JPH0992570A - コンデンサ放電器具 - Google Patents
コンデンサ放電器具Info
- Publication number
- JPH0992570A JPH0992570A JP26933395A JP26933395A JPH0992570A JP H0992570 A JPH0992570 A JP H0992570A JP 26933395 A JP26933395 A JP 26933395A JP 26933395 A JP26933395 A JP 26933395A JP H0992570 A JPH0992570 A JP H0992570A
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- Japan
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- capacitor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全確実にコンデンサの充電電荷を放電させ
ることのできるコンデンサ放電器具を提供する。 【解決手段】 第1プローブ1と第2プローブ2が導線
3で接続されてなり、プローブ1,2は、中空棒状に形
成されたケース4,6と、ケース4,6から突出される
導電性の接触子5,7とをそれぞれ備えており、第1プ
ローブ1には、電力を消費して効率よく放熱する放熱体
HEと、放熱体HEの両端電圧値に対応して点灯/消灯
する表示部NE,Rとの並列回路が収納されており、こ
の並列回路の一方側は、第1プローブの接触子5に接続
され、他方側は導線3を介して第2プローブの接触子7
に接続されている。
ることのできるコンデンサ放電器具を提供する。 【解決手段】 第1プローブ1と第2プローブ2が導線
3で接続されてなり、プローブ1,2は、中空棒状に形
成されたケース4,6と、ケース4,6から突出される
導電性の接触子5,7とをそれぞれ備えており、第1プ
ローブ1には、電力を消費して効率よく放熱する放熱体
HEと、放熱体HEの両端電圧値に対応して点灯/消灯
する表示部NE,Rとの並列回路が収納されており、こ
の並列回路の一方側は、第1プローブの接触子5に接続
され、他方側は導線3を介して第2プローブの接触子7
に接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンデンサに充
電された電荷を強制的に放電させる器具に関し、特に、
インバータエアコンに好適に使用されるコンデンサ放電
器具に関する。
電された電荷を強制的に放電させる器具に関し、特に、
インバータエアコンに好適に使用されるコンデンサ放電
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータエアコンは、圧縮機モータへ
の交流電源周波数を変化させることにより回転数制御を
して冷暖房能力を増減するエアコンであり、そのため、
交流電源を整流してインバータに直流電圧を供給する整
流回路が必要となる。図6は、この整流回路の一例を図
示したものであり、平滑用コンデンサCの両端電圧が2
82.5V程度となる場合を例示している。図6のよう
な整流回路は、通常、室外機に設けられるが、充電状態
にあるコンデンサに接触するのは非常に危険であるの
で、エアコンを修理するような場合には、先ず、コンデ
ンサCの電荷を放電させる必要がある。
の交流電源周波数を変化させることにより回転数制御を
して冷暖房能力を増減するエアコンであり、そのため、
交流電源を整流してインバータに直流電圧を供給する整
流回路が必要となる。図6は、この整流回路の一例を図
示したものであり、平滑用コンデンサCの両端電圧が2
82.5V程度となる場合を例示している。図6のよう
な整流回路は、通常、室外機に設けられるが、充電状態
にあるコンデンサに接触するのは非常に危険であるの
で、エアコンを修理するような場合には、先ず、コンデ
ンサCの電荷を放電させる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、コンデンサの充電電荷を放電させる適当な器具が存
在しなかったため非常に不便であった。すなわち、コン
デンサを自然放電させたのでは30分程度の時間を要す
る一方、ドライバなどでコンデンサの両端を短絡させる
のは危険であり、適宜なコンデンサ放電器具の開発が要
望されていた。この発明は、この要望に応えるものであ
り、安全確実にコンデンサの充電電荷を放電させること
のできるコンデンサ放電器具を提供することを目的とす
る。
は、コンデンサの充電電荷を放電させる適当な器具が存
在しなかったため非常に不便であった。すなわち、コン
デンサを自然放電させたのでは30分程度の時間を要す
る一方、ドライバなどでコンデンサの両端を短絡させる
のは危険であり、適宜なコンデンサ放電器具の開発が要
