JPH099238A - Catv用タップオフ - Google Patents
Catv用タップオフInfo
- Publication number
- JPH099238A JPH099238A JP7175417A JP17541795A JPH099238A JP H099238 A JPH099238 A JP H099238A JP 7175417 A JP7175417 A JP 7175417A JP 17541795 A JP17541795 A JP 17541795A JP H099238 A JPH099238 A JP H099238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- catv
- frequency characteristics
- line
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広帯域化されたCATVシステムにおいも加
入者宅の受信信号に周波数偏差が生じないようにするこ
とができる。 【構成】 CATVシステムにおける幹線や分岐線に接
続された分配線1に、末端の加入者宅の引込線2を接続
するためのCATV用タップオフにおいて、同タップオ
フ3内にチルト回路4を内蔵した。
入者宅の受信信号に周波数偏差が生じないようにするこ
とができる。 【構成】 CATVシステムにおける幹線や分岐線に接
続された分配線1に、末端の加入者宅の引込線2を接続
するためのCATV用タップオフにおいて、同タップオ
フ3内にチルト回路4を内蔵した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCATVシステムの分配
線に加入者宅の引込線を接続させるためのCATV用タ
ップオフに関するものである。
線に加入者宅の引込線を接続させるためのCATV用タ
ップオフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のCATV用タップオフAの
回路を示したものである。CATV用タップオフAはC
ATVシステムの分配線Bに縦続接続される入力端子C
及び出力端子Dと、加入者宅の引込線Eに接続される複
数の分配端子Fとを備え、入力端子Cに入力された信号
は分岐器Gにより出力端子Dと分配器Hに分岐されて出
力され、分配器Hでは分配端子Fの数だけ信号を分配し
て分配端子Fに出力させるようになっている。
回路を示したものである。CATV用タップオフAはC
ATVシステムの分配線Bに縦続接続される入力端子C
及び出力端子Dと、加入者宅の引込線Eに接続される複
数の分配端子Fとを備え、入力端子Cに入力された信号
は分岐器Gにより出力端子Dと分配器Hに分岐されて出
力され、分配器Hでは分配端子Fの数だけ信号を分配し
て分配端子Fに出力させるようになっている。
【0003】図5はCATVシステムの概要図である
が、CATVシステムにおいては、信号の伝送系に周波
数特性を有する同軸ケーブル等を使用するため、伝送さ
れる信号には図4に示すような周波数偏差が生じる。こ
れまでのCATVシステムでは幹線や分岐線の途中途中
に設けられる増幅器(幹線増幅器、分岐増幅器等)Kに
同軸ケーブル等による周波数偏差を解消するためのチル
ト回路を内蔵させており、このチルト回路で同軸ケーブ
ル等による周波数偏差を解消し、ヘッドエンドから送出
される放送信号を末端の加入者に一様な信号レベルで送
信できるようにしていた。
が、CATVシステムにおいては、信号の伝送系に周波
数特性を有する同軸ケーブル等を使用するため、伝送さ
れる信号には図4に示すような周波数偏差が生じる。こ
れまでのCATVシステムでは幹線や分岐線の途中途中
に設けられる増幅器(幹線増幅器、分岐増幅器等)Kに
同軸ケーブル等による周波数偏差を解消するためのチル
ト回路を内蔵させており、このチルト回路で同軸ケーブ
ル等による周波数偏差を解消し、ヘッドエンドから送出
される放送信号を末端の加入者に一様な信号レベルで送
信できるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年のC
ATVシステムの多チャンネル化(伝送周波数の広帯域
化)は、短い伝送線においても前記周波数偏差の影響が
無視できないものとなり、それは引込線Eのような伝送
線においても問題となりつつある。しかしながら従来の
タップオフAにはこのような周波数偏差を解消する機能
はないため、広帯域化されたCATVシステムでは加入
者宅の信号に周波数偏差が生じる虞れがあった。
ATVシステムの多チャンネル化(伝送周波数の広帯域
化)は、短い伝送線においても前記周波数偏差の影響が
無視できないものとなり、それは引込線Eのような伝送
線においても問題となりつつある。しかしながら従来の
タップオフAにはこのような周波数偏差を解消する機能
はないため、広帯域化されたCATVシステムでは加入
者宅の信号に周波数偏差が生じる虞れがあった。
【0005】本発明の目的は、広帯域化されたCATV
システムにおいも加入者宅の受信信号に周波数偏差が生
じないようにすることができるCATV用タップオフを
