JPH0993501A - 映像中間周波増幅装置 - Google Patents

映像中間周波増幅装置

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JPH0993501A
JPH0993501A JP24572695A JP24572695A JPH0993501A JP H0993501 A JPH0993501 A JP H0993501A JP 24572695 A JP24572695 A JP 24572695A JP 24572695 A JP24572695 A JP 24572695A JP H0993501 A JPH0993501 A JP H0993501A
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JP
Japan
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trap
circuit
intermediate frequency
signal
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP24572695A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuyuki Okubo
冬樹 大久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0993501A publication Critical patent/JPH0993501A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視聴者がリモコンのキーをアップ及びダウン
させることにより妨害を軽減させる映像中間周波増幅装
置を提供する。 【構成】 チューナ1の出力に第一のコイル2を介して
LCトラップ6とセラミックトラップ7と可変容量ダイ
オード10を直列に接続したものをグランド間に設け、
またその後段にSAWフィルタ8を設け、その出力にV
IF回路9を設け、そのセラミックトラップ7と可変容
量ダイオード10の接続点と電圧制御回路12を抵抗1
1を介して接続し、さらに、電圧制御回路12からの信
号レベルをリモコン14のキーのアップ及びダウンに応
じてマイコン13の信号レベルが上下することにより制
御する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像器に
用いられる映像中間周波増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ等の隣接チャンネル妨害特性
の厳しい市場向けテレビジョン受像器に用いられる映像
中間周波増幅装置においては、下側隣接信号及び上側隣
接信号を減衰させるためSAWフィルタにトラップ回路
を追加する。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のトラップ
回路を追加した映像中間周波増幅装置について説明す
る。
【0004】図2は、従来のトラップ回路を追加した映
像中間周波増幅装置である、「テレビ信号復調入力フィ
ルタ」を示す構成図である(平開平2−23707号公
報)。図2において、符号31は入力端子である。32
はチューナである。33、37、38はコンデンサーで
ある。34はSAWフィルタである。35はSAWフィ
ルタ出力端子である。36はコイルである。39は可変
容量ダイオードである。40は抵抗である。41は可変
容量ダイオード制御端子である。
【0005】図3は、従来のトラップ回路を追加した映
像中間周波増幅装置である、「受信装置」を示す構成図
である(特開平4−373279号公報)。
【0006】図3において、21はアンテナである。2
2はチューナである。23はSAWフィルタである。2
4はIF増幅器である。25は検波回路である。26は
検波出力端子である。27はマイクロプロセッサであ
る。28は選局用リモコンである。29はスイッチであ
る。29aは可動接点である。29bは固定接点であ
る。29cは固定接点である。
【0007】図4は、従来のトラップ回路を追加した映
像中間周波増幅装置である、「テレビジョン受信機用前
置増幅器」を示す構成図である(特開平5−12254
9号公報)。
【0008】図4において95、51は、入力端子であ
る。52、113、64、67、69、71、73、7
9、84、86、88、91、93、57、58、6
1、103、105はSAWフィルタである。54、5
5、77、85、92、111は抵抗である。74、8
9は周波数可変帯域通過フィルタである。112は混合
器である。104は音声トラップである。101、11
0は可変抵抗器である。80、83は第一の増幅手段で
ある。81、97は利得調整手段である。98、108
は第二の増幅手段である。104は周波数可変音声トラ
ップである。110は出力端子である。100はコアコ
イルである。102はトランスコアコイルである。10
7は周波数可変映像トラップである。59、65、7
2、106、66は可変容量ダイオードである。53は
スイッチである。114、62、56、60、63、6
8、70、78、87、90、115はコイルである。
96、99、109は帯域通過フィルタである。
【0009】まず「テレビ信号復調入力フィルタ」(特
開平2−23707号公報)について、図2を用いて説
明する。これは図4の可変容量ダイオード39に印可す
る電圧を制御し、コイル36とコンデンサー37で構成
された容量結合直並列回路の減衰極を可変させることに
より、テレビ信号を広帯域に復調する際に発生する位相
歪や混変調を改善し、さらに広帯域復調出力のオーバー
シュートやプリシュートを抑える。
【0010】さらに広帯域されたSAWフィルタの選択
度特性の劣化に対し、容量結合直並列回路が少なくとも
音声中間周波数よりも低い周波数ではトラップとして働
くために、音声中間周波数よりも低く上側隣接映像周波
数よりも高い帯域での選択度を良化でき、混変調妨害を
改善することができる。
【0011】次に「受信装置」(特開平4−37327
9号公報)について、図3を用いて説明する。SAWフ
ィルタ23に形成されたトラップ回路29を、FM放送
の隣接したチャンネルを受信したときのみオンさせ、そ
のとき以外は、オフさせるようにマイクロプロセッサ2
7から信号を出すようにした受信装置である。それによ
りテレビジョン放送のRF信号の周波数に隣接するFM
放送の影響を軽減できる。
【0012】次に「テレビジョン受信機用前置増幅器」
(特開平5−122549号公報)について、図4を用
いて説明する。これはRFの周波数帯域において、コイ
ルとコンデンサーと電圧可変容量ダイオードで構成され
た3つのフィルタ74、89、104を可変抵抗器94
によって連動させて1つのチャンネルの上側隣接信号及
び下側隣接音声信号を減衰させている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、まず上
記の「テレビ信号復調入力フィルタ」(特開平2−23
707号公報)の構成では、トラップ回路の電圧可変容
量ダイオードに印可する電圧を制御することにより減衰
極を可変させ、広帯域復調出力のオーバーシュートやプ
リシュートを抑えることができ、上側隣接映像信号の妨
害を低減できるが、下側隣接音声信号の妨害を低減でき
ない。
【0014】次に上記の「受信装置」(特開平4−37
3279号公報)の構成では、隣接しているFM放送の
妨害は低減することはできるが、自局に隣接しているテ
レビ信号は減衰させることができず、それによる妨害の
低減はできない。
【0015】次に「テレビジョン受信機用前置増幅器」
(特開平5−122549号公報)の構成では、3つの
フィルタのばらつきによりトラップ周波数が妨害信号と
一致しない場合があり、またこれはRF帯域のトラップ
であり妨害を低減できない場合がある。
【0016】本発明は上記課題に鑑み、視聴者が画面を
目視しながら、リモコンを制御することによりもっとも
上側の隣接映像信号と下側の隣接音声信号の妨害の少な
い画質を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の映像中間周波増幅装置は、チューナの出力に
コイルを介して、可変コイルとコンデンサーで構成され
そのトラップ周波数が上側隣接映像信号に調節されたL
Cトラップと下側隣接音声信号用のセラミックトラップ
と可変容量ダイオードを直列に接続したものをグランド
間に設け、またそのトラップ回路の後段にSAWフィル
タを設け、その出力にVIF回路を設け、そのセラミッ
クトラップと可変容量ダイオードの接続点と電圧制御回
路を抵抗を介して接続する。また電圧制御回路からの信
号レベルは、リモコンのキーのアップ及びダウンに応じ
てマイコンの信号レベルが上下することにより制御され
ることを特徴とする映像中間周波増幅装置。
【0018】
【作用】本発明は上記した構成によって、チューナの出
力の映像中間周波信号において、可変コイルとコンデン
サーで構成されたLCトラップで上側隣接映像信号が減
衰され、セラミックトラップと可変容量ダイオードで構
成されたトラップによって下側隣接音声信号が減衰され
る。また後段のSAWフィルタによってチャンネル選局
され、その出力信号がVIF回路に入力されそこで映像
信号が復調される。その時市場において画面に妨害が検
知された場合、リモコンのキーを上下させ、マイコンの
信号レベルを上下させ、電圧制御回路の出力電圧を可変
させ、その接続されている可変容量ダイオードの容量を
可変させトラップの周波数を妨害がもっとも軽減される
ところに、リモコンで制御させることができる。
【0019】その結果、チャンネルの帯域幅の異なりや
トラップ回路のばらつきを吸収でき、下側隣接音声トラ
ップ等の自局に近い場合にも自局への影響を少なくでき
る。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例における映像中間周波
増幅装置について、図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は本発明の映像中間周波増幅装置のブ
ロック構成図を示す。図1において、符号1はチューナ
である。2はコイルである。3は第一のコンデンサーで
ある。4は可変コイルである。5は第二のコンデンサー
である。6は上側隣接映像信号を減衰させるためのLC
トラップである。7は下側隣接音声信号を減衰させるた
めのセラミックトラップである。10は可変容量ダイオ
ードである。8はSAWフィルタである。9はVIF回
路である。11は抵抗である。12は電圧制御回路であ
る。13はマイコンである。14はリモコンである。1
5はリモコン受光部である。
【0022】以上の構成における映像中間周波増幅装置
について、図面を参照しながら動作原理を説明する。
【0023】まずチューナ1の出力の映像中間周波信号
において、可変コイル4とコンデンサー5で構成され、
そのトラップ周波数が上側隣接映像信号に調節されたL
Cトラップ6で上側隣接映像信号が減衰され、セラミッ
クトラップ7と可変容量ダイオード10で構成された下
側隣接音声信号用トラップによって下側隣接音声信号が
減衰される。
【0024】また、後段のSAWフィルタ8によってチ
ャンネル選局され、その出力信号がVIF回路9に入力
されそこで映像信号が復調される。その時、市場におい
て画面に妨害が検知された場合、リモコン14のキーを
上下させ、マイコン13の信号レベルを上下させ、電圧
制御回路12の出力電圧を可変させ、その接続されてい
る可変容量ダイオード10の容量を可変させトラップ7
の周波数を妨害がもっとも軽減されるところに、視聴者
がリモコン14で制御させることができる。
【0025】これは、従来のファインチューニングのよ
うにチューナのローカル周波数を可変させるわけでなく
ローカル周波数のずれによる画質劣化がない。
【0026】また、トラップ7の周波数の可変ステップ
幅もチューナ1のクロック周波数のステップ周波数に依
存することなく細かく可変させることができる。
【0027】また、ここで上側隣接映像信号を減衰させ
るためのトラップは、自局の映像周波数と比較的離れて
いるので、トラップ帯域幅の比較的広いLCトラップ6
を用い、上側隣接映像信号のばらつきを吸収する。
【0028】また、下側隣接音声信号を減衰させるため
のトラップは、トラップ帯域幅の比較的狭いセラミック
タイプのトラップ7を用い、自局に影響を与えないよう
にする。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、視聴者が
リモコンのキーをアップ及びダウンさせることにより妨
害を軽減させることができる。
【0030】また、チューナのローカル周波数を動かす
ことなくトラップの周波数を可変させることができるの
で画像の劣化も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における映像中間周波増幅装
置のブロック構成図
【図2】従来の映像中間周波増幅装置のブロック構成図
【図3】従来の映像中間周波増幅装置のブロック構成図
【図4】従来の映像中間周波増幅装置の回路構成図
【符号の説明】
1 チューナ 2 コイル 3 第一のコンデンサー 4 可変コイル 5 第二のコンデンサー 6 LCトラップ 7 セラミックトラップ 8 SAWフィルタ 9 VIF回路 10 可変容量ダイオード 11 抵抗 12 電圧制御回路 13 マイコン 14 リモコン 15 リモコン受光部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナの出力にコイルと,可変コイル
    とコンデンサーで構成されたLCトラップと,セラミッ
    クトラップと,可変容量ダイオードとを直列に接続した
    回路をグランド間に設け、またそのトラップ回路の後段
    にSAWフィルタを設け、その出力にVIF回路を設
    け、前記セラミックトラップと可変容量ダイオードの接
    続点と電圧制御回路を抵抗を介して接続し、さらに前記
    電圧制御回路からの信号レベルがリモコンのキーのアッ
    プ及びダウンに応じてマイコンにより制御されることを
    特徴とする映像中間周波増幅装置。
JP24572695A 1995-09-25 1995-09-25 映像中間周波増幅装置 Pending JPH0993501A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400418B1 (en) * 1998-09-28 2002-06-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image display device
CN102230280A (zh) * 2011-06-18 2011-11-02 天守(福建)超纤科技股份有限公司 可降解大豆纤维合成革的生产方法

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