望されていた。この発明は、この要望に応えるものであ
り、安全確実にコンデンサの充電電荷を放電させること
のできるコンデンサ放電器具を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、この発明に係るコンデンサ放電器具は、第1プロー
ブと第2プローブとが1本の導線で接続されてなり、前
記第1と第2のプローブは、それぞれ、中空棒状に形成
されたケースと、このケースから突出される導電性の接
触子とを備えており、前記第1プローブには、電力を消
費して効率よく放熱する放熱体と、この放熱体の両端電
圧値に対応して点灯/消灯する表示部とによる並列回路
が収納されており、この並列回路の一方側は、前記第1
プローブの接触子に接続され、他方側は前記導線を介し
て前記第2プローブの接触子に接続されており、前記第
1と第2のプローブを一定時間だけコンデンサの両端に
接触させることにより、コンデンサの電荷を放電させる
ようにしている。ここで、放熱体は、例えば、金属製の
中空円筒芯の外周に絶縁物を介在させてニクロム線を巻
着し、更に絶縁物を介在させてステンレス線を巻着して
構成されており、金属製の中空円筒芯として、好適に
は、ステンレス、鉄、またはアルミニウムが用いられ
る。また、前記ケースは、例えば、合成樹脂からなる2
つの部材を超音波接着して構成されており、好適には、
ポリカーボネート、ABS(Acrylonitrile-butadiene-s
tyreneアクリロニトル・ブタジエン・スチレン) 、また
はPP(Polypropyleneポリプロピレン) が用いられる。
為、この発明に係るコンデンサ放電器具は、第1プロー
ブと第2プローブとが1本の導線で接続されてなり、前
記第1と第2のプローブは、それぞれ、中空棒状に形成
されたケースと、このケースから突出される導電性の接
触子とを備えており、前記第1プローブには、電力を消
費して効率よく放熱する放熱体と、この放熱体の両端電
圧値に対応して点灯/消灯する表示部とによる並列回路
が収納されており、この並列回路の一方側は、前記第1
プローブの接触子に接続され、他方側は前記導線を介し
て前記第2プローブの接触子に接続されており、前記第
1と第2のプローブを一定時間だけコンデンサの両端に
接触させることにより、コンデンサの電荷を放電させる
ようにしている。ここで、放熱体は、例えば、金属製の
中空円筒芯の外周に絶縁物を介在させてニクロム線を巻
着し、更に絶縁物を介在させてステンレス線を巻着して
構成されており、金属製の中空円筒芯として、好適に
は、ステンレス、鉄、またはアルミニウムが用いられ
る。また、前記ケースは、例えば、合成樹脂からなる2
つの部材を超音波接着して構成されており、好適には、
ポリカーボネート、ABS(Acrylonitrile-butadiene-s
tyreneアクリロニトル・ブタジエン・スチレン) 、また
はPP(Polypropyleneポリプロピレン) が用いられる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るコ
ンデンサ放電器具の外観図であり、使用時にコンデンサ
の両端に接触させる第1、第2プローブ1,2と、両プ
ローブ1,2を電気的に接続する接続ケーブル3とが図
示されている。なお、一例を挙げると、第1プローブの
全長は132mm、第2プローブの全長は130mm、
接続ケーブルの全長は800mm程度である。第1プロ
ーブ1は、円筒状のケース4の先端から導電性の第1接
触子5が突出されており、ケース4の円形窓4aから内
部が見えるようになっている。ケース4は、例えば、外
径12.5mm、長さ110mm程度の大きさであり、
好適には、ポリカーボネート(PC)、ABS、PPな
どによって構成される。そして、図2(a)のA−A断
面図に示すように、断面半円状の2つの部材4A,4B
が接合された後、超音波接着されて一体化されている。
なお、接着状態において、2つの部材4A,4Bは、第
1接触子の端部5aや接続ケーブルの端部3aに圧接さ
れており、第1接触子5と接続ケーブル3を固定してい
る。このように、第1プローブ1のケース4は、2つの
部材4A,4Bを接着して構成しているので、内部に回
路部品を収納するのが容易であり、必要最小限の大きさ
とすることができる。
て図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るコ
ンデンサ放電器具の外観図であり、使用時にコンデンサ
の両端に接触させる第1、第2プローブ1,2と、両プ
ローブ1,2を電気的に接続する接続ケーブル3とが図
示されている。なお、一例を挙げると、第1プローブの
全長は132mm、第2プローブの全長は130mm、
接続ケーブルの全長は800mm程度である。第1プロ
ーブ1は、円筒状のケース4の先端から導電性の第1接
触子5が突出されており、ケース4の円形窓4aから内
部が見えるようになっている。ケース4は、例えば、外
径12.5mm、長さ110mm程度の大きさであり、
好適には、ポリカーボネート(PC)、ABS、PPな
どによって構成される。そして、図2(a)のA−A断
面図に示すように、断面半円状の2つの部材4A,4B
が接合された後、超音波接着されて一体化されている。
なお、接着状態において、2つの部材4A,4Bは、第
1接触子の端部5aや接続ケーブルの端部3aに圧接さ
れており、第1接触子5と接続ケーブル3を固定してい
る。このように、第1プローブ1のケース4は、2つの
部材4A,4Bを接着して構成しているので、内部に回
路部品を収納するのが容易であり、必要最小限の大きさ
とすることができる。
【0006】第2プローブ2は、長さ方向に6本の突条
6aを備える略円柱状のケース6と、ケース6の先端か
ら突出される導電性の第2接触子7とからなり、第2接
触子7の端部7aは、半田付けなどによって接続ケーブ
ル3に接続されている(図2)。ケース6は、例えば、
外径6mm、長さ100mm程度の大きさであり、その
先端部に形成されたネジ溝が、第2接触子の端部7bに
形成されたネジ山に螺合されて一体化されている。図
2、図3に示すように、第1プローブ1の内部には、抵
抗値が150KΩ程度である固定抵抗Rと、点灯/消灯
されるネオンランプNEと、700Ω程度の抵抗値を有
する放熱体HEとからなる回路が収納されている。図4
に示すように、放熱体HEは、ステンレス製の中空円筒
芯8の外周にマイカ9を介在させてニクロム線10を巻
着し、その外周にマイカ11を更に介在させてステンレ
ス線12を巻着して構成されている。なお、ステンレス
線12は、マイカ11を押さえ付けるものであり、ま
た、ステンレス製の中空円筒芯8に代えて、鉄やアルミ
ニウムを用いても良い。この放熱体HEは、半田ごて用
の発熱体(ヒーター)としても使用可能なものであり、
数100Vの電圧を加えても焼き切れることなく効率よ
く放熱する素子である。従って、この放熱体HEを充電
状態のコンデンサに接続したとしても、焼き切れる恐れ
はなく、放電電流による発熱を効率よく放熱することが
できる。
6aを備える略円柱状のケース6と、ケース6の先端か
ら突出される導電性の第2接触子7とからなり、第2接
触子7の端部7aは、半田付けなどによって接続ケーブ
ル3に接続されている(図2)。ケース6は、例えば、
外径6mm、長さ100mm程度の大きさであり、その
先端部に形成されたネジ溝が、第2接触子の端部7bに
形成されたネジ山に螺合されて一体化されている。図
2、図3に示すように、第1プローブ1の内部には、抵
抗値が150KΩ程度である固定抵抗Rと、点灯/消灯
されるネオンランプNEと、700Ω程度の抵抗値を有
する放熱体HEとからなる回路が収納されている。図4
に示すように、放熱体HEは、ステンレス製の中空円筒
芯8の外周にマイカ9を介在させてニクロム線10を巻
着し、その外周にマイカ11を更に介在させてステンレ
ス線12を巻着して構成されている。なお、ステンレス
線12は、マイカ11を押さえ付けるものであり、ま
た、ステンレス製の中空円筒芯8に代えて、鉄やアルミ
ニウムを用いても良い。この放熱体HEは、半田ごて用
の発熱体(ヒーター)としても使用可能なものであり、
数100Vの電圧を加えても焼き切れることなく効率よ
く放熱する素子である。従って、この放熱体HEを充電
状態のコンデンサに接続したとしても、焼き切れる恐れ
はなく、放電電流による発熱を効率よく放熱することが
できる。
【0007】図2、図3に則して電気的接続を説明する
と、第2接触子7は、接続ケーブル3を介して、放熱体
HEの一方側の引出し線HEa に接続されており、この
引出し線HEa は、中空円筒芯8の中を通る内部接続線
を介して、ネオンランプNEの一方側端子に接続されて
いる。そして、ネオンランプNEの他方側端子は、固定
抵抗Rを介して第1接触子5に接続されており、第1接
触子5はまた、放熱体HEの他方側の引出し線HEb に
接続されている。なお、図示していないが、接続ケーブ
ル3と放熱体HEとの接続箇所HEa は、絶縁チューブ
などで被覆されている。また、ネオンランプNEは、ケ
ース4の円形窓4aの位置に取り付けられており、その
点灯/消灯が外部から視認できるようになっている。
と、第2接触子7は、接続ケーブル3を介して、放熱体
HEの一方側の引出し線HEa に接続されており、この
引出し線HEa は、中空円筒芯8の中を通る内部接続線
を介して、ネオンランプNEの一方側端子に接続されて
いる。そして、ネオンランプNEの他方側端子は、固定
抵抗Rを介して第1接触子5に接続されており、第1接
触子5はまた、放熱体HEの他方側の引出し線HEb に
接続されている。なお、図示していないが、接続ケーブ
ル3と放熱体HEとの接続箇所HEa は、絶縁チューブ
などで被覆されている。また、ネオンランプNEは、ケ
ース4の円形窓4aの位置に取り付けられており、その
点灯/消灯が外部から視認できるようになっている。
【0008】続いて、以上の構成からなるコンデンサ放
電器具について、その使用方法を説明する。コンデンサ
放電器具をインバータエアコン(図6)に使用する場合
を想定すると、最初に、スイッチSWを操作してエアコ
ンの電源を切断する必要がある。その後、第1プローブ
5と第2のプローブ7をコンデンサCの両端子に接触さ
せる。すると、コンデンサCの両端電圧(例えば、28
2.5V程度)がネオンランプNEに加わることによ
り、ネオンランプNEは所定の色に発光する。また、コ
ンデンサCに充電されている電荷は、700Ω程度の抵
抗値を有する放熱体HEを介して短絡されることにな
る。その為、放熱体HEのニクロム線にはコンデンサの
放電電流が流れるが、自らの発熱は、ステンレス製の円
筒芯8や外周部のステンレス線から効率よく放熱され
る。また、充電電荷が放電されるに応じて、コンデンサ
Cの両端電圧も漸次減少してゆく。図5(a)と図5
(b)は、それぞれ、コンデンサの静電容量が1500
μFの場合と4000μFの場合の放電曲線を示してい
る。
電器具について、その使用方法を説明する。コンデンサ
放電器具をインバータエアコン(図6)に使用する場合
を想定すると、最初に、スイッチSWを操作してエアコ
ンの電源を切断する必要がある。その後、第1プローブ
5と第2のプローブ7をコンデンサCの両端子に接触さ
せる。すると、コンデンサCの両端電圧(例えば、28
2.5V程度)がネオンランプNEに加わることによ
り、ネオンランプNEは所定の色に発光する。また、コ
ンデンサCに充電されている電荷は、700Ω程度の抵
抗値を有する放熱体HEを介して短絡されることにな
る。その為、放熱体HEのニクロム線にはコンデンサの
放電電流が流れるが、自らの発熱は、ステンレス製の円
筒芯8や外周部のステンレス線から効率よく放熱され
る。また、充電電荷が放電されるに応じて、コンデンサ
Cの両端電圧も漸次減少してゆく。図5(a)と図5
(b)は、それぞれ、コンデンサの静電容量が1500
μFの場合と4000μFの場合の放電曲線を示してい
る。
【0009】コンデンサの電荷の放電により、両端電圧
が例えば70V程度まで減少すると、それまで点灯され
ていたネオンランプNEが消灯されるので、容易に放電
状態を確認することができる。ネオンランプNEが消灯
されたのを確認した後、更に2〜3秒の時間プローブ
1,2の接触状態を維持すると、人体に無害の電圧まで
両端電圧が減少するので、その後、プローブ1,2をコ
ンデンサから離せば良い。このように、本発明に係るコ
ンデンサ放電器具によれば、コンデンサCの電荷は10
秒以内の時間で確実に放電されるので、迅速にエアコン
の保守作業などに移ることができ作業効率が良い。以
上、本発明の一実施態様について説明したが、本発明は
適宜に設計変更が可能である。例えば、第1プローブ、
第2プローブとも、棒状の先端部を備えているが、これ
に代えてワニ口クリップの形状などにしても良い。ま
た、ネオンランプNEに代えて高耐圧のLEDなどを採
用しても良く、この場合には、LEDの消灯によって放
電完了を確認できて好ましい。
が例えば70V程度まで減少すると、それまで点灯され
ていたネオンランプNEが消灯されるので、容易に放電
状態を確認することができる。ネオンランプNEが消灯
されたのを確認した後、更に2〜3秒の時間プローブ
1,2の接触状態を維持すると、人体に無害の電圧まで
両端電圧が減少するので、その後、プローブ1,2をコ
ンデンサから離せば良い。このように、本発明に係るコ
ンデンサ放電器具によれば、コンデンサCの電荷は10
秒以内の時間で確実に放電されるので、迅速にエアコン
の保守作業などに移ることができ作業効率が良い。以
上、本発明の一実施態様について説明したが、本発明は
適宜に設計変更が可能である。例えば、第1プローブ、
第2プローブとも、棒状の先端部を備えているが、これ
に代えてワニ口クリップの形状などにしても良い。ま
た、ネオンランプNEに代えて高耐圧のLEDなどを採
用しても良く、この場合には、LEDの消灯によって放
電完了を確認できて好ましい。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係るコ
ンデンサ放電器具の第1プローブには、電力を消費して
効率よく放熱する放熱体と、この放熱体の両端電圧値に
対応して点灯/消灯する表示部とによる並列回路が収納
されているので、コンデンサの電荷を効率よく放電する
ことができ、しかも、放電完了状態を表示部によって確
認することができる。放熱体は、特に限定されるもので
はないが、例えば、金属製の中空円筒芯の外周に絶縁物
を介在させてニクロム線を巻着し、更に絶縁物を介在さ
せてステンレス線を巻着して構成した場合には、高電圧
や高電力消費に耐えることができて好ましい。
ンデンサ放電器具の第1プローブには、電力を消費して
効率よく放熱する放熱体と、この放熱体の両端電圧値に
対応して点灯/消灯する表示部とによる並列回路が収納
されているので、コンデンサの電荷を効率よく放電する
ことができ、しかも、放電完了状態を表示部によって確
認することができる。放熱体は、特に限定されるもので
はないが、例えば、金属製の中空円筒芯の外周に絶縁物
を介在させてニクロム線を巻着し、更に絶縁物を介在さ
せてステンレス線を巻着して構成した場合には、高電圧
や高電力消費に耐えることができて好ましい。
【図1】本発明に係るコンデンサ放電器具の外観図であ
る。
る。
【図2】図1のコンデンサ放電器具の内部状態を示す一
部断面図である。
部断面図である。
【図3】コンデンサ放電器具の電気回路図である。
【図4】放熱体を示す外観図である。
【図5】コンデンサ放電器具を用いた場合の放電曲線を
図示したものである。
図示したものである。
【図6】インバータエアコンの一部を図示したものであ
る。
る。
【符号の説明】 1 第1プローブ 2 第2プローブ 3 導線(接続ケーブル) 4,6 ケース 5,7 接触子 HE 放熱体 NE 表示部(ネオンランプ) 8 中空円筒芯 10 ニクロム線 9,11 絶縁物(マイカ) 12 ステンレス線
Claims (3)
- 【請求項1】 第1プローブと第2プローブとが1本の
導線で接続されてなり、 前記第1と第2のプローブは、それぞれ、中空棒状に形
成されたケースと、このケースから突出される導電性の
接触子とを備えており、 前記第1プローブには、電力を消費して効率よく放熱す
る放熱体と、この放熱体の両端電圧値に対応して点灯/
消灯する表示部とによる並列回路が収納されており、 この並列回路の一方側は、前記第1プローブの接触子に
接続され、他方側は前記導線を介して前記第2プローブ
の接触子に接続されており、 前記第1と第2のプローブを一定時間だけコンデンサの
両端に接触させることにより、コンデンサの電荷を放電
させるようにしたことを特徴とするコンデンサ放電器
具。 - 【請求項2】 前記放熱体は、金属製の中空円筒芯の外
周に絶縁物を介在させてニクロム線を巻着し、更に絶縁
物を介在させてステンレス線を巻着して構成されている
請求項1に記載のコンデンサ放電器具。 - 【請求項3】 前記ケースは、合成樹脂からなる2つの
部材を超音波接着して構成されており、前記表示部は、
ネオンランプで構成されている請求項1又は請求項2に
記載のコンデンサ放電器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26933395A JPH0992570A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | コンデンサ放電器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26933395A JPH0992570A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | コンデンサ放電器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0992570A true JPH0992570A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17470909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26933395A Withdrawn JPH0992570A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | コンデンサ放電器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0992570A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016521956A (ja) * | 2013-06-17 | 2016-07-25 | エービービー テクノロジー エルティーディー. | 高電圧コンバータにおけるキャパシタ短絡 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP26933395A patent/JPH0992570A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016521956A (ja) * | 2013-06-17 | 2016-07-25 | エービービー テクノロジー エルティーディー. | 高電圧コンバータにおけるキャパシタ短絡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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