提供することにある。
システムにおいも加入者宅の受信信号に周波数偏差が生
じないようにすることができるCATV用タップオフを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のCATV用タッ
プオフは図1、2に示すように、CATVシステムにお
ける幹線や分岐線に接続された分配線1に、末端の加入
者宅の引込線2を接続するためのCATV用タップオフ
において、同タップオフ3内にチルト回路4を内蔵して
なることを特徴とするものである。
プオフは図1、2に示すように、CATVシステムにお
ける幹線や分岐線に接続された分配線1に、末端の加入
者宅の引込線2を接続するためのCATV用タップオフ
において、同タップオフ3内にチルト回路4を内蔵して
なることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のCATV用タップオフでは、タップオ
フ3内にチルト回路4を内蔵させてなるため、タップオ
フ3自身や引込線2等の周波数特性による伝送信号の周
波数偏差を解消することができ、従って高品質の放送を
加入者に配信することができる。
フ3内にチルト回路4を内蔵させてなるため、タップオ
フ3自身や引込線2等の周波数特性による伝送信号の周
波数偏差を解消することができ、従って高品質の放送を
加入者に配信することができる。
【0008】
【実施例1】図1は本発明のCATV用タップオフの第
1の実施例を示したものである。このタップオフ3は、
入力端子10、出力端子11、分配端子12を備えてお
り、入力端子10及び出力端子11には幹線や分岐線に
接続された分配線(同軸ケーブル)1が縦接続され、4
つある分配端子12には加入者宅の引込線(同軸ケーブ
ル)2が接続されるようになっている。
1の実施例を示したものである。このタップオフ3は、
入力端子10、出力端子11、分配端子12を備えてお
り、入力端子10及び出力端子11には幹線や分岐線に
接続された分配線(同軸ケーブル)1が縦接続され、4
つある分配端子12には加入者宅の引込線(同軸ケーブ
ル)2が接続されるようになっている。
【0009】このタップオフ3内には、入力端子10に
入力されて出力端子11に出力される信号から分岐出力
を得るための分岐器13が内蔵されており、また前記分
岐出力を4つに分配して分配端子12に出力するための
分配器14が内蔵されている。
入力されて出力端子11に出力される信号から分岐出力
を得るための分岐器13が内蔵されており、また前記分
岐出力を4つに分配して分配端子12に出力するための
分配器14が内蔵されている。
【0010】この実施例ではこのタップオフ3の分岐器
13と分配器(4分配器)14との間にチルト回路4を
設けてある。このチルト回路4は、タップオフ3自体が
有する周波数特性と、タップオフ3に接続される引込線
(同軸ケーブル)2が有する周波数特性とを解消して、
引込線2から出力される信号の周波数偏差を解消して全
送信チャンネルの放送信号のレベルをフラットにするこ
とができる周波数特性を持たせてある。具体的には、タ
ップオフ3と引込線2の合成周波数特性と逆の周波数特
性を持たせてある。
13と分配器(4分配器)14との間にチルト回路4を
設けてある。このチルト回路4は、タップオフ3自体が
有する周波数特性と、タップオフ3に接続される引込線
(同軸ケーブル)2が有する周波数特性とを解消して、
引込線2から出力される信号の周波数偏差を解消して全
送信チャンネルの放送信号のレベルをフラットにするこ
とができる周波数特性を持たせてある。具体的には、タ
ップオフ3と引込線2の合成周波数特性と逆の周波数特
性を持たせてある。
【0011】このチルト回路4の周波数特性は接続する
引込線2の長さに合わせて調整できるようになってい
る。この調整は、例えば周波数特性の異なるいく種類も
のチルト回路4をプラグインタイプの部品として用意し
ておき、これを適宜特性のものと付け替えることによっ
て周波数特性を調整できるようにしてもよいし、或いは
適宜スイッチ(ボリューム)により周波数特性を連続し
て或いは段階的に可変できるようにしてもよい。
引込線2の長さに合わせて調整できるようになってい
る。この調整は、例えば周波数特性の異なるいく種類も
のチルト回路4をプラグインタイプの部品として用意し
ておき、これを適宜特性のものと付け替えることによっ
て周波数特性を調整できるようにしてもよいし、或いは
適宜スイッチ(ボリューム)により周波数特性を連続し
て或いは段階的に可変できるようにしてもよい。
【0012】
【実施例2】図2は本発明のCATV用タップオフの第
2の実施例を示したものである。このタップオフ3は実
施例1におけるチルト回路4を、分配器(2分配器)1
4と分配端子12との間に夫々設けるように構成したも
のである。この場合、個々の分配端子12に夫々異なる
長さの引込線2が接続されても、その長さに合った周波
数特性の調整が可能となり、接続される全ての引込線2
の信号についてその周波数偏差を解消することができ
る。
2の実施例を示したものである。このタップオフ3は実
施例1におけるチルト回路4を、分配器(2分配器)1
4と分配端子12との間に夫々設けるように構成したも
のである。この場合、個々の分配端子12に夫々異なる
長さの引込線2が接続されても、その長さに合った周波
数特性の調整が可能となり、接続される全ての引込線2
の信号についてその周波数偏差を解消することができ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明のCATV用タップオフを用いれ
ば次のような効果がある。 .引込線まで含んだ伝送系で信号の周波数偏差を解消
することができる。 .従って広帯域化されたCATVシステムにおいても
加入者は周波数偏差のない放送を受信することができ
る。
ば次のような効果がある。 .引込線まで含んだ伝送系で信号の周波数偏差を解消
することができる。 .従って広帯域化されたCATVシステムにおいても
加入者は周波数偏差のない放送を受信することができ
る。
【図1】本発明のCATV用タップオフの一実施例を示
したブロック図。
したブロック図。
【図2】本発明のCATV用タップオフの他の実施例を
示したブロック図。
示したブロック図。
【図3】従来のCATV用タップオフの一例を示したブ
ロック図。
ロック図。
【図4】同軸ケーブルに伝送される信号の周波数偏差の
説明図。
説明図。
【図5】CATVシステムの概要を示したブロック図。
1 分配線 2 引込線 3 タップオフ 4 チルト回路
Claims (1)
- 【請求項1】CATVシステムにおける幹線や分岐線に
接続された分配線(1)に、末端の加入者宅の引込線
(2)を接続するためのCATV用タップオフにおい
て、同タップオフ(3)内にチルト回路(4)を内蔵し
てなることを特徴とするCATV用タップオフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175417A JPH099238A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | Catv用タップオフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175417A JPH099238A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | Catv用タップオフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099238A true JPH099238A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15995741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7175417A Pending JPH099238A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | Catv用タップオフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099238A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2382473A (en) * | 2001-11-21 | 2003-05-28 | Technetix Plc | Cable tap unit |
WO2003052881A1 (en) * | 2001-12-15 | 2003-06-26 | Corenet, Inc. | Tap-off capable of easily extending hybrid fiber coaxial (hfc) network |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP7175417A patent/JPH099238A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2382473A (en) * | 2001-11-21 | 2003-05-28 | Technetix Plc | Cable tap unit |
GB2382473B (en) * | 2001-11-21 | 2005-03-02 | Technetix Plc | Cable tap unit |
WO2003052881A1 (en) * | 2001-12-15 | 2003-06-26 | Corenet, Inc. | Tap-off capable of easily extending hybrid fiber coaxial (hfc) network |
US7016575B2 (en) | 2001-12-15 | 2006-03-21 | Corenet, Inc. | Tap-off capable of easily extending hybrid fiber coaxial (HFC) network |
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