る延長管と、前記大径パイプと小径パイプを任意の長さ
    に保持する止め具と、前記延長管の先端に接続され電動
    機等の電気部品を内蔵する床用吸込具と、前記床用吸込
    具とホースを電気的に接続する給電体とを備え、前記給
    電体は前記大径パイプの長さ方向に並設された給電部
    と、一端が前記給電部に摺動自在に収納され他端が前記
    小径パイプの端部に固着された給電具とを有し、前記給
    電部と給電具の離脱を防止する係合片と係合受け部を前
    記給電体に設けたことを特徴とする電気掃除機。
  7. 【請求項7】 前記係合片を給電具に、前記係合受け部
    を給電部にそれぞれ形成し、さらに前記給電部に係合解
    除部を形成したことを特徴とする請求項6記載の電気掃
    除機。
  8. 【請求項8】 掃除機本体と、この掃除機本体に一端が
    接続されたホースと、このホースの他端に接続され互い
    に摺動自在に嵌合される大径パイプと小径パイプを有す
    る延長管と、前記大径パイプと小径パイプを任意の長さ
    に保持する止め具と、前記延長管の先端に接続され電動
    機等の電気部品を内蔵する床用吸込具と、前記床用吸込
    具とホースを電気的に接続する給電体とを備え、前記給
    電体は前記大径パイプの長さ方向に並設された給電部
    と、一端が前記給電部に摺動自在に収納され他端が前記
    小径パイプの前記ホース側端部に固着された給電具とを
    有し、前記給電部には、前記給電具を摺動自在に保持す
    るとともに前記止め具を保持する保持板を設けたことを
    特徴とする電気掃除機。
  9. 【請求項9】 掃除機本体と、この掃除機本体に一端が
    接続されたホースと、このホースの他端に接続され互い
    に摺動自在に嵌合される断面円形の大径パイプと小径パ
    イプを有する延長管と、前記大径パイプと小径パイプを
    任意の長さに保持する止め具と、前記延長管の先端に接
    続され電動機等の電気部品を内蔵する床用吸込具と、前
    記床用吸込具とホースを電気的に接続する給電体とを備
    え、前記給電体は前記大径パイプの両端にその両端が固
    着された給電受具と、一端が前記給電受具に摺動自在に
    収納され、他端が前記小径パイプの端部に固着された給
    電具とを設けたことを特徴とする電気掃除機。
  10. 【請求項10】 前記給電体は前記延長管の後面側に設
    けたことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の
    電気掃除機。
  11. 【請求項11】 掃除機本体と、この掃除機本体に一端
    が接続されたホースと、このホースの他端に接続された
    延長管と、この延長管の先端に接続された電動機等の電
    気部品を内蔵する床用吸込具とを備え、前記延長管は互
    いに摺動自在に嵌合され任意の長さに固定できる大径パ
    イプと小径パイプを有し、前記大径パイプの外周面にそ
    の長さ方向に沿って並設され前記掃除機本体または前記
    床用吸込具の電気部品に電気的に接続された一対の給電
    用導体と、一端に前記給電用導体と摺動自在に接続する
    端子板を有し、他端は前記小径パイプの外周との間に所
    定空間を有するように前記小径パイプの端部に固着され
    た給電具と、前記給電具と小径パイプに形成された所定
    空間を摺動する可動板とを設けたことを特徴とする電気
    掃除機。
  12. 【請求項12】 掃除機本体と、この掃除機本体に一端
    が接続されたホースと、このホースの他端に接続され互
    いに摺動自在に嵌合される大径パイプと小径パイプを有
    する延長管と、前記大径パイプと小径パイプを任意の長
    さに保持する止め具と、前記延長管の先端に接続され電
    動機等の電気部品を内蔵する床用吸込具と、前記床用吸
    込具とホースを電気的に接続する給電体とを備え、前記
    給電体は前記大径パイプの長さ方向に並設された給電部
    と、一端が前記給電部に摺動自在に収納され他端が前記
    小径パイプの端部に固着された給電具とを有し、前記給
    電体には前記止め具と嵌合する嵌合部を複数設けたこと
    を特徴とする電気掃除機。
  13. 【請求項13】 前記給電具には、蛇腹部を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の電気掃
    除機。
  14. 【請求項14】 前記給電具を軟質部材で形成したこと
    を特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の電気掃
    除機。
  15. 【請求項15】 前記給電具内部に弾性体よりなる補強
    板を設けたことを特徴とする請求項1〜14のいずれか
    に記載の電気掃除機。
JP24179995A 1995-07-07 1995-09-20 電気掃除機 Expired - Fee Related JP3299420B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24179995A JP3299420B2 (ja) 1995-07-07 1995-09-20 電気掃除機
KR1019960009848A KR970005220A (ko) 1995-07-07 1996-04-02 전기청소기
CN 96108438 CN1102369C (zh) 1995-07-07 1996-04-19 电动吸尘器

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17231795 1995-07-07
JP18718695 1995-07-24
JP7-187186 1995-07-24
JP7-172317 1995-07-24
JP24179995A JP3299420B2 (ja) 1995-07-07 1995-09-20 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0994191A true JPH0994191A (ja) 1997-04-08
JP3299420B2 JP3299420B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=27323608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24179995A Expired - Fee Related JP3299420B2 (ja) 1995-07-07 1995-09-20 電気掃除機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3299420B2 (ja)
CN (1) CN1102369C (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438862B1 (ko) * 2001-11-08 2004-07-05 주식회사 대우일렉트로닉스 진공청소기용 연장관
JP2008506431A (ja) * 2004-07-16 2008-03-06 オ エンメ エ チ ソシエタ ペル アチオニ 家庭電気機器用の導電手段を有する抜き差し伸縮自在チューブ
JP2013220222A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
US11284764B1 (en) * 2021-02-02 2022-03-29 Shenzhen Shermon Technology Co., Limited Telescopic conductive tube
WO2024111817A1 (ko) * 2022-11-23 2024-05-30 삼성전자 주식회사 연장관 및 이를 포함하는 진공 청소기

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2910263B1 (fr) * 2006-12-22 2009-01-23 Seb Sa Conduit d'aspiration pour aspirateur.
KR100881943B1 (ko) * 2007-10-19 2009-02-04 한경희 청소기용 배관유닛
KR100881942B1 (ko) * 2007-10-19 2009-02-04 한경희 청소기용 배관구조
KR100985371B1 (ko) * 2008-04-08 2010-10-05 엘지전자 주식회사 청소기의 연장관
CN110710923B (zh) * 2018-07-11 2022-04-01 尚科宁家(香港)股份有限公司 吸尘器用延长管
KR102099683B1 (ko) 2018-08-30 2020-04-10 삼성전자주식회사 진공청소기

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438862B1 (ko) * 2001-11-08 2004-07-05 주식회사 대우일렉트로닉스 진공청소기용 연장관
JP2008506431A (ja) * 2004-07-16 2008-03-06 オ エンメ エ チ ソシエタ ペル アチオニ 家庭電気機器用の導電手段を有する抜き差し伸縮自在チューブ
JP2013220222A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
US11284764B1 (en) * 2021-02-02 2022-03-29 Shenzhen Shermon Technology Co., Limited Telescopic conductive tube
WO2024111817A1 (ko) * 2022-11-23 2024-05-30 삼성전자 주식회사 연장관 및 이를 포함하는 진공 청소기

Also Published As

Publication number Publication date
JP3299420B2 (ja) 2002-07-08
CN1102369C (zh) 2003-03-05
CN1151275A (zh) 1997-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0994191A (ja) 電気掃除機
US7226302B2 (en) Vacuum cleaner current-carrying hose connection system
US5266040A (en) Releasable electric connector assembly
US20120084938A1 (en) Dust roller brush device for mobile robotic vacuum cleaner
CN101771201A (zh) 用于导体的接触端子
CN103563183A (zh) 具有无接触开关装置的充电插头
WO2012074207A2 (ko) 진공청소기의 텔레스코픽 연장관
US20120097425A1 (en) Power-supply cord arrangement structure
KR19990008236A (ko) 모터케이싱을 갖는 진공청소기
CN110786782A (zh) 电吸尘器的充电座
JPH0984728A (ja) 電気掃除機
CN113991374A (zh) 一种笔记本usb扩展坞
CN112294178B (zh) 电动吸尘器
CN211249918U (zh) 手持电动工具
CN211093759U (zh) 吸尘器、吸尘器主机、地刷及接头装置
CN112294182B (zh) 电动吸尘器
CN217744166U (zh) 淋浴平台和淋浴设备
JP2014018276A (ja) 電気掃除機
JP2989280B2 (ja) 電気掃除機
JP3655131B2 (ja) 伸縮延長管およびこの伸縮延長管を用いた電気掃除機
CN219070078U (zh) 导静电丝及清洁装置
CN219888848U (zh) 一种气源控制箱电磁阀操作装置
CN217610817U (zh) 清洁设备的吸管组件及吸尘器
CN221530493U (zh) 防水连接器及洗衣机
CN220439997U (zh) 一种用于新能源汽车的充电插座

